JP2003137615A - 光学デバイスの製造方法 - Google Patents
光学デバイスの製造方法Info
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- JP2003137615A JP2003137615A JP2001331775A JP2001331775A JP2003137615A JP 2003137615 A JP2003137615 A JP 2003137615A JP 2001331775 A JP2001331775 A JP 2001331775A JP 2001331775 A JP2001331775 A JP 2001331775A JP 2003137615 A JP2003137615 A JP 2003137615A
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- Polarising Elements (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2つのプリズムの接合面を均一にすることが
できると共に、非常の小さい光学デバイスを製造するこ
とのできる光学デバイスの製造方法を提供する。 【解決手段】 所定の厚さ、長さ及び幅を有する2枚の
ガラスプレートを接着剤を介して接合してプレート積層
体を形成し、底面が略正方形となるように前記プレート
積層体を一方の側面に平行に所定の幅で切断し、略中央
に接合面が平行に延出する所定の長さの被研磨ブロック
を複数形成し、前記接合面が正方形底面の対角線となる
ように前記被研磨ブロックの4角を研磨し、前記光学デ
バイスが連続する正四角柱形状のデバイス連続体を形成
し、そして前記デバイス連続体を所定の間隔で切断して
複数の前記光学デバイスを形成する。
できると共に、非常の小さい光学デバイスを製造するこ
とのできる光学デバイスの製造方法を提供する。 【解決手段】 所定の厚さ、長さ及び幅を有する2枚の
ガラスプレートを接着剤を介して接合してプレート積層
体を形成し、底面が略正方形となるように前記プレート
積層体を一方の側面に平行に所定の幅で切断し、略中央
に接合面が平行に延出する所定の長さの被研磨ブロック
を複数形成し、前記接合面が正方形底面の対角線となる
ように前記被研磨ブロックの4角を研磨し、前記光学デ
バイスが連続する正四角柱形状のデバイス連続体を形成
し、そして前記デバイス連続体を所定の間隔で切断して
複数の前記光学デバイスを形成する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、2つの直角三角柱
形状のプリズムの斜辺面同士を接合して立方体又は正四
角柱形状に形成した光学デバイス、いわゆるビームスプ
リッタの製造方法に関する。
形状のプリズムの斜辺面同士を接合して立方体又は正四
角柱形状に形成した光学デバイス、いわゆるビームスプ
リッタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−287205号公報は、光
学多層膜が形成されたプリズムを接着治具のホルダ部上
にセットし、光学多層膜上に熱硬化型接着剤を塗布し、
その上にプリズムをのせて位置合わせをし、ばねで加圧
して、オーブンで加熱して偏光ビームスプリッタを形成
する方法を開示する。しかしながら、図13で示すよう
に、このような方法で製造されたビームスプリッタ10
0では、第1のプリズム部材101と、第2のプリズム
部材103とが接着層102を介して接合されるが、押
圧力の偏り、接着剤流れ、接着剤塗布時の偏り等によっ
て、接着層102の厚さが不均一となり、第2のプリズ
ム部材103が第1のプリズム部材101に対して傾
き、入射光Lに対する反射光Lsや透過光Lp、この場
合には特に透過光Lpが標準放射ラインLp‘に対して
偏って放射されるという不具合があった。
学多層膜が形成されたプリズムを接着治具のホルダ部上
にセットし、光学多層膜上に熱硬化型接着剤を塗布し、
その上にプリズムをのせて位置合わせをし、ばねで加圧
して、オーブンで加熱して偏光ビームスプリッタを形成
する方法を開示する。しかしながら、図13で示すよう
に、このような方法で製造されたビームスプリッタ10
0では、第1のプリズム部材101と、第2のプリズム
部材103とが接着層102を介して接合されるが、押
圧力の偏り、接着剤流れ、接着剤塗布時の偏り等によっ
て、接着層102の厚さが不均一となり、第2のプリズ
ム部材103が第1のプリズム部材101に対して傾
き、入射光Lに対する反射光Lsや透過光Lp、この場
合には特に透過光Lpが標準放射ラインLp‘に対して
偏って放射されるという不具合があった。
【0003】このため、2つのプリズムによってビーム
スプリッタを製造する方法では、2つのプリズムの位置
の整合、接着状態の均一化、工程が煩雑で生産性が悪い
等の問題伝があり、例えば、特開2000−14326
4号では、複数の矩形平板状光学部材を接着剤を介して
積層し、核平板状光学部材の端縁を結ぶ平面と平板状光
学部材の板面との形成角度が45°となるよう平板状光
学部材の面方向の位置を順次ずらして階段状に積層し、
一体化された積層体を45°の傾斜角度に沿った所定ピ
ッチで切断して積層分割体を形成し、これら積層分割体
を整合状態で積層して仮止めして仮止め積層体を形成
し、この仮止め積層体を切断して光学デバイス連結体を
形成し、最後に光学デバイス連結体の仮止めを溶解除去
して光学デバイスに分離する方法を開示して、これらの
問題点を解決しようとした。
スプリッタを製造する方法では、2つのプリズムの位置
の整合、接着状態の均一化、工程が煩雑で生産性が悪い
等の問題伝があり、例えば、特開2000−14326
4号では、複数の矩形平板状光学部材を接着剤を介して
積層し、核平板状光学部材の端縁を結ぶ平面と平板状光
学部材の板面との形成角度が45°となるよう平板状光
学部材の面方向の位置を順次ずらして階段状に積層し、
一体化された積層体を45°の傾斜角度に沿った所定ピ
ッチで切断して積層分割体を形成し、これら積層分割体
を整合状態で積層して仮止めして仮止め積層体を形成
し、この仮止め積層体を切断して光学デバイス連結体を
形成し、最後に光学デバイス連結体の仮止めを溶解除去
して光学デバイスに分離する方法を開示して、これらの
問題点を解決しようとした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記引
例に開示される方法では、接着層102を均一化し、対
面する一対の面105,106の研磨は行われている
が、仮止めされた残りの4面の研磨は不可能であり、ま
た切断された部分の表面の面粗度が大きいという不具合
がある。このため、上記引例のビームスプリッタには、
光の入射方向を定める必要があるため、使用時の方向性
が生じてくるため、非常に小さい製品の製造には不向き
であるという不具合がある。
例に開示される方法では、接着層102を均一化し、対
面する一対の面105,106の研磨は行われている
が、仮止めされた残りの4面の研磨は不可能であり、ま
た切断された部分の表面の面粗度が大きいという不具合
がある。このため、上記引例のビームスプリッタには、
光の入射方向を定める必要があるため、使用時の方向性
が生じてくるため、非常に小さい製品の製造には不向き
であるという不具合がある。
【0005】このため、この発明は、2つのプリズムの
接合面を均一にすることができると共に、非常の小さい
光学デバイスを製造することのできる光学デバイスの製
造方法を提供することにある。
接合面を均一にすることができると共に、非常の小さい
光学デバイスを製造することのできる光学デバイスの製
造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】よって、この発明は、2
つの直角三角柱形状のプリズムの斜辺面同士を接合して
立方体若しくは正四角柱形状とした光学デバイスの製造
方法において、 (a)所定の厚さ、長さ及び幅を有す
る2枚のガラスプレートを接着剤を介して接合してプレ
ート積層体を形成し;(c)底面が略正方形となるよう
に前記プレート積層体を一方の側面に平行に所定の幅で
切断し、略中央に接合面が平行に延出する所定の長さの
被研磨ブロックを複数形成し;(d)前記接合面が正方
形底面の対角線となるように前記被研磨ブロックの4角
を研磨し、前記光学デバイスが連続する正四角柱形状の
デバイス連続体を形成し;そして(e)前記デバイス連
続体を所定の間隔で切断して複数の前記光学デバイスを
形成することを特徴とする光学デバイスの製造方法にあ
る。
つの直角三角柱形状のプリズムの斜辺面同士を接合して
立方体若しくは正四角柱形状とした光学デバイスの製造
方法において、 (a)所定の厚さ、長さ及び幅を有す
る2枚のガラスプレートを接着剤を介して接合してプレ
ート積層体を形成し;(c)底面が略正方形となるよう
に前記プレート積層体を一方の側面に平行に所定の幅で
切断し、略中央に接合面が平行に延出する所定の長さの
被研磨ブロックを複数形成し;(d)前記接合面が正方
形底面の対角線となるように前記被研磨ブロックの4角
を研磨し、前記光学デバイスが連続する正四角柱形状の
デバイス連続体を形成し;そして(e)前記デバイス連
続体を所定の間隔で切断して複数の前記光学デバイスを
形成することを特徴とする光学デバイスの製造方法にあ
る。
【0007】したがって、2枚のガラスプレートを接合
してプレート積層体を形成し、このプレート積層体を所
定の間隔で切断して被研磨ブロックを形成し、接合面が
底面の対角線となるように前記被研磨ブロックの4角を
研磨してデバイス連続体を形成し、このデバイス連続体
を所定の間隔で切断することによって複数の光学デバイ
スを形成するので、光学デバイスの接合面に面する表面
にはすべて研磨加工が施されるため、光学デバイスの品
質を向上させることができると共に、接着面を均一にす
ることができるため、上記課題を達成できるものであ
る。また、デバイス連続体の切断については、切断面
が、光の入射又は放射面と異なる面となるため、光学デ
バイスの品質に問題が生じない。
してプレート積層体を形成し、このプレート積層体を所
定の間隔で切断して被研磨ブロックを形成し、接合面が
底面の対角線となるように前記被研磨ブロックの4角を
研磨してデバイス連続体を形成し、このデバイス連続体
を所定の間隔で切断することによって複数の光学デバイ
スを形成するので、光学デバイスの接合面に面する表面
にはすべて研磨加工が施されるため、光学デバイスの品
質を向上させることができると共に、接着面を均一にす
ることができるため、上記課題を達成できるものであ
る。また、デバイス連続体の切断については、切断面
が、光の入射又は放射面と異なる面となるため、光学デ
バイスの品質に問題が生じない。
【0008】さらに、前記製造工程において、前記プレ
ート積層体を構成する一方のガラスプレートには、他方
のガラスプレートとの接合面に、偏光分離膜がコーティ
ングされることが望ましい。前記偏光分離膜は、ガラス
プレート同士の接合前に、一方のガラスプレートの接合
面にコーティングされ、その後に接着剤が塗布されるこ
とが望ましい。尚、接着剤としては、UV硬化型接着剤
が望ましい。
ート積層体を構成する一方のガラスプレートには、他方
のガラスプレートとの接合面に、偏光分離膜がコーティ
ングされることが望ましい。前記偏光分離膜は、ガラス
プレート同士の接合前に、一方のガラスプレートの接合
面にコーティングされ、その後に接着剤が塗布されるこ
とが望ましい。尚、接着剤としては、UV硬化型接着剤
が望ましい。
【0009】さらにまた、前記ガラスプレートの表面
は、鏡面加工されていることが望ましい。この製造方法
においては、ガラスプレートによるプレート積層体前の
接合面の鏡面加工を行うことができるので、鏡面加工を
容易に行うことができるものである。
は、鏡面加工されていることが望ましい。この製造方法
においては、ガラスプレートによるプレート積層体前の
接合面の鏡面加工を行うことができるので、鏡面加工を
容易に行うことができるものである。
【0010】また、前記デバイス連続体の表面には、反
射防止膜(AR膜)がコーティングされることが望まし
い。この場合も、研磨後のデバイス連続体の状態で表面
に反射防止皮膜をコーティングできるので、コーティン
グ作業を容易に行うことができる。
射防止膜(AR膜)がコーティングされることが望まし
い。この場合も、研磨後のデバイス連続体の状態で表面
に反射防止皮膜をコーティングできるので、コーティン
グ作業を容易に行うことができる。
【0011】さらにまた、前記被研磨ブロックは、端面
が正方形の正四角柱形状をし、側面間の4つの角部の一
つに、端面の対角線方向に方形に延出する装着溝部を有
すると共に、該装着溝部の対向する2つの側面のそれぞ
れに固定手段が形成される第1の治具に装着されて2つ
の角部が研磨され、端面が正方形の正四角柱形状をし、
側面間の4つの角部に一つに、端面の対角線方向に、9
0°の挟角を有するV字状に延出する装着溝部を有する
と共に、該装着溝部の対向する2つの側面のそれぞれに
固定手段が形成される第2の治具に装着されて残りの2
つの角部が研磨されることが望ましい。
が正方形の正四角柱形状をし、側面間の4つの角部の一
つに、端面の対角線方向に方形に延出する装着溝部を有
すると共に、該装着溝部の対向する2つの側面のそれぞ
れに固定手段が形成される第1の治具に装着されて2つ
の角部が研磨され、端面が正方形の正四角柱形状をし、
側面間の4つの角部に一つに、端面の対角線方向に、9
0°の挟角を有するV字状に延出する装着溝部を有する
と共に、該装着溝部の対向する2つの側面のそれぞれに
固定手段が形成される第2の治具に装着されて残りの2
つの角部が研磨されることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0013】通常、ビームスプリッタ20は、図11及
び図12に示すように、略立方体形状又は接合面24に
垂直な面25,26を底面とする正四角柱形状に形成さ
れるもので、2つのプリズム部材21,22及びこれら
プリズム部材21,22の接合面24に配される偏光分
離膜や接着剤からなる中間部材22とによって構成され
る。また、前記ビームスプリッタ20の側面、言い換え
ると前記中間部剤22と対向する4つの側面27,2
8、29,30は、平坦に研磨されると共に反射防止膜
(AR膜)がコーティングされることが望ましい。これ
により、図12で示すように、光線Lが入射すると、こ
の光線Lが、前記偏光分離膜によって反射光Lsと透過
光Lpとに分離されるようになっているものである。
び図12に示すように、略立方体形状又は接合面24に
垂直な面25,26を底面とする正四角柱形状に形成さ
れるもので、2つのプリズム部材21,22及びこれら
プリズム部材21,22の接合面24に配される偏光分
離膜や接着剤からなる中間部材22とによって構成され
る。また、前記ビームスプリッタ20の側面、言い換え
ると前記中間部剤22と対向する4つの側面27,2
8、29,30は、平坦に研磨されると共に反射防止膜
(AR膜)がコーティングされることが望ましい。これ
により、図12で示すように、光線Lが入射すると、こ
の光線Lが、前記偏光分離膜によって反射光Lsと透過
光Lpとに分離されるようになっているものである。
【0014】以下、本願発明に係る上記構成のビームス
プリッタ20を製造する方法を開示する。
プリッタ20を製造する方法を開示する。
【0015】図1に示されるガラスプレート1は、所望
の大きさのビームスプリッタ20を製造するために、前
記ビームスプリッタ20の接合面24の長さの略半分の
厚さを有すると共に、前記接合面24の長さの略整数倍
の幅及び長さを有するもので、両面に鏡面加工が施され
るものである。
の大きさのビームスプリッタ20を製造するために、前
記ビームスプリッタ20の接合面24の長さの略半分の
厚さを有すると共に、前記接合面24の長さの略整数倍
の幅及び長さを有するもので、両面に鏡面加工が施され
るものである。
【0016】そして、このガラスプレート1の接合面1
aには、図2に示すように、前記中間部材22となる偏
光分離膜がコーティングされ、さらにUV硬化型接着剤
が塗布され、中間層2を形成する。したがって、この発
明では、平板状のガラスプレート1に、中間層2となる
偏光分離膜2又はUV硬化型接着剤を塗布することか
ら、前記中間層2の均一化が容易となり、作業性も良
い。
aには、図2に示すように、前記中間部材22となる偏
光分離膜がコーティングされ、さらにUV硬化型接着剤
が塗布され、中間層2を形成する。したがって、この発
明では、平板状のガラスプレート1に、中間層2となる
偏光分離膜2又はUV硬化型接着剤を塗布することか
ら、前記中間層2の均一化が容易となり、作業性も良
い。
【0017】そして、図3に示すように、前記ガラスプ
レート1と前記中間層2を挟持するように、前記ガラス
プレート1と同様のガラスプレート3を接合して、プレ
ート積層体4を形成する。そして、図4に示すように、
前記プレート積層体4を一側面に沿って所定の間隔、具
体的には、プレート積層体4の厚さと同じ間隔で、カッ
ター等の切断装置5によって切断し、端面が略正方形の
細長い正四角柱状の被研磨ブロック6を形成する。この
被研磨ブロック6は、図5に示すように、第1のガラス
部61、中間層62及び第2のガラス部材62から構成
され、前記第1のガラス部61、前記中間層62及び前
記第2のガラス部材62は、お互いに平行に延出する。
レート1と前記中間層2を挟持するように、前記ガラス
プレート1と同様のガラスプレート3を接合して、プレ
ート積層体4を形成する。そして、図4に示すように、
前記プレート積層体4を一側面に沿って所定の間隔、具
体的には、プレート積層体4の厚さと同じ間隔で、カッ
ター等の切断装置5によって切断し、端面が略正方形の
細長い正四角柱状の被研磨ブロック6を形成する。この
被研磨ブロック6は、図5に示すように、第1のガラス
部61、中間層62及び第2のガラス部材62から構成
され、前記第1のガラス部61、前記中間層62及び前
記第2のガラス部材62は、お互いに平行に延出する。
【0018】以下、前記被研磨ブロック6の研磨工程に
入る。この研磨の第1工程において、前記被研磨ブロッ
ク6は、図6(a)で示されるように、正方形端面の対
角線が垂直となるように、第1の研磨用治具7に装着さ
れる。そして、前記被研磨ブロック6の第1のガラス部
61の一方の角部を中間層62の端部を結ぶ第1の研磨
ライン8まで研磨し、図6(b)で示すような第1の中
間研磨ブロック6aが形成される。この第1の中間研磨
ブロック6aは、一方の端部が45°に研磨された第1
のガラス部材64と、中間層62と、第2のガラス部材
63とによって構成される。
入る。この研磨の第1工程において、前記被研磨ブロッ
ク6は、図6(a)で示されるように、正方形端面の対
角線が垂直となるように、第1の研磨用治具7に装着さ
れる。そして、前記被研磨ブロック6の第1のガラス部
61の一方の角部を中間層62の端部を結ぶ第1の研磨
ライン8まで研磨し、図6(b)で示すような第1の中
間研磨ブロック6aが形成される。この第1の中間研磨
ブロック6aは、一方の端部が45°に研磨された第1
のガラス部材64と、中間層62と、第2のガラス部材
63とによって構成される。
【0019】次に、研磨の第2工程において、図7
(a)で示すように、前記第1の中間研磨ブロック6a
を90°回転させて前記第1の研磨時具7に装着し、同
様に第1の研磨ライン8まで研磨する。これによって、
第2の中間研磨ブロック6bが形成される。この実施の
形態では、この第2の中間研磨ブロック6bは、45°
の研磨された一端を有する第2のガラス部材65と、前
記第1のガラス部材64と、それらの間に位置する中間
層62とによって構成される。尚、この第1の中間研磨
部材6aの回転方向については特に限定されるものでは
ない。
(a)で示すように、前記第1の中間研磨ブロック6a
を90°回転させて前記第1の研磨時具7に装着し、同
様に第1の研磨ライン8まで研磨する。これによって、
第2の中間研磨ブロック6bが形成される。この実施の
形態では、この第2の中間研磨ブロック6bは、45°
の研磨された一端を有する第2のガラス部材65と、前
記第1のガラス部材64と、それらの間に位置する中間
層62とによって構成される。尚、この第1の中間研磨
部材6aの回転方向については特に限定されるものでは
ない。
【0020】そして、研磨の第3工程において、図8
(a)で示すように、前記第2の中間研磨ブロック6b
を90°回転させて、第2の研磨治具9に装着し、第2
の研磨ライン8Aまで研磨する。これによって、第3の
中間研磨部材6cが形成される。この第3の中間研磨部
材6cは、図8(b)で示すように、プリズム状となっ
た第2のガラス部材66と、中間層62と、第1のガラ
ス部材64とによって構成される。
(a)で示すように、前記第2の中間研磨ブロック6b
を90°回転させて、第2の研磨治具9に装着し、第2
の研磨ライン8Aまで研磨する。これによって、第3の
中間研磨部材6cが形成される。この第3の中間研磨部
材6cは、図8(b)で示すように、プリズム状となっ
た第2のガラス部材66と、中間層62と、第1のガラ
ス部材64とによって構成される。
【0021】そして最後に、研磨の最終工程において、
前記第3の中間研磨部材6cを90°回転させて、第3
の研磨治具10に装着し、第3の研磨ライン8Bまで研
磨し、最終的なデバイス連続体6dが得られる。このデ
バイス連続体6dは、プリズム状となった第1のガラス
部材67及び第2のガラス部材66と、その間に位置し
て対角面となる中間層62とによって構成される。これ
によって、デバイス連続体6dの4つの側面68,6
9,70,71は研磨されたものとなる。また、上記研
磨工程を、切除用研磨工程と仕上げ用研磨工程(鏡面加
工工程)とによって構成するようにしてもよいものであ
る。
前記第3の中間研磨部材6cを90°回転させて、第3
の研磨治具10に装着し、第3の研磨ライン8Bまで研
磨し、最終的なデバイス連続体6dが得られる。このデ
バイス連続体6dは、プリズム状となった第1のガラス
部材67及び第2のガラス部材66と、その間に位置し
て対角面となる中間層62とによって構成される。これ
によって、デバイス連続体6dの4つの側面68,6
9,70,71は研磨されたものとなる。また、上記研
磨工程を、切除用研磨工程と仕上げ用研磨工程(鏡面加
工工程)とによって構成するようにしてもよいものであ
る。
【0022】次に、上述した研磨工程によって形成され
たデバイス連続体6dを、カッター等の切断装置5によ
って所定の間隔で切断し、複数の図11で示されるビー
ムスプリッタ20を得ることができるものである。
たデバイス連続体6dを、カッター等の切断装置5によ
って所定の間隔で切断し、複数の図11で示されるビー
ムスプリッタ20を得ることができるものである。
【0023】また、図14乃至図17において、研磨工
程の別の実施の形態を示す。以下、この実施の形態につ
いて説明する。尚、上記実施の形態と同一の個所及び同
様の効果を奏する個所には同一の符号を付してその説明
を省略する。
程の別の実施の形態を示す。以下、この実施の形態につ
いて説明する。尚、上記実施の形態と同一の個所及び同
様の効果を奏する個所には同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0024】この研磨工程において、先ず最初に、図1
4(a)で示すように、前記被研磨ブロック6をA治具
31に装着され、このA治具31を複数ベース治具30
にねじ32によって固定する。前記A治具31は、端面
が正方形状の正四角柱形状をしており、一つの角部に
は、対角線方向に方形に延出するように切除された凹状
の装着溝35が形成され、それと対峙する2つの側面に
は、固定用のねじ穴33,34が形成されている。これ
によって、A治具31の装着溝35に装着された前記被
研磨ブロック6の中間層62が45°に傾斜するように
配される。尚、被研磨ブロック6を前記装着溝35に装
着する方法としては、パラフィン等の仮止め材による方
法、前記A治具の熱膨張を利用する方法が考えられる
が、特に限定されるものではない。
4(a)で示すように、前記被研磨ブロック6をA治具
31に装着され、このA治具31を複数ベース治具30
にねじ32によって固定する。前記A治具31は、端面
が正方形状の正四角柱形状をしており、一つの角部に
は、対角線方向に方形に延出するように切除された凹状
の装着溝35が形成され、それと対峙する2つの側面に
は、固定用のねじ穴33,34が形成されている。これ
によって、A治具31の装着溝35に装着された前記被
研磨ブロック6の中間層62が45°に傾斜するように
配される。尚、被研磨ブロック6を前記装着溝35に装
着する方法としては、パラフィン等の仮止め材による方
法、前記A治具の熱膨張を利用する方法が考えられる
が、特に限定されるものではない。
【0025】以上の構成により、研磨工程の第1の工程
では、ねじ32をA治具31のねじ穴33と螺合させて
前記A治具31をベース治具30に固定し、被研磨ブロ
ック6の第1のガラス部材61の一方の角が水平に、研
磨ライン8Cまで研磨されて、一方に45°の研磨面を
有する第1のガラス部材64と、第2のガラス部材63
と、中間層62とからなる第1の中間研磨部材6aが形
成される。
では、ねじ32をA治具31のねじ穴33と螺合させて
前記A治具31をベース治具30に固定し、被研磨ブロ
ック6の第1のガラス部材61の一方の角が水平に、研
磨ライン8Cまで研磨されて、一方に45°の研磨面を
有する第1のガラス部材64と、第2のガラス部材63
と、中間層62とからなる第1の中間研磨部材6aが形
成される。
【0026】その後、図14(b)で示すように、加工
後のベース治具30から研磨面までの高さhを測定し、
その高さhによって正しく研磨されたか否かを判定し、
正しく研磨されたと判定された場合には、図15(a)
で示すように、第2の工程として、前記A治具31を9
0°回転させてねじ32をねじ穴34に螺合させること
によって前記ベース治具30に固定し、前記第1のガラ
ス部材64の他方の角を水平に研磨ライン8Cまで研磨
する。これによって、両方の角部が45°に研磨されて
形成されたプリズムの連続体である第1のガラス部材6
7と、中間層62と第2のガラス部材63とからなる第
2の中間研磨部材6eが形成される。そして、同様に、
図15(b)で示すように、加工後のベース治具30か
ら研磨面までの高さhを測定し、その高さhによって正
しく研磨されたか否かを判定し、正しく研磨されたと判
定された場合には、A治具31をベース治具30から取
り外し、さらに、前記第2の中間研磨部材6eをA治具
31から取り外す。
後のベース治具30から研磨面までの高さhを測定し、
その高さhによって正しく研磨されたか否かを判定し、
正しく研磨されたと判定された場合には、図15(a)
で示すように、第2の工程として、前記A治具31を9
0°回転させてねじ32をねじ穴34に螺合させること
によって前記ベース治具30に固定し、前記第1のガラ
ス部材64の他方の角を水平に研磨ライン8Cまで研磨
する。これによって、両方の角部が45°に研磨されて
形成されたプリズムの連続体である第1のガラス部材6
7と、中間層62と第2のガラス部材63とからなる第
2の中間研磨部材6eが形成される。そして、同様に、
図15(b)で示すように、加工後のベース治具30か
ら研磨面までの高さhを測定し、その高さhによって正
しく研磨されたか否かを判定し、正しく研磨されたと判
定された場合には、A治具31をベース治具30から取
り外し、さらに、前記第2の中間研磨部材6eをA治具
31から取り外す。
【0027】そして、前記第2の中間研磨部材6eは、
図16(a)で示されるように、第3の工程として、B
治具40に装着される。このB治具40は、端面が正方
形形状をした正四角柱形状をしており、一つの角部から
対角線方向に90°の角度を有するV字状に延出する装
着溝43を有すると共に、この装着溝43と対峙する2
つの側面のそれぞれには、固定用ねじ穴41,42が形
成される。
図16(a)で示されるように、第3の工程として、B
治具40に装着される。このB治具40は、端面が正方
形形状をした正四角柱形状をしており、一つの角部から
対角線方向に90°の角度を有するV字状に延出する装
着溝43を有すると共に、この装着溝43と対峙する2
つの側面のそれぞれには、固定用ねじ穴41,42が形
成される。
【0028】前記被研磨ブロック6eは、前記第1のガ
ラス部材67が前記装着溝43に固定されるように前記
B治具40に装着され、さらにB治具40は、ねじ32
が前記固定用ねじ穴41に螺合して前記ベース治具30
に固定される。その後、前記第2のガラス部材63の一
方の角が、研磨ライン8Cまで水平方向に研磨され、一
方に45°の傾斜面を有する第2のガラス部材65とな
り、この第2のガラス部材65と、前記中間層62と、
第1のガラス部材67とからなる第3の中間研磨部材6
fが形成される。
ラス部材67が前記装着溝43に固定されるように前記
B治具40に装着され、さらにB治具40は、ねじ32
が前記固定用ねじ穴41に螺合して前記ベース治具30
に固定される。その後、前記第2のガラス部材63の一
方の角が、研磨ライン8Cまで水平方向に研磨され、一
方に45°の傾斜面を有する第2のガラス部材65とな
り、この第2のガラス部材65と、前記中間層62と、
第1のガラス部材67とからなる第3の中間研磨部材6
fが形成される。
【0029】そして、図16(b)で示すように、加工
後のベース治具30から研磨面までの高さhを測定し、
その高さhによって正しく研磨されたか否かを判定し、
正しく研磨されたと判定された場合には、図17(a)
で示すように、最終工程として、前記B治具40を90
°回転させてねじ32をねじ穴42に螺合させることに
よって前記ベース治具30に固定し、前記第2のガラス
部材65の他方の角を水平に研磨ライン8Cまで研磨す
る。
後のベース治具30から研磨面までの高さhを測定し、
その高さhによって正しく研磨されたか否かを判定し、
正しく研磨されたと判定された場合には、図17(a)
で示すように、最終工程として、前記B治具40を90
°回転させてねじ32をねじ穴42に螺合させることに
よって前記ベース治具30に固定し、前記第2のガラス
部材65の他方の角を水平に研磨ライン8Cまで研磨す
る。
【0030】これによって、図17(b)で示すよう
に、両方の角部が45°に研磨されて形成されたプリズ
ムの連続体である第2のガラス部材66と、中間層62
と第2のガラス部材67とからなるデバイス連続体6d
が形成される。そして、同様に、加工後のベース治具3
0から研磨面までの高さhを測定し、その高さhによっ
て正しく研磨されたか否かを判定し、正しく研磨された
と判定された場合には、B治具40をベース治具30か
ら取り外し、さらに、前記デバイス連続体6dをB治具
40から取り外す。
に、両方の角部が45°に研磨されて形成されたプリズ
ムの連続体である第2のガラス部材66と、中間層62
と第2のガラス部材67とからなるデバイス連続体6d
が形成される。そして、同様に、加工後のベース治具3
0から研磨面までの高さhを測定し、その高さhによっ
て正しく研磨されたか否かを判定し、正しく研磨された
と判定された場合には、B治具40をベース治具30か
ら取り外し、さらに、前記デバイス連続体6dをB治具
40から取り外す。
【0031】そして、上述した研磨工程によって形成さ
れたデバイス連続体6dを、カッター等の切断装置5に
よって所定の間隔で切断し、複数の図11で示されるビ
ームスプリッタ20を得ることができるものである。
れたデバイス連続体6dを、カッター等の切断装置5に
よって所定の間隔で切断し、複数の図11で示されるビ
ームスプリッタ20を得ることができるものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、最終切断工程において切断される面は、光線が入射
又は放射させる面ではないので、切断工程において切断
面に微妙な凹凸が存在してもビームスプリッタとしての
性能には特に問題を生じないものである。
ば、最終切断工程において切断される面は、光線が入射
又は放射させる面ではないので、切断工程において切断
面に微妙な凹凸が存在してもビームスプリッタとしての
性能には特に問題を生じないものである。
【0033】また、このビームスプリッタにおいては、
光線の入射又は放射面がすべて研磨工程によって形成さ
れることから、完全なフラット面を形成することができ
るため、光の入射及び放射性能を従来の製品に比べて格
段に向上させることができるものである。
光線の入射又は放射面がすべて研磨工程によって形成さ
れることから、完全なフラット面を形成することができ
るため、光の入射及び放射性能を従来の製品に比べて格
段に向上させることができるものである。
【0034】さらに、最初の段階で接合面を形成できる
ので、接合面を均一に形成できるため、接合面で反射す
る反射光及び接合面を透過する透過光を正確に放射でき
るため、ビームスプリッタとしての品質を向上させるこ
とができるものである。
ので、接合面を均一に形成できるため、接合面で反射す
る反射光及び接合面を透過する透過光を正確に放射でき
るため、ビームスプリッタとしての品質を向上させるこ
とができるものである。
【0035】さらにまた、この発明の製造方法において
は、ビームスプリッタの一辺の長さが1mm以下の微小
な製品を、精度良く、また歩留まり良く製造することが
可能となるものである。
は、ビームスプリッタの一辺の長さが1mm以下の微小
な製品を、精度良く、また歩留まり良く製造することが
可能となるものである。
【0036】また、第1又は第2の治具に被研磨ブロッ
クを装着して固定して一方の角部を研磨し、これが終了
した段階で第1又は第2の治具それ自体を90°回転さ
せて固定することによって治具から被研磨ブロックを取
り外すことなく、他方の角部の研磨も実行できるため、
作業工数を減少させることができるものである。さら
に、これによってコストダウンを達成できる。
クを装着して固定して一方の角部を研磨し、これが終了
した段階で第1又は第2の治具それ自体を90°回転さ
せて固定することによって治具から被研磨ブロックを取
り外すことなく、他方の角部の研磨も実行できるため、
作業工数を減少させることができるものである。さら
に、これによってコストダウンを達成できる。
【図1】本願発明の実施の形態に係るガラスプレートの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】偏光分離膜が形成されたガラスプレートの斜視
図である。
図である。
【図3】プレート積層体の斜視図である。
【図4】プレート積層体を切断して被研磨ブロックを形
成する状態を示した説明図である。
成する状態を示した説明図である。
【図5】被研磨ブロックの斜視図である。
【図6】研磨の第1工程を示した説明図である。
【図7】研磨の第2工程を示した説明図である。
【図8】研磨の第3工程を示した説明図である。
【図9】研磨の最終工程を示した説明図である。
【図10】デバイス連続体を切断してビームスプリッタ
を形成する状態を示した説明図でる。
を形成する状態を示した説明図でる。
【図11】ビームスプリッタの斜視図である。
【図12】ビームスプリッタの光分離状態を示した説明
図である。
図である。
【図13】従来のビームスプリッタの問題点を示した説
明図である。
明図である。
【図14】第2の実施の形態に係る研磨の第1工程を示
した説明図である。
した説明図である。
【図15】第2の実施の形態に係る研磨の第2工程を示
した説明図である。
した説明図である。
【図16】第2の実施の形態に係る研磨の第3工程を示
した説明図である。
した説明図である。
【図17】第2の実施の形態に係る研磨の最終工程を示
した説明図である。
した説明図である。
1 ガラスプレート
2 中間層
4 プレート積層体
5 切断装置
6 被研磨ブロック
6d デバイス連続体
20 ビームスプリッタ
21,23 プリズム部材
22 中間部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G02B 1/11 G02B 5/04 E 4G061
5/04 5/30
5/30 1/10 A
Fターム(参考) 2H042 CA06 CA15
2H049 BA05 BA43 BB61
2K009 AA02 BB02 FF02
4G015 FA01 FB01 FB03 FC14
4G059 AA01 AA08 AA11 AB09 AB11
AC03 AC04 AC05 EB02 FA07
4G061 AA02 AA13 AA18 AA20 BA07
CA02 CB04 CD02 CD05 DA23
DA51
Claims (5)
- 【請求項1】 2つの直角三角柱形状のプリズムの斜辺
面同士を接合して立方体若しくは正四角柱形状とした光
学デバイスの製造方法において、 (a) 所定の厚さ、長さ及び幅を有する2枚のガラス
プレートを接着剤を介して接合してプレート積層体を形
成し; (c) 底面が略正方形となるように前記プレート積層
体を一方の側面に平行に所定の幅で切断し、略中央に接
合面が平行に延出する所定の長さの被研磨ブロックを複
数形成し; (d) 前記接合面が正方形底面の対角線となるように
前記被研磨ブロックの4角を研磨し、前記光学デバイス
が連続する正四角柱形状のデバイス連続体を形成し;そ
して (e) 前記デバイス連続体を所定の間隔で切断して複
数の前記光学デバイスを形成することを特徴とする光学
デバイスの製造方法。 - 【請求項2】 前記プレート積層体を構成する一方のガ
ラスプレートには、他方のガラスプレートとの接合面
に、偏光分離膜がコーティングされることを特徴とする
請求項1記載の光学デバイスの製造方法。 - 【請求項3】 前記ガラスプレートの表面は、鏡面加工
されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光学
デバイスの製造方法。 - 【請求項4】 前記デバイス連続体の表面には、反射防
止膜がコーティングされることを特徴とする請求項1,
2又は3記載の光学デバイスの製造方法。 - 【請求項5】 前記被研磨ブロックは、端面が正方形の
正四角柱形状をし、側面間の4つの角部の一つに、端面
の対角線方向に方形に延出する装着溝部を有すると共
に、該装着溝部の対向する2つの側面のそれぞれに固定
手段が形成される第1の治具に装着されて2つの角部が
研磨され、 端面が正方形の正四角柱形状をし、側面間の4つの角部
に一つに、端面の対角線方向に、90°の挟角を有する
V字状に延出する装着溝部を有すると共に、該装着溝部
の対向する2つの側面のそれぞれに固定手段が形成され
る第2の治具に装着されて残りの2つの角部が研磨され
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載
の光学デバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331775A JP2003137615A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 光学デバイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331775A JP2003137615A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 光学デバイスの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003137615A true JP2003137615A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19147281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001331775A Pending JP2003137615A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 光学デバイスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003137615A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016003276A1 (en) | 2014-06-30 | 2016-01-07 | Anteryon Wafer Optics B.V. | Method for manufacturing optical modules |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001331775A patent/JP2003137615A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016003276A1 (en) | 2014-06-30 | 2016-01-07 | Anteryon Wafer Optics B.V. | Method for manufacturing optical modules |
NL2013094B1 (en) * | 2014-06-30 | 2016-07-11 | Anteryon Wafer Optics B V | Method for manufacturing optical modules. |
US10416419B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-09-17 | Anteryon Wafer Optics B.V. | Method for manufacturing optical modules |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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A977 | Report on retrieval |
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|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080212 |