JPWO2014174643A1 - テープフィーダ及び部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

テープフィーダでの部品の送給速度を適切に設定することができる技術を提供する。キャリアテープ900に保持された部品を供給位置に供給するテープフィーダ21と、供給位置に供給された部品を吸着し、部品を基板上に装着する複数のノズル47と、複数のノズル47を保持するヘッド48と、ヘッド48の種類を識別するヘッド識別部と、ヘッド識別部によって取得されたヘッド48の種類に基づいて、キャリアテープ900の送給速度を決定する送給速度決定部200と、を備える。

Description

本発明は、基板に部品を装着する部品装着装置及びこれに用いられるテープフィーダに関するものである。
従来から特許文献1に示されるように、ヘッドで部品を吸着して基板に装着する部品装着装置が知られている。このような部品装着装置は、キャリアテープで保持された部品を1つずつ供給位置に送り出すテープフィーダを複数備え、前記供給位置に供給された部品をヘッドに設けられたノズルで吸着して基板上に配置する。なお、キャリアテープは、テープフィーダに装着されるリールに巻回されている。
特開2004−172500号公報
ヘッドには、複数のノズルが設けられている。ヘッドに設けられたノズルの数が多い場合には、ヘッドに設けられたノズルの数が少ない場合と比較して、単位時間当たりにより多くの部品を吸着して基板上に配置することができる。このため、ヘッドに設けられたノズルの数が多い場合には、ヘッドに設けられたノズルの数が少ない場合と比較して、テープフィーダでのキャリアテープの送給速度を速くしなければ、テープフィーダにおける部品の供給がノズルでの吸着に追いつかず、当該テープフィーダでの部品の供給が原因でボトルネックとなってしまう。
同様に、キャリアテープに保持された部品のピッチ(以下適宜、部品間ピッチPと略す)が長い場合には、部品間ピッチPが短い場合と比較して、テープフィーダでのキャリアテープの送給速度を速くしなければ、テープフィーダにおける部品の供給がノズルでの吸着に追いつかなくなってしまう。
一方で、ヘッドに設けられたノズルの数が少ない場合や、部品間ピッチPが短い場合に、必要以上にテープフィーダでのキャリアテープの送給速度を速くしてしまうと、キャリアテープから部品が脱落してしまう等、テープフィーダでの部品の供給エラーが発生するリスクが高まってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、テープフィーダでの部品の送給速度を適切に設定することができる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するためになされた、請求項1に係る発明は、部品を吸着して基板上に装着するノズルを保持する複数種類のヘッドを交換可能な部品装着装置において使用され、キャリアテープに保持された部品を供給するテープフィーダであって、前記部品装着装置に装着された前記ヘッドの識別情報を識別するヘッド識別部を備え、前記ヘッド識別部によって識別された前記ヘッドの識別情報に基づいて、前記キャリアテープの送給速度が変更されるテープフィーダである。
このように、ヘッドの識別情報に基づいて、キャリアテープの送給速度が決定されるので、ヘッドに装着されているノズルの数やヘッドに装着されているノズルのピッチ等のヘッドの識別情報に応じて適切な送給速度が決定される。このため、テープフィーダにおける部品の供給がノズルでの吸着に追いつかなくなってしまうことに起因するボトルネックの発生を防止するとともに、必要以上にキャリアテープの送給速度が速いことに起因するテープフィーダでの部品の供給エラーの発生を抑制することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記ヘッド識別部が識別する前記ヘッドの識別情報には、前記ヘッドに保持される前記ノズルの数が含まれる。
これにより、ヘッドに装着されているノズルの数に応じて適切な送給速度が決定される。つまり、ノズルの数が多い場合には、速い送給速度が決定され、テープフィーダにおける部品の供給がノズルでの吸着に追いつかなくなってしまうことに起因するボトルネックの発生が防止される。また、ノズルの数が少ない場合には、遅い送給速度が決定され、必要以上にキャリアテープの送給速度が速いことに起因するテープフィーダでの部品の供給エラーの発生を抑制することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ヘッド識別部が識別する前記ヘッドの識別情報には、前記ヘッドに保持される隣接する前記ノズルのピッチが含まれる。
これにより、ヘッドに装着されている隣接するノズルのピッチに応じて適切な送給速度が決定される。つまり、隣接するノズルのピッチが短い場合には、速い送給速度が決定され、テープフィーダにおける部品の供給がノズルでの吸着に追いつかなくなってしまうことに起因するボトルネックの発生が防止される。また、隣接するノズルのピッチが長い場合には、遅い送給速度が決定され、必要以上にキャリアテープの送給速度が速いことに起因するテープフィーダでの部品の供給エラーの発生を抑制することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3に記載の発明において、前記キャリアテープに保持された前記部品のピッチを取得する部品間ピッチ取得部を備え、前記部品間ピッチ取得部によって取得された前記部品のピッチに基づいて、前記キャリアテープの送給速度が変更される。
これにより、キャリアテープに保持された部品のピッチに応じて適切な送給速度が決定される。つまり、部品のピッチが長い場合には、速い送給速度が決定され、テープフィーダにおける部品の供給がノズルでの吸着に追いつかなくなってしまうことに起因するボトルネックの発生が防止される。また、部品のピッチが短い場合には、遅い送給速度が決定され、必要以上にキャリアテープの送給速度が速いことに起因するテープフィーダでの部品の供給エラーの発生を抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、部品を吸着して基板上に装着するノズルを保持する複数種類のヘッド及びキャリアテープに保持された部品を供給するテープフィーダを着脱可能な部品装着装置において、装着された前記ヘッドの識別情報を識別するヘッド識別部と、装着された前記テープフィーダの識別情報を識別するテープフィーダ識別部と、を備え、前記ヘッド識別部によって識別された前記ヘッドの識別情報及び前記テープフィーダ識別部によって識別された前記テープフィーダの識別情報の少なくとも一方に基づいて、前記識別された前記テープフィーダの前記キャリアテープの送給速度が変更される部品装着装置である。
このように、ヘッドの識別情報やテープフィーダの識別情報に基づいて、キャリアテープの送給速度が決定されるので、ヘッドに装着されているノズルの数やヘッドに装着されているノズルのピッチ等のヘッドの種類、或いは、キャリアテープに保持された部品のピッチに応じて適切な送給速度が決定される。
部品装着装置の上面図である。 部品装着機の斜視図である。 図2のA視図であり、ノズルがヘッドに取り付けられている状態を示した図である。 部品供給装置の側面図である。 キャリアテープの上面図である。 ノズル数、部品間ピッチ、及び送給速度との関係を示した送給速度データを表した図である。 送給速度決定処理のフローチャートである。 第二の実施形態の送給速度データを表した図である。 図4のB視図であり、テープフィーダの供給位置を表した図である。 異なる種類のヘッドを示した斜視図である。 異なる種類のキャリアテープを示した上面図である。
(部品装着装置)
図1に示すように、部品装着装置1は、複数の部品装着機101〜105と、生産管理装置200から構成されている。部品装着機101〜105は、基板の搬送方向に並設されている。
(部品装着機)
図2に示すように、部品装着機101〜105は、基板搬送装置10と、複数のテープフィーダ21、部品装着部40、制御部50を有する。なお、以下の説明において、基板の搬送方向を、X軸方向とする。そして、水平面において、X軸方向と直交する方向を、Y軸方向とする。また、X軸方向及びY軸方向と直交する鉛直方向をZ軸方向とする。
部品装着機101〜105の前部には、スロット22がX軸方向に複数に並設されている。各テープフィーダ21は、各スロット22に着脱可能に装着される。図4に示すように、テープフィーダ21には、リール23が着脱可能に保持されている。リール23は、キャリアテープ900が巻回されている。
キャリアテープ900は、多数の電子部品等の部品を一列に収容して保持するものである。図5に示すように、キャリアテープ900は、ベーステープ901、カバーテープ902、ボトムテープ903とから構成されている。ベーステープ901幅方向の中央部には、長さ方向に一定間隔をおいて空間である収容部901aが貫通形成されている。この収容部901aに部品が収納される。ベーステープ901の側部には、長さ方向に一定間隔をおいて、係合穴901bが貫通形成されている。
カバーテープ902の両側部は、接着材によってベーステープ901上面の両側部に接着されている。ベーステープ901下面には、ボトムテープ903が接着されている。このボトムテープ903によって、収容部901aに収納された部品の脱落が防止される。なお、図11に示すように、収容部901aに収容される部品の大きさや形状によって、隣接する収容部901aの距離である部品間ピッチP(図5示)が異なる。
図4に示すように、テープフィーダ21の内部には、スプロケット26が回転可能に支承されている。スプロケット26外周部には、キャリアテープ900に形成された係合穴901bと係合する係合突起26aが形成されている。テープフィーダ21には、スプロケット26を回転する駆動源であるモータ25が設けられている。テープフィーダ21には、モータ25を制御するためのテープフィーダ制御部28が設けられている。
図9に示すように、テープフィーダ21の上端には、キャリアテープ900の搬送方向に沿って、一対のガイドレール21b、21cが上下方向に移動可能に設けられている。一対のガイドレール21b、21cは、図示しないスプリング等の付勢部材によって下方に付勢されている。この一対のガイドレール21b、21cによって、キャリアテープ900が下方に押圧されてガイドされる。ガイドレール21cには、ストリッパ21dが設けられている。ストリッパ21dには、幅方向にスリット21eが形成されている。スリット21eにカバーテープ902が挿通し、キャリアテープ900の送給に伴って、カバーテープ902がベーステープ901から引き剥がされるようになっている。
テープフィーダ21上端のガイドレール21bよりも、幅方向(X方向)外側位置には、テープフィーダ位置検出部材24が設けられている。テープフィーダ位置検出部材24には、テープフィーダマーク24aが形成されている。テープフィーダ21がスロット22に装着されている状態で、後述の撮像装置46がテープフィーダマーク24aを撮像することにより、テープフィーダ21の供給位置21aが認識されるようになっている。本実施形態では、テープフィーダ位置検出部材24は、XY平面上、ガイドレール21bに重ならない位置に配置されている。これにより、キャリアテープ900が、テープフィーダ位置検出部材24で引っ掛かることが無い。
従来では、図9の一点鎖線に示すように、テープフィーダ位置検出部材24は、XY平面上、ガイドレール21bに重なる位置に配置されていたので、キャリアテープ900の厚さにより、ガイドレール21bが上下動して、キャリアテープ900の上面位置が上下方向に変わると、場合によっては、キャリアテープ900がテープフィーダ位置検出部材24に引っ掛かる場合があった。
テープフィーダ21は、スロット22にスライド可能に係合されるようになっている。図4に示すように、テープフィーダ21の差込み側の先端には、スロット22に設けられ部品装着機101〜105の制御部50に接続された通信コネクタ29に接続可能な通信コネクタ30が設けられている。テープフィーダ21の通信コネクタ30は、テープフィーダ21がスロット22にスライドして装着されることにより、スロット22の通信コネクタ29に接続され、スロット22側からテープフィーダ21に電源が供給されるとともに、テープフィーダ21と部品装着機101〜105の制御部50との間で必要な制御信号を送受信できるようになっている。
テープフィーダ21には、当該テープフィーダ21を識別するための「テープフィーダの識別情報」を識別可能なテープフィーダ識別部27が設けられている。「テープフィーダの識別情報」は、それぞれのテープフィーダ21に固有な情報である。テープフィーダ識別部27は、読取装置300(図4示)によって読取られ、これによりテープフィーダ21の「テープフィーダの識別情報」が取得される。当該「テープフィーダの識別情報」は、生産管理装置200に送信されて、後述する記憶部201に記憶される。本実施形態では、テープフィーダ識別部27はバーコードであり、読取装置300はバーコードリーダである。
リール23には、当該リール23を識別するための「リール識別情報」を識別可能なリール識別部32が設けられている。このリール識別部32は、読取装置300によって読取られ、これによりリール23の「リール識別情報」が取得される。当該「リール識別情報」は、生産管理装置200に送信されて、後述する記憶部201に記憶される。本実施形態では、リール識別部32はバーコードである。「リール識別情報」には、部品の種類、キャリアテープ900の部品間ピッチP、その他固有の識別情報等が含まれる。
作業者は、新品リール23をテープフィーダ21に装着する前に、新品リール23と当該リール23が装着されるテープフィーダ21とを対応付けするために、読取装置300で新品リール23が装着されるテープフィーダ21のテープフィーダ識別部27を読み取らせるとともに、読取装置300で新品リール23のリール識別部32を読み取らせる。このようにして、生産管理装置200の記憶部201には、「テープフィーダの識別情報」と「リール識別情報」が対応付けされて記憶される。
図1や図4に示すように、各テープフィーダ21のテープフィーダ制御部28には、自身が識別されるための「テープフィーダの識別情報」が記憶されたテープフィーダ識別情報記憶部28aを有している。各テープフィーダ21が各スロット22に装着されると、通信コネクタ30と通信コネクタ29が接続し、制御部50は、各テープフィーダ識別情報記憶部28aにアクセス可能となり、「テープフィーダの識別情報」によって、各スロット22に装着されたテープフィーダ21を識別することができる。この際に、制御部50は、各スロット22の「スロット番号」と、当該スロット22に装着されたテープフィーダ21の対応関係を認識することができ、また、各スロット22の「スロット番号」と、「リール識別情報」との対応関係を認識することができる。
リール23に巻回されたキャリアテープ900は、スプロケット26の回転によって1部品間ピッチPずつ送り出される。すると、キャリアテープ900に収容された部品が、テープフィーダ21の先端部に設けられた供給位置21aに順次供給される。供給位置21aに供給された部品は、後述する部品装着部40のノズル47に吸着され、基板搬送装置10によって部品実装位置に位置決めされた基板上に装着される。
基板搬送装置10は、基板をX軸方向に順次下流側の部品装着機101〜105に搬送するとともに、搬送された部品装着機101〜105内における装着位置において、位置決め固定(クランプ)するものである。本実施形態では、基板搬送装置10は、部品装着部40の基台41上に、Y軸方向に2つ並設されている。
図2に示すように、部品装着部40は、ガイドレール42、Y軸スライド43、Y軸サーボモータ44、X軸スライド45、X軸サーボモータ(不図示)、ノズル47、ヘッド48を有している。
ガイドレール42、Y軸スライド43、及びY軸サーボモータ44とから、Yロボットが構成されている。ガイドレール42は、基台41上にY軸方向に装架されて基板搬送装置10の上方に配設されている。Y軸スライド43は、ガイドレール42に沿ってY軸方向に移動可能に設けられている。Y軸スライド43は、Y軸サーボモータ44の出力軸に連結されたボールねじを有するボールねじ機構によってY軸方向に移動される。
X軸スライド45、X軸サーボモータから、Xロボットが構成されている。X軸スライド45は、Y軸スライド43に、X軸方向に移動可能に設けられている。Y軸スライド43にはX軸サーボモータが設けられている。このX軸サーボモータの出力軸に連結された図略のボールねじ機構によって、X軸スライド45がX軸方向に移動される。
X軸スライド45には、撮像装置46が設けられている。また、X軸スライド45には、ヘッド48が交換可能に設けられている。ヘッド48は、複数のノズル47を着脱可能に保持している。本実施形態では、図3に示すように、ノズル47は、ヘッド48の中心48aから所定半径bによって形成される円(一点鎖線)上に、一定間隔c(一定角度)をおいて配置されている。なお、図10に示すように、保持するノズル47の数によって、ヘッド48の種類は異なる。例えば図10の(A)に示すヘッド48は、12本のノズル47を保持し、図10の(B)に示すヘッド48は、8本のノズル47を保持し、図10の(C)に示すヘッド48は、4本のノズル47を保持している。各ノズル47は、Z方向に移動可能となっている。ノズル47は、部品を吸着する。
図1に示すように、ヘッド48には、通信コネクタ48aが設けられている。X軸スライド45には、通信コネクタ48aと接続し、制御部50と通信可能な通信コネクタ45aが設けられている。
撮像装置46は、基板を撮像して、基板の基板座標系を認識するものである。撮像装置46は、撮像素子、レンズを有していて、制御部50と通信可能に接続されている。
Yロボット及びXロボットによって、ノズル47が供給位置21a上に移動され、当該ノズル47が供給位置21aに供給された部品を吸着する。そして、Yロボット及びXロボットによって、ノズル47が基板搬送装置10上に移動され、撮像装置46によって基板の位置が認識され、当該ノズル47が基板に部品を装着する。
制御部50は、部品装着機101〜105の統括制御を行うものである。制御部50は、テープフィーダ21、基板搬送装置10、及び部品装着部40の各サーボモータに指令を出力することにより、これらを制御する。
各ヘッド48は、自身が識別されるための「ヘッドの識別情報」が記憶されたヘッド識別情報記憶部49を有している。なお、「ヘッドの識別情報」には、ヘッド48が装着しているノズル47の数の情報が含まれる。各ヘッド48が部品装着機101〜105のX軸スライド45に装着されると、通信コネクタ48aと通信コネクタ45aが接続し、制御部50は各ヘッド識別情報記憶部49にアクセス可能となり、「ヘッドの識別情報」によって各ヘッド48を識別することができる。
なお、生産管理装置200、制御部50、通信コネクタ29、30を含めた構成が特許請求の範囲に記載の「テープフィーダ識別部」である。また、生産管理装置200、制御部50、通信コネクタ45a、48aを含めた構成が特許請求の範囲に記載の「ヘッド識別部」である。また、生産管理装置200が、テープフィーダ21におけるキャリアテープ900の送給速度を決定する「送給速度決定部」である。なお、「送給速度決定部」は、制御部50にもたせてもよい。
(生産管理装置)
生産管理装置200は、各部品装着機101〜105の生産を管理する装置である。図1に示すように、生産管理装置200は、各部品装着機101〜105の各制御部50と通信可能に接続されている。
生産管理装置200は、CPU、RAM、記憶部201、及びこれらを接続するバスとから構成されたマイクロプロセッサを有する(いずれも不図示)。CPUは、図7に示すフローチャートに対応したプログラムを実行する。RAMは同プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶するものである。記憶部201は、不揮発性メモリー等で構成され、前記プログラムや、「テープフィーダの識別情報」、「リール識別情報」を記憶するものである。
生産管理装置200の記憶部201には、図6に示すような「送給速度データ」が記憶されている。「送給速度データ」は、「ノズル数」、部品間ピッチP、及び「送給速度」との関係が対応付けされたデータである。「送給速度」とは、テープフィーダ21がキャリアテープ900を送給する速度である。本実施形態では、「送給速度」は、ロー(低速)、ミドル(中速)、ハイ(高速)の3種類の速度が存在する。「ノズル数」が多い程、また、部品間ピッチPが長い程、「送給速度」が速くなるように「送給速度データ」が設定されている。
(送給速度決定処理)
以下に、図7に示すフローチャートを用いて、生産管理装置200が実行する「送給速度決定処理」について説明する。ヘッド48が交換された場合や、テープフィーダ21がスロット22に装着された場合には、「送給速度決定処理」が開始し、プログラムはS11に進む。
S11において、生産管理装置200は、ヘッド48が交換された部品装着機101〜105の制御部50、或いは、テープフィーダ21がスロット22に装着された部品装着機101〜105の制御部50と通信を行い、ヘッド48の「ヘッドの識別情報」を取得する。そして、生産管理装置200は、取得した「ヘッドの識別情報」からノズル数を取得する。S11が終了すると、プログラムはS12に進む。
S12において、生産管理装置200は、ヘッド48が交換された部品装着機101〜105の制御部50、或いは、テープフィーダ21がスロット22に装着された部品装着機101〜105の制御部50と通信を行い、「テープフィーダの識別情報」を取得する。次に、生産管理装置200は、記憶部201を参照して、取得した「テープフィーダの識別情報」に対応する「リール識別情報」を取得する。次に、生産管理装置200は、取得した「リール識別情報」から部品間ピッチPを取得する。S12が終了すると、プログラムはS13に進む。
S13において、生産管理装置200は、図6に示す「送給速度データ」を参照して、S11で取得した「ノズル数」及びS12で取得した部品間ピッチPに対応する「送給速度」を取得して、当該「送給速度」を記憶部201に記憶する。S13が終了すると、「送給速度決定処理」が終了する。
このように、ヘッド48が交換された場合や、テープフィーダ21がスロット22に装着された場合には、上述の「送給速度決定処理」によって、自動的に「送給速度」が決定される。そして、テープフィーダ21は決定された「送給速度」でキャリアテープ900を送給する。
(本実施形態の効果)
上述した説明から明らかなように、生産管理装置200は、図7のS11において、「ヘッドの識別情報」を取得して「ノズル数」を取得し、S13において、「ノズル数」に基づいて、適切な「送給速度」を決定する。つまり、ノズル47の数が多い場合には、速い「送給速度」が決定される。これにより、テープフィーダ21における部品の供給がノズル47での吸着に追いつかなくなってしまうことに起因するボトルネックの発生が防止される。また、ノズル47の数が少ない場合には、遅い「送給速度」が決定され、必要以上にキャリアテープ900の送給速度が速いことに起因するテープフィーダ21での部品の供給エラーの発生を抑制することができる。
また、生産管理装置200は、S12において、部品間ピッチPを取得し、S13において、部品間ピッチPに基づいて、適切な「送給速度」を決定する。つまり、部品間ピッチPが長い場合には、速い「送給速度」が決定され、テープフィーダ21における部品の供給がノズル47での吸着に追いつかなくなってしまうことに起因するボトルネックの発生が防止される。また、部品間ピッチPが短い場合には、遅い「送給速度」が決定され、必要以上にキャリアテープ900の送給速度が速いことに起因するテープフィーダ21での部品の供給エラーの発生を抑制することができる。
(第二の実施形態)
以下に、図8を用いて、以上説明した実施形態(第一の実施形態)と異なる点について、第二の実施形態を説明する。第一の実施形態では、「ヘッドの識別情報」には「ノズル数」が含まれ、図7のS11の処理において、生産管理装置200は、「ノズル数」を取得している。しかし、第二の実施形態では、「ヘッドの識別情報」に、ヘッド48に保持された隣接するノズル47のピッチc(以下、ノズルピッチcと略す、図3示)が含まれ、図8に示すように、「送給速度データ」は、ノズルピッチc、部品間ピッチP、及び「送給速度」との関係が対応付けされたデータである。なお、ノズルピッチcが短い程、「送給速度」が速くなるように「送給速度データ」が設定されている。
この第二の実施形態では、生産管理装置200は、S11の処理において、ノズルピッチcを取得し、S13において、図8に示す「送給速度データ」に参照して、S11で取得したノズルピッチcに及びS12で取得した部品間ピッチPに対応する「送給速度」を取得して、当該「送給速度」を記憶部201に記憶する。
このような第二の実施形態であっても、ヘッド48に装着されている隣接するノズルピッチcに応じて適切な「送給速度」が決定される。つまり、ノズルピッチcが短い場合には、速い「送給速度」が決定され、テープフィーダ21における部品の供給がノズル47での吸着に追いつかなくなってしまうことに起因するボトルネックの発生が防止される。また、隣接するノズルピッチcが長い場合には、遅い「送給速度」が決定され、必要以上にキャリアテープ900の送給速度が速いことに起因するテープフィーダ21での部品の供給エラーの発生を抑制することができる。
また、上述の第一の実施形態と第二の実施形態を組み合わせた実施形態の部品装着装置1であっても差し支え無い。この実施形態の場合には、「送給速度データ」は、「ノズル数」、ノズルピッチc、部品間ピッチP、及び「送給速度」との関係が対応付けされたデータである。そして、図7のS13において、生産管理装置200は、上記「送給速度データ」に参照して、「ノズル数」、ノズルピッチc、部品間ピッチPに対応する「送給速度」を取得する。
(第三の実施形態)
以上説明した第一の実施形態や第二の実施形態と異なる点について第三の実施形態について説明する。以上説明した第一の実施形態や第二の実施形態では、「ノズル数」やノズルピッチc等の「ヘッドの識別情報」を取得する「ヘッド識別部」や、部品間ピッチPを取得する「部品間ピッチ取得部」、「送給速度」を決定する「送給速度決定部」は、生産管理装置200である。しかし、「ヘッド識別部」や「部品間ピッチ取得部」、「送給速度決定部」が、テープフィーダ21のテープフィーダ制御部28である実施形態であっても差し支え無い。
この実施形態では、テープフィーダ制御部28に、図6や図8に示す「ヘッドの識別情報」が記憶され、テープフィーダ制御部28が、制御部50や生産管理装置200と通信することにより、「ヘッドの識別情報」を取得する。そして、テープフィーダ制御部28は、図7に示す「送給速度決定処理」を実行して、「送給速度」を決定する。
同様に、「ヘッド識別部」や「部品間ピッチ取得部」、「送給速度決定部」が、部品装着機101〜105の制御部50である実施形態であっても差し支え無い。この実施形態もまた、制御部50に、図6や図8に示す「ヘッドの識別情報」が記憶され、制御部50が、制御部50や生産管理装置200と通信することにより、「ヘッドの識別情報」を取得し、テープフィーダ制御部28や生産管理装置200と通信することにより、部品間ピッチPを取得する。制御部50は、図7に示す「送給速度決定処理」を実行して、「送給速度」を決定する。
このような実施形態であっても、「ヘッド数」、ノズルピッチc、部品間ピッチPに応じて適切な「送給速度」が決定される。
(別の実施形態)
リール識別部32やテープフィーダ識別部27が「リール識別情報」が記憶された2次元コードであり、読取装置300が2次元コード読取装置であっても差し支え無い。或いは、リール識別部32やテープフィーダ識別部27が「リール識別情報」が記憶された磁気テープや、ICチップ、無線タグであり、読取装置300が磁気テープリーダ、ICチップリーダ、無線タグリーダであっても差し支え無い。
1…部品装着装置、20…部品供給装置、47…ノズル、48…ヘッド、200…生産管理装置(ヘッド識別部、部品間ピッチ取得部)、900…キャリアテープ

Claims (5)

  1. 部品を吸着して基板上に装着するノズルを保持する複数種類のヘッドを交換可能な部品装着装置において使用され、キャリアテープに保持された部品を供給するテープフィーダであって、
    前記部品装着装置に装着された前記ヘッドの識別情報を識別するヘッド識別部を備え、
    前記ヘッド識別部によって識別された前記ヘッドの識別情報に基づいて、前記キャリアテープの送給速度が変更されるテープフィーダ。
  2. 前記ヘッド識別部が識別する前記ヘッドの識別情報には、前記ヘッドに保持される前記ノズルの数が含まれる請求項1に記載のテープフィーダ。
  3. 前記ヘッド識別部が識別する前記ヘッドの識別情報には、前記ヘッドに保持される隣接する前記ノズルのピッチが含まれる請求項1又は請求項2に記載のテープフィーダ。
  4. 前記キャリアテープに保持された前記部品のピッチを取得する部品間ピッチ取得部を備え、
    前記部品間ピッチ取得部によって取得された前記部品のピッチに基づいて、前記キャリアテープの送給速度が変更される請求項1〜請求項3のいずれかに記載のテープフィーダ。
  5. 部品を吸着して基板上に装着するノズルを保持する複数種類のヘッド及びキャリアテープに保持された部品を供給するテープフィーダを着脱可能な部品装着装置において、
    装着された前記ヘッドの識別情報を識別するヘッド識別部と、
    装着された前記テープフィーダの識別情報を識別するテープフィーダ識別部と、を備え、
    前記ヘッド識別部によって識別された前記ヘッドの識別情報及び前記テープフィーダ識別部によって識別された前記テープフィーダの識別情報の少なくとも一方に基づいて、前記識別された前記テープフィーダの前記キャリアテープの送給速度が変更される部品装着装置。
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