JP2003126478A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP2003126478A
JP2003126478A JP2001329098A JP2001329098A JP2003126478A JP 2003126478 A JP2003126478 A JP 2003126478A JP 2001329098 A JP2001329098 A JP 2001329098A JP 2001329098 A JP2001329098 A JP 2001329098A JP 2003126478 A JP2003126478 A JP 2003126478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
door
pachinko machine
arm member
cam member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001329098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
洋 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2001329098A priority Critical patent/JP2003126478A/ja
Publication of JP2003126478A publication Critical patent/JP2003126478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正行為を確実に発見することのできるパチ
ンコ機を提供すること。 【解決手段】 枠体2に扉3を開閉可能に蝶着したパチ
ンコ機であって、前記扉3と共に回動可能に取り付けら
れた第1歯車11と、前記第1歯車11と歯合すると共
に、回動自在に前記枠体に支承された第2歯車12と、
前記第1歯車11の軸心に回動可能に支承されたアーム
部材14と、前記アーム部材14に移動可能に支持され
ると共に、前記第2歯車12と係合、離脱可能に支持さ
れたカム部材15と、前記第1歯車11の近傍に配設さ
れ、前記アーム部材14の回動範囲を規制する規制部材
16と、前記カム部材15の動作を固定する固定部材2
5とから構成されたので、扉3を小さく開いて不正行為
を行っても、そのまま閉じることが出来ないので不正行
為を確実に発見することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の扉を
開くことによる不正行為を確実に発見することのできる
パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機1は、図1に示すよ
うに外枠2の一側に額縁状に窓部を有する扉3が開閉可
能に蝶着されている。また、窓部には、金枠4が装着さ
れ、金枠4の上半側にガラスを装着したガラス枠5が蝶
着されている。金枠4の下半側には、遊技球を貯留する
上皿6を有する上皿セット7が開閉可能に蝶着され、扉
3の下方部分に遊技球を打ち出す操作ハンドル8と、上
皿6から溢れた遊技球を貯留する下皿9等を備えた下皿
セット10が設けられている。このようなパチンコ機に
おいて、扉3が不正に開放されるのを防止するために、
扉3に扉開放スイッチを設け、扉開放スイッチからの信
号を検知して不正開放を知る方法や、扉3の近傍に光セ
ンサを配設し、光センサからの不正検出信号を検知する
方法、或るいは指紋を予め登録しておき、指紋登録した
者のみが扉を開放できるようにしたもの等が存在した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこれら
パチンコ機において、扉開放スイッチや光センサを設け
る方法においても、扉をほんの少し開いて不正を行った
場合等には依然として不正行為を発見することが困難で
あった。また、指紋登録した者のみが扉を開放できる装
置では、装置自体が高価になるという欠点が存在した。
【0004】本発明は上記実情に鑑み提案されたもの
で、扉を一旦少しでも開けると全開した後でないと再度
閉めることができず、不正行為を容易に発見することの
できるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、枠体に扉を開閉可能に蝶
着したパチンコ機であって、前記扉と共に回動可能に取
り付けられた第1歯車と、前記第1歯車と歯合すると共
に、回動自在に前記枠体に支承された第2歯車と、前記
第1歯車の軸心に回動可能に支承されたアーム部材と、
前記アーム部材に移動可能に支持されると共に、前記第
2歯車と係合、離脱可能に支持されたカム部材と、前記
第1歯車の近傍に配設され、前記アーム部材の回動範囲
を規制する規制部材と、前記カム部材の動作を固定する
固定部材とから構成されたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記請求
項1に記載の構成に更に限定を加えて、前記第1歯車の
軸心と、前記アーム部材の軸心と、前記扉の回動中心が
一致することを特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は請求項1ま
たは2に記載の構成に限定を加えて、前記カム部材は、
固定部材により前記扉が所定角度以上開いた際に固定さ
れることを特徴としている。
【0008】また、請求項4に記載の発明は請求項1〜
3の何れか1に記載の構成に限定を加えて、前記アーム
部材及びカム部材は、前記扉が開成する際に、所定角度
まで追随して回動し、その角度から閉成することを阻止
することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、パチンコ機
の概略を示す斜視図、図2は、本発明に係るパチンコ機
の扉開閉機構の一実施例を示す要部平面図である。ここ
で、パチンコ機の扉開閉機構10は、前記扉3と共に回
動可能に取り付けられた第1歯車11と、前記第1歯車
11と歯合すると共に、回動自在に前記枠体2に支承さ
れた第2歯車12と、前記第1歯車11の軸心13に回
動可能に支承されたアーム部材14と、前記アーム部材
14に移動可能に支持されると共に、前記第2歯車12
と係合、離脱可能に支持されたカム部材15と、前記第
1歯車11の近傍に配設され、前記アーム部材14の回
動範囲を規制する規制部材16と、前記カム部材15の
動作を固定する固定部材25とから構成されている。
【0010】第1歯車11は、扉3の回動軸と同軸状に
取り付けられており、扉3と共に回動する。また、第2
歯車12は、枠体2に回動自在に支承されると共に、前
記第1歯車11と歯合している。したがって、第1歯車
11と反対方向に回転する。
【0011】アーム部材14は、第1歯車11の軸心1
3に回動可能に支承されており、先端にカム部材15が
旋回及び移動可能に取り付けられている。また、カム部
材15は、アーム部材14に形成された長穴18内に軸
19を介して遊嵌されている。更に、カム部材15は、
バネ17で先端15aが第2歯車12と係合するように
付勢されている。
【0012】規制部材16は、軸心13と同心円状に形
成されており、開口部16aの範囲で、アーム部材14
を規制する。
【0013】図5は、本発明のパチンコ機の扉開閉機構
の固定部材25を示す説明図、図6は、本発明の固定部
材25を示す要部断面図である。ここで、アーム部材1
4に軸19で支承されたカム部材15は、ストッパ台2
0及びストッパ22等から構成された固定部材25と係
合可能に配設されている。ストッパ22は、ストッパ台
20に穿設された凹部20a内に装着され、バネ21で
突出方向に付勢されている。したがって、カム部材15
が旋回してストッパ22の位置に移動すると係合され
て、その状態で保持される。
【0014】図7は、本発明の固定部材の動作を示す説
明する平面図、図8は、本発明の固定部材の動作を示す
説明する要部断面図である。カム部材15は、軸23で
ストッパ台20に回動可能に支承されており、カム部材
15の回動範囲にストッパ22が配設されている。
【0015】次に、以上のように構成された本発明に係
るパチンコ機の扉開閉機構10の動作について説明す
る。先ず、図2に示す扉3を完全に閉じた状態から、矢
印A方向へ開くと、第1歯車第1歯車は、矢印B方向へ
回動し、これと歯合した第2歯車12は矢印C方向へ回
動する。第2歯車12が矢印C方向へ回動すると、カム
部材15は、これと係合しないので扉3を開く動作の支
障となることがない。
【0016】図3は、扉3を少し開いた状態から、すぐ
に閉じようとした場合を説明するものである。この状態
から、扉3を矢印D方向へ押すと第1歯車11が矢印E
方向へ回動する。第1歯車11が矢印E方向へ回動する
と、これと歯合した第2歯車12は、矢印F方向へ回動
する。第2歯車12が、矢印F方向へ回動すると、これ
と当接しているカム部材15は、係合して第2歯車12
の回動を阻止する。同時に、規制部材16の端部16b
がアーム部材14を第2歯車12方向へ押圧するので、
第2歯車12とカム部材15の係合が確実となる。した
がって、この状態から、扉3を閉じることができない。
【0017】図7は、本発明の固定部材の動作を示す説
明する平面図、図8は、本発明の固定部材の動作を示す
説明する要部断面図である。ここで、扉を少し開いた状
態から、すぐに閉じようとした場合の第2歯車12と固
定部材25との関係を説明する。第2歯車12とカム部
材15とは、係合しており第2歯車12の回動が固定部
材25により阻止されている。したがって、第2歯車1
2の回動が阻止され、扉3は閉じることができない。
【0018】図4は、本発明のパチンコ機の扉開閉機構
10の全開状態を示す説明図である。扉3が全開した状
態で、アーム部材14は、規制部材16の一方の端部1
6cによって、図中で時計方向に回動され、第2歯車1
2と離間させられる。また、アーム部材14が時計方向
に回転させられると、図9,10に示すようにカム部材
15が軸23を中心に回動され、ストッパ22で係合さ
れる。ストッパ22によってカム部材15が係合され
る、カム部材15は第2歯車12から後退した位置に保
持されて、閉じようとする扉3の邪魔となることがな
い。したがって、一旦開いた扉3は、小さく開いた状態
から閉じることができないが、大きく開いた状態から閉
じることができる。
【0019】尚、以上の実施の形態では、パチンコ機の
扉開閉機構10を扉3に取り付けた例について説明した
が、ガラス扉等であっても同様に適用することができ
る。
【0020】
【発明の効果】この発明は上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0021】請求項1に記載の発明では、枠体に扉を開
閉可能に蝶着したパチンコ機であって、前記扉と共に回
動可能に取り付けられた第1歯車と、前記第1歯車と歯
合すると共に、回動自在に前記枠体に支承された第2歯
車と、前記第1歯車の軸心に回動可能に支承されたアー
ム部材と、前記アーム部材に移動可能に支持されると共
に、前記第2歯車と係合、離脱可能に支持されたカム部
材と、前記第1歯車の近傍に配設され、前記アーム部材
の回動範囲を規制する規制部材と、前記カム部材の動作
を固定する固定部材とから構成したので、小さく扉を開
けてもそのまま閉じることができないので、不正行為を
確実に発見することができる。
【0022】また、請求項2に記載の発明において、前
記前記請求項1に記載の構成に更に限定を加えて、前記
第1歯車の軸心と、前記アーム部材の軸心と、前記扉の
回動中心が一致するので、所定角度までアーム部材及び
カム部材が第2歯車に追従して動き、この状態から扉を
閉じることができない。
【0023】また、請求項3に記載の発明において、前
記前記カム部材は、固定部材により前記扉が所定角度以
上開いた際に固定されるので、扉を大きく開いた後であ
れば扉を閉じることができる。
【0024】また、請求項4に記載の発明において、前
記前記アーム部材及びカム部材は、前記扉が開成する際
に、所定角度まで追随して回動し、その角度から閉成す
ることを阻止するので、扉を小さく開いて不正行為を行
っても確実に発見することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、パチンコ機の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は、本発明に係るパチンコ機の扉開閉機構
の一実施例を示す要部平面図である。
【図3】図3は、同パチンコ機の扉開閉機構の閉成状態
を示す説明図である。
【図4】図4は、同パチンコ機の扉開閉機構の全開状態
を示す説明図である。
【図5】図5は、同パチンコ機の扉開閉機構の固定部材
を示す説明図である。
【図6】図6は、同固定部材を示す要部断面図である。
【図7】図7は、同固定部材の動作を示す説明する平面
図である。
【図8】図8は、同固定部材の動作を示す説明する要部
断面図である。
【図9】図9は、同固定部材の動作を示す説明する平面
図である。
【図10】図10は、同固定部材の動作を示す説明する
要部断面図である。
【符号の説明】
2 外枠 3 扉 10 パチンコ機の扉開閉機構 11 第1歯車 12 第2歯車 13 軸心 14 アーム部材 15 カム部材 16 規制部材 16a 開口部 16b 端部 16c 端部 17 バネ 18 長穴 19 軸 20 ストッパ台 21 バネ 22 ストッパ 23 軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に扉を開閉可能に蝶着したパチンコ
    機であって、前記扉と共に回動可能に取り付けられた第
    1歯車と、前記第1歯車と歯合すると共に、回動自在に
    前記枠体に支承された第2歯車と、前記第1歯車の軸心
    に回動可能に支承されたアーム部材と、前記アーム部材
    に移動可能に支持されると共に、前記第2歯車と係合、
    離脱可能に支持されたカム部材と、前記第1歯車の近傍
    に配設され、前記アーム部材の回動範囲を規制する規制
    部材と、前記カム部材の動作を固定する固定部材とから
    構成されたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記第1歯車の軸心と、前記アーム部材
    の軸心と、前記扉の回動中心が一致することを特徴とす
    る請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記カム部材は、固定部材により前記扉
    が所定角度以上開いた際に固定されることを特徴とする
    請求項1または2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記アーム部材及びカム部材は、前記扉
    が開成する際に、所定角度まで追随して回動し、その角
    度から閉成することを阻止することを特徴とする請求項
    1〜3の何れか1に記載のパチンコ機。
JP2001329098A 2001-10-26 2001-10-26 パチンコ機 Pending JP2003126478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329098A JP2003126478A (ja) 2001-10-26 2001-10-26 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329098A JP2003126478A (ja) 2001-10-26 2001-10-26 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003126478A true JP2003126478A (ja) 2003-05-07

Family

ID=19145053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001329098A Pending JP2003126478A (ja) 2001-10-26 2001-10-26 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003126478A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007105525A (ja) * 2007-01-29 2007-04-26 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008062106A (ja) * 2007-11-29 2008-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008062107A (ja) * 2007-11-29 2008-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008062108A (ja) * 2007-11-29 2008-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008093463A (ja) * 2007-11-29 2008-04-24 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007105525A (ja) * 2007-01-29 2007-04-26 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP4623017B2 (ja) * 2007-01-29 2011-02-02 株式会社三洋物産 遊技機
JP2008062106A (ja) * 2007-11-29 2008-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008062107A (ja) * 2007-11-29 2008-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008062108A (ja) * 2007-11-29 2008-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008093463A (ja) * 2007-11-29 2008-04-24 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP4605211B2 (ja) * 2007-11-29 2011-01-05 株式会社三洋物産 遊技機
JP4623085B2 (ja) * 2007-11-29 2011-02-02 株式会社三洋物産 遊技機
JP4623084B2 (ja) * 2007-11-29 2011-02-02 株式会社三洋物産 遊技機
JP4623086B2 (ja) * 2007-11-29 2011-02-02 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003126478A (ja) パチンコ機
JP2003210812A (ja) 遊技機
JP3946788B2 (ja) 遊技機の鍵穴構造
JP4315411B2 (ja) 遊技機における開閉体のヒンジ構造
JP2690281B2 (ja) 天井点検口
JP5313300B2 (ja) 筐体のせり出し回転型ヒンジ装置
JP3818843B2 (ja) 門扉及び門扉錠
JP2003286787A (ja) 扉の緩衝装置
JP3068672U (ja) 遊技機内枠の開錠防止機構及び開錠防止カバ―
JPH094315A (ja) ばね式ドアクローザとそれを使用したドアヒンジ装置
JP4086944B2 (ja) 自動販売機の中扉ロック装置
JPH01156790A (ja) 電子機器
JP3523436B2 (ja) 施錠装置
JPH0579982U (ja) 小型電子機器の蓋開閉機構
JP2668342B2 (ja) 扉停止保持装置
JP2020082742A (ja) 回転式ホルダ装置
JP2001137500A (ja) パチンコ機の本体枠
JP2003088657A (ja) 遊技機
JPH08287764A (ja) 暗証符号入力盤の蓋
JP2000105544A (ja) 表示装置開閉機構
JPH09165947A (ja) 錠前用防水キャップ装置
JPH08191420A (ja) ディスプレイ保持構造
JP2600765B2 (ja) テープカセット装着装置
JP4323514B2 (ja) 遊技機の鍵穴構造
JP3559941B2 (ja) 引戸の施錠装置