JP4273945B2 - 複合プリズムの製造方法 - Google Patents

複合プリズムの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4273945B2
JP4273945B2 JP2003404126A JP2003404126A JP4273945B2 JP 4273945 B2 JP4273945 B2 JP 4273945B2 JP 2003404126 A JP2003404126 A JP 2003404126A JP 2003404126 A JP2003404126 A JP 2003404126A JP 4273945 B2 JP4273945 B2 JP 4273945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
laminated block
composite prism
thin film
bonded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003404126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005164982A (ja
Inventor
敬 三ノ京
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Opto Inc
Original Assignee
Konica Minolta Opto Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Opto Inc filed Critical Konica Minolta Opto Inc
Priority to JP2003404126A priority Critical patent/JP4273945B2/ja
Publication of JP2005164982A publication Critical patent/JP2005164982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4273945B2 publication Critical patent/JP4273945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は複合プリズムの製造方法に関するものであり、例えば形状の異なるプリズムが複数接合された構造を有する複合プリズムの製造方法に関するものである。
複合プリズムを高い精度で容易に得ることを目的とした製造方法が、特許文献1で提案されている。その製造方法によれば、まず、表裏両面が同時に研磨加工され、その研磨加工面の所要の表面がコーティングされた光学ガラス板を、それぞれコーティング層を1層ずつ間に介在するようにして重ね合わせ、各重ね合わせ面を接着剤で固着することによりガラス板積層体を形成する。そのガラス板積層体を、所定間隔毎に重ね合わせ面に対して所定の角度をもって斜めに切断し、両切断面を同時に研磨加工することによって、コーティング層が研磨表面に対して所定の角度傾斜した状態となった接合プリズム構成体を形成する。そして、接合プリズム構成体を2箇所のコーティング層を含む位置毎に切断することにより角型棒状プリズム体を形成し、この角型棒状プリズム体を所定の間隔毎に切断する。得られた複合プリズムは、光ピックアップ用の光学素子として使用される。
特許第2639312号公報
複合プリズムのような接合型光学素子には、その接合に光硬化型接合剤を用いるのが一般的である。光硬化型接合剤の代表的なものとしては、紫外線硬化型接着剤が知られている。紫外線硬化型接着剤にはコスト上のメリットがあり、また、透光性材料の外から貼り合わせ面に紫外線を照射するだけで速やかに接着強度が得られるという、製造上のメリットもある。
しかし、特許文献1で提案されている製造方法では、紫外線硬化型接着剤を接合に用いることができない。複数枚の光学ガラス板を重ね合わせた状態で紫外線硬化型接着剤を硬化させようとすると、紫外線硬化のための照射を硬化波長域での透過率が低いコーティング層を通して行わなければならないからである。そのようなコーティング層を通して紫外線照射を行うと、紫外線硬化に必要な照射量が得られず、すべての接合面に対し確実で速やかな接着を行うことができない。つまり、紫外線硬化に必要な照射量の紫外線照射を行うには尋常でない長時間が必要となり、また、光源に近い接合面と光源から離れた接合面とで照射量の差が大きくなるため、これが幾重にも重なることで部品毎に接合強度の信頼性低下や品質のバラツキが生じてしまうのである。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、光硬化型接合剤を用いても接合強度に高い信頼性が得られるとともに品質にバラツキが生じない複合プリズムの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の複合プリズムの製造方法は、表裏に研磨加工が施され必要な面に光学薄膜のコーティングが施された光学ガラス基板を3枚以上重ね合わせ、かつ、光硬化型接合剤で接合することにより、基板間に前記光学薄膜を有する第1積層ブロックを作製し、その第1積層ブロックを2組以上重ね合わせ、かつ、可剥離性接着剤で接着することにより第2積層ブロックを作製し、その第2積層ブロックを前記光学薄膜のコーティング面に対し所定角度で斜めに切断し、その斜め切断面に研磨加工を施し、前記可剥離性接着剤で接着されている面を剥離し、その剥離された面に研削加工及び研磨加工を施した後、所定寸法に切断することを特徴とする。
第2の発明の複合プリズムの製造方法は、表裏に研磨加工が施され必要な面に光学薄膜のコーティングが施された光学ガラス基板を3枚以上重ね合わせ、かつ、光硬化型接合剤で接合することにより、基板間に前記光学薄膜を有する第1積層ブロックを作製し、その第1積層ブロックを2組以上重ね合わせ、かつ、非剥離性接着剤で接着することにより第2積層ブロックを作製し、その第2積層ブロックを前記光学薄膜のコーティング面に対し所定角度で斜めに切断し、その斜め切断面に研磨加工を施し、前記非剥離性接着剤で接着されている部分を取り除くための切断加工を行い、その切断面に研削加工及び研磨加工を施した後、所定寸法に切断することを特徴とする。
第3の発明の複合プリズムの製造方法は、上記第1又は第2の発明において、前記光学ガラス基板の重ね合わせを階段状にずらしながら行い、その階段状のずれの角度が前記第2積層ブロックの切断を行う際の所定角度と同じ又は略同じになるようにすることを特徴とする。
第4の発明の複合プリズムの製造方法は、上記第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記第1積層ブロックの重ね合わせを階段状にずらしながら行い、その階段状のずれの角度が前記第2積層ブロックの切断を行う際の所定角度と同じ又は略同じになるようにすることを特徴とする。
第5の発明の複合プリズムの製造方法は、上記第1〜第4のいずれか1つの発明において、さらに、前記第2積層ブロックの切断を行う前に第2積層ブロックの上下面にダミーガラスを1枚ずつ階段状にずらして接着し、その階段状のずれの角度が前記第2積層ブロックの切断を行う際の所定角度と同じ又は略同じになるようにすることを特徴とする。
第6の発明の複合プリズムの製造方法は、上記第5の発明において、前記ダミーガラスが前記光学ガラス基板と同じ材料から成り、前記斜め切断面に研磨加工を施す際の掛かり代を構成することを特徴とする。
第7の発明の複合プリズムの製造方法は、上記第1〜第6のいずれか1つの発明において、前記光学薄膜が偏光膜又は反射膜であることを特徴とする。
第8の発明の複合プリズムの製造方法は、上記第1〜第7のいずれか1つの発明において、前記光硬化型接合剤が紫外線硬化型接着剤であることを特徴とする。
本発明によれば、第1積層ブロック毎に光硬化型接合剤での接合を行う構成になっているため、接合強度に高い信頼性が得られるとともに品質にもバラツキが生じない。また、第1積層ブロックを2組以上重ね合わせて成る第2積層ブロックに加工を施す構成になっているため、安価で効率的に複合プリズムを製造することができる。
以下、本発明を実施した複合プリズムの製造方法を、図面を参照しつつ説明する。なお、各実施の形態等の相互で同一の部分や相当する部分には同一の符号を付して重複説明を適宜省略する。
本発明に係る複合プリズムの製造方法は、光学薄膜を介した透光性材料の接合を光硬化型接合剤で行うものであり、以下に説明する各実施の形態では、光硬化型接合剤として紫外線硬化型接着剤を使用する。ただし、紫外線硬化型接着剤以外の光硬化型接合剤を用いてもよく、これに限るものではない。紫外線硬化型接着剤にはコスト上のメリットがあり、透光性材料の外から貼り合わせ面に紫外線を照射するだけで速やかに接着強度が得られるという、製造上のメリットもある。したがって、複合プリズムの低コスト化を達成するとともに製造を迅速かつ容易に行うには、紫外線硬化型接着剤を使用することが好ましい。また各実施の形態では、光学薄膜として偏光膜(すなわち所定比率での偏光分離を行う光学薄膜),反射膜(すなわち光路の折り曲げを目的とした光学薄膜)を例示し、透光性材料として光学ガラス基板を例示するが、いずれもこれらの例に限らず、1つの複合プリズムにおける構成要素数も、光学薄膜数が2以上、透光性材料数が3以上であればよい。
《第1,第2の実施の形態(光学薄膜数:2)》
第1,第2の実施の形態では、図1(A)に示すように、透光性材料として3枚の平行平面板状の光学ガラス基板11〜13を用いる。これらの光学ガラス基板11〜13には、表裏の両面に研磨加工が施されており、そのうちの1枚の光学ガラス基板12には、一方の面に偏光膜PC、他方の面に反射膜RCのコーティングが施されている。また光学ガラス基板11〜13の寸法は、製造する複合プリズム10(図7)の各部位に当たる寸法に即し、材料等の無駄が最も少なくなるように考慮した形状やサイズ(つまり、切断,研削,研磨による加工代が最少になる厚さやその他の外形寸法,形状等)に揃えられている。
図1(B)に示すように、光学ガラス基板12の偏光膜PC側のコーティング面に光学ガラス基板13を所定量だけずらして重ね合わせる。その際、重ね合わせる面の少なくとも一方に紫外線硬化型接着剤UAを塗布しておく。そして、紫外線硬化型接着剤UAに対し光学ガラス基板13の側から紫外線を照射する。紫外線で紫外線硬化型接着剤UAが硬化することにより、2枚の光学ガラス基板12,13が接合される。次に、図1(C)に示すように、光学ガラス基板12の反射膜RC側のコーティング面に光学ガラス基板11を所定量だけずらして重ね合わせる。その際、重ね合わせる面の少なくとも一方に紫外線硬化型接着剤UAを塗布しておく。そして、紫外線硬化型接着剤UAに対し光学ガラス基板11の側から紫外線を照射する。紫外線で紫外線硬化型接着剤UAが硬化することにより、2枚の光学ガラス基板11,12が接合される。
上記のようにして3枚の光学ガラス基板11〜13を重ね合わせ、かつ、紫外線硬化型接着剤UAで接合することにより、光学ガラス基板11〜13が階段状にずれて接合されるとともに、光学ガラス基板11〜13間に偏光膜PCと反射膜RCを有する第1積層ブロック21が得られる。この第1積層ブロック21を、第1,第2の実施の形態では3組作製する。
作製した3組の第1積層ブロック21を、図2に示すように所定量だけずらして重ね合わせる。その際、重ね合わせる面の少なくとも一方に接着剤ADを塗布しておく。この接着剤ADは、第1の実施の形態ではホットメルト(hot melt adhesive),水溶性接着剤等の可剥離性接着剤であり、第2の実施の形態ではエポキシ系接着剤等の非剥離性接着剤である。接着剤ADでの接着により、階段状にずれて接合された3組の第1積層ブロック21から成る第2積層ブロック22が得られる。
さらに、第2積層ブロック22の上面と下面に、光学ガラス基板11〜13と同じ材料から成るダミーガラス15を1枚ずつ階段状にずらして重ね合わせる。その際にも、重ね合わせる面の少なくとも一方に接着剤ADを塗布しておくことにより、ダミーガラス15を第2積層ブロック22に貼り付ける。接着剤ADで接着される重ね合わせ面は、いずれも製品上不要な部分であり、製造する複合プリズム10(図7)には残らない。したがって、その接着は簡易的な仮止めでよい。第1の実施の形態では、接着剤ADで接着された面を後で容易に剥離できるようにするため、接着剤ADとしてホットメルト等の可剥離性接着剤を使用している。
次に、ダミーガラス15及び第2積層ブロック22を、偏光膜PC及び反射膜RCのコーティング面(すなわち接合面)に対し所定角度θ(ここでは図2中の破線に沿った角度θ=45°)で斜めに切断する。この斜め切断には切断機を使用し、また切断角度に関しては次工程での変化量を考慮した角度調整を行う。斜め切断により、図3に示す平行四辺形状の第1構造体23が複数枚得られる。
前述したように、光学ガラス基板11〜13の重ね合わせや第1積層ブロック21の重ね合わせを階段状にずらしながら行い、また第2積層ブロック22の上下面にダミーガラス15を1枚ずつ階段状にずらして接着しているのは、第2積層ブロック22及びダミーガラス15を、偏光膜PC及び反射膜RCのコーティング面に対し所定角度θで斜めに切断したときに、材料等の無駄が最も少なくなるようにするためである。したがって、前記階段状のずれの角度は第2積層ブロック22の切断を行う際の所定角度θと同じ又は略同じになるようにするのが好ましい。
複数枚の第1構造体23を斜め切断面で重ね合わせるようにして束ね、両端のダミーガラス15の鋭角部分を面取りする。具体的には、平面研削機を使用して、図3中の破線位置まで削り落とす。面取りが施された第1構造体23に対し、その両斜め切断面に研削加工及び研磨加工を施す。研削加工及び研磨加工には両面ラッピング装置を使用する。光学ガラス基板11〜13と同じ材料から成るダミーガラス15を使用しているので、両面ラッピング装置を使用して研磨加工を行ったときに研磨量に差が生じず、安定した研磨加工を達成することができる。
面取りされたダミーガラス15部分は、第1構造体23を両面ラッピング装置に投入する際のキャリアへの掛かり代となる。斜め切断面に研磨加工を施す際の掛かり代をダミーガラス15で構成すると、光学ガラス基板11〜13で掛かり代を構成する必要がないので、製造する複合プリズム10(図7)に掛かり代の影響が残らず、第1の実施の形態では後記第2構造体24をすべて同一形状で得られるという利点もある。これによって第2構造体24を複数束ねて同時加工することが可能になり、加工が容易かつ効率的なものとなる。
第1構造体23の両斜め切断面に両面ラッピング装置で研削加工及び研磨加工を施す際、その両斜め切断面が正方形に近いほど、加工される面の研磨量が均一になり、クセの少ない良好な面精度を得ることができる。したがって、両斜め切断面の形状が極力正方形となるように第1積層ブロック21の組数を設定して、第2積層ブロック22を構成するするのが好ましい。図2では、第2積層ブロック22の切断方向(破線方向)の長さと紙面垂直方向の長さとがほぼ同じになるように、3組の第1積層ブロック21で第2積層ブロック22を構成している。また第1の実施の形態において、可剥離性の接着剤ADとしてホットメルトを使用した場合、上記両面ラッピング装置での研削加工及び研磨加工は、研削液及び研磨液の温度を30℃前後に保ちながら行うのが好ましい。液温が高くなりすぎると、ホットメルトの接着力が低下し、研削・研磨中に接着面に剥離や歪みが生じるおそれがあるからである。
第1の実施の形態では、第1構造体23(図3)の両斜め切断面に対する研削加工及び研磨加工の終了後、接着剤ADの剥離を行う。可剥離性の接着剤ADとしてホットメルトを使用した場合、第1構造体23をホットプレートで加熱することにより、接着剤ADで接着されている面を剥離する。可剥離性の接着剤ADとして水溶性接着剤を使用した場合、接着剤ADを溶剤で溶かすことにより、接着剤ADで接着されている面を剥離する。接着面の剥離により、第1構造体23は5つの部分に分離される。5つの部分とは、外形形状の揃った(断面が平行四辺形状で棒状の)3つの第2構造体24と、面取りされた2つのダミーガラス15部分である。
第1構造体23の接着剤AD部分での剥離により得られた複数本の第2構造体24を、図4に示すように両斜め切断面で重ね合わせるようにして束ねる。そして、第2構造体24の両端の鋭角部分を破線位置まで削り落とし、その削り落としにより形成された面を含む4面に対し精研削加工及び研磨加工を束ねた状態で施す。破線位置までの研削には平面研削機を使用し、研磨面を得るための精研削加工及び研磨加工には両面ラッピング装置を使用する。このようにして得られた角型・棒状の第3構造体25を図6に示す。
第2の実施の形態では、第1構造体23(図3)の両斜め切断面に対する研削加工及び研磨加工の終了後、図5に示すように複数枚の第1構造体23を両斜め切断面で重ね合わせるようにして束ねる。そして、図5中の破線で示す位置で、非剥離性の接着剤ADで接着されている部分を取り除くための切断加工を行い、その切断加工により形成された面を含む4面に対し精研削加工及び研磨加工を束ねた状態で施す。破線位置での切断加工には切断機(ダイサー)を使用し、研磨面を得るための精研削加工及び研磨加工には両面ラッピング装置を使用する。このようにして得られた角型・棒状の第3構造体25を図6に示す。
第1,第2の実施の形態で得られた第3構造体25(図6)の4つの研磨面すべてに対し、反射防止膜をコーティングする。その後、全研磨面に対して垂直かつ所定寸法間隔(図6中の破線位置)で第3構造体25を切断する。この切断加工には切断機(ダイサー)を使用する。図7に、第3構造体25を切断して得られた複合プリズム10を示す。この複合プリズム10は、平行四辺形プリズムの両側にそれぞれサイズの異なる台形プリズムを接合した構造を有しており、一方の接合面には偏光膜PC、他方の接合面には反射膜RCを有している。偏光膜PCと反射膜RCは互いに平行になっており、また、互いに平行な上面及び下面に対していずれも45゜の角度を成している。1つの複合プリズム10に偏光膜PCと反射膜RCとがコンパクトに収められているため、光ピックアップ用の光学素子として好適である。
第1,第2の実施の形態のように、光学ガラス基板を積層してから加工する製造方法は、マスメリットを活かす効果的で容易な製造方法である。しかし、複数枚の光学ガラス基板をすべて重ね合わせてから、その接合を紫外線硬化型接着剤の硬化により行おうすると、紫外線硬化のための照射を硬化波長域での透過率が低い光学薄膜を通して行わなければならなくなる。そのような光学薄膜を通して紫外線照射を行うと、紫外線硬化に必要な照射量は得られない。
図14に、2種類の偏光膜の分光透過率特性{縦軸:透過率(%),横軸:波長(nm)}の例を示す。図14(A)の偏光膜の場合、紫外線硬化型接着剤の硬化波長を365nmとすると、その透過率は約45%であり、図14(B)の偏光膜の場合、紫外線硬化型接着剤の硬化波長を365nmとすると、その透過率は約10%である。したがって、硬化波長365nmの紫外線が紫外線硬化型接着剤に到達するまでに透過する偏光膜を3層とすると、図14(A)の偏光膜では照射量が約9%にまで低下し、図14(B)の偏光膜で照射量が約0.1%にまで低下することになる。この程度の照射量では、すべての接合面に対し確実で速やかな接着を行うことができない。つまり、紫外線硬化に必要な照射量の紫外線照射を行うには尋常でない長時間が必要となり、また、光源に近い接合面と光源から離れた接合面とで照射量の差が大きくなるため、これが幾重にも重なることで部品毎に接合強度の信頼性低下や品質のバラツキが生じてしまうのである。
第1,第2の実施の形態では、予め接合したブロックを更に積み重ねる方法を採用しているため、上記問題は生じない。つまり、表裏に研磨加工が施され必要な面に光学薄膜のコーティングが施された光学ガラス基板を3枚以上重ね合わせ、かつ、光硬化型接合剤で接合することにより、基板間に光学薄膜を有する第1積層ブロックを作製し、その第1積層ブロックを2組以上重ね合わせ、かつ、可剥離性接着剤又は非剥離性接着剤で接着することにより第2積層ブロックを作製する構成にすると、第1積層ブロック毎に光硬化型接合剤での接合が行われるため、接合強度に高い信頼性が得られるとともに品質にもバラツキが生じない。特に第1,第2の実施の形態の場合、コーティングの施されていない透明な光学ガラス基板11,13を介して接合剤を硬化させるので、照射ロスが小さく、確実な硬化が可能である。また硬化時間のロスも無くなるので、部品の信頼性が向上し、安定した部品を効率良く供給できるのである。また、第1積層ブロックを接着する面は製品上不要な部分となるので、製品性能に与える影響をあまり考慮する必要がない。したがって、簡易的な固定で十分であり、作業がより一層容易になるというメリットもある。
また第1の実施の形態では、第2積層ブロックを光学薄膜のコーティング面に対し所定角度で斜めに切断し、その斜め切断面に研磨加工を施し、可剥離性接着剤で接着されている面を剥離し、その剥離された面に研削加工及び研磨加工を施した後、所定寸法に切断する方法を採用しており、第2の実施の形態では、第2積層ブロックを光学薄膜のコーティング面に対し所定角度で斜めに切断し、その斜め切断面に研磨加工を施し、非剥離性接着剤で接着されている部分を取り除くための切断加工を行い、その切断面に研削加工及び研磨加工を施した後、所定寸法に切断する方法を採用している。このように、第1積層ブロックを2組以上重ね合わせて成る第2積層ブロックに加工を施す構成にすると、安価で効率的に複合プリズムを製造することができる。
《第3,第4の実施の形態(光学薄膜数:3)》
第3,第4の実施の形態では、図8に示すように、透光性材料として4枚の平行平面板状の光学ガラス基板31〜34を用いる。これらの光学ガラス基板31〜34には、表裏の両面に研磨加工が施されており、そのうちの光学ガラス基板32には両面に偏光膜P1,P2のコーティングが施されており、光学ガラス基板33には片面に反射膜RCのコーティングが施されている。また光学ガラス基板31〜34の寸法は、製造する複合プリズム30(図13)の各部位に当たる寸法に即し、材料等の無駄が最も少なくなるように考慮した形状やサイズ(つまり、切断,研削,研磨による加工代が最少になる厚さやその他の外形寸法,形状等)に揃えられている。
まず、光学ガラス基板32の偏光膜P1側のコーティング面に光学ガラス基板31を所定量だけずらして重ね合わせる。その際、重ね合わせる面の少なくとも一方に紫外線硬化型接着剤UA(硬化に必要な照射量:4800mJ)を塗布しておく。そして、紫外線硬化型接着剤UAに対し偏光膜P2の側から仮硬化のための紫外線照射(0.7mW/cm2,2分程度)を行った後、光学ガラス基板31の側から本硬化のための紫外線照射(7mW/cm2,15分程度)を行う。紫外線で紫外線硬化型接着剤UAが硬化することにより、2枚の光学ガラス基板31,32が接合される。
次に、光学ガラス基板32の偏光膜P2側のコーティング面に光学ガラス基板33の非コーティング面を所定量だけずらして重ね合わせる。その際、重ね合わせる面の少なくとも一方に紫外線硬化型接着剤UA(硬化に必要な照射量:4800mJ)を塗布しておく。そして、紫外線硬化型接着剤UAに対し反射膜RCの側から仮硬化のための紫外線照射(0.7mW/cm2,1分程度)を行う。
次に、光学ガラス基板33の反射膜RC側のコーティング面に光学ガラス基板34を所定量だけずらして重ね合わせる。その際、重ね合わせる面の少なくとも一方に紫外線硬化型接着剤UA(硬化に必要な照射量:4800mJ)を塗布しておく。そして、紫外線硬化型接着剤UAに対し光学ガラス基板34の側から仮硬化のための紫外線照射(0.7mW/cm2,1分程度)を行った後、更に光学ガラス基板34の側から本硬化のための紫外線照射(0.7mW/cm2,180分程度)を行う。紫外線で紫外線硬化型接着剤UAが硬化することにより、3枚の光学ガラス基板32〜34が接合される。光学ガラス基板32と光学ガラス基板33との間の紫外線硬化型接着剤UAに対する紫外線照射は反射膜RCを介して行われるため、その紫外線照射時間の設定には紫外線波長域での透過率ロス(約10%の低下)が考慮されている。
上記のようにして4枚の光学ガラス基板31〜34を重ね合わせ、かつ、紫外線硬化型接着剤UAで接合することにより、光学ガラス基板31〜34が階段状にずれて接合されるとともに、光学ガラス基板31〜34間に偏光膜P1,P2と反射膜RCを有する第1積層ブロック41が得られる。この第1積層ブロック41を、第3,第4の実施の形態では4組作製する。
作製した4組の第1積層ブロック41を、図9に示すように所定量だけずらして重ね合わせる。その際、重ね合わせる面の少なくとも一方に接着剤ADを塗布しておく。この接着剤ADは、第3の実施の形態ではホットメルト(hot melt adhesive),水溶性接着剤等の可剥離性接着剤であり、第4の実施の形態ではエポキシ系接着剤等の非剥離性接着剤である。接着剤ADでの接着により、階段状にずれて接合された4組の第1積層ブロック41から成る第2積層ブロック42が得られる。
さらに、第2積層ブロック42の上面と下面に、光学ガラス基板31〜34と同じ材料から成るダミーガラス35を1枚ずつ階段状にずらして重ね合わせる。その際にも、重ね合わせる面の少なくとも一方に接着剤ADを塗布しておくことにより、ダミーガラス35を第2積層ブロック42に貼り付ける。接着剤ADで接着される重ね合わせ面は、いずれも製品上不要な部分であり、製造する複合プリズム30(図13)には残らない。したがって、その接着は簡易的な仮止めでよい。第3の実施の形態では、接着剤ADで接着された面を後で容易に剥離できるようにするため、接着剤ADとしてホットメルト等の可剥離性接着剤を使用している。
次に、ダミーガラス35及び第2積層ブロック42を、偏光膜PC及び反射膜RCのコーティング面(すなわち接合面)に対し所定角度θ(ここでは図9中の破線に沿った角度θ=45°)で斜めに切断する。この斜め切断には切断機を使用し、また切断角度に関しては次工程での変化量を考慮した角度調整を行う。斜め切断により、前記第1,第2の実施の形態(図3)と同様の平行四辺形状の第1構造体43が複数枚得られる。
前述したように、光学ガラス基板31〜34の重ね合わせや第1積層ブロック41の重ね合わせを階段状にずらしながら行い、また第2積層ブロック42の上下面にダミーガラス35を1枚ずつ階段状にずらして接着しているのは、第2積層ブロック42及びダミーガラス35を、偏光膜P1,P2及び反射膜RCのコーティング面に対し所定角度θで斜めに切断したときに、材料等の無駄が最も少なくなるようにするためである。したがって、前記階段状のずれの角度は第2積層ブロック42の切断を行う際の所定角度θと同じ又は略同じになるようにするのが好ましい。
複数枚の第1構造体43を斜め切断面で重ね合わせるようにして束ね、前記第1,第2の実施の形態(図3)と同様、両端のダミーガラス35の鋭角部分を面取りする。具体的には、平面研削機を使用して所定位置まで削り落とす。面取りが施された第1構造体43に対し、その両斜め切断面に研削加工及び研磨加工を施す。研削加工及び研磨加工には両面ラッピング装置を使用する。光学ガラス基板31〜34と同じ材料から成るダミーガラス35を使用しているので、両面ラッピング装置を使用して研磨加工を行ったときに研磨量に差が生じず、安定した研磨加工を達成することができる。
面取りされたダミーガラス35部分は、第1構造体43を両面ラッピング装置に投入する際のキャリアへの掛かり代となる。斜め切断面に研磨加工を施す際の掛かり代をダミーガラス35で構成すると、光学ガラス基板31〜34で掛かり代を構成する必要がないので、製造する複合プリズム30(図13)に掛かり代の影響が残らず、第3の実施の形態では後記第2構造体44(図10)をすべて同一形状で得られるという利点もある。これによって第2構造体44を複数束ねて同時加工することが可能になり、加工が容易かつ効率的なものとなる。
第1構造体43の両斜め切断面に両面ラッピング装置で研削加工及び研磨加工を施す際、その両斜め切断面が正方形に近いほど、加工される面の研磨量が均一になり、クセの少ない良好な面精度を得ることができる。したがって、両斜め切断面の形状が極力正方形となるように第1積層ブロック41の組数を設定して、第2積層ブロック42を構成するするのが好ましい。図9では、第2積層ブロック42の切断方向(破線方向)の長さと紙面垂直方向の長さとがほぼ同じになるように、4組の第1積層ブロック41で第2積層ブロック42を構成している。また第3の実施の形態において、可剥離性の接着剤ADとしてホットメルトを使用した場合、上記両面ラッピング装置での研削加工及び研磨加工は、研削液及び研磨液の温度を30℃前後に保ちながら行うのが好ましい。液温が高くなりすぎると、ホットメルトの接着力が低下し、研削・研磨中に接着面に剥離や歪みが生じるおそれがあるからである。
第3の実施の形態では、第1構造体43(図9)の両斜め切断面に対する研削加工及び研磨加工の終了後、接着剤ADの剥離を行う。可剥離性の接着剤ADとしてホットメルトを使用した場合、第1構造体43をホットプレートで加熱することにより、接着剤ADで接着されている面を剥離する。可剥離性の接着剤ADとして水溶性接着剤を使用した場合、接着剤ADを溶剤で溶かすことにより、接着剤ADで接着されている面を剥離する。接着面の剥離により、第1構造体43は6つの部分に分離される。6つの部分とは、外形形状の揃った(断面が平行四辺形状で棒状の)4つの第2構造体44と、面取りされた2つのダミーガラス35部分である。
第1構造体43の接着剤AD部分での剥離により得られた複数本の第2構造体44を、図10に示すように両斜め切断面で重ね合わせるようにして束ねる。そして、第2構造体44の両端の鋭角部分を破線位置まで削り落とし、その削り落としにより形成された面を含む4面に対し精研削加工及び研磨加工を束ねた状態で施す。破線位置までの研削には平面研削機を使用し、研磨面を得るための精研削加工及び研磨加工には両面ラッピング装置を使用する。このようにして得られた角型・棒状の第3構造体45を図12に示す。
第4の実施の形態では、第1構造体43(図9)の両斜め切断面に対する研削加工及び研磨加工の終了後、図11に示すように複数枚の第1構造体43を両斜め切断面で重ね合わせるようにして束ねる。そして、図11中の破線で示す位置で、非剥離性の接着剤ADで接着されている部分を取り除くための切断加工を行い、その切断加工により形成された面を含む4面に対し精研削加工及び研磨加工を束ねた状態で施す。破線位置での切断加工には切断機(ダイサー)を使用し、研磨面を得るための精研削加工及び研磨加工には両面ラッピング装置を使用する。このようにして得られた角型・棒状の第3構造体45を図12に示す。
第3,第4の実施の形態で得られた第3構造体45(図12)の4つの研磨面すべてに対し、反射防止膜をコーティングする。その後、全研磨面に対して垂直かつ所定寸法間隔(図12中の破線位置)で第3構造体45を切断する。この切断加工には切断機(ダイサー)を使用する。図13に、第3構造体45を切断して得られた複合プリズム30を示す。この複合プリズム30は、サイズの異なる2つの平行四辺形プリズムの両側にそれぞれサイズの異なる台形プリズムを接合した構造を有しており、第1の接合面には偏光膜P1、第2の接合面には偏光膜P2、第3の接合面には反射膜RCを有している。偏光膜P1,P2と反射膜RCは互いに平行になっており、また、互いに平行な上面及び下面に対していずれも45゜の角度を成している。1つの複合プリズム30に偏光膜P1,P2と反射膜RCとがコンパクトに収められているため、光ピックアップ用の光学素子として好適である。
第3,第4の実施の形態においても、前記第1,第2の実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。光学薄膜数が第1,第2の実施の形態よりも1枚多いため、紫外線照射の反射膜RCを通した紫外線照射も必要となるが、紫外線照射を仮硬化と本硬化とに適宜分けて行うことにより、信頼性の高い接合強度を得ることが可能である。
第1,第2の実施の形態における第1積層ブロックの製造工程を示す断面図。 第1,第2の実施の形態における第2積層ブロックとダミーガラスの積層構造を示す断面図。 第1,第2の実施の形態における第1構造体を示す断面図。 第1の実施の形態において第2構造体を複数束ねた状態を示す断面図。 第2の実施の形態において第1構造体を複数束ねた状態を示す断面図。 第1,第2の実施の形態における第3構造体を示す斜視図。 第1,第2の実施の形態により得られる複合プリズムを示す斜視図。 第3,第4の実施の形態における第1積層ブロックを示す断面図。 第3,第4の実施の形態における第2積層ブロックとダミーガラスの積層構造を示す断面図。 第3の実施の形態において第2構造体を複数束ねた状態を示す断面図。 第4の実施の形態において第1構造体を複数束ねた状態を示す断面図。 第3,第4の実施の形態における第3構造体を示す斜視図。 第3,第4の実施の形態により得られる複合プリズムを示す斜視図。 一般的な偏光膜の分光特性を透過率で示すグラフ。
符号の説明
10,30 複合プリズム
11〜13,31〜34 光学ガラス基板
PC,P1,P2 偏光膜(光学薄膜)
RC 反射膜(光学薄膜)
UA 紫外線硬化型接着剤(光硬化型接合剤)
AD 接着剤(可剥離性接着剤,非剥離性接着剤)
21,41 第1積層ブロック
22,42 第2積層ブロック
15,35 ダミーガラス
23,43 第1構造体
24,44 第2構造体
25,45 第3構造体

Claims (8)

  1. 表裏に研磨加工が施され必要な面に光学薄膜のコーティングが施された光学ガラス基板を3枚以上重ね合わせ、かつ、光硬化型接合剤で接合することにより、基板間に前記光学薄膜を有する第1積層ブロックを作製し、その第1積層ブロックを2組以上重ね合わせ、かつ、可剥離性接着剤で接着することにより第2積層ブロックを作製し、その第2積層ブロックを前記光学薄膜のコーティング面に対し所定角度で斜めに切断し、その斜め切断面に研磨加工を施し、前記可剥離性接着剤で接着されている面を剥離し、その剥離された面に研削加工及び研磨加工を施した後、所定寸法に切断することを特徴とする複合プリズムの製造方法。
  2. 表裏に研磨加工が施され必要な面に光学薄膜のコーティングが施された光学ガラス基板を3枚以上重ね合わせ、かつ、光硬化型接合剤で接合することにより、基板間に前記光学薄膜を有する第1積層ブロックを作製し、その第1積層ブロックを2組以上重ね合わせ、かつ、非剥離性接着剤で接着することにより第2積層ブロックを作製し、その第2積層ブロックを前記光学薄膜のコーティング面に対し所定角度で斜めに切断し、その斜め切断面に研磨加工を施し、前記非剥離性接着剤で接着されている部分を取り除くための切断加工を行い、その切断面に研削加工及び研磨加工を施した後、所定寸法に切断することを特徴とする複合プリズムの製造方法。
  3. 前記光学ガラス基板の重ね合わせを階段状にずらしながら行い、その階段状のずれの角度が前記第2積層ブロックの切断を行う際の所定角度と同じ又は略同じになるようにすることを特徴とする請求項1又は2記載の複合プリズムの製造方法。
  4. 前記第1積層ブロックの重ね合わせを階段状にずらしながら行い、その階段状のずれの角度が前記第2積層ブロックの切断を行う際の所定角度と同じ又は略同じになるようにすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合プリズムの製造方法。
  5. さらに、前記第2積層ブロックの切断を行う前に第2積層ブロックの上下面にダミーガラスを1枚ずつ階段状にずらして接着し、その階段状のずれの角度が前記第2積層ブロックの切断を行う際の所定角度と同じ又は略同じになるようにすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合プリズムの製造方法。
  6. 前記ダミーガラスが前記光学ガラス基板と同じ材料から成り、前記斜め切断面に研磨加工を施す際の掛かり代を構成することを特徴とする請求項5記載の複合プリズムの製造方法。
  7. 前記光学薄膜が偏光膜又は反射膜であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の複合プリズムの製造方法。
  8. 前記光硬化型接合剤が紫外線硬化型接着剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の複合プリズムの製造方法。
JP2003404126A 2003-12-03 2003-12-03 複合プリズムの製造方法 Expired - Fee Related JP4273945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404126A JP4273945B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 複合プリズムの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404126A JP4273945B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 複合プリズムの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005164982A JP2005164982A (ja) 2005-06-23
JP4273945B2 true JP4273945B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=34727189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003404126A Expired - Fee Related JP4273945B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 複合プリズムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4273945B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010170606A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Fujinon Corp プリズムアセンブリの製造方法
JP5073690B2 (ja) * 2009-01-21 2012-11-14 富士フイルム株式会社 プリズムアセンブリの製造方法
JP5363190B2 (ja) * 2009-05-20 2013-12-11 ショーダテクトロン株式会社 板ガラスの端面加工方法
WO2015137142A1 (ja) * 2014-03-13 2015-09-17 日本電気硝子株式会社 ガラス積層体の製造方法及びガラス積層体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005164982A (ja) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4006855B2 (ja) 光学デバイスの製造方法
JP6165206B2 (ja) 光制御パネルの製造方法、光制御パネル、光学結像装置、及び、空中映像形成システム
JP2009256125A (ja) 板ガラスの加工方法
JPH09141646A (ja) 基板加工方法
JP2007041117A (ja) 積層光学素子及びその製造方法
WO2017216898A1 (ja) 内視鏡用光学ユニットの製造方法、内視鏡用光学ユニット、および内視鏡
WO2000037720A1 (fr) Procede de liaison de corindon de synthese, procede de production d'une cellule a base de corindon de synthese et cellule a base de corindon de synthese correspondante
WO2006090646A1 (ja) 光学ガラスの製造方法,偏光変換素子の製造方法及び偏光変換素子
JP4273945B2 (ja) 複合プリズムの製造方法
JP4655659B2 (ja) 光学素子の製造方法
JP2006220773A (ja) 光学素子の製造方法
JP2015040910A (ja) 対向する壁面への選択的蒸着方法
JP5095928B2 (ja) 液晶封入用のガラス基板及びその製造方法、並びに、液晶表示装置
JP2000241610A (ja) 光学プリズムの製造方法
TW201310114A (zh) 板材堆疊結構及板材堆疊結構製作方法
JPH11139840A (ja) 電子部品用板ガラスの製造方法
JP2006201372A (ja) 光路変換ミラーおよびそれを用いた光路変換装置ならびに光路変換ミラーの製法
JP2007249130A (ja) 平板状光学部材、光学デバイスの製造方法、及び光学デバイス
JP5617848B2 (ja) 光学素子の製造方法及びその製造方法に用いる治具
JPH0566303A (ja) 偏光分離プリズムの製造方法
JPH0743531A (ja) 分波部品の製造方法
TWI224211B (en) Method for manufacturing an optical low-pass filter
JP5025613B2 (ja) 光導波路の製造方法
JP2011125933A (ja) 研磨方法
JP2006084861A (ja) 光学デバイスの製造方法、及び光学デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees