JP2003130728A - 焦電型赤外線検知素子 - Google Patents

焦電型赤外線検知素子

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JP2003130728A JP2001322098A JP2001322098A JP2003130728A JP 2003130728 A JP2003130728 A JP 2003130728A JP 2001322098 A JP2001322098 A JP 2001322098A JP 2001322098 A JP2001322098 A JP 2001322098A JP 2003130728 A JP2003130728 A JP 2003130728A
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良 谷口
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素生 井狩
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英喜 河原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的遅い速度で移動する人体を、確度良く
検知することのできる焦電型赤外線検知素子を提供す
る。 【解決手段】 焦電効果を有した材料からなるチップを
備え、そのチップの表面に、隣接する他の電極と異なる
極性となるように複数の電極2a、4aが敷設されると
共に、当該チップ裏面の電極2a、4aに対応する位置
に、それぞれ電極2a、4aとは異極性の3a、5aが
敷設され、表裏で極性の異なる電極同士の複数の組によ
って受光部6a、6bをなした焦電素子1において、受
光部6aと6bとの間隔は、受光部6a、6bの幅より
も小さく形成されていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体から輻射され
る赤外線を検知する焦電型赤外線検知素子であって、特
に比較的遅い速度で移動する人体を、確度良く検知する
ことができる検出素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(赤外線検知器の構成)一般に人体を赤
外線の変化量で検出する素子として、焦電素子(焦電型
赤外線検知素子)が知られており、防犯用の侵入検知器
の他、照明の点灯・消灯の制御や、便座を覆う蓋の開閉
制御など、種々の負荷の自動制御用に用いられている。
当該検知素子を用いた赤外線検知器としては、例えば図
7に示すものが一般的であって、その動作はまず、人体
の動作により発生した赤外線Lの変化を、フレネルレン
ズ等の集光器14aにより、焦電素子を含んでなる焦電
ユニット19の受光部に集光し、この焦電ユニット19
の出力をバンドパスアンプ20により所望の周波数帯域
の信号を増幅する。
【0003】次に、コンパレータ21において、前述の
バンドパスアンプ20により増幅された出力と、予め設
定されたスレッシュレベル(閾値)とを比較し、出力が
スレッシュレベルよりも大きい場合に検知信号を出力す
る。そして、コンパレータ21から検知信号が出力され
ると、タイマー回路22により予め設定された一定の遅
延時間(オフディレイタイム)の間、出力回路23の出
力をONにして、リレー等の負荷を制御する。このよう
にすることで、少々の空気の揺らぎ等では誤動作せず、
人体の存在に応じて負荷を制御することができるのであ
る。
【0004】(焦電ユニット19の構成及び動作)とこ
ろで、上述の焦電ユニット19の回路構成及び動作につ
いては、例えば、図8に示すように、当該ユニット19
内に、PbTiO3、PZTなどのセラミックや、Li
TaO3などの単結晶、PVF2などの高分子などの、
焦電効果を有した材料の表裏に電極を敷設して構成され
た焦電素子1を備えており、その焦電素子1に入射する
赤外線の変化によって、当該素子1の電極間に発生した
電荷(電流)を、FET(Field Effect Transistor)
19aと、高抵抗19bとによりインピーダンス変換
し、電圧信号として取り出している。
【0005】(焦電素子1の構成)ここで、上述の焦電
素子1の構成について、より詳しく述べると、図9に示
すように、焦電効果を有した材料からなるチップの表面
には、それぞれ極性の異なる電極3a、5aが敷設され
ると共に、当該チップ裏面の電極3a、5aの対応する
位置に、それぞれ電極3a、5aとは異極性の電極2
a、4aが敷設され、電極2aと3aの組及び、電極4
aと5aの組で、それぞれ一対の受光部6a、6bをな
し、デュアルタイプの焦電素子を構成している。
【0006】また、焦電素子1に敷設された各電極につ
いて詳しく見てみると、チップ表面の電極3aの左側下
端部からは、チップの下側に向かって配線パターン3b
が導出されており、その先端には接続電極3cが構成さ
れている。一方、電極3aの下部に位置する電極5aの
右側上端部からは、チップの上側に向かって配線パター
ン5bが導出され、その先端には接続電極5cが構成さ
れている。同様にして、チップ裏面では、電極2aの上
端部中央から配線パターン2bが導出され、接続電極2
cと接続される一方、電極2aの下部に位置する電極4
aの下端部中央からは、配線パターン4bが導出され、
接続電極4cと接続されている。
【0007】(受光部同士の間隔と周波数)ところで、
従来の焦電素子1にあっては、受光部6a又は受光部6
bの上下方向の寸法D1と、受光部同士の間隔D2と
が、一般的に、およそ1:1の割合からなっている。こ
れは、受光部をより近接させた場合には、受光部6aに
入射した赤外線が、チップ内部を伝わって受光部6bに
入射(クロストーク)してしまい、これによる感度の低
下が無視できないために、所定の間隔が設けられている
のである。
【0008】図10(a)は、このようなデュアルタイ
プの焦電素子1を採用した赤外線検知器を用いて、図9
に示した受光部6a、6bの幅D1及び、受光部の間隔
D2を1mm、図7に示した集光器14aの焦点距離f
を20mm、検知距離を8mとしたときにできる検知エ
リアA1、A2と、その検知エリアの幅D1’及びエリ
ア同士の間隔D2’とを示した図であって、図に示すよ
うに当該幅D1’及び間隔D2’は40cmとなる。こ
こで例えば、右側の検知エリアA1を+、左側の検知エ
リアA2を−とし、検知エリア幅と同じ40cmのター
ゲット(人体)Tが、検知エリアA1を横切り、さらに
A2を横切ったとすると、焦電素子1への赤外線入射量
の変化は、図10(b)のとおりとなる。
【0009】すなわち、図10(a)に示すように、タ
ーゲットTの移動に伴って、当該ターゲットTの検知エ
リアA1内に占める割合が大きくなるので、同図(b)
のに示すように、+極性への入射量S1が大きくなっ
て、ターゲットTの幅DTが検知エリアA1の幅D1’
と一致したときに、+極性の入射量は最大となる(同図
)。そして、ターゲットTが検知エリアA1から脱し
始めると、それに伴って、+極性への入射量は減少し
(同図)、完全に抜け出ると、当該極性への入射量は
0となる(同図)。
【0010】一方、ターゲットTがさらに進み、検知エ
リアA2にかかると、上述と同様にして、−極性への入
射量S2が大きくなって(同図)、ターゲットTの幅
Tが検知エリアA2の幅D1’と一致したときに、−
極性の入射量は最大となり(同図)、ターゲットTが
検知エリアA2から脱し始めると、−極性への入射量は
減少し(同図)、完全に抜け出ると、当該極性への入
射量は0となる(同図)。従って、検知器全体(焦電
素子1)への入射は、+側の入射量S1と−側の入射量
S2を合成したものとなり、具体的には、同図(b)の
S3に示すように、+側のピークと−側のピークを
持った波形となる。
【0011】ここで、+側のピークと−側のピーク
の距離は、1/2波長に相当する80cmとなるから、
これをターゲットTの移動速度で割ることにより、赤外
線の変化に要する時間を算出することができ、その逆数
が赤外線変化のおよその周波数ということになる。例え
ば、ターゲットTが比較的遅い速度0.2m/sで移動
しているとすると、1/2波長に要する時間は4秒間、
1波長では2倍の8秒間ということになり、周波数とし
ては約0.125Hzの赤外線変化ということになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の赤外線検知器は、上述の低い周波数の赤外線変化
でも充分な出力を得るために、図7に示した、バンドパ
スアンプ20の低域ゲインを高くするなどの対策をして
いた。しかしながら、低域ゲインを高くすると、一般的
に言われている空気の揺らぎなどの、低い周波数領域の
誤動作源による出力も同時に増幅することになるので、
誤動作が増大し信頼性が低くなるといった問題点があっ
た。
【0013】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、比較的遅い速度
で移動する人体を、確度良く検知することのできる焦電
型赤外線検知素子を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、上述の赤外線検
知素子を提供するために、本願の発明者らは、請求項1
記載の発明として、焦電効果を有した材料からなるチッ
プを備え、そのチップの表面に、隣接する他の電極と異
なる極性となるように複数の電極が敷設されると共に、
当該チップ裏面の前記電極に対応する位置に、それぞれ
前記電極とは異極性の電極が敷設され、表裏で極性の異
なる電極同士の複数の組によって受光部をなした焦電型
赤外線検知素子において、前記受光部同士の間隔は、前
記受光部の幅よりも小さく形成されていることを特徴と
したものを提案している。
【0015】また、請求項2記載の発明のように、焦電
効果を有した材料からなるチップを備え、そのチップの
表面に、隣接する他の電極と異なる極性となるように複
数の電極が敷設されると共に、当該チップ裏面の前記電
極に対応する位置に、それぞれ前記電極とは異極性の電
極が敷設され、表裏で極性の異なる電極同士の複数の組
によって受光部をなした焦電型赤外線検知素子におい
て、前記受光部同士の間隔の一つは、前記受光部の幅よ
りも小さいと共に、他の受光部同士の間隔は、前記幅と
同等若しくはそれよりも大きく構成されていることを特
徴とした、より好ましいものも提案している。
【0016】さらに、請求項3記載の発明のように、請
求項1又は2記載の焦電型赤外線検知素子に対し、前記
受光部の幅と、前記受光部の幅よりも小さくした受光部
同士の間隔とを、およそ2:1の比としたことを特徴と
したものも良い。
【0017】また、請求項4記載の発明のように、請求
項1乃至3何れか記載の焦電型赤外線検知素子に対し、
前記それぞれの受光部の周縁部に、孔を穿設したことを
特徴としたものも良いものである。
【0018】
【発明の実施の形態】[本願における基本的思想]以上に
示した各解決手段を具体的な実施形態として、下記に詳
細に説明する前に、まずその基本的思想について説明す
る。上述のように、ターゲットTが比較的遅い速度で移
動しているとすると、それに伴って、赤外線の入射量の
変化も低周波数となることが問題であるから、本願の発
明者らは、当該ターゲットTが遅い速度で移動していて
も、通常の高い周波数が出力されるようにすれば良いと
考えた。そして、そのために本願の発明者らは、図9に
示した受光部同士の間隔D2を狭くし、それによって発
生するクロストークの影響を回避すべく、受光部6a、
6bの周りに孔を穿設することに思い至ったものであ
る。
【0019】[第1の実施の形態] (チップの基本的構造)まず、本実施形態の焦電素子1
の基本的な構造については、従来技術の欄で説明した焦
電素子1と実質的に同一であって、具体的には図1に示
すように、焦電効果を有した材料からなるチップの表面
に、それぞれ極性の異なる略矩形状の電極2a、4aが
敷設されると共に、当該チップ裏面の電極2a、4aの
対応する位置に、それぞれ電極2a、4aとは異極性で
あり、略矩形状の電極3a、5aが敷設され、電極2a
と3aの組及び、電極4aと5aの組において、表裏で
重なっている部分が、それぞれ一対の受光部6a、6b
をなし、デュアルタイプの焦電素子を構成している。
【0020】ここで、電極3a、5aの幅が、電極2
a、4aの幅に比してやや大きいのは、当該電極を形成
する際に加工上の誤差によって、受光部6a、6bの面
積が減少しないようにするためである。また、チップ表
面の電極2aの上端部中央付近からは、配線パターン2
bが導出され、チップの上端に敷設された略矩形状の接
続電極2cと接続されると共に、電極2aの下方に位置
する電極4aの下端部中央付近からは、配線パターン4
bが導出され、チップの下端に敷設された略矩形状の接
続電極4cと接続されている。
【0021】一方、チップ裏面の電極3aの上端部中央
付近からは、表面視J字を左方向に180度回転させた
形状の配線パターン3bが導出され、接続電極4cと略
同形状の接続電極3cと接続されている。また、電極3
aの下部に位置する電極5aの下端部中央付近からは、
表面視J字状の配線パターン5bが導出され、接続電極
2cと略同形状の接続電極5cが構成されている。とこ
ろで、焦電効果を有した材料への上記電極の敷設方法
は、例えば、メッキ、スパッタリング、真空蒸着、イオ
ンプレーティング、導電性ペーストの塗布等を用いて形
成されているが、同材料への敷設ができれば良く、これ
らに限定するものではない。
【0022】(チップの特徴的構造)以上が基本的構造
であって、本実施形態の特徴的な構造の第一は、受光部
6a又は受光部6bの上下方向の寸法D1よりも、受光
部同士の間隔D2の方が小さくなっており、例えば図に
示すように、0.2メートル毎秒乃至0.3メートル毎
秒の速度で移動する人体又は物体を検知するの好適な
2:1の割合から構成されている点である。また、本実
施形態の特徴的な構造の第二は、受光部6aと受光部6
bとが向き合う部分と、それぞれの受光部の両側端部と
に間隙を設けるための、略H字状の断熱孔1aが穿設さ
れている点である。尚、断熱孔1aの上下端部が円形状
になっているのは、応力集中を避けるためである。
【0023】ところで、断熱孔1aの穿設方法として
は、例えばサンドブラスト加工が用いられる。サンドブ
ラスト加工とは、具体的に述べると、まず、チップの裏
面側をガラス等の平面度の高い基板に固定し、チップの
表面上に、例えば感光性ドライフィルムレジスト等の砥
粒に対して充分に耐性のあるレジストを形成する。次
に、フォトリソグラフィーにより電極や配線パターン等
を保護して、受光部6a、6bの周辺に所望形状のレジ
ストパターンを形成し、そのレジストパターンに従っ
て、チップに微細な砥粒を一定の圧力で吹き付けて、所
望形状の断熱孔1aを穿設するものである。
【0024】尚、サンドブラスト加工以外にも、半導体
の製造に一般的に用いられるドライエッチング法(イオ
ンリミング、RIE)や、ウェットエッチング法等のエ
ッチング方法を用いて形成してもよい。上述のこれらの
方法によって、2つの受光部6a、6bの間に断熱孔1
aを穿設することができるので、当該断熱孔1aが穿設
されていない場合と比して、熱的な絶縁効果は極めて高
い。このためクロストークに配慮することなく、2つの
受光部6a、6bを近接させる(ギャップを小さく)こ
とが可能となる。
【0025】(特徴的構造による周波数の変化)このよ
うなチップ構成を採り、例えば、受光部6a、6bの上
下方向の幅D1を0.4mm、受光部の間隔D2を0.
2mm、後述する集光器の焦点距離fを8mm、検知距
離を8mとして、図2(a)に示すように、検知エリア
A1、A2の幅D1’を40cm、エリア同士の間隔D
2’を20cmとし、従来技術の欄で説明したのと同様
にして、検知エリア幅D1’と同じ40cmの幅DT
持つターゲット(人体)Tが、検知エリアA1を横切
り、さらにA2を横切ったとすると、焦電素子1への赤
外線入射量の変化は、図2(b)のとおりとなる。
【0026】すなわち、図2(a)に示すように、ター
ゲットTの移動に伴って、当該ターゲットTの検知エリ
アA1内に占める割合が大きくなるので、同図(b)の
に示すように、+極性への入射量S1が大きくなっ
て、ターゲットTの幅DTが検知エリアA1の幅D1’
と一致したときに、+極性の入射量は最大となる(同図
)。そして、ターゲットTが検知エリアA1から脱し
始めると、それに伴って、+極性への入射量は減少する
が(同図)、従来技術と異なるのは、当該極性への入
射量が0となる(同図)前に、−極性への入射量S2
が大きくなり始める点である(同図)。
【0027】より具体的に述べると、本実施形態の設定
条件では、ターゲットTがエリアA1を半分脱したとき
に、エリアA2に差し掛かるようになっているので、そ
の時に、−極性への入射量S2が大きくなり始めるので
ある。そして、ターゲットTがさらに進むと、−極性へ
の入射量S2がより大きくなって(同図)、ターゲッ
トTの幅DTが検知エリアA2の幅と一致したときに、
−極性の入射量は最大となり(同図)、ターゲットT
が検知エリアA2から脱し始めると、−極性への入射量
は減少し(同図)、完全に抜け出ると、当該極性への
入射量は0となる(同図)。
【0028】各入射量S1、S2は以上のとおりである
が、焦電素子1への入射は、同図(b)のS3に示すと
おりであって、xの傾きは、S1の〜又はS2の
〜間の傾きの2倍となり(数学的な和ではなく、入射
光の総和であるため)、また+側のピークと−側のピ
ークの距離は60cm(3/7波長に相当)となる。
そして、当該ピーク間距離60cmに、検知エリアA
1、A2の幅D1’を倍した80cmを加算して得られ
た140cm(1波長)を、ターゲットTの移動速度で
割ることにより、赤外線の変化に要する時間を算出する
ことができ、その逆数が赤外線変化のおよその周波数と
いうことになる。
【0029】例えば、従来技術の欄で説明したのと同様
にして、ターゲットTが比較的遅い速度0.2m/sで
移動しているとすると、1波長に要する時間は7秒間と
いうことになり、周波数としては約0.143Hzの赤
外線変化ということになる。つまり、従来技術の欄で説
明した焦電素子1に比して、検知エリアA1、A2を脱
するまでに要する時間は1秒間(0.018Hz)短く
なるので、同じ移動速度でも、より高い周波数の赤外線
の変化として捕らえることができるのである。従って、
図7に示したバンドパスアンプ20の低域ゲインを高く
する必要がなく、一般的に言われている空気の揺らぎな
どによる誤動作を防止することができるので、確度良く
検知することのできる赤外線検知器を提供することがで
きる。
【0030】(マルチレンズとした場合)ところで、上
述の例に加え、集光器にマルチレンズ等を用い、図3に
示すように、受光部6aによる検知エリアをA1、A3
とすると共に、受光部6bによる検知エリアをA2、A
4とした場合にあっては、焦電素子1への入射は、図3
(b)のS3に示すとおりとなり、検知エリアA2の幅
D1’の1/4の点から、検知エリアA4の同様の点
までの波長は120cmとなる。そして、上述の例と
同様にして、ターゲットTが比較的遅い速度0.2m/
sで移動しているとすると、1波長に要する時間は6秒
間となり、周波数としては約0.167Hzの赤外線変
化ということになって、さらに高い周波数の赤外線の変
化として捕らえることができる。
【0031】(赤外線検知器の構成)次に、上述の焦電
素子1を組込んだ赤外線検知器について、図4の分解斜
視図に基づいて詳細に説明する。この赤外線検知器は、
略円盤状のベース部7aを備えた底蓋7を具備してお
り、当該ベース部7aの側面部には、略立方体状の係合
部7bが突設されると共に、3本の接続ピン7cが、ベ
ース部7aの表面と垂直な向きに嵌挿されている。より
詳しく述べると、接続ピン7cのうち何れか2本は、そ
の頭部7caがベース部7aの上側表面から突出するよ
うに嵌挿される一方、残りの接続ピン7cは、ベース部
7aの上側表面からは突出せずに、当該ベース部7aの
下側表面のみから突出している。
【0032】上述の底蓋7の上側表面には、低熱伝導度
の樹脂で略直方体状に一体成型されたMIDブロック
(3次元成形回路基板)8が載置されており、具体的に
は、当該ブロックの前面側8aの下端部に突設された脚
部8bに、当該脚部に対して略垂直となるように嵌合溝
8baが穿設され、その溝と接続ピン7cの頭部7ca
とが嵌合するように載置されている。また、MIDブロ
ック8の上部には凹部8cが穿設され、その凹部の両端
部にそれぞれ略直方体状の係合部8ca、8cbが形成
されると共に、前面側8aには凹部8aaが穿設されて
おり、これら凹部8aa、脚部8b、係合部8ca、8
cb、裏側8dなどには、それぞれ配線パターン9が真
空蒸着等を用いて敷設されている(詳細なパターン説明
は省略する)。
【0033】そして、係合部8ca、8cbには焦電素
子1が載架され、裏面側8dにはコンデンサや抵抗など
のチップ部品10が取り付けられ、凹部8aaにはIC
チップ11が設置され、上述した嵌合溝18baと接続
ピン7cの頭部7caとが嵌合した部分など、これらの
部品の固定には導電性接着剤が用いられ、各部品は配線
パターン9と電気的に導通するようになっている。さら
に、当該赤外線検知器は、略筒状のパッケージカバー1
2を具備しており、その上面の開口部12aには、赤外
線フィルタ13が設けられると共に、当該カバー12の
周縁部下側には、環状の突条12bが周設され、さらに
その突条12bの一部には、平板状の係合部12baが
突設されている。
【0034】次に、MIDブロック8を内装するよう
に、そのパッケージカバー12を底蓋7に被装してパッ
ケージを構成し、そのパッケージをさらに、フレネルレ
ンズ等からなる集光器14aと係合孔14bとを設けた
カバー14を、その係合孔14bに係合部7bと12b
aとが嵌挿されるように装着することで、赤外線検知器
を構成している。このようにすることで、焦電素子1
と、図7に示したバンドパスアンプ20、コンパレータ
21、タイマー22、出力回路23の電子部品とを一体
にすることができるため、赤外線検知器の小型化、ロー
コスト化を実現することができる。
【0035】(本実施形態の補足事項)尚、本実施形態
においては、図1に示した受光部6a又は受光部6bの
上下方向の寸法D1と、受光部同士の間隔D2との比率
を2:1としたが、より遅いターゲットTに対しては、
間隔D2をより小さくして高い周波数とすることが望ま
しい。具体的に述べると、空気の揺らぎなどによる誤動
作を低減するためには、ターゲットTの移動による入射
赤外線量の変化は、より高い周波数であることが望まし
いので、間隔D2をできる限り小さくすることが要求さ
れる。
【0036】一方、極端に狭い断熱孔1aでは熱的な絶
縁効果が薄いので、受光部6a又は受光部6bの上下方
向の寸法D1と、受光部同士の間隔D2との比率は、図
7に示したバンドパスアンプ20の周波数特性、検知対
象であるターゲットTの移動速度、集光器14a(ミラ
ーも含む)などの焦点距離、検知距離などを総合的に考
慮して、適当な間隔とすることが望ましい。
【0037】[第2の実施の形態] (新たな問題の提起と解決手法)上述の実施形態におい
て、本願の発明者らは、ターゲットTが比較的遅い速度
で移動していても、図7で示したバンドパスアンプ20
の低域ゲインを高くするなどの対策をすることがなく、
空気の揺らぎなどの影響を受けることのない確度の良い
検知器を提供できた。しかしながら、高齢者など常時遅
い速度で移動するターゲットTのみを検知するならば良
いが、時として若者等の通常若しくはそれ以上の速度で
移動するターゲットTも検知する必要がある場合にあっ
ては、図2に示したエリア同士の間隔D2’が狭いこと
に起因して著しく周波数が高くなるので、バンドパスア
ンプ20の設計によっては、当該ターゲットTを検知し
にくくなる場合があった。
【0038】つまり、人体のみを効率良く検知しようと
すると、低周波及び高周波をカット(バンドパス)する
こととなるが、上述のように著しく高い周波数が焦電素
子1に入射すると、当該焦電素子1からの出力は、高周
波領域におけるカットオフ周波数に近づくか、カットオ
フされてしまうため、バンドパスアンプ20から充分な
ゲインが得られない場合がある。これに対して本願の発
明者らは、図5に示すように、受光部同士の間隔D2が
第1の実施形態と同様に狭く構成された低速ターゲット
用の受光部6a、6bと、当該間隔D2が従来のものと
同様の通常ターゲット用の受光部6c、6dを構成する
ことに思い至った。
【0039】(チップの基本的構造)まず、本実施形態
の焦電素子1の基本的な構造について説明すると、同図
(図5)に示すように、第1の実施形態と同様にして、
焦電効果を有した材料からなるチップ表面の右側に、一
対の受光部6a、6bが、デュアルタイプの焦電素子を
形成している。また、同表面の左側には、それぞれ極性
の異なる略矩形状の電極15a、17aが敷設されると
共に、当該チップ裏面の電極15a、17aの対応する
位置に、それぞれ電極15a、17aとは異極性であ
り、略矩形状の電極16a、18aが敷設され、電極1
5aと16aの組及び、電極17aと18aの組におい
て、表裏で重なっている部分が、それぞれ一対の受光部
6c、6dをなし、デュアルタイプの焦電素子を構成し
ている。
【0040】また、第1の実施形態と同様に、チップ表
面の電極2aの上端部からは、配線パターン2bが導出
され、チップの上端に敷設された接続電極2cと接続さ
れると共に、電極2aの下方に位置する電極4aの下端
部からは、配線パターン4bが導出され、チップの下端
に敷設された接続電極4cと接続されている。一方、チ
ップ裏面の電極3aの上端部からは、配線パターン3b
が導出され、チップの上端に敷設された接続電極3cと
接続される一方、電極3aの下方に位置する電極5aの
下端部からは、配線パターン5bが導出され、チップの
下端に敷設された接続電極5cと接続されている。尚、
通常ターゲット用の受光部6c、6dも同様の構成を有
するので、説明を省略することとする。
【0041】(チップの特徴的構造)以上が基本的構造
であって、本実施形態の特徴的な構造の第一は、受光部
同士の間隔D2が狭く構成された低速ターゲット用の受
光部6a、6bと、当該間隔D2が従来のものと同様の
通常ターゲット用の受光部6c、6dを構成した点であ
る。また、本実施形態の特徴的な構造の第二は、受光部
6aと受光部6bとが向き合う部分及び、受光部6cと
受光部6dとが向き合う部分と、それぞれの受光部の両
側端部とに間隙を設けるための断熱孔1aが穿設されて
いる点であって、当該断熱孔1aは、略王の字を右方向
に90度回転させた形状からなっている。尚、断熱孔1
aの上下端部が円形状になっているのは、第1の実施形
態と同様にして、応力集中を避けるためである。
【0042】このように構成することで、低速で移動す
るターゲットTに対しては、受光部6a、6bによる一
方、通常の速度で移動するターゲットTに対しては、受
光部6c、6dによって、適正な高い周波数が出力され
るため、どのようなターゲットTであっても、バンドパ
スアンプ20の低域ゲイン及び高域ゲインを高く設定す
る必要がなく、不用なノイズによる誤作動を招くことが
ない。また、本実施形態にあっては、低速用と通常用の
2種類を構成したが、これに高速用を加えて3種類とし
ても良いし、複数の間隔を持った受光部を構成しても良
い。
【0043】(本実施形態を用いた赤外線検知器)とこ
ろで、本実施形態を用いた赤外線検知器の構成として
は、図6に示すように、集光器14aによって集光され
た赤外線Lが、焦電素子1上の受光部6a、6b及び、
受光部6c、6d(図示せず)に受光され、それぞれの
受光部の組(デュアル素子)からは、出力電流I1、I2
が出力される。次に、その出力電流I 1、I2は、I/V
変換部19a、19bにおいて、それぞれ電圧に変換さ
れ、それぞれの検知対象の速度に合った中心周波数を持
つバンドパスアンプ20a、20bによって、所望の周
波数帯域の信号に増幅される。
【0044】そして、それぞれコンパレータ21a、2
1bにおいて、前述のバンドパスアンプ20a、20b
により増幅された出力と、予め設定されたスレッシュレ
ベル(閾値)とを比較し、出力がスレッシュレベルより
も大きい場合に検知信号を出力する。コンパレータ21
a、21bから検知信号が出力されると、タイマー回路
22a、22bにより予め設定された一定の遅延時間
(オフディレイタイム)の間、遅延検知信号DS1、DS2
を出力する。次に、出力回路23aでは、それぞれの信
号DS1、DS2の論理和を取って、その結果に従って、出
力回路23の出力をONにして、リレー等の負荷を制御
するようになっている。
【0045】(本実施形態の補足事項)尚、複数の間隔
を持った受光部を構成し、それぞれ検知対象の速度に対
応した中心周波数を持ったバンドパスアンプを構成する
ことで、大まかな速度を計測する速度センサとしても利
用することができる。また、その他の構成は、第1の実
施形態と同様であるので説明を省略することとする。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、受光部同士の間隔を、その受光部の幅よりも小
さく形成しているので、検知対象が低速であっても、高
い周波数の赤外線の変化として捕らえることができ、そ
れに伴って、例えばバンドパスアンプ等の低域ゲインを
高くする必要がなく、空気の揺らぎなどによる誤動作を
防止して、確度良く検知することができるという効果を
奏する。
【0047】また、請求項2記載の発明にあっては、受
光部同士の間隔の一つを、その受光部の幅よりも小さく
すると共に、他の受光部同士の間隔を、前記幅と同等若
しくはそれよりも大きく構成したので、どのようなター
ゲットTであっても、最適な高い周波数の赤外線の変化
として捕らえることができ、例えばバンドパスアンプ等
の低域ゲイン及び高域ゲインを高く設定する必要がな
く、不用なノイズによる誤作動を招くことがないので、
確度良く検知することができるという効果を奏する。
【0048】さらに、請求項3記載の発明にあっては、
受光部の幅と受光部同士の間隔とを、およそ2:1とし
たので、0.2メートル毎秒乃至0.3メートル毎秒の
速度で移動する人体又は物体を検知するのに好適である
という効果を奏する。
【0049】また、請求項4記載の発明にあっては、そ
れぞれの受光部の周縁部に、孔を穿設したので、クロス
トークによる影響を回避できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における焦電素子1の構造を示
す図である。
【図2】第1の実施形態における焦電素子1の出力に関
する図である。
【図3】第1の実施形態において、集光器してマルチレ
ンズ等を用いた場合の出力に関する図である。
【図4】第1の実施形態のおける焦電素子1を用いた赤
外線検知器の分解斜視図である。
【図5】第2の実施形態における焦電素子1の構造を示
す図である。
【図6】第2の実施形態における赤外線検知器の機能ブ
ロック図である。
【図7】赤外線検知器の機能ブロック図である。
【図8】焦電ユニット19の回路構成図である。
【図9】従来の焦電素子1の構造を示す図である。
【図10】従来の焦電素子1の出力に関する図である。
【符号の説明】
1 焦電素子 2a 電極 3a 電極 4a 電極 5a 電極 6a 受光部 6b 受光部 6c 受光部 6d 受光部 15a 電極 16a 電極 17a 電極 18a 電極 D1 受光部の幅 D2 受光部同士の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河原 英喜 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 廣中 篤 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G065 AB02 BA13 BA32 CA12 CA13 DA20 4M118 AA05 AA10 AB02 BA04 BA05 CA16 GA07 GA10 GD03 GD07 HA02 HA21 HA30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦電効果を有した材料からなるチップを
    備え、そのチップの表面に、隣接する他の電極と異なる
    極性となるように複数の電極が敷設されると共に、当該
    チップ裏面の前記電極に対応する位置に、それぞれ前記
    電極とは異極性の電極が敷設され、表裏で極性の異なる
    電極同士の複数の組によって受光部をなした焦電型赤外
    線検知素子において、前記受光部同士の間隔は、前記受
    光部の幅よりも小さく形成されていることを特徴とする
    焦電型赤外線検知素子。
  2. 【請求項2】 焦電効果を有した材料からなるチップを
    備え、そのチップの表面に、隣接する他の電極と異なる
    極性となるように複数の電極が敷設されると共に、当該
    チップ裏面の前記電極に対応する位置に、それぞれ前記
    電極とは異極性の電極が敷設され、表裏で極性の異なる
    電極同士の複数の組によって受光部をなした焦電型赤外
    線検知素子において、前記受光部同士の間隔の一つは、
    前記受光部の幅よりも小さいと共に、他の受光部同士の
    間隔は、前記幅と同等若しくはそれよりも大きく構成さ
    れていることを特徴とする焦電型赤外線検知素子。
  3. 【請求項3】 前記受光部の幅と、前記受光部の幅より
    も小さくした受光部同士の間隔とを、およそ2:1の比
    としたことを特徴とする請求項1又は2記載の焦電型赤
    外線検知素子。
  4. 【請求項4】 前記それぞれの受光部の周縁部には、孔
    が穿設されていることを特徴とする請求項1乃至3何れ
    か記載の焦電型赤外線検知素子。
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