JP2003138411A - 作業用手袋 - Google Patents

作業用手袋

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JP2003138411A
JP2003138411A JP2001330063A JP2001330063A JP2003138411A JP 2003138411 A JP2003138411 A JP 2003138411A JP 2001330063 A JP2001330063 A JP 2001330063A JP 2001330063 A JP2001330063 A JP 2001330063A JP 2003138411 A JP2003138411 A JP 2003138411A
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JP
Japan
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thumb
covering
cover
belly
original hand
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Pending
Application number
JP2001330063A
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English (en)
Inventor
Terukazu Fujihana
照和 藤花
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Showa Co Ltd
Original Assignee
Showa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用時の作業性を向上させるとともに、長寿命
化を図った作業用手袋を提供する。 【解決手段】原手表面に樹脂被膜を設けてなる作業用手
袋であって、原手11は親指覆い部12以外の4本の指
覆い部13を一体に備えるとともに、親指覆い部12に
ついては親指の腹の部分を覆う部分12aを一体に備え
てなる本体部14と、本体部14に縫着により取り付け
られ親指の腹の部分を覆う部分以外の親指部分を覆う部
分12bとから構成され、親指の腹の部分を覆う部分1
2aは本体部14を構成する生地に形成されたほぼU字
状の縦長の切り込み15で囲まれた部分を上方に折り返
すことにより形成され、前記親指部分を覆う部分12b
のほぼ上半分を上方に折り返された親指の腹の部分を覆
う部分12aに縫い付け、また前記親指部分を覆う部分
12bのほぼ下半分を切り込み15に形成されたほぼU
字状の開口部16の周りに縫い付けて親指覆い部12を
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、メリヤス編地を縫
製することにより作られた原手の表面に樹脂被膜を設け
てなる作業用手袋に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種作業用手袋の製造に使われ
る原手としては、例えば図7〜図10に示すように親指
覆い部1以外の4本の指覆い部2を一体に備えた本体部
3に親指覆い部1を縫い付けるための孔部4を設け、こ
の孔部4に親指覆い部1の付け根を縫い付けてなるもの
が一般に知られている。5は本体部3の孔部4に対する
親指覆い部1の縫着部であり、完成された原手の親指覆
い部1の股の部分から外側に環状に存在する。なお、原
手の親指覆い部1は以上のようにして作られるのである
が、原手の他の部分、つまり親指覆い部1以外の4本の
指覆い部2を含む本体部3は親指覆い部1が取り付けら
れた後、図8に示すように展開された生地を2つ折りし
た後、周囲を縫着することにより作られる。ところで、
上記原手はメリヤス編地により作られている。 【0003】上記のように縫着により作られた原手は裏
側が表面に現れた状態にあるため、縫着作業完了後、原
手を裏返す必要がある。このように図7〜図10に示す
従来の原手は親指覆い部1の股の部分に縫着部5が存在
しており、この原手の表面に樹脂被膜を設けて作られた
図11に示す作業用手袋6は縫着部5の位置において付
着している樹脂の厚みが他の部分よりも薄くなる傾向に
ある。即ち、縫着部5は生地を重ねて縫い付けているこ
とから、原手としては他の部分に比べて厚みが大となっ
ており、このような原手を手型に嵌めたとき、縫着部5
が盛り上がり、エッジ状となり、それを樹脂液中に浸し
て引き上げ、乾燥させることによりでき上がった作業用
手袋6はエッジ状の縫着部5の位置において付着してい
る樹脂が少なくなっている。 【0004】このような作業用手袋6を手に嵌めて作業
を行なうのであるが、作業用手袋6には原手の親指覆い
部1の股の部分に縫着部5が存在してエッジ状に盛り上
がっていることから、ロープなどを握って引っ張るなど
の作業を行なうとき、ロープなどからの力が盛り上がっ
ている縫着部5に掛かって縫着部5が手の親指の股の部
分に強く当たり、親指の股の部分の皮膚に傷を付けると
いう問題や、親指覆い部1の股の部分の縫着部5に外力
が集中して、縫着部5外側の樹脂被膜が破損し易くな
り、作業用手袋6を早期の内に損傷に至らしめるという
問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、手の親指の股の部分に原手の親指
覆い部の股の部分に縫着部が存在せず、作業用手袋の使
用時の作業性を向上させるとともに、長寿命化を図った
作業用手袋を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、メリヤス編地により作られた原手の表面に
樹脂被膜を設けてなる作業用手袋であって、原手は裏向
き状態で親指覆い部以外の4本の指覆い部を一体に備え
るとともに、親指覆い部については親指の腹の部分を覆
う部分を一体に備えてなる本体部と、この本体部に縫着
により取り付けられ前記親指の腹の部分を覆う部分以外
の親指部分を覆う部分とから構成され、前記親指の腹の
部分を覆う部分は本体部を構成する生地に形成されたほ
ぼU字状の縦長の切り込みで囲まれた部分を上方に折り
返すことにより形成されており、前記切り込みで囲まれ
た部分を上方に折り返すことによって開口部が形成され
るようになり、前記親指の腹の部分を覆う部分以外の親
指部分を覆う部分のほぼ上半分を前記上方に折り返され
た親指の腹の部分を覆う部分に縫い付け、また前記親指
の腹の部分を覆う部分以外の親指部分を覆う部分のほぼ
下半分をほぼU字状の開口部の周りに縫い付けて親指覆
い部を形成してなり、本体部に親指覆い部が形成された
状態で本体部周囲が縫着されてなることを要旨とするも
のである。 【0007】この構成により、原手の親指覆い部の股の
部分に縫着部が存在しないことから前記従来例のような
エッジ状の盛り上がりがなく、ロープなどを握って引っ
張るなどの作業を行なうとき、原手そのものから手の親
指の股の部分に強く当たる部分が存在せず、親指の股の
部分の皮膚に傷を付けるという問題を解消して作業用手
袋の使用時の作業性を向上させるとともに、原手の親指
覆い部の股の部分に樹脂が均一に付着することになり、
前記従来例のものに比べて親指覆い部の股の部分の外側
の樹脂被膜の破損を遅らせ、長寿命化を図った作業用手
袋を提供することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図6において、
11はメリヤス編地により作られた原手で、本実施の形
態における原手11は親指覆い部12以外の4本の指覆
い部13を一体に備えるとともに、親指覆い部12につ
いては親指の腹の部分を覆う部分12aを一体に備えて
なる本体部14と、この本体部14に縫着により取り付
けられ前記親指の腹の部分を覆う部分12a以外の親指
部分を覆う部分12bとから構成される。詳しくは、前
記親指の腹の部分を覆う部分12aは本体部14を構成
する生地に形成されたほぼU字状の縦長の切り込み15
で囲まれた部分を上方に折り返すことにより形成され
る。そして、切り込み15で囲まれた部分を上方に折り
返すことによって切り込み15の部分には開口部16が
形成され、前記親指の腹の部分を覆う部分12a以外の
親指部分を覆う部分12bのほぼ上半分を前記上方に折
り返された親指の腹の部分を覆う部分12aに縫い付
け、また前記親指の腹の部分を覆う部分12a以外の親
指部分を覆う部分12bのほぼ下半分をほぼU字状の開
口部16の周りに縫い付けて親指覆い部12を形成して
いる。17は親指覆い部12の縫着部である。 【0009】なお、原手11の親指覆い部12は以上の
ようにして作られるのであるが、原11手の他の部分、
つまり親指覆い部12以外の4本の指覆い部13を含む
本体部14は親指覆い部12が形成された後、図3に示
すように展開された生地を2つ折りした後、周囲を縫着
することにより作られる。18は周囲の縫着部である。
ところで、上記原手11はメリヤス編地により作られて
いる。 【0010】上記のように縫着により作られた原手11
は裏側が表面に現れた状態にあるため、縫着作業完了
後、原手11を裏返す必要がある。このようにして作ら
れた原手11は手型に嵌められて樹脂液中に浸して引き
上げ、乾燥工程終了後、手型から外すことにより原手1
1の表面に樹脂被膜が設けられた作業用手袋19が完成
する。 【0011】図6に示すように本実施の形態の作業用手
袋19は原手11の親指覆い部12の股の部分に縫着部
が存在しないことから前記従来例のようなエッジ状の盛
り上がりがなく、ロープなどを握って引っ張るなどの作
業を行なうとき、原手11そのものから手の親指の股の
部分に強く当たる部分が存在せず、親指の股の部分の皮
膚に傷を付けるという問題がなく、使用時の作業性を向
上させることができる。また、原手11の親指覆い部1
2の股の部分にエッジ状の縫着部が存在しないことか
ら、原手11の親指覆い部12の股の部分に樹脂が均一
に付着することになり、また作業用手袋19の使用時に
おいても前記従来例のような親指覆い部の股の部分の縫
着部に外力が集中して、縫着部外側の樹脂被膜が破損す
るという問題がなくなり、作業用手袋19を早期の内に
損傷に至らしめるという問題を解消して、長寿命化を図
ることができる。特に、図面に示す本実施の形態の作業
用手袋19では原手11の親指覆い部12の縫着部が存
在しない股の部分の幅を大きく確保してあり、これによ
り上記した使用時の作業性の向上、長寿命化により一層
寄与することができる。 【0012】 【発明の効果】以上のように本発明の作業用手袋は、原
手の親指覆い部の股の部分に縫着部が存在しないことか
ら前記従来例のようなエッジ状の盛り上がりがなく、ロ
ープなどを握って引っ張るなどの作業を行なうとき、原
手そのものから手の親指の股の部分に強く当たる部分が
存在せず、親指の股の部分の皮膚に傷を付けるという問
題を解消して作業用手袋の使用時の作業性を向上させる
とともに、原手の親指覆い部の股の部分に樹脂が均一に
付着することになり、前記従来例のものに比べて親指覆
い部の股の部分の外側の樹脂被膜の破損を遅らせ、長寿
命化を図った作業用手袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態における原手の展開図で
ある。 【図2】同展開状態の原手の切り込みで囲まれた部分を
上方に折り返した状態を示す斜視図である。 【図3】同展開状態の原手に親指覆い部を形成した状態
を示す斜視図である。 【図4】同裏向き状態の原手の斜視図である。 【図5】同原手を裏返して表側から見た斜視図である。 【図6】同原手の表面に樹脂被膜が設けられた作業用手
袋の斜視図である。 【図7】従来例における原手の展開図である。 【図8】同展開状態の原手に親指覆い部を形成した状態
を示す斜視図である。 【図9】同裏向き状態の原手の斜視図である。 【図10】同原手を裏返して表側から見た斜視図である。 【図11】同原手の表面に樹脂被膜が設けられた作業用手
袋の斜視図である。 【符号の説明】 11 原手 12 親指覆い部 12a 親指の腹の部分を覆う部分 12b 親指の腹の部分を覆う部分以外の親指部
分を覆う部分 13 親指覆い部以外の4本の指覆い部 14 本体部 15 切り込み 16 開口部 17,18 縫着部 19 作業用手袋

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 メリヤス編地により作られた原手の表面に
    樹脂被膜を設けてなる作業用手袋であって、原手は裏向
    き状態で親指覆い部以外の4本の指覆い部を一体に備え
    るとともに、親指覆い部については親指の腹の部分を覆
    う部分を一体に備えてなる本体部と、この本体部に縫着
    により取り付けられ前記親指の腹の部分を覆う部分以外
    の親指部分を覆う部分とから構成され、前記親指の腹の
    部分を覆う部分は本体部を構成する生地に形成されたほ
    ぼU字状の縦長の切り込みで囲まれた部分を上方に折り
    返すことにより形成されており、前記切り込みで囲まれ
    た部分を上方に折り返すことによって開口部が形成され
    るようになり、前記親指の腹の部分を覆う部分以外の親
    指部分を覆う部分のほぼ上半分を前記上方に折り返され
    た親指の腹の部分を覆う部分に縫い付け、また前記親指
    の腹の部分を覆う部分以外の親指部分を覆う部分のほぼ
    下半分をほぼU字状の開口部の周りに縫い付けて親指覆
    い部を形成してなり、本体部に親指覆い部が形成された
    状態で本体部周囲が縫着されてなることを特徴とする作
    業用手袋。
JP2001330063A 2001-10-29 2001-10-29 作業用手袋 Pending JP2003138411A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101039685B1 (ko) 2008-06-02 2011-06-08 종 철 장 오지 작업용 장갑
CN104116236A (zh) * 2013-04-24 2014-10-29 日曜发明画廊股份有限公司 手套

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101039685B1 (ko) 2008-06-02 2011-06-08 종 철 장 오지 작업용 장갑
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302