JP2003137050A - 車両後部構造 - Google Patents
車両後部構造Info
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Abstract
うことなわず、成形を容易におこなえ、フロアの地上高
が制限されず、しかも、バンパーに加わった衝撃によっ
て車体を損傷させない、車両後部構造を得ることにあ
る。 【解決手段】 車両後部に位置するリヤフロアと、リヤ
フロアの後縁部に一体に設けられ且つ上方に延びるリヤ
パネルと、リヤパネルを覆い且つリヤパネルに支持され
たリヤバンパーフェイシャーと、リヤパネルとリヤバン
パーフェイシャーとの間に位置してリヤパネルに装着さ
れた且つ車室内の空気を外部空間に排気するドラフター
とを備え、リヤバンパーフェイシャーの下縁部と車両後
部との間に開口が形成されている。リヤバンパーフェイ
シャーからの入力荷重によって変形可能なプロテクター
が、リヤパネルの下縁部と前記リヤバンパーフェイシャ
ーの下縁部との間に介装され、前記開口を閉成してい
る。
Description
かかわり、さらに詳しくは、改良されたバンパーと車体
との結合構造をもつ車両後部構造に関している。
るドラフターが車両後部に設置されている。
のフェンダーに設置し、車外からの騒音、粉塵などの侵
入を防止している。しかしながら、このような構造で
は、リヤタイヤの後方にドラフターを設置するオーバー
ハングが必要となり、造形自由度を減少させる。このよ
うな問題を解決するために、ドラフターを車体後面のリ
ヤパネルに設置し、リヤバンパーフェイシャーをリヤフ
ロアの下面まで延長したり、リヤバンパーフェイシャー
内部にリブを設けたりすることで、バンパー内部への騒
音、粉塵などの侵入を防いでいる。
ロア下面まで延長している車両後部構造を示している。
この図6では、リヤパネル61の下部はリヤフロア62
に溶接されていると共に、リヤパネル61を補強するレ
インフォースリヤパネル63がリヤパネル61の前面に
配置されている。また、ラッゲジトリム64がリヤフロ
ア62の内面およびリヤパネル61の前面に配置されて
いる。ラッゲジトリム64のリヤフロア61と平行な部
分は、ラッゲジトリム64とリヤフロア62との間にス
ペアタイヤ65の収納室66を形成している。さらに、
リヤパネル61の後側に配設されたバンパーフェイシャ
ー67は、図示を省略された上部がリテーナーによって
リヤパネル61に支持されていると共に、図に示す下部
がリヤフロア61にボルトおよびナットからなる締結部
品68によって結合されている。バンパーフェイシャー
67にはリヤバンパーレインフォース69が組み込まれ
ている。
部にリブを設けた車両後部構造を示している。この図7
において、車体のリヤパネル71の上部にはレインフォ
ースパネル72が溶接されている。ラゲッジトリム73
がレインフォースパネル72の内側に配置され、後部荷
物室を形成している。リヤバンパーフェイシャー74は
リヤパネル71に固定されたリテーナーバンパー75に
よってリヤパネル71に取り付けられている。リヤバン
パーフェイシャー74は内部にリブ76を一体成形され
ている。ドラフター78は、入り口をリヤパネル71と
レインフォースパネル72との間の空間に向け、出口を
リヤバンパーフェイシャー74の上部とリヤパネル71
とリブ76とによって形成される空間に向けてリヤパネ
ル71に装着されている。
ヤバンパーフェイシャーをリヤフロア下面まで延長した
車両後部構造は、リヤバンパーフェイシャー67がリヤ
フロア62の下面にボルトおよびナットからなる締結部
品68によって結合されているため、バンパー下面に加
わった衝撃が直接車体に伝わり、車体を損傷させやす
い。さらに、リヤバンパーフェイシャー67はリヤフロ
ア62の下面まで延びた形態となっているため、リヤバ
ンパーフェイシャー67の下部デザインが制約された
り、リヤバンパーフェイシャー67を成形するときに、
型抜き方向が制約されたりする。また、リヤバンパーフ
ェイシャー67とリヤフロア62との締結部分68は車
室内に通じているため、水密構造とするためには水密性
能を満足するボルトおよびナットを使用する必要があ
り、コストが高くなる。しかも、バンパーが衝撃を受け
るため、水密状態を確実に維持することが困難である。
さらに、リヤバンパーフェイシャー67は直接リヤフロ
ア62と結合されているので、リヤバンパーフェイシャ
ー67下端の高さをリヤフロア62と一致させる必要が
あり、車体床面の地上高が制限され、二輪駆動車と四輪
駆動車との床面高さの違いを吸収することができない。
ェイシャーの内部にリブを設けた車両後部構造では、リ
ヤバンパーフェイシャー74が衝撃が受け、変形する
と、リブ76が衝撃をリテーナーバンパー75およびリ
ヤパネル71を経由して車体に直接伝達するため、軽い
衝突であっても車体を損傷させる。さらに、リヤバンパ
ーフェイシャーを成形するときのひけ77をキャラクタ
ラインによって隠しているため、リヤバンパーフェイシ
ャー74の下部デザインが制約される。
ーのデザインを損なうことなく、成形を容易におこな
え、フロアの地上高が制限されず、しかも、バンパーに
加わった衝撃によって車体を損傷させない、車両後部構
造を提供することにある。
に、請求項1に記載された本発明の車両後部構造は、車
両後部に位置するリヤフロアと、前記リヤフロアの後縁
部に一体に設けられ且つ上方に延びるリヤパネルと、前
記リヤパネルを覆い且つリヤパネルに支持されたリヤバ
ンパーフェイシャーと、前記リヤパネルと前記リヤバン
パーフェイシャーとの間に位置して前記リヤパネルに装
着され且つ車室内の空気を外部空間に排気するドラフタ
ーとを備え、前記リヤバンパーフェイシャーの下縁部と
前記車両後部との間に開口が形成されている車両後部構
造であって、前記開口を閉塞し且つ前記リヤバンパーフ
ェイシャーからの入力荷重によって変形可能なプロテク
ターが、前記リヤパネルの下縁部と前記リヤバンパーフ
ェイシャーの下縁部との間に介装されている。
後部構造は、請求項1に記載の車両後部構造において、
前記プロテクターは、前記リヤパネルから後方に向けて
延設された上プロテクター部と、該上プロテクター部か
ら下方に向かって湾曲する湾曲部と、該湾曲部からリヤ
バンパーフェイシャーの前縁部まで延びる下プロテクタ
ー部と、該下プロテクター部の前縁部に設けられ且つ前
記リヤバンパーフェイシャーの前縁部を保持する保持部
とを備えている。
後部構造は、請求項1あるいは請求項2に記載の車両後
部構造において、前記プロテクターの湾曲部には衝撃吸
収用の複数の折曲部が形成されている。
後部構造は、請求項2あるいは請求項3に記載の車両後
部構造において、前記リヤパネルには前記リヤフロアよ
りも下方に延びる延長部が設けられ、該延長部には係止
孔が設けられていると共に、該係止孔に係合する突起が
前記プロテクターの上縁部に設けられ、前記リヤパネル
の延長部に係合し且つ前記突起の前記係止孔からの抜け
外れを阻止する係止爪が前記プロテクターの上縁部に設
けられている。
後部構造は、請求項1〜4のいずれかひとつに記載の車
両後部構造において、前記プロテクターの下プロテクタ
ー部は前記保持部により前記リヤバンパーフェイシャー
の下縁部に固定されている。
後部構造は、請求項1に記載の車両後部構造において、
前記リヤバンパーフェイシャーの下縁部から前記リヤパ
ネル側に向けて延びるバンパーブラケットが設けられ、
前記バンパーブラケットの下縁部と前記バンパーフェイ
シャーの下縁部との間に前記プロテクターの下縁部が介
装されていると共に、前記バンパーブラケットの下縁
部、前記バンパーフェイシャーの下縁部および前記プロ
テクターの下縁部が固定手段により一体に固定され、前
記ブラケットの下縁部を係止する係止爪が前記プロテク
ターの下縁部に設けられている。
バンパーフェイシャーは車両後部との間の下部開口がプ
ロテクターによって遮蔽されているため、外部騒音や車
外騒音は、プロテクターによって邪魔され、リヤバンパ
ーフェイシャーとリヤパネルとの間の空間にはいり込ま
ず、ドラフターを通じて車室内に侵入せず、後輪が巻き
上げた石などもプロテクターによってそらされ、リヤバ
ンパーフェイシャーの内面に当たらず、石などによって
リヤバンパーフェイシャーを傷つけたり、リヤバンパー
フェイシャーの塗装膜が剥れるなどのおそれがない。し
かも、リヤバンパーフェイシャー内にリブを設定する必
要がないので、ひけ防止用のキャラクターラインが不要
となり、造形自由度が向上する。車両が走行したときの
走行風も、プロテクターによってそらされ、リヤパネル
とリヤバンパーフェイシャーとの間に巻き込まれず、ド
ラフターが走行風によって機能を喪失しない。さらに、
プロテクターが変形可能なため、リヤバンパーフェイシ
ャーの下部に加わる衝撃をプロテクターの変形によって
吸収して、衝撃を車体に伝達しない。さらに、リヤバン
パーフェイシャーの下縁部がリヤパネルまで延びていな
くてもよいため、リヤバンパーフェイシャーのデザイン
が制約されず、成形性を配慮した設計をおこなえ、フロ
アの地上高も制限しない。
リヤバンパーフェイシャーの組み付けは、プロテクター
をリヤパネルに装着した後、リヤバンパーフェイシャの
内面をプロテクターの下プロテクター部に沿わせてプロ
テクターに向かって押し込むと共に、リヤバンパーフェ
イシャーの前縁部をプロテクターの保持部に保持させる
ことによってなされる。このときに、プロテクターを案
内としてリヤバンパーフェイシャーに組み付けることが
できるため、プロテクターに対するリヤバンパーフェイ
シャーの組み付け作業が簡単である。そして、リヤバン
パーフェイシャーを車体に組み付けた後、リヤバンパー
フェイシャーの下部に衝撃が入力されても、プロテクタ
ーの湾曲部が撓んで衝撃を吸収し、衝撃を車体に入力し
ない。
リヤバンパーフェイシャーが衝撃を受けると、プロテク
ターの湾曲部が撓むだけでなく、折曲部も撓んで、衝撃
をよく吸収する。また、車体、リヤバンパーフェイシャ
ー、プロテクターなどに製造上のばらつきがあっても、
これらの誤差を湾曲部あるいは折曲部もしくはこれら双
方を吸収することができる。
リヤパネルへのプロテクターの組み付けは、プロテクタ
ーの突起をリヤパネル延長部の係止孔に嵌め、プロテク
ターの係止爪をリヤパネルの延長部端縁に突き当てるこ
とによってなされる。このときに、プロテクターの突起
がリヤパネル延長部の係止孔に嵌まり、しかもプロテク
ターの係止爪がリヤパネルの延長部端縁に係合している
ため、プロテクターがリヤパネルから落下しないばかり
か、プロテクターが車体後方へ引く力を受けても、プロ
テクターの係止爪とリヤパネルの延長部端縁との係合に
よって、プロテクターがリパネルから離脱しない。しか
もプロテクターの車体側結合部位は、車室内につながっ
ていないため、コストが高い、水密性能を満足させる結
合方法を用いる必要がない。
リヤバンパーフェイシャーの下部がプロテクターによっ
てリヤパネルと一体化され、リヤバンパーフェイシャー
の下部剛性が増大する。
リヤバンパーフェイシャーの組み付けは、プロテクター
およびバンパーブラケットをリヤバンパーフェイシャー
に組み込んだ後、このアッセンブリーをリヤパネルに取
り付ける。このときに、プロテクターはパンパーブラケ
ットによって初期形状を維持させられている。このた
め、リヤパネルに対するプロテクターの装着位置が変わ
らず、リパネルに対するリヤバンパーフェイシャーの取
り付けを簡単におこなえる。
して使用されている前方という語は車両の前方を、前縁
は車両の前方を向いた縁部を意味し、同様に、後方とい
う語は車両の前方を、後縁は車両の後方を向いた縁部を
意味している。
車両後部構造を示している。
クタイプの自動車に対するものである。
るドア開口に配置され、上縁部がルーフ13にヒンジ
(図示せず)によって取り付けられている。
部に位置して車両後部に配設されている。このリヤバン
パー14は車体12のデザインに合わせて造形されたリ
ヤバンパーフェイシャー15を備えている。なお、参照
符号16は、この自動車のリヤクォターパネルを示して
いる。
ように、リヤパネル21およびリヤフロア22が配置さ
れている。このリヤフロア22の後縁部には上方に起立
するフランジ部22Aが形成されている。
向に延設され、下縁部がリヤフロア22のフランジ部2
2Aにスポット溶接によって接合されている。このリヤ
パネル21は、図3に示すように、下縁部がリヤフロア
22の下面よりも下方に延びている。この延長部34に
は孔35が設けられている。延長部34の下端にはこれ
を車体前方に向かってL曲げすることによって形成され
た係止部36を備えている。また、リヤパネル21の前
方には、レインフォースリヤパネル23が配置されてい
る。レインフォースリヤパネル23の上縁部はリヤパネ
ル21の上縁部に接合され、下縁部はリヤパネル21の
前面に接合されている。リヤパネル21とレインフォー
スリヤパネル23との間には空間33が形成されてい
る。リヤパネル21とレインフォースリヤパネル23と
の接合部分にはバックドアー11のシール材24が装着
されている。なお、参照符号17はリヤパネル21およ
びレインフォースリヤパネル23の前方に形成された車
室、25は車室17に配設されたフロアカーペット、2
6はリヤフロア22とフロアカーペット25との間の空
間26Aに収容されたスペアタイヤをそれぞれ示してい
る。
脂成形物からなり、上部が図2に示すようにリテーナー
27によってリヤパネル21に保持されている。リヤパ
ネル21とリヤバンパーフェイシャー15との間には空
間33が形成され、リヤバンパーフェイシャー15の下
部とリヤパネル21との間には開口28が形成されてい
る。
ル21との間には、車幅方向の略中央に配設したエナー
ジアブソーバー29が配置されている。このエナージア
ブソーバー29は、発泡ウレタン樹脂成形物などからな
るもので、車両前方側の端部をリヤパネル21に固定さ
れている。
1が取り付けられている。ドラフター31は、車室17
の空気を車体12の外部に排気するためのもので、空間
33,37を連通させている。レインフォースリヤパネ
ル23には空間37と車室17とを連通する開口23A
が設けられている。
パーフェイシャー15の下部にプロテクター32が配置
されている。プロテクター32は、車体12の車幅方向
に延設され、リヤバンパーフェイシャー15の下縁部と
リヤパネル21の下縁部との間に配置されて、前記空間
28を閉塞している。
らなっている。プロテクター自体は、図3に示すよう
に、上プロテクター部41と、下プロテクター部42
と、これらの間に位置する湾曲部43とからなってい
る。上プロテクター部41はリヤパネル21から車体後
方に向かって延びている。湾曲部43は上プロテクター
部41から下方に向かって湾曲している。湾曲部43に
は複数の折曲部が設けられている。この折曲部は湾曲部
43の壁を略W字状に曲げることによって形成されてい
る。すなわち、折曲部は、上プロテクター部41の後端
から前方に向かって曲げられた第一の曲げ部44Aと、
曲げ部44の端部から後方に向かって曲げられた第二の
曲げ部44Bと、第二の曲げ部44Bから下方に向かっ
て湾曲して下プロテクター部42に接続する第三の曲げ
部44Cとからなっている。下プロテクター部42は、
湾曲部43からリヤバンパーフェイシャー15の内面に
沿い、且つリヤバンパーフェイシャー15の下縁部に向
かって延びた形状となっている。
45と垂直片46とが一体に設けられている。水平片4
5は係止部36の下方に配設されていると共に、リヤパ
ネル21の延長部34に対して略直角になっている。垂
直片46はリヤパネル21の延長部34と平行に配置さ
れている。垂直片46には先端に向かって先細り形状と
なるテーパー状の突起47が設けられている。水平片4
5の前端には係止爪48が設けられている。また、下プ
ロテクター部42の前縁部には保持部49が設けられて
いる。保持部49はプロテクター32の下プロテクター
部42の前縁部を車両後方に向かって曲ることで略U字
状に形成されている。保持部49を形成する下壁49A
は下方に開いている。
パネル延長部34の孔35に係合(嵌合)することによ
って、上下方向および車幅方向に移動しないようにリヤ
パネル21に支持されている。しかも、係止爪48は、
係止部36の先端に係止されて、突起47が孔35から
抜け外れるのを阻止している。なお、上プロテクター部
41の垂直片46の上縁部がリヤパネル21に接触して
いる。
リテナー27によってリヤパネル21に支持されている
と共に、下縁部がこのようなプロテクター32の保持部
49に挟持されている。
説明する。
ェイシャー15の取り付けは、リヤバンパーフェイシャ
ー15の上部をリテーナー27を介してリヤパネル21
に支持させると共に、リヤバンパーフェイシャー15の
下部をプロテクター32に押し込むことによってなされ
る。押し込むと、リヤバンパーフェイシャー15の下縁
部は下プロテクター部42によって案内されつつ、保持
部49に向かって移動し、保持部49を押し拡げ、保持
部49に嵌まり込む。嵌まると、リヤバンパーフェイシ
ャー15の下縁部はスプリングバックによって保持部4
9に挟持される。このときに、プロテクター32は、突
起47と孔35との係合によってリヤパネル21からの
落下を阻止され、車両後方から力を受けても動かないた
め、リヤバンパーフェイシャー15の取り付け作業を容
易におこなえる。しかも、保持部49を形成する下壁4
9Aが下方に開いているため、リヤバンパーフェイシャ
ー15の下縁部が多少上下にずれていても保持部49の
なかにスムーズにはめ込まれる。そして、リヤバンパー
フェイシャー15の下縁部が保持部49に挟持される
と、プロテクター32の湾曲部43あるいは折曲部44
もしくはこれらの双方が撓んで、リヤバンパーフェイシ
ャー15などの構成部品に製造上のばらつきがあって
も、吸収できる。
リヤバンパーフェイシャー15は、下縁部がプロテクタ
ー32によって車体12に結合されているため、下部剛
性が高い。さらに、リヤバンパーフェイシャー15の下
縁部がリヤフロア22の下面まで延長させずに、騒音や
粉塵の侵入を防いでいるため、リヤバンパーフェイシャ
ー15の造形が制約されず、成形性を配慮したリヤバン
パーフェイシャー15の設計をおこなえ、車体12のフ
ロア地上高も低下しない。そして、リヤバンパーフェイ
シャー15はリヤフロア22に孔を開けずに車体12に
取り付けられているため、雨水などが車室に浸入しな
い。
パネル21とレインフォースリヤパネル23との間の空
間37、開口23aおよびドラフタ−31を通って、リ
ヤパネル21とリヤバンパー14との間の空間33に排
気することによってなされる。空間33に排気された空
気はプロテクター32のリヤバンパーフェイシャー15
との間の隙間などから外部空間に排気される。このとき
に、リヤバンパーフェイシャー15の下縁部と車両後部
との間の開口28はプロテクター32によって閉塞さ
れ、ドラフター31は出口がプロテクター32によって
下部を閉塞された空間33に配置されているため、外部
騒音や粉塵などが直接ドラフター31を通って車室17
の内部に侵入しない。
利を跳ね上げる。しかし、この車両後部構造では、プロ
テクター32がこれら石や砂利をそらし、リヤパネル2
1とリヤバンパーフェイシャー15との間の空間33に
侵入させないため、リヤバンパーフェイシャー15の傷
つきや塗装膜剥がれを生じない。自動車が走行したとき
に発生する走行風も、プロテクター32によってそらさ
れ、リヤパネル21とリヤバンパーフェイシャー15と
の間の空間33に巻き込れないため、ドラフター31が
走行風によって機能を喪失しない。そして、リヤバンパ
ーフェイシャー15が軽い衝撃を受けても、たとえば物
などにぶつかっても、プロテクター32の湾曲部43あ
るいは折曲部44もしくはこれらの双方が変形して、衝
撃を吸収するため、衝撃を車体12に伝達しない。
車両後部構造を示している。
自動車に対するものである。
によってリヤフロア122に接合されている。そして、
発明の実施の形態1と同様に、リヤパネル121の前面
には図示を省略されたレインフォースリヤパネルが接合
されている。リヤバンパーフェイシャー115は、発明
の実施の形態1と同様に、バンパーステーおよびリテー
ナーによって、図示を省略された上部をリヤパネル12
1に支持されている。車室内の空気を排気するドラフタ
ーも、図示されていないが、リヤパネル121の図示を
省略された上部に配置されている。このドラフターは、
入口をリヤパネル121とレインフォースリヤパネルと
の間の空間に、出口をリヤバンパーフェイシャー115
とリヤパネル121との間の空間133にそれぞれ臨ま
せて、リヤパネル121に配置されている。
ーフェイシャー115は下部がプロテクター132によ
ってリヤパネル121に結合されており、孔115Aが
設けられている。しかし、リヤバンパーフェイシャー1
15にはバンパーブラケット134が組み込まれてい
る。
41と下プロテクター部142とこれらの間に位置する
湾曲部141とからなっている。上プロテクター部14
1は、後斜め方向に延びる後傾斜部141Aと、後傾斜
部141Aの前端から上方に延びるプロテクタ支持部1
41Bと、プロテクター支持部141Bの上端から前方
に傾斜して延設された前傾斜部141Cとを有してい
る。湾曲部143は折曲部を有している。この折曲部は
湾曲部143を上プロテクター部142の下部から車体
後方に向かって略W字形に曲げることによって形成され
ている。すなわち、折曲部は、上プロテクター部141
の下端から後方に向かって曲げられた第一の曲げ部14
4Aと、第一の曲げ部144Aの端部から前方に向かっ
て曲げられた第二の曲げ部144Bと、第二の曲げ部1
44Bから後方に向かって曲げられた第三の曲げ部14
4Cとからなっている。下プロテクター部142は湾曲
部143の第三の曲げ部144Cからリヤバンパーフェ
イシャー115の内面形状に沿って配設されていると共
に、車体前方に向かって曲がっている。下プロテクター
部142の前縁部には孔142Aおよび係止爪148が
設けられている。このプロテクター132は、上プロテ
クター部141にある前傾斜部141Cがリヤパネル1
21の後面に接触し、下プロテクター部142がリヤバ
ンパーフェイシャー142の下縁部に接触している。
形をなす部材からなり、下縁部付近に孔135が設けら
れている。このバンパーブラケット134は、上端がプ
ロテクター132の上プロテクター部141にあるプロ
テクター支持部141Bの内面に接触し、下端がプロテ
クター132の下プロテクター部142にある係止爪1
48に当接している。
135に挿入され、プロテクター132の下プロテクタ
ー部142、リヤバンパーフェイシャー115およびバ
ンパーブラケット134を一体に締結している。
る。
クター132およびバンパーブラケット134の組み込
みは、たとえば、プロテクター132の下プロテクター
部142をリヤバンパーフェイシャー115の下部内面
に載せ、バンパーブラケット134の上部をプロテクタ
ー132の上プロテクター部141の前面に当て、リヤ
バンパーフェイシャー115の孔115A、プロテクタ
ー132の孔142Aおよびバンパーブラケット134
の孔135にクリップ147を差し込みむことによって
なされる。組み込まれると、バンパーブラケット134
は、下端がプロテクター132の係止爪148に当た
り、上端がプロテクター132の上プロテクター部14
1の前面に圧着される。プロテクター132は湾曲部1
43および折曲部144A〜114Cをもつにもかかわ
らず、バンパーブラケット134によって、保形された
状態にてリヤバンパーフェイシャー115の所定位置に
配置される。
は、図1ないし図4に関連して記載した車両後部機構と
同様にして、リヤバンパーフェイシャー115の上部を
リテーナーによってリヤパネル121に取り付けると共
に、リヤバンパーフェイシャー115の下部をリヤパネ
ル121に押し込むことによってなされる。押し込む
と、プロテクター132の上縁部はリヤパネル121に
圧接される。プロテクター132の下縁部はリヤバンパ
ーフェイシャー115に締結されているため、車両後部
との間にある開口128はプロテクター132およびバ
ンパーブラケット134によって閉塞される。このとき
に、プロテクター132はバンパーブラケット134に
よって保形され、リヤパネル121に対する取り付け位
置が変わないため、プロテクター132の位置や形状な
どを修正することなしに、リヤバンパーフェイシャー1
15の装着をおこなえる。
取り付けられると、リヤバンパーフェイシャー115の
下部はプロテクター132によって閉塞されているた
め、外部騒音や粉塵がドラフターを通じて車室内部に侵
入しない。さらに、自動車が走行し、後輪が石などを跳
ね上げても、プロテクター132およびバンパーブラケ
ット134がこれらをそらし、リヤバンパーフェイシャ
ー115の傷付き、塗装膜の剥がれを生じない。走行風
もプロテクター132およびバンパーブラケット134
がそらすため、ドラフターの機能を喪失させない。さら
に、リヤバンパーフェイシャー115が外部から衝撃を
受けても、プロテクター132の湾曲部143が撓んで
衝撃を吸収し、これを車体に伝達せず、たとえ伝達して
もこれを最小にすることができる。
図4に関連して記載した車両後部機構と同様に、リヤバ
ンパーフェイシャー115は孔を空けることなしにリヤ
フロア122に取り付けられているため、雨水などが車
室に浸入しない。リヤバンパーフェイシャー115の下
縁部はリヤフロア122の下まで延びていないため、リ
ヤバンパーフェイシャー115のデザインが制約され
ず、成形性を配慮したリヤバンパーフェイシャー115
の設計をおこなえ、車体フロアの地上高も制限しない。
よれば、外部騒音や車外騒音が車室内に侵入しないばか
りか、リヤバンパーフェイシャーのデザインおよび成形
を容易におこなえ、リヤバンパーフェイシャーに加わっ
た衝撃を減衰させることができ、リヤバンパーフェイシ
ャーを後輪の巻き上げた石などによって損傷せず、ドラ
フターの機能がつねに維持される車両後部構造が得られ
る。
リヤパネルから外れず、リヤバンパーフェイシャーの組
み付け作業を容易におこなえ、リヤバンパーフェイシャ
ーに入る衝撃入力を吸収し、車体への入力を抑えた車両
後部構造が得られる。
撃がさらに減少し、しかも、リヤバンパーフェイシャー
やプロテクターなどの製造上のばらつきを吸収すること
ができる車両後部構造が得られる。
車体の上方および後方へ引く力を入力されても、プロテ
クターがリヤパネル延長部から外れず、プロテクターを
リヤパネルに装着するための部品を特別用意しなくても
よいため、リヤパネルに対するプロテクターの組み付け
を容易におこなうことができ、組み立て作業性が向上
し、組み立てコストも低減する車両後部構造が得られ
る。
ェイシャー下部の剛性が高いため、バンパーブラケット
のようなリヤバンパーフェイシャーの下部剛性を確保す
る部材を必要とせず、シンプル且つ安価に製造すること
ができる車両後部構造が得られる。
ェイシャーの組み付け作業を簡単におこなうことができ
る車両後部構造が得られる。
の一例を示す斜視図である。
付近の拡大断面図である。
テクター付近の拡大断面図である。
る。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両後部に位置するリヤフロアと、前記
リヤフロアの後縁部に一体に設けられ且つ上方に延びる
リヤパネルと、前記リヤパネルを覆い且つリヤパネルに
支持されたリヤバンパーフェイシャーと、前記リヤパネ
ルと前記リヤバンパーフェイシャーとの間に位置して前
記リヤパネルに装着され且つ車室内の空気を外部空間に
排気するドラフターとを備え、前記リヤバンパーフェイ
シャーの下縁部と前記車両後部との間に開口が形成され
ている車両後部構造であって、前記開口を閉塞し且つ前
記リヤバンパーフェイシャーからの入力荷重によって変
形可能なプロテクターが、前記リヤパネルの下縁部と前
記リヤバンパーフェイシャーの下縁部との間に介装され
ていること、を特徴とする車両後部構造。 - 【請求項2】 前記プロテクターは、前記リヤパネルか
ら後方に向けて延設された上プロテクター部と、該上プ
ロテクター部から下方に向かって湾曲する湾曲部と、該
湾曲部からリヤバンパーフェイシャーの前縁部まで延び
る下プロテクター部と、該下プロテクター部の前縁部に
設けられ且つ前記リヤバンパーフェイシャーの前縁部を
保持する保持部とを備える請求項1に記載の車両後部構
造。 - 【請求項3】 前記プロテクターの湾曲部には衝撃吸収
用の複数の折曲部が形成されている請求項1あるいは請
求項2に記載の車両後部構造。 - 【請求項4】 前記リヤパネルには前記リヤフロアより
も下方に延びる延長部が設けられ、該延長部には係止孔
が設けられていると共に、該係止孔に係合する突起が前
記プロテクターの上縁部に設けられ、前記リヤパネルの
延長部に係合し且つ前記突起の前記係止孔からの抜け外
れを阻止する係止爪が前記プロテクターの上縁部に設け
られている請求項2あるいは請求項3に記載の車両後部
構造。 - 【請求項5】 前記プロテクターの下プロテクター部
は、前記保持部により前記リヤバンパーフェイシャーの
下縁部に固定されている請求項1〜4のいずれかひとつ
に記載の車両後部構造。 - 【請求項6】 前記リヤバンパーフェイシャーの下縁部
から前記リヤパネル側に向けて延びるブラケットが設け
られ、前記ブラケットの下縁部と前記バンパーフェイシ
ャーの下縁部との間に前記プロテクターの下縁部が介装
されていると共に、前記ブラケットの下縁部、前記バン
パーフェイシャーの下縁部および前記プロテクターの下
縁部が固定手段により一体に固定され、前記ブラケット
の下縁部を係止する係止爪が前記プロテクターの下縁部
に設けられている請求項1に記載の車両後部構造。
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