JP2003131070A - 2心テープ端末の製造装置および製造方法 - Google Patents

2心テープ端末の製造装置および製造方法

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JP2003131070A JP2001324597A JP2001324597A JP2003131070A JP 2003131070 A JP2003131070 A JP 2003131070A JP 2001324597 A JP2001324597 A JP 2001324597A JP 2001324597 A JP2001324597 A JP 2001324597A JP 2003131070 A JP2003131070 A JP 2003131070A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2心テープ端末の製造の際、ダイスを1回だ
けでなく何回も使用でき、ダイス交換作業の段取り時間
を無くすことができ、ダイス洗浄作業を大幅に減らすこ
とができる製造装置および製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の2心テープ端末の製造装置50
は、2本の光ファイバ素線(1)を一定ピッチ間隔で固
定できるピッチ固定セット台(11)と、該セット台が
取付でき、左右方向に移動可能なセット台移動ステージ
(12)と、初期状態の時、該ステージと直列になる下
方位置に設けた樹脂塗布用ダイス(13)および樹脂タ
ンク(14)と、上下方向に移動可能なダイスおよび樹
脂タンク移動台(15)と、前記ダイスおよび樹脂タン
ク移動台(15)と並列位置に設置され、上下方向に移
動可能な紫外線硬化炉(16)とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型2心光コネク
タに使用できる2心テープ端末の製造装置および製造方
法に関し、更に詳しくは、2本の光ファイバ素線の端末
部分に紫外線硬化樹脂が所定形状、寸法に塗布,硬化さ
れた一括被覆が設けられている2心テープ端末の製造装
置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者等の出願である、特許出願番号
2001−080272「2心テープ端末、2心フェル
ール及びこれらの製造方法」に記載の製造方法は、紫外
線硬化樹脂をダイスでしごき一定の形状にした後、直ぐ
に紫外線を照射し、その形状を保つものである。その際
は、ダイス口にも紫外線が照射されるため、1度ダイス
を使用すると必ず洗浄する必要が有った。そのため、ダ
イスを複数個用意し、一回毎に製造装置から取り外し交
換していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、2心
テープ端末の製造の際に使用したダイスを、一回毎に製
造装置から取り外し、用意したダイスに交換するダイス
交換作業は面倒であり、時間を要するという問題点があ
った。また取り外したダイスを洗浄するダイス洗浄作業
も面倒であり、作業に時間を要するという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来技術が有する各種問題
点を解決するためになされたものであり、2心テープ端
末の製造の際、ダイスを1回だけでなく何回も使用で
き、ダイス交換作業の段取り時間を無くすことができ、
ダイス洗浄作業を大幅に減らすことができる2心テープ
端末の製造装置および製造方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点として本発明
は、2本の光ファイバ素線の端末部分に紫外線硬化樹脂
が所定形状、寸法に塗布,硬化された一括被覆が設けら
れている2心テープ端末の製造装置であって、2本の光
ファイバ素線を一定のピッチ間隔で固定できるピッチ固
定セット台と、該セット台が取付でき、左右方向に移動
可能なセット台移動ステージと、前記セット台移動ステ
ージが初期位置の時、該ステージと直列になる下方位置
に設けた樹脂塗布用ダイスおよびUV樹脂のタンク(以
下、樹脂タンクと略記する)と、該ダイスおよび樹脂タ
ンクが取付られ、上下方向に移動可能なダイスおよび樹
脂タンク移動台と、前記ダイスおよび樹脂タンク移動台
と直線状にならない並列位置に設置され、上下方向に移
動可能な紫外線硬化炉と、 を有することを特徴とする
2心テープ端末の製造装置にある。上記第1観点の2心
テープ端末の製造装置では、上記したピッチ固定セット
台と、セット台移動ステージと、樹脂塗布用ダイスおよ
び樹脂タンクと、ダイスおよび樹脂タンク移動台と、紫
外線硬化炉と、により2心テープ端末の製造が効率よく
行える。また、紫外線硬化炉の紫外線がダイス穴に当た
らなくするため、ダイスと紫外線硬化炉が直線状になら
ないように並列に並べている。これにより、ダイス穴の
紫外線硬化樹脂が硬化しないため、ダイスを1回だけで
なく何回も使用出来る(例えば、約半日で100端末使
用できる)。上記により、ダイスを取り替える必要が無
いため、ダイス取り替えの段取り時間を無くす事が出
来、作業効率を向上させることができ、コストダウンも
計れる。
【0006】第2の観点として本発明は、前記セット台
移動ステージ、ダイスおよび樹脂タンク移動台、および
紫外線硬化炉の移動手段がエアーシリンダーまたは電動
モータであることを特徴とする2心テープ端末の製造装
置にある。上記第2観点の2心テープ端末の製造装置で
は、上記移動手段としてエアーシリンダーまたは電動モ
ータを好ましく用いることができる。
【0007】第3の観点として本発明は、2本の光ファ
イバ素線の端末部分に紫外線硬化樹脂が所定形状、寸法
に塗布,硬化された一括被覆が設けられている2心テー
プ端末の製造方法であって、2本の光ファイバ素線を一
定ピッチの間隔を持つピッチ固定セット台に保持した
後、該セット台を左右方向に移動可能なセット台移動ス
テージに載置する光ファイバ素線保持・ステージ載置工
程;と、前記セット台移動ステージが初期位置の時、該
ステージと直列になる下方位置に設けた樹脂塗布用ダイ
スおよび樹脂タンクを上下方向に移動可能なダイスおよ
び樹脂タンク移動台に取付け、該移動台を上方に移動さ
せることにより、前記ピッチ固定セット台の2本の光フ
ァイバ素線の端末部をダイス穴に挿入し、次いでダイス
穴を挿通した2本の光ファイバ素線端末部を樹脂タンク
のUV樹脂中に浸漬して該樹脂を素線端末部に付着させ
るダイス挿入・樹脂付着工程;と、前工程後、ダイスお
よび樹脂タンク移動台を一定速度で下方に移動させるこ
とにより、UV樹脂の付着した2本の光ファイバ素線端
末部(2心テープ端末)の外径を一定にする樹脂塗布工
程;と、前工程後、その状態のまま、セット台移動ステ
ージを、前記ダイスおよび樹脂タンク移動台と直線状に
ならない並列位置に設置され、上下方向に移動可能な紫
外線硬化炉の上方位置に水平移動させ、次いで前記硬化
炉を下方から上方に移動させ、該炉内部にUV樹脂の塗
布された2心テープ端末を挿入するステージおよび硬化
炉移動工程;と、前工程後、前記硬化炉中の紫外線をU
V樹脂塗布2心テープ端末に照射してUV樹脂を硬化さ
せ、2芯テープ端末をジョイントした一括被覆を設ける
樹脂硬化工程;と、により2心テープ端末を製造するこ
とを特徴とする2心テープ端末の製造方法にある。上記
第3観点の2心テープ端末の製造方法では、上記した光
ファイバ素線保持・ステージ載置工程と、ダイス挿入・
樹脂付着工程と、樹脂塗布工程と、ステージおよび硬化
炉移動工程と、樹脂硬化工程とにより2心テープ端末の
製造が効率よく行える。また、上記第1観点で述べたよ
うに、紫外線硬化炉の紫外線がダイス穴に当たらなくす
るため、ダイスと紫外線硬化炉が直線状にならないよう
に並列に並べている。これにより、ダイス穴の紫外線硬
化樹脂が硬化しないため、ダイスを1回だけでなく何回
も使用出来る。上記により、ダイスを取り替える必要が
無いため、ダイス取り替えの段取り時間を無くす事が出
来、作業効率を向上させることができ、コストダウンも
計れる。また、樹脂塗布工程時、速度を一定に保ちなが
らダイスで扱くことにより外径を一定にすることができ
る。
【0008】第4の観点として本発明は、前記2心テー
プ端末の製造方法に用いる製造装置が上記第1観点また
は第2観点記載の製造装置であることを特徴とするであ
る2心テープ端末の製造方法にある。上記第4観点の製
造方法では、2心テープ端末の製造に用いる製造装置と
して、上記第1観点または第2観点記載の製造装置を好
ましく用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容を、図に示す
実施の形態により更に詳細に説明する。なお、これによ
り本発明が限定されるものではない。図1は、本発明の
2心テープ端末の製造装置の一例を略図である。図2
は、本発明の2心テープ端末の製造装置のピッチ固定保
持台(光ファイバ素線保持状態)を示す略図であり、同
図(a)は正面図、また同図(b)は上面図である。図3
は、本発明の2心テープ端末の製造方法の一例を示すチ
ャート図である。図4は、本発明の2心テープ端末製造
装置を用いて2心テープ端末を製造中、各工程時、各構
成装置の状態を示す略図であり、同図(a)は、光ファ
イバ素線保持・ステージ載置工程時の状態、同図(b)
はダイス挿入・樹脂付着工程時の状態(終了時)、同図
(c)は樹脂塗布工程時の状態(終了時)、同図(d)
は、ステージおよび硬化炉移動工程時の状態(ステージ
は右方向の移動終了、硬化炉は上方向の移動前)、また
同図(e)は、樹脂硬化工程時の状態を示す。また図5
は、本発明により得られた2心テープ端末の一例を示す
略図であり、同図(a)は正面図、また同図(b)は同
図(a)のa−a部の断面図である。これらの図におい
て、1は光ファイバ素線、2は一括被覆(紫外線硬化樹
脂(硬化))、2jは紫外線硬化樹脂(未硬化)、5は
2心テープ端末、11はピッチ固定セット台、11aは
保持体、11bは上蓋、11cは保持溝、12はセット
台移動ステージ、13は樹脂塗布用ダイス、13aはダ
イス穴、14は樹脂タンク、15はダイスおよび樹脂タ
ンク移動台、16は紫外線硬化炉、16aは紫外線照射
手段、50は2心テープ端末製造装置、またhは裸ファ
イバである。
【0010】−第1の実施の形態− 本発明の2心テープ端末の製造装置の一例について、図
1および図2を用いて説明する。本発明の2心テープ端
末の製造装置50は、先ず図2に詳細を示すように、2
本の光ファイバ素線(1)を一定のピッチ間隔で固定で
きるピッチ固定セット台(11)と、該セット台が取付
でき、左右方向に移動可能なセット台移動ステージ(1
2)と、図1に示すように、前記セット台移動ステージ
(12)が初期位置の時、該ステージと直列になる下方
位置に設けた樹脂塗布用ダイス(13)および樹脂タン
ク(14)と、該ダイスおよび樹脂タンクが取付られ、
上下方向に移動可能なダイスおよび樹脂タンク移動台
(15)と、前記ダイスおよび樹脂タンク移動台(1
5)と直線上にならない並列位置に設置され、上下方向
に移動可能な紫外線硬化炉(16)とを有している。前
記セット台移動ステージ(12)、ダイスおよび樹脂タ
ンク移動台(15)、および紫外線硬化炉(16)の移
動手段としては、図示しないエアーシリンダーによって
行われる。また、紫外線硬化炉(16)には紫外線照射
手段(16a)が設けられている。また、前記ピッチ固定
保持台(11)は、例えば2本の光ファイバ素線(1)
の保持溝(11c)を設けた基台(11a)と、図示しない蝶番に
より開閉可能に設けられた上蓋(11b)よりなる。
【0011】−第2の実施の形態− 本発明の2心テープ端末の製造方法の一例について、図
3のチャート図を用いて工程順に説明する。 先ず、光ファイバ素線保持・ステージ載置工程f1
では、2本の光ファイバ素線を一定ピッチの間隔を持つ
ピッチ固定セット台に保持した後、該セット台を、水平
方向に移動可能で、製造工程の初期位置に保持されたセ
ット台移動ステージの所定位置に載置する。 ダイス挿入・樹脂付着工程f2では、前記セット台
移動ステージが初期位置の時、該ステージと直列になる
下方位置に設けた樹脂塗布用ダイスおよびUV樹脂タン
クを上下方向に移動可能なダイスおよび樹脂タンク移動
台に取付け、該移動台を上方に移動させることにより、
前記ピッチ固定セット台の2本の光ファイバ素線の端末
部をダイス穴に挿入し、次いでダイス穴を挿通した2本
の光ファイバ素線端末部を樹脂タンクのUV樹脂中に浸
漬して該樹脂を素線端末部に付着させる。 樹脂塗布工程f3では、前工程後、ダイスおよび樹
脂タンク移動台を一定速度で下方に移動させることによ
り、UV樹脂の付着した2本の光ファイバ素線端末部
(2心テープ端末)の外径を一定にする。 ステージおよび硬化炉移動工程f4では、前工程
後、その状態のまま、セット台移動ステージを、前記ダ
イスおよび樹脂タンク移動台と直線状にならない並列位
置に設置され、上下方向に移動可能な紫外線硬化炉の上
方位置に水平移動させ、次いで前記硬化炉を下方から上
方に移動させ、硬化炉内部にUV樹脂の塗布された2心
テープ端末を挿入する。 樹脂硬化工程f5では、前記硬化炉中の紫外線をU
V樹脂塗布2心テープ端末に照射してUV樹脂を硬化さ
せ、2芯テープ端末をジョイントした一括被覆を設け
る。以上の工程により2本の光ファイバ素線の端末部分
に紫外線硬化樹脂を所定形状、寸法に塗布,硬化し、一
括被覆を設けた2心テープ端末を製造する。
【0012】−第3の実施の形態− 本発明の2心テープ端末の製造装置および製造方法の具
体例について、図1〜図5を用いて説明する。 先ず図2に詳細を示すように、2本の光ファイバ素線
(1)を、ピッチ固定セット台(11)に、該保持台の
端部から素線(1)の端末部の所定長を導出させてセッ
トした。次いで、図1に示す2心テープ端末製造装置
(50)を用い、前記2本の光ファイバ素線(1)が保
持されたピッチ固定セット台(11)を、セット台移動
ステージ(12)に載置した。(図4(a))(光ファ
イバ素線保持・ステージ載置工程f1) 次いで、樹脂塗布用ダイス(13)および該ダイスの
下方に設けたUV樹脂タンク(14)を、ダイスおよび
樹脂タンク移動台(15)により上方(図4(a)矢印
c方向)に移動させることにより、2本の光ファイバ素
線(1)の端末部をダイス穴(13a)に挿入し、次い
で該ダイス穴を挿通した2本の光ファイバ素線端末部を
樹脂タンク(14)のUV樹脂(2j)中に浸漬して該
樹脂を所定長c、例えば50mm付着させた。(図4
(b))(ダイス挿入、樹脂付着工程f2) 前工程後、前記ダイス(13)および樹脂タンク(1
4)の双方を、ダイスおよび樹脂タンク移動台(15)
により一定速度、例えば100mm/分で下方(図3(b)
矢印f方向)に移動させることにより、UV樹脂の付着
した2本の光ファイバ素線端末部(2心テープ端末)を
ダイス穴(13a)に前記工程と逆方向に挿通させ、ダ
イス穴により余分の樹脂を扱くことにより、素線の外周
に樹脂を所定形状、例えば断面円形状に塗布し、外径を
一定にした。(図4(c))(樹脂塗布工程f3) 前工程後、その状態のまま、セット台移動ステージ
(12)を、紫外線硬化炉(16)の上方に横移動(図
3(c)矢印b方向)させ、次いで前記紫外線硬化炉を
下方から上方に移動(図3(d)矢印e方向)させ、該
炉内部にUV樹脂の塗布された2心テープ端末を挿入し
た。(図4(d))(ステージおよび硬化炉移動工程) 前工程後、前記硬化炉(16)中に設けた紫外線照射
手段(16a)より紫外線をUV樹脂塗布2心テープ端
末に照射してUV樹脂を硬化させ、2芯テープ端末をジ
ョイントした一括被覆(2)を設けた。(図4(e))
(樹脂硬化工程) なお、前記セット台移動ステージ(12)の移動手段、
ダイスおよび樹脂タンク移動台(15)の移動手段、お
よび紫外線硬化炉(16)の移動手段としてはエアーシ
リンダー(図示せず)を使用した。以上により、図5に
示すように、2本の光ファイバ素線(1)の端末部分に
紫外線硬化樹脂を所定形状、寸法に塗布,硬化し、一括
被覆(2)を設けた2心テープ端末(5)を製造した。
【0013】
【発明の効果】本発明の2心テープ端末の製造装置およ
び製造方法を用いることにより2心テープ端末の製造が
効率よく行えるようになった。また、紫外線硬化炉の紫
外線がダイス穴に当たらなくするため、ダイスと紫外線
硬化炉が直線状にならないように並列に並べている。そ
のため、ダイス穴の紫外線硬化樹脂が硬化しなくなり、
ダイスを1回だけでなく何回も使用出来るようになっ
た。従って、ダイスを取り替える必要が無いため、ダイ
ス取り替えの段取り時間を無くす事ができ、作業効率を
向上させることができ、またコストダウンも計れるよう
になった。従って、本発明は産業上に寄与する効果が極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2心テープ端末の製造装置の一例を略
図である。
【図2】本発明の2心テープ端末の製造装置のピッチ固
定保持台(光ファイバ素線保持状態)を示す略図であ
り、同図(a)は正面図、また同図(b)は上面図であ
る。
【図3】本発明の2心テープ端末の製造方法の一例を示
すチャート図である。
【図4】本発明の2心テープ端末製造装置を用いて2心
テープ端末を製造中、各工程時、各構成装置の状態を示
す略図であり、同図(a)は、光ファイバ素線保持・ス
テージ載置工程時の状態、同図(b)はダイス挿入・樹
脂付着工程時の状態(終了時)、同図(c)は樹脂塗布
工程時の状態(終了時)、同図(d)は、ステージおよ
び硬化炉移動工程時の状態(ステージは右方向の移動終
了、硬化炉は上方向の移動前)、また同図(e)は、樹
脂硬化工程時の状態を示す。
【図5】本発明により得られた2心テープ端末の一例を
示す略図であり、同図(a)は正面図、また同図(b)
は同図(a)のa−a部の断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ素線 2 一括被覆(紫外線硬化樹脂(硬化)) 2j 紫外線硬化樹脂(未硬化) 5 2心テープ端末 11 ピッチ固定セット台 11a 保持体 11b 上蓋 11c 保持溝 12 セット台移動ステージ 13 樹脂塗布用ダイス 13a ダイス穴 14 樹脂タンク 15 ダイスおよび樹脂タンク移動台 16 紫外線硬化炉 16a 紫外線照射手段 50 2心テープ端末製造装置 h 裸ファイバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の光ファイバ素線の端末部分に紫外
    線硬化樹脂が所定形状、寸法に塗布,硬化された一括被
    覆が設けられている2心テープ端末の製造装置であっ
    て、 2本の光ファイバ素線を一定のピッチ間隔で固定できる
    ピッチ固定セット台と、該セット台が取付でき、左右方
    向に移動可能なセット台移動ステージと、前記セット台
    移動ステージが初期位置の時、該ステージと直列になる
    下方位置に設けた樹脂塗布用ダイスおよび紫外線硬化樹
    脂のタンクと、該ダイスおよび樹脂タンクが取付られ、
    上下方向に移動可能なダイスおよび樹脂タンク移動台
    と、前記ダイスおよび樹脂タンク移動台と直列とならな
    い並列位置に設置され、上下方向に移動可能な紫外線硬
    化炉と、を有することを特徴とする2心テープ端末の製
    造装置。
  2. 【請求項2】 前記セット台移動ステージ、ダイスおよ
    び樹脂タンク移動台、および紫外線硬化炉の移動手段が
    エアーシリンダーまたは電動モータであることを特徴と
    する請求項1記載の2心テープ端末の製造装置。
  3. 【請求項3】 2本の光ファイバ素線の端末部分に紫外
    線硬化樹脂が所定形状、寸法に塗布,硬化された一括被
    覆が設けられている2心テープ端末の製造方法であっ
    て、 2本の光ファイバ素線を一定ピッチの間隔を持つピッチ
    固定セット台に保持した後、該セット台を左右方向に移
    動可能なセット台移動ステージに載置する光ファイバ素
    線保持・ステージ載置工程;と、 前記セット台移動ステージが初期位置の時、該ステージ
    と直列になる下方位置に設けた樹脂塗布用ダイスおよび
    紫外線硬化樹脂(以下、UV樹脂と略記する)のタンクを
    上下方向に移動可能なダイスおよび樹脂タンク移動台に
    取付け、該移動台を上方に移動させることにより、前記
    ピッチ固定セット台の2本の光ファイバ素線の端末部を
    ダイス穴に挿入し、次いでダイス穴を挿通した2本の光
    ファイバ素線端末部を樹脂タンクのUV樹脂中に浸漬し
    て該樹脂を素線端末部に付着させるダイス挿入・樹脂付
    着工程;と、 前工程後、ダイスおよび樹脂タンク移動台(以下、ダイ
    ス移動台と略記する)を一定速度で下方に移動させるこ
    とにより、UV樹脂の付着した2本の光ファイバ素線端
    末部(2心テープ端末)の外径を一定にする樹脂塗布工
    程;と、 前工程後、その状態のまま、セット台移動ステージを、
    前記ダイスおよび樹脂タンク移動台と直線上にならない
    並列位置に設置され、上下方向に移動可能な紫外線硬化
    炉の上方位置に水平移動させ、次いで前記硬化炉を下方
    から上方に移動させ、該炉内部にUV樹脂の塗布された
    2心テープ端末を挿入するステージおよび硬化炉移動工
    程;と、 前工程後、前記硬化炉中の紫外線をUV樹脂塗布2心テ
    ープ端末に照射してUV樹脂を硬化させ、2芯テープ端
    末をジョイントした一括被覆を設ける樹脂硬化工程;
    と、 により2心テープ端末を製造することを特徴とする2心
    テープ端末の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記2心テープ端末の製造方法に用いる
    製造装置が請求項1または2記載の製造装置であること
    を特徴とする2心テープ端末の製造方法。
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