JP2003124688A - テープフィーダおよびテープ送り方法 - Google Patents

テープフィーダおよびテープ送り方法

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JP2003124688A
JP2003124688A JP2001317796A JP2001317796A JP2003124688A JP 2003124688 A JP2003124688 A JP 2003124688A JP 2001317796 A JP2001317796 A JP 2001317796A JP 2001317796 A JP2001317796 A JP 2001317796A JP 2003124688 A JP2003124688 A JP 2003124688A
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Tatsuo Yamamura
達雄 山村
Takuya Tsutsumi
卓也 堤
Yoshikazu Higuchi
義和 樋口
Atsuyuki Horie
敦行 堀江
Akifumi Wada
聡文 和田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ送りの送りピッチや速度を電子部品の
種類に応じて容易に設定することができ、汎用性に優れ
たテープフィーダおよびテープ送り方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 テープをピッチ送りして電子部品を供給
するテープフィーダにおいて、テープを送るスプロケッ
トを回転駆動するモータ22を制御するモータ制御部2
5と、電子部品実装装置の制御部14からの制御信号を
受信してモータ制御部25に回転数およびまたは回転量
の制御パラメータを伝達する通信部27とを備えた。こ
れにより、モータ22の回転数や回転量の制御パラメー
タを変更してテープ送り速度およびまたはテープ送り量
を対象の電子部品に応じて容易に変更することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープに保持され
た電子部品をピッチ送りして電子部品実装装置のピック
アップ位置に供給するテープフィーダおよびテープ送り
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品実装装置において、移載ヘッド
のノズルのピックアップ位置に電子部品を供給する方法
として、テープフィーダを用いる方法が知られている。
この方法は、電子部品を保持するテープを供給リールか
ら引き出し、電子部品の実装タイミングに同期させてピ
ッチ送りしてノズルに供給するものである。このテープ
フィーダでは、テープに設けられた送り孔に噛み合うス
プロケットを所定量だけ回転させることにより、テープ
がピッチ送りされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子部品には種々のサ
イズ・種類があるため、テープフィーダにも電子部品を
保持するテープの幅や、テープに保持される電子部品の
ピッチに応じて多種類のテープフィーダが準備される。
ところが、従来のテープフィーダは、使用するテープの
幅寸法が同一であっても、電子部品の種類によって送り
ピッチが異るとスプロケットの送り量を変更するための
複雑な作業を行う必要があった。また、電子部品の種類
によっては、テープ送り時の動作によって姿勢が乱れ安
定した吸着が行えなくなることから、テープ送り速度や
加速度を部品種類に応じて適切に設定することが望まし
いが、従来のテープフィーダではこのようなテープ送り
の速度設定を容易に行うことができなかった。
【0004】そこで本発明は、テープ送りの送りピッチ
や速度を電子部品の種類に応じて容易に設定することが
でき、汎用性に優れたテープフィーダおよびテープ送り
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテープフ
ィーダは、電子部品を保持したテープをピッチ送りする
ことにより電子部品を電子部品実装装置のピックアップ
位置に供給するテープフィーダであって、前記テープに
定ピッチで設けられた送り孔に噛み合ってテープを送る
スプロケットと、回転数およびまたは回転量が制御可能
なモータを駆動源とし前記スプロケットを回転駆動する
スプロケット駆動機構と、前記モータを制御するモータ
制御部と、外部装置からの制御信号を受信して前記モー
タ制御部に回転数およびまたは回転量の制御パラメータ
を伝達する通信部とを備えた。
【0006】請求項2記載のテープフィーダにおけるテ
ープ送り方法は、電子部品を保持したテープをこのテー
プに定ピッチで設けられた送り孔に噛み合うスプロケッ
トを回転させてピッチ送りすることにより電子部品を電
子部品実装装置のピックアップ位置に供給するテープフ
ィーダによるテープ送り方法であって、回転数およびま
たは回転量が制御可能なモータを駆動源とする回転駆動
機構によって前記スプロケットを回転させてテープをピ
ッチ送りする過程において、前記モータを制御するモー
タ制御部に対して外部装置からの制御信号を伝達するこ
とにより、前記モータの回転数およびまたは回転量の制
御パラメータを変更して、テープ送り速度およびまたは
テープ送り量を変更する。
【0007】本発明によれば、回転数や回転量が制御可
能なモータを駆動源とする回転駆動機構によってスプロ
ケットを回転させてテープをピッチ送りする過程におい
て、モータを制御するモータ制御部に対して外部装置か
らの制御信号を伝達することにより、モータの回転数や
回転量の制御パラメータを変更してテープ送り速度およ
びまたはテープ送り量を対象の電子部品に応じて容易に
変更することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のテ
ープフィーダが配置される電子部品実装装置の断面図、
図2は本発明の一実施の形態のテープフィーダの側面
図、図3は本発明の一実施の形態のテープフィーダの制
御系の構成を示すブロック図、図4は本発明の一実施の
形態のテープフィーダの部分側面図、図5は本発明の一
実施の形態のテープフィーダの部分平面図、図6は本発
明の一実施の形態のテープフィーダの停止位置データを
示す図、図7は本発明の一実施の形態のテープフィーダ
の吸着位置合わせの説明図である。
【0009】まず図1を参照して電子部品実装装置の構
造について説明する。図1において、電子部品実装装置
1は電子部品を供給する部品供給部2を備えており、部
品供給部2に設けられたフィーダベース3の上面には、
テープフィーダ4が複数基装着されている。テープフィ
ーダ4は、フィーダベース3の下方に位置した台車5に
セットされた供給リール6から、電子部品を保持したキ
ャリアテープ7を引き出し、保持された電子部品を移載
ヘッド8によるピックアップ位置まで供給する。
【0010】移載ヘッド8はヘッド駆動部11によって
駆動され、テープフィーダ4からピックアップした電子
部品を搬送路9上に位置決めされた基板10に実装す
る。ヘッド駆動部11は制御部14によって制御され、
移載ヘッド8による実装動作やテープフィーダ4による
テープ送り動作に必要な各種のデータは、記憶部15に
記憶される。
【0011】これらのデータには、以下に説明するテー
プデータ15a、停止位置データ15b、吸着位置デー
タ15c、実装位置データ15dが含まれる(図3参
照)。テープデータ15aは、テープフィーダ4におい
てキャリアテープ7をピッチ送りする際のテープ送りピ
ッチ、送り速度、ピッチ送りにおける加減速パターンな
どのデータであり、キャリアテープ7の種類ごとに予め
設定される。
【0012】停止位置データ15bは、ピッチ送りの停
止位置が各テープフィーダ固有の器差によってばらつく
のを防止するための補正データであり、この補正を行う
ことにより、キャリアテープ7に保持された電子部品を
正しくピックアップ位置に位置決めすることができるよ
うになっている。ここでは後述するようにテープ送り用
のスプロケットのピン位置のテープ送り方向のばらつき
を補正対象としている。
【0013】吸着位置データ15cは、移載ヘッド8が
テープフィーダ4のピックアップ位置から電子部品を吸
着して取り出すときの吸着位置を示すデータであり、吸
着位置データを各テープフィーダごとに予め作成するこ
とにより、各テープフィーダごとの固有の器差を補正す
ることができるようになっている。ここでは、スプロケ
ットのピン位置のばらつきのうち、テープ送り方向と直
交する方向のばらつきを、移載ヘッド8の吸着位置によ
って補正するようにしている。実装位置データ15d
は、基板10における電子部品の搭載位置座標について
のデータである。
【0014】テープフィーダ4のピックアップ位置の上
方には、カメラ12が配設されている。カメラ12はピ
ックアップ位置の近傍を撮像し、この撮像データを認識
部13によって認識処理することにより、後述するキャ
リアテープ7の送り孔の位置や、テープ送り用のスプロ
ケットのピン位置などを認識し、正規位置に対する位置
ずれ量を検出する。この位置検出結果は制御部14に送
られ、制御部14は後述するように各ピンの位置ずれ量
に基づいて停止位置データや吸着位置データを演算す
る。
【0015】次に図2、図3、図4を参照して、テープ
フィーダ4について説明する。図2において、テープフ
ィーダ4は細長形状の本体部4aの下面をフィーダベー
ス3の上面に沿わせて装着され、本体部4aの下面に設
けられた係止部4bをフィーダベース3の端部に係止さ
せることにより位置が固定される。そしてこの状態で、
本体部4aに内蔵されたフィーダ制御部24が、係止部
4bに設けられたコネクタ28を介して、電子部品実装
装置1の制御部14と接続されるようになっている。記
憶部15に記憶された各種データのうち、テープデータ
15aや停止位置データ15bなどテープフィーダ4の
動作制御に必要なデータは、制御部14を介してフィー
ダ制御部24に伝達される。
【0016】テープフィーダ4の前端部(図2において
右側)には、スプロケット21が配設されている。スプ
ロケット21の外周には、キャリアテープ7に定ピッチ
で設けられたテープ送り用の送り孔7b(図7参照)に
噛み合うピン21aが定ピッチで設けられており、また
スプロケット21の側面には、モータ22の出力軸に結
合されたベベルギア23と噛み合う歯面21bが設けら
れている(図4参照)。ベベルギア23および歯面21
bは、スプロケット回転駆動機構を構成する。
【0017】モータ22を回転駆動することによりスプ
ロケット21は回転し、これによりキャリアテープ7が
テープ送りされる。このテープ送りにより、供給リール
6からキャリアテープ7が引き出される。引き出された
キャリアテープ7は、後端部からテープフィーダ4の内
部に導かれ、テープ送り経路に沿って前方へ送られる。
【0018】ここで、モータ22は、サーボモータなど
回転数や回転量の制御が可能なタイプのモータが用いら
れており、モータ22の回転数や回転量の制御によっ
て、キャリアテープをピッチ送りする際の送り速度や、
送りピッチ、ピッチ送りにおける停止位置などが任意に
設定できるようになっている。またモータ22は絶対位
置が検出可能なエンコーダを備えており、スプロケット
21の各ピン21aの回転位置が個別に検出できるよう
になっている。
【0019】テープフィーダ4の先端部は移載ヘッド8
による電子部品のピックアップ位置となっており、送ら
れてきたキャリアテープ7は先端部上面に設けられた押
さえ部材29の下方をピッチ送りされる。このピッチ送
りの途中で、押さえ部材29に設けられた切り欠き部2
9a(図5参照)を介して、キャリアテープ7の凹部7
a内に保持された電子部品16が移載ヘッド8によって
ピックアップされる。電子部品16のピックアップに先
だって、キャリアテープ7の上面からトップテープ(図
示せず)が剥離され、後方へ折り返されて本体部4aに
内蔵されたテープ収納容器内に収納される。
【0020】次に図3を参照して、テープフィーダ4の
制御系の構成を説明する。テープフィーダ4はフィーダ
制御部24を内蔵しており、フィーダ制御部24は、モ
ータ制御部25、通信部27、データ記憶部26を備え
ている。モータ制御部25は、スプロケット21駆動用
のモータ22を制御する。通信部27は、外部装置であ
る電子部品実装装置1の制御部14からの制御信号を受
信して、モータ制御部25にモータ22の回転数や回転
量など制御パラメータを伝達する。これにより、制御部
14からの指令により、使用されるキャリアテープ7の
種類に応じて、テープフィーダ4のテープ送り速度や送
りピッチなどを随時変更できるようになっている。
【0021】また通信部27は、制御部14から送られ
るテープデータ15a、停止位置データ15bなどのデ
ータをデータ記憶部26に書き込む処理を行う。モータ
制御部25への制御パラメータの指令においては、デー
タ記憶部26にテープデータ15aが記憶されているキ
ャリアテープについては、単にテープ種類を指令するの
みで、テープ送り速度や送りピッチの変更ができる。
【0022】停止位置データ15bについて説明する。
キャリアテープ7に保持された電子部品を正しい位置に
供給するためには、スプロケット21の間欠回転におい
てピン21aが正しい位置で停止することが必要であ
る。しかしながら、スプロケット21においては製作誤
差のため各ピン21aの位置のばらつきが存在する。こ
のため、ピン21aを正しい位置に停止させるために
は、このばらつきを補正する必要がある。本実施の形態
においては、スプロケット21の各ピン21aの位置を
カメラ12で認識することにより位置ずれ量を求め、必
要な補正を行うようにしている。
【0023】ピン21aの位置ずれ計測について説明す
る。図5(a)は、スプロケット21の上方に配設され
た押さえ部材29の上面を示している。キャリアテープ
7がセットされていない状態で切り欠き部29aを撮像
することにより、スプロケット21の頂部近傍に位置し
たピン21aが撮像され、ピン21aの位置が計測され
る。
【0024】この計測により、図5(b)に示すよう
に、ピン21aの正規位置からのX方向、Y方向の位置
ずれを示すピンオフセットデータΔx、Δyが求められ
る。そして、スプロケット21を所定のピッチで間欠回
転させながら各ピン21aについて順次位置ずれ計測を
行うことにより、各ピンごとに正規位置からの位置ずれ
を示すオフセットデータが求められる。
【0025】これにより、正しいピックアップ位置に電
子部品が位置した状態におけるピン21aの位置、すな
わちテープ送りのための間欠回転においてスプロケット
21を停止すべき回転停止位置が求められる。そしてこ
れらの各回転停止位置に対応したモータ22の回転量の
データを停止位置データとして求め、求められた停止位
置データを当該テープフィーダ4の固有のオフセットデ
ータとして記憶させる。そして、テープフィーダ4の稼
動状態においては、このオフセットデータに基づいてモ
ータ22を制御して回転を停止させることにより、ピン
21aは常に正しい停止位置で停止する。
【0026】これらのデータ作成処理演算は、電子部品
実装装置1の制御部14によって行われる。したがって
制御部14は停止位置データ算出部となっている。演算
結果は、電子部品実装装置1の記憶部15に位置ずれ量
を示すオフセットデータとして記憶されるとともに、こ
れらの位置ずれ量をモータ22の回転量を示すパルス量
に換算したオフセットデータの形で各テープフィーダ4
に送られ、通信部27を介して当該テープフィーダ4の
データ記憶部26に書き込まれる。したがって、電子部
品実装装置1の記憶部15、各テープフィーダ4のデー
タ記憶部26は、停止位置データ記憶部となっている。
【0027】次に停止位置データおよび吸着位置データ
の態様について、図6を参照して説明する。ここで、Y
方向のオフセットデータが停止位置データに、X方向の
オフセットが吸着位置データに対応する。図6(a)
は、データ作成対象となるテープフィーダのスプロケッ
ト21のすべてのピン21aについて計測されたピン位
置を統計処理して、ピン位置の平均位置を求めるもので
ある。すなわち、各ピンについてのオフセットデータΔ
x、Δyの平均値ΣΔx/n、ΣΔy/nを求め、これ
らの平均値を当該テープフィーダに固有の1つのオフセ
ットデータとする。このように、ピン位置を統計処理し
てテープフィーダに固有の1つのオフセットデータとす
ることにより、データ処理を容易に行うことができる。
【0028】図6(b)は、スプロケット21の各ピン
21aごとにオフセットデータを記憶する例を示してい
る。すなわちこの例では、計測されたオフセットデータ
Δx、Δyは、そのまま当該ピン21aに固有のオフセ
ットデータ(停止位置データ15b)として記憶部15
に格納される。この場合には、各ピン21aの位置ずれ
状態をそのまま反映した停止位置データが作成されるこ
とから、スプロケット21の製作誤差によってピン位置
に大きなばらつきが存在するような場合にあっても、こ
れらのばらつきを補正して、常に正確な位置にキャリア
テープ7を停止させることができる。
【0029】なお、ここでは停止位置データとして、ピ
ン21aの位置ずれ量を用いる例を示したが、キャリア
テープ7をセットした状態で前述と同様に切り欠き部2
9aを撮像し、凹部7aの位置もしくは凹部7a内の電
子部品自体の位置を計測することによって停止位置デー
タを求めるようにしてもよい。この場合には、正規吸着
位置からの電子部品の位置ずれ量が、オフセットデータ
Δx、Δyとして求められる。
【0030】図7は、テープフィーダ4の稼動状態にお
いてこのような停止位置データおよび吸着位置データに
基づいて、キャリアテープ7の停止位置を補正する方法
を示している。ピッチ送り時にスプロケット21のピン
21aを所定位置に停止させる際には、前述の停止位置
データに基づいてモータ22を制御し位置決めを行う。
すなわちモータ22の回転を停止させる際には、データ
上の正規位置(図中破線で示す)から、Y方向のオフセ
ットデータΔyだけ補正した位置に対応した回転停止位
置で、モータ22を停止させる。
【0031】そして、移載ヘッド8によって凹部7a内
の電子部品をピックアップする際には、吸着位置データ
に基づいて移載ヘッド8による吸着動作を行う。すなわ
ち、移載ヘッド8の位置合わせ時には、データ上の正規
吸着位置からX方向のオフセットデータΔxだけ補正し
た上で、移載ヘッド8を下降させる。これにより、スプ
ロケット21のピン位置のばらつきに起因する吸着位置
の位置ずれを有効に補正することができ、電子部品を正
しいピックアップ位置に位置決めして、移載ヘッド8に
よる吸着ミスを減少させることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、回転数や回転量が制御
可能なモータを駆動源とする回転駆動機構によってスプ
ロケットを回転させてテープをピッチ送りする過程にお
いて、モータを制御するモータ制御部に対して外部装置
からの制御信号を伝達するようにしたので、モータの回
転数や回転量の制御パラメータを変更してテープ送り速
度およびまたはテープ送り量を対象の電子部品に応じて
容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のテープフィーダが配置
される電子部品実装装置の断面図
【図2】本発明の一実施の形態のテープフィーダの側面
【図3】本発明の一実施の形態のテープフィーダの制御
系の構成を示すブロック図
【図4】本発明の一実施の形態のテープフィーダの部分
側面図
【図5】本発明の一実施の形態のテープフィーダの部分
平面図
【図6】本発明の一実施の形態のテープフィーダの停止
位置データを示す図
【図7】本発明の一実施の形態のテープフィーダの吸着
位置合わせの説明図
【符号の説明】
1 電子部品実装装置 2 部品供給部 4 テープフィーダ 7 キャリアテープ 7b 送り孔 8 移載ヘッド 10 基板 11 ヘッド駆動部 12 カメラ 13 認識部 14 制御部 15 記憶部 15a テープデータ 15b 停止位置データ 21 スプロケット 21a ピン 24 フィーダ制御部 25 モータ制御部 26 データ記憶部 27 通信部
フロントページの続き (72)発明者 樋口 義和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 堀江 敦行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 和田 聡文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA03 AA18 CC04 CD03 CD05 DD01 DD02 DD03 DD05 DD32 DD34 DD50 EE24 FF03 FF31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を保持したテープをピッチ送りす
    ることにより電子部品を電子部品実装装置のピックアッ
    プ位置に供給するテープフィーダであって、前記テープ
    に定ピッチで設けられた送り孔に噛み合ってテープを送
    るスプロケットと、回転数およびまたは回転量が制御可
    能なモータを駆動源とし前記スプロケットを回転駆動す
    るスプロケット駆動機構と、前記モータを制御するモー
    タ制御部と、外部装置からの制御信号を受信して前記モ
    ータ制御部に回転数およびまたは回転量の制御パラメー
    タを伝達する通信部とを備えたことを特徴とするテープ
    フィーダ。
  2. 【請求項2】電子部品を保持したテープをこのテープに
    定ピッチで設けられた送り孔に噛み合うスプロケットを
    回転させてピッチ送りすることにより電子部品を電子部
    品実装装置のピックアップ位置に供給するテープフィー
    ダによるテープ送り方法であって、回転数およびまたは
    回転量が制御可能なモータを駆動源とする回転駆動機構
    によって前記スプロケットを回転させてテープをピッチ
    送りする過程において、前記モータを制御するモータ制
    御部に対して外部装置からの制御信号を伝達することに
    より、前記モータの回転数およびまたは回転量の制御パ
    ラメータを変更して、テープ送り速度およびまたはテー
    プ送り量を変更することを特徴とするテープ送り方法。
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