JP2003129038A - 無機建材木口用のシーラー組成物及び塗膜形成方法 - Google Patents

無機建材木口用のシーラー組成物及び塗膜形成方法

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JP2003129038A
JP2003129038A JP2001330204A JP2001330204A JP2003129038A JP 2003129038 A JP2003129038 A JP 2003129038A JP 2001330204 A JP2001330204 A JP 2001330204A JP 2001330204 A JP2001330204 A JP 2001330204A JP 2003129038 A JP2003129038 A JP 2003129038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅用などの無機建材、特に無機建材の木口
に塗布することで、耐水性、付着性、無機建材の強度を
向上させる無公害型のシーラー組成物を開発すること。 【解決手段】1.親水性の有機溶剤中で、アルコキシシ
リル基含有ラジカル重合性不飽和モノマー(a)、水酸
基含有ラジカル重合性不飽和モノマー(b)、カルボキ
シル基含有ラジカル重合性不飽和モノマー(c)、その
他のラジカル重合性不飽和モノマー(d)を溶液重合
し、さらに中和剤、水を加えて得られるコロイダルディ
スパージョン(I)を含有する無機建材木口用のシーラ
ー組成物。 2.無機建材の木口に、上記シーラー組成物を塗布する
塗膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、軽量住宅基材等
の多孔質無機建材の木口における耐透水性、付着性、強
度を向上し、環境を考慮した水性の無機建材木口用のシ
ーラー組成物、及び塗膜形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】 従来から、プレハブなど
の住宅建築の外壁材として軽量気泡コンクリートパネル
等の多孔質無機建材が用いられている。このような多孔
質無機建材は、内部に多数の気泡を有し、軽量で取り扱
いが良好である上、断熱性や遮音性が高いなど、外壁材
として機能的に優れたものである。しかし、多孔質無機
建材は、多数の気孔がある関係から雨などが材料中へ染
み込みが生じ易く、耐久性を損なう原因となっている。
【0003】このような無機建材は、建築材料、土木材
料、工業材料として使われており、詳細には、石綿セメ
ント板、木片セメント板、パルプセメント板、軽量気泡
コンクリート板、珪酸カルシウム板などがあり、最近、
住宅用などに使われている。上記の材質を使った外壁板
や瓦等の無機建材は、住宅の施工性を向上させるために
軽量化の傾向にあり、その影響として基材の脆弱さが問
題となっている。特に、図1で示される木口やデザイン
を目的とした溝切削部は、表面が平滑であるため塗膜の
付着性が著しく悪い。
【0004】上記問題への対策として、有機溶剤型のシ
ーラー組成物や、水性のエポキシ樹脂エマルション型塗
料組成物が無機建材表面や木口に塗布されている。例え
ば、有機溶剤型のシーラー組成物は、無機建材の表層部
(表面から素材内部中央に至る範囲、または素材全体)
に浸透し、架橋(固化)することによって、無機建材に
対する高い補強効果や付着効果を上げていた。しかし該
塗料組成物は有機溶剤を使用するため、環境面からVO
C(Volatile Organic Compound:揮発性有機化合
物)規制、ISO14001のような環境保全対応、ま
た水に比べてコストアップになるなどの面から好ましい
ものではなかった。
【0005】また、水性のエポキシ樹脂エマルション型
塗料組成物は、有機溶剤型のシーラーと比べ、素材の補
強効果や付着性が劣ることや、2液を混合する手間やポ
ットライフがあることなどの問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明者等は、上記問
題を考慮し鋭意研究を重ねた結果、建築材料、土木材
料、工業材料として使われている無機建材用に、特にそ
の木口におけるシーラー組成物としてコロイダルディス
パージョンや、さらにはコロイダルディスパージョンに
撥水剤を添加し、又は撥水剤を塗布しシーラー組成物を
塗布することによって、上記問題点を解決できることを
見出し本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、 1.親水性の有機溶剤中で、アルコキシシリル基含有ラ
ジカル重合性不飽和モノマー(a)、水酸基含有ラジカ
ル重合性不飽和モノマー(b)、カルボキシル基含有ラ
ジカル重合性不飽和モノマー(c)、その他のラジカル
重合性不飽和モノマー(d)を溶液重合し、さらに中和
剤、水を加えて得られるコロイダルディスパージョン
(I)を含有する無機建材木口用のシーラー組成物、 2.コロイダルディスパージョン(I)を構成するモノ
マーの固形分の総合計に対して、アルコキシシリル基含
有ラジカル重合性不飽和モノマー(a)が3〜10重量
%の範囲、水酸基含有ラジカル重合性不飽和モノマー
(b)が5〜30%の範囲、カルボキシル基含有ラジカ
ル重合性不飽和モノマー(c)が3〜15%の範囲、そ
の他のラジカル重合性不飽和モノマー(d)が45〜8
9%の範囲である1項に記載の無機建材木口用のシーラ
ー組成物、 3.シーラー組成物が、撥水剤(A)を含有する1項又
は2項に記載の無機建材木口用のシーラー組成物、 4.撥水剤(A)が、xMO・ySiOで表される
珪酸塩を含有する3項に記載の無機建材木口用のシーラ
ー組成物、 5.珪酸塩が、珪酸カリウムである4項に記載のシーラ
ー組成物。 6.撥水剤(A)が、ジメチルシロキサン誘導体である
ことを特徴とする3項乃至5項のいずれか1項に記載の
無機建材木口用のシーラー組成物。 7.撥水剤(A)が、パラフィン系ワックスであること
を特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の無
機建材木口用のシーラー組成物。 8.コロイダルディスパージョン(I)の粒子径が、1
0〜80nmの範囲である1項乃至7項のいずれか1項
に記載の無機建材木口用のシーラー組成物。 9.無機建材の木口に、1項乃至8項のいずれか1項に
記載のシーラー組成物を塗布する塗膜形成方法、 10.無機建材の木口に、請求項4乃至8のいずれか1
項に記載の撥水剤(A)を塗布した後、さらに1項乃至
9項のいずれか1項に記載のシーラー組成物を塗布する
塗膜形成方法、に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】 本発明の塗膜形成方法で使用す
るコロイダルディスパージョン(I)、及び撥水剤
(A)について詳細に説明する。
【0009】コロイダルディスパージョン(I):コロ
イダルディスパージョン(I)は、親水性の有機溶剤中
で以下に示すモノマーを溶液重合したのち、中和剤およ
び水を配合することによって得られる。親水性の有機溶
剤を用いることによって水と容易に混ざり合うことか
ら、環境面を考慮した水性液として用いることができ
る。
【0010】アルコキシシリル基含有ラジカル重合性不
飽和モノマー(a)としては、γ−アクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メタアクリロキシプロピル
メチルジメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−メタアクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルメチル
ジメトキシシラン、γ−メタアクリロキシプロピルメチ
ルジメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリイソプロポキシシラ
ン等が挙げられる。
【0011】アルコキシシリル基含有ラジカル重合性不
飽和モノマー(a)は、コロイダルディスパージョン
(I)を構成するモノマーの固形分総合計量に対して、
3〜10重量%の範囲であることが好ましい。3重量%
未満になると基材との付着性が劣り、10%を越えると
になると貯蔵性が悪くなる。
【0012】水酸基含有ラジカル重合性不飽和モノマー
(b)は、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、ヒドロキシプロピルアクリレートなどのアクリル
酸またはメタクリル酸と炭素数2〜10のグリコール類
とのモノエステル類などが挙げられ、これらは1種また
は2種以上が使用できる。
【0013】水酸基含有ラジカル重合性不飽和モノマー
(b)は、コロイダルディスパージョン(I)を構成す
るモノマーの固形分総合計量に対して、5〜30重量%
の範囲であることが好ましい。5重量%未満になると水
分散性が劣り、30重量%を越えると耐水性が悪くな
る。
【0014】カルボキシル基含有ラジカル重合性不飽和
モノマー(c)は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
このうちジカルボン酸のハーフモノアルキル(炭素数1
〜10が適している)エステル化物などが挙げられ、こ
れらは1種または2種以上が使用できる。
【0015】カルボキシル基含有ラジカル重合性不飽和
モノマー(c)は、コロイダルディスパージョン(I)
を構成するモノマーの固形分総合計量に対して3〜15
重量%の範囲であることが好ましい。3重量%未満にな
ると水分散性が劣り、15%を越えると耐水性が悪くな
る。
【0016】その他のラジカル重合性不飽和モノマー
(d)は、上記モノマーと共重合できるものであれば特
に制限なく用いることが出来る。具体的には、メチルア
クリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート、プ
ロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメ
タクリレート、ペンチルアクリレート、ペンチルメタク
リレート、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘ
キシルメタクリレート、ラウリルアクリレートおよびラ
ウリルメタクリレートなどのアクリル酸またはメタクリ
ル酸の炭素数1〜24のモノアルコール類とのモノエス
テル類、グリシジルアクリレートおよびグリシジル基を
含有するラジカル重合性不飽和モノマー、アクリロニト
リル、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシメチルアク
リルアミドおよびジメチルアミノエチルメタクリレート
などの含窒素ラジカル重合性不飽和モノマー、スチレ
ン、フェニルエチル(メタ)アクリレート、酢酸ビニ
ル、塩化ビニル、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レートとカプロラクトンとの付加生成物、(例えば、ダ
イセル化学工業株式会社製の商品名として、プラクセル
FA、プラクセルFM2、プラクセルFM3等のFMシ
リーズ)などが挙げられ。これらは単独、もしくは2種
以上の組み合わせで使用することができる。他にアリル
メタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート等の架橋性モノマーと重合してもよい。
【0017】また、ジメチルアミノプロピルメタクリル
アミドの塩化ミチル塩、ジメチルアミノプロピルメタク
リルアミドの酢酸塩などのカチオン性モノマーを使用す
れば、アルコキシシリル基含有ラジカル重合性不飽和モ
ノマー(a)の水中での安定性を向上させることができ
る。
【0018】上記、モノマーは、親水性の有機溶剤中で
重合される。このような親水性の有機溶剤として、例え
ば、アセトン、メタノール、エタノール、2−プロパノ
ール、1−プロパノール、ジオキサン、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、グリセリン、メチルカル
ビトール、エチルカルビロール、ブチルカルビトール、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、ブチルカルビトールアセテート、ブチルプロピレン
グリコール、ブチルプロピレングリコール、ブチルプロ
ピレンジグリコール等が挙げられる。これらは単独、又
は2種以上併せて用いることができる。
【0019】重合開始剤としては、有機過酸化物、例え
ば、ベンゾイルパーオキサイド,t−ブチルハイドロパ
ーオキサイド,t−ブチルペロキシイソブチレート,t
−ブチルペロキシ(2−エチルヘキサノエート),t−
ブチルペロキシピバレート,t−ブチルペロキシネオデ
カエート,クミルペロキシオキトエート,クミルペロキ
シネオヘキサノエート,クミルペロキシネオデカノエー
ト,t−ヘキシルペロキシネオヘキサノエート,t−ヘ
キシルペロキシネオデカノエート等があげられる。ま
た、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′
−アゾビス(2−シクロプロピルプロピオニトリル)等
が挙げられ。これらは単独でもしくは2種以上併せて用
いられる。上記重合開始剤の配合量は、全モノマーの固
形分総合計量に対して0.5〜2重量%に用いるするこ
とが好ましい。
【0020】このように得られたラジカル重合体の有機
溶剤溶液に、中和剤および水を配合することでコロイダ
ルディスパージョン(I)を製造することができる。
【0021】中和剤としては、アンモニア、エチルアミ
ン、プロピルアミン、ブチルアミン、ベンジルアミン、
モノエタノールアミン、ネオペンタノールアミン、2−
アミノプロパノール、3−アミノプロパノールなどの第
1級モノアミン;ジエチルアミン、ジエタノールアミ
ン、ジ−n−またはジ−iso −プロパノールアミン、N
−メチルエタノールアミン、N−エチルエタノールアミ
ンなどの第2級モノアミン;ジメチルエタノールアミ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプ
ロピルアミン、メチルジエタノールアミン、ジメチルア
ミノエタノールなどの第3級モノアミン;ジエチレント
リアミン、ヒドロキシエチルアミノエチルアミン、エチ
ルアミノエチルアミン、メチルアミノプロピルアミンな
どのポリアミントリエチルアミンなどのアミン類、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機アルカリ類な
どを挙げることが出来る。これらの中和剤は1個又は2
個以上併用して使用することができる。
【0022】このようなコロイダルディスパージョン
(I)の平均粒径(注1)は、5〜100nm、好まし
くは10〜80nmである。(注1)平均粒径は、コー
ルター社製、ナノサイザーN−4を用いて測定した。
【0023】このようなコロイダルディスパージョン
(I)を含むシーラー組成物を無機建材の木口に塗布す
ることによって、耐水性、付着性に優れ、無機建材の強
度を向上することができる。
【0024】撥水剤(A): 無機建材の木口に、コロ
イダルディスパージョン(I)、を塗布することによっ
て耐水性、付着性、強度が向上するが、さらに1.コロ
イダルディスパージョン(I)に撥水剤(A)を添加
し、(この場合、混じり合わない場合は、乳化剤を添加
し水分散する場合がある)無機建材の木口に塗布する塗
膜形成方法、または、2.無機建材の木口に撥水剤
(A)を塗布し、さらにその上にコロイダルディスパー
ジョン(I)を無機建材の木口に塗布する塗膜形成方法
等の塗膜形成方法も可能である。
【0025】ここで撥水剤(A)は、塗膜に浸透しよう
とする水を撥水する効果を持つものであればよく、水系
へ混合した場合の安定性や上塗りの耐ハジキ性などを考
慮して以下、1〜3のようなものが挙げられる。
【0026】1.xMO・ySiOで表される珪酸
塩 Mの金属にはAl、Fe、Ca、Mg、Na、Kなどが
あり、この中でも珪酸カリウムが好ましい。
【0027】2.ジメチルシロキサン誘導体 商品名としては、KF6001、KF6002、KF3
93、X−22−163A、X−22−4015(以
上、信越化学社製)、FZ−4640、FZ−464
5、FZ−4658、FZ−4602,FZ−315,
LE−9300(以上、日本ユニカー社製)、TSF4
440、TSF4445、TSF4452、TSF44
46、YMR7212(以上、GE東芝シリコーン社
製)などが挙げられるが、これらに限ったことではな
い。
【0028】3.パラフィン系ワックス 商品名としては、スリップエイドSL−300、スリッ
プエイドSL−404(以上、サンノプコ社製)、SN
ワックス320、ハイテックE−433N(東邦化学工
業社製)、ダイヤプルーフGY(三菱化学社製)ケミパ
ールW−950(三井石油化学工業社製)などが挙げら
れるが、これらに限ったことではない。上記のような、
エマルション(I)、及びコロイダルデスパージョン(I
I)、さらには撥水剤(A)とともに塗布される無機建
材は、建築材料、土木材料、工業材料として使われてお
り、特に制限無しに本発明品を、例えば、珪酸カルシウ
ム板、石綿セメント板、木片セメント板、パルプセメン
ト板、軽量気泡コンクリート板等の建築材料、構造材
料、土木材料、あるいは工業材料として使用されている
無機建材の木口に下地処理剤のシーラー組成物として用
いることができる。
【0029】このような無機建材は、オートクレーブ養
生を行う場合と行わない場合があるが、本発明ののシー
ラー組成物は、オートクレーブ養生の有無にかかわらず
使用することができる。ここでオートクレーブ養生を行
わない場合は、1次養生の後に塗布。オートクレーブ養
生を行う場合は、オートクレーブ養生の後に塗布するの
が好ましい。
【0030】本発明で用いるシーラー組成物は、必要に
応じて着色剤、充填剤、反応性界面活性剤、コロイダル
シリカ、樹脂、他のエマルション、有機溶剤、硬化触
媒、艶消し剤、顔料分散剤、防腐剤、流動調整剤、消泡
剤等を配合することができる。
【0031】塗装手段としては、従来から公知の塗装手
段、例えば、ローラー、刷毛、スプレー、浸漬、フロー
コーター(カーテンフローコーター)等の方法で塗装す
る。
【0032】塗布量としては、固形分で5g/m〜5
0g/mの範囲が好ましい。塗布量が5g/m未満
になると含浸する範囲が無機建材の表面層となり、強度
アップに効果が少ない。また塗布量が50g/mを越
えると、塗液が基材表面に塗膜を形成し上塗り塗料の付
着を阻害する。
【0033】塗布されたコロイダルディスパージョン
(I)の乾燥は、室温では、乾燥時間として約1分〜3
0分、加熱を施す場合には、約50〜200℃の加熱温
度では約3秒間〜5分間で充分と考える。また本発明の
シーラー組成物を塗付後、直ぐに着色上塗りプライマー
を塗り重ねる事も可能である。
【0034】無機建材用のシーラー組成物の塗布工程と
しては、以下の(1)〜(4)の方法により出荷される
のが主なものであるが、これらに限ったことではない。
【0035】(1):無機建材の一般平面部、木口、溝
切削部などにシーラー組成物を塗布して固化させる塗膜
形成方法、(2):無機建材の一般平面部、木口、溝切
削部などに撥水剤を塗布した後、シーラー組成物をその
上に塗布して固化させる塗膜形成方法、(3):無機建
材の一般平面部、木口、溝切削部などに、上記(1)又
は(2)を塗布した後、さらに着色プライマーを塗装し
て乾燥する塗膜形成方法、(4):無機建材の一般平面
部、木口、溝切削部などに、上記(1)又は(2)を塗
布した後、着色プライマーを塗装して乾燥し、さらに上
塗り塗料を塗装して乾燥する塗膜形成方法、等がある。
【0036】上記、着色プライマーは、従来から公知の
プライマーを特に制限なしに使用することができ、例え
ば、着色プライマーは、アクリル樹脂系の他に、ウレタ
ン樹脂系、塩化ビニル樹脂系、繊維素樹脂系、シリコー
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アルキド系樹脂、フッ
素樹脂系及びこれらの2種以上の変性樹脂やブレンド樹
脂等を使用することができる。
【0037】また、着色プライマーとしてはラッカータ
イプもしくは架橋タイプのものいずれにおいても使用す
ることができる。水性、有機溶剤系、無溶剤系のいずれ
の塗料形態であっても構わない。
【0038】着色プライマーは、上記した樹脂をそのま
まで使用することもできるが、通常は必要に応じて着色
顔料、体質顔料、有機溶剤、水溶性樹脂、コロイダルデ
ィスパージョン、可塑剤、消泡剤、分散剤、増粘剤、表
面張力調整剤、沈降防止剤、造膜助剤、防腐剤、コロイ
ダルシリカ、加水分解性シラン基及び/又はヒドロキシ
シラン基含有化合物などを配合して使用する。上記した
顔料としては、チタン白、バリタ、タルク、タンカル、
マイカ、赤錆、オーカー、カーボンブラックなど特に制
限なく使用できる。
【0039】上塗り塗料は、従来から公知の上塗り塗料
を特に制限なしに使用することができる。着色上塗り塗
料としては、例えば、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂
系、塩化ビニル樹脂系、繊維素樹脂系、シリコーン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、アルキド系樹脂、フッ素樹脂
系及びこれらの2種以上の変性樹脂やブレンド樹脂等を
使用することができる。また、上塗り塗料はラッカータ
イプもしくは架橋タイプのものいずれのものも使用する
ことができる。
【0040】上塗り塗料としては上記樹脂系の塗料を顔
料化した塗料を塗布する場合と、さらにその上に顔料の
入らないクリア塗料を塗布する場合があるが、何れの場
合でもシーラー組成物を下塗りとして使用することがで
きる。また、上塗り塗料は水性、有機溶剤系、無溶剤系
のいずれの塗料形態であっても構わない。
【0041】上記、着色プライマー及び上塗り塗料の塗
装手段としては、従来から公知の塗装手段、例えば、ロ
ーラー、刷毛、スプレー、浸漬、フローコーター(カー
テンフローコーター)等の方法で塗装することができ
る。乾燥設備は、例えば、熱風電気乾燥炉、熱風ガス乾
燥炉、ジェットヒーターなどで、雰囲気温度50〜20
0℃で30秒〜20分程度乾燥させるのがよい。
【0042】
【発明の効果】 住宅用などに使われている無機建材を
使った外壁板や瓦等は、その施工性を上げるために軽量
化される傾向にあり、その為、基材自体の脆弱さが問題
となっている。その木口部やデザインを目的とした溝切
削部は、表面が平滑であるためシーラー等の塗膜の付着
性が著しく悪いが、本発明のシーラー組成物(場合によ
っては、撥水剤をシーラー組成物に添加するか、前もっ
て基材に塗布をする)を塗布することによって、従来か
らの有機溶剤型のシーラーに比べ、水性であることから
環境面を配慮した、耐透水性、付着性が良好なシーラー
組成物を見出すことができた。またシーラー組成物に撥
水剤を添加した場合や、あらかじめ撥水剤を基材に塗布
しておき、さらにシーラー組成物を塗布した場合は、基
材に撥水剤が含浸する効果により、無機建材への水の浸
透防止による補強効果や、次に塗装される着色プライマ
ー、上塗り塗料等の付着性向上にも寄与することがわか
り、住宅建材に使われる無機建材の強度向上に寄与する
ことがわかった。
【0043】
【実施例】 実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。
本発明はこれによって限定されるものではない。尚、
「%」は「重量%」を示す。
【0044】シーラー組成物No.1の製造例 攪拌器、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備えた四つ
口フラスコにエチレングリコールモノブチルエーテル1
00部を仕込んだ後、窒素ガスを吹き込みながら攪拌下
に80℃まで昇温した。その後、n−ブチルメタクリレ
ート 35部、2−エチルヘキシルアクリレート 40
部、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
5部、ヒドロキシエチルメタクリレート 10部、アク
リル酸 10部からなる重合性単量体混合物にアゾビス
イソブチロニトリル 2.5部を溶解した混合物を2時
間にわたって均一に滴下した。その後、さらに80℃で
2時間反応した。冷却後25%のアンモニア水を12部
添加し、さらに水を285.5部加えてシーラー組成物
No.1を得た。
【0045】シーラー組成物No.2〜No.12の製
造例 モノマー組成を表1に示すものに変更した以外は、シー
ラー組成物No.1の製造例と同様にしてシーラー組成
物No.2〜No.12を得た。
【0046】
【表1】
【0047】シーラー組成物No.13の製造例 シーラー組成物No.1 90gに、20%珪酸カリウ
ム水溶液10gを加えて攪拌し、シーラー組成物No.
13を得た。
【0048】シーラー組成物No.14〜No.16の
製造例 シーラー組成物と撥水剤の組み合わせ、及び配合内容を
表2に示すものに変更した以外は、シーラー組成物N
o.13と同様にしてシーラー組成物 No.14〜N
o.16を得た。
【0049】
【表2】
【0050】(注2)TSF4445:GE東芝シリコ
ーン社製ポリエーテル変性ジメチルシロキサン誘導体 (注3)LE−9300:日本ユニカー社製エポキシ変
性ジメチルシロキサン誘導体 (注4)ダイヤプルーフGX:大日本色材工業社パラフ
ィン系ワックスエマルション。
【0051】無機建材板の作成 ポルトランドセメント60部、けい砂50部、パルプ繊
維5部、セピオライト3部、カーボンブラック1部、水
120部からなる組成物を抄造法で板状にし、次いでプ
レス成形、オートクレーブ養生して無機建材板を作成し
た。
【0052】実施例1 上記、無機建材板の木口にシーラー組成物No.1を1
00g/m塗布して乾燥したのち、IMコート310
0シーラー(アクリルエマルション系エナメル塗料)を
塗布、乾燥して試験板を作成した。この試験板を用いて
下記試験を行った。
【0053】実施例2 上記、無機建材板の木口に10%珪酸カリウム水溶液を
50g/m塗布した。その上にシーラー組成物No.
1を100g/m塗布して乾燥したのち、IMコート
3100シーラー(アクリルエマルション系エナメル塗
料)を塗布、乾燥して試験板を作成した。この試験板を
用いて下記試験を行った。
【0054】実施例3〜14、及び比較例1〜8 シーラー組成物、及び撥水剤を表3(実施例)、表4
(比較例)に示すものに変更した以外は、実施例1、実
施例2と同様にして試験板を作成した。
【0055】
【表3】
【0056】(注5)TSF4445:TSF4445
を水で10倍に希釈して、表記の重量部を添加した。
【0057】(注6)LE−9300:LE−9300
を水で5倍に希釈して、表記の重量部を添加した。
【0058】(注7)ダイヤプルーフGX:ダイヤプル
ーフGXを水で5倍に希釈して、表記の重量部を添加し
た。
【表4】
【0059】(注8)ヨドソールAD57(日本NSC
社製、商品名、アクリルエマルション)を水で20%に
希釈して用いた。
【0060】(注9)2液エポキシエマルション:エポ
ルジョンEA−7/エポルジョンEB−1/水=10部
/10部/80部を混合し、十分に攪拌したもの。
【0061】上記、試験板を用い試験に供した。その結
果を表5に示す。
【表5】
【0062】(注10)基材補強性:試験板の木口面に
カッターナイフでクロスカットをいれて、ガムテープを
貼り付けて剥離した ○は、 異常のないもの △は、基材の一部がガムテープについてくる ×は、基材のほとんどが、ガムテープについてくる。
【0063】(注11)塗膜密着性:試験板の木口面に
カッターナイフでクロスカットをいれて、セロテープを
貼り付けて剥離した。 ○は、異常のないもの △は、塗膜の一部が剥離したもの ×は、塗膜が剥離したもの。
【0064】(注12)耐水性:試験板を60℃の温水
に7日間浸漬したのち、試験板の木口面にカッターナイ
フでクロスカットをいれて、セロテープを貼り付けて剥
離した ○は、異常のないもの △は、塗膜の一部が剥離 ×は、塗膜が剥離。
【0065】(注13)耐凍害性:試験板を20℃の水
に2時間浸漬したあと−20℃の気中に2時間放置し
た。このサイクルを100回繰り返したのち、試験板の
木口面にカッターナイフでクロスカットをいれて、セロ
テープを貼り付けて剥離した ○は、異常のないもの △は、塗膜の一部が剥離したもの ×は、塗膜のほとんどが剥離
【0066】(注14)ポットライフ: ○は、シーラー組成物の使用可能時間が24時間以上 △は、シーラー組成物の使用可能時間が8時間以上24
時間未満 ×は、シーラー組成物の使用可能時間が8時間未満
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】 住宅用外壁に用いられている無機建材であ
る。
【符号の説明】
1.一般面 2.木口 3.溝切削面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 41/64 C04B 41/64 E04B 1/64 E04B 1/64 Z Fターム(参考) 2E001 DH00 GA06 GA08 HA01 HA02 HA07 HA21 HD11 JC01 JC02 4D075 AE03 CA13 CA36 CA38 DA06 DA25 DA34 DA35 DB12 DC02 DC05 EA06 EA12 EA13 EA37 EA39 EB02 EB07 EB13 EB14 EB15 EB16 EB19 EB20 EB22 EB33 EB35 EB36 EB38 EB43 EB56 EB57 EC43 4G028 CA01 CB08 CC01 CD02 4H017 AA02 AA04 AA24 AA27 AA35 AB15 AC06 AC13 AC17 AD06 AE03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水性の有機溶剤中で、アルコキシシリ
    ル基含有ラジカル重合性不飽和モノマー(a)、水酸基
    含有ラジカル重合性不飽和モノマー(b)、カルボキシ
    ル基含有ラジカル重合性不飽和モノマー(c)、その他
    のラジカル重合性不飽和モノマー(d)を溶液重合し、
    さらに中和剤、水を加えて得られるコロイダルディスパ
    ージョン(I)を含有する無機建材木口用のシーラー組
    成物。
  2. 【請求項2】 コロイダルディスパージョン(I)を構
    成するモノマーの固形分の総合計に対して、アルコキシ
    シリル基含有ラジカル重合性不飽和モノマー(a)が3
    〜10重量%の範囲、水酸基含有ラジカル重合性不飽和
    モノマー(b)が5〜30%の範囲、カルボキシル基含
    有ラジカル重合性不飽和モノマー(c)が3〜15%の
    範囲、その他のラジカル重合性不飽和モノマー(d)が
    45〜89%の範囲である請求項1に記載の無機建材木
    口用のシーラー組成物。
  3. 【請求項3】 シーラー組成物が、撥水剤(A)を含有
    する請求項1又は2に記載の無機建材木口用のシーラー
    組成物。
  4. 【請求項4】 撥水剤(A)が、xMO・ySiO
    で表される珪酸塩を含有する請求項3に記載の無機建材
    木口用のシーラー組成物。
  5. 【請求項5】 珪酸塩が、珪酸カリウムである請求項4
    に記載の無機建材木口用のシーラー組成物。
  6. 【請求項6】 撥水剤(A)が、ジメチルシロキサン誘
    導体であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか
    1項に記載の無機建材木口用のシーラー組成物。
  7. 【請求項7】 撥水剤(A)が、パラフィン系ワックス
    であることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項
    に記載の無機建材木口用のシーラー組成物。
  8. 【請求項8】 コロイダルディスパージョン(I)の粒
    子径が、10〜80nmの範囲である請求項1乃至7の
    いずれか1項に記載の無機建材木口用のシーラー組成
    物。
  9. 【請求項9】 無機建材の木口に、請求項1乃至8のい
    ずれか1項に記載のシーラー組成物を塗布する塗膜形成
    方法。
  10. 【請求項10】 無機建材の木口に、請求項4乃至7の
    いずれか1項に記載の撥水剤(A)を塗布した後、さら
    に請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシーラー組成
    物を塗布する塗膜形成方法。
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