JPH0114071B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114071B2 JPH0114071B2 JP59138581A JP13858184A JPH0114071B2 JP H0114071 B2 JPH0114071 B2 JP H0114071B2 JP 59138581 A JP59138581 A JP 59138581A JP 13858184 A JP13858184 A JP 13858184A JP H0114071 B2 JPH0114071 B2 JP H0114071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper panel
- cowl
- panel
- dash upper
- window glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/081—Cowls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、自動車のカウル部構造に関するも
のである。
のである。
通常、自動車の車体においては、車体構成部品
でもつて閉断面を形成して該車体の強度・剛性を
確保するという構造が採用されている。例えば、
自動車のカウル部では、少なくとも断面略逆Ｌ字
形状のダツシユアツパーパネルとカウルパネルと
でもつて車幅方向に伸びる箱型の断面を形成して
おり、その１例として、従来、実開昭56−108974
号公報に示されるものがある。
でもつて閉断面を形成して該車体の強度・剛性を
確保するという構造が採用されている。例えば、
自動車のカウル部では、少なくとも断面略逆Ｌ字
形状のダツシユアツパーパネルとカウルパネルと
でもつて車幅方向に伸びる箱型の断面を形成して
おり、その１例として、従来、実開昭56−108974
号公報に示されるものがある。
ところでこの自動車のカウル部では、該カウル
部にブラケツトを介してステアリングが支承され
ており、高速走行時の走行振動やアイドル時のエ
ンジン振動等に起因してステアリングハンドルが
振動する、いわゆるステアリング振動が発生する
ことから、これを抑制するために特に高い剛性が
要求される。
部にブラケツトを介してステアリングが支承され
ており、高速走行時の走行振動やアイドル時のエ
ンジン振動等に起因してステアリングハンドルが
振動する、いわゆるステアリング振動が発生する
ことから、これを抑制するために特に高い剛性が
要求される。
しかしながら上記従来公報記載のカウル部構造
では、十分な剛性が得られず、ステアリング振動
を十分に抑制できないという問題があつた。
では、十分な剛性が得られず、ステアリング振動
を十分に抑制できないという問題があつた。
この発明は、かかる問題点に鑑み、十分な剛性
を確保できる自動車のカウル部構造を提供せんと
するものである。
を確保できる自動車のカウル部構造を提供せんと
するものである。
そして本件発明者は、上記従来公報記載の構造
における剛性不足の原因について鋭意研究した結
果、ダツシユアツパーパネルの中央折れ曲がり部
の形状をうまく工夫すればよいことを見い出し
た。即ち、上記従来公報記載の構造では、カウル
パネル（カウルアウタ）とダツシユアツパーパネ
ル（カウルインナ）とからなるフロントカウルに
おいて、ダツシユアツパーパネルのウインドガラ
ス支持部をウインドガラスの湾曲形状に応じて湾
曲させ、又ダツシユアツパーパネルの中央折れ曲
がり部も上記ウインドガラス支持部の形状に応じ
て湾曲させており、そのため十分大きな箱型の断
面を確保できず、これが剛性不足の原因になつて
いたものである。
における剛性不足の原因について鋭意研究した結
果、ダツシユアツパーパネルの中央折れ曲がり部
の形状をうまく工夫すればよいことを見い出し
た。即ち、上記従来公報記載の構造では、カウル
パネル（カウルアウタ）とダツシユアツパーパネ
ル（カウルインナ）とからなるフロントカウルに
おいて、ダツシユアツパーパネルのウインドガラ
ス支持部をウインドガラスの湾曲形状に応じて湾
曲させ、又ダツシユアツパーパネルの中央折れ曲
がり部も上記ウインドガラス支持部の形状に応じ
て湾曲させており、そのため十分大きな箱型の断
面を確保できず、これが剛性不足の原因になつて
いたものである。
これに対し、ダツシユアツパーパネルの中央折
れ曲がり部の形状を、ウインドガラス支持部の形
状に関係なく、直線状に形成すれば、大きな箱型
の断面を確保して剛性アツプを実現でき、ステア
リング振動を軽減できるものと考えられる。
れ曲がり部の形状を、ウインドガラス支持部の形
状に関係なく、直線状に形成すれば、大きな箱型
の断面を確保して剛性アツプを実現でき、ステア
リング振動を軽減できるものと考えられる。
そこでこの発明は、少なくともダツシユアツパ
ーパネルとカウルパネルとでもつて箱型の閉断面
を形成してなるカウル部構造において、ダツシユ
アツパーパネルのウインドガラス支持部をその中
央部が車体前方側に突出するように湾曲させる一
方、ダツシユアツパーパネルの中央折れ曲がり部
を、ウインドガラス支持部の中央部より後方の位
置で車幅方向に直線状に形成するようにしたもの
で、これにより大きな箱型の断面を確保するよう
にしたものである。
ーパネルとカウルパネルとでもつて箱型の閉断面
を形成してなるカウル部構造において、ダツシユ
アツパーパネルのウインドガラス支持部をその中
央部が車体前方側に突出するように湾曲させる一
方、ダツシユアツパーパネルの中央折れ曲がり部
を、ウインドガラス支持部の中央部より後方の位
置で車幅方向に直線状に形成するようにしたもの
で、これにより大きな箱型の断面を確保するよう
にしたものである。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第１図ないし第６図は本発明の一実施例による
自動車のカウル部構造を示し、本カウル部構造で
は、ダツシユアツパーパネル１は垂直壁部１ａと
水平壁部１ｂとからなる略逆Ｌ字形状を有し、該
ダツシユアツパーパネル１の垂直壁部１ａの上端
部にはカウルパネル２の後端部が固着されてい
る。このカウルパネル２の前端部はカウルフロン
トパネル３の上端部に載置され、該カウルフロン
トパネル３の下端部は上記ダツシユアツパーパネ
ル１の水平壁部１ｂの前端部に固着されており、
このようにダツシユアツパーパネル１、カウルパ
ネル２及びカウルフロントパネル３が相互に固着
されて車幅方向に伸びている箱型の断面４が形成
されている。
自動車のカウル部構造を示し、本カウル部構造で
は、ダツシユアツパーパネル１は垂直壁部１ａと
水平壁部１ｂとからなる略逆Ｌ字形状を有し、該
ダツシユアツパーパネル１の垂直壁部１ａの上端
部にはカウルパネル２の後端部が固着されてい
る。このカウルパネル２の前端部はカウルフロン
トパネル３の上端部に載置され、該カウルフロン
トパネル３の下端部は上記ダツシユアツパーパネ
ル１の水平壁部１ｂの前端部に固着されており、
このようにダツシユアツパーパネル１、カウルパ
ネル２及びカウルフロントパネル３が相互に固着
されて車幅方向に伸びている箱型の断面４が形成
されている。
そして上記ダツシユアツパーパネル１の垂直壁
部１ａの上端部とカウルパネル２の後端部との固
着部分にはウインドガラスが支持されるウインド
ガラス支持部５が形成され、該ウインドガラス支
持部５はその中央部が車体前方側に突出するよう
にウインドガラスの湾曲形状に沿つて湾曲されて
いる。またダツシユアツパーパネル１の垂直壁部
１ａの上端部にはウインドガラスの支持剛性を高
めるための補強部材６が車幅方向に固着されてい
る。
部１ａの上端部とカウルパネル２の後端部との固
着部分にはウインドガラスが支持されるウインド
ガラス支持部５が形成され、該ウインドガラス支
持部５はその中央部が車体前方側に突出するよう
にウインドガラスの湾曲形状に沿つて湾曲されて
いる。またダツシユアツパーパネル１の垂直壁部
１ａの上端部にはウインドガラスの支持剛性を高
めるための補強部材６が車幅方向に固着されてい
る。
また上記ダツシユアツパーパネル１にはステア
リングを支承するステアリングブラケツト７が固
着されるとともに、インストルメントパネル固定
用のブラケツト８が固着されている。上記ダツシ
ユアツパーパネル１には上記ウインドガラス支持
部５から下方に連続して伸びていて前方に折れ曲
がる折れ曲がり部９が形成され、該折れ曲がり部
９は上記ウインドガラス支持部５の中央部より後
方の位置で車幅方向に直線状に形成されている。
さらに上記ダツシユアツパーパネル１の水平壁部
１ｂには外気導入口１０が形成され、又上記ダツ
シユアツパーパネル１とカウルフロントパネル３
との間には適当な箇所にガゼツト等の補強部材１
１が配設されている。
リングを支承するステアリングブラケツト７が固
着されるとともに、インストルメントパネル固定
用のブラケツト８が固着されている。上記ダツシ
ユアツパーパネル１には上記ウインドガラス支持
部５から下方に連続して伸びていて前方に折れ曲
がる折れ曲がり部９が形成され、該折れ曲がり部
９は上記ウインドガラス支持部５の中央部より後
方の位置で車幅方向に直線状に形成されている。
さらに上記ダツシユアツパーパネル１の水平壁部
１ｂには外気導入口１０が形成され、又上記ダツ
シユアツパーパネル１とカウルフロントパネル３
との間には適当な箇所にガゼツト等の補強部材１
１が配設されている。
次に作用効果について説明する。
本構造においては、ダツシユアツパーパネル１
の中央折れ曲がり部９をウインドガラス支持部５
の中央部より後方の位置で車幅方向に直線状に形
成しており、従つて本構造では上記従来公報記載
の構造に比して大きな箱型の断面を得ることがで
き、剛性アツプを図つてステアリング振動を大幅
に軽減できる。
の中央折れ曲がり部９をウインドガラス支持部５
の中央部より後方の位置で車幅方向に直線状に形
成しており、従つて本構造では上記従来公報記載
の構造に比して大きな箱型の断面を得ることがで
き、剛性アツプを図つてステアリング振動を大幅
に軽減できる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形・変更が可能であり、例えば上
記実施例ではダツシユアツパーパネル、カウルパ
ネル及びパウルフロントパネルでもつて箱型の断
面を構成したが、本発明は少なくともダツシユア
ツパーパネルとカウルパネルとでもつて閉断面を
構成すればよいものである。
なく、種々の変形・変更が可能であり、例えば上
記実施例ではダツシユアツパーパネル、カウルパ
ネル及びパウルフロントパネルでもつて箱型の断
面を構成したが、本発明は少なくともダツシユア
ツパーパネルとカウルパネルとでもつて閉断面を
構成すればよいものである。
以上のように本発明によれば、少なくともダツ
シユアツパーパネルとカウルパネルとでもつて箱
型の断面を形成してなる自動車のカウル部構造に
おいて、ダツシユアツパーパネルのウインドガラ
ス支持部をその中央部が車体前方側に突出するよ
うに湾曲させる一方、ダツシユアツパーパネルの
中央折れ曲がり部を、ウインドガラス支持部の中
央部より後方の位置で車幅方向に直線状に形成す
るようにしたので、大きな箱型の断面を確保でき
ることから、剛性アツプを図つてステアリング振
動を大幅に軽減できる効果がある。
シユアツパーパネルとカウルパネルとでもつて箱
型の断面を形成してなる自動車のカウル部構造に
おいて、ダツシユアツパーパネルのウインドガラ
ス支持部をその中央部が車体前方側に突出するよ
うに湾曲させる一方、ダツシユアツパーパネルの
中央折れ曲がり部を、ウインドガラス支持部の中
央部より後方の位置で車幅方向に直線状に形成す
るようにしたので、大きな箱型の断面を確保でき
ることから、剛性アツプを図つてステアリング振
動を大幅に軽減できる効果がある。
第１図は本発明の一実施例による自動車のカウ
ル部構造の平面図、第２図、第３図、第４図、第
５図及び第６図は各々第１図の−線、−
線、−線、−線及び−線の各断面図
である。 １……ダツシユアツパーパネル、２……カウル
パネル、４……箱型の断面、５……ウインドガラ
ス支持部、７……ステアリングブラケツト、９…
…折れ曲がり部。
ル部構造の平面図、第２図、第３図、第４図、第
５図及び第６図は各々第１図の−線、−
線、−線、−線及び−線の各断面図
である。 １……ダツシユアツパーパネル、２……カウル
パネル、４……箱型の断面、５……ウインドガラ
ス支持部、７……ステアリングブラケツト、９…
…折れ曲がり部。
Claims (1)
- １ 少なくともダツシユアツパーパネルとカウル
パネルとで車幅方向に伸びている箱型の断面を形
成してなる自動車のカウル部構造であつて、上記
ダツシユアツパーパネルにはステアリングを支持
するブラケツトが取付けられ、上記ダツシユアツ
パーパネルの上端部にはウインドガラスの支持部
が形成され、該ウインドガラス支持部はその中央
部が車体前方側に突出するようウインドガラスに
沿つて湾曲され、上記ダツシユアツパーパネルに
は上記ウインドガラス支持部から下方に連続して
伸びていて前方に折れ曲がる折れ曲がり部が形成
され、該折れ曲がり部は上記ウインドガラス支持
部の中央部より後方の位置で車幅方向に直線状に
形成されていることを特徴とする自動車のカウル
部構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59138581A JPS6118574A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 自動車のカウル部構造 |
| KR1019850004513A KR890003078B1 (ko) | 1984-07-04 | 1985-06-25 | 자동차의 카울부구조 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59138581A JPS6118574A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 自動車のカウル部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6118574A JPS6118574A (ja) | 1986-01-27 |
| JPH0114071B2 true JPH0114071B2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=15225460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59138581A Granted JPS6118574A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 自動車のカウル部構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118574A (ja) |
| KR (1) | KR890003078B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0611890Y2 (ja) * | 1987-05-08 | 1994-03-30 | スズキ株式会社 | 自動車のカウル部構造 |
| US4858987A (en) * | 1988-05-09 | 1989-08-22 | Chrysler Motors Corporation | Vehicle structure including a bracket structure assembly for mounting a loose upper deck panel onto a vehicle body |
| US4850639A (en) * | 1988-05-09 | 1989-07-25 | Chrysler Motors Corporation | Vehicle structure including a bracket structure assembly for mounting a lease upper deck panel onto a vehicle body |
| US4861098A (en) * | 1988-05-09 | 1989-08-29 | Chrysler Motors Corporation | Vehicle structure including a bracket structure assembly for mounting a loose upper deck panel onto a vehicle body |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP59138581A patent/JPS6118574A/ja active Granted
-
1985
- 1985-06-25 KR KR1019850004513A patent/KR890003078B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR890003078B1 (ko) | 1989-08-21 |
| JPS6118574A (ja) | 1986-01-27 |
| KR860000988A (ko) | 1986-02-22 |
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