JP2003132662A - 音楽再生装置およびシステム - Google Patents

音楽再生装置およびシステム

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JP2003132662A JP2001324841A JP2001324841A JP2003132662A JP 2003132662 A JP2003132662 A JP 2003132662A JP 2001324841 A JP2001324841 A JP 2001324841A JP 2001324841 A JP2001324841 A JP 2001324841A JP 2003132662 A JP2003132662 A JP 2003132662A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な操作を行うことなく、再生済みの楽曲
を重複させずに楽曲再生を行うことができる音楽再生装
置およびシステムを提供すること。 【解決手段】 各音楽再生装置1〜3には、同じ楽曲の
データが同じ順番で蓄積されている。音楽再生装置1
は、楽曲再生の終了が指示されると、その時点での楽曲
の再生順番を示す楽曲再生情報を生成し、移動体電話4
に向けて送信する。移動体電話4は、受信した楽曲再生
情報を内部のメモリに格納する。移動体電話4が音楽再
生装置2の周辺に移動すると、移動体電話4から音楽再
生装置2に対して楽曲再生情報が送信される。楽曲再生
の開始が指示されると、音楽再生装置2は、移動体電話
4から送られた楽曲再生情報に基づいて、次の再生順番
の楽曲を選択し、選択した楽曲に対応するデータを読み
出して楽曲再生を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク装
置や各種の半導体メモリ等の記録媒体に格納された楽曲
データを用いて音楽再生を行う音楽再生装置および音楽
再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク装置や各種の半導
体メモリ等の記録媒体に格納された楽曲データを用い
て、音楽再生を行う音楽再生装置が普及し始めている。
このような音楽再生装置は、音楽再生専用に特化した装
置の他にも、ハードディスク装置を備えたパーソナルコ
ンピュータや車載用コンピュータ(例えば、ナビゲーシ
ョン装置など)を用いて、所定の動作プログラムを実行
するという形態で実現されている場合も多い。
【0003】また、最近ではハードディスク装置等の記
録媒体の低価格化が進み、容量の大きな(例えば、数十
〜数百ギガバイト)ハードディスク装置がパーソナルコ
ンピュータ等の各種装置に備えられるようになってい
る。例えば、100ギガバイトのハードディスク装置に
楽曲データを格納する場合を考えると、CD等に記録さ
れるものと同様の非圧縮楽曲データであれば、1曲当た
りのデータ量を50メガバイトとすると、200曲分の
楽曲データを格納することができる。また、MP3(M
PEG1オーディオレイヤ3)などの規格に基づいて圧
縮された圧縮楽曲データであれば、1曲当たりのデータ
量を5メガバイトとすると、2000曲分の楽曲データ
を格納することができる。利用者は、自宅などに設置さ
れたパーソナルコンピュータや車載用コンピュータなど
を用いて、ハードディスク装置等に格納された楽曲デー
タを再生して音楽鑑賞を楽しむことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多数の楽曲
に対応する楽曲データが複数の音楽再生装置にそれぞれ
格納されるようになると、一の音楽再生装置(例えば、
自宅に設置された音楽再生装置)で既に再生済みの楽曲
を他の音楽再生装置(例えば、車両に設置された音楽再
生装置)で重複して再生しないようにするためには、そ
れぞれの音楽再生装置において、楽曲再生を行わせる際
にその都度選曲操作を行うことが必要となるので、操作
が煩雑となり不便であるという問題があった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、煩雑な操作を行うことな
く、再生済みの楽曲を重複させずに楽曲再生を行うこと
ができる音楽再生装置および音楽再生システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の音楽再生装置は、再生対象となる複数
の楽曲のデータを蓄積手段により蓄積し、この蓄積手段
にデータが蓄積された楽曲の再生を楽曲再生手段により
行っている。そして、自装置に含まれる楽曲再生手段に
よる楽曲の再生が行われたときに、再生終了時における
楽曲の再生順番を示す楽曲再生情報を楽曲再生情報生成
手段により生成し、この楽曲再生情報を楽曲再生情報共
有手段によって自装置と一あるいは複数の他装置との間
で共有しており、共有された楽曲再生情報に基づいて、
楽曲再生手段によって次に再生される楽曲を楽曲選択手
段により選択している。
【0007】また、本発明の音楽再生システムは、再生
対象となる複数の楽曲のデータが個別に蓄積された蓄積
手段と、前記蓄積手段にデータが蓄積された前記楽曲の
再生を行う楽曲再生手段とを個別に備える複数の音楽再
生装置を有している。そして、複数の音楽再生装置のそ
れぞれは、自装置に含まれる前記楽曲再生手段による楽
曲の再生が行われたときに、再生終了時における楽曲の
再生順番を示す楽曲再生情報を楽曲再生情報生成手段に
よって生成し、この楽曲再生情報を楽曲再生情報共有手
段によって自装置と一あるいは複数の他装置との間で共
有しており、共有された楽曲再生情報に基づいて、楽曲
再生手段によって次に再生される楽曲を楽曲選択手段に
より選択している。
【0008】再生終了時における楽曲の再生順番を示す
楽曲再生情報を自装置と他装置との間で共有しており、
この楽曲再生情報に基づいて次に再生される楽曲を選択
しているので、煩雑な操作を行うことなく、再生済みの
楽曲を重複させずに楽曲再生を行うことができる。
【0009】上述した複数の音楽再生装置のそれぞれに
含まれる蓄積手段に、同じ楽曲のデータが同じ順番で蓄
積されている場合には、最後に再生された楽曲の特定情
報を楽曲再生情報に含ませておき、この楽曲再生情報に
含まれる特定情報に基づいて、楽曲選択手段により、蓄
積手段に蓄積された次の再生順番の楽曲を選択すること
が望ましい。これにより、複数の音楽再生装置のいずれ
を用いて楽曲再生を行っても、蓄積手段に蓄積された楽
曲をその再生順番に従って再生させることができる。
【0010】また、それまでに再生された楽曲の履歴情
報を楽曲再生情報に含ませておき、楽曲選択手段によ
り、履歴情報によって特定される楽曲と重複しない楽曲
を次の再生対象の楽曲として選択することが望ましい。
これにより、蓄積手段に蓄積されている楽曲のデータの
格納順番や内容そのものが異なっている場合にも、他の
音楽再生装置で再生された楽曲が重複しないように楽曲
再生を行うことができる。また、楽曲の再生順番をラン
ダムに設定する、いわゆるランダム再生が行われている
場合にも、一の音楽再生装置において既に再生された楽
曲が重複しないように、他の音楽再生装置における楽曲
再生を行うことができる。
【0011】上述した楽曲再生情報共有手段は、複数の
音楽再生装置のそれぞれに設けられた楽曲再生情報格納
手段と、複数の音楽再生装置を相互に接続する通信手段
から構成されることが望ましい。そして、自装置に含ま
れる楽曲再生情報生成手段によって楽曲再生情報が生成
されたときに、通信手段を用いて他装置に向けて楽曲再
生情報を送信することにより、自装置および他装置に含
まれる楽曲再生情報格納手段に共通の楽曲再生情報を格
納しておき、楽曲選択手段は、楽曲再生情報格納手段に
格納された楽曲再生情報を取得することが望ましい。複
数の音楽再生装置の間を通信手段を介して相互接続する
ことにより、楽曲再生情報の共有を容易かつ確実に行う
ことができる。
【0012】上述した楽曲再生情報共有手段は、複数の
音楽再生装置以外に設けられた楽曲再生情報格納手段が
備わった携帯端末装置と、この携帯端末装置と複数の音
楽再生装置のそれぞれとの間を接続する通信手段から構
成されることが望ましい。そして、自装置に含まれる楽
曲再生情報生成手段によって楽曲再生情報が生成された
ときに、通信手段を用いて携帯端末装置に楽曲再生情報
を送信することにより楽曲再生情報格納手段に前記楽曲
再生情報を格納しておき、自装置に含まれる楽曲再生情
報生成手段による楽曲の再生を行うときに、楽曲選択手
段は、通信手段を用いて、携帯端末装置内の楽曲再生情
報格納手段に格納されている楽曲再生情報を取得するこ
とが望ましい。利用者が日常的に携帯している移動体電
話等の携帯端末装置を利用することにより、楽曲再生情
報の共有を容易かつ低コストに行うことができる。
【0013】上述した楽曲再生情報共有手段は、楽曲再
生情報が格納される搬送可能な記憶デバイスと、複数の
音楽再生装置のそれぞれに設けられて記憶デバイスに対
して楽曲再生情報の入出力を行う入出力手段から構成さ
れることが望ましい。そして、自装置に含まれる楽曲再
生情報生成手段によって楽曲再生情報が生成されたとき
に、入出力手段によって記憶デバイスに楽曲再生情報を
書き込み、自装置に含まれる楽曲再生情報生成手段によ
る楽曲の再生を行うときに、楽曲選択手段は、楽曲再生
情報を入出力手段によって記憶デバイスから読み出して
取得することが望ましい。これにより、搬送可能な記憶
デバイスを用いて、楽曲再生情報の共有を行うことがで
きる。また、通信手段を介して行う場合に比較して、通
信料金などのコスト負担が少ない利点がある。
【0014】また、上述した楽曲再生情報に、楽曲再生
手段における再生終了時における楽曲の再生順番の他
に、再生が中断された楽曲内の中断位置情報を含ませて
おき、楽曲選択手段は、楽曲再生手段によって次に再生
される楽曲を選択するとともに、中断位置情報に基づい
て再生開始位置を特定することが望ましい。これによ
り、再生中の楽曲の途中で聴取を中断し、後にその楽曲
の聴取を再び開始したときに、その楽曲の最初から再生
を再開するのではなく、特別な操作を行うことなく中断
した位置から引き続いて楽曲の聴取を行うことができ
る。この効果は、クラシックなど1曲の演奏時間が長い
楽曲を再生している場合に特に有効である。
【0015】また、上述した楽曲再生情報に、楽曲再生
手段における再生状態情報を含ませておき、楽曲再生手
段は、楽曲再生情報に基づいて次に楽曲の再生を行うと
きに、再生状態情報に基づいて再生状態の設定を行うこ
とが望ましい。再生状態情報としては、例えば、イコラ
イザの設定状態などが考えられる。このような再生状態
を楽曲再生情報に含ませておくことにより、再生状態の
設定を複数の音楽再生装置のそれぞれに対して個別に行
うことなく、同じ環境で楽曲の再生を行うことが可能に
なる。用いる音楽再生装置を変えた場合でも、イコライ
ザの状態などの細かい設定を個別に行う煩雑な操作を省
くことができ、操作性の向上が可能であるという利点が
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態の音楽再生システムについて、図面を参照しながら説
明する。 〔第1の実施形態〕図1は、第1の実施形態の音楽再生
システムの構成を示す図である。図1に示す音楽再生シ
ステムは、音楽再生装置1、2、3と移動体電話4を含
んで構成されている。音楽再生装置1、2、3のそれぞ
れと移動体電話4との間は所定の無線通信を介して相互
に接続可能となっている。
【0017】音楽再生装置1、2、3は、それぞれ再生
対象となる複数の楽曲のデータ(以後、「楽曲データ」
と称する)を内部のハードディスク装置に蓄積してお
り、この蓄積された楽曲データを用いて楽曲の再生を行
う。また、これらの音楽再生装置1、2、3は、それぞ
れ異なる場所に設置されている。例えば、音楽再生装置
1は、利用者の自宅に設置されたパーソナルコンピュー
タを用いて、所定の動作プログラムを実行することによ
りその機能が実現されている。また、音楽再生装置2
は、利用者の使用する車両に設置された車載用コンピュ
ータ(例えば、ナビゲーション装置等)を用いて、所定
の動作プログラムを実行することによりその機能が実現
されている。また、音楽再生装置3は、利用者の職場等
に設置されたパーソナルコンピュータを用いて、所定の
動作プログラムを実行することによりその機能が実現さ
れている。また、本実施形態の音楽再生装置1等は、近
距離(例えば、数メートル)の無線通信を行い、移動体
電話4との間でデータを送受する機能を備えている。音
楽再生装置1等の詳細構成については後述する。
【0018】移動体電話4は、利用者が通話相手と通話
を行うためのものであり、広く普及している携帯電話や
PHS(Personal Handyphone System)などにより実現
される。また、本実施形態の移動体電話4は、近距離
(例えば、数メートル以内)の無線通信を行い、音楽再
生装置1等との間でデータを送受する機能を備えてい
る。移動体電話4の詳細構成については後述する。
【0019】次に、音楽再生装置1の詳細構成について
説明する。図2は、第1の実施形態の音楽再生装置1の
詳細構成を示す図である。図2に示すように、音楽再生
装置1は、制御部10、ハードディスク(HD)装置1
1、操作部12、表示部13、スピーカ15、無線通信
処理部16、アンテナ17を含んで構成されている。な
お、他の音楽再生装置2、3も音楽再生装置1と同様の
構成を備えており、詳細な説明を省略する。
【0020】制御部10は、音楽再生装置1の全体動作
を制御するものであり、再生処理部70、楽曲再生情報
生成部71、楽曲選択部72を備えている。この制御部
10は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作
プログラムを実行することにより実現される。
【0021】再生処理部70は、ハードディスク装置1
1に格納された楽曲データを読み出して楽曲の再生を行
い、楽曲に対応する音声信号をスピーカ15に出力す
る。楽曲再生情報生成部71は、再生処理部70による
楽曲の再生が行われたときに、再生終了時における楽曲
の再生順番を示す楽曲再生情報を生成し、移動体電話4
へ送信する処理を行う。この楽曲再生情報生成部71に
よって生成される楽曲再生情報には、再生処理部70に
より最後に再生された楽曲を特定する特定情報が含まれ
ている。また、楽曲再生情報生成部71によって生成さ
れる楽曲再生情報は、各音楽再生装置1、2、3の間で
共有されるようになっている。楽曲再生情報を共有する
方法の詳細については後述する。
【0022】楽曲選択部72は、自装置(音楽再生装置
1)と複数の他装置(音楽再生装置2、3)との間で共
有されている楽曲再生情報に基づいて、再生処理部70
によって次に再生される楽曲を選択する。ハードディス
ク装置11は、記録媒体としてのハードディスクを内部
に備えており、再生対象となる複数(例えば、数百〜数
千)の楽曲に対応する楽曲データを格納している。本実
施形態では、音楽再生装置1に備わったハードディスク
装置11と、他の音楽再生装置2、3のそれぞれに備わ
ったハードディスク装置11に対して、同じ楽曲に対応
する楽曲データが同じ順番で蓄積されている。
【0023】操作部12は、各種の操作キーを備えてお
り、操作内容に応じた信号を制御部10に出力する。例
えば、パーソナルコンピュータを用いて実現される音楽
再生装置1および3においては、操作部12は、アルフ
ァベットキーやテンキー等の操作キーを備えたキーボー
ドや、画面上のポインタを移動させて任意位置を指定す
るためのポインティングデバイスなどを含んで構成され
る。また、車載用コンピュータを用いて実現される音楽
再生装置2においては、操作部12は、リモートコント
ロール(リモコン)ユニットやタッチパネルなどにより
構成される。
【0024】表示部13は、制御部10から出力される
画像信号に基づいて、画像表示を行う。スピーカ15
は、制御部10から出力される音声信号に基づいて、楽
曲の再生音を出力する。無線通信処理部16は、アンテ
ナ17が接続されており、所定の無線通信規格に従っ
て、移動体電話4との間でデータを送受するための通信
処理を行う。本実施形態では、2.4GHz帯の電波を
用いて、比較的短い距離内(数メートル程度)で通信を
行う「ブルートゥース(Bluetooth )(登録商標)」と
称される無線通信規格を用いてデータの送受を行うもの
とする。
【0025】次に、移動体電話4の詳細構成について説
明する。図3は、移動体電話4の詳細構成を示す図であ
る。図3に示す移動体電話4は、制御部40、通話処理
部41、アンテナ42、47、操作部43、表示部4
4、メモリ45、無線通信処理部46、マイクロホン4
8、スピーカ49を含んで構成されている。
【0026】制御部40は、移動体電話4の全体動作を
制御するものであり、楽曲再生情報管理部80を備えて
いる。楽曲再生情報管理部80は、音楽再生装置1等か
ら送信される楽曲再生情報をメモリ45に格納する処理
や、移動体電話4の周囲に存在する音楽再生装置1等に
対して、メモリ45に格納された楽曲再生情報を読み出
して送信する処理などを行う。
【0027】通話処理部41は、アンテナ42が接続さ
れており、通話を行うための各種処理を行う。具体的に
は、通話処理部41は、外部の基地局から送られてくる
電波をアンテナ42によって受信し、これを復調して音
声信号を生成してスピーカ49に出力する処理や、マイ
クロホン48から出力される音声信号に対して変調処理
を行って、外部の基地局へ送信するための電波をアンテ
ナ42から出力する処理などを行う。
【0028】操作部43は、各種の操作キーを備えてお
り、操作内容に応じた信号を制御部40に出力する。表
示部44は、制御部40から出力される画像信号に基づ
いて画像表示を行う。メモリ45は、無線通信を利用し
て音楽再生装置1等から受け取った楽曲再生情報などを
格納する。
【0029】無線通信処理部46は、アンテナ47が接
続されており、所定の無線通信規格に従って、音楽再生
装置1等との間でデータを送受するための通信処理を行
う。上述したように本実施形態では、ブルートゥースと
称される無線通信規格を用いてデータの送受が行われる
ものとする。
【0030】マイクロホン48は、利用者の発声した音
声を集音してアナログの音声信号に変換し、制御部40
に出力する。スピーカ49は、制御部40から出力され
る音声信号に基づいて、通話相手の音声を出力する。上
述したハードディスク装置11が蓄積手段に、スピーカ
15、再生処理部70が楽曲再生手段に、楽曲再生情報
生成部71が楽曲再生情報生成手段に、楽曲選択部72
が楽曲選択手段にそれぞれ対応している。また、移動体
電話4が携帯端末装置に、メモリ45が楽曲再生情報格
納手段に、無線通信処理部16、46、アンテナ17、
47が通信手段にそれぞれ対応している。
【0031】本実施形態の音楽再生システムはこのよう
な構成を有しており、次にその動作について説明する。
ここでは、例えば、利用者が自宅に設置されている音楽
再生装置1を用いた楽曲再生を終了し、その後車両に搭
乗し、車両に設置されている音楽再生装置2を用いて楽
曲再生を開始する場合を想定して以下の説明を行うが、
音楽再生装置1を用いた楽曲再生を終了し、その後音楽
再生装置3を用いて楽曲再生を開始する場合でも同様で
ある。
【0032】図4は、楽曲再生を終了する際の音楽再生
システムの動作手順を示す流れ図である。音楽再生装置
1内の再生処理部70は、楽曲再生を行っている際に
(ステップ100)、楽曲再生を終了する旨の操作指示
が入力されたか否かを判定する(ステップ101)。楽
曲再生を終了する旨の操作指示が入力されない間は否定
判断が行われ、上述したステップ100に戻り、楽曲再
生が継続される。
【0033】楽曲再生を終了する旨の操作指示が入力さ
れると、ステップ101で肯定判断が行われ、再生処理
部70は、楽曲再生を終了する。また、楽曲再生情報生
成部71は、楽曲再生情報を生成し、移動体電話4に向
けて送信する処理を行う(ステップ102)。具体的に
は、楽曲再生情報生成部71は、生成した楽曲再生情報
を無線通信処理部16へ出力する。無線通信処理部16
は、楽曲再生情報生成部71から受け取った楽曲再生情
報を移動体電話4へ送信する。
【0034】音楽再生装置1から楽曲再生情報が送信さ
れると、移動体電話4内の無線通信処理部46は、この
楽曲再生情報を受信し、楽曲再生情報管理部80へ出力
する。楽曲再生情報管理部80は、無線通信処理部46
から受け取った楽曲再生情報をメモリ45へ格納する
(ステップ103)。
【0035】上述した一連の手順により、利用者の自宅
に設置された音楽再生装置1において楽曲再生を終了し
たときの楽曲の再生順番を示す楽曲再生情報が移動体電
話4へ送られて格納されることになる。図5は、楽曲再
生情報に基づいて楽曲再生を開始する際の音楽再生シス
テムの動作手順を示す流れ図である。
【0036】移動体電話4が音楽再生装置2の周辺に移
動すると、移動体電話4内の楽曲再生情報管理部80
は、楽曲再生情報をメモリ45から読み出して、これを
音楽再生装置2に向けて送信する処理を行う(ステップ
200)。具体的には、楽曲再生情報管理部80は、楽
曲再生情報をメモリ45から読み出し、これを無線通信
処理部46へ出力する。無線通信処理部46は、楽曲再
生情報管理部80から受け取った楽曲再生情報を音楽再
生装置2へ送信する。
【0037】移動体電話4から楽曲再生情報が送信され
ると、音楽再生装置2内の無線通信処理部16は、この
楽曲再生情報を受信し(ステップ201)、制御部10
へ出力する。制御部10内の楽曲選択部72は、楽曲再
生の開始が指示されたか否かを判定する(ステップ20
2)。楽曲再生の開始が指示されない間は否定判断が行
われ、ステップ202の判定が繰り返される。
【0038】楽曲再生の開始が指示された場合には、ス
テップ202で肯定判断が行われ、楽曲選択部72は、
移動体電話4から送られた楽曲再生情報に含まれる特定
情報に基づいて、次の再生順番の楽曲を選択する(ステ
ップ203)。例えば、特定情報に基づいて特定される
楽曲の再生順番が750番であったとすると、楽曲選択
部72は、再生順番が751番の楽曲を選択する。
【0039】次に、再生処理部70は、楽曲選択部72
によって選択された楽曲に対応する楽曲データをハード
ディスク装置11から読み出して、楽曲再生を開始する
(ステップ204)。このように、第1の実施形態の音
楽再生システムは、移動体電話4を介して、再生終了時
における楽曲の再生順番を示す楽曲再生情報を音楽再生
装置1、2、3の間で共有しており、この楽曲再生情報
に基づいて次に再生される楽曲を選択しているので、煩
雑な操作を行うことなく、再生済みの楽曲を重複させず
に楽曲再生を行うことができる。
【0040】特に、複数の音楽再生装置1、2、3のそ
れぞれに含まれるハードディスク装置11に対して同じ
楽曲のデータを同じ順番で蓄積しており、最後に再生さ
れた楽曲を特定する特定情報を含んだ楽曲再生情報を生
成し、この楽曲再生情報に含まれる特定情報に基づい
て、次の再生順番の楽曲を選択しているので、複数の音
楽再生装置のいずれを用いて楽曲再生を行っても、ハー
ドディスク装置11に蓄積された楽曲をその再生順番に
従って再生させることができる。
【0041】また、利用者が日常的に携帯している移動
体電話等の携帯端末装置を利用して楽曲再生情報の共有
を実現しているので、楽曲再生情報の共有を容易かつ低
コストに行うことができる。 〔第2の実施形態〕上述した第1の実施形態では、各音
楽再生装置1、2、3に備わった各ハードディスク装置
11に対して、同じ楽曲データが同じ順番で蓄積されて
いたが、各ハードディスク装置11に蓄積されている楽
曲データの内容や格納順番が異なっている場合であって
も本発明を適用することができる。以下、各音楽再生装
置1、2、3に備わった各ハードディスク装置11に蓄
積されている楽曲データの内容や格納順番が異なってい
る場合の音楽再生システムについて説明を行う。
【0042】第2の実施形態の音楽再生システムの全体
構成および各音楽再生装置1、2、3の構成は、上述し
た図1および図2に示す第1の実施形態の場合と同様で
あり、各音楽再生装置1、2、3に含まれる楽曲再生情
報生成部71および楽曲選択部72の動作内容が若干異
なっている。
【0043】具体的には、楽曲再生情報生成部71は、
再生処理部70による楽曲再生動作が行われているとき
に、それまでに再生された楽曲を特定する履歴情報を生
成し、ハードディスク装置11に格納する処理を行う。
また、楽曲再生情報生成部71は、再生処理部70によ
る楽曲再生が終了したときに、履歴情報を含む楽曲再生
情報を生成し、移動体電話4へ送信する処理を行う。
【0044】楽曲選択部72は、自装置(例えば、音楽
再生装置1)と複数の他装置(例えば、音楽再生装置
2、3)との間で共有されている楽曲再生情報に基づい
て、履歴情報により特定される楽曲、すなわち、既に再
生済みの楽曲と重複しない楽曲を再生処理部70による
次の再生対象として選択する。
【0045】次に、第2の実施形態の音楽再生システム
の動作手順について説明する。ここでは、例えば、利用
者が自宅に設置されている音楽再生装置1を用いた楽曲
再生を終了し、その後車両に搭乗し、車両に設置されて
いる音楽再生装置2を用いて楽曲再生を開始する場合を
想定して説明を行うが、音楽再生装置1を用いた楽曲再
生を終了し、その後、音楽再生装置3を用いて楽曲再生
を開始する場合も基本的な動作は同様である。
【0046】図6は、楽曲再生を終了する際の音楽再生
システムの動作手順を示す流れ図である。図6に示す動
作手順は、基本的に上述した第1の実施形態の場合(図
4参照)と同様であり、ステップ100とステップ10
1の間にステップ110の処理を追加した点が異なって
いる。
【0047】音楽再生装置1内の再生処理部70によ
り、楽曲再生が行われている際に(ステップ100)、
楽曲再生情報生成部71は、それまでに再生された楽曲
を特定する履歴情報を生成し、ハードディスク装置11
に格納する(ステップ110)。具体的には、各楽曲に
所定の通し番号が付加されている場合であれば、再生済
みの楽曲に対応する通し番号が履歴情報として抽出され
る。また、各楽曲に対応する楽曲データにそれぞれ固有
の識別情報(例えば、楽曲名やアーティスト名などの情
報)が含まれている場合であれば、それらの識別情報が
履歴情報として抽出される。
【0048】また、再生処理部70は、楽曲再生を終了
する旨の操作指示が入力されたか否かを判定する(ステ
ップ101)。楽曲再生を終了する旨の操作指示が入力
されない間は否定判断が行われ、上述したステップ10
0に戻り、楽曲再生が継続されるとともに、この楽曲再
生に伴って履歴情報の内容が更新される。
【0049】楽曲再生を終了する旨の操作指示が入力さ
れると、ステップ101で肯定判断が行われ、再生処理
部70は、楽曲再生を終了する。また、楽曲再生情報生
成部71は、ハードディスク装置11から履歴情報を読
み出して、この履歴情報を含んだ楽曲再生情報を生成
し、移動体電話4に送信する処理を行う(ステップ10
2)。
【0050】音楽再生装置1から楽曲再生情報が送信さ
れると、移動体電話4内の無線通信処理部46は、この
楽曲再生情報を受信し、楽曲再生情報管理部80へ出力
する。楽曲再生情報管理部80は、無線通信処理部46
から受け取った楽曲再生情報をメモリ45へ格納する
(ステップ103)。
【0051】図7は、楽曲再生情報に基づいて楽曲再生
を開始する際の音楽再生システムの動作手順を示す流れ
図である。図7に示す動作手順は、基本的に上述した第
1の実施形態の場合(図5参照)と同様であり、ステッ
プ203の処理がステップ210に置き換えられた点が
異なっている。
【0052】移動体電話4内の楽曲再生情報管理部80
は、楽曲再生情報をメモリ45から読み出して、これを
音楽再生装置2に向けて送信する処理を行う(ステップ
200)。移動体電話4から楽曲再生情報が送信される
と、音楽再生装置2内の無線通信処理部16は、この楽
曲再生情報を受信し(ステップ201)、制御部10へ
出力する。
【0053】制御部10内の楽曲選択部72は、楽曲再
生の開始が指示されたか否かを判定する(ステップ20
2)。楽曲再生の開始が指示されない間は否定判断が行
われ、ステップ202の判定が繰り返される。楽曲再生
の開始が指示された場合には、ステップ202で肯定判
断が行われ、楽曲選択部72は、移動体電話4から送ら
れた楽曲再生情報に含まれる履歴情報に基づいて、他の
音楽再生装置において既に再生済みの楽曲と重複しない
楽曲(未再生の楽曲)を再生処理部70による次の再生
対象として選択する(ステップ210)。
【0054】次に、再生処理部70は、楽曲選択部72
によって選択された楽曲に対応する楽曲データをハード
ディスク装置11から読み出して、楽曲再生を開始する
(ステップ204)。このように、第2の実施形態の音
楽再生システムは、それまでに再生された楽曲の履歴情
報を含んだ楽曲再生情報を生成しており、履歴情報によ
って特定される楽曲と重複しない楽曲を次の再生対象の
楽曲として選択しているので、ハードディスク装置11
に蓄積されている楽曲のデータの格納順番や内容そのも
のが異なっている場合にも、他の音楽再生装置、あるい
は自装置で既に再生された楽曲と重複しないように再生
対象の楽曲を選択し、楽曲再生を行うことができる。ま
た、楽曲の再生順番をランダムに設定する、いわゆるラ
ンダム再生が行われている場合であっても、一の音楽再
生装置で既に再生された楽曲が重複しないようにして、
他の音楽再生装置による楽曲再生を行うことができる。
【0055】〔第3の実施形態〕上述した第1および第
2の実施形態では、移動体電話4を介して各音楽再生装
置1、2、3の間で楽曲再生情報を共有していたが、所
定のネットワークを介して各音楽再生装置1、2、3の
間を相互に接続し、楽曲再生情報を共有してもよい。
【0056】図8は、第3の実施形態の音楽再生システ
ムの構成を示す図である。図8に示す音楽再生システム
は、音楽再生装置1A、2A、3Aとネットワーク5を
含んで構成されている。各音楽再生装置1A、2A、3
Aは、所定のネットワーク5を介して相互に接続されて
おり、このネットワーク5を介して楽曲再生情報を共有
している。
【0057】次に、音楽再生装置1Aの詳細構成につい
て説明する。図9は、第3の実施形態の音楽再生装置1
Aの詳細構成を示す図である。図9に示すように、音楽
再生装置1Aは、制御部10、ハードディスク(HD)
装置11、操作部12、表示部13、スピーカ15、通
信処理部18を含んで構成されている。なお、他の音楽
再生装置2A、3Aも音楽再生装置1Aと同様の構成を
備えているものとする。
【0058】図9に示す音楽再生装置1Aは、上述した
第1の実施形態の音楽再生装置1と比較し、無線通信処
理部16およびアンテナ17を省略し、所定のネットワ
ーク5を介したデータ通信を行うための通信処理部18
を追加した点が異なっている。この通信処理部18とネ
ットワーク5が各音楽再生装置1A、2A、3Aを相互
に接続する通信手段に対応している。
【0059】また、本実施形態では、一の音楽再生装置
に含まれる楽曲再生情報生成部71によって生成される
楽曲再生情報は、他の音楽再生装置に向けて送信される
とともに、ハードディスク装置11内の所定の格納領域
に格納される。第3の実施形態では、ハードディスク装
置11が、各音楽再生装置1A、2A、3Aのそれぞれ
に設けられた楽曲再生情報格納手段に対応している。
【0060】第3の実施形態の音楽再生システムはこの
ような構成を有しており、次にその動作について説明す
る。第3の実施形態においても、利用者が自宅に設置さ
れている音楽再生装置1を用いた楽曲再生を終了し、そ
の後車両に搭乗し、車両に設置されている音楽再生装置
2を用いて楽曲再生を開始する場合を想定して説明を行
う。また、第1の実施形態と同様に、各音楽再生装置1
A、2A、3Aに備わったハードディスク装置11には
同じ楽曲データが同じ順番で蓄積されており、楽曲再生
情報生成部71によって生成される楽曲再生情報には、
最後に再生された楽曲を特定する特定情報が含まれてい
る場合を想定して説明を行う。
【0061】図10は、楽曲再生を終了する際の音楽再
生システムの動作手順を示す流れ図である。音楽再生装
置1A内の再生処理部70は、楽曲再生を行っている際
に(ステップ300)、楽曲再生を終了する旨の操作指
示が入力されたか否かを判定する(ステップ301)。
楽曲再生を終了する旨の操作指示が入力されない間は否
定判断が行われ、上述したステップ300に戻り、楽曲
再生が継続される。
【0062】楽曲再生を終了する旨の操作指示が入力さ
れると、ステップ301で肯定判断が行われ、再生処理
部70は、楽曲再生を終了する。また、楽曲再生情報生
成部71は、楽曲再生情報を生成し、ハードディスク装
置11に格納する(ステップ302)。
【0063】また、楽曲再生情報生成部71は、生成し
た楽曲再生情報を他の音楽再生装置2Aおよび3Aに向
けて送信する処理を行う(ステップ303)。具体的に
は、楽曲再生情報生成部71は、生成した楽曲再生情報
を通信処理部18へ出力する。通信処理部18は、楽曲
再生情報生成部71から受け取った楽曲再生情報をネッ
トワーク5を介して他の音楽再生装置2Aおよび3Aへ
送信する処理を行う。
【0064】ネットワーク5を介して、音楽再生装置1
Aから他の音楽再生装置2A、3Aに対して楽曲再生情
報が送信されると、各音楽再生装置2A、3Aに含まれ
る制御部10は、楽曲再生情報を受信し、これをハード
ディスク装置11に格納する(ステップ304)。これ
により、各音楽再生装置1A、2A、3Aの間で楽曲再
生情報が共有される。
【0065】図11は、楽曲再生情報に基づいて楽曲再
生を開始する際の音楽再生システムの動作手順を示す流
れ図であり、音楽再生装置2Aにより行われる動作内容
が示されている。音楽再生装置2A内の楽曲選択部72
は、楽曲再生の開始が指示されたか否かを判定する(ス
テップ400)。楽曲再生の開始が指示されない間は否
定判断が行われ、ステップ400の判定が繰り返され
る。
【0066】楽曲再生の開始が指示された場合には、ス
テップ400で肯定判断が行われ、楽曲選択部72は、
楽曲再生情報をハードディスク装置11から読み出し
(ステップ401)、この楽曲再生情報に含まれる特定
情報に基づいて、次の再生順番の楽曲を選択する(ステ
ップ402)。
【0067】次に、再生処理部70は、楽曲選択部72
によって選択された楽曲に対応する楽曲データをハード
ディスク装置11から読み出して、楽曲再生を開始する
(ステップ403)。このように、第3の実施形態の音
楽再生システムは、各音楽再生装置1A、2A、3Aの
間をネットワーク5を介して相互接続しているので、楽
曲再生情報の共有を容易かつ確実に行うことができる。
【0068】なお、上述した第3の実施形態では、各音
楽再生装置1A、2A、3Aに備わったハードディスク
装置11には同じ楽曲データが同じ順番で蓄積されてお
り、最後に再生された楽曲を特定する特定情報を含んだ
楽曲再生が共有される場合を想定していたが、各ハード
ディスク装置11に蓄積されている楽曲データの内容や
格納順番は異なっていてもよい。
【0069】この場合には、上述した図10に示す動作
手順において、ステップ300とステップ301の間
に、それまでに再生された楽曲を特定する履歴情報を楽
曲再生情報生成部71によって生成する処理を追加する
ようにし、ステップ303においては、履歴情報を含ん
だ楽曲再生情報を他の音楽再生装置に向けて送信するよ
うにする。また、図11に示す動作手順において、ステ
ップ402に示した処理を省略し、代わりに、楽曲再生
情報に含まれる履歴情報に基づいて、他の音楽再生装置
において既に再生済みの楽曲と重複しない楽曲を再生処
理部70による次の再生対象として選択する処理を行う
ようにする。
【0070】〔第4の実施形態〕ところで、上述した第
1〜第3の実施形態では、移動体電話4またはネットワ
ーク5を介して楽曲再生情報を共有していたが、搬送可
能な記憶デバイスを用いて楽曲再生情報を授受すること
により、複数の音楽再生装置の間で楽曲再生情報を共有
するようにしてもよい。
【0071】図12は、第4の実施形態の音楽再生シス
テムの構成を示す図である。図12に示す音楽再生シス
テムは、音楽再生装置1B、2B、3Bと、搬送可能な
記憶デバイスとしてのメモリカード6を含んで構成され
ている。各音楽再生装置1B、2B、3Bは、メモリカ
ード6に対してデータの入出力を行うインタフェース部
を備えており、メモリカード6を介して楽曲再生情報の
授受が行われることにより、各音楽再生装置1B、2
B、3Bの間で楽曲再生情報が共有される。なお、メモ
リカード6を介して共有される楽曲再生情報は、最後に
再生された楽曲に対応する特定情報を含むものであって
もよく、それまでに再生された楽曲を特定する履歴情報
を含むものであってもよい。
【0072】次に、音楽再生装置1Bの詳細構成につい
て説明する。図13は、第4の実施形態の音楽再生装置
1Bの詳細構成を示す図である。図13に示すように、
音楽再生装置1Bは、制御部10、ハードディスク装置
11、操作部12、表示部13、スピーカ15、入出力
インタフェース(I/F)部19を含んで構成されてい
る。なお、他の音楽再生装置2B、3Bも音楽再生装置
1Bと同様の構成を備えているものとする。
【0073】図13に示す音楽再生装置1Bは、上述し
た第1の実施形態の音楽再生装置1と比較し、無線通信
処理部16およびアンテナ17を省略し、メモリカード
6に対してデータ(楽曲再生情報)の入出力を行うため
の入出力I/F部19を追加した点が異なっている。入
出力I/F部19が入出力手段に対応している。
【0074】本実施形態の楽曲再生情報生成部71は、
生成した楽曲再生情報を入出力I/F部19によってメ
モリカード6に書き込む。また、本実施形態の楽曲選択
部72は、メモリカード6に格納された楽曲再生情報を
入出力I/F部19によって読み出して取得し、再生対
象となる楽曲の選択を行う。
【0075】第4の実施形態の音楽再生システムはこの
ような構成を有しており、次にその動作について説明す
る。第4の実施形態の音楽再生システムの動作手順は、
基本的に上述した第1の実施形態または第2の実施形態
と同様である。具体的には、利用者が自宅に設置されて
いる音楽再生装置1Bを用いた楽曲再生を終了した場合
に、楽曲再生情報生成部71は、生成した楽曲再生情報
を入出力I/F部19によってメモリカード6に書き込
む。その後、音楽再生装置1Bに装填されているメモリ
カード6が利用者により抜き取られて音楽再生装置2B
または音楽再生装置3Bに装填されると、音楽再生装置
2Bまたは音楽再生装置3B内の楽曲選択部72は、メ
モリカード6に格納されている楽曲再生情報を入出力I
/F部19によって読み出して取得し、再生対象となる
楽曲の選択を行う。
【0076】このように、搬送可能な記憶デバイスであ
るメモリカード6を用いることによっても、音楽再生装
置1B、2B、3Bの間で楽曲再生情報を共有すること
ができる。また、ネットワークを介してデータ通信を行
って楽曲再生情報を共有する場合に比較して、通信料金
などのコスト負担が少ない利点がある。
【0077】〔変形例〕本発明は、上述した各実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内にお
いてさらに種々の変形実施が可能である。例えば、上述
した第1〜第4の実施形態のいずれかにおいて、再生処
理部70による楽曲再生が終了した時に、楽曲再生情報
生成部71により、再生が中断された楽曲内の中断位置
を示す中断位置情報を含んだ楽曲再生情報を生成するよ
うにしてもよい。
【0078】図14は、中断位置情報を含んだ楽曲再生
情報に基づいて楽曲再生を開始する際の音楽再生システ
ムの動作手順を部分的に示す流れ図である。この変形例
における音楽再生システムの動作手順は、上述した図5
に示した動作手順において、ステップ203とステップ
204の間にステップ220の処理を追加した点が異な
っており、図14ではこの相違する部分が示されてい
る。
【0079】楽曲再生の開始が指示されると、楽曲選択
部72は、楽曲再生情報に含まれる特定情報に基づい
て、次の再生順番の楽曲を選択する(ステップ20
3)。次に、楽曲選択部72は、楽曲再生情報に含まれ
る中断位置情報に基づいて、楽曲内での再生開始位置を
特定する(ステップ220)。
【0080】次に、再生処理部70は、楽曲選択部72
によって選択された楽曲に対応する楽曲データをハード
ディスク装置11から読み出し、楽曲選択部72によっ
て特定された再生開始位置から楽曲再生を開始する(ス
テップ204)。このように、中断位置情報を楽曲再生
情報に含ませておくことにより、特別な操作を行うこと
なく、以前再生を中断した位置から楽曲再生を再開する
ことが可能となる。この効果は、クラシックなど1曲の
演奏時間が長い楽曲を再生している場合に特に有効であ
る。
【0081】なお、図14では、第1の実施形態の動作
手順(図5参照)に対してステップ220の処理を追加
した場合の動作手順が説明されていたが、第2〜第4の
実施形態に対してもステップ220の処理を追加するこ
とができる。例えば、第2の実施形態については、図7
に示した動作手順において、ステップ210とステップ
204の間にステップ220の処理を追加すればよい。
また、第3の実施形態については、図11に示した動作
手順において、ステップ402とステップ403の間に
ステップ220の処理を追加すればよい。
【0082】また、上述した各実施形態のいずれかにお
いて、再生処理部70による楽曲再生が終了した時に、
楽曲再生情報生成部71により、再生処理部70による
再生状態(例えば、イコライザの設定状態など)を示す
再生状態情報を含んだ楽曲再生情報を生成するようにし
てもよい。
【0083】図15は、再生状態情報を含んだ楽曲再生
情報に基づいて楽曲再生を開始する際の音楽再生システ
ムの動作手順を部分的に示す流れ図である。この変形例
における音楽再生システムの動作手順は、上述した図5
に示した動作手順において、ステップ203とステップ
204の間にステップ230の処理を追加した点が異な
っており、図15ではこの相違する部分が示されてい
る。
【0084】楽曲再生の開始が指示されると、楽曲選択
部72は、楽曲再生情報に含まれる特定情報に基づい
て、次の再生順番の楽曲を選択する(ステップ20
3)。次に、再生処理部70は、楽曲再生情報に含まれ
る再生状態情報に基づいて、再生状態を設定する(ステ
ップ230)。
【0085】次に、再生処理部70は、楽曲選択部72
によって選択された楽曲に対応する楽曲データをハード
ディスク装置11から読み出して、楽曲再生を開始する
(ステップ204)。このように、楽曲再生情報に対し
て再生状態情報を含ませておくことにより、イコライザ
の設定など、再生状態の設定を各音楽再生装置1、2、
3のそれぞれに対して個別に行う煩雑な操作を省き、操
作性を向上させることが可能であるという利点がある。
【0086】なお、図15では、第1の実施形態の動作
手順(図5参照)に対してステップ230の処理を追加
した場合の動作手順が説明されていたが、第2〜第4の
実施形態に対してもステップ230の処理を追加するこ
とができる。例えば、第2の実施形態については、図7
に示した動作手順において、ステップ210とステップ
204の間にステップ230の処理を追加すればよい。
また、第3の実施形態については、図11に示した動作
手順において、ステップ402とステップ403の間に
ステップ230の処理を追加すればよい。
【0087】上述した第1および第2の実施形態では、
利用者によって楽曲再生を終了する旨の操作指示が行わ
れた際に楽曲再生情報を移動体電話4に送信していた
が、利用者による操作指示の有無によらず、所定のタイ
ミング(例えば、再生処理部70により1曲分の楽曲再
生が終了する毎)で移動体電話4に対して楽曲再生情報
を送信してもよい。同様に、第3の実施形態では、利用
者による操作指示(楽曲再生を終了する旨の操作指示)
の有無によらず、所定のタイミングで、ネットワーク5
を介して他の音楽再生装置に対する楽曲再生情報の送信
を行ってもよい。同様に、第4の実施形態では、利用者
による操作指示(楽曲再生を終了する旨の操作指示)の
有無によらず、所定のタイミングでメモリカード6に対
して楽曲再生情報を書き込む処理を行ってもよい。
【0088】上述した第1および第2の実施形態では、
携帯端末装置の一例として移動体電話4を用いていた
が、移動体電話以外の携帯端末装置を用いて、各音楽再
生装置1、2、3の間で楽曲再生情報を共有させるよう
にしてもよい。具体的には、携帯端末装置として、無線
通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant
s )等の情報端末装置を用いるようにしてもよい。ま
た、携帯端末装置として、非接触型のICカード等を用
いるようにしてもよい。この場合には、各音楽再生装置
1、2、3のそれぞれに対して、ICカードに対するデ
ータの書き込みや読み出しを行うためのインタフェース
部を設けるようにすればよい。
【0089】上述した第1および第2の実施形態では、
ブルートゥースと称される無線通信規格を用いて、各音
楽再生装置1、2、3のそれぞれと移動体電話4との間
で楽曲再生情報の送受を行っていたが、他の通信規格、
例えば、赤外線を伝送媒体として通信を行うIrDA
(Infrared Data Assocication)規格などを用いてもよ
い。
【0090】上述した第3の実施形態では、ネットワー
ク5を介して、各音楽再生装置1A、2A、3Aの間で
楽曲再生情報を共有していたが、ネットワーク5を介し
て、音楽再生装置1A、2A、3Aのそれぞれに備わっ
たハードディスク装置11に格納される楽曲データの内
容も共有するようにしてもよい。この場合には、一の音
楽再生装置(例えば、音楽再生装置1)に備わったハー
ドディスク装置11に格納される楽曲データの内容が変
更された際に、音楽再生装置1がネットワーク5を介し
て他の音楽再生装置2、3に新しい内容の楽曲データを
送信し、この送信された楽曲データを用いて、音楽再生
装置2、3は、自装置に備わったハードディスク装置1
1に格納される楽曲データを更新すればよい。
【0091】上述した第1〜第4の実施形態では、音楽
再生装置は、ハードディスク装置を備えたパーソナルコ
ンピュータや車載用コンピュータなどを用いて所定の動
作プログラムを実行することにより実現されていたが、
音楽再生装置の実現形態はこれに限定されるものではな
く、音楽再生専用に用いられる装置(いわゆるオーディ
オ装置)として音楽再生装置が実現されていてもよい。
【0092】上述した第1〜第4の実施形態では、各音
楽再生装置は、ハードディスク装置を用いて楽曲データ
を蓄積していたが、他の記録媒体を用いて楽曲データを
蓄積するようにしてもよい。例えば、データ書き込みが
可能なCD−R(CD-Recordable )、CD−RW(CD-R
eWritable )、DVD−RAMなどのディスク型記録媒
体を用いて楽曲データを蓄積してもよく、容量の大きな
半導体メモリなどを用いて楽曲データを蓄積してもよ
い。
【0093】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、再生
終了時における楽曲の再生順番を示す楽曲再生情報が自
装置と他装置との間で共有されるようになっており、こ
の共有される楽曲再生情報に基づいて次に再生される楽
曲が選択されるので、煩雑な操作を行うことなく、再生
済みの楽曲を重複させずに楽曲再生を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の音楽再生システムの構成を示
す図である。
【図2】第1の実施形態の音楽再生装置の詳細構成を示
す図である。
【図3】移動体電話の詳細構成を示す図である。
【図4】楽曲再生を終了する際の音楽再生システムの動
作手順を示す流れ図である。
【図5】楽曲再生情報に基づいて楽曲再生を開始する際
の音楽再生システムの動作手順を示す流れ図である。
【図6】楽曲再生を終了する際の音楽再生システムの動
作手順を示す流れ図である。
【図7】楽曲再生情報に基づいて楽曲再生を開始する際
の音楽再生システムの動作手順を示す流れ図である。
【図8】第3の実施形態の音楽再生システムの構成を示
す図である。
【図9】第3の実施形態の音楽再生装置の詳細構成を示
す図である。
【図10】楽曲再生を終了する際の音楽再生システムの
動作手順を示す流れ図である。
【図11】楽曲再生情報に基づいて楽曲再生を開始する
際の音楽再生システムの動作手順を示す流れ図である。
【図12】第4の実施形態の音楽再生システムの構成を
示す図である。
【図13】第4の実施形態の音楽再生装置の詳細構成を
示す図である。
【図14】中断位置情報を含んだ楽曲再生情報に基づい
て楽曲再生を開始する際の音楽再生システムの動作手順
を部分的に示す流れ図である。
【図15】再生状態情報を含んだ楽曲再生情報に基づい
て楽曲再生を開始する際の音楽再生システムの動作手順
を部分的に示す流れ図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、2、2A、2B、3、3A、3B 音
楽再生装置 4 移動体電話 5 ネットワーク 6 メモリカード 10、40 制御部 11 ハードディスク(HD)装置 16、46 無線通信処理部 17、47 アンテナ 18 通信処理部 19 入出力インタフェース(I/F)部 45 メモリ 70 再生処理部 71 楽曲再生情報生成部 72 楽曲選択部 80 楽曲再生情報管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z G10L 9/18 M

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生対象となる複数の楽曲のデータが蓄
    積された蓄積手段と、前記蓄積手段にデータが蓄積され
    た前記楽曲の再生を行う楽曲再生手段とを備える音楽再
    生装置であって、 自装置に含まれる前記楽曲再生手段による楽曲の再生が
    行われたときに、再生終了時における楽曲の再生順番を
    示す楽曲再生情報を生成する楽曲再生情報生成手段と、 前記楽曲再生情報生成手段によって生成された前記楽曲
    再生情報を、自装置と一あるいは複数の他装置との間で
    共有する楽曲再生情報共有手段と、 共有された前記楽曲再生情報に基づいて、前記楽曲再生
    手段によって次に再生される楽曲を選択する楽曲選択手
    段と、 を備えることを特徴とする音楽再生装置。
  2. 【請求項2】 再生対象となる複数の楽曲のデータが個
    別に蓄積された蓄積手段と、前記蓄積手段にデータが蓄
    積された前記楽曲の再生を行う楽曲再生手段とを個別に
    備える複数の音楽再生装置を有する音楽再生システムに
    おいて、 前記複数の音楽再生装置のそれぞれは、 自装置に含まれる前記楽曲再生手段による楽曲の再生が
    行われたときに、再生終了時における楽曲の再生順番を
    示す楽曲再生情報を生成する楽曲再生情報生成手段と、 前記楽曲再生情報生成手段によって生成された前記楽曲
    再生情報を、自装置と一あるいは複数の他装置との間で
    共有する楽曲再生情報共有手段と、 共有された前記楽曲再生情報に基づいて、前記楽曲再生
    手段によって次に再生される楽曲を選択する楽曲選択手
    段と、 を備えることを特徴とする音楽再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記複数の音楽再生装置のそれぞれに含まれる前記蓄積
    手段には、同じ楽曲のデータが同じ順番で蓄積されてお
    り、 前記楽曲再生情報には、最後に再生された楽曲の特定情
    報が含まれており、 前記楽曲選択手段は、前記特定情報に基づいて、前記蓄
    積手段に蓄積された次の再生順番の楽曲を選択すること
    を特徴とする音楽再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記楽曲再生情報には、それまでに再生された楽曲の履
    歴情報が含まれており、 前記楽曲選択手段は、前記履歴情報によって特定される
    楽曲と重複しない楽曲を次の再生対象の楽曲として選択
    することを特徴とする音楽再生システム。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記楽曲再生情報共有手段は、前記複数の音楽再生装置
    のそれぞれに設けられた楽曲再生情報格納手段と、前記
    複数の音楽再生装置を相互に接続する通信手段であり、 自装置に含まれる前記楽曲再生情報生成手段によって前
    記楽曲再生情報が生成されたときに、前記通信手段を用
    いて他装置に向けて前記楽曲再生情報を送信することに
    より、自装置および他装置に含まれる前記楽曲再生情報
    格納手段に共通の前記楽曲再生情報を格納し、 前記楽曲選択手段は、前記楽曲再生情報格納手段に格納
    された前記楽曲再生情報を取得することを特徴とする音
    楽再生システム。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記楽曲再生情報共有手段は、前記複数の音楽再生装置
    以外に設けられた楽曲再生情報格納手段が備わった携帯
    端末装置と、この携帯端末装置と前記複数の音楽再生装
    置のそれぞれとの間を接続する通信手段であり、 自装置に含まれる前記楽曲再生情報生成手段によって前
    記楽曲再生情報が生成されたときに、前記通信手段を用
    いて前記携帯端末装置に前記楽曲再生情報を送信するこ
    とにより、前記楽曲再生情報格納手段に前記楽曲再生情
    報を格納し、 自装置に含まれる前記楽曲再生情報生成手段による楽曲
    の再生を行うときに、前記楽曲選択手段は、前記携帯端
    末装置内の前記楽曲再生情報格納手段に格納されている
    前記楽曲再生情報を、前記通信手段を用いて取得するこ
    とを特徴とする音楽再生システム。
  7. 【請求項7】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記楽曲再生情報共有手段は、前記楽曲再生情報が格納
    される搬送可能な記憶デバイスと、前記複数の音楽再生
    装置のそれぞれに設けられて前記記憶デバイスに対して
    前記楽曲再生情報の入出力を行う入出力手段であり、 自装置に含まれる前記楽曲再生情報生成手段によって前
    記楽曲再生情報が生成されたときに、前記入出力手段に
    よって前記記憶デバイスに前記楽曲再生情報を書き込
    み、 自装置に含まれる前記楽曲再生情報生成手段による楽曲
    の再生を行うときに、前記楽曲選択手段は、前記楽曲再
    生情報を前記入出力手段によって前記記憶デバイスから
    読み出して取得することを特徴とする音楽再生システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれかにおいて、 前記楽曲再生情報には、前記楽曲再生手段における再生
    終了時における楽曲の再生順番の他に、再生が中断され
    た楽曲内の中断位置情報が含まれており、 前記楽曲選択手段は、前記楽曲再生手段によって次に再
    生される楽曲を選択するとともに、前記中断位置情報に
    基づいて再生開始位置を特定することを特徴とする音楽
    再生システム。
  9. 【請求項9】 請求項2〜7のいずれかにおいて、 前記楽曲再生情報には、前記楽曲再生手段における再生
    状態情報が含まれており、 前記楽曲再生情報に基づいて次に楽曲の再生を行う前記
    楽曲再生手段は、前記再生状態情報に基づいて再生状態
    の設定を行うことを特徴とする音楽再生システム。
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