JP2006213603A - 皮膚貼付用粘着剤組成物および皮膚貼付用粘着シート - Google Patents

皮膚貼付用粘着剤組成物および皮膚貼付用粘着シート Download PDF

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Abstract

【課題】 所定の凝集力を維持しつつも、皮膚に対する濡れ性や追従性の高い粘着剤を得ることのできる皮膚貼付用粘着剤組成物、およびそのような粘着剤層を備えた皮膚貼付用粘着シートを提供する。
【解決手段】 支持体と、支持体の裏面側に積層された粘着剤層とからなる皮膚貼付用粘着シートにおいて、粘着剤層を、架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)と、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)と、所望により架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマー(c)とを含有する粘着成分(A)に、分子中にイソシアネート基を2個以上有する長鎖のイソシアネート系架橋剤(B)を添加してなる粘着剤組成物を架橋した粘着剤により構成する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、皮膚貼付用の粘着シート等の粘着剤に用いることのできる粘着剤組成物、および皮膚貼付用の粘着シートに関するものである。
皮膚(角質層)に貼り付けたり、巻き付けたりして使用する医療用テープ等の皮膚貼付用粘着シートとしては、皮膚に対する適度な接着性とともに、皮膚の角質層に対して剥離損傷による皮膚刺激やかぶれを発症させない適度な剥離性を有するものが求められている。
特許文献1には、アクリル系の粘着成分に架橋剤を添加した医療用粘着剤組成物であって、アクリル系ポリマーに対し、所定の数平均分子量を有するアクリル系オリゴマーを所定量添加することで、皮膚面から剥離したときの角質層剥離損傷を低減させた医療用粘着剤組成物が開示されている。
国際公開第03/068280号パンフレット
上記医療用粘着剤組成物において、皮膚面から剥離したときの角質層剥離損傷をより低減させるためには、アクリル系オリゴマーの添加量を多くし、皮膚に対する濡れ性を高める必要がある。しかし、アクリル系オリゴマーの添加量を多くすると、濡れ性は高まるが、粘着剤の凝集力が低下し、医療用テープを皮膚面から剥離除去したときに皮膚面に粘着剤が残留して皮膚刺激発現の原因となるため、架橋剤をより多く添加する必要がある。
ところが、上記特許文献1の医療用粘着剤組成物で使用している架橋剤は短鎖のものであり、架橋剤の添加量を多くすると、凝集力は高くなるが、粘着剤が硬くなり、皮膚に対する濡れ性および追従性が極端に低下してしまう。したがって、上記医療用粘着剤組成物においては、所定の凝集力を有することと、皮膚に対する濡れ性や追従性が高いことの両方を満たすことは困難である。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、所定の凝集力を維持しつつも、皮膚に対する濡れ性や追従性の高い粘着剤を得ることのできる皮膚貼付用粘着剤組成物、およびそのような粘着剤層を備えた皮膚貼付用粘着シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、(メタ)アクリル系オリゴマーとを含有する粘着成分に、分子中にイソシアネート基を2個以上有する長鎖のイソシアネート系架橋剤を添加してなる、皮膚貼付用粘着剤組成物を提供する(請求項1)。
上記発明(請求項1)によれば、分子中にイソシアネート基を2個以上有する長鎖のイソシアネート系架橋剤を使用することにより、所定の凝集力を維持しつつ、応力緩和性が高く皮膚に対する濡れ性や追従性の高い粘着剤が得られる。かかる粘着剤は、剥離時の糊残りが少なく、また角質層剥離損傷が低減されるとともに再貼付性に優れ、さらには皮膚への密着性も良好である。なお、「再貼付性」とは、一旦剥離したものを略同等の接着力を維持したまま貼り直すことができる性質をいう。
上記発明(請求項1)において、前記(メタ)アクリル系オリゴマーは、ラクタム環を有するビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることが好ましい(請求項2)。
上記発明(請求項2)によれば、得られる粘着剤の皮膚に対する濡れ面積を適度に増加させ、粘着剤固有の単位面積当たりの接着力を増加させることなく、好ましい粘着力を容易に得ることができる。
上記発明(請求項1)において、前記粘着成分は、架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマーをさらに含有することが好ましい(請求項3)。
上記発明(請求項3)によれば、得られる粘着剤の凝集力を過度に低下させることなく、皮膚に対する濡れ性を向上させることができる。
上記発明(請求項3)において、前記(メタ)アクリル系ポリマーは、ラクタム環を有するビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることが好ましい(請求項4)。
上記発明(請求項4)によれば、上記発明(請求項2)と同様に、得られる粘着剤の皮膚に対する濡れ面積を適度に増加させ、粘着剤固有の単位面積当たりの接着力を増加させることなく、好ましい粘着力を容易に得ることができる。
上記発明(請求項1〜4)においては、前記イソシアネート系架橋剤の主鎖がポリアルキレングリコールであることが好ましく(請求項5)、また、上記発明(請求項1〜5)においては、前記イソシアネート系架橋剤の重量平均分子量が1,500〜30,000であることが好ましい(請求項6)。
上記発明(請求項5,6)によれば、上記発明(請求項1)の効果をより効果的に発揮させることができる。
第2に本発明は、支持体と、前記支持体上に形成された、上記皮膚貼付用粘着剤組成物(請求項1〜6)を架橋してなる粘着剤層とを備えたことを特徴とする皮膚貼付用粘着シートを提供する(請求項7)。なお、本明細書において「シート」にはテープ状のものも含まれるものとする。
本発明の皮膚貼付用粘着剤組成物による粘着剤および本発明の皮膚貼付用粘着シートの粘着剤は、所定の凝集力を有するため、皮膚面から剥離除去したときに皮膚面に粘着剤が残留し難く、また、皮膚に対する濡れ性が高く、かつ粘着剤層として変形し易いため、皮膚面から剥離したときの角質層剥離損傷が低減されるとともに再貼付性に優れ、さらには皮膚に対する追従性が高いため、皮膚への密着性も良好である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
〔皮膚貼付用粘着剤組成物〕
本実施形態に係る皮膚貼付用粘着剤組成物は、架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)と、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)と、所望により架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマー(c)とを含有する粘着成分(A)に、分子中にイソシアネート基を2個以上有する長鎖のイソシアネート系架橋剤(B)を添加してなるものである。
(A)粘着成分
(a)架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体
架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)は、架橋可能な官能基を有するビニルモノマー(a1)と、アルキル基の炭素数が1〜14の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a2)とを共重合して得られる共重合体であることが好ましい。
このような(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)は、後述するイソシアネート系架橋剤(B)によって容易に架橋されて凝集力が向上するとともに、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)との相溶性が良好で、濡れ面積を効果的に大きくすることができる。
上記ビニルモノマー(a1)の架橋可能な官能基としては、カルボキシル基、ヒドロキシル基等が挙げられる。かかる架橋可能な官能基を有するビニルモノマー(a1)としては、例えば、カルボキシル基を有する(メタ)アクリル酸や、ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル等が挙げられ、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
アルキル基の炭素数が1〜14の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a2)としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸2−メトキシエチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸ラウリル等が挙げられ、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
ビニルモノマー(a1)の配合量は、重合する際のモノマー成分の全体量に対して、2〜35モル%とすることが好ましい。ビニルモノマー(a1)の配合量が2モル%未満では、架橋が不十分になり、得られる粘着剤の凝集力が低くなるおそれがあり、ビニルモノマー(a1)の配合量が35モル%を超えると、得られる粘着剤の皮膚刺激性が高くなる場合がある。
なお、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)は、後述する(メタ)アクリル系オリゴマー(b)と同一のモノマー成分を少なくとも1種含むことが好ましい。これにより、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)と(メタ)アクリル系オリゴマー(b)との相溶性が著しく向上する。
(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の数平均分子量(Mn)は、300,000〜1,500,000であることが好ましく、特に350,000〜1,200,000であることが好ましく、さらに400,000〜1,000,000であることが好ましい。なお、本明細書における数平均分子量(Mn)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC分析)法によって測定し、標準ポリスチレンで換算した値とする。
(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の数平均分子量(Mn)が300,000未満では、得られる粘着剤の凝集力が不十分となり、糊残りが生じる場合があり、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の数平均分子量(Mn)が1,500,000を超えると、高粘度となるため他の成分との均一な混合が困難となり、安定した物性の粘着剤が得られなくなるおそれがある。
(b)(メタ)アクリル系オリゴマー
(メタ)アクリル系オリゴマー(b)は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独重合体、またはビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることが好ましく、特にビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることが好ましく、さらにビニルモノマーはラクタム環を有するものであることが好ましい。
ラクタム環を有するビニルモノマーを使用することにより、皮膚に対する濡れ面積(S)を適度に増加させ、粘着剤固有の単位面積当たりの接着力(F)を増加させることなく、好ましい剥離接着力(粘着力;W=S×F)を容易に得ることができる。また、ラクタム環を有するビニルモノマーを使用したオリゴマーは、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)との相溶性が高く、さらに粘着剤組成物に薬剤や添加剤を添加した場合にも、それらの成分を分散させ易い。
ラクタム環を有するビニルモノマーとしては、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピペリドン、N−ビニル−ε−カプロラクタム等が好ましく、中でも特に、皮膚親和性の高いN−ビニル−2−ピロリドンが好ましい。
ラクタム環を有するビニルモノマーの配合量は、重合する際のモノマー成分の全体量に対して、5〜40モル%とすることが好ましく、特に10〜35モル%とすることが好ましい。ラクタム環を有するビニルモノマーの配合量が5モル%未満では、皮膚に対する濡れ面積の増大効果が発現されないおそれがあり、ラクタム環を有するビニルモノマーの配合量が40モル%を超えると、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の可塑化が不十分になり、またはビニルモノマーの粘度が過度に上昇して、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)と均一に混合することが困難になる場合がある。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、アルキル基の炭素数が2〜14のものが好ましく、例えば、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸2−メトキシエチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸ラウリル等が挙げられ、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
ラクタム環を有するビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの好ましい組み合わせとしては、N−ビニル−2−ピロリドンと(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルとの組み合わせが挙げられる。
(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の数平均分子量(Mn)は、1,000〜10,000であることが好ましく、特に1,200〜7,000であることが好ましくい。
(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の数平均分子量(Mn)が1,000未満であると、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)が皮膚内部に浸透し易くなって、粘着剤の皮膚刺激性が高くなるおそれがあり、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の数平均分子量(Mn)が10,000を超えると、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の可塑化が不十分になったり、または(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の粘度が過度に上昇して、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)と均一に混合することが困難になったり、さらには、皮膚に対する濡れ性が低下したりする場合がある。
(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の配合量は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)100質量部に対して、50〜700質量部であることが好ましく、特に50〜500質量部であることが好ましい。また、後述する架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマー(c)を配合する場合には、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の配合量は、100〜700質量部であることが好ましく、特に200〜500質量部であることが好ましい。
(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の配合量が50質量部未満であると、粘着剤の皮膚に対する濡れ性が著しく低下する場合があり、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)の配合量が700質量部を超えると、粘着剤の凝集力が過度に低下して、皮膚に糊残りが生じたり、必要な粘着力が得られないおそれがある。
(c)架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマー
架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマー(c)を粘着剤組成物に配合することにより、得られる粘着剤の凝集力を過度に低下させることなく、皮膚に対する濡れ性を向上させることができる。この(メタ)アクリル系ポリマー(c)は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独重合体、またはビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることが好ましく、特にビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることが好ましく、さらにビニルモノマーはラクタム環を有するものであることが好ましい。
ラクタム環を有するビニルモノマーを使用することの利点、ラクタム環を有するビニルモノマーの例示および配合量は、前述した(メタ)アクリル系オリゴマー(b)と同様である。また、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、アルキル基の炭素数が1〜14のものが好ましい。
(メタ)アクリル系ポリマー(c)の数平均分子量(Mn)は、前述した架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)と同様である。
(メタ)アクリル系ポリマー(c)を配合する場合、その配合量は、粘着剤組成物全体量に対して1〜50質量%であることが好ましく、特に10〜40質量%であることが好ましく、さらには10〜35質量%であることが好ましい。
(メタ)アクリル系ポリマー(c)の配合量が1質量%未満であると、(メタ)アクリル系ポリマー(c)配合による効果が発現せず、粘着剤の皮膚に対する濡れ性が向上しない場合があり、(メタ)アクリル系ポリマー(c)の配合量が50質量%を超えると、相対的に(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)の含有量が減少し、その結果、粘着剤の凝集力が低下するおそれがある。
(B)イソシアネート系架橋剤
イソシアネート系架橋剤(B)は、分子中にイソシアネート基を2個以上有する長鎖の架橋剤である。かかるイソシアネート系架橋剤(B)を使用して架橋した粘着剤によれば、架橋剤の添加量を多くして粘着剤の凝集力を高くしたとしても、架橋点間距離が長いため粘着剤層が変形し易く、すなわち粘着剤の応力緩和性が高く、粘着剤の皮膚に対する濡れ性や追従性が高いものとなる。
イソシアネート系架橋剤(B)において、イソシアネート基は、分子両末端に存在することが好ましく、さらにその他の位置に存在していてもよい。分子中のイソシアネート基は、少なくとも2個必要であり、3個以上であってもよい。具体的には、イソシアネート系架橋剤(B)は2〜6官能であることが好ましい。
イソシアネート系架橋剤(B)の主鎖は、長鎖のポリマーまたはオリゴマーからなる。かかる主鎖としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール;ブタジエンの単独重合体、イソプレンの単独重合体、ブタジエン−イソプレン共重合体、ブタジエン−ペンタジエン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ブタジエン−スチレン共重合体等の共役ジエン系重合体;スチレンの単独重合体等のビニルモノマーの重合体などが挙げられ、これらの中でも、ポリアルキレングリコールが好ましい。
特に好ましいイソシアネート系架橋剤(B)としては、ポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコールの両末端にイソシアネート基が結合した四官能の架橋剤が挙げられる。
イソシアネート系架橋剤(B)は、上記主鎖を構成する重合体と、イソシアネート基を有する化合物とを反応させることにより製造することができる。イソシアネート基を有する化合物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアナート等の脂肪族イソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂環族イソシアネート、およびそれらイソシアネート化合物に、グリセロール、トリメチロールプロパン等のポリオールを反応せしめたアダクト体などが挙げられ、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
イソシアネート系架橋剤(B)の重量平均分子量(Mw)は1,500〜30,000であることが好ましく、特に1,500〜10,000であることが好ましい。イソシアネート系架橋剤(B)の重量平均分子量が1,500未満では、架橋点間距離が長くならず、粘着剤層が変形し難くなるおそれがあり、イソシアネート系架橋剤(B)の重量平均分子量が30,000を超えると、粘着剤組成物の架橋速度が遅くなり過ぎる場合がある。なお、本明細書における重量平均分子量(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC分析)法によって測定し、標準ポリスチレンで換算した値とする。
イソシアネート系架橋剤(B)の粘着成分(A)に対する添加量は、0.1〜20質量%であることが好ましく、特に0.5〜15質量%であることが好ましい。イソシアネート系架橋剤(B)の添加量が0.1質量%未満では、イソシアネート系架橋剤(B)による上記効果を発揮させることが困難であり、イソシアネート系架橋剤(B)の添加量が20質量%を超えると、粘着剤の架橋密度が過度に高くなり、粘着剤の皮膚に対する濡れ性が著しく低下する場合がある。
(C)第三成分
本実施形態に係る皮膚貼付用粘着剤組成物は、上記粘着成分(A)およびイソシアネート系架橋剤(B)以外の第三成分(C)を含有してもよい。かかる第三成分(C)としては、薬剤の他、酸化防止剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤、隠蔽剤、可塑剤、ワックス、着色剤、無機フィラー、有機フィラー、増量剤、カップリング剤等の各種添加剤等が挙げられ、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
薬剤としては、皮膚貼付用粘着剤組成物を用いた皮膚貼付用粘着シートの用途に応じて適宜選択することができ、例えば、抗炎症剤、消炎鎮痛剤、冠血管拡張剤、喘息薬、抗高血圧剤、抗ヒスタミン剤、精神安定剤、抗生物質、麻酔剤、ビタミン剤等が挙げられ、1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
本実施形態に係る皮膚貼付用粘着剤組成物は、常法によって製造することができ、架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)と、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)と、所望により架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマー(c)とを混合した粘着成分(A)に、イソシアネート系架橋剤(B)を添加すればよい。
以上説明した皮膚貼付用粘着剤組成物は、分子中にイソシアネート基を2個以上有する長鎖のイソシアネート系架橋剤(B)を使用することにより、所定の凝集力を維持しつつも、皮膚に対する濡れ性や追従性が高く、さらには再貼付性に優れた粘着剤となり得る。
〔皮膚貼付用粘着シート〕
本実施形態に係る皮膚貼付用粘着シートは、支持体と、支持体の裏面側に積層された粘着剤層とから構成される。なお、粘着剤層の露出面には、別途剥離材を積層してもよい。
粘着剤層は、前述した皮膚貼付用粘着剤組成物を架橋してなる層であり、例えば、皮膚貼付用粘着剤組成物をトルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン等の有機溶剤に溶解したものを、常法により支持体に塗布した後、70〜120℃、好ましくは90〜110℃の乾燥温度で乾燥させて架橋させることにより、粘着剤層を形成することができる。
粘着剤層の厚さは、皮膚貼付用粘着シートの使用目的、使用部位等に応じて適宜選択すればよいが、通常は10〜100μmであるのが好ましく、特に20〜80μmであるのが好ましい。
支持体の材料としては、皮膚貼付用粘着シートの使用目的、使用部位等に応じて適宜選択すればよく、例えば、ポリスチレン系の熱可塑性エラストマーフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/メタクリル酸共重合体、エチレン/メタクリル酸メチル等のポリオレフィン系フィルム、ポリウレタン系フィルム、ポリエステル系フィルムなどの樹脂フィルム;各種の合成繊維および/または天然繊維からなる織布、編布、不織布;紙;それらの積層体などを用いることができる。
なお、支持体の粘着剤層側の面には、粘着剤層との密着性を高めるために、プライマー処理を施してもよいし、皮膚貼付用粘着シートを巻取体にする場合には、支持体の表面をシリコーン系剥離剤や長鎖アルキル化合物等によって剥離処理してもよい。
支持体の厚さは、皮膚貼付用粘着シートの使用目的、使用部位等によって任意であるが、通常、フィルムを支持体とする場合には5〜250μm、好ましくは10〜100μm程度とし、織布、不織布、紙等を支持体とする場合には10〜1000μm、好ましくは20〜500μm程度とする。
皮膚貼付用粘着シートにおける粘着剤層のJIS Z0237に準拠した粘着力(モード:180°剥離,被着体:フェノール樹脂板,剥離速度:300mm/min)は、0.3〜10N/19mmであることが好ましく、特に1.0〜7.0N/19mmであることが好ましい。粘着力が0.3N/19mm未満では、皮膚貼付用粘着シートが皮膚から容易に剥離してしまうおそれがあり、粘着力が10N/19mmを超えると、皮膚貼付用粘着シートを皮膚から剥離するときに角質層剥離損傷が過大になるおそれがある。
また、皮膚貼付用粘着シートにおける粘着剤層の保持力試験初期ずれ量(後述する試験例1参照)は、80〜200μmであることが好ましく、特に100〜180μmであることが好ましい。初期ずれ量が80μm未満では、粘着剤層のずれ変形量が小さく、皮膚面に対する応力緩和が不十分であり、皮膚刺激性が高くなるおそれがある。一方、初期ずれ量が200μmを超えると、粘着剤の凝集力が低すぎることとなり、粘着剤が皮膚に残留して皮膚刺激性が高くなるおそれがある。
上記皮膚貼付用粘着シートは、例えば、医療用テープ、テーピング用テープ、絆創膏、貼付剤等として使用することができる。
本実施形態に係る皮膚貼付用粘着シートは、粘着剤層として上記皮膚貼付用粘着剤組成物を使用しており、かかる粘着剤層の粘着剤は、所定の凝集力を有するため、皮膚面から剥離除去したときに皮膚面に粘着剤が残留し難く、また、皮膚に対する濡れ性が高く、かつ粘着剤層として変形し易いため、皮膚面から剥離したときの角質層剥離損傷が低減されるとともに再貼付性に優れ、さらには皮膚に対する追従性が高いため、皮膚への密着性も良好である。
以下、実施例等により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例等に限定されるものではない。
〔実施例1〕
架橋可能な官能基(カルボキシル基)を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)(アクリル酸2−エチルヘキシル/アクリル酸共重合体:75/25モル%,数平均分子量:500,000)100質量部と、(メタ)アクリル系オリゴマー(b)(アクリル酸2−エチルヘキシル/N−ビニル−2−ピロリドン共重合体:88/12モル%,数平均分子量:6000)300質量部と、架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマー(c)(アクリル酸2−エチルヘキシル/N−ビニル−2−ピロリドン共重合体:88/12モル%,数平均分子量:500,000)200質量部と、酢酸エチル900質量部とを混合した粘着成分(A)に対し、下記式[I]で示されるイソシアネート系架橋剤(B)(重量平均分子量:約1712)3.84質量部を添加混合し、粘着剤組成物を得た。
Figure 2006213603
得られた粘着剤組成物を、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ社製,ルミラー)上に、乾燥後の塗布量が50g/m(厚さ40μm)となるようにアプリケータによって塗布し、100℃で3分間乾燥させて粘着剤層を形成し、これを粘着シートとした。
〔実施例2〕
下記式[II]で示されるイソシアネート系架橋剤(B)(重量平均分子量:約2812)5.0質量部を使用する以外、実施例1と同様にして粘着剤組成物を調製し、当該粘着剤組成物を使用して実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
Figure 2006213603
〔比較例1〕
架橋可能な官能基(カルボキシル基)を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体(a)(アクリル酸2−エチルヘキシル/アクリル酸共重合体:75/25モル%,数平均分子量:500,000)400質量部と、酢酸エチル600質量部とを混合した粘着成分(A)に対し、下記式[III]で示されるイソシアネート系架橋剤(重量平均分子量:約656)1.5質量部を添加混合し、粘着剤組成物を得た。そして、得られた粘着剤組成物を使用して実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
Figure 2006213603
〔試験例1〕(保持力試験初期ずれ量測定)
実施例および比較例で得られた粘着シートを幅25mm×長さ105mmに裁断し、ステンレススチール(SUS)製の被着体の一端に、接着面積が幅25mm×長さ25mmとなるように貼付し、圧着ロール(2kg)を5往復させて圧着した。
圧着して15分後に、被着体に貼付した粘着シートをクリープテスターにセットし、40℃で15分間放置した。その後、粘着シートに対して1000gf(9.8N)の荷重をかけ、1秒後の粘着シートのずれ量(=保持力試験初期ずれ量)を測定した。結果を表1に示す。
〔試験例2〕(粘着力測定)
実施例および比較例で得られた粘着シートについて、JIS Z0237に準じて粘着力を測定した。結果を表1に示す。
〔試験例3〕(再貼付性の評価)
実施例および比較例で得られた粘着シートを幅20mm×長さ50mmの短冊状に裁断し、これを試験片とした。この試験片を、5名の被験者の上腕部内側の皮膚に貼付し、3時間経過後に剥して再度貼付した。その2回目の接着度合いを下記の評価基準に準じて評価した。結果を表1に示す。
(評価基準)
◎:初回と同様に接着している
○:初回ほどの接着力はないが、試験片が浮き剥がれなく接着している
△:接着しているが、試験片の四隅が浮き剥がれてしまう
×:全く接着しない
〔試験例4〕(皮膚刺激性の評価)
実施例および比較例で得られた粘着シートを幅20mm×長さ50mmの短冊状に裁断し、これを試験片とした。この試験片を、5名の被験者の上腕部内側の皮膚に貼付し、24時間経過後に剥した。試験片を貼付している最中および剥離した時の皮膚刺激を下記の評価基準に準じて感覚的に評価した。結果を表1に示す。
(評価基準)
◎:皮膚刺激は全くない
○:皮膚刺激はほとんどない
△:皮膚刺激は少々あるが、24時間の貼付は許容範囲である
×:明らかに皮膚刺激がある
Figure 2006213603
表1より、実施例で得られた粘着シートは、比較例で得られた粘着シートよりも保持力試験初期ずれ量が大きく、粘着剤層が変形し易いことが分る。また、実施例で得られた粘着シートは、比較例で得られた粘着シートよりも再貼付性に優れ、皮膚刺激もないことが分る。
本発明の皮膚貼付用粘着剤組成物および皮膚貼付用粘着シートは、医療用テープ、テーピング用テープ、絆創膏、貼付剤等に好ましく用いることができる。

Claims (7)

  1. 架橋可能な官能基を有する(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、(メタ)アクリル系オリゴマーとを含有する粘着成分に、分子中にイソシアネート基を2個以上有する長鎖のイソシアネート系架橋剤を添加してなる、皮膚貼付用粘着剤組成物。
  2. 前記(メタ)アクリル系オリゴマーは、ラクタム環を有するビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚貼付用粘着剤組成物。
  3. 前記粘着成分は、架橋可能な官能基を有しない(メタ)アクリル系ポリマーをさらに含有することを特徴とする請求項1または2に記載の皮膚貼付用粘着剤組成物。
  4. 前記(メタ)アクリル系ポリマーは、ラクタム環を有するビニルモノマーと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体であることを特徴とする請求項3に記載の皮膚貼付用粘着剤組成物。
  5. 前記イソシアネート系架橋剤の主鎖がポリアルキレングリコールであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚貼付用粘着剤組成物。
  6. 前記イソシアネート系架橋剤の重量平均分子量が1,500〜30,000であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚貼付用粘着剤組成物。
  7. 支持体と、前記支持体上に形成された、請求項1〜6のいずれかに記載の皮膚貼付用粘着剤組成物を架橋してなる粘着剤層とを備えたことを特徴とする皮膚貼付用粘着シート。
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