JP2003134392A - 撮像装置、撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法

Info

Publication number
JP2003134392A
JP2003134392A JP2001330584A JP2001330584A JP2003134392A JP 2003134392 A JP2003134392 A JP 2003134392A JP 2001330584 A JP2001330584 A JP 2001330584A JP 2001330584 A JP2001330584 A JP 2001330584A JP 2003134392 A JP2003134392 A JP 2003134392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
detection result
image pickup
level
flicker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001330584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3864408B2 (ja
Inventor
Hiroto Hirakoso
洋人 平社
Takuya Machiya
卓也 町屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001330584A priority Critical patent/JP3864408B2/ja
Publication of JP2003134392A publication Critical patent/JP2003134392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3864408B2 publication Critical patent/JP3864408B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法に
関し、例えばテレビジョンカメラに適用して、確実にフ
リッカを防止することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、撮像結果の輝度レベルDYを
検出してフィードバック制御によりフリッカを防止する
際に、入射光量の予測値を求め、この予測値を基準にし
て増幅回路6の利得を制御する。また輝度レベルよりフ
リッカ周期による信号成分を抽出し、この信号成分の信
号レベルにより撮像結果の信号レベルを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、撮像装
置の制御方法に関し、例えばテレビジョンカメラに適用
することができる。本発明は、撮像結果の輝度レベルを
検出してフィードバック制御によりフリッカを防止する
際に、入射光量の予測値を求め、この予測値を基準にし
て増幅回路の利得を制御することにより、確実にフリッ
カを防止することができるようにする。また輝度レベル
よりフリッカ周期による信号成分を抽出し、この信号成
分の信号レベルにより撮像結果の信号レベルを補正する
ことにより、確実にフリッカを防止することができるよ
うにする。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョンカメラにおいては、
蛍光灯のような点滅する光源の元で撮像すると、撮像結
果にフリッカが観察される場合があり、このようなフリ
ッカを有効に回避する方法が種々に提案されるようにな
されている。
【0003】すなわち蛍光灯においては、管内放電によ
り発光することにより、図6(A)に示すように、ほぼ
電源電圧の振幅値に応じて発光光量が変化する。これに
よりフィールド周波数が50〔Hz〕のビデオカメラに
おいて、蛍光灯の電源周波数が60〔Hz〕の場合、連
続するフィールドにおいて、被写体を照明する光量がフ
ィールド毎に変化することになり、これによりフリッカ
が観察されるようになる。
【0004】この場合に、図6(B)に示すように、電
子シャッタにより電荷蓄積時間Tを極端に短くすると、
連続するフィールドにおいて、被写体を照明する光量の
変化が著しくなり、これにより著しいフリッカが観察さ
れるようになる。なおこの図6及び続く図7における電
子シャッタの説明においては、各フィールドにおいて、
光電変換処理される被写体の照明光量をハッチングによ
り示す。
【0005】また図7(A)に示すように、フィールド
周波数が60〔Hz〕のビデオカメラにおいて、蛍光灯
の電源周波数が50〔Hz〕の場合においても、連続す
るフィールドにおいて、被写体を照明する光量がフィー
ルド毎に変化することになり、これによりフリッカが観
察されるようになる。この場合にも、図7(B)に示す
ように、電子シャッタにより電荷蓄積時間Tを極端に短
くすると、連続するフィールドにおいて、被写体を照明
する光量の変化が著しくなり、これにより著しいフリッ
カが観察される。
【0006】しかしながら電荷蓄積時間を光源の点灯周
期(この場合は1/100〔秒〕及び1/120
〔秒〕)の整数倍の期間に設定すると、各フィールドに
おいては、同一の光量により被写体が照明されることに
より、この場合、何らフリッカを感じることの無い撮像
結果を得ることができる。これにより従来のビデオカメ
ラにおいては、この補正原理に従ったユーザーによる切
り換え操作等により、フリッカを防止するようになされ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のフリッ
カ防止方法においては、光源に対応した切り換え操作を
実行しなければならない等により、実用上未だ不十分な
問題があった。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、確実にフリッカを防止することができる撮像装置、
撮像装置の制御方法を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、撮像装置に適用して、信
号レベル補正手段による補正量により輝度レベル検出結
果を補正して、撮像素子の入射光量を示す光量検出結果
を生成し、予測されるフリッカの周期分、光量検出結果
を遅延させて遅延光量検出結果を生成し、光量検出結果
と、対応する遅延光量検出結果とにより、続くフィール
ドの、光量検出結果の予測値を生成し、光量検出結果の
予測値に基づいて、輝度レベル検出結果が所定値になる
ように、信号レベル補正手段による補正量を制御する。
【0010】また請求項3の発明においては、撮像装置
の制御方法に適用して、信号レベル補正手段による補正
量により輝度レベル検出結果を補正して、撮像素子の入
射光量を示す光量検出結果を生成する光量検出処理ステ
ップと、予測されるフリッカの周期分、光量検出結果を
遅延させて遅延光量検出結果を生成する遅延処理ステッ
プと、光量検出結果と、対応する遅延光量検出結果とに
より、続くフィールドの、光量検出結果の予測値を生成
する予測処理のステップと、光量検出結果の予測値に基
づいて、輝度レベル検出結果が所定値になるように、信
号レベル補正手段による補正量を制御する制御処理のス
テップとを有するようにする。
【0011】また請求項4の発明においては、撮像装置
に適用して、輝度レベル検出結果より、フリッカ周期に
より変化する信号成分を抽出するフリッカ成分抽出手段
と、信号成分の信号レベルを基準にして、出力信号の信
号レベルを補正する信号レベル補正手段とを備えるよう
にする。
【0012】また請求項9の発明においては、撮像装置
の制御方法に適用して、輝度レベル検出結果より、フリ
ッカ周期により変化する信号成分を抽出するフリッカ成
分抽出処理のステップと、信号成分の信号レベルを基準
にして、出力信号の信号レベルを補正する信号レベル補
正処理のステップとを備えるようにする。
【0013】請求項1の構成によれば、撮像装置に適用
して、信号レベル補正手段の補正量により輝度レベル検
出結果を補正して、撮像素子の入射光量を示す光量検出
結果を生成し、予測されるフリッカの周期分、光量検出
結果を遅延させて遅延光量検出結果を生成し、光量検出
結果と、対応する遅延光量検出結果とにより、続くフィ
ールドの、光量検出結果の予測値を生成し、光量検出結
果の予測値に基づいて、輝度レベル検出結果が所定値に
なるように、信号レベル補正手段による補正量を制御す
ることにより、例えば露光制御に供する一連の構成を有
効に利用して、フィードバック制御によりフリッカを確
実に防止することができる。
【0014】これにより請求項3の構成によれば、フリ
ッカを確実に防止することができる撮像装置の制御方法
を提供することができる。
【0015】また請求項4の構成によれば、撮像装置に
適用して、輝度レベル検出結果より、フリッカ周期によ
り変化する信号成分を抽出するフリッカ成分抽出手段
と、信号成分の信号レベルを基準にして、出力信号の信
号レベルを補正する信号レベル補正手段とを備えること
により、例えばフィードフォワード制御によりフリッカ
を確実に防止することができる。
【0016】これにより請求項9の構成によれば、フリ
ッカを確実に防止することができる撮像装置の制御方法
を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0018】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図1は、本発明の実施の形態に係るテレビジョンカメラ
を示すブロック図である。このテレビジョンカメラ1に
おいて、レンズ2は、入射光L1を続くCCD固体撮像
素子(CCD:Charge Coupled Device )3の撮像面に
集光する。
【0019】CCD固体撮像素子3は、タイミングジェ
ネレータ(TG)4による駆動信号により動作して、撮
像面に形成されたカラーフィルタに応じた色信号の繰り
返しによる出力信号S1をフィールド周波数60〔H
z〕により出力する。この処理において、CCD固体撮
像素子3は、タイミングジェネレータ4より出力される
駆動信号に応じて電荷蓄積時間を可変する。
【0020】相関二重サンプリング回路(CDS:Corr
elated Double Sampling)5は、二次元イメージセンサ
3の出力信号S1を相関二重サンプリングして出力し、
AGC回路(Automatic Gain Control)6は、この相関
二重サンプリング回路5の出力信号をマイコン14によ
り指示される利得Gで増幅して出力する。ディジタルシ
グナルプロセッサ7は、このAGC回路6の出力信号を
受け、所定の信号処理により輝度信号Y、色差信号R−
Y、B−Yを生成して出力する。
【0021】すなわちディジタルシグナルプロセッサ7
において、アナログディジタル変換回路(A/D)8
は、AGC回路6の出力信号をアナログディジタル変換
処理し、その処理結果による画像データを出力する。続
く色差信号処理回路9は、このアナログディジタル変換
回路8から出力される画像データを演算処理し、色差信
号R−Y、B−Yに対応する色差データを生成して出力
する。この処理において色差信号処理回路9は、マイコ
ン14からの指示による増幅率により各色信号を増幅
し、これによりオートホワイトバランス調整の処理を実
行する。続くディジタルアナログ変換回路(D/A)1
0は、この色差データをディジタルアナログ変換処理す
ることにより、色差信号R−Y、B−Yを生成して出力
する。
【0022】輝度信号処理回路11は、アナログディジ
タル変換回路8から出力される画像データを処理するこ
とにより、輝度信号Yに対応する輝度データを生成して
出力する。この処理において、輝度信号処理回路11
は、ニー処理、ガンマ補正処理、黒レベル設定処理等を
実行する。続くディジタルアナログ変換回路(D/A)
12は、この輝度データをディジタルアナログ変換処理
することにより、輝度信号Yを生成して出力する。
【0023】光学検波部(OPD)13は、ディジタル
シグナルプロセッサ7における処理に係る画像データを
適宜、積分等し、露光制御、オートホワイトバランス調
整、黒レベル設定処理等に必要な各種測定結果を取得
し、この測定結果をマイコン14に出力する。この処理
において、光学検波部13は、フィールド単位で輝度デ
ータを積分し、又はフィールド単位で、所定の重み付け
係数により輝度データを重み付けして積分し、これによ
り撮像結果の明るさを示す輝度レベル検出結果DYをマ
イコン14に出力する。かくするにつき、この実施の形
態では、この測定結果DYを基準にしてフリッカを防止
すると共に、露光制御するようになされている。
【0024】タイミングジェネレータ4は、このテレビ
ジョンカメラの動作に必要な各種基準信号を生成して出
力する。
【0025】マイコン14は、このテレビジョンカメラ
の動作を制御するコントローラであり、ユーザーによる
図示しない操作子の操作により、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)14Aにワークエリアを確保して、リード
オンリメモリ(ROM)14Bに格納した処理手順を中
央処理ユニットにより実行し、これにより全体の動作を
制御する。
【0026】この処理において、マイコン14は、フリ
ッカを予測し、その予測結果に基づいてAGC回路6の
利得Gを制御することにより、フリッカを防止する。す
なわち図2は、フィールドを単位にした時間経過により
テレビジョンカメラ1における各部の動作関連を示す図
表であり、テレビジョンカメラ1においては、レンズ2
の入射光L1がCCD固体撮像素子3において1フィー
ルド周期で光電変換処理された後、この光電変換処理結
果が順次CCD固体撮像素子3の垂直転送レジスタ、水
平転送レジスタを介してCCD固体撮像素子3より出力
される。これによりCCD固体撮像素子3の駆動を開始
した後、矢印aにより示すように、1フィールド遅延し
てCCD固体撮像素子3から有効な撮像結果としての出
力信号S1が出力されることになる。因みに、撮影を開
始した最初の1フィールドについては、暗電流等による
出力信号S1が出力されることになる。
【0027】なお図2は、電源周波数50〔Hz〕の蛍
光灯下における処理を示すものであり、この場合、フィ
ールド周波数60〔Hz〕による撮像においては、被写
体を照明する光量が3フィールド周期で変動する。図2
では、これにより各フィールドにおけるCCD固体撮像
素子3への入射光L1の光量を数値化して値100、8
00、200により順次示し、またこの光量に設定した
数値との対応により、CCD固体撮像素子3の出力信号
S1の信号レベル、光学検波部13により検出される輝
度レベル検出結果DYの値を示す。
【0028】またこのCCD固体撮像素子3の出力信号
S1においては、相関二重サンプリング回路5、AGC
回路6を順次介してディジタルシグナルプロセッサ7に
入力され、このディジタルシグナルプロセッサ7の光学
検波部13において、フィールド周期で積分されて輝度
レベル検出結果DYが得られる。これにより正しく被写
体の明るさを示している輝度レベル検出結果DYにおい
ては、矢印bにより示すように、さらに1フィールド遅
延することになり、結局、撮像を開始して、2フィール
ド経過すると、正しく被写体の明るさを示している輝度
レベル検出結果DYを検出することができる。
【0029】従ってマイコン14においては、撮像を開
始した後、2フィールドの終了時点で、AGC回路6の
利得制御の基準となる輝度レベル検出結果DYを取得す
ることができ、これにより撮像を開始した後、矢印cに
より示すように、4フィールド目より、AGC回路6の
利得Gを制御することが可能となる。
【0030】これらによりマイコン14においては、撮
像を開始した後、3フィールドの期間においては、AG
C回路6の利得を基準値(利得2)に保持する。また3
フィールドを経過した後においては、直前フィールドと
の間の輝度レベル検出結果DYの変化を緩やかに抑圧す
るように(すなわち一定の時定数により制御目標値に収
束するように)、AGC回路6の利得を計算し(図3に
おいて、符号GNにより示す)、この計算した利得GN
(G)による増幅をAGC回路6に指示する。
【0031】さらにマイコン14においては、AGC回
路6の利得で、光学検波部13による輝度レベル検出結
果DYを集計することにより入射光L1の光量を求め、
所定フィールド周期で、この計算値を順次循環的にラン
ダムアクセスメモリ14Aに記録する。これによりマイ
コン14は、光学検波部13より得られる輝度レベル検
出結果DYを増幅回路であるAGC回路6の補正量によ
り補正して、CCD固体撮像素子3の入射光量を示す光
量検出結果を生成し、予測されるフリッカの周期分、こ
の光量検出結果を遅延させて遅延光量検出結果を生成す
るようになされている。なお図2においては、この計算
により求められる入射光L1の光量を、AGC回路6の
利得を基準値に設定した場合の輝度レベル検出結果DY
により表し、外乱予測値として示すようになされてい
る。
【0032】このようにして計算される光量検出結果に
おいては、電源周波数60〔Hz〕の光源下で撮像する
場合、さらには白色光源等の光源下で撮像する場合、ほ
ぼ一定値に保持される。
【0033】これに対して電源周波数50〔Hz〕の蛍
光灯下で撮像してフリッカが発生している場合、このよ
うにして計算により求められる入射光L1の光量におい
ては、3フィールド周期で変化することになる。これに
よりマイコン14は、この光量計算結果の遅延時間が3
フィールドに設定され、記録を開始して3フィールド分
の記録が完了すると、輝度レベル検出結果DYの変化を
徐々に抑圧するようにするAGC回路6の利得の制御に
代えて、この記録を基準にして続くフィールドについ
て、フリッカを補正可能なAGC回路6の利得Gを設定
する。なおマイコン14は、このようにAGC回路6の
利得Gの設定を開始した後においても、循環的な入射光
L1の光量の記録を継続する。
【0034】すなわちこの図2の場合、撮像を開始して
3フィールド目より、入射光L1の光量が計算により求
められ、5フィールド目には、入射光L1の光量の記録
が、フリッカの1周期分について完了する。また何ら被
写体の明るさ自体に変化が無い場合、6フィールド目に
は、3フィールド目と同一の値により入射光L1の光量
が計算により求められる。また被写体自体の明るさが変
化している場合でも、6フィールド目には、このような
被写体自体の明るさの変化に伴って、フリッカによる光
量の変化が観察されることになる。
【0035】これによりマイコン14は、このようにし
て記録した入射光L1の光量の記録より、続くフィール
ドにおける入射光L1の光量を予測し、この予測を補う
ようにAGC回路6の利得Gを設定する。具体的に、マ
イコン14は、直前フィールドによる光量計算結果と、
メモリ14Aに記録された対応する1周期前(フリッカ
の1周期である)の遅延光量計算結果との比により、メ
モリ14Aに記録された続くフィールドの光量計算結果
を補正し、これにより続くフィールドの入射光量を予測
する。さらにこの予測より、輝度レベル検出結果DYが
所定値となるように(この場合、値800)、AGC回
路6の利得を計算し、この計算した利得によりAGC回
路6の利得を設定する。これらによりこのテレビジョン
カメラ1では、6フィールドの終了時点で、予測値を得
ることができ、図2において破線により示すように、7
フィールド目以降より、フリッカを確実に防止すること
ができる。
【0036】かくするにつき被写体自体の明るさが変化
していない場合には、図2に示すように、外乱予測値と
して、光量計算結果が順次計算されてメモリに順次記録
され、またこの記録により外乱予測値として続くフィー
ルドの光量が計算されることになる。これに対して被写
体自体の明るさが変化している場合には、順次循環的に
変化する入射光L1の光量の移動平均値が、この被写体
の明るさの変化に応じて順次変化し、この変化に対応す
るように外乱予測値も、その移動平均値が変化すること
になる。
【0037】かくするにつき、このように光量計算結果
を一旦メモリに記録し、この記録により続く入射光量を
予測してAGC回路6の利得を制御する場合、単に、メ
モリに記録した光量計算結果を予測に利用するまでの期
間の分の遅延時間により、AGC回路6の利得を制御し
ていることになる。これによりこのマイコン14におい
ては、フリッカが発生していない場合でも、AGC回路
6の利得を適切に制御できるようになされている。
【0038】すなわちマイコン14においては、光学検
波部13より得られる輝度レベル検出結果DYをフリッ
カの周期により移動平均し、この平均値と制御目標値と
の比較により、図示しない絞り、CCD固体撮像素子3
の電荷蓄積時間を制御する。これによりマイコン14
は、上述したAGC回路6の利得の制御によりフリッカ
を防止して、光学検波部13より得られる輝度レベル検
出結果DYが所定値となるように、適切に露光制御でき
るようになされている。
【0039】マイコン14は、これらの露光処理、上述
したAGC回路6の利得の制御において、絞りを最も開
放すると共に、電荷蓄積時間を最も長い時間に設定し
て、光学検波部13より得られる輝度レベル検出結果D
Yが所定値に満たない場合、すなわち撮像結果において
充分な明るさを確保できない場合、AGC回路6の利得
の制御における制御中心の利得を増大させる。かくする
につき、この実施の形態では、上述した基準の利得より
撮像を開始することにより、充分な入射光量が得られて
いる場合、フリッカによる光量の変化に対応するように
AGC回路6の利得を制御した場合、この利得の制御中
心においては、基準の利得に維持されるようになされて
いる。
【0040】これらによりこのテレビジョンカメラ1に
おいて、AGC回路6は、CCD固体撮像素子3の出力
信号の信号レベルを補正する信号レベル補正手段を構成
するのに対し、ディジタルシグナルプロセッサ7は、こ
の信号レベル補正手段の出力信号を信号処理して、該出
力信号の輝度レベルをフィールド単位で検出して輝度レ
ベル検出結果DYを出力する輝度レベル検出手段を構成
するようになされている。またマイコン14は、この輝
度レベル検出結果DYに基づいて、信号レベル補正手段
の動作を制御する制御手段を構成し、信号レベル補正手
段による補正量Gにより輝度レベル検出結果DYを補正
して、撮像素子3の入射光量を示す光量検出結果を生成
し、予測されるフリッカの周期分、この光量検出結果を
遅延させて遅延光量検出結果を生成し、光量検出結果
と、フリッカ周期の分だけ遅延してなる対応する遅延光
量検出結果とにより、続くフィールドの、光量検出結果
の予測値を生成し、この光量検出結果の予測値に基づい
て、輝度レベル検出結果DYが所定値になるように、信
号レベル補正手段の利得を制御するようになされてい
る。またマイコン14においては、上述したAGC回路
6の利得を含めた露光制御の処理を実行するAE部14
Cを構成するようになされている。
【0041】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、このテレビジョンカメラ1では、
CCD固体撮像素子3の出力信号S1が相関二重サンプ
リング回路5、AGC回路6で順次処理され、ディジタ
ルシグナルプロセッサ7によりニー処理、オートホワイ
トバランス調整処理、ガンマ処理等されて、輝度信号及
び色差信号が生成され、これら輝度信号及び色差信号が
モニタ機構により表示され、さらに外部機器に出力され
る。これによりテレビジョンカメラ1では、所望する被
写体の撮像結果をモニタし、外部機器に出力できるよう
になされている。
【0042】テレビジョンカメラ1では、このような処
理において、ディジタルシグナルプロセッサ7の光学検
波部13において、輝度データがフィールド単位で処理
され、撮像結果の明るさを示す輝度レベル検出結果DY
が検出される。さらにこの輝度レベル検出結果DYをA
GC回路6の利得により補正して、CCD固体撮像素子
3の入射光量が計算され、この計算結果が順次メモリ1
4Aに記録されて予測されるフリッカ周期の分だけ遅延
される。テレビジョンカメラ1では、このようにして遅
延して得られる光量検出結果と、計算より得られる対応
する現在の光量検出結果との比較により、続くフィール
ドの光量について予測値が得られ、この予測値により、
光学検波部13で検出される輝度レベル検出結果が一定
値となるように、AGC回路6の利得が制御される。
【0043】これによりテレビジョンカメラ1では、フ
ィードバック制御によりAGC回路6の利得を制御し
て、電荷蓄積時間を特定の時間に設定する等の煩雑な操
作を実行することなく、フリッカを防止することができ
る。またこのように予測値によりAGC回路6の利得を
制御することにより、何らフリッカが発生していない場
合でも、さらにはフリッカが発生しなくなった場合で
も、適切にAGC回路6の利得を制御することができ
る。またこのような予測値により実際にフリッカが発生
しているか否か判断することもでき、これによりこのフ
リッカの有無の検出結果を種々の制御等に役立てること
ができる。なおこのようなフリッカの有無の検出結果に
おいては、この実施の形態によるAGC回路6の利得の
制御と、従来のAGC回路の利得の制御とで動作を切り
換える場合等に利用することができる。
【0044】テレビジョンカメラ1では、撮像を開始し
て、このような光量検出結果が得られるまでの間は、A
GC回路6の利得が基準値に設定され、さらに光量検出
結果が得られて、予測されるフリッカ周期の分だけ光量
検出結果の遅延が完了するまでの間、光量検出結果の基
準である輝度レベル検出結果DYの変化を緩やかに抑圧
するようにAGC回路6の利得が制御され、その後、予
測によりフリッカを防止するようにAGC回路6の利得
が制御される。これによりテレビジョンカメラ1では、
ユーザーに違和感を感じさせること無く、予測によりフ
リッカを防止するようになされている。
【0045】テレビジョンカメラ1では、このようにし
てAGC回路6の利得の制御によりフリッカを防止する
ようにして、光学検波部13で検出される輝度レベル検
出結果DYが所定値となるように、絞り、CCD固体撮
像素子3の電荷蓄積時間が制御されて露光制御の処理が
実行される。これによりテレビジョンカメラ1では、露
光制御に利用する輝度レベル検出結果DYを有効に利用
して、フリッカを防止するようになされている。
【0046】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、撮像結果の輝度レベルを検出して
フィードバック制御によりフリッカを防止する際に、入
射光量の予測値を求め、この予測値を基準にして増幅回
路の利得を制御することにより、確実にフリッカを防止
することができる。
【0047】またこの輝度レベルの検出結果が露光制御
用の測定結果であることにより、露光制御用の構成を有
効に利用してフリッカを防止することができ、その分、
簡易な構成によりフリッカを防止することができる。
【0048】(2)第2の実施の形態 図3は、本発明の第2の実施の形態に係るテレビジョン
カメラを示すブロック図である。このテレビジョンカメ
ラ21において、第1の実施の形態に係るテレビジョン
カメラ1と同一の構成は、対応する符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
【0049】このテレビジョンカメラ21において、デ
ィジタルシグナルプロセッサ27は、輝度信号処理回路
11から出力される輝度データを増幅回路28により増
幅して出力する。ここでこの増幅回路28は、図4に示
す特性により、マイコン24から出力される制御データ
DCに応じて利得を可変するようになされている。
【0050】マイコン24は、光学検波部13から出力
される輝度レベル検出結果DYをフリッカの周期により
移動平均し、この平均値と制御目標値との比較により、
図示しない絞り、CCD固体撮像素子3の電荷蓄積時間
を制御し、これにより露光制御する。またこのように露
光制御して、撮像結果において充分な明るさを確保でき
ない場合、AGC回路6の利得を増大させる。
【0051】さらにマイコン24は、光学検波部13か
ら出力される連続する輝度レベル検出結果DYを演算処
理することにより、フィルタ回路を構成し、輝度レベル
検出結果DYよりフリッカ周期による信号成分を抽出す
る。さらにマイコン24は、この信号成分の信号レベル
を基準にして、増幅回路28の利得を制御し、これによ
りフリッカによる輝度レベルの変化を補正する。
【0052】これによりこのテレビジョンカメラ21で
は、フィードフォア制御により、撮像結果の信号レベル
を補正してフリッカを防止するようになされている。こ
のようなフィードフォア制御においては、上述した第1
の実施の形態のように予測値を求めなくても、確実にフ
リッカを防止することができ、その分、マイコン14に
おける処理を簡略化することができる。また光学検波部
13から出力される輝度レベル検出結果DYを基準にし
て、フリッカの有無を判断することができ、この判断結
果を種々の制御に役立てることができる。
【0053】図3に示す構成によれば、撮像結果の輝度
レベルからフリッカ周期による信号成分を抽出し、この
信号成分の信号レベルを基準にして増幅回路の利得を制
御することにより、第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。
【0054】(3)第3の実施の形態 図5は、本発明の第3の実施の形態に係るテレビジョン
カメラを示すブロック図である。このテレビジョンカメ
ラ31において、第2の実施の形態に係るテレビジョン
カメラ1と同一の構成は、対応する符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
【0055】このテレビジョンカメラ31において、デ
ィジタルシグナルプロセッサ37は、色差信号処理回路
9より出力される輝度データの信号レベルを増幅回路3
8により補正して出力する。ここで増幅回路38は、マ
イコン34により指示される増幅率によりそれぞれ色差
データを増幅して出力するようになされている。これに
よりディジタルシグナルプロセッサ37は、マイコン3
4の指示により撮像結果の色相を補正し、フリッカによ
る色相の脈動を防止するようになされている。
【0056】すなわち蛍光灯においては、近年、管内に
特性の異なる複数種類の蛍光体を塗布することにより、
白色光に近いスペクトラムを確保できるようになされた
ものが提供されている。このような蛍光灯による発光ス
ペクトラムを詳細に観察すると、電源電圧の立ち上がり
周期又は立ち下がり周期の間で、スペクトラムが変化す
る欠点があり、これにより蛍光灯によるフリッカによ
り、撮像結果の色相が順次循環的に変化することが判っ
た。このような撮像結果における色相の変化は、フリッ
カによる輝度レベルの変化を防止すると目立つようにな
る。この実施の形態では、これによりフリッカによる輝
度レベルの脈動に加えて、色相の脈動を防止する。
【0057】すなわちマイコン34は、第2の実施の形
態について上述したマイコン24と同一に、光学検波部
13から出力される輝度レベル検出結果DYを処理し、
増幅回路28の利得、絞り、CCD固体撮像素子3の電
荷蓄積時間、AGC回路6の利得を制御する。これによ
りマイコン34は、輝度信号の信号レベルを補正してフ
リッカによる輝度レベルの脈動を防止し、また露光制御
するようになされている。
【0058】さらにマイコン24は、光学検波部13か
ら出力されるオートホワイトバランス調整用の信号レベ
ル検出結果を輝度レベル検出結果DYと同様に処理し、
フリッカ周期による信号成分を抽出し、さらには移動平
均による平均値を検出する。なおここでこのオートホワ
イトバランス調整用の信号レベル検出結果においては、
各色信号をフィールド単位で積分して生成される。マイ
コン24は、この平均値を従来のオートホワイトバラン
ス調整における処理と同様に処理して、各色信号を増幅
する増幅回路の利得を求め、この利得により各色信号の
信号レベルを補正するように、ディジタルシグナルプロ
セッサ37の動作を制御する。これによりマイコン24
は、オートホワイトバランス調整するようになされてい
る。
【0059】さらにマイコン24は、フリッカ周期によ
る信号成分を基準にして、この信号レベルの脈動を抑圧
するように、色差データについて補正値を計算し、この
補正値に対応する利得により各色差データを補正するよ
うに、増幅回路38の利得を制御する。
【0060】これによりこの実施の形態では、フリッカ
による輝度レベルの脈動に加えて、色相の脈動を防止す
るようになされ、さらに一段と撮像結果の画質を向上す
るようになされている。
【0061】またこの色相の脈動を防止する処理におい
ても、オートホワイトバランス調整用の検出結果を有効
に利用することにより、簡易な構成で画質を向上できる
ようになされている。
【0062】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、それぞれ露光制御用
及びオートホワイトバランス調整用に適用される測定結
果を有効に利用してフリッカを防止する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、露光制御用及びオート
ホワイトバランス調整用の測定結果とは別に、フリッカ
を防止用に、別途、撮像結果より輝度レベル、色信号レ
ベルを検出するようにしてもよい。なおこの場合に、色
相の脈動を防止する構成においては、色差信号の脈動を
検出して補正することが考えられる。
【0063】また上述の第3の実施の形態においては、
第2の実施の形態に係る構成に加えて、フィートフォワ
ード制御により、フリッカによる色相の脈動を防止する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1の
実施の形態に係る構成に、フリッカによる色相の脈動を
防止する構成を適用するようにしてもよい。
【0064】また上述の実施の形態においては、それぞ
れAGC回路の利得の制御、輝度信号を増幅する増幅回
路の利得の制御により、フリッカによる輝度レベルの脈
動を防止する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えばCCD固体撮像素子の出力信号を増幅する
増幅回路を別途配置する場合、アナログディジタル変換
回路、ディジタルアナログ変換回路における基準信号の
制御により等化的に撮像結果の信号レベルを補正する場
合等、種々の信号レベル補正手段の構成を広く適用する
ことができる。
【0065】また上述の第3の実施の形態においては、
色差信号の信号レベルの補正により、フリッカによる輝
度レベル、色相の脈動を防止する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばオートホワイトバラ
ンス調整用の増幅回路の利得の制御により色相を補正す
る場合、さらには別途、補正回路を設けて色相を補正す
る場合等、種々の色相補正方法を広く適用することがで
きる。
【0066】また上述の実施の形態においては、本発明
をテレビジョンカメラに適用する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、カメラ一体型ビデオテープ
レコーダ等の録画機能を有してなる撮像装置、携帯電話
等の通信機能を有してなる撮像装置、パーソナルコンピ
ュータに組み込まれた撮像装置等に広く適用することが
できる。
【0067】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、撮像結果
の輝度レベルを検出してフィードバック制御によりフリ
ッカを防止する際に、入射光量の予測値を求め、この予
測値を基準にして増幅回路の利得を制御することによ
り、又は輝度レベルよりフリッカ周期による信号成分を
抽出し、この信号成分の信号レベルにより撮像結果の信
号レベルを補正することにより、確実にフリッカを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るテレビジョン
カメラを示すブロック図である。
【図2】図1のテレビジョンカメラの動作の説明に供す
る図表である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るテレビジョン
カメラを示すブロック図である。
【図4】図3のテレビジョンカメラにおける増幅回路の
特性を示す特性曲線図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るテレビジョン
カメラを示すブロック図である。
【図6】電源周波数60〔Hz〕における撮像の説明に
供するタイムチャートである。
【図7】電源周波数50〔Hz〕における撮像の説明に
供するタイムチャートである。
【符号の説明】
1、21、31……テレビジョンカメラ、3……CCD
固体撮像素子、7、27、37……ディジタルシグナル
プロセッサ、9……色差信号処理回路、11……輝度信
号処理回路、13……光学検出回路、14、24、34
……マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA71 PA76 PA85 PA86 PA92 RB01 XA04 YA07 5C022 AB03 AB20 AB51 AC42 AC69 5C065 AA01 BB02 BB21 DD01 GG15 GG18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像結果を出力する撮像素子と、 前記撮像素子の出力信号の信号レベルを補正する信号レ
    ベル補正手段と、 前記信号レベル補正手段の出力信号を信号処理して、該
    出力信号の輝度レベルをフィールド単位で検出して輝度
    レベル検出結果を出力する輝度レベル検出手段と、 前記輝度レベル検出結果に基づいて、前記信号レベル補
    正手段の動作を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記信号レベル補正手段による補正量により前記輝度レ
    ベル検出結果を補正して、前記撮像素子の入射光量を示
    す光量検出結果を生成し、 予測されるフリッカの周期分、前記光量検出結果を遅延
    させて遅延光量検出結果を生成し、 前記光量検出結果と、対応する前記遅延光量検出結果と
    により、続くフィールドの、前記光量検出結果の予測値
    を生成し、 前記光量検出結果の予測値に基づいて、前記輝度レベル
    検出結果が所定値になるように、前記信号レベル補正手
    段による補正量を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記輝度レベル検出結果に基づいて、露光
    制御する露光制御手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】撮像結果を出力する撮像素子と、 前記撮像素子の出力信号の信号レベルを補正する信号レ
    ベル補正手段と、 前記信号レベル補正手段の出力信号を信号処理して、該
    出力信号の輝度レベルをフィールド単位で検出して輝度
    レベル検出結果を出力する輝度レベル検出手段とを備え
    る撮像装置の制御方法であって、 前記信号レベル補正手段による補正量により前記輝度レ
    ベル検出結果を補正して、前記撮像素子の入射光量を示
    す光量検出結果を生成する光量検出処理ステップと、 予測されるフリッカの周期分、前記光量検出結果を遅延
    させて遅延光量検出結果を生成する遅延処理ステップ
    と、 前記光量検出結果と、対応する前記遅延光量検出結果と
    により、続くフィールドの、前記光量検出結果の予測値
    を生成する予測処理のステップと、 前記光量検出結果の予測値に基づいて、前記輝度レベル
    検出結果が所定値になるように、前記信号レベル補正手
    段による補正量を制御する制御処理のステップとを有す
    ることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  4. 【請求項4】撮像結果を出力する撮像素子と、 前記撮像素子の出力信号を信号処理して、前記出力信号
    の輝度レベルをフィールド単位で検出して輝度レベル検
    出結果を出力する輝度レベル検出手段と、 前記輝度レベル検出結果より、フリッカ周期により変化
    する信号成分を抽出するフリッカ成分抽出手段と、 前記信号成分の信号レベルを基準にして、前記出力信号
    の信号レベルを補正する信号レベル補正手段とを備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】前記撮像素子の出力信号を信号処理して輝
    度信号を生成する信号処理手段を有し、 前記信号補正手段は、 前記輝度信号を増幅する増幅回路と、 前記信号成分の信号レベルを基準にして、前記増幅回路
    の利得を制御する制御手段とであることを特徴とする請
    求項4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】前記輝度レベル検出結果に基づいて、露光
    制御する露光制御手段を有することを特徴とする請求項
    4に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】前記撮像素子の出力信号より得られる各色
    信号をフィールド単位で検出して色信号検出結果を出力
    する色信号検出手段と、 前記色信号検出結果より、フリッカ周期により変化する
    色信号成分を抽出するフリッカ成分抽出手段と、 前記色信号成分の信号レベルを基準にして、前記出力信
    号の色相を補正する色相補正手段とを有することを特徴
    とする請求項4に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】前記色信号検出結果に基づいて、ホワイト
    バランス調整するホワイトバランス調整手段を有するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】撮像結果を出力する撮像素子と、 前記撮像素子の出力信号を信号処理して、前記出力信号
    の輝度レベルをフィールド単位で検出して輝度レベル検
    出結果を出力する輝度レベル検出手段とを備える撮像装
    置の制御方法であって、 前記輝度レベル検出結果より、フリッカ周期により変化
    する信号成分を抽出するフリッカ成分抽出処理のステッ
    プと、 前記信号成分の信号レベルを基準にして、前記出力信号
    の信号レベルを補正する信号レベル補正処理のステップ
    とを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
JP2001330584A 2001-10-29 2001-10-29 撮像装置、撮像装置の制御方法 Expired - Fee Related JP3864408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001330584A JP3864408B2 (ja) 2001-10-29 2001-10-29 撮像装置、撮像装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001330584A JP3864408B2 (ja) 2001-10-29 2001-10-29 撮像装置、撮像装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003134392A true JP2003134392A (ja) 2003-05-09
JP3864408B2 JP3864408B2 (ja) 2006-12-27

Family

ID=19146293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001330584A Expired - Fee Related JP3864408B2 (ja) 2001-10-29 2001-10-29 撮像装置、撮像装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3864408B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110205A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110205A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置
JP4632918B2 (ja) * 2005-10-11 2011-02-16 三菱電機株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3864408B2 (ja) 2006-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3892172B2 (ja) 固体撮像装置
JP3685686B2 (ja) 撮像エリアセンサおよび撮像装置
JP3004382B2 (ja) 可変シャッタ付テレビカメラ装置
US7443442B2 (en) Image apparatus and method for compensating for high and low luminance image portions via exposure control and gamma correction
KR20070024559A (ko) 촬상 장치 및 신호 처리 방법
US20050179789A1 (en) Color image processing method, and color imaging apparatus
US20030184661A1 (en) Light exposure control method, light exposure control circuit, image pickup apparatus, program and storage medium
KR100806706B1 (ko) 화상처리장치
JP2003259189A (ja) 撮像装置,画像処理方法
US8169503B2 (en) Image pickup apparatus and control method for selecting a flicker control method
CN101729786B (zh) 成像装置和成像处理方法
JPH07298130A (ja) 撮像装置
JP3864408B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法
JP2006086791A (ja) 固体撮像装置、固体撮像素子の制御回路及び制御方法
JP2003179809A (ja) カメラ装置及びその信号処理方法
JPH0946584A (ja) 撮像装置
JP4465574B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JPH1023324A (ja) 撮像装置
JP2003298929A (ja) 撮像装置
JP3808254B2 (ja) 撮像装置
JP2009253808A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、およびプログラム
JP2785526B2 (ja) ビデオカメラ用露出制御装置
JPH11215431A (ja) テレビジョンカメラ
JPH1098650A (ja) 撮像装置
JP2004072371A (ja) カメラ装置およびその露光制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131013

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees