JP2008271882A - 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 - Google Patents
加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008271882A JP2008271882A JP2007120248A JP2007120248A JP2008271882A JP 2008271882 A JP2008271882 A JP 2008271882A JP 2007120248 A JP2007120248 A JP 2007120248A JP 2007120248 A JP2007120248 A JP 2007120248A JP 2008271882 A JP2008271882 A JP 2008271882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vegetables
- vegetable
- mixed
- pieces
- raw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
【解決手段】 5mm前後の賽の目に微塵切り(D)した刻み野菜3の100wt%に、これら刻み野菜3より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断(D)したレタス片61からなる咀嚼補翼野菜片6を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせ(G)て生食野菜類ミックス体2とし、その100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤72の適量が加えられた調味液7の10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入(J)し、各素材が略均質な混在状のものとしてなる加工野菜1である。
【選択図】 図3
Description
今日まで築き上げられた経済発展のお蔭で、我が国における昨今の生活環境は極めて高い水準に達し、衣食住という物質面だけに限れば、その質、量とも他国が羨む程の充実振りを示しており、したがって、今後の我が国には、それらを享受するに足るだけの経済的裏付けと、有り余る物資の中から真に生活に利するものを正しく選択、採用する上で必要な見識とが如何に構築されていくようにできるかが問われていると言える。
こうしたニーズの高まりの中にも、その打開策となるようなものとして、例えば特開2003−47427号公報「刻み野菜サラダ」発明として提案されているもののように、葉菜、根菜、茎菜、山菜等の野菜を用いることができ、より具体的には、レタス、サラダ菜、キャベツ、白菜、トマト、キュウリ、人参、モヤシ、タマネギ、ブロッコリー、カリフラワー、ワラビ、ゼンマイ、など生食に用いられる野菜を、包丁やナイフ、フードスライサー、フードプロセッサー等を利用して、例えば、千切り、短冊切り、乱切り等に細かくカットしたもの(例えば千切りの場合、幅0.5ないし5mm、長さ30ないし150mm程度、好ましくは幅0.5mmないし2mm、長さ30ないし100mmにカットされたものを用いる。短冊切りの場合、幅5ないし15mm、長さ20mmないし100mm程度、好ましくは幅5ないし10mm、長さ20mmないし50mmにカットされたものを用いる。乱切りの場合、2ないし10mm角程度、好ましくは2ないし5mm角にカットされたもの)を用いるものとし、これらの刻み野菜に、セルロース系安定剤(セルロース系素材単独、またはセルロース系素材と親水性高分子からなるセルロース複合体)を固形分換算で0.1ないし10重量%配合した半固体状ドレッシングを混合し、刻み野菜の液だれを抑え、調理後も比較的長期にわたって、良好な味覚や食感が保持される刻み野菜サラダを提供、可能としたものが既に存在する。
上述したとおり、従前までに提案のある「刻み野菜サラダ」や「加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材」などでは、何れも加工野菜の鮮度を保ち、生鮮野菜特有のシャキシャキした食感を持続できる技術を開発したものに相違はなかったが、細かく微塵切りした加工野菜に、粘性を有するドレッシングなどの調味液に混合したが故に、逆にその流動性に起因して、上下歯間でしっかり噛み締めようとすると、あまりにも滑らかに口の中を移動してしまって折角のシャキシャキとした鮮度溢れる食感をなかなか味わい難いという問題を抱えており、新商品として市場供給を始めた当初から、増粘剤に由来するとろみと、細かく微塵切りされた野菜片の食べ易さとによる物珍しい食感に好感が持たれ、好評を博してきてはいるものの、新感覚の加工野菜として末永く好まれ、一群の食品として認知、定着していくようにするためには、物珍しい食感に加えて歯触り感でも新鮮野菜の特徴が十分に発揮されるようにし、咀嚼困難性を少しでも克服するよう改良してこそ、さらなる市場および販路の拡大に優位性を保持した新たな加工野菜としての定着が図れるのではないのかという思いに駆られた。
そこで、この発明は、従来型の刻み野菜サラダや加工野菜などでは得ることができなかった長期保存性と新鮮野菜固有の鮮度溢れる食感とに加え、新鮮野菜としての大きな特徴でもあるシャキシャキとした歯触り感を有し、しかも見た目の彩りや豊富な栄養、および消化、吸収にも秀れた生野菜食品を実現化する生食用野菜の加工技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長年に渡って試行錯誤を繰り返しながら、幾多の試作実験を試みてきた結果、今回、遂に新規な加工野菜、およびそれを使った新規な即席サラダ用食材を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の加工野菜は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、複数の野菜、根菜類の中から選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、これら刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片、セロリ片および/または短冊切りヤーコン片など咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせて生食野菜類ミックス体とし、その100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のものとしてなるものとした構成を要旨とする加工野菜である。
上記した、加工野菜に関連し、この発明には、それを使用した即席サラダ用食材も包含している。
即ち、複数の野菜、根菜類の中から選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、これら刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片、セロリ片および/または短冊切りヤーコン片など咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせて生食野菜類ミックス体とするか、もしくは、該生食野菜類ミックス体に、茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種子類の中の少なくとも一種類を適量混入して小塊状食用植物性集合体とするかの何れか一方とし、その生食野菜類ミックス体かあるいは小塊状食用植物性集合体かの何れかの100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のものとし、これらの所定量を容器詰めにする一方、該容器に適量のマヨネーズを別包として組み合わせてなるものとした、前記何れか記載の加工野菜を使った即席サラダ用食材である。
生食可能とする野菜、根菜類の刻み野菜は、特にその種類を特定するものではないが、それらを主にサラダ用の基材にするという観点と、できるだけ保存期間を長くするという狙いから、葉の部分を利用する野菜であれば、所謂葉身の部分が少ないか、仮令葉身の部分が多くても、葉柄に繋がる中央脈(葉脈の基をなす葉の中央を縦に走る脈部分)の多い野菜、例えばセロリ等のような種類のものが適しており、また、葉肉部分や根茎肉部分などを使う野菜や根菜類では、従前からサラダ用に供されてきたもの、即ち、その代表的なものとして胡瓜やパプリカ、人参、玉葱、大根、茄子、みょうが、大葉等を採用することができる。
また、化学合成品以外の食品添加剤としは、例えば、寒天やその他の海藻セルロース、褐藻抽出物、あるいはオクラ抽出物やアロエベラ抽出物、アラビノガラクタン、アルギン酸、キチン、キトサン、グルコサミン、エレミ樹脂、カードラン、マンナン、グルテン、グルテン分解物、カラギナン、あるいはまたカゼインやゼラチン、酵母細胞膜等々の中、何れかを単独か、あるいは適宜組合わせで採用することができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する幾つかの実施例と共に、その構成について詳述することとする。
また、当該生食野菜類ミックス体2は、図示していないが、茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種子類の中の少なくとも一種類の適量を混合することによって小塊状食用植物性集合体とすることができる。
以上のとおりの構成からなるこの発明の加工野菜1は、図1ないし図3中に示したように、人々の健康維持に欠くことができない生野菜を、その都度生野菜の状態から調理して食べたり、あるいは、サラダ感覚とはいえ、漬け物といった限られた食べ物として摂取するのではなく、食べ易くて新鮮なまま、ある程度の日持ちがするものとし、なお且つ加工食品化する上で都合の良いよう生食野菜類ミックス体2または小塊状食用植物性集合体(図示せず)にするために5mm前後の賽の目状に微塵切りした刻み野菜3、および、刻み野菜3より大きな15×15mm程度に裁断または破断したレタス片61からなる咀嚼補翼野菜片6にして提供するという従前までに実現化されたことのない困難な課題に取り組み、賽の目状のものをそのままか、それらを従前からの調味液や保存液内に浸しただけの状態のものでは、消費者の手に渡るまでの保管、輸送、陳列、購入移動等の間に構成素材同士が擦れ合ったり、液を染み込ませてしまう等して鮮度低下を来す虞があったり、あるいは構成素材の質量や浮力の違いから、全体を均一な混合状態に包装できなかったり、折角均質な混合状態にしたものも製品化後に分離、遍在状にして製品価値を落としてしまう等といった弊害を、様々な試作実験の末、遂に増粘剤としての食品添加剤72が所定量添加されて粘性をもたせた調味液7の所定量中に混ぜ合わせ(J)るという画期的な手段によって解決し、しかも食野菜類ミックス体2を、5mm前後の賽の目状に微塵切りした刻み野菜3の100wt%と、それよりも大きな15×15mmに裁断または破断したレタス片61からなる咀嚼補翼野菜片6の20ないし40wt%とを混合(G)したものとし、大きな咀嚼補翼野菜片6が少なすぎて、シャキシャキとした食感が得難くなったり、それとは逆に多すぎて、咀嚼の障害となって食べ難くなってしまったりという問題を生ずることなく、子供から大人、および老齢者に至る幅広い層に満足の得られる食感および味覚が得られるようする。
実施例2に取り上げたこの発明の即席サラダ用食材12は、消費者に届いた後、外蓋84を剥がして別包としてあるマヨネーズ73やスプーン83等の付属収容物を取り出してから、内蓋81を剥がしてその内部の加工野菜1の表面を露にしてから、口を開けたマヨネーズ73をその上から注入して適度に撹拌し、必要があれば好みに応じて適宜調味料を加える等した上、そのままサラダ感覚の惣菜として摂取するか、あるいはそのまま離乳食等としても活用することができる外、忙しいときの朝食等の場面であれば、パンやトーストの上に載せて盛り上げ、そのまま一緒にスナック食品のようにして食べられるようにする。
以上のような構成からなる実施例1の加工野菜1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、加工野菜1に採用した生野菜4、根菜類5を、図1ないし図3中に示したように、5mm前後の賽の目に微塵切り(D)、および、15×15mm前後に裁断または破断(D)した直後の鮮度を維持したまま、冷蔵庫に10ないし15日間程度常備可能にすることに成功したものであり、通勤に忙しい人々の朝食用、ダイエットに有効な食品用、あるいは野菜嫌いの子供のメニュー用等として、食べたいときに全く手間を要することなく極めて手軽に摂取できるようにするという嘗て無い秀れた特徴を確実に得ることができるものである。
また、実施例2の即席サラダ用食材12は、予め別包としたマヨネーズ73を、スプーン83やその他の付属調味料等と共にセットにしたものとして商品化し、一旦マヨネーズ73と混ぜ合わせたものでは、マヨネーズ73の分離を来したり、素材鮮度を落としてしまって長く保存の効かない野菜サラダを、所望するときには何時でも新鮮な野菜サラダとしての摂取が可能になり、誰にでも好まれる手軽な副食として、あるいはパンやマカロニ等に合わせて主食としての利用も可能にする等、生野菜の摂取手段をより一層、容易なものにするという際立った効果を発揮するものとなる。そして、当該即席サラダ用食材12に使用される刻み野菜3および咀嚼補翼野菜片6からなる生食野菜類ミックス体2もまた、前記実施例1の加工野菜1と同様、見た目も爽やかであって、しかも誰にでも好き嫌いなく受け入れらるものとなることから、そのままでも、あるいは各人の好みに応じた調味料との組合せによる料理としても食することができて、極めて手軽な生野菜の摂取手段にすることができるという利点を有している。
叙述の如く、この発明の加工野菜、および即席サラダ用食材は、その新規な構成によって所期の目的を普く達成し得るものとなっていることから、これまで実現されていなかった栄養学的にも欠かせない生鮮野菜の摂取を、加工食品の一つとして常備して極めて手軽に可能ならしめるという画期的な加工食品化を実現し得たものであり、しかも、特別な機械装置を用意するまでもなく簡便に製造、商品化を可能にしていて比較的に安価な食品としての提供を可能ならしめていることから、消費者から目新しく且つ有用な自然食品として大いに歓迎されると共に、食品業界にとっても、消費者の厳しい査定を満足させ得る息の長い新商品としての定着が期待でき、業界の繁栄に寄与するものとして高い評価がなされ、拡範に渡って普及、拡大するものになると予想される。
11 同 サラダ基材
12 同 即席サラダ用食材
2 生食野菜類ミックス体(または小塊状食用植物性集合体)
3 刻み野菜
4 野菜
41 同 胡瓜
42 同 パプリカ
43 同 茄子
44 同 大葉
5 根菜
51 同 玉葱
52 同 大根
53 同 みょうが
6 咀嚼補翼野菜片
61 同 レタス片(セロリ片および/または短冊切りヤーコン片)
7 調味液
71 同 水溶液
72 同 増粘剤(食品添加剤)
73 同 マヨネーズ
8 容器8
81 同 内蓋
82 同 補助空間
83 同 スプーン(撹拌、食事用の付属用具)
84 同 外蓋
A へた・種取り工程
B 皮むき工程
C 加工前水洗工程
D 5×5mm微塵切り工程
E 加工後水洗い工程
F 刻み野菜の混合工程
G 生食野菜類ミックス体の混合工程
H 調味液の製造工程
J 加工野菜の混合工程
K 容器詰め工程
Claims (7)
- 複数の野菜、根菜類の中から選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、これら刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片、セロリ片および/または短冊切りヤーコン片など咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせて生食野菜類ミックス体とし、その100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のものとしてなることを特徴とする加工野菜。
- 複数の野菜、根菜類の中から選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、これら刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片からなる咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせて生食野菜類ミックス体とし、その100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のものとしてなることを特徴とする加工野菜。
- 夫々洗浄して水切りした胡瓜や人参、玉葱、大根、セロリ、パプリカ、茄子、みょうが、大葉等生食可能な複数の野菜、根菜類の中から、栄養価や彩り、食味等を勘案して選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、同刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片からなる咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせて生食野菜類ミックス体とし、その100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のサラダ基材としてなることを特徴とする加工野菜。
- 夫々洗浄して水切りした胡瓜や人参、玉葱、大根、セロリ、パプリカ、茄子、みょうが、大葉等生食可能な複数の野菜、根菜類の中から、栄養価や彩り、食味等を勘案して選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、同刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片からなる咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせてなる生食野菜類ミックス体に、茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種子類の中の少なくとも一種類を適量混入して小塊状食用植物性集合体にした上、該小塊状食用植物性集合体100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のサラダ基材としてなることを特徴とする加工野菜。
- 調味液における食品添加剤は、アルギン酸ナトリウムやメチルセルロース等の化学合成品、および/または寒天やカゼイン、微小繊維状セルロース等といった化学合成品以外の物質を、単独、または複数組み合わせてなるものとした、請求項1ないし4何れか一項記載の加工野菜。
- 複数の野菜、根菜類の中から選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、これら刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片、セロリ片および/または短冊切りヤーコン片など咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせて生食野菜類ミックス体とするか、もしくは、該生食野菜類ミックス体に、茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種子類の中の少なくとも一種類を適量混入して小塊状食用植物性集合体とするかの何れか一方とし、その生食野菜類ミックス体かあるいは小塊状食用植物性集合体かの何れかの100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のものとし、これらの所定量を容器詰めにする一方、該容器に適量のマヨネーズを別包として組み合わせてなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の加工野菜を使った即席サラダ用食材。
- 複数の野菜、根菜類の中から選択した複数種を、夫々5mm前後の賽の目に微塵切りした刻み野菜100wt%に、これら刻み野菜より大きな10ないし20mm程度に裁断または破断したレタス片からなる咀嚼補翼野菜片を10ないし50wt%程度、望ましくは20ないし40wt%の割合で混ぜ合わせて生食野菜類ミックス体とするか、もしくは、該生食野菜類ミックス体に、茹でたコーンや炒って脱皮した南瓜の種等の食用種子類の中の少なくとも一種類を適量混入して小塊状食用植物性集合体とするかの何れか一方とし、その生食野菜類ミックス体かあるいは小塊状食用植物性集合体かの何れかの100wt%に対し、少なくとも増粘剤としての機能を有する食品添加剤の適量が加えられた調味液10ないし40wt%程度、望ましくは20ないし30wt%を混入し、各素材が略均質な混在状のものとし、これらの所定量を容器詰めにする一方、該容器に適量のマヨネーズを別包として組み合わせてなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の加工野菜を使った即席サラダ用食材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007120248A JP4575930B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007120248A JP4575930B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008271882A true JP2008271882A (ja) | 2008-11-13 |
JP4575930B2 JP4575930B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=40050659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007120248A Active JP4575930B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4575930B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011109919A (ja) * | 2009-11-24 | 2011-06-09 | Q P Corp | 容器詰め殺菌サラダ及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102304529B1 (ko) * | 2018-12-10 | 2021-09-23 | 전영숙 | 오색 양파 비빔밥 제조방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002345428A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-03 | Matsushita Refrig Co Ltd | 凍結融解処理サラダとその製造方法 |
JP2003125700A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-07 | Maruhachi:Kk | 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 |
JP2005253449A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Watanabe Shoten:Kk | 鮮度に優れた刻み野菜及びその加工方法 |
-
2007
- 2007-04-27 JP JP2007120248A patent/JP4575930B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002345428A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-03 | Matsushita Refrig Co Ltd | 凍結融解処理サラダとその製造方法 |
JP2003125700A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-07 | Maruhachi:Kk | 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 |
JP2005253449A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Watanabe Shoten:Kk | 鮮度に優れた刻み野菜及びその加工方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011109919A (ja) * | 2009-11-24 | 2011-06-09 | Q P Corp | 容器詰め殺菌サラダ及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4575930B2 (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Mouritsen et al. | Mouthfeel: how texture makes taste | |
CN101790326B (zh) | 袋装流质食品 | |
RU2366308C2 (ru) | Способ производства консервированного продукта быстрого приготовления "суп грибной с курицей" | |
WO2012112700A2 (en) | Hydrocolloid stabilized dehydrated food foam | |
KR101752253B1 (ko) | 갈색거저리를 이용한 곤충어묵 조성물 및 이의 제조방법 | |
Andoh | Washoku: Recipes from the Japanese Home Kitchen [A Cookbook] | |
JP4575930B2 (ja) | 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 | |
CN101347249A (zh) | 一种速冻马布鱼鱼排食品及其制作方法 | |
RU2379979C2 (ru) | Способ выработки консервированного продукта "котлеты рубленые из куропатки с гарниром и соусом белым с овощами" | |
JP5814091B2 (ja) | とろろ加工品を具として用いたおにぎり、およびこれに用いるおにぎりの具 | |
JP2012000090A (ja) | 磨砕したコンニャク入り食品の製造方法および磨砕したコンニャク入り食品 | |
JP2708738B2 (ja) | サラダ用袋詰め食品 | |
JP3612473B2 (ja) | フィリング及びこれを含む食品 | |
RU2503288C1 (ru) | Способ приготовления консервов "рулет с луком и яйцом с красным основным соусом" | |
JP2003125700A (ja) | 加工野菜、およびそれを使った即席サラダ用食材 | |
CN1493223A (zh) | 野生山芹菜速冻手工水饺及制备方法 | |
RU2487597C1 (ru) | Способ приготовления консервированного продукта "сиченики рыбные украинские" | |
RU2486806C1 (ru) | Способ получения консервов "рулет с луком и яйцом с луковым соусом" | |
RU2487580C1 (ru) | Способ получения консервов "рулет с луком и яйцом с красным основным соусом" | |
JP5762614B1 (ja) | 咀嚼容易なイカ冷凍食品 | |
JP2016214171A (ja) | 嚥下・流動食品、およびその製造方法 | |
RU2488309C1 (ru) | Способ изготовления консервированного продукта "сиченики рыбные украинские" | |
Datta | Prospects of value added products and it’s future in Indian market | |
RU2487606C1 (ru) | Способ изготовления консервированного продукта "сиченики рыбные украинские" | |
RU2488308C1 (ru) | Способ изготовления консервированного продукта "сиченики рыбные украинские" |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4575930 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |