JP2003135741A - 可変入賞装置 - Google Patents

可変入賞装置

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JP2003135741A
JP2003135741A JP2001335134A JP2001335134A JP2003135741A JP 2003135741 A JP2003135741 A JP 2003135741A JP 2001335134 A JP2001335134 A JP 2001335134A JP 2001335134 A JP2001335134 A JP 2001335134A JP 2003135741 A JP2003135741 A JP 2003135741A
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storage chamber
ball
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variable winning
balls
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JP2001335134A
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Shuichi Ebara
秀一 江原
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞球振分けの意外性を図る。 【解決手段】 開閉体11の開放されている間に球入口
4に球を入賞させて貯蔵室5に貯蔵させる場合、回転体
33が何回の回転・停止動作を行うことで特定入賞口3
1が連絡口38と出会うかを、遊技者が貯蔵室5の前側
及び収容室35の前側に図1に仮想線で囲まれたような
透視可能閉鎖領域48;49を経由して把握してそれに
見合う球数を貯蔵室5に貯蔵させるように球入口4に球
を入賞させると、貯蔵室5に貯蔵された最後の球が特定
入賞口31に確実に入賞する。透視可能閉鎖領域48;
49を点灯照明している間は透視性を発揮し、照明を消
灯することで不透明となるように形成すれば、電力消費
を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機に用いら
れる可変入賞装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変入賞装置は球入口を拡大した
り開放して球の入賞を促して遊技者に有利な状況を作っ
たり、内部に当り外れの振分機構を備えたりする構造で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例は
球入口を拡大したり開放する仕方や当り外れの振分けの
仕方が単純で、遊技者に飽きられてきた感は否めない。
【0004】そこで、本発明は開放中の球入口より入賞
した球の振分けに意外性を持たせることができる可変入
賞装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、装置
本体に開閉可能な球入口と貯蔵室と送り機構と外れ取込
部とストッパー機構及び振分機構を備えたことによっ
て、開放中の球入口より入賞した球を貯蔵室で貯蔵し、
送り機構が貯蔵室に貯蔵された球を貯蔵室から排出し、
ストッパー機構が貯蔵室への球の有無によって外れ取込
部を開閉し、ストッパー機構で開放された外れ取込部が
送り機構の送り動作で貯蔵室から排出された球を受取
り、振分機構が貯蔵室から排出されて閉鎖中の外れ取込
部を通過した球を特定入賞口と普通入賞口とに振分ける
ので、球の振分けに意外性を持たせることができ、球入
口が開放中に何個の球を貯蔵させれば特定入賞口に球を
入賞させることができるかを狙わせることができ、狙い
撃ちという遊技者にとって魅力のある遊技を実現するこ
とができる。又、本発明にあっては、貯蔵室より溢れた
球を受取る溢れ取込部を装置本体に備えれば、貯蔵室よ
り溢れた数を適切に処理することができる。又、本発明
にあっては、貯蔵室の貯蔵可能数と振分機構の特定入賞
口及び普通入賞口からなる入賞口数とを同数とすれば、
振分機構の特定入賞口及び普通入賞口からなる入賞口数
を超える球を貯蔵室に貯蔵する不都合を解消することが
できる。又、本発明にあっては、送り機構の送り動作と
振分機構の振分動作とを関連付ければ、貯蔵室に貯蔵さ
れた球の特定入賞口への入賞を予測することができる。
又、本発明にあっては、送り機構として貯蔵室から球を
1個ずつ排出する往復運動を行う機構とすれば、貯蔵室
から排出された球の詰まりを解消することができる。
又、本発明にあっては、振分機構が装置本体に回転可能
に取付けられた回転体と回転体に設けられた特定入賞口
及び普通入賞口とを備えれば、特定入賞口への球の入賞
を予測し易くなる。又、本発明にあっては、ストッパー
機構が貯蔵室に貯蔵された球で貯蔵室から退避すると共
に貯蔵室から球が無くなることで貯蔵室に進入するよう
に装置本体に取付けられた感知レバーと、感知レバーに
設けられて感知レバーの貯蔵室からの退避で外れ取込部
を開放すると共に感知レバーの貯蔵室への進入で外れ取
込部を閉鎖するシャッターとを備えれば、貯蔵室に貯蔵
された最後の球を振分機構の特定入賞口に適切に入賞さ
せることができる。又、本発明にあっては、特定入賞口
及び普通入賞口の配置を前側から視認可能に形成すれ
ば、遊技者が貯蔵室に貯蔵された球の特定入賞口への入
賞を適切に把握することができる。又、本発明にあって
は、特定入賞口や普通入賞口の配置を前側から視認可能
及び不能に電気的に切替可能に形成すれば、貯蔵室に貯
蔵された球の特定入賞口への入賞を遊技者に把握させた
りさせなかったりすることができる。又、本発明にあっ
ては、電気的な切替を送り機構又は振分機構の動作を契
機として行う構成とすれば、電力消費を低減することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図5は第1実施形態であっ
て、図1は遊技盤1に取付けられた可変入賞装置2を模
式的に示し、図2〜図5は可変入賞装置2の作用を示
す。
【0007】図1を参照し、可変入賞装置2の構造につ
いて説明する。可変入賞装置2は遊技盤1の意匠盤面に
取付けられる装置本体3に、球入口4と貯蔵室5と送り
機構6と外れ取込部7とストッパー機構8と振分機構9
及び溢れ取込部10を備える。球入口4は羽根と呼ばれ
るような一対の両開きに開く開閉体11で開閉可能に形
成される。開閉体11が閉じていて、可変入賞装置2と
は別に遊技盤1に設けられた図外の入賞装置への入賞又
は図外の図柄表示装置のような役物の当りによって、制
御装置51が開閉体11における装置本体3の裏面に固
定された電磁ソレノイド又はモータのような開閉駆動源
12を制御し、開閉駆動源12が開閉体11を所定時間
だけ開くか又は所定回数開閉する。球入口4には入賞球
検出器13を開閉体11よりも下方に位置するように備
える。入賞球検出器13が球入口4に入賞した球を検出
する毎に球検出信号を制御装置51に出力し、制御装置
51が入賞球検出器13からの球検出信号を契機として
遊技盤1を格納する図外のパチンコ機の裏側に設けられ
た球払出機構を制御し、球払出機構が賞球をパチンコ機
の前側に設けられた皿装置に払出す。
【0008】貯蔵室5は入賞球検出器13を通過して真
下に落下する球を取込む上下に開放された筒状であっ
て、振分機構9の特定入賞口31や普通入賞口32から
なる入賞口数と同数の球を貯蔵する容積を有する。つま
り、貯蔵室5の球の貯蔵可能数と振分機構9の入賞口数
とが同数になっている。送り機構6は貯蔵室5の下方に
配置された送り体15を装置本体3の裏面に固定された
電磁ソレノイド又はモータのような送り駆動源16で左
右の横方向に直線的に往復運動させる形態である。送り
体15は1個の球を通過し得る間隔で左右に相対峙する
一対の突起17を有する。図1に示すように、右側の突
起17が貯蔵室5の真下に位置した送り機構6の停止状
態では、右側の突起17がストッパー機構8の感知レバ
ー24との共同で球を貯蔵室5に支持して留置く。そし
て、右側の突起17が矢印X1で示すように貯蔵室5の
真下から右側に移動する送り機構6の往動作によって、
貯蔵室5に貯蔵された最下に位置する最初の球が左側の
突起17と右側の突起17との間に位置するように取込
まれて送り体15よりも下方の通路形成体18より通路
19の内部に突出した受止壁20の上に載る。その後、
右側の突起17が矢印X2で示すように右側から貯蔵室
5の真下に移動する送り機構6の復動作によって、右側
の突起17が左側の突起17との間に取込まれている球
を押して受止壁20より下方の通路19に落下させる。
【0009】外れ取込部7は送り機構6の送り動作(送
り体15の往復動作)で貯蔵室5から排出された球を受
取って装置本体3の裏側に排出するものであって、通路
19の中間に位置して通路形成体18の底部より下方に
窪む溝になっている。ストッパー機構8は貯蔵室5への
球の有無によって外れ取込部7を開閉するものであっ
て、装置本体3にレバー軸23で回転可能に取付けられ
た感知レバー24と感知レバー24に設けられたシャッ
ター25及び感知レバー24に設けられた錘26を備え
る。そして、感知レバー24の先端が貯蔵室5に貯蔵さ
れた球で貯蔵室5の内部から外部の方向に押されること
によって、感知レバー24がレバー軸23を中心として
矢印X3で示す方向に回転し、感知レバー24の通路形
成体18の外部より内部の通路19に配置された端部に
設けられたシャッター25が感知レバー24の矢印X3
で示す方向に回転するのに伴い外れ取込部7の真上より
退避して外れ取込部7を開放する。一方、球が貯蔵室5
から無くなると、錘26の重さで感知レバー24がレバ
ー軸23を中心として矢印X4で示す方向に回転し、図
1に示すように、感知レバー24の先端が貯蔵室5の内
部に進入するのに伴い、シャッター25が外れ取込部7
の真上に停止して外れ取込部7の通路19との連絡口2
7を閉鎖する。
【0010】振分機構9は貯蔵室5から排出されて閉鎖
中の外れ取込部7を通過した球を特定入賞口31と普通
入賞口32とに振分けるものであって、通路19の最下
流部に配置された回転体33を装置本体3の裏面に固定
された電磁ソレノイド又はモータのような振分駆動源3
4で例えば右方向というように一方向に間欠的に回転・
停止運動(間欠回転運動)させる形態である。回転体3
3は通路形成体18に連接するように装置本体3に設け
られた収納室35の内部に振分軸36で回転可能に支持
されていると共に、外周縁部に特定入賞口31と普通入
賞口32とを周方向に等分配置に設ける。第1実施形態
では、特定入賞口31を1個とし、普通入賞口32を5
個としたが、特定入賞口31及び普通入賞口32をそれ
ぞれ複数個としても良い。又、特定入賞口31と普通入
賞口32とからなる入賞口数を6個としたが、入賞口数
は2個以上であれば適用可能である。特定入賞口31は
回転体33の外周面より内部に1個の球を収納し得るよ
うに窪む溝である。普通入賞口32は回転体33の外周
面より内部に1個の球を収納し得るように窪む溝であっ
て、当該溝の後側は壁37で閉塞される。
【0011】振分機構9の回転体33を間欠的に回転・
停止する動作は送り機構6の送り体15の往復動作と関
連付けられる。第1実施形態では振分機構9の一回の回
転・停止動作と送り機構6の一回の往復動作とが対応付
けられている。振分機構9の一回の回転・停止動作によ
る停止によって、特定入賞口31及び普通入賞口32か
らなる複数の入賞口中の1つが収納室35の通路19と
の連絡口38と対応する。連絡口38と対応する収納室
35を囲む収納室形成体39の後側に位置する装置本体
3には当り排出孔40が形成され、当り排出孔40は通
路19から連絡口38を経由して回転体33の連絡口3
8と対応した特定入賞口31に取込まれた球を装置本体
3の裏側に排出する。普通入賞口32が連絡口38と対
応する場合は壁37が当り排出孔40を閉鎖して通路1
9から連絡口38を経由して取込んだ球を回転体33の
回転に伴い回転方向に運搬する。そして、球を取込んだ
普通入賞口32が収納室形成体39に形成された外れ排
出孔41と出会うことによって、外れ排出孔41は当該
普通入賞口32に取込まれた球を普通入賞口32から自
然流下で受取って装置本体3の裏側に排出する。
【0012】溢れ取込部10は貯蔵室5から溢れた球を
受取って装置本体3の裏側に排出するものであって、貯
蔵室5を囲む貯蔵室形成体45の上部両側より外側に窪
む溝になっている。溢れ取込部10を囲む溢れ取込部形
成体46は球入口4を囲む入口形成体47に連接され、
球入口4から下方に落下する球が貯蔵室5又は溢れ取込
部10の何れかに取込まれる。
【0013】第1実施形態の構造によれば、図1の開閉
体11が開動作し、球入口4が開いている間に遊技盤1
の前面である意匠盤面を流下した球が球入口4に入賞す
ると、入賞球検出器13が球入口4に入賞した球を検出
する毎に球検出信号を制御装置51に出力し、制御装置
51が入賞球検出器13から入力した球検出信号に基づ
き図外の球払出機構を払出制御する。
【0014】前記球入口4に入賞した球が貯蔵室5に貯
蔵された場合の動作について図2〜図5を用いて詳述す
る。図2において、特定入賞口31から右に2つ目の普
通入賞口32が連絡口38と対応していて、開いている
球入口4(図1参照)に入賞した球P1;P2;P3が
貯蔵室5に3個貯蔵されている。その状態において、最
初の球P1が感知レバー24を矢印X3方向に退避動作
することによって、シャッター25が外れ取込部7を開
放する一方、最初の球P1が送り体15の右側の突起1
7で受止められることによって上方の球P2;P3を貯
蔵室5に縦列状に留置く。そして、制御装置51が送り
体15を矢印X1方向に往動作することによって、図3
に示すように、最初の球P1が左右の突起17の間に落
込んで受止壁20に受止められる。次に、図4におい
て、制御装置51が送り体15を矢印X2方向に復動作
することによって、図3の受止壁20で受止められてい
た最初の球P1が送り体15の復動作に伴って受止壁2
0より通路19に放出される。この送り体15の一回の
往復動作に対し、回転体33が1つの入賞口の分だけ右
側に回転して停止する。通路19に放出された球P1は
通路形成体18の底部に沿って外れ取込部7に取込まれ
て装置本体3の裏側へと排出される。上記球P1が通路
形成体18に沿って外れ取込部7に向う過程においてシ
ャッター25又は感知レバー24に接触して外れ取込部
7へと導かれる。この図3及び図4の動作は貯蔵室5に
貯蔵された最上に位置する最後の球P3より一つ下の球
P2に対しても繰返される。つまり、貯蔵室5に貯蔵さ
れた最後の球P3以外の球P1;P2は貯蔵室5から通
路19に排出されることによって外れ取込部7に取込ま
れて装置本体3の裏側に排出される。
【0015】更に、図5に示すように、送り体15の一
回の往復動作に伴い、球P3が貯蔵室5から通路19に
放出される過程において、当該球P3による感知レバー
24への押力が感知レバー24から解放され、感知レバ
ー24が錘26の重さでレバー軸23を中心として矢印
X4方向に回転し、その回転に伴いシャッター25が外
れ取込部7を閉鎖する。よって、貯蔵室5から通路19
に放出された球P3はシャッター25の上を通過して連
絡口38の方向に落下し連絡口38を経由して連絡口3
8と対応する特定入賞口31に取込まれる。この特定入
賞口31に取込まれた球P3は当り排出孔40又は当り
排出孔40の後側に設けられた図外の特定入賞球検出器
によって検出される。特定入賞球検出器は球検出信号を
図1の制御装置51に出力する。制御装置51は特定入
賞球検出器からの球検出信号を受取ることによって、図
1の可変入賞装置とは別に遊技盤1に設けられた図外の
可変入賞装置を球の入り易い形態に駆動制御する。
【0016】一方、図2のように特定入賞口31から右
に2つ目の普通入賞口32が連絡口38と対応している
場合において、開いている球入口4より貯蔵室5に貯蔵
された球が2個又は4個以上である際には、図2の球P
3に相当する最後の球が図5の外れ取込部7を閉鎖して
いるシャッター25の上を通過して連絡口38を経由し
て連絡口38と対応する普通入賞口32に取込まれる。
この普通入賞口32に取込まれた球はその後に回転する
回転体33の回転に伴い外れ排出孔41を経由して装置
本体3の裏側に排出される。又、開いている球入口4よ
り貯蔵室5の貯蔵可能数である6個を超えた球つまり7
個以上の球が入賞した場合は、貯蔵室5に貯蔵された6
個を超えた球は貯蔵室5に貯蔵された球に衝突して貯蔵
室5の外部に跳ね返されて溢れ取込部10を経由して装
置本体3の裏側に排出される。
【0017】要するに、第1実施形態では送り機構6に
おける一回の往復動作による1個の球の排出動作と振分
機構9における回転体33の一回の回転・停止動作とが
1対1の関係で関連付けられた構造であるので、遊技者
が開閉体11の開放されている間に球入口4に球を入賞
させて貯蔵室5に貯蔵させる場合、回転体33が何回の
回転・停止動作を行うことで特定入賞口31が連絡口3
8と出会うかを、遊技者が把握してそれに見合う球数を
貯蔵室5に貯蔵させるように球入口4に球を入賞させる
ことによって貯蔵室5に貯蔵された最後の球P3を特定
入賞口31に確実に入賞させる遊技を楽しむことができ
る。
【0018】又、貯蔵室5の前側及び収納室35の前側
に図1に仮想線で囲まれたような透視可能閉鎖領域4
8;49を形成し、可変入賞装置2の前側から透視可能
閉鎖領域48を経由して貯蔵室5における球の貯蔵状態
を遊技者に把握させ、可変入賞装置2の前側から透視可
能閉鎖領域49を経由して連絡口38に対する特定入賞
口31及び普通入賞口32の位置関係を遊技者に把握さ
せることによって、貯蔵室5に貯蔵された最後の球P3
を特定入賞口31に確実に入賞させる遊技を遊技者に一
層楽しませることができる。
【0019】図6及び図7は第2実施形態であって、図
6は貯蔵室5及び回転体33周りの正面を示し、図7は
光源56の点灯パターンを示す。図6では、図1の透視
可能閉鎖領域49に相当する部分をマジックミラーと呼
ばれるような半透視可能閉鎖領域55により形成すると
共に、半透視可能閉鎖領域55に個別に対応する光源5
6を設け、光源56が点灯した光が半透視可能閉鎖領域
55を裏側から照明している場合は半透視可能閉鎖領域
55が透視可能となって可変入賞装置2の前側から連絡
口38に対する特定入賞口31及び普通入賞口32の位
置関係を見えるように形成し、光源56が消灯した場合
は半透視可能閉鎖領域55が透視不能となって可変入賞
装置2の前側から連絡口38に対する特定入賞口31及
び普通入賞口32の位置関係を見えないように形成した
ものである。
【0020】図7のa図に示す点灯パターンは開閉体1
1の開放開始信号S1で制御装置51が光源56の点灯
を開始してから振分機構9による振分動作終了間際又は
振分動作終了まで光源56の点灯を継続した後に光源5
6を消灯する(T1は光源56の点灯中を示す時間であ
る)。図7のb図に示す点灯パターンは開閉体11の開
放開始からの遅れ時間後信号S2で制御装置51が光源
56の点灯を開始してから開閉体11の開放終了まで光
源56の点灯を継続した後に光源56を消灯する(T2
は光源56の点灯中を示す時間である)。図7のc図に
示す点灯パターンは開閉体11の開放終了信号S3で制
御装置51が光源56の点灯を開始してから振分機構9
による振分動作終了間際又は振分動作終了まで光源56
の点灯を継続した後に光源56を消灯する(T3は光源
56の点灯中を示す時間である)。図7のa図〜c図に
示すような点灯パターンを用いることによって、光源5
6による電力消費を抑制することができる。
【0021】感知レバー24を貯蔵室5に貯蔵された球
と錘26とで動かすことに代えて電力消費は高くなるが
貯蔵室5での球の貯蔵量を電気的に検出することによっ
て感知レバー24を電気的に動かしても良い。回転体3
3に代えて横方向又は前後方方向に移動するスライド体
を用いることも適用可能である。送り体15を横方向往
復動させることに代えて前後方向に往復動させれば送り
体15が格納された通路の横幅を小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の可変入賞装置を示す模式図。
【図2】 第1実施形態の貯蔵室への球の貯蔵形態を示
す模式図。
【図3】 第1実施形態の送り体の往動作を示す模式
図。
【図4】 第1実施形態の送り体の復動作を示す模式
図。
【図5】 第1実施形態の特定入賞口への球の流れを示
す模式図。
【図6】 第2実施形態の貯蔵室及び回転体周りを示す
模式図。
【図7】 第2実施形態の点灯パターンを示すタイミン
グチャート。
【符号の説明】
1 遊技盤、2 可変入賞装置、3 装置本体、4 球
入口、5 貯蔵室、6 送り機構、7 外れ取込部、8
ストッパー機構、9 振分機構、10 溢れ取込部、
11 開閉体、13 入賞球検出器、15 送り体、2
4 感知レバー、25 シャッター、31 特定入賞
口、32 普通入賞口、33 回転体、48;49 透
視可能閉鎖領域、55 半透視可能閉鎖領域。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に、開閉可能な球入口と、球入
    口に入賞した球を貯蔵する貯蔵室と、貯蔵室に貯蔵され
    た球を貯蔵室から排出する送り機構と、送り機構の送り
    動作で貯蔵室から排出された球を受取る外れ取込部と、
    貯蔵室への球の有無によって外れ取込部を開閉するスト
    ッパー機構と、貯蔵室から排出されて閉鎖中の外れ取込
    部を通過した球を特定入賞口と普通入賞口とに振分ける
    振分機構とを備えたことを特徴とする可変入賞装置。
  2. 【請求項2】 貯蔵室より溢れた球を受取る溢れ取込部
    を装置本体に備えたことを特徴とする請求項1記載の可
    変入賞装置。
  3. 【請求項3】 貯蔵室の貯蔵可能数と振分機構の特定入
    賞口及び普通入賞口からなる入賞口数とを同数としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の可変入賞装置。
  4. 【請求項4】 送り機構の送り動作と振分機構の振分動
    作とを関連付けたことを特徴とする請求項1記載の可変
    入賞装置。
  5. 【請求項5】 送り機構が貯蔵室から球を1個ずつ排出
    する往復運動を行う機構を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の可変入賞装置。
  6. 【請求項6】 振分機構が装置本体に回転可能に取付け
    られた回転体と、回転体に設けられた特定入賞口と、回
    転体に設けられた普通入賞口とを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の可変入賞装置。
  7. 【請求項7】 ストッパー機構が貯蔵室に貯蔵された球
    で貯蔵室から退避すると共に貯蔵室から球が無くなるこ
    とで貯蔵室に進入するように装置本体に取付けられた感
    知レバーと、感知レバーに設けられて感知レバーの貯蔵
    室からの退避で外れ取込部を開放すると共に感知レバー
    の貯蔵室への進入で外れ取込部を閉鎖するシャッターと
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の可変入賞装
    置。
  8. 【請求項8】 特定入賞口及び普通入賞口の配置を前側
    から視認可能に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の可変入賞装置。
  9. 【請求項9】 特定入賞口や普通入賞口の配置を前側か
    ら視認可能及び不能に電気的に切替可能に形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の可変入賞装置。
  10. 【請求項10】 電気的な切替を送り機構又は振分機構
    の動作を契機として行う構成としたことを特徴とする請
    求項9記載の可変入賞装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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