JP2003129269A - モジュール電鋳母型及び電鋳複製方法 - Google Patents

モジュール電鋳母型及び電鋳複製方法

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JP2003129269A
JP2003129269A JP2001320253A JP2001320253A JP2003129269A JP 2003129269 A JP2003129269 A JP 2003129269A JP 2001320253 A JP2001320253 A JP 2001320253A JP 2001320253 A JP2001320253 A JP 2001320253A JP 2003129269 A JP2003129269 A JP 2003129269A
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electroformed
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JP2001320253A
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Kunio Ikeda
邦夫 池田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】形状転写品質の優れた電鋳複製法、均一電着性
の電鋳金型構造、生産性のよい電鋳金型構造、安価な電
鋳金型製作法等を工夫して、形状転写領域のみの分割加
工で低質量かつ機械加工性、ハンドリング性を向上させ
ること。 【解決手段】モジュール電鋳母型を微細パターンを形成
した形状転写領域とその周辺領域とを数ブロックに分割
組立可能とし、形状転写面をブロック同一面に配置した
こと。 【作用】微細パターンを形成した形状転写領域の周辺を
他の母型ブロックで囲み、かつ形状転写領域と周辺のブ
ロックの電析面が平面になるので、形状転写領域外周に
段差がなく、したがって、形状転写領域外周における集
中析出はなく、形状転写領域全域において均一なメッキ
層が形成される。それゆえ、集中析出に伴う形状転写領
域のメッキ層の反りや変形による転写品質の低下はな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微細パターンを配置
した原板から高精度に転写複製する技術に関するもので
あり、画像形成装置、レーザビームプリンタ、普通紙複
写機、普通紙FAXなどに用いられる書き込み装置用の
光学部品の製作に利用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】高精度転写複製技術に関する従来技術と
して、特開平5−287577号公報に記載されている
ものがある。これは、電鋳型製造用基板及び電鋳型の製
造方法ホログラム、マイクロレンズアレイ用電鋳型製作
方法であり、母型から電鋳複製品の剥離時の外力や熱で
電鋳型部にダメージを与えないようにしたものである。
上記従来技術は、形状転写部と周辺スリーブ部とを分割
一体可能にして、母型からの複製品剥離時に形状転写部
へのダメージを与えないようにしたものであるが、しか
し、母型が周辺スリーブ上に突き出した形で固定されて
いる関係上、電鋳において型端縁部に集中析出すること
が避けられず、そのため反りや変形による転写品質への
影響が懸念される。
【0003】
【解決しようとする課題】この発明の主要な課題は、形
状転写品質の優れた電鋳複製法、均一電着性の電鋳金型
構造、生産性のよい電鋳金型構造、安価な電鋳金型製作
法、簡単な操作で適度な密着性と離型性を付与できる電
鋳金型表面処理法、再使用可能な電鋳金型構造、メッキ
剥離耐薬品性の良い電鋳金型構造を工夫して、形状転写
領域のみの分割加工で低質量かつ機械加工性、ハンドリ
ング性の向上を図ることである。
【0004】
【各請求項に係る発明の課題】請求項1に係る発明の課
題は、低質量で機械加工性、ハンドリング性に優れた電
鋳母型形成法、母型高精度転写領域が安定した母型構造
を工夫することである。請求項2に係る発明の課題は、
耐薬品性に優れた電鋳母型構造、再使用可能な電鋳母型
構造、特別な表面処理することなく適度な密着性と剥離
性を付与した電鋳母型構造を工夫することである。請求
項3に係る発明の課題は、形状転写品質が優れた電鋳複
製のための電鋳母型構造を工夫することである。請求項
4、請求項5に係る発明の課題は、特別な化学薬品を使
用することなく、適度な密着性と剥離性とを付与した電
鋳母型表面調整方法を工夫することである。請求項9、
請求項10に係る発明の課題は、型耐久性に優れた電鋳
複製品及びその製作方法を工夫することである。
【0005】
【課題解決のために講じた手段】
【解決手段1】(請求項1に対応)上記の課題解決のた
めに講じた手段1は、モジュール電鋳母型を微細パター
ンを形成した形状転写領域とその周辺領域とを数ブロッ
クに分割組立可能とし、形状転写面をブロック同一面に
配置したことである。
【作用】微細パターンを形成した形状転写領域の周辺を
他の母型ブロックで囲み、かつ形状転写領域と周辺のブ
ロックの電析面が平面になるので、形状転写領域外周に
段差がなく、したがって、形状転写領域外周における集
中析出はなく、形状転写領域全域において均一なメッキ
層が形成される。それゆえ、集中析出に伴う形状転写領
域のメッキ層の反りや変形による転写品質の低下はな
い。
【0006】
【解決手段2】(請求項2に対応)解決手段2は、解決
手段1のモジュール電鋳母型について、周辺領域の母型
素材をステンレス、チタニウムで構成したことである。
【作用】型周辺部はステンレス、チタニウムであるから
耐薬品性に優れ、耐久性が高いので、型周辺部のブロッ
クを繰り返し使用することができる。
【0007】
【解決手段3】(請求項3に対応)解決手段3は、解決
手段1のモジュール電鋳母型について、周辺領域内に電
鋳複製品の剥離防止用の凹部溝を設けたことである。
【作用】母型の凹部溝に電鋳複製品がハメアイ式に結合
するので、母型から電鋳複製品が剥離することが防止さ
れる。
【0008】
【解決手段4】(請求項4に対応)解決手段4は、解決
手段1又は解決手段2のモジュール電鋳母型による電鋳
複製方法について、母型周辺領域の電析面を電鋳直前に
機械的研磨するようにしたことである。
【作用】母型周辺領域の電析面を機械的に研磨すること
により、当該電析面の清浄化と適度な粗面化がなされ、
メッキ密着性と離型性との反対の特性を同時に満足させ
ることができる。
【0009】
【実施態様1】(請求項5に対応)実施態様1は、解決
手段の電鋳複製方法において、その電鋳直前の機械的研
磨を不織布研磨法によって行うことである。
【作用】電鋳直前の機械的研磨を不織布研磨法によって
行うことにより、均一で適切な電鋳表面の清浄化、粗面
化を容易に行うことができる。
【0010】
【解決手段5】(請求項6に対応)解決手段は、解決手
段1乃至解決手段3のモジュール電鋳母型について、母
型最外周部に電気絶縁性の遮蔽物を配置したことであ
る。
【作用】上記遮蔽板による電界制御作用で均一な電鋳つ
きまわりがなされ、厚さの均一化、反り変形の防止、電
着応力の均一化が図られる。
【0011】
【実施態様2】(請求項7に対応)実施態様2は、解決
手段5における母型最外周部に配置する遮蔽物材料を、
プラスチック材料、セラミックス材料等の電気絶縁性材
料としたことである。
【0012】
【解決手段6】(請求項8に対応)解決手段6は、解決
手段1のモジュール電鋳母型について、母型最外周部に
電気導電性の補助極を配置してマイナス極として通電す
るようにしたことである。
【作用】上記マイナス極の補助極による電界制御作用で
均一な電鋳つきまわりがなされ、厚さの均一化、反り変
形の防止、電着応力の均一化が図られる。
【0013】
【解決手段7】(請求項9に対応)解決手段4の電鋳複
製法について、その初期形状転写膜としてニッケル及び
その合金の無電解メッキを用いたことである。
【作用】初期転写層を無電界メッキで形状転写するよう
にしたことにより、電着応力の影響を受けず、したがっ
て、高品質の転写精度が得られる。
【0014】
【実施態様3】(請求項10に対応)実施態様3は、解
決手段7の電鋳複製方法について、そのメッキの厚さを
50μm〜150μmとしたことである。
【0015】
【実施態様4】(請求項11に対応)解決手段7又は実
施態様3の電鋳複製方法において、そお初期形状転写メ
ッキ後、引き続き、銅電鋳、ニッケル電鋳及びその合金
電鋳で厚付けするようにしたことである。
【0016】
【実施の形態】この実施の形態はプラスチック製の微少
レンズの電鋳型製作法である。単レンズ用としては超精
密切削法で知られる旋削加工で型材料を直接切削して形
状創成する。金型ブロック表面に無電解ニッケルメッキ
を厚付けしてSi単結晶の切削バイトで球面加工する方
法である。また、ポンチなどによる塑性加工が用いられ
ることもある。微少レンズを一定ピッチで配置したマイ
クロレンズアレイの型加工においては、切削加工が必ず
しも有利ではない。なぜなら、一定ピッチ(例えば0.
60mm)でレンズ形状(例えば直径0.55mm)を
創成するには母型材を前述のピッチで移動する必要があ
り、ピッチ移動に伴ってバランスを調節する必要がある
が、加工数(レンズ数)に限界があり、現実的には小ブ
ロック化せざるを得ず、また、小ブロックでの電鋳複製
では型端縁部への集中析出の問題があるため、高精度転
写が困難であるからである(図1参照)。電流密度分布
の均一領域において形状転写しないと、精度、膜厚均一
化、電着応力などの問題で予定精度の電鋳複製品が得ら
れない。この発明は、切削加工は小ブロックで、電鋳複
製は一定面積を確保して精度の高い電鋳複製をするため
に、従来の機械加工法で得られた母型小ブロックとそれ
を保持しかつ均一電着ゾーンを確保するための周辺領域
とのブロック集合化を図り、かつ、分割一体化するよう
にして、従来の加工の問題、電鋳の問題を解決したもの
である。
【0017】
【実施例1】実施例1は、微少レンズの反転形状を加工
した母型ブロック(高精度転写領域ブロック)1を中央
に配置し、その周辺をステンレス製の別の母型ブロック
(周辺領域ブロック)2,3で囲むようにして固定した
ものである。各ブロックをネジ締めなどの着脱自在の固
着手段で一体化する。このとき、ブロック表面を面一に
する(図2(b))。この実施例では周辺の母型ブロッ
ク2,3としてSUS304を用いた。SUS304を
用いる場合、合金組成の影響で自然にクロム酸化膜が形
成され、特別な化学処理などをしなくても離型作用があ
り、さらに耐硝酸性に優れ、バリ状に析出したニッケル
の破片なども容易に硝酸処理で除去される。また、不織
布研磨を行うことにより表面の清浄化と適度な粗面化を
行うことができ、メッキ密着性と離型性の反対の特性を
同時に満足させることができる。図2において、高精度
転写部は母型中央部に位置しており電流密度分布もバラ
ンスされている関係から、厚さ、反り変形、応力分布が
均一な領域にあり、高い転写精度が得られる。
【0018】
【実施例2】図3に示す実施例2は、電鋳母型の周辺領
域に凹溝部5を配置して、母型の凹溝部5と電鋳複製品
をハメアイ式に結合させることによって、電鋳複製品が
母型から剥離するのを防止するようにしたものである。
なお、母型側面にも電鋳層を形成するものである場合
は、母型側面に上記凹溝部5を配置して当該凹溝部と電
鋳複製品をハメアイ式に結合させることで、同様にして
剥離を防止する効果が得られる。
【0019】
【実施例3】図4に示す実施例3は、モジュール電鋳型
の外周部に硬質塩化ビニル樹脂による直径200mm、
厚さ5mm、高さ40mmの電気絶縁性の遮蔽板10を
配置したものである。この遮蔽板10による電界制御作
用によって均一な電鋳つきまわりがなされ、形状転写部
のメッキ厚さの均一化、反り変形の防止、電着応力の均
一化が図られる。つまり、遮蔽板10を設けないで電鋳
を行うと、母型ブロック(ステンレス製の周辺領域ブロ
ック)2,3の外周縁に端部集中析出部が形成され、こ
のため、中央の母型ブロック(高精度転写領域ブロッ
ク)1上での析出が遅延し、また、電着応力の不均一化
のために母型ブロック1上のメッキ層の歪みが助長され
ることになるが、遮蔽板10を設けることによって、メ
ッキ層は図4に示すように均一な厚さで比較的速やかに
成長する。
【0020】
【実施例4】また、図5に示すように、母型周囲に導電
性の補助極11を配置し、これを陰極として電鋳して
も、遮蔽板10を配置する場合と同様の効果を得ること
ができる。この場合は、補助極11に印加する電圧を加
減することによって、状況に応じてその影響の強弱を適
宜調整することができる。
【0021】従来の電鋳法は、同一電鋳金属による形状
転写であるが、以上の実施例は初期形状転写層として無
電解ニッケルメッキを用いた。化学的な還元作用で金属
析出するので電気メッキに比して、電着応力の影響を低
減することができる。無電解ニッケルメッキはビッカー
ス硬度が400〜500の範囲にあるので耐摩耗性が高
い。無電解ニッケルメッキで初期形状転写後、引き続
き、電気ニッケル、電気銅の厚付けをすると無電解ニッ
ケルメッキと電気メッキとがハイブリッドした電鋳キャ
ビテイを製作することができる。
【0022】また、母型ブロック(周辺領域ブロック)
2,3の電析面を不織布研磨材で研磨してその表面の清
浄化、粗面化を行い、これによってメッキ密着性とメッ
キ離型性を向上させる。この場合、電析面を0.1μm
程度の粗面にすればよく、そのための不織布研磨材とし
てはGC#1500が適当である。
【0023】
【発明の効果】この発明は次の効果を生じたものであ
る。高精度加工領域とその周辺領域を分割一体化して機
能分離したので、低質量化が可能になり旋削加工での形
状創成においてバランス確保が容易となり、高品質な電
鋳複製品が得られる。高精度加工領域とその周辺領域を
分割一体化できるようにしたので、形状転写部の型交換
がやり易く、また、電鋳領域の拡大により電鋳均一ゾー
ン内の高精度転写母型を配置するようにしたので高精度
転写を実現することができる。
【0024】この発明の効果を各請求項毎に整理すれば
次のとおりである。 請求項1に係る発明の効果 高精度転写部と周辺部と機能分離したので、低質量化が
可能になり旋削加工での形状創成においてバランス確保
が容易となり高品質な母型形状が得られる効果がある。
電鋳領域の拡大により電鋳均一ゾーン内の高精度転写母
型を配置するようにしたので高精度転写ができる効果が
ある。
【0025】請求項2、請求項4、請求項5に係る発明
の効果 型周辺部にステンレス、チタニウムを用いたので耐薬品
性に優れ、また、不織布研磨材による機械的研磨のみで
表面清浄化と適度な粗さを付与できる。ステンレス、チ
タニウム母材と不織布研磨のみでメッキ密着性とメッキ
離型性の相反する特性を付与できる。
【0026】請求項3に係る発明の効果 母型外周部に設けた凹部への勘合作用により電鋳時の複
製品剥離を防止する効果を有する。
【0027】請求項6、請求項7に係る発明の効果 電気絶縁性の遮蔽物を配置したことによる電界制御の作
用で外周部、端縁部への集中析出を防止でき、また、電
界集中が防止されるので応力バランス、膜厚均一化が図
られる。
【0028】請求項8に係る発明の効果 補助極の作用で端部への集中析出を防止できるので、電
鋳析出効率とメッキ膜厚均一性を改善することができ
る。
【0029】請求項9、請求項10、請求項11に係る
発明の効果 初期転写層を無電界メッキで形状転写するようにしたの
で電着応力の影響を受けないから、高品質の転写精度が
得られる。また、無電解ニッケルメッキはビッカース硬
度において400〜500の範囲にあり、耐摩耗性に優
れるので型耐久を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は従来技術を模式的に示す断面図である。
【図2】(a)は実施例1の平面図、(b)は図(a)
におけるA−A断面図である。
【図3】(a)は他の実施例2の平面図、(b)は図
(a)におけるA−A断面図である。
【図4】はさらに他の実施例3の断面図である。
【図5】(a)は、さらに他の実施例4の平面図、
(b)は図(a)におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1:高精度転写領域の母型ブロック 2,3:周辺領域の母型ブロック 5:周辺領域の母型ブロックに設けた環状の凹溝部 10:遮蔽板 11:補助極

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微細パターンを形成した形状転写領域とそ
    の周辺領域とを数ブロックに分割組立可能とし、形状転
    写面をブロック同一面に配置したことを特徴とするモジ
    ュール電鋳母型。
  2. 【請求項2】請求項1のモジュール電鋳母型において、
    周辺領域の母型素材をステンレス又はチタニウムの材料
    で構成したことを特徴とするモジュール電鋳母型。
  3. 【請求項3】請求項1のモジュール電鋳母型において、
    周辺領域内に電鋳複製品の剥離防止用の凹部溝を設けた
    ことを特徴とするモジュール電鋳母型。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2のモジュール電鋳母
    型による電鋳複製方法において、母型周辺領域の電析面
    を電鋳直前に機械的研磨するようにしたことを特徴とす
    る電鋳複製方法。
  5. 【請求項5】請求項4の電鋳複製方法において、その電
    鋳直前の機械的研磨が不織布研磨法による研磨であり、
    これによって電鋳表面の清浄化、粗面化を行うことを特
    徴とする電鋳複製方法。
  6. 【請求項6】母型最外周部に電気絶縁性の遮蔽物を配置
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のモジュー
    ル電鋳母型。
  7. 【請求項7】母型最外周部に配置した遮蔽物材料とし
    て、プラスチック材料、セラミックス材料による電気絶
    縁性材料を用いたことを特徴とする請求項6のモジュー
    ル電鋳母型。
  8. 【請求項8】母型最外周部に電気導電性の補助極を配置
    してマイナス極として通電するようにしたことを特徴と
    する請求項1のモジュール電鋳母型。
  9. 【請求項9】電鋳複製法における初期形状転写膜として
    ニッケル及びその合金の無電解メッキを用いたことを特
    徴とする請求項4の電鋳複製法。
  10. 【請求項10】請求項9の電鋳複製方法において、その
    メッキの厚さを50μm〜150μmとしたことを特徴
    とする電鋳初期膜形成方法。
  11. 【請求項11】請求項9又は請求項10の初期形状転写
    メッキ後、引き続き、銅電鋳、ニッケル電鋳又はその合
    金電鋳で厚付けするようにしたことを特徴とする電鋳複
    製方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203526A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Miraial Kk 射出成形用金型
JP2019104194A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社極東精機 成型用金型の製造方法

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