JP2003129022A - 皮膚用粘着テープ - Google Patents

皮膚用粘着テープ

Info

Publication number
JP2003129022A
JP2003129022A JP2002059495A JP2002059495A JP2003129022A JP 2003129022 A JP2003129022 A JP 2003129022A JP 2002059495 A JP2002059495 A JP 2002059495A JP 2002059495 A JP2002059495 A JP 2002059495A JP 2003129022 A JP2003129022 A JP 2003129022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
copolymer
adhesive
parts
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002059495A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Obara
実 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSUMEDEI KK
Original Assignee
KOSUMEDEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOSUMEDEI KK filed Critical KOSUMEDEI KK
Priority to JP2002059495A priority Critical patent/JP2003129022A/ja
Publication of JP2003129022A publication Critical patent/JP2003129022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】人皮膚に対して良好な粘着性および再剥離性を
有し、剥離時に、皮膚角質毟りのない皮膚用粘着剤およ
びそれを用いたテープ又はシートをを提供する。 【構成】(a)オレフィンマクロモノマーとビニルモノ
マーで構成され、その分子量〔ゲルパーミエーションク
ロマトグラム(GPC)によるポリスチレン換算〕の分
布が2峰性を示す(後架橋される場合は、架橋前の分子
量の分布)共重合体100重量部、及び(b)該共重合
体と相溶可能であり、沸点が250℃以上である常温で
液状又はペースト状の軟化剤20〜250重量部(但
し、80重量部を超える場合は該共重合体が後架橋され
ることが必須)からなることを特徴とする皮膚用粘着
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人皮膚に対して良
好な粘着性および再剥離性を有し、かつ低刺激性である
皮膚用粘着剤及びそれを用いた皮膚用テープ又はシート
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、医用粘着テープ(ドレッシングテ
ープ、薬物含浸テープ)の分野では、皮膚へ何度も付着
と剥離を繰り返して使用でき、かつ被着体を破損、汚染
せずに皮膚刺激が小さく皮膚にやさしい製品に対するニ
ーズが増えている。
【0003】このような粘着テープとしては、粘着力、
タックの極めて小さい、いわゆる弱粘着型のアクリル
系、ゴム系粘着剤等を基材に塗工したものや、微細な球
状粘着剤を接着剤層を介して基材上に塗工したものがあ
るが、これらのものは被着体に貼付け後、経時的に粘着
力が増加し、剥離操作が困難になるばかりでなく、粘着
テープ自身および被着体を破損してしまったり、粘着剤
が被着体上に残るなど汚染性の点においても問題を残し
ている。
【0004】例えば、特開平10−121000号公
報、特開平11−269439号公報、特開平11−2
86664号公報等において、アクリル酸含有アクリル
共重合体からなる再剥離型粘着剤の記載されている。ま
た、後二者特許においてはイソシアネートによる架橋が
記載されているが、アクリル酸、イソシアネート等は多
くの化合物と反応性に富み、それゆえ薬物含有テープに
おいて薬物と反応し分解させることが多いという欠点を
有する。このような薬物と反応性を有する架橋剤を用い
る場合架橋剤は薬物と架橋と両者に競合的に反応するか
ら架橋そのものがスムーズに進まないことが多い。一
方、特開平10−251609号公報においては、アク
リル系AB型ブロック共重合体からなる再剥離型粘着剤
が記載されている。しかしながらアクリル系AB型ブロ
ック共重合体の工業的製造には技術的課題が多く目的の
皮膚用粘着剤を安価に製造することは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、人皮膚に対して良好な粘
着性および再剥離性を有し、剥離時に皮膚角質毟り等が
なく、しかも皮膚に対して低刺激性である皮膚用粘着剤
及びそれを用いたテープ又はシートを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の皮膚用粘着剤
は、(a)オレフィンマクロモノマーとビニルモノマー
で構成され、その分子量〔ゲルパーミエーションクロマ
トグラム(GPC)によるポリスチレン換算〕の分布が
2峰性を示す(後架橋される場合は、架橋前の分子量の
分布)共重合体100重量部及び(b)該共重合体と相
溶可能であり、沸点が250℃以上である常温で液状又
はペースト状の軟化剤20〜250重量部(但し、80
重量部を超える場合は該共重合体が後架橋されることが
必須)からなることを特徴とする。
【0007】上記共重合体(a)を構成するオレフィン
マクロモノマーとは、ラジカル重合性の不飽和二重結合
で末端を修飾されたオレフィン重合体のことをいう。そ
の種類としては、他の重合性単量体と共重合可能な二重
結合を有し、かつ、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブチレン共重
合体等の一般的に示されるポリオレフィン構造を有する
限り、特に限定されるものではない。上記他の重合性単
量体と共重合可能な二重結合としては、例えば、ビニル
基、(メタ)アクリロイル基、アリル基等が挙げられ
る。
【0008】上記オレフィンマクロマーの具体的な例と
しては、例えば、エチレン−ブチレン共重合体の末端が
メタクリル酸メチルエステルで修飾された、商品名「K
RATON LIQUID Polymer HPVM
−1253」(ShellChemical Comp
any社製)や、特開平5−194631号公報、特開
平5−247119号公報、特開平6−32847号公
報、特開平7−2928号公報などに開示されている、
ポリプロピレン又はエチレン−プロピレンランダム共重
合体の末端がメタクリル酸メチルなどの(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルで修飾された化合物等が挙げられ
る。
【0009】上記オレフィンマクロマーの含有量は、少
なくなると軟化剤(b)の保持力が低下し、多くなると
重合時にゲル化したり、得られる粘着剤の粘度が高くな
って取扱が困難となるので、共重合体(a)中20〜6
5重量%が好ましい。
【0010】上記共重合体(a)を構成するビニルモノ
マーとしては、例えば、アルキル基がブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、
ウンデシル、ドデシル等の直鎖アルキル基や2−エチル
ヘキシル等の分岐アルキル基などを有する、炭素数4〜
12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキル
エステル;(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メ
タ)アクリル酸エトキシエチル等の(メタ)アクリル酸
アルコキシアルキルエステル;(メタ)アクリルアミド
類;(メタ)アクリロニトリル類などのアクリル系モノ
マー、N−ビニル−2−ピロリドン、メチルビニルピロ
リドン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等が挙げら
れ、これらは単独で用いられてもよいし併用されてもよ
い。併用するにあたっては、(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルと、N−ビニル−2−ピロリドン、酢酸ビニ
ル及び(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル
よりなる群から選ばれる少なくとも一種以上のモノマー
との組合せが好ましく、この場合、アクリルアクリレー
トは粘着性調整のために、又その他のモノマーは皮膚有
価物質の粘着剤への溶解性向上のために用いられる。ま
た、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、ア
クリル酸ブチル及びアクリル酸2−エチルヘキシルが好
ましく、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステ
ルとしては、アクリル酸メトキシエチルが好ましい。
【0011】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
の含有量は、少なくなると粘着剤の粘着力が低下し、多
くなると凝集力が低下して粘着剤の再剥離性に悪影響を
与えるので、共重合体(a)中20〜40重量%が好ま
しい。また、N−ビニル−2−ピロリドン、酢酸ビニル
及び(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステルよ
りなる群から選ばれる少なくとも一種以上のモノマーの
含有量(併用の場合は合計含有量)は、少なくなると皮
膚有価物質の粘着剤への溶解性が低下し、多くなると粘
着剤の粘着力が低下するので、共重合体(a)中15〜
40重量%が好ましい。
【0012】本発明に使用される共重合体(a)を構成
するビニルモノマーとして、官能基を有するビニルモノ
マーが、共重合体(a)を後架橋可能とすることを目的
として、前記ビニルモノマー(段落10に記載)と併用
されてもよい。上記官能基を有するビニルモノマーとし
ては、例えば、水酸基、カルボキシル基、グリシジル
基、メチロール基、アミノ基等の官能基を有するアクリ
ル系モノマーが挙げられ、具体的例示としては、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシブチル等の(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシアルキルエステル;(メタ)アクリル酸;(メ
タ)アクリル酸グリシジルなどが挙げられ、これらは単
独で用いられてもよいし併用されてもよく、アクリル酸
2−ヒドロキシエチル及びアクリル酸が好適に使用され
る。
【0013】上記官能基を有するビニルモノマーの含有
量は、少なくなると架橋が十分になされなくなり、多く
なると粘着剤の粘着力が低下するので、共重合体(a)
中0.1〜20重量%が好ましく、より好ましくは0.
5〜10重量%である。
【0014】本発明の皮膚用粘着剤においては、前記軟
化剤(b)の保持力を高めることを目的として、架橋剤
が添加されてもよい。上記架橋剤としては、アルミニウ
ムアセチルアセトネート等の金属キレート化合物;テト
ラブチルチタネート等の金属アルコラート;アジポジク
ロライド等の酸塩化物;ジアミノヘキサン等のポリアミ
ン、メラミン樹脂などが挙げられる。
【0015】上記架橋剤含有量は、少なくなると架橋が
十分になされなくなり、多くなると粘着剤の粘着力が低
下するので、共重合体(a)100重量部に対して0.
01〜2.0重量部添加されるのが好ましい。
【0016】本発明に使用される共重合体(a)の構成
は以上の通りであるが、本発明においては、共重合体
(a)の分子量〔ゲルパーミエーションクロマトグラム
(GPC)によるポリスチレン換算〕の分布は2峰性を
示すことが必要とされる(架橋される場合は、架橋前の
分子量の分布)。上記共重合体(a)の分子量の分布が
2峰性を示さない場合は、粘着力と凝集力のバランスが
くずれ、本発明の目的とする、皮膚に対する再剥離性と
低刺激性が実現できなくなる。
【0017】上記共重合体(a)の分子量分布の2峰性
に関しては、高分子量ピークが200,000〜80
0,000が好ましく、低分子量ピークが2,000〜
7,000が好ましい。この範囲を以外であると、本発
明の目的とする、皮膚に対する再剥離性と低刺激性の実
現が困難となる。
【0018】上記共重合体(a)の製造方法について
は、例えば、モノマーの混合物をトルエン、酢酸エチ
ル、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン等の溶剤
に重合開始剤と共に溶解し、窒素雰囲気下で加熱する事
により重合をすることにより、達成される。上記重合開
始剤としては、アゾビスイソブチルニトリル等のアゾ化
合物;過酸化ベンゾイル等の過酸化物など公知のものが
使用される。また、本共重合体の重量平均分子量として
は、200,000〜2,000,000程度となる。
【0019】本発明に使用される軟化剤(b)は、人皮
膚などの被着体に対して良好な粘着性および再剥離性を
有し、剥離時に紙毟り、皮膚角質毟り等のない特質を前
記共重合体(a)に付与する目的で用いられるものであ
り、その性状は、該共重合体と相溶可能であり、沸点が
250℃以上である常温で液状又はペースト状のもので
あれば特に限定されるものではなく、例えば、スクワレ
ン、ラノリン等の油脂類;流動パラフィン等の炭化水素
類;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソトリ
デシル、ラウリル酸エチル、N−メチルピロリドン、オ
レイン酸エチル、アジピン酸ジイソプロピル、パルミチ
ン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソオクタ
ン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリ2−
エチルヘキサン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチ
ルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジー2−エ
チルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸
ネオペンチルグリコール、乳酸オクチルドデシル等の脂
肪酸エステルなどが挙げられる。
【0020】これらは、単独で用いられてもよいし併用
されてもよく、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン
酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ミリスチン酸オク
チルドデシル、イソオクタン酸セチル、トリ2−エチル
ヘキサン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリ
コール、乳酸オクチルドデシル及びリンゴ酸ジイソステ
アリルよりなる群から選ばれる一種以上が好適に使用さ
れる。
【0021】上記軟化剤(b)の添加量は、少なくなる
と粘着剤の粘着力が強くなって再剥離の際の皮膚刺激性
が増加し、多くなると凝集力が低下するので、共重合体
(a)100重量部に対して20〜250重量部であ
り、好ましくは30〜150重量部である。但し、軟化
剤(b)の添加量が80重量部を超える場合は、凝集力
が低下するので、前述の架橋剤を使用して共重合体
(a)を架橋させるのが好ましい。
【0022】本発明においては、粘着力や凝集力の調整
の目的のために、本発明の粘着剤の性能を損なわない範
囲内で必要に応じ粘着付与剤樹脂を添加して用いること
ができ、その添加量は、前記共重合体(a)100重量
部に対して5〜30重量部が好ましい。粘着付与剤樹脂
としては、例えば、一般に粘着剤に使用されているロジ
ン、ロジンエステル樹脂、ポリテルペン樹脂、石油系樹
脂など公知のものが使用できる
【0023】本発明の皮膚用粘着剤には、皮膚有価物質
として、薬物、化粧品原料等が添加されてもよい。上記
皮膚有価物質としては、例えば、コルチコステロイド
類、ケトプロフェン、ピロシキカム等の鎮痛消炎剤、抗
高血圧剤、降圧利尿剤、麻酔剤、抗菌剤、抗真菌剤、ビ
タミン剤、冠血管拡張剤、抗ヒスタミン剤、エストラジ
オールなどの性ホルモン、脳循環改善剤、制吐剤、抗し
わ剤、美白剤、保湿剤などが挙げられる。これらは、経
皮吸収可能な物質であれば特に限定されるものではな
く、その目的に応じて適宜使用され、その粘着剤中の存
在形態は溶解状態であっても分散状態であってもよい。
但しそれらが水酸基、カルボキシル基を有する場合、前
記官能基を有するビニルモノマーと反応しないように架
橋方法を選択するのが好ましい。
【0024】本発明の皮膚用テープ又はシートの形態は
特に限定されるものではないが、例えば、基材/粘着剤
層、または基材/粘着剤層/剥離シートの順に積層した
ものが挙げられる。上記皮膚用テープ又はシートの皮膚
への接着力としては、例えば、ベークライト板への接着
力に換算した場合、50〜400g/25mm幅程度の
値を示すものが好ましい。
【0025】本発明の皮膚用テープ又はシートの製造法
としては特に大きな制約はなく、例えば、前記共重合体
(a)の重合液に、軟化剤(b)、必要に応じて、架橋
剤、粘着付与剤、薬物、化粧品原料等を所定量添加し、
攪拌混合して粘着剤塗工液を得る。また必要に応じて、
例えば、酢酸エチル、トルエン等を加えて粘度調整を行
って最終塗工液を調製する。このように調製した粘着剤
塗工液を、剥離シート上に乾燥厚:0.01〜0.2m
mに塗布し、加熱乾燥後、これを基材と貼合せ巻取るこ
とにより製造する、という方法が一般的である。上記基
材としては、例えば、紙;不織布;ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン等のプラスチックスフィルム
などが挙げられ、その他金属箔や、プラスチックス製又
はゴム製の発泡体などのシートあるいはテープ状のもの
が使用される。上記剥離シートとしては、ベース基材に
シリコーン処理等の離型処理を施したものが一般的に用
いられ、例えば、ベース基材に、プラスチックフィルム
としてポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等
を使用したもの、あるいは、パルプを主体とする、上質
紙、グラシン紙などを使用したものが挙げられる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を示し、さ
らに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに
限定されるものではない。なお、以下において、「部」
は「重量部」を、「%」は「重量%」を意味する。
【実施例】
【0027】実施例1 不活性ガス雰囲気下で、オレフィンマクロモノマー(S
hell Chemical Company社製、商
品名;KRATON LIQUID Polymer
HPVM−1253)40部、アクリル酸2−エチルヘ
キシル30部、N−ビニル−2−ピロリドン20部及び
アクリル酸2−ヒドロキシエチル10部を200部の酢
酸エチル中で0.05部のアゾビスイソブチロニトリル
を開始剤として、70℃で24時間共重合させて粘着剤
溶液を調製した。この溶液に、溶液中の固形分100部
に対して軟化剤としてミリスチン酸イソプロピルを30
部を添加して攪拌混合し、酢酸エチルをさらに加えて粘
度調整を行なった。得られた粘稠溶液を75μm厚のポ
リエチレンテレフタレート剥離シート上に乾燥後の厚み
が80μmとなるように塗布し、80℃で20分間乾燥
して粘着剤シートを形成した。この粘着剤層面に基材と
して厚さ40μのポリエチレンテレフタレートフィルム
を貼り合わせて皮膚用シートを作製した。なお、生成し
た粘着剤溶液を用いてGPC(ゲルパーミエーションク
ロマトグラム)にて、得られた共重合体の分子量の分布
を測定したところ、明瞭な2峰性が観察された。高分子
量ピークの分子量は42.7万であり、低分子量ピーク
の分子量は3,300であった。
【0028】実施例2 実施例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を50部とした以外は、実施例1と同様にして
皮膚用シートを作製した。 実施例3 実施例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を70部とした以外は、実施例1と同様にして
皮膚用シートを作製した。
【0029】実施例4 実施例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)30部に代えてパルミチン酸イソプロピル100部
を用い、粘着剤溶液に、さらに架橋剤として0.2部の
テトラブチルチタネートを酢酸エチル溶液として添加し
た以外は、実施例1と同様にして皮膚用シートを作製し
た。 実施例5 実施例4において、パルミチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を150部とした以外は、実施例1と同様にし
て皮膚用シートを作製した。 実施例6 実施例4において、パルミチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を200部とした以外は、実施例1と同様にし
て皮膚用シートを作製した。
【0030】比較例1 不活性ガス雰囲気下で、アクリル酸2−エチルヘキシル
95部及びアクリル酸5部を200部の酢酸エチル中で
0.05部のアゾビスイソブチロニトリルを開始剤とし
て、70℃で24時間共重合させて粘着剤溶液を調製し
た。この溶液に、溶液中の固形分100部に対して軟化
剤としてミリスチン酸イソプロピルを30部を添加して
攪拌混合し、酢酸エチルをさらに加えて粘度調整を行な
った。得られた粘稠溶液を75μm厚のポリエチレンテ
レフタレート剥離シート上に乾燥後の厚みが80μmと
なるように塗布し、80℃で20分間乾燥して粘着剤シ
ートを形成した。この粘着剤層面に、基材として厚さ4
0μのポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合わ
せて皮膚用シートを作製した。なお、生成した粘着剤溶
液を用いてGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラ
ム)にて、得られた共重合体の分子量の分布を測定した
ところ、分子量のピークは1つであり、そのピーク値は
32.7万であった。
【0031】比較例2 比較例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を50部とした以外は、比較例1と同様にして
皮膚用シートを作製した。 比較例3 比較例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を70部とした以外は、比較例1と同様にして
皮膚用シートを作製した。
【0032】比較例4 実施例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)30部に代えてパルミチン酸イソプロピル100部
を用いた以外は、実施例1と同様にして皮膚用シートを
作製した。 比較例5 比較例4において、パルミチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を150部とした以外は、実施例1と同様にし
て皮膚用シートを作製した。 比較例6 比較例4において、パルミチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を200部とした以外は、実施例1と同様にし
て皮膚用シートを作製した。
【0033】実施例7 実施例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)30部に代えてオレイン酸エチル50部を用い、粘
着剤溶液に、さらにロジン(粘着付与樹脂)10部を添
加した以外は、実施例1と同様にして皮膚用シートを作
製した。 比較例7 実施例1において、軟化剤をまったく含まない以外は、
実施例1と同様にして皮膚用シートを得た。
【0034】実施例8 不活性ガス雰囲気下で、オレフィンマクロモノマー(S
hell Chemical Company社製、商
品名;KRATON LIQUID Polymer
HPVM−1253)50部、アクリル酸ブチル23
部、アクリル酸メトキシエチル26部及びアクリル酸1
部を100部の酢酸エチル中で0.02部の過酸化ベン
ゾイルを開始剤として、70℃で24時間共重合させて
粘着剤溶液を調製した。この溶液に、溶液中の固形分1
00部に対して軟化剤として乳酸オクチルドデシル50
部、薬物としてエストラジオール8部を添加して攪拌混
合し、酢酸エチルをさらに加えて粘度調整を行なった。
得られた粘稠溶液を75μm厚のポリエチレンテレフタ
レート剥離シート上に乾燥後の厚みが80μmとなるよ
うに塗布し、80℃で20分間乾燥して粘着剤シートを
形成した。この粘着剤層面に、基材として厚さ40μの
ポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合わせた
後、40℃で2日間熟成して皮膚用シートを作製した。
なお、生成した粘着剤溶液を用いてGPC(ゲルパーミ
エーションクロマトグラム)にて、得られた共重合体の
分子量の分布を測定したところ、明瞭な2峰性が観察さ
れた。高分子量ピークの分子量は52.4万であり、低
分子量ピークの分子量は4,300であった。
【0035】実施例9 実施例1において、ミリスチン酸イソプロピルの量を1
00部とし、粘着剤溶液に、さらに架橋剤として0.2
部のテトラブチルチタネートを酢酸エチル溶液として添
加し、薬物としてケトプロフェン20部を添加した以外
は、実施例1と同様にして皮膚用シートを得た。
【0036】実施例10 不活性ガス雰囲気下で、オレフィンマクロモノマー(S
hell Chemical Company社製、商
品名;KRATON LIQUID Polymer
HPVM−1253)50部、アクリル酸2−エチルヘ
キシル30部、酢酸ビニル18部及びアクリル酸2部を
100部の酢酸エチル中で0.02部の過酸化ベンゾイ
ルを開始剤として、70℃で24時間共重合させて粘着
剤溶液を調製した。この溶液に、溶液中の固形分100
部に対して軟化剤としてリンゴ酸ジイソステアリル50
部、薬物としてピロシキカム5部を添加して攪拌混合
し、酢酸エチルをさらに加えて粘度調整を行なった。そ
の後の操作は実施例8と同様にして皮膚用シートを得
た。なお、生成した粘着剤溶液を用いてGPC(ゲルパ
ーミエーションクロマトグラム)にて、得られた共重合
体の分子量の分布を測定したところ、明瞭な2峰性が観
察された。高分子量ピークの分子量は41.2万であ
り、低分子量ピークの分子量は4,200であった。
【0037】比較例8 比較例1において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)30部に代えてパルミチン酸イソプロピル50部を
用い、粘着剤溶液に、さらに架橋剤として0.5部のイ
ソシアネート化合物(日本ポリウレタン社製、商品名;
コロネートL)を添加し、薬物としてエストラジオール
5部を添加した以外は、比較例1と同様にして皮膚用シ
ートを得た。
【0038】比較例9 スチレンーイソプレン樹脂(クレイトンポリマージャパ
ン社製、商品名;クレイトン1107)100部、水添
ロジンエステル100部、流動パラフィン30部及びケ
トプロフェン4部を500部のトルエンに攪拌混合させ
て粘着剤溶液を得た。その後の操作は比較例1と同様に
して皮膚用シートを得た。
【0039】比較例10 不活性ガス雰囲気下で、オレフィンマクロモノマー(S
hell Chemical Company社製、商
品名;KRATON LIQUID Polymer
HPVM−1253)70部、アクリル酸2−エチルヘ
キシル10部及びN−ビニル−2−ピロリドン20部を
200部の酢酸エチル中で0.025部のアゾビスイソ
ブチロニトリルを開始剤として、70℃で共重合を行っ
た。重合開始5時間目から重合溶液のゲル化が始まり7
時間後にはゲル化が激しく重合を中止した。
【0040】比較例11 不活性ガス雰囲気下で、オレフィンマクロモノマー(S
hell Chemical Company社製、商
品名;KRATON LIQUID Polymer
HPVM−1253)15部、アクリル酸2−エチルヘ
キシル55部、N−ビニル−2−ピロリドン20部及び
アクリル酸5部を200部の酢酸エチル中で0.025
部のアゾビスイソブチロニトリルを開始剤として、70
℃で24時間共重合させて粘着剤溶液を調製した。この
溶液に、溶液中の固形分100部に対して軟化剤として
ミリスチン酸イソプロピルを30部を添加して攪拌混合
し、酢酸エチルをさらに加えて粘度調整を行なった。そ
の後の操作は実施例1と同様にして皮膚用シートを得
た。なお、生成した粘着剤溶液を用いてGPC(ゲルパ
ーミエーションクロマトグラム)にて、得られた共重合
体の分子量の分布を測定したところ、分子量のピークは
1つであり、そのピーク値は58.3万であった。 比較例12 比較例11において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を50部とした以外は、比較例11と同様にし
て皮膚用シートを作製した。 比較例13 比較例11において、ミリスチン酸イソプロピル(軟化
剤)の量を70部とした以外は、比較例11と同様にし
て皮膚用シートを作製した。
【0041】〔評価〕上記各実施例及び各比較例にて得
た各皮膚用シートのサンプルを、40℃、75%の加湿
条件下で2週間保存したのち、下記の試験を行なった。 (接着力試験)ベークライト板に幅25mmに切断した
帯状の各テープサンプルを貼付し、荷重300gのロー
ラーを1往復させて密着させた後、180度方向に30
0mm/分の速度で剥離し、その際の剥離力を測定し
た。得られた結果を表1に示す。 (再剥離試験)新聞紙に幅25mmに切断した帯状の各
テープサンプルを貼付し、荷重300gのローラーを1
往復させて密着させた後、180度方向に300mm/
分の速度で剥離し、その際の粘着剤による紙毟りの有無
及び粘着剤層の凝集破壊の有無を確認した。得られた結
果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】比較例2〜6、12〜13のサンプルはい
ずれも凝集破壊するような柔らかい粘着剤であり、皮膚
に貼付するとはがす時皮膚に多量の粘着剤が残った。粘
着剤として不適と判断しその後の皮膚刺激試験は実施し
なかった。
【0044】(皮膚刺激性試験)粘着剤シートを直径
2.0cmの円形に打ち抜いたサンプルをボランティア
3名の上腕内部に貼り付け24時間経過後に剥離し、直
後の皮膚刺激性を下記の評価基準によって求め平均値を
算出した。得られた結果を表2に示す。 <評価基準> 0:皮膚刺激なし 1:わずかに皮膚刺激有り 2:若干の皮膚刺激有
り 3:皮膚刺激有り 4:強い皮膚刺激有り
【0045】
【表2】
【0046】(薬物安定性試験)薬物含浸粘着製剤シー
トを製造直後に直径2.0cmの円形に打ち抜き、得ら
れたパッチの重量を測定することによりパッチ内の理論
的薬物含量を求めた。次いで,各パッチを50ccのエ
タノール中に入れて36℃で24時間抽出し高速液体ク
ロマトグラフ(HPLC)によりパッチ中の薬物含量を
確認した。得られた実験室的含有量/理論含有量を計算
して薬物の安定性を評価した。
【0047】<HPLC定量条件> 検出器:紫外吸光光度計(波長=230〜280) カラム:内径4〜8mm、長さ50〜300mmのステ
ンレス管にオクタデシルシリル化シリカゲルを充填した
もの カラム温度:40.0℃ 移動相: エストラジオール=アセトニトリル:水(55:45、
体積比) ケトプロフェン=アセトニトリル:水(pH3)(6
0:40、体積比) ピロキシカム=アセトニトリル:水(pH3)(42:
58、体積比) 結果を表3に示す。
【0048】
【表3】
【0049】比較例8においてはエストラジオールが架
橋剤と反応した結果、含量低下がおこったものであろ
う。
【0050】
【発明の効果】本発明の皮膚用粘着剤は、上記構成を有
するので、テープ又はシートに加工して使用すると被着
体である皮膚等を傷つけることなく、良好な再剥離性を
示す。したがって、本発明の皮膚用テープ又はシート
は、ドレッシングテープ、薬物含浸テープ、化粧品テー
プとして有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 7/02 C09J 131/04 131/04 133/06 133/06 133/14 133/14 139/06 139/06 157/00 157/00 161/28 161/28 179/02 179/02 A61L 15/06 Fターム(参考) 4C076 AA74 BB31 CC05 DD45 DD47 EE10A EE11A EE16A FF56 4C081 AA03 AA12 BB04 CA021 CA051 CA061 CA081 CC01 CC05 CE02 DA02 DC02 4C083 AD011 AD071 AD091 AD111 CC02 DD12 EE07 EE10 4J004 AA06 AA09 AA10 AA11 AA12 AA17 AB01 CC02 FA09 4J040 DE021 DE022 DF041 DF042 DF051 DF052 DF061 DF062 DH031 DH032 DN061 DN062 EB132 EH012 GA05 GA07 GA08 GA11 HB07 HB31 HD41 JA09 JB09 KA16 KA26 KA31 KA35 KA41 LA01 LA06 MA15 NA02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)オレフィンマクロモノマーとビニル
    モノマーで構成され、その分子量〔ゲルパーミエーショ
    ンクロマトグラム(GPC)によるポリスチレン換算〕
    の分布が2峰性を示す(後架橋される場合は、架橋前の
    分子量の分布)共重合体100重量部、及び(b)該共
    重合体と相溶可能であり、沸点が250℃以上である常
    温で液状又はペースト状の軟化剤20〜250重量部
    (但し、80重量部を超える場合は該共重合体が後架橋
    されることが必須)からなることを特徴とする皮膚用粘
    着剤。
  2. 【請求項2】前記共重合体(a)の分子量分布におい
    て、高分子量ピークが200,000〜800,000
    であり、低分子量ピークが2,000〜7,000であ
    ることを特徴とする請求項1記載の皮膚用粘着剤。
  3. 【請求項3】前記共重合体(a)中のオレフィンマクロ
    モノマーの含有量が20〜65重量%であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の皮膚用粘着剤。
  4. 【請求項4】前記共重合体(a)を構成するビニルモノ
    マーが(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、N−ビ
    ニル−2−ピロリドン、酢酸ビニル及び(メタ)アクリ
    ル酸アルコキシアルキルエステルよりなる群から選ばれ
    る少なくとも一種のモノマーとからなる混合モノマーで
    あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    皮膚用粘着剤。
  5. 【請求項5】請求項4記載の、(メタ)アクリル酸アル
    キルエステルがアクリル酸ブチル又はアクリル酸2−エ
    チルヘキシルであり、(メタ)アクリル酸アルコキシア
    ルキルエステルがアクリル酸メトキシエチルであること
    を特徴とする皮膚用粘着剤。
  6. 【請求項6】前記共重合体(a)中、(メタ)アクリル
    酸アルキルエステルの含有量が20〜40重量%であ
    り、ビニルピロリドン、酢酸ビニル及び(メタ)アクリ
    ル酸アルコキシアルキルエステルよりなる群から選ばれ
    る少なくとも一種以上のモノマーの含有量(併用の場合
    は合計含有量)が15〜40重量%であることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚用粘着剤。
  7. 【請求項7】前記共重合体(a)を構成するビニルモノ
    マーとして、官能基を有するビニルモノマーが共重合体
    (a)中に0.1〜20重量%含有されていることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の皮膚用粘着
    剤。
  8. 【請求項8】請求項7記載の官能基を有するビニルモノ
    マーが、カルボキシル基、水酸基又はグリシジル基のう
    ちいずれか一種を含有するビニルモノマーであることを
    特徴とする皮膚用粘着剤。
  9. 【請求項9】請求項7又は8記載の皮膚用粘着剤に、架
    橋剤が前記共重合体(a)100重量部に対して0.0
    1〜2.0重量部添加されていることを特徴とする皮膚
    用粘着剤。
  10. 【請求項10】請求項9記載の架橋剤が、金属キレート
    化合物、金属アルコラート、酸塩化物、ポリアミン及び
    メラミン樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも一種で
    あることを特徴とする皮膚用粘着剤。
  11. 【請求項11】前記軟化剤(b)がミリスチン酸イソプ
    ロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチ
    ル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソオクタン酸セ
    チル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ジオクタ
    ン酸ネオペンチルグリコール、乳酸オクチルドデシル及
    びリンゴ酸ジイソステアリルよりなる群から選ばれる一
    種以上であることを特徴とする請求項1〜10のいずれ
    かに記載の皮膚用粘着剤。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載の皮膚
    用粘着剤に、粘着付与樹脂が前記共重合体着(a)10
    0重量部に対して5〜30重量部添加されていることを
    特徴とする皮膚用粘着剤。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかに記載の皮膚
    用粘着剤を基材の少なくとも片面に設けてなることを特
    徴とする皮膚用テープ又はシート。
  14. 【請求項14】請求項1〜12のいずれかに記載の皮膚
    用粘着剤において、粘着剤中で皮膚有価物質が溶解状態
    もしくは分散状態で存在する皮膚用粘着剤を基材の少な
    くとも片面に設けてなることを特徴とする皮膚用テープ
    又はシート。
  15. 【請求項15】前記皮膚有価物質が、薬物又は化粧品原
    料であることを特徴とする請求項14記載の皮膚用テー
    プ又はシート。
JP2002059495A 2001-08-10 2002-01-29 皮膚用粘着テープ Pending JP2003129022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002059495A JP2003129022A (ja) 2001-08-10 2002-01-29 皮膚用粘着テープ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001278905 2001-08-10
JP2001-278905 2001-08-10
JP2002059495A JP2003129022A (ja) 2001-08-10 2002-01-29 皮膚用粘着テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003129022A true JP2003129022A (ja) 2003-05-08

Family

ID=26622189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002059495A Pending JP2003129022A (ja) 2001-08-10 2002-01-29 皮膚用粘着テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003129022A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038670A (ja) * 2005-07-08 2007-02-15 Canon Inc インクジェット記録ヘッド用シールテープ及びシールテープを具備するインクジェット記録ヘッド
JP2009520830A (ja) * 2005-12-20 2009-05-28 テイコク ファーマ ユーエスエー インコーポレーテッド インドールセロトニン受容体作動薬の経皮投与方法及びそれを使用するための経皮組成物
JP2011190420A (ja) * 2010-03-17 2011-09-29 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd ウレタン粘着剤
WO2011118181A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 日東電工株式会社 アクリル系粘着剤組成物およびアクリル系粘着テープ
US8157347B2 (en) 2005-07-08 2012-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording head and ink jet recording head cartridge
CN102604563A (zh) * 2011-01-19 2012-07-25 日东电工株式会社 光学用丙烯酸类压敏粘合剂组合物和光学用丙烯酸类压敏粘合带
US8883926B2 (en) 2010-03-25 2014-11-11 Nitto Denko Corporation Acrylic pressure-sensitive adhesive composition for optical use and acrylic pressure-sensitive adhesive tape for optical use
WO2016043300A1 (ja) * 2014-09-19 2016-03-24 コスメディ製薬株式会社 ウレタン系粘着剤組成物
JP2016084444A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 ニチバン株式会社 角質剥離の少ないアクリル系粘着剤
JP2016108276A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 トイメディカル株式会社 肌用シート部材

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8157347B2 (en) 2005-07-08 2012-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording head and ink jet recording head cartridge
JP2007038670A (ja) * 2005-07-08 2007-02-15 Canon Inc インクジェット記録ヘッド用シールテープ及びシールテープを具備するインクジェット記録ヘッド
JP2009520830A (ja) * 2005-12-20 2009-05-28 テイコク ファーマ ユーエスエー インコーポレーテッド インドールセロトニン受容体作動薬の経皮投与方法及びそれを使用するための経皮組成物
JP2011190420A (ja) * 2010-03-17 2011-09-29 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd ウレタン粘着剤
CN102822302A (zh) * 2010-03-25 2012-12-12 日东电工株式会社 丙烯酸类粘合剂组合物及丙烯酸类粘合带
WO2011118181A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 日東電工株式会社 アクリル系粘着剤組成物およびアクリル系粘着テープ
EP2551320A1 (en) * 2010-03-25 2013-01-30 Nitto Denko Corporation Acrylic adhesive composition and acrylic adhesive tape
JPWO2011118181A1 (ja) * 2010-03-25 2013-07-04 日東電工株式会社 アクリル系粘着剤組成物およびアクリル系粘着テープ
EP2551320A4 (en) * 2010-03-25 2013-10-02 Nitto Denko Corp ACRYLIC ADHESIVE COMPOSITION AND ACRYLIC TAPE
US8883926B2 (en) 2010-03-25 2014-11-11 Nitto Denko Corporation Acrylic pressure-sensitive adhesive composition for optical use and acrylic pressure-sensitive adhesive tape for optical use
CN102604563A (zh) * 2011-01-19 2012-07-25 日东电工株式会社 光学用丙烯酸类压敏粘合剂组合物和光学用丙烯酸类压敏粘合带
WO2016043300A1 (ja) * 2014-09-19 2016-03-24 コスメディ製薬株式会社 ウレタン系粘着剤組成物
JP2016084444A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 ニチバン株式会社 角質剥離の少ないアクリル系粘着剤
JP2016108276A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 トイメディカル株式会社 肌用シート部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3103832B2 (ja) ディレードタック粘着剤組成物
EP1867347B1 (en) Medical adhesive and medical adhesive tape or sheet
WO1992013901A1 (en) Temperature zone specific pressure-sensitive adhesive compositions, and adhesive assemblies and methods of use associated therewith
KR101860288B1 (ko) 부착제 및 부착 제제
WO2005099766A1 (ja) 架橋型皮膚用粘着剤
JP4272636B2 (ja) 架橋型皮膚用粘着剤
WO2004011559A1 (en) Uv-crosslinked, pressure-sensitive adhesives
JP2003129022A (ja) 皮膚用粘着テープ
CN108026224B (zh) 胶粘树脂改性的胶粘剂物质
JP5246838B2 (ja) 角質剥離用粘着剤組成物および角質剥離用粘着シート
JP2006213603A (ja) 皮膚貼付用粘着剤組成物および皮膚貼付用粘着シート
JPWO2003014247A1 (ja) 皮膚用粘着剤及びそれを用いた皮膚用テープ又はシート
JPH0228978B2 (ja)
JP2003503540A (ja) 湿潤粘着性接着剤
JP2005089438A (ja) 皮膚用粘着剤組成物及び皮膚用粘着テープまたはシート
JP6551202B2 (ja) 皮膚貼付用粘着剤、経皮吸収性粘着剤、および経皮吸収性粘着シート
JP3474381B2 (ja) 皮膚貼付用粘着剤組成物
JP2007031672A (ja) 剥離処理レス粘着テープ及びその製造方法
JP2002053461A (ja) 医療用粘着剤組成物およびその製造方法、並びに該組成物を用いてなる粘着テープもしくはシート
JP2008001679A (ja) 医療用粘着剤及び医療用粘着テープ又はシート
JPH04173890A (ja) 感圧接着剤及び粘着部材
JP4527949B2 (ja) 粘着テープ
JPH07165563A (ja) テープ製剤
JP3550189B2 (ja) 粘着剤組成物
JP5462458B2 (ja) 角質剥離用粘着体および美容方法