JP2003135527A - スライド装置 - Google Patents

スライド装置

Info

Publication number
JP2003135527A
JP2003135527A JP2001338889A JP2001338889A JP2003135527A JP 2003135527 A JP2003135527 A JP 2003135527A JP 2001338889 A JP2001338889 A JP 2001338889A JP 2001338889 A JP2001338889 A JP 2001338889A JP 2003135527 A JP2003135527 A JP 2003135527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
slide plate
rail member
slide
lower side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001338889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3693003B2 (ja
Inventor
Hisayoshi Kato
久佳 加藤
Kazuyuki Taniguchi
和行 谷口
Yoshiyuki Miura
芳幸 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001338889A priority Critical patent/JP3693003B2/ja
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to CA002460510A priority patent/CA2460510C/en
Priority to PCT/JP2002/009417 priority patent/WO2003024738A1/ja
Priority to EP02765540A priority patent/EP1433651B1/en
Priority to CNB028179714A priority patent/CN100408373C/zh
Priority to DE60236741T priority patent/DE60236741D1/de
Priority to KR1020047002756A priority patent/KR100555692B1/ko
Priority to US10/488,209 priority patent/US7267317B2/en
Priority to AU2002330398A priority patent/AU2002330398B2/en
Publication of JP2003135527A publication Critical patent/JP2003135527A/ja
Priority to HK05104756A priority patent/HK1071873A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3693003B2 publication Critical patent/JP3693003B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造および組付けが容易なスライド装置を提
供する。 【解決手段】 側方へ開放する空間S1,S2をレール
長手方向へ形成した第1種レール部材L2,L3と、空
間S1,S2内に位置する第2種レール部材L1,L4
を備える。相対移動可能な第1種レール部材および第2
種レール部材の一方を可動側レール部材L1,L3とす
るととともに、第1種レール部材および第2種レール部
材の他方を固定側レール部材L2,L4とし、可動側レ
ール部材L1,L3をスライド板1A,1Bの両側部に
設けるとともに、スライド板1A,1Bをブラケット6
2上に平行に位置させて、スライド板1Aに設けた可動
側レール部材L1を、スライド板1B側に設けた固定側
レール部材L2によって支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスライド装置に関
し、特に、大きな偏荷重が印加する身障者乗降用スライ
ドシート等に使用して好適なスライド装置の構造改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7には身障者乗降用スライドシートを
設けたバン型車両の外観を示す。車両側面のスライドド
アSDが開放されて、車両用シートSTがスライド装置
SEによって車両外の路面に近い下方位置へ進出させら
れている。このようなスライド装置SEは例えば図8に
示すように、最外方に位置する平行な一対のアウタレー
ル101、その内方に位置する平行な一対のミドルレー
ル102、さらにその内方に位置する平行な一対のイン
ナレール103より構成されており、左右のミドルレー
ル102およびインナレール103はそれぞれ、前後位
置に設けたクロスメンバ104,105で一体化されて
いる。
【0003】インナレール103上にはシートブラケッ
ト(図示略)を介してシートST(図6)が載置されると
ともに、アウタレール101は、車両前後方向へ配設さ
れたスライド機構(図示略)上に設けた回転盤上に、ブ
ラケット106により傾斜姿勢で載置されている。身障
者が乗降する場合には、回転盤によってスライド装置S
E全体を車外方向へ向け、ミドルレール102とこれに
続いてインナレール103を、ボールネジ駆動機構等に
よって図9に示すように進出方向へスライドさせて、イ
ンナレール103上のシートSTを路面近くへ位置させ
る。このように、二段式で進出できるようにしたことに
より、乗降時以外には、スライド装置SEは各レール1
02,103を後退させて、スペースの限られた車内に
コンパクトに収納されている。
【0004】アウタレール101に対してミドルレール
102を、ミドルレール102に対してインナレール1
03をそれぞれスライドさせる構造は、図10に示すよ
うに、これらレール101〜103の対向面にそれぞれ
レール長手方向へ延びる三角断面の案内溝107を形成
して、これら案内溝107間に、ボールガイド(図示略)
に保持されたボール85を所定間隔で複数配設したもの
である。このようなスライド装置は例えば特開2001
−130293に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のス
ライド装置において、シートを車外へ進出させると、シ
ート上の乗員の体重や各レールの自重によって、インナ
レール103の基端部やミドルレール102の基端部
を、それぞれミドルレール102の先端部やアウタレー
ル101の先端部に対して上下方向へずらすような大き
な偏荷重が印加する。そこで、従来は上記偏荷重によっ
て案内溝107の溝面が損傷しないように焼入れを行っ
ているが、焼入れや、この焼入れによって変形する溝面
の矯正に手間を要するという問題があった。また、クロ
スメンバ104,105を組付けるための取付穴等の穴
開け加工や案内溝107の切削加工を必要とする上に、
車両組立てライン内で、左右のレール101〜103の
平行度を正確に出しつつクロスメンバを取り付ける等の
作業を必要としていた。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、製造および組付けが容易なスライド装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本第1発明では、側方へ開放する空間(S1,S
2)をレール長手方向へ形成した第1種レール部材(L
2,L3)と、空間(S1,S2)内に位置する第2種
レール部材(L1,L4)と、第2種レール部材(L
1,L4)の上面および下面とこれらに対向する第1種
レール部材(L2,L3)の上側面および下側面との間
にそれぞれ介設されて、第1種レール部材(L2,L
3)と第2種レール部材(L1,L4)をレール長手方
向へ相対移動可能とした抵抗軽減部材(81,82,8
3,84)とを具備し、相対移動可能な第1種レール部
材および第2種レール部材の一方を可動側レール部材
(L1,L3)とするととともに、他方を上記可動側レ
ール部材(L1,L3)を支持する固定側レール部材
(L2,L4)とし、可動側レール部材(L1,L3)
をスライド板(1A,1B)の両側部に設けるととも
に、スライド板(1A,1B)を基体(62)上に複数
枚平行に位置させて、一のスライド板(1A,1B)に
設けた可動側レール部材(L1,L3)を、当該一のス
ライド板(1A,1B)に隣接する他のスライド板(1
B)側ないし基体(62)側に設けた固定側レール部材
(L2,L4)によって支持するようにする。なお、第
1種レール部材および第2種レール部材のいずれが可動
側あるいは固定側になるかは、シート装置内のこれら第
1種レール部材と第2種レール部材の複数の組み合わせ
毎に異なっていても良い。
【0008】本第1発明においては、側方へ開放する空
間を形成した第1種レール部材と上記空間内に位置する
第2種レール部材とをこれらの間に介在させた抵抗軽減
部材で相対移動可能に挟持したスライド構造を可動側レ
ール部材とこれを支持する固定側レール部材に適用し
て、一のスライド板を他のスライド板ないし基体に対し
スライド可能に支持させるようにしたから、従来のよう
にレール部材の対向する側面間に抵抗軽減部材たるボー
ルを介在させた構造に較べて、可動側レール部材と固定
側レール部材を相対的に上下方向へずらすような大きな
偏荷重が印加しても十分な耐久性を発揮する。したがっ
て、従来のような案内溝の切削加工や焼入れ、その後の
矯正等の手間が不要となる。そして、このようなスライ
ド構造をスライド板の両側部に設けたことにより、従来
のような、車両組立てライン内で、左右のレール部材の
平行度を正確に出しつつクロスメンバを取り付ける等の
作業を行うことなく、スライド装置を組立てライン外で
予めアッシー化しておくことが可能となる。
【0009】本第2発明では、上記第1種レール部材
(L2,L3)を、板体を略U字断面形状に成形して構
成するとともに、上記第2種レール部材(L1,L4)
を、第1種レール部材(L2,L3)の空間内に挿入さ
れる平板状の板体で構成する。
【0010】本第2発明においては、各レール部材をス
ライド板と同様にプレス成形等によって簡易に製造する
ことが可能になるとともに、第1種レール部材の一部あ
るいは第2種レール部材をスライド板の一部に一体成形
することも可能となる。
【0011】本第3発明では、上下に位置する可動側レ
ール部材(L2)と固定側レール部材(L3)をそれぞ
れ、互いに逆方向へ開放する空間を形成した略U字断面
形状の上記第1種レール部材で構成するとともに、上下
に位置する両第1種レール部材の側壁の一方を共通の部
材(2)により成形する。本第3発明においては、第1
種レール部材の側壁の一方を共通の部材により成形する
ことによって、さらに製造コストを低減することができ
る。
【0012】本第4発明では、互いに対向する上記第1
種レール部材(L2,L3)の上側面および下側面と第
2種レール部材(L1,L4)の上面および下面の少な
くとも一方にレール長手方向へ平行に延びる複数の案内
溝(16,17,18,19,33,34,43,4
4,71,72)を形成して、これら案内溝に沿って転
動可能に上記抵抗軽減部材たる複数のボール(81,8
2,83,84)を位置させ、かつ上記複数の案内溝
(16,17,18,19,33,34,43,44,
71,72)を、隣接する案内溝に位置する上記ボール
(81,82,83,84)が、レール長手方向から見
て互いに重なるような間隔に配置する。
【0013】本第4発明においては、第1種レール部材
の上側面および下側面と第2種レール部材の上面および
下面の少なくとも一方にレール長手方向へ平行に延びる
複数の案内溝を形成して、これら案内溝に沿って転動可
能に複数のボールを位置させるようにしたから、各案内
溝内のボール数を従来と同数にしても、全体としてはボ
ール数を大幅に増やすことができる。これにより、固定
側レールと可動側レールを相対的に上下方向へずらすよ
うな大きな荷重が加わっても、この荷重は多数のボール
に分散されて各ボールの面圧が従来よりも大幅に低減さ
れる。これにより、案内溝に焼入れ処理等を施さなくと
も、そのへたりを確実に防止することができる。また、
隣接する案内溝に位置するボールが、レール長手方向か
ら見て互いに重なるような間隔に案内溝を形成している
から、レール長手方向と直交する方向、すなわち案内溝
の幅方向における案内溝形成範囲を最小限にすることが
でき、レール幅を小さくしても十分な数のボールを配置
することができる。
【0014】本第5発明では、基体(62)上に、二枚
のスライド板(1A,1B)を互いに平行に略水平姿勢
で上下方向に配列し、下側のスライド板(1B)の左右
両側部に、上辺部と下辺部を備え、該上辺部と下辺部の
間にスライド板(1B)の左右方向の一方に開放する空
間が形成された第1レール部(L3)を設けるととも
に、該第1レール部(L3)の上に、上辺部と下辺部を
備え、該上辺部と下辺部の間にスライド板(1B)の左
右方向の他方に開放する空間が形成された第2レール部
(L2)を設け、上側のスライド板(1A)の両側部
に、第2レール部(L2)にスライド可能に嵌合する第
3レール部(L1)を設け、基体(62)に、第1レー
ル部(L3)にスライド可能に嵌合する第4レール部
(L4)を設ける。
【0015】本第5発明においては、スライド板の左右
方向の一方に開放する空間が形成された第1レール部
に、基体に設けた第4レール部をスライド可能に嵌合さ
せるとともに、スライド板の左右方向の他方に開放する
空間が形成された第2レール部に、上側スライド板の両
側部に設けた第3レール部をスライド可能に嵌合させた
から、従来のようにレール部材の対向する側面間にボー
ルを介在させた構造に較べて、可動側レール部材と固定
側レール部材を相対的に上下方向へずらすような大きな
偏荷重が印加しても十分な耐久性を発揮する。したがっ
て、従来のような案内溝の切削加工や焼入れ、その後の
矯正等の手間が不要となり、製造が容易である。そし
て、このようなスライド構造をスライド板の両側部に設
けたことにより、従来のような、車両組立てライン内
で、左右のレール部材の平行度を正確に出しつつクロス
メンバを取り付ける等の作業を行うことなく、スライド
装置を組立てライン外で予めアッシー化しておくことが
可能となるから、組付け容易である。
【0016】本第6発明では、基体(62)上に、複数
枚のスライド板(1C〜1F)を互いに平行に略水平姿
勢で上下方向に配列し、最上部のスライド板(1C)以
外のスライド板(1D〜1F)の左右両側部に、上辺部
と下辺部を備え、該上辺部と下辺部の間にスライド板
(1D〜1F)の左右方向の一方に開放する空間が形成
された第1レール部(L7,L9,L11)を設けると
ともに、該第1レール部(L7,L9,L11)上に、
上辺部と下辺部を備え、該上辺部と下辺部の間にスライ
ド板(1D〜1F)の左右方向の他方に開放する空間が
形成された第2レール部(L6,L8,L10)を設け
て、各スライド板(1E,1F)の第2レール部(L
8,L10)に、その上側に隣接するスライド板(1
D,1E)の第1レール部(L7,L9)の下辺部をス
ライド可能に嵌合するとともに、各スライド板(1D,
1E)の第1レール部(L7,L9)に、その下側に隣
接するスライド板(1E,1F)の第2レール部(L
8,L10)の上辺部をスライド可能に嵌合し、最上部
に位置するスライド板(1C)の左右両側部に、その下
側に隣接するスライド板(1D)の第2レール部(L
6)にスライド可能に嵌合する第3レール部(L5)を
設け、基体(62)に、最下部に位置するスライド板
(1F)の第1レール部(L11)にスライド可能に嵌
合する第4レール部(L12)を設ける。本第6発明に
おいては、スライド板を三枚以上設けて多段式スライド
装置とした場合にも、本第5発明と同様の作用効果を得
ることができる。
【0017】本第7発明では、本第5発明又は本第6発
明において、上記各スライド板(1B,1D〜1F)の
第1レール部(L7,L9,L11)の上辺部により、
第2レール部(L6,L8,L10)の下辺部を構成す
る。
【0018】また、本第8発明では、本第5発明ないし
本第7発明のいずれかにおいて、各レール部(L2,L
3)同士の上下方向で対向する面の少なくとも一方に、
スライド板(1B)のスライド方向に延びる案内溝(1
6,17,18,19,33,34,71,72)を形
成し、該案内溝に上記対向する面に転接する複数のボー
ル(81,82,83,84)を配設する。本第8発明
においては、スライド時の操作力を小さくすることがで
きる。
【0019】本第9発明では、本第8発明において、上
記各レール部(L1〜L4)の上記案内溝(16,1
7,18,19,33,34,71,72)を上下方向
で重なる位置に配設する。本第9発明においては、荷重
伝達効率を向上させることができる。
【0020】本第10発明では、本第8発明又は本第9
発明において、上記案内溝(16,17,18,19,
33,34,71,72)を1つの面に複数形成し、該
複数の案内溝を、隣接する案内溝に位置するボール(8
1〜84)同士が、スライド板(1A,1B)のスライ
ド方向から見て一部が重なるような間隔に配設する。
【0021】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1にはスライド装置SEの外観
を示す。スライド装置SEは、上下に平行に位置する二
枚の矩形スライド板1A,1Bを備えており、各スライ
ド板1A,1Bの板面中央部には前後位置に、軽量化の
ための矩形開口11が設けられている。下側スライド板
1Bと上側スライド板1Aはその両側部12,13(図
2に一方のみ示す)が、一般部14,15から上方ある
いは下方へ湾曲した後、一定幅で水平に延びており、こ
れらスライド板1A,1Bは同一形状にプレス成形した
ものを上下位置で対称形に反転配置したものである。そ
して、スライド板1Aの側部12は第2種レール部材で
かつ可動側レール部材たるレール部材L1となるととも
に、スライド板1Bの側部13は後述するレール部材L
3の一部を構成している。
【0023】スライド板1Bの一般部15側縁には連結
板2が固定されている。連結板2はスライド板1Bの左
右の側縁に沿って延びるとともに(図1)、図2に示す
ように、水平な中央部21と、これより上方ないし下方
へ湾曲した後、一定幅で水平に延びる両側部22,23
を有しており、側部23にて上記スライド板1Bにカシ
メ固定されている。連結板2の側部22には押え板3が
カシメ固定されている。押え板3は連結板2に沿って延
び(図1)、中央の屈曲部を境に上方に位置し一定幅で
水平に延びる側部31と、下方に位置し一定幅で水平に
延びる側部32とを有している。そして、押え板3と連
結板2とで、より詳しくは押え板3の側部31と連結板
2の中央部21とで、スライド装置SEの内側方へ開放
するU字状空間S1をレール長手方向へ形成した第1種
レール部材でかつ固定側レール部材たるレール部材L2
が構成されている。また、スライド板1Bと連結板2と
で、より詳しくはスライド板1Bの側部13と連結板2
の中央部21とで、スライド装置SEの外側方へ開放す
るU字状空間をレール長手方向へ形成した第1種レール
部材で可動側レール部材たる上記レール部材L3が構成
されている。そして、これらレール部材L2,L3は上
下方向で重なる位置に配置されている。
【0024】スライド板1Aの側部12であるレール部
材L1は上記レール部材L2のU字状空間内に位置して
おり、レール部材L1の上下面と、これらに対向する押
え板3の側部31下面および連結板2の中央部21上面
との間にボール81が介設されて、レール部材L1すな
わちスライド板1Aがレール部材L2に対してスライド
移動可能になっている。すなわち、押え板3の側部31
下面およびレール部材L1の下面にはそれぞれ、これら
の長手方向へ平行に円弧状に凹陥した案内溝33,3
4,16,17が形成されて、これら案内溝33,3
4,16,17内にボール81,82が位置している。
ここで、平行に延びる上記案内溝33,34,16,1
7の形成間隔は、これらに位置させられたボール81,
82が、レール長手方向から見て互いに重なるようなも
のとなっている。すなわち、両案内溝33,34,1
6,17の幅方向の中心の間隔が、各案内溝33,3
4,16,17に配置されているボール81,82の半
径を足した寸法より小さい。
【0025】上記ボール81,82はそれぞれボールガ
イド9によって回転自在に保持されている。ボールガイ
ド9は樹脂材により成形された一定幅の長尺板体で、そ
の幅方向中央部91(図4、図5)を厚肉とし、両側部
92は薄肉としてある。ボールガイド9の板面中央部9
1には長手方向へ二列でボール保持穴93,94が多数
形成されている。各列のボール保持穴93,94は長手
方向での形成位置が交互にずれており、一方の列のボー
ル保持穴93が、他方の列の前後に位置するボール保持
穴94の中間に位置し、長手方向と直交する幅方向から
見て前後に位置するボール保持穴93,94は互いに重
なっている。そしてさらに、各列のボール保持穴93,
94は、上記各案内溝33,34に対応するように、ボ
ールガイド9の長手方向から見ても互いに重なるように
形成されている。
【0026】図5に示すように、各ボール保持穴93,
94の内周はその内径が上記ボール81,82の外径よ
りもやや大きい球面に形成されるとともに、上下の開口
に向けてボール81,82の外径よりも小径となるよう
に縮径している。このようなボール保持穴93,94内
へボール81,82を挿置する場合には、ボール保持穴
93、94の一方の開口を弾性的に押し拡げてボール8
1,82をボール保持穴93,94内へ押し込むと、上
記開口は原形に復してボール保持穴93,94からのボ
ール81,82の脱出が規制され、この状態で、図2に
示すように、ボール81,82は開口から上下へその一
部を露出させつつボール保持穴93,94内で回転自在
に保持される。
【0027】図2において、レール部材L3のU字状空
間S2内には第2種レール部材でかつ固定側レール部材
たるレール部材L4が位置しており、このレール部材L
4は、スライド板1Bに沿ってその両側を延びる(図1)
ガイド板4の側部41である。すなわち、ガイド板4
は、中央の屈曲部を境に上方に位置し一定幅で水平に延
びる側部42と、下方に位置し一定幅で水平に延びる上
記側部41とを有している。ガイド板4は、側部42下
面に沿って配設されて側部41下面へ屈曲して延びる補
強板5と共に、側部42を貫通するボルト61によっ
て、車両前後方向へ配設されたスライド機構(図示略)
上の回転盤に設けた基体としてのブラケット62上に傾
斜姿勢で固定されている。
【0028】レール部材L4の上下面と、これらに対向
する連結板2の中央部21下面およびスライド板1Bの
側部13上面との間にはボール84が介設されて、レー
ル部材L3すなわちスライド板1Bがレール部材L4に
対してスライド移動可能になっている。すなわち、連結
板2の中央部21下面、レール部材L4の上面、スライ
ド板1Bの側部13上面にはそれぞれ、これらの長手方
向へ平行に、円弧状に凹陥した案内溝18,19,4
3,44,71,72が形成されて、これら案内溝内1
8〜72にボール83,84が位置している。ここで、
平行に延びる上記案内溝18〜72の形成間隔は、これ
らに位置させられたボール83,84が、レール長手方
向から見て互いに重なるようなものとなっている。すな
わち、平行に延びる両案内溝18〜72の幅方向の中心
の間隔が、各案内溝18〜72に配置されているボール
83,84の半径を足した寸法より小さい。上記ボール
83,84は既に説明したものと同構造のボールガイド
9によって回転自在に保持されている。なお、シートS
T(図6)はスライド板1A上に載置されている。
【0029】身障者が乗降する場合には、回転盤によっ
てスライド装置SE全体を車外方向へ向け、スライド板
1Bとこれに続いてスライド板1Aをボールネジ駆動機
構等によって図3に示すように進出方向へスライドさせ
て、スライド板1A上のシートSTを路面近くへ位置さ
せる。
【0030】上記実施形態では、レール部材のそれぞれ
下側側壁と上側側壁を共通の連結板によって成形した
が、これらを別部材で成形しても良い。また、レール部
材をスライド板の側部に一体に成形し、レール部材の下
側側壁をスライド板の側部で構成するようにしたが、そ
れぞれ別部材で設けるようにしても良い。上記実施形態
では、レール部材を第1種レール部材で構成し、レール
部材を第2種レール部材で構成したが、レール部材を第
2種レール部材で構成し、レール部材を第1種レール部
材で構成することもできる。
【0031】上記実施形態ではスライド板を上下二枚と
したが、三枚以上としても良く、スライド板を4枚設け
た場合の概略構造を図6に示す。なお、図6ではボール
は図示を省略してある。図6においては、4枚のスライ
ド板1C〜1Dが略水平姿勢で上下方向へ配列されてい
る。連結板2と押え板3、ないしスライド板1D〜1F
の側部とで、スライド装置SEの内側方と外側方へそれ
ぞれ開放するU字状空間を形成した第1種レール部材と
してのレール部材L6〜L11が形成されており、これ
らは上下方向で重なる位置に配置されている。レール部
材L7〜L10は互いに一方の上辺30ないし下辺10
が他方のU字状空間内へ進入している。これら上辺30
ないし下辺10は第2種レール部材ともなっている。そ
して、スライド板1E,1Fに設けられたレール部材L
8,L10が固定側レール部材として、スライド板1
D,1Eに設けられたレール部材L7,L9の下辺10
を可動側レール部材としてスライド移動可能に支持して
いる。最上部のスライド板1Cの側部20であるレール
部材L5は第2種レール部材でかつ可動側レール部材と
して、スライド板1Dに設けた第1種レール部材でかつ
固定側レール部材としてのレール部材L6のU字状空間
内へ進入してこれにスライド可能に支持されている。ま
た、ガイド板4の側部41であり、第2種レール部材で
かつ固定側レール部材たるレール部材L12は、最下部
に位置するスライド板1Fに設けた第1種レール部材で
かつ可動側レール部材たるレール部材L11のU字状空
間内に進入してこれをスライド可能に支持している。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のスライド装置
は、製造および組付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、後退収納状態での
スライド装置の全体斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】進出状態でのスライド装置の全体斜視図であ
る。
【図4】ボールガイドの全体平面図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す、スライド装置の
概略全体断面図である。
【図7】従来のスライド装置を備えたバン型車両の後方
斜視図である。
【図8】後退収納状態での従来のスライド装置の全体斜
視図である。
【図9】進出状態での従来のスライド装置の全体斜視図
である。
【図10】従来のスライド装置の要部切断斜視図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1F…スライド板、1
0…下辺、16,17,18,19…案内溝、2…連結
板、20…側部、3…押え板、33,34…案内溝、4
…ガイド板、43,44…案内溝、62…ブラケット、
71,72…案内溝、81,82,83,84…ボー
ル、L1,L2,L3,L4,L6,L7,L8,L
9,L10,L11…レール部材、S1,S2…空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 芳幸 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 Fターム(参考) 3B087 BA03 BB03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側方へ開放する空間をレール長手方向へ
    形成した第1種レール部材と、空間内に位置する第2種
    レール部材と、当該第2種レール部材の上面および下面
    とこれらに対向する前記第1種レール部材の上側面およ
    び下側面との間にそれぞれ介設されて、前記第1種レー
    ル部材と前記第2種レール部材をレール長手方向へ相対
    移動可能とした抵抗軽減部材とを具備し、相対移動可能
    な前記第1種レール部材および前記第2種レール部材の
    一方を可動側レール部材とするとともに、他方を前記可
    動側レール部材を支持する固定側レール部材とし、前記
    可動側レール部材をスライド板の両側部に設けるととも
    に、前記スライド板を基体上に複数枚平行に位置させ
    て、一のスライド板に設けた前記可動側レール部材を、
    当該一のスライド板に隣接する他のスライド板側ないし
    基体側に設けた前記固定側レール部材によって支持する
    ようになしたことを特徴とするスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記第1種レール部材を、板体を略U字
    断面形状に成形して構成するとともに、前記第2種レー
    ル部材を、前記第1種レール部材の空間内に挿入される
    平板状の板体で構成した請求項1に記載のスライド装
    置。
  3. 【請求項3】 上下に位置する前記可動側レール部材と
    前記固定側レール部材をそれぞれ、互いに逆方向へ開放
    する空間を形成した略U字断面形状の前記第1種レール
    部材で構成するとともに、上下に位置する両第1種レー
    ル部材の側壁の一方を共通の部材により成形した請求項
    2又は3に記載のスライド装置。
  4. 【請求項4】 互いに対向する前記第1種レール部材の
    上側面および下側面と前記第2種レール部材の上面およ
    び下面の少なくとも一方にレール長手方向へ平行に延び
    る複数の案内溝を形成して、これら案内溝に沿って転動
    可能に前記抵抗軽減部材たる複数のボールを位置させ、
    かつ前記複数の案内溝を、隣接する案内溝に位置する前
    記ボールが、レール長手方向から見て互いに重なるよう
    な間隔に配置したことを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか一つに記載のスライド装置。
  5. 【請求項5】 基体上に、二枚のスライド板を互いに平
    行に略水平姿勢で上下方向に配列し、下側のスライド板
    の左右両側部に、上辺部と下辺部を備え、該上辺部と下
    辺部の間にスライド板の左右方向の一方に開放する空間
    が形成された第1レール部を設けるとともに、該第1レ
    ール部の上に、上辺部と下辺部を備え、該上辺部と下辺
    部の間にスライド板の左右方向の他方に開放する空間が
    形成された第2レール部を設け、上側のスライド板の両
    側部に、前記第2レール部にスライド可能に嵌合する第
    3レール部を設け、前記基体に、前記第1レール部にス
    ライド可能に嵌合する第4レール部を設けたことを特徴
    とするスライド装置。
  6. 【請求項6】 基体上に、複数枚のスライド板を互いに
    平行に略水平姿勢で上下方向に配列し、最上部のスライ
    ド板以外のスライド板の左右両側部に、上辺部と下辺部
    を備え、該上辺部と下辺部の間にスライド板の左右方向
    の一方に開放する空間が形成された第1レール部を設け
    るとともに、該第1レール部上に、上辺部と下辺部を備
    え、該上辺部と下辺部の間にスライド板の左右方向の他
    方に開放する空間が形成された第2レール部を設けて、
    各スライド板の第2レール部に、その上側に隣接するス
    ライド板の第1レール部の下辺部をスライド可能に嵌合
    するとともに、各スライド板の第1レール部に、その下
    側に隣接するスライド板の第2レール部の上辺部をスラ
    イド可能に嵌合し、最上部に位置するスライド板の左右
    両側部に、その下側に隣接するスライド板の第2レール
    部にスライド可能に嵌合する第3レール部を設け、前記
    基体に、最下部に位置するスライド板の第1レール部に
    スライド可能に嵌合する第4レール部を設けたことを特
    徴とするスライド装置。
  7. 【請求項7】 前記各スライド板の第1レール部の上辺
    部により、第2レール部の下辺部を構成した請求項5又
    は6に記載のスライド装置。
  8. 【請求項8】 各レール部同士の上下方向で対向する面
    の少なくとも一方に、スライド板のスライド方向に延び
    る案内溝を形成し、該案内溝に前記対向する面に転接す
    る複数のボールを配設した請求項5ないし7のいずれか
    に記載のスライド装置。
  9. 【請求項9】 各レール部の前記案内溝を上下方向で重
    なる位置に配設した請求項8に記載のスライド装置。
  10. 【請求項10】前記案内溝を1つの面に複数形成し、該
    複数の案内溝を、隣接する案内溝に位置する前記ボール
    同士が、スライド板のスライド方向から見て一部が重な
    るような間隔に配設した請求項8又は9に記載のスライ
    ド装置。
JP2001338889A 2001-09-14 2001-11-05 スライド装置 Expired - Fee Related JP3693003B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001338889A JP3693003B2 (ja) 2001-11-05 2001-11-05 スライド装置
AU2002330398A AU2002330398B2 (en) 2001-09-14 2002-09-13 Slide device
EP02765540A EP1433651B1 (en) 2001-09-14 2002-09-13 Slide device
CNB028179714A CN100408373C (zh) 2001-09-14 2002-09-13 滑动装置
DE60236741T DE60236741D1 (de) 2001-09-14 2002-09-13 Schiebevorrichtung
KR1020047002756A KR100555692B1 (ko) 2001-09-14 2002-09-13 슬라이드 장치
CA002460510A CA2460510C (en) 2001-09-14 2002-09-13 Slide device
PCT/JP2002/009417 WO2003024738A1 (fr) 2001-09-14 2002-09-13 Dispositif de glissieres
US10/488,209 US7267317B2 (en) 2001-09-14 2002-09-13 Slide device
HK05104756A HK1071873A1 (en) 2001-09-14 2005-06-07 Slide device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001338889A JP3693003B2 (ja) 2001-11-05 2001-11-05 スライド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003135527A true JP2003135527A (ja) 2003-05-13
JP3693003B2 JP3693003B2 (ja) 2005-09-07

Family

ID=19153315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001338889A Expired - Fee Related JP3693003B2 (ja) 2001-09-14 2001-11-05 スライド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3693003B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019136335A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 本田技研工業株式会社 車両用スロープ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019136335A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 本田技研工業株式会社 車両用スロープ
CN110154857A (zh) * 2018-02-13 2019-08-23 本田技研工业株式会社 车辆用倾斜板

Also Published As

Publication number Publication date
JP3693003B2 (ja) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100555692B1 (ko) 슬라이드 장치
CN204659488U (zh) 车辆用座椅滑动装置
US20040222347A1 (en) Seat track for vehicles
US20120199719A1 (en) Seat slide device for vehicle
CN104334403A (zh) 座椅滑动装置
CN104321222A (zh) 交通工具用座椅
JP2009530152A (ja) 自動車の座席のための膨らんだスライダ
CN1867471A (zh) 机动车门结构
DE102006047626A1 (de) Sitzschiene für Fahrzeuge
US20200001745A1 (en) Seat slider device and manufacturing method thereof
HUE032632T2 (en) Hollow stabilizer
JP2005297960A (ja) 乗物シートの剛性構造用のチークプレート、このようなチークプレートを含む乗物シート、このようなチークプレートを製造する方法
JP2742439B2 (ja) 車両座席用安全スライド
DE3116094A1 (de) "automobilfenster"
EP1249381A3 (de) Karosserierahmen eines Kraftfahrzeuges
JP2003135527A (ja) スライド装置
EP1375411A3 (de) Flurförderzeug mit einem gedämpften Fahrerplatz
JP2626372B2 (ja) 車 両
JPH11508513A (ja) 調節可能なシート搭載機構
JP2003080980A (ja) スライド装置
JP3138193B2 (ja) シートスライド装置
CN212637233U (zh) 一种长型汽车座椅滑轨
CN211342719U (zh) 一种分段平移门
JPS6212659Y2 (ja)
JPS6122133Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3693003

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080701

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130701

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees