JP2003125700A - 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 - Google Patents

加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材

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JP2003125700A
JP2003125700A JP2001327248A JP2001327248A JP2003125700A JP 2003125700 A JP2003125700 A JP 2003125700A JP 2001327248 A JP2001327248 A JP 2001327248A JP 2001327248 A JP2001327248 A JP 2001327248A JP 2003125700 A JP2003125700 A JP 2003125700A
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Taketoshi Abe
武敏 阿部
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MARUHACHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サラダ用等の加工野菜、およびその加工野菜
を使って即席にサラダとして食することを可能にする食
材を提供する。 【解決手段】 複数種の野菜、根菜類の中から選択した
複数種を微塵切りにして混ぜ合わせた生食野菜類ミック
ス体1の100wt%に対し、増粘剤としての機能を有
する食品添加剤の適量が加えられた調味液約50wt%
を混入してなることを特徴とする加工野菜である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、サラダ用等の各種料理に供
することができる加工野菜、およびその加工野菜を使っ
て即席にサラダとして食することを可能にする食材に関
するものであり、特にパック詰めした加工食品としての
提供に際しても、生食可能な複数種の野菜や根菜類、あ
るいはそれらに調理済みの食用種子類を適量混入してな
る加工野菜類が、短期間の中に鮮度の低下を来したり、
あるいは、均質な混在状態が失われて商品価値を落とし
てしまうことがないようにすると共に、それら加工野菜
を何時でも即席に野菜サラダ風の食材として調理、摂取
することができるようにした新規な加工野菜、およびそ
れを使った即席サラダ用食材を提供しようとするもので
ある。
【0002】
【従来技術】景気の停滞という厳しい時代に直面し、雇
用条件や社会保障等の面で大きな不安を抱えているとは
いえ、それまでに築き上げた経済発展のお蔭で、我が国
における昨今の生活環境は極めて高い水準に達してい
て、衣食住という物質面だけに限れば、その質、量とも
他国が羨む程の充実振りを示しており、したがって、今
後の我が国には、それらを享受するに足るだけの経済的
裏付けと、有り余る物資の中から真に生活に利するもの
を正しく選択、採用する上で必要な見識とが如何に構築
されていくようにできるかが問われていると言える。
【0003】一つ、食文化の面を取り上げてみるなら
ば、既に全国津々浦々、24時間何処に居てでも、地域
の別け隔てなく殆ど共通した食材を手にして食を満たす
ことが可能になっていて、人々は、それら満ち足りた食
材の中から、そのときの趣向や単価を基に、希望する食
材を手にして食味することができる、言わば国民総飽食
世代へと推移してしまっていると言え、そうした食料調
達環境面は既に整備されてしまったことから、その点で
は確かに食生活は満たされていると言っても何等過言で
はないものの、反面、その利便性の故に食生活が個々人
の趣向、判断によって自由になり過ぎる結果、最近では
栄養学的見地や医学面からその弊害も指摘されるように
なり、多くの人々は、それらの事実を知らせる各種情報
源からの警鐘に過剰とまでの過敏に反応してしまう傾向
があることから、今のところ旧態然として提供され続け
ている多量で多種多様な食材の中にあって、単に目新し
さだけで消費者に受け入れらてきているようなものが終
焉を迎える時期はそう遠くはなく、今後、生産者側は、
消費者が手にした豊富な知識に基づく厳しい査定を掻い
潜り、栄養学的にも医学的にも十分に信用の勝ち得られ
る食材だけが生き残れるものと予想しなければならない
であろう。
【0004】食品に関するこうした認識を反映して、生
鮮食品の品質や産地等に係わる情報の表示も、消費者の
誤解を招かないようにした表示方法に改正されたり、賞
味期限の表示が義務付けられる等、所謂ユーザーフレン
ドリーな販売規制がいよいよ拡大傾向にあることから、
食品メーカーサイドでは、そうした環境の変化に対応で
きて、尚且つ消費者ニーズにも応えられる新たな商品開
発を志向しなければならないという極めて厳しい時代背
景を直視し、夫々の立場において多様な取り組みの緒に
着き始めた段階となっていて、自然食品を如何に自然の
まま、しかしかってない手段で提供可能にするかといっ
た難しくも避けては通れない課題に敢然と挑戦し始めて
はいるものの、実際のところ、例えば、生鮮野菜につい
て見れば、そのままサラダ等として生食する摂取手段に
匹敵するような加工生鮮野菜に関する技術については、
これまでのところ、かって保存食でしかなかった漬物
を、サラダ感覚で食することも可能となるようにするよ
う、比較的薄味で、できるだけ漬かり過ぎのイメージを
無くすようにして生鮮野菜本来の姿を止めるようにした
浅漬け以外に有効な技術の提案がなく、業界では、この
浅漬けに係わる幾つかの技術だけが、生野菜を加工食品
化する技術の殆ど唯一の成果としなければならないよう
な実情に甘んじていると言える。
【0005】栄養学的に生鮮野菜をそのまま摂取する有
用性について、今更それらを詳らかにする必要等はな
く、人体に有害な物質を含まない新鮮な野菜を、通勤に
忙しい人々の朝食用としてやら、ダイエットに有効な食
品用として、あるいは野菜嫌いの子供のメニュー用等と
して、ある程度の保存期間内でも鮮度や見た目での劣化
もなく、食べたいときには全く手間を要することなく極
めて手軽に摂取できるようにした加工食品のとして食材
についての商品化はなされてきておらず、精々が、それ
ら市場のニーズにどうにか応えているというのが、生野
菜を加工食品化する技術として殆ど唯一の成果としなけ
ればならない実情である。
【0006】栄養学的にも医学的にも、汚染のない新鮮
な野菜を自然のままに摂取する効能については、以前か
ら確かな報告が多数なされていて今更それらについて詳
らかにする必要等は一切なく、この生鮮野菜を、通勤に
忙しい人々の朝食のおかずとしてやら、ダイエットに有
効な食品用として、あるいは野菜嫌いの子供のメニュー
用等として、ある程度の保存期間内でも鮮度や見た目で
の劣化がなく、食べたいときには全く手間を要すること
なく極めて手軽に摂取できるようにする生野菜の加工食
品化技術についての要請は、人々の栄養学的、医学的知
識が極端な高まりを見せる中で益々強くなり、サラダ感
覚とはいえ、浅漬けのように食味手段が固定されたもの
だけではなく、消費者の生活スタイルや趣向に応じ、保
管のための場所や設備も最小に押さえられ、しかも洗浄
や調理等といった手間隙を要することなく、何時でも手
軽に生野菜と略同様の素材として使用することができる
生野菜の加工食品化技術の開発、完成は、業界にとって
今後の市場ニーズに応え、この分野の企業を安定して存
続するようにしていく上での重要な課題ということがで
きる。
【0007】この発明は、以上のとおりの情勢に鑑み、
極めて制約の多い食品市場にあっても、十分にその条件
を満足させることができ、多忙な現代人の要求や、選り
好みの多い最近の若年層や幼児の趣向、あるいは栄養学
的な知識が豊富で、生野菜の摂取にうるさい壮年層や老
齢者からの選択等についても対応可能にするようにした
生野菜の加工食品化についの必要性を痛感し、逸早くそ
の開発、研究に取り掛かり、長年に渡って試行錯誤を繰
り返しながら、幾多の試作実験を試みてきた結果、遂
に、茲にきて以下するとおりの新規な構成からなる加工
野菜と、それを使用した即席サラダ用食材との完成、実
用化に成功したものであり、その成果を、順次幾つかの
代表的な実施例共々、詳細に説明していくこととする。
【0008】
【発明の構成】この発明の加工野菜は、基本的に次のと
おりのものである。即ち、複数の野菜、根菜類の中から
選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切り
にして混ぜ合わせた生食野菜類ミックス体100wt%
に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添
加剤の適量が加えられた調味液略40ないし60wt%
程度、望ましくは約50wt%を混入し、各素材が略均
質な混在状のものとしてなる構成を要旨とする加工野菜
である。
【0009】この基本的な構成からなる加工野菜を、よ
り具体的なものとして示せば、夫々洗浄して水切りした
胡瓜や人参、玉葱、大根、セロリ、パプリカ等生食可能
な複数種の野菜、根菜類の中から、栄養価や彩り、食味
等を勘案して選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の
目に微塵切りにして適量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミ
ックス体にした上、該生食野菜類ミックス体100wt
%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有している
食品添加剤の適量が加えられた調味液略40ないし60
wt%程度、望ましくは約50wt%を混入し、各素材
が略均質な混在状のサラダ基材としてなる構成からなる
加工野菜と言うことができる。
【0010】また、この基本的な構成からなる加工野菜
には、夫々洗浄して水切りした胡瓜や人参、玉葱、大
根、セロリ、パプリカ等生食可能な複数種の野菜、根菜
類の中から、栄養価や彩り、食味等を勘案して選択した
複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りにして適
量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミックス体に対し、茹で
たコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種子類の中
の少なくとも一種類を適量混入して小塊状食用植物性集
合体にした上、該小塊状食用植物性集合体100wt%
に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有している食
品添加剤の適量が加えられた調味液略40ないし60w
t%程度、望ましくは約50wt%を混入し、各素材が
略均質な混在状のサラダ基材としてなるようにした加工
野菜が包含される。
【0011】生食可能とする野菜、根菜類は、特にその
種類を特定するものではないが、それらを主にサラダ用
の基材にするという観点と、できるだけ保存期間を長く
するという狙いから、葉の部分を利用する野菜であれ
ば、所謂葉身の部分が少ないか、仮令葉身の部分が多く
ても、葉柄に繋がる中央脈(葉脈の基をなす葉の中央を
縦に走る脈部分)の多い野菜、例えばセロリ等のような
種類のものが適しており、また、果肉を使う野菜や根菜
類では、従前からサラダ用に供されてきたもの、即ち、
その代表的なものとして胡瓜やパプリカ、人参、玉葱、
大根等を採用することができる。
【0012】生食野菜類ミックス体は、それら選択され
た野菜、根菜類の中から、製品化する際の栄養価や彩
り、食味等を勘案した上で決定される複数種のものを適
宜選択した上、葉脈の部分があるものではそれらを落と
し、また、皮やヘタ、種のあるものではそれらを除去し
てきれいに洗浄してから、極力衛生的な加工処理をする
ため、人手によらないでチッパーその他の適宜機械装置
を使って夫々5mm前後の賽の目に微塵切りにして適量
ずつ混ぜ合わせたものとすることによって実現されるも
のであり、微塵切り加工処理後も再びきれいに水洗する
と共に、賽の目に切り揃えられたもの以外の屑片や異物
は確実に取り除き、水切り処理したものとしておく。
【0013】この生食野菜類ミックス体には、茹でたコ
ーン、あるいは炒って脱皮した南瓜や西瓜、瓜の種、そ
れにくるみや栗、桑の実、ギンナン、松の実、クコの実
等といった木の実等々、従前からも彩りや栄養価、歯触
り等の必要からサラダ用として上記した野菜や根菜類混
ぜ合わされてきた各種食用種子類の中の少なくとも一種
類を適量混入したものも包含されており、それら食用種
子類を含むものを区別する必要から、それらを含まない
生食野菜類ミックス体に対して小塊状食用植物性集合体
としたものであり、何れもこの発明の加工野菜の基材と
なる。
【0014】一方、食品添加剤は、上記した生食野菜類
ミックス体または小塊状食用植物性集合体の何れかに注
入、混合されて、それら野菜や根菜類、あるいはそれら
と種子類が混在状となっていても、擦れ合って鮮度定価
や型崩れを防止すると共に、水切りしてある各素材の擦
れ合いを円滑なものにして全体の混ざり具合を極力均質
なものになるようにするという機能を果たし得るもので
あり、且つまた、上記生食野菜類ミックス体または小塊
状食用植物性集合体の何れかを、そのまま使用して調理
する際に、マヨネーズやドレッシング、その他好みの公
知の調味液が円滑且つ満遍なく混ざり合うようにすると
いう機能、および、後述する即席サラダ用食材に使用す
る際にも、別包としてセットにしたマヨネーズとの混ざ
り具合を同様に円滑且つ満遍なく混ぜ合わせることがで
きるようにする機能を果たすようにするものであって、
少なくとも増粘作用を有していてそれら機能の達成を可
能にするものでなければならない。
【0015】このように規制された機能を果たし得る食
品添加剤としては、化学合成品では、例えば、アルギン
酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステ
ル、カルポキシメチルセルロースカルシウム、カルポキ
シメチルセルロースナトリウム、デンプングリコール酸
ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリウム、ポリ
アクリル酸ナトリウム、メチルセルロース等の中、何れ
かを単独でか、あるいは必要に応じて適宜組み合わせて
採用することができる。
【0016】また、化学合成品以外の食品添加剤とし
は、例えば、寒天やその他の海藻セルロース、褐藻抽出
物、あるいはオクラ抽出物やアロエベラ抽出物、アラビ
ノガラクタン、アルギン酸、キチン、キトサン、グルコ
サミン、エレミ樹脂、カードラン、マンナン、グルテ
ン、グルテン分解物、カラギナン、あるいはまたカゼイ
ンやゼラチン、酵母細胞膜等の中、何れかを単独でか、
あるいは必要に応じて適宜組み合わせて採用することが
できる。
【0017】その他、ガム質ものとして、アーモンドガ
ム、アエロモナスガム、アゾトパクター・ピネランジー
ガム、アマシードガム、アラビアガム、ウェランガム、
エルウィニア・ミツエンシスガム、エンテロバクター・
シマナスガム、エンテロパクターガム、ローカストビー
ンガム、カラヤガム、カロブビーンガム、ガティガム、
キサンタンガム、グアーガム、サイリウムシードガム、
ジェランガム、スクレロガム、セスバニアガム、タマリ
ンドシードガム等についても、それらの何れかを単独で
か、あるいは必要に応じて適宜組み合わせたものとして
の採用も可能である。
【0018】調味液は、上記各種食品添加剤の中の一
つ、または幾つかの組合せによるものを必須として加え
てなるものとしなければならず、当該食品添加剤を加え
る際のベースとなる調味液としては、生鮮野菜の鮮度保
持や軟化防止、それに退色、変色防止や発色促進等々、
品質保持を目的にして従前から採用されてきている各種
添加剤、例えば、アルコールの外、アスコルビン酸やア
スコルビン酸ナトリウム、エリソルビン酸、エリソルビ
ン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、炭酸ナトリウム等
と、生食野菜代替物としてそのまま食する目的のものと
するか、即席サラダ用食材とする狙いから、マヨネーズ
に絡んだときの食味を前提とするか等の要因で、主に味
付け目的に採用されてきた各種添加剤、例えば塩やアミ
ノ酸調味液、グルタミン酸ナトリウム、アミノ酸等液糖
等とが、適宜選択,組み合わされ、夫々が適宜割合のも
のとしてなる水溶液にして形成された上、それらベース
となる調味液に対し、増粘剤としての食品添加剤の添加
割合は、採用する食品添加剤の種類や、最終加工野菜と
しての食し方、あるいは後述する即席サラダ用食材であ
れば、それに組み合わされるマヨネーズの種類、あるい
はまた、商品としての提供時期等といった様々な要因に
よって、必ずしも一様のものとすることはできないが、
一応の目安としては、緩い水あめ程度の粘性が実現され
る割合応じた最適な量が加えられるものとする。
【0019】以上のように規制した条件の下で採用した
生食野菜類ミックス体または小塊状食用植物性集合体の
何れかと、少なくとも増粘剤としての機能を有している
の適量が加えられた調味液とは、それらを混ぜ合わせて
得られるこの発明の加工野菜が、マヨネーズその他調味
液を混ぜてサラダ風野菜として食する際の性状や、マヨ
ネーズその他調味液と共に、マカロニやパスタを加えて
混わせ、サラダ風野菜として食する際の性状、あるいは
パンや肉、魚、ハム、チーズ、クラッカー等に載せたり
挟んだりして合わせる際の性状等に適したものにするた
め、生食野菜類ミックス体または小塊状食用植物性集合
体の何れか100wt%に対し、少なくとも増粘剤とし
ての機能を有しているの適量が加えられた調味液が、約
40ないし60、望ましくは約50wt%程度の割合と
なるように規制して組合せ、混入するようにしなければ
ならず、その結果、各素材は略均質な混在状のこの発明
の加工野菜が実現されるものである。
【0020】
【関連する発明1】上記した基本的な構成の新規な加工
野菜に加え、この発明には、以下のとおりの構成を要旨
とする即席サラダ用食材を包含している。即ち、複数の
野菜、根菜類の中から選択した複数種を、夫々5mm前
後の賽の目に微塵切りにして混ぜ合わせた生食野菜類ミ
ックス体100wt%に対し、少なくとも増粘剤として
の機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液略
40ないし60wt%程度、望ましくは約50wt%を
混入し、各素材が略均質な混在状のものとなし、これら
の所定量を容器詰めにする一方、該容器に適量のマヨネ
ーズを別包として組み合わせてなるものとした構成を要
旨とする、上記したこの発明の基本を成す加工野菜を使
った即席サラダ用食材である。
【0021】より具体的には、夫々洗浄して水切りした
胡瓜や人参、玉葱、大根、セロリ、パプリカ等生食可能
な複数種の野菜、根菜類の中から、栄養価や彩り、食味
等を勘案して選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の
目に微塵切りにして適量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミ
ックス体にした上、該生食野菜類ミックス体100wt
%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有している
食品添加剤の適量が加えられた調味液略40ないし60
wt%程度、望ましくは約50wt%を混入し、各素材
が略均質な混在状のサラダ基材となし、これらサラダ基
材の所定量を容器詰めにする一方、該容器詰めサラダ基
材に対し、適量のマヨネーズを別包として組み合わせて
なるものとした構成からなる即席サラダ用食材とするこ
とができる。
【0022】そして、上記基本的な構成のこの発明にお
ける即席サラダ用食材には、夫々洗浄して水切りした胡
瓜や人参、玉葱、大根、セロリ、パプリカ等生食可能な
複数種の野菜、根菜類の中から、栄養価や彩り、食味等
を勘案して選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目
に微塵切りにして適量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミッ
クス体に対し、茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種
等の食用種子類の中の少なくとも一種類を適量混入して
小塊状食用植物性集合体にした上、該小塊状食用植物性
集合体100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての
機能を有している食品添加剤の適量が加えられた調味液
略40ないし60wt%程度、望ましくは約50wt%
を混入し、各素材が略均質な混在状のサラダ基材とな
し、これらサラダ基材の所定量を容器詰めにする一方、
該容器詰めサラダ基材に対し、適量のマヨネーズを別包
として組み合わせてなるものとした構成からなる即席サ
ラダ用食材が包含されている。
【0023】この即席サラダ用食材においても、生食野
菜類ミックス体、または小塊状食用植物性集合体に採用
可能とする野菜、根菜類や食用種子類の種類について違
いはなく、前記した加工野菜の場合と同様であり、また
同様に、何れも5mm前後の賽の目に微塵切りにして適
量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミックス体とするか、そ
れらに対し、食用種子類の中の少なくとも一種類を適量
混入して小塊状食用植物性集合体にした上で、それら生
食野菜類ミックス体、または小塊状食用植物性集合体1
00wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有
している食品添加剤の適量が加えられた調味液略40な
いし60wt%程度、望ましくは約50wt%を混入
し、各素材が略均質な混在状となって混ざり合っている
サラダ基材とするものである。
【0024】そして、この即席サラダ用食材では、上記
のようにして得られたサラダ基材の所定量を容器詰め、
例えばカップ状の容器に充填してその上面前面をシール
で溶着、密封状にしたり、後述する実施例において採用
しているような特殊な専用容器等に詰めてなるものとす
る一方、該容器詰めサラダ基材に対し、別包とした適量
のマヨネーズを組み合わせてなる、例えば先のカップ状
容器に充填、密封状にしたものを例にすれば、その蓋部
分とか容器側面等に載置または添接状にしたまま、それ
ら全体を改めて透明資材等で包装して両者がセットにな
ったものとする。
【0025】そして、上記のとおりの構成としたこの発
明の即席サラダ用食材を購入した消費者は、所望すると
きに、何処ででもその添えられているマヨネーズを容器
内の生食野菜類ミックス体、または小塊状食用植物性集
合体に加えて掻き混ぜてしまえば、規制したものとして
予め混ぜてあった調味液との相性が良く、直ぐさま馴染
んで全体が均質で適度の粘性を保持したタルタルソース
風サラダのような食材が得られ、その間、消費者は、添
えられていたマヨネーズを只単に混ぜ合わせる手間以外
の手間を全く必要とせずに、それらをそのままおかずと
して食することができる外、他の食材,例えばパンやハ
ム、チーズ等の上に載せ、スナック菓子風の食材等にし
たものとしても食味することが可能になる。以下では、
上述してきたこの発明の加工野菜、および即席サラダ用
食材の構成がより一層明確なものになるよう、この発明
を代表する幾つかの具体的な実施例について説示してみ
ることとする。
【0026】
【実施例1】図1の工程図には、この発明の基本をなす
加工野菜の製造工程の概略が示されており、この実施例
では、胡瓜と玉葱、パプリカを素材として生食野菜類ミ
ックス体とするようにした上、それにコーンを食用種子
類の代表として加えたものにして小塊状食用植物性集合
体にするようにしたものであり、胡瓜は彩りに役立つよ
う皮付きのままにし、玉葱は外皮を外し、パプリカはヘ
タと種とを取り除いたものとしてから、各素材ともよく
洗浄してから、夫々約5mm角程度の賽の目となるよう
微塵きり加工を施し、再度水洗して屑や異物等が混入さ
れないように注意して、夫々素材毎に水切りしたものと
してから、生食野菜類ミックス体における各素材の配合
割合を、胡瓜約65に対して玉葱約30、パプリカ約5
とした上、当該生食野菜類ミックス体100に対してコ
ーンの混合割合を約15ないし20の割合として小塊状
食用植物性集合体にする。
【0027】一方、これに対して、この実施例における
調味液は、上記した生食野菜類ミックス体あるいは小塊
状食用植物性集合体に注入、混合されてこの発明の加工
野菜を実現したときに、そのまま野菜代わりに食するこ
ともでき、あるいはそのままパンやハム等他の食品の上
に載せたり、サンドイッチ風に挟んだとしても、それら
食品の周囲から簡単に流れ出してしまうことなく食する
こともできるようになる性状を兼ね備えたものにするこ
とを前提にしたものであって、水70に対し、グルタミ
ン酸ソーダ約1.5、塩約6、アルコール約3、アミノ
酸調味料約4、アミノ酸液約14、液糖約1.5の割合
で加えた水溶液100wt%に対し、増粘剤としての寒
天を約2ないし2.3wt%程度を加えて溶融、撹拌し
てなるものとする。
【0028】こうして得られた増粘剤として所定量の寒
天を溶かし込んだ調味液を、上記した生食野菜類ミック
ス体または小塊状食用植物性集合体100wt%に対
し、約50wt%程度となるような割合で流し込んで適
度に混ぜ合わせ、各素材が略均質な混在状となるように
してこの発明の加工野菜とするものであり、それらを所
定量毎にパック詰めあるいはその他の容器詰めとして商
品化すれば、出荷から展示販売のために輸送、陳列等で
揺すられても、この発明の加工野菜を構成する生食野菜
類ミックス体または小塊状食用植物性集合体で、約5m
m角程度の賽の目にされた各素材は、元の形をそのまま
に止めており、それらが消費者の手に渡って食されるた
めに容器から取り出されたときにも、その状態は変わら
ず、殆ど最初に製造された段階における形や色、歯触り
をそのまま残していて、十分に生野菜そのものに匹敵す
る外観、食味と、栄養価とを得ることができる加工野菜
を実現する。
【0029】
【実施例2】図2の縦断面図には、この発明の即席サラ
ダ用食材に係わる代表的な実施例を取り上げたものであ
って、二段シールの可能な容器1内に、例えば上記実施
例1によって得られる加工野菜2の所定量を充填し、先
ず第一段のシールをして加工野菜2が漏れ出すことのな
いようにする内蓋3をした上、その内蓋3と容器1の上
端側周縁とによって確保される空間に、別包とした所定
量のマヨネーズ4と、スプーン等の撹拌、食事用の付属
用具5とを収めると共に、必要に応じて味を加減するた
めの袋入り塩やコショウ等を入れるか、入れずして、最
終的に外蓋6でシール、密封してなるものとすることに
より、この発明の即席サラダ用食材としたものである。
【0030】このようにして形成された即席サラダ用食
材は、消費者に届いた後、外蓋6を剥がして別包として
あるマヨネーズ4等の付属収容物を取り出し、内蓋3を
剥がしてその内部の加工野菜2の表面を露にしてから、
口を開けたマヨネーズ4をその上から注入して適度に撹
拌し、必要があれば好みに応じて適宜調味料を加える等
した上、そのままサラダ感覚の惣菜として摂取するか、
あるいはそのまま離乳食等としても活用することができ
る外、忙しいときの朝食等の場面であれば、パンやトー
ストの上に載せて盛り上げ、そのまま一緒にスナック食
品のようにして食べるようにする。
【0031】
【作用効果】以上のとおりの構成からなるこの発明の加
工野菜、および即席サラダ用食材は、人々の健康維持に
欠くことができない生野菜を、その都度生野菜の状態か
ら調理して食べたり、あるいは、サラダ感覚とは言え、
漬け物といった限られた食べ物として摂取するのではな
く、食べ易く、新鮮なままである程度の日持ちがするも
のとし、なお且つ加工食品化する上で都合の良いよう生
食野菜類ミックス体または小塊状食用植物性集合体にす
るために賽の目状に微塵切りしたものにして提供すると
いう従前までに実現化されたことのない困難な課題に取
り組み、賽の目状のものをそのままか、それらを従前か
らの調味液や保存液内に浸しただけの状態のものでは、
消費者の手に渡るまでの保管、輸送、陳列、購入移動等
の間に構成素材同士が擦れ合ったり、液を染み込ませて
しまう等して鮮度低下を来す虞れがあったり、あるいは
構成素材の質量や浮力の違いから、全体を均一な混合状
態に包装できなかったり、折角均質な混合状態にしたも
のも製品化後に分離、遍在状にして製品価値を落として
しまう等といった弊害を、様々な試作実験の末、遂に増
粘剤としての食品添加剤が所定量添加されて粘性をもた
せた調味液の所定量中に混ぜ合わせるという画期的な手
段によって解決し得たものである。
【0032】その結果、この発明の加工野菜、および即
席サラダ用食材に採用した生野菜を、微塵切り状のまま
でその鮮度を維持したまま、冷蔵庫に10ないし15日
間程度常備可能にすることに成功したものであり、通勤
に忙しい人々の朝食用、ダイエットに有効な食品用、あ
るいは野菜嫌いの子供のメニュー用等として、食べたい
ときに全く手間を要することなく極めて手軽に摂取でき
るようにするというかってない秀れた特徴を確実に得る
ことができるものである。
【0033】そして、この発明の加工野菜、および即席
サラダ用食材の場合、約5mm前後の賽の目に微塵切り
にして所定の調味液に浸したものにしてあることから、
各種野菜、根菜類をカラフル且つ均一に入り混ぜた見栄
えのする製品化が可能になって商品価値を高め得ると共
に、若者向けの素材を豊富に使用したり、葉緑素(pH
5以上で比較的安定する)を持つ緑色野菜と、pH5以
下の酸味を予めもたせた素材を混合することができた
り、葉緑素(pH5以上で比較的安定する)をもつ緑色
野菜と、pH5以下のもともと酸味をもった果物を混合
可能にして、素材の選択、組合せを自在にする上、マヨ
ネーズとの混ぜ具合も良好であって簡単に野菜サラダに
することができ、野菜嫌いではあってもマヨネーズ好き
の子供達にも受け入れられて栄養価に応じた各種野菜の
補給にも一役を買うという利点が得られものとなる。
【0034】また、適度の粘性を有しているため、パン
に載せても流れ落ち難くて食べ易い上、マカロニやパス
タにも絡ませ易いこと等から手軽な主食とすることがで
きたり、魚、肉、卵料理にタルタルソース風の調味料と
して付け合わせたり、ハム、チーズ、クラッカーに組み
合わせてスナック食品風にして食べることもできる等、
極めて多様な食べ方に応用することができることから、
老若男女あらゆる人々の手軽な生野菜摂取手段に活用す
ることができるという大きな効果も得ることができるこ
とになる。
【0035】特に、実施例1に示した素材の組合せによ
る加工野菜は、見た目も爽やかであって、しかも誰にで
も好き嫌いなく受け入れらるものとなることから、その
ままでも、あるいは各人の好みに応じた調味料との組合
せによる料理としても食することができて、極めて手軽
な生野菜の摂取手段にすることができるという利点を有
すると共に、実施例2のように、予め別包としたマヨネ
ーズを、スプーンやその他の付属調味料等と共にセット
にしたものにして商品化し、一旦マヨネーズと混ぜ合わ
せたものにしては、マヨネーズの分離を来したり、素材
鮮度を落としてしまって、長く保存の効かない野菜サラ
ダを、所望するときには何時でも新鮮な野菜サラダとし
ての摂取が可能になり、誰にでも好まれる手軽な副食と
して、あるいはパンやマカロニ等に合わせて主食として
の利用も可能にする等、生野菜の摂取手段をより一層容
易なものにするという際立った効果を発揮するものとな
る。
【0036】叙述の如く、この発明の加工野菜、および
即席サラダ用食材は、その新規な構成によって所期の目
的を普く発揮し得るものとなっていることから、これま
で実現されていなかった栄養学的にも欠かせない生鮮野
菜の摂取を、加工食品の一つとして常備して極めて手軽
に可能ならしめるという画期的な加工食品化を実現し得
たものであり、しかも、特別な機械装置を用意するまで
もなく簡便に製造、商品化を可能にしていて、比較的に
安価な食品としての提供を可能ならしめていることか
ら、消費者から目新しく且つ有用な自然食品として大い
に歓迎されると共に、食品業界にとっても、消費者の厳
しい査定を満足させ得る息の長い新商品の実現化で、業
界の繁栄に寄与するものとして高い評価がなされ、拡範
に渡って普及、拡大するものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する幾つかの実施例の説明に必
要とするものを示したものである。
【図1】実施例1に示したこの発明の加工野菜の代表的
な製造工程をフローチャートとして示したものである。
【図2】この発明の即席サラダ用食材を代表する実施例
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 加工野菜 3 内蓋 4 別包のマヨネーズ 5 スプーン 6 外蓋

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の野菜、根菜類の中から選択した複
    数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りにして混ぜ
    合わせた生食野菜類ミックス体100wt%に対し、少
    なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量
    が加えられた調味液略40ないし60wt%程度、望ま
    しくは約50wt%を混入し、各素材が略均質な混在状
    のものとしてなることを特徴とする加工野菜。
  2. 【請求項2】 夫々洗浄して水切りした胡瓜や人参、玉
    葱、大根、セロリ、パプリカ等生食可能な複数の野菜、
    根菜類の中から、栄養価や彩り、食味等を勘案して選択
    した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りにし
    て適量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミックス体にした
    上、該生食野菜類ミックス体100wt%に対し、少な
    くとも増粘剤としての機能を有している食品添加剤の適
    量が加えられた調味液略40ないし60wt%程度、望
    ましくは約50wt%を混入し、各素材が略均質な混在
    状のサラダ基材としてなることを特徴とする加工野菜。
  3. 【請求項3】 夫々洗浄して水切りした胡瓜や人参、玉
    葱、大根、セロリ、パプリカ等生食可能な複数種の野
    菜、根菜類の中から、栄養価や彩り、食味等を勘案して
    選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切り
    にして適量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミックス体に対
    し、茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種
    子類の中の少なくとも一種類を適量混入して小塊状食用
    植物性集合体にした上、該小塊状食用植物性集合体10
    0wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有し
    ている食品添加剤の適量が加えられた調味液略40ない
    し60wt%程度、望ましくは約50wt%を混入し、
    各素材が略均質な混在状のサラダ基材としてなることを
    特徴とする加工野菜。
  4. 【請求項4】 生食野菜類ミックス体は、胡瓜に対し、
    適量の玉葱とパプリカとを混ぜ合わせてなるものとし
    た、請求項1ないし3何れか記載の加工野菜。
  5. 【請求項5】 小塊状食用植物性集合体は、食用種子類
    として適量のコーンを混ぜ合わせてなるものとした、請
    求項1、3または4何れか記載の加工野菜。
  6. 【請求項6】 調味液における食品添加剤は、アルギン
    酸ナトリウムやメチルセルロース等の化学合成品、およ
    び/または寒天やカゼイン、微小繊維状セルロース等と
    いった化学合成品以外の物質を、単独、または複数組み
    合わせてなるものとした、請求項1ないし5何れか記載
    の加工野菜。
  7. 【請求項7】 複数の野菜、根菜類の中から選択した複
    数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りにして混ぜ
    合わせた生食野菜類ミックス体100wt%に対し、少
    なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量
    が加えられた調味液略40ないし60wt%程度、望ま
    しくは約50wt%を混入し、各素材が略均質な混在状
    のものとなし、これらの所定量を容器詰めにする一方、
    該容器に適量のマヨネーズを別包として組み合わせてな
    るものとした、請求項1ないし6何れか記載の加工野菜
    を使った即席サラダ用食材。
  8. 【請求項8】 夫々洗浄して水切りした胡瓜や人参、玉
    葱、大根、セロリ、パプリカ等生食可能な複数の野菜、
    根菜類の中から、栄養価や彩り、食味等を勘案して選択
    した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りにし
    て適量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミックス体にした
    上、該生食野菜類ミックス体100wt%に対し、少な
    くとも増粘剤としての機能を有している食品添加剤の適
    量が加えられた調味液略40ないし60wt%程度、望
    ましくは約50wt%を混入し、各素材が略均質な混在
    状のサラダ基材となし、これらサラダ基材の所定量を容
    器詰めにする一方、該容器詰めサラダ基材に対し、適量
    のマヨネーズを別包として組み合わせてなるものとし
    た、請求項1、2、4ないし6何れか記載の加工野菜を
    使った即席サラダ用食材。
  9. 【請求項9】 夫々洗浄して水切りした胡瓜や人参、玉
    葱、大根、セロリ、パプリカ等生食可能な複数の野菜、
    根菜類の中から、栄養価や彩り、食味等を勘案して選択
    した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りにし
    て適量ずつ混ぜ合わせた生食野菜類ミックス体に対し、
    茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種子類
    の中の少なくとも一種類を適量混入して小塊状食用植物
    性集合体にした上、該小塊状食用植物性集合体100w
    t%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有してい
    る食品添加剤の適量が加えられた調味液略40ないし6
    0wt%程度、望ましくは約50wt%を混入し、各素
    材が略均質な混在状のサラダ基材となし、これらサラダ
    基材の所定量を容器詰めにする一方、該容器詰めサラダ
    基材に対し、適量のマヨネーズを別包として組み合わせ
    てなるものとした、請求項1、3ないし6記載の加工野
    菜を使った即席サラダ用食材。
  10. 【請求項10】 生食野菜類ミックス体は、胡瓜に対
    し、適量の玉葱とパプリカとを混ぜ合わせてなるものと
    した、請求項7ないし9何れか記載の即席サラダ用食
    材。
  11. 【請求項11】 小塊状食用植物性集合体は、その食用
    種子類として適量のコーンを混ぜ合わせてなるものとし
    た、請求項7、9または10何れか記載の即席サラダ用
    食材。
  12. 【請求項12】 調味液における食品添加剤は、アルギ
    ン酸ナトリウムやメチルセルロース等の化学合成品、お
    よび/または寒天やカゼイン、微小繊維状セルロース等
    といった化学合成品以外の物質を、単独、または複数組
    み合わせてなるものとした、請求項7ないし11何れか
    記載の即席サラダ用食材。
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