JP2003127905A - インストルメントパネルリインフォース取付構造 - Google Patents
インストルメントパネルリインフォース取付構造Info
- Publication number
- JP2003127905A JP2003127905A JP2001321368A JP2001321368A JP2003127905A JP 2003127905 A JP2003127905 A JP 2003127905A JP 2001321368 A JP2001321368 A JP 2001321368A JP 2001321368 A JP2001321368 A JP 2001321368A JP 2003127905 A JP2003127905 A JP 2003127905A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- brace
- horizontal pipe
- steering
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】テアリングの上下共振を高める吐同時に回転共
振を高め、車の高速化に対応した効率的なステアリング
の保持を可能にしたインストルメントパネルリインフォ
ース取付構造を提供する。 【解決手段】軸線を車幅方向に向けてインストルメント
パネル内を貫通して固設されている横設パイプ1とフロ
ア上との間に、前記横設パイプ1よりオフセットしたL
字形のブレース5を結合し、前記インストルメントパネ
ルの下方に配置されるエアコンディショナ3を前記横設
パイプ1、ブレース5と助手席側のブレース9に結合し
た。
振を高め、車の高速化に対応した効率的なステアリング
の保持を可能にしたインストルメントパネルリインフォ
ース取付構造を提供する。 【解決手段】軸線を車幅方向に向けてインストルメント
パネル内を貫通して固設されている横設パイプ1とフロ
ア上との間に、前記横設パイプ1よりオフセットしたL
字形のブレース5を結合し、前記インストルメントパネ
ルの下方に配置されるエアコンディショナ3を前記横設
パイプ1、ブレース5と助手席側のブレース9に結合し
た。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネルリインフォース取付構造に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来、軸線を車幅方向に向けてインスト
ルメントパネル内を貫通して固設されている横設パイプ
1にはフロア12上のトンネル7サイドとの間で真っ直
ぐな軸線のブレース5aが結合され、図略のインストル
メントパネルの下方にはエアコンディショナ3がダッシ
ュパネル11に取り付けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記横設パイプ1には
ステアリングサポートブラケットが固着されており、こ
のステアリングサポートブラケットにステアリングコラ
ムがサポートされいる。上記ブレース5aはステアリン
グの上下共振には有効であるが、役割的には横設パイプ
1の曲げ力に対する補強部材であり、ステアリングの上
下共振を高め、かつ回転方向の共振を高めて車の高速化
に対応した効率的なステアリングの保持にはやや不足な
点があった。 【0004】本発明の目的とするところは、ステアリン
グの上下共振を高めると同時に回転共振を高め、車の高
速化に対応した効率的なステアリングの保持を可能にし
たインストルメントパネルリインフォース取付構造を提
供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、軸線を車幅方向に向けてインストルメン
トパネル内を貫通して固設されている横設パイプとフロ
ア上との間に、前記横設パイプよりオフセットしたL字
形のブレースを結合し、前記インストルメントパネルの
下方に配置されるエアコンディショナを前記横設パイ
プ、ブレースと助手席側のブレースに結合したことを特
徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1は軸線を車幅方向
に向けて図略のインストルメントパネル内を貫通して固
設されている横設パイプである。この横設パイプ1には
図略のステアリングコラムをサポートするステアリング
サポートブラケット2が固着されている。 【0007】本発明は、前記横設パイプ1とフロア上と
の間とを結合するブレース5を横設パイプ1よりオフセ
ットしたL字形とし、ブレース5の上端を横設パイプ1
に溶接等で結合し、下端はフロア上に形成されているト
ンネル7のサイドに締め付け結合したものである。この
ブレース5にも前記ステアリングサポートブラケット2
がブラケット6を介して結合されている。 【0008】さらに加えて、インストルメントパネルの
下方に配置されるエアコンディショナ3を、その上方左
右は前記横設パイプ1にブラケット4を介して結合し、
下方右側は前記ブレース5にブラケット8を介して結合
し、左側は助手席ブレース9にブラケット10を介して
結合したものである。 【0009】本発明は上記の通り、横設パイプ1とフロ
ア上との間とを結合するブレース5を横設パイプ1より
オフセットしたL字形とし、ブレース5の上端を横設パ
イプ1に溶接等で結合し、下端はフロア上に形成されて
いるトンネル7のサイドに締め付け結合した構造である
から、ステアリングの上下共振Aを高めると同時に回転
共振Bを高める。 【0010】さらに、横設パイプ1にはエアコンディシ
ョナ3を結合して組み付けることにより、上下方向の共
振周波数が高められ、前記横設パイプ1よりオフセット
したL字形のブレース5とによる相乗作用によってステ
アリングの上下共振を高め、かつ回転方向の共振を高め
て車の高速化に対応した効率的なステアリングの保持が
得られるものである。 【0011】特に横設パイプ1よりオフセットしたL字
形のブレース5の取付構造は、回転方向Bの力を確実に
伝達することができ、横設パイプ1の板厚を下げること
ができ軽量化が図られる。 【0012】 【発明の効果】以上のように本発明によると、インスト
ルメントパネル内を貫通して固設されている横設パイプ
とフロア上との間に、前記横設パイプよりオフセットし
たL字形のブレースを結合し、前記インストルメントパ
ネルの下方に配置されるエアコンディショナを前記横設
パイプ、ブレースと助手席側のブレースに結合したイン
ストルメントパネルリインフォース取付構造により、ス
テアリングの上下共振を高め、かつ回転方向の共振を高
めて車の高速化に対応した効率的なステアリングの保持
が得られると共に横設パイプの軽量化が図られる利点が
ある。
ルメントパネルリインフォース取付構造に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来、軸線を車幅方向に向けてインスト
ルメントパネル内を貫通して固設されている横設パイプ
1にはフロア12上のトンネル7サイドとの間で真っ直
ぐな軸線のブレース5aが結合され、図略のインストル
メントパネルの下方にはエアコンディショナ3がダッシ
ュパネル11に取り付けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記横設パイプ1には
ステアリングサポートブラケットが固着されており、こ
のステアリングサポートブラケットにステアリングコラ
ムがサポートされいる。上記ブレース5aはステアリン
グの上下共振には有効であるが、役割的には横設パイプ
1の曲げ力に対する補強部材であり、ステアリングの上
下共振を高め、かつ回転方向の共振を高めて車の高速化
に対応した効率的なステアリングの保持にはやや不足な
点があった。 【0004】本発明の目的とするところは、ステアリン
グの上下共振を高めると同時に回転共振を高め、車の高
速化に対応した効率的なステアリングの保持を可能にし
たインストルメントパネルリインフォース取付構造を提
供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、軸線を車幅方向に向けてインストルメン
トパネル内を貫通して固設されている横設パイプとフロ
ア上との間に、前記横設パイプよりオフセットしたL字
形のブレースを結合し、前記インストルメントパネルの
下方に配置されるエアコンディショナを前記横設パイ
プ、ブレースと助手席側のブレースに結合したことを特
徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1は軸線を車幅方向
に向けて図略のインストルメントパネル内を貫通して固
設されている横設パイプである。この横設パイプ1には
図略のステアリングコラムをサポートするステアリング
サポートブラケット2が固着されている。 【0007】本発明は、前記横設パイプ1とフロア上と
の間とを結合するブレース5を横設パイプ1よりオフセ
ットしたL字形とし、ブレース5の上端を横設パイプ1
に溶接等で結合し、下端はフロア上に形成されているト
ンネル7のサイドに締め付け結合したものである。この
ブレース5にも前記ステアリングサポートブラケット2
がブラケット6を介して結合されている。 【0008】さらに加えて、インストルメントパネルの
下方に配置されるエアコンディショナ3を、その上方左
右は前記横設パイプ1にブラケット4を介して結合し、
下方右側は前記ブレース5にブラケット8を介して結合
し、左側は助手席ブレース9にブラケット10を介して
結合したものである。 【0009】本発明は上記の通り、横設パイプ1とフロ
ア上との間とを結合するブレース5を横設パイプ1より
オフセットしたL字形とし、ブレース5の上端を横設パ
イプ1に溶接等で結合し、下端はフロア上に形成されて
いるトンネル7のサイドに締め付け結合した構造である
から、ステアリングの上下共振Aを高めると同時に回転
共振Bを高める。 【0010】さらに、横設パイプ1にはエアコンディシ
ョナ3を結合して組み付けることにより、上下方向の共
振周波数が高められ、前記横設パイプ1よりオフセット
したL字形のブレース5とによる相乗作用によってステ
アリングの上下共振を高め、かつ回転方向の共振を高め
て車の高速化に対応した効率的なステアリングの保持が
得られるものである。 【0011】特に横設パイプ1よりオフセットしたL字
形のブレース5の取付構造は、回転方向Bの力を確実に
伝達することができ、横設パイプ1の板厚を下げること
ができ軽量化が図られる。 【0012】 【発明の効果】以上のように本発明によると、インスト
ルメントパネル内を貫通して固設されている横設パイプ
とフロア上との間に、前記横設パイプよりオフセットし
たL字形のブレースを結合し、前記インストルメントパ
ネルの下方に配置されるエアコンディショナを前記横設
パイプ、ブレースと助手席側のブレースに結合したイン
ストルメントパネルリインフォース取付構造により、ス
テアリングの上下共振を高め、かつ回転方向の共振を高
めて車の高速化に対応した効率的なステアリングの保持
が得られると共に横設パイプの軽量化が図られる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部斜視図
【図2】従来の要部側断面図
【符号の説明】
1 横設パイプ
2 ステアリングサポートブラケット
3 エアコンディショナ
4 ブラケット
5 ブレース
6 ブラケット
7 トンネル
8 ブラケット
9 助手席側のブレース
10 ブラケット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】軸線を車幅方向に向けてインストルメント
パネル内を貫通して固設されている横設パイプとフロア
との間に、前記横設パイプよりオフセットしたL字形の
ブレースを結合し、前記インストルメントパネルの下方
に配置されるエアコンディショナを前記横設パイプ、ブ
レースと助手席側のブレースに結合したことを特徴とす
るインストルメントパネルリインフォース取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001321368A JP2003127905A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | インストルメントパネルリインフォース取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001321368A JP2003127905A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | インストルメントパネルリインフォース取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003127905A true JP2003127905A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19138591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001321368A Pending JP2003127905A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | インストルメントパネルリインフォース取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003127905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014065089A1 (ja) | 2012-10-26 | 2014-05-01 | フタバ産業株式会社 | ステアリングコラムの支持構造用のブラケット、及びステアリングコラムの支持構造 |
-
2001
- 2001-10-19 JP JP2001321368A patent/JP2003127905A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014065089A1 (ja) | 2012-10-26 | 2014-05-01 | フタバ産業株式会社 | ステアリングコラムの支持構造用のブラケット、及びステアリングコラムの支持構造 |
US9440670B2 (en) | 2012-10-26 | 2016-09-13 | Futaba Industrial Co., Ltd. | Bracket for support structure for steering column, and support structure for steering column |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040712 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070406 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070417 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070814 |