JP5618749B2 - Led部品を分別廃棄する部品実装システム - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板に実装されない不実装LED部品をランク別に分別廃棄する部品実装システムに関するものである。
電子部品を回路基板に実装する部品実装装置において、回路基板に実装できない電子部品を種類毎に分別して廃棄するものとして、例えば、特許文献1あるいは特許文献2に記載のものが知られている。
特許文献1に記載のものは、フィーダが配置されたテーブルの前方に、幅が一定で長手形状をなす収容容器164をフィーダの並び方向と平行に配置し、収容容器内をフィーダと同じ幅となるように、仕切り板166等によって複数の収容室162に仕切ることにより、フィーダ単位で不実装部品を分別して廃棄できるようにしたものである。
また、特許文献2に記載のものは、不実装部品を、当該不実装部品が部品供給時に収容されていたパレットに設けられた回収用トレイ7aあるいは回収用スペース7´aに廃棄できるようにしたものである。
特開2004−214447号公報 特開2001−284892号公報
特許文献1に記載のものにおいては、フィーダ単位で部品を分別して複数の収容室に廃棄することができるが、フィーダと収容容器は各々独立して部品供給位置に配置されているため、例えば、フィーダの交換時に、収納容器の収容室に収容された不実装部品をフィーダと関連付けて回収することが難しい問題がある。
一方、特許文献2に記載のものにおいては、例えば、特許文献2の図5に示されているように、電子部品を収容したトレイの一部に、部品回収用スペースが設けられているので、部品回収用スペースのために電子部品の収容数が制限されることになり、結果としてトレイの占有面積が大きくなる問題がある。
本発明は、上述した従来の問題を解消するためになされたもので、フィーダ自体に廃棄ボックスを着脱可能に設けたことにより、廃棄ボックスに廃棄された部品の回収をフィーダ毎行えるようにしたLED部品を分別廃棄する部品実装システムを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、回路基板に実装されない不実装LED部品をランク別に分別廃棄する部品実装システムにして、ランク分けされたLED部品を多数収容し、これらLED部品を定められた供給位置に供給すべくフィーダ支持台に着脱可能に装着された複数のフィーダと、これらフィーダよりLED部品をピックアップして吸着する吸着ノズルと、前記吸着ノズルによって吸着されたLED部品を撮像し、回路基板に実装できるか否かを認識する認識手段と、前記複数のフィーダに着脱可能に取付けられ、前記認識手段によって回路基板への実装が不可と認識されたLED部品をランク別に収容する廃棄ボックスと、前記吸着ノズルにより吸着され、前記認識手段によって回路基板への実装が不可と認識されたLED部品を、ピックアップした前記フィーダに取付けた前記廃棄ボックスに廃棄する部品実装装置とを備えたことである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記廃棄ボックスが、隣り合う前記フィーダの間に配置されることである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2において、前記廃棄ボックスにIDを設け、前記フィーダとの関連付けを行えるようにしたことである。
請求項4に係る発明の特徴は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記廃棄ボックス内に廃棄された前記LED部品が回収されていることを確認できる回収確認機能を備えたことである。
請求項5に係る発明の特徴は、請求項4において、前記回収確認機能は、前記廃棄ボックスの底部に、カメラによって反射光量を取得できる反射板を有することである。
請求項6に係る発明の特徴は、請求項4または請求項5において、前記部品実装装置によって前記フィーダよりピックアップされる前記LED部品が、少なくともランクの異なるものに切り替えられた際に、前記回収確認機能を用いて回収確認を行うことである。
請求項1に係る発明によれば、ランク分けされたLED部品を多数収容し、これらLED部品を定められた供給位置に供給すべくフィーダ支持台に着脱可能に装着された複数のフィーダと、これらフィーダよりLED部品をピックアップして吸着する吸着ノズルと、吸着ノズルによって吸着されたLED部品を撮像し、回路基板に実装できるか否かを認識する認識手段と、複数のフィーダに着脱可能に取付けられ、認識手段によって回路基板への実装が不可と認識されたLED部品をランク別に収容する複数の廃棄ボックスと、吸着ノズルにより吸着され、前記認識手段によって回路基板への実装が不可と認識されたLED部品を、ピックアップしたフィーダに取付けた廃棄ボックスに廃棄する部品実装装置とを備えている。
また、請求項2に係る発明によれば、廃棄ボックスが、隣り合うフィーダの間に配置されている。
これにより、廃棄ボックスに収容されたLED部品の回収を、フィーダ毎行うことができ、不実装LED部品の分別回収を確実かつ容易に行うことができる。しかも、廃棄ボックスを配置するための特別なスペースを不要にすることができ、既存の部品実装システムに容易に適用することができる。
請求項3に係る発明によれば、廃棄ボックスにIDを設け、フィーダとの関連付けを行えるようにしたので、フィーダ支持台より取外されたフィーダからたとえ廃棄ボックスが分離されても、廃棄ボックスに収容されたLED部品のランクを容易に識別することができる。
請求項4に係る発明によれば、廃棄ボックス内に廃棄されたLED部品が回収されていることを確認できる回収確認機能を備えたので、部品の切り替わり時には、廃棄ボックス内に不実装LED部品が残存する事態を確実に防止することができる。
請求項5に係る発明によれば、回収確認機能は、廃棄ボックスの底部に、カメラによって反射光量を取得できる反射板を有するので、簡単な構成で、廃棄ボックス内よりLED部品が回収されたことを確認することができる。
請求項6に係る発明によれば、部品実装装置によってフィーダよりピックアップされるLED部品が、少なくともランクの異なるものに切り替えられた際に、回収確認機能を用いて回収確認を行うので、廃棄ボックス内にランクの異なる不実装LED部品が混在する事態を確実に防止することができる。
本発明の実施の形態を示す部品実装システムにおける部品実装装置を示す斜視図である。 部品実装装置の装着ヘッド部分を示す斜視図である。 フィーダを示す図である。 廃棄ボックスを取付けたフィーダの装着状態を示す図である。 廃棄ボックスを示す斜視図である。 LED部品を分別廃棄するための制御ブロックを示す図である。 記憶装置に記憶されたフィーダIDと廃棄ボックスIDとの関連付けを示す図である。 LED部品を分別廃棄するフローチャートを示す図である。 部品の切り替え時に行う部品回収確認サイクルを示すフローチャートである。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の実施に好適な部品実装システムは、回路基板にクリームはんだを印刷する図略の印刷装置と、LED部品を回路基板上に実装する後述する構成の部品実装装置10と、クリームはんだをリフローさせてLED部品を回路基板にはんだ接合する図略のリフロー装置と、これら各装置間に設けられ、回路基板を搬送する後述する構成の基板搬送装置60とを備えている。
部品実装装置10は、図1に示すように、部品供給装置50、基板搬送装置60および部品装着装置70を備えている。
部品供給装置50は、フィーダ51を装着するフィーダ支持台52(図4参照)を有しており、フィーダ支持台52には、Y軸方向に沿って形成された複数のスロット53がX軸方向に並設され、これらスロット53にフィーダ51が着脱可能に装着されるようになっている。
フィーダ支持台52に着脱可能に装着される各フィーダ51は、図3に示すように、多数のLED部品Pを間隔を有して一列に収容したテープ55が巻回されたリール56を着脱可能に取付けたテープフィーダからなっている。フィーダ51の内部には、テープ55をピッチ送りする駆動源となるモータ(図示せず)によって駆動されるスプロケット57が回転可能に支承され、このスプロケット57にテープ55に形成された送り穴が係合され、スプロケット57の回転によってテープ55が1ピッチずつ送り出される。これにより、テープ55に収容されたLED部品Pがフィーダ51の先端部に設けられた部品供給位置58に順次供給される。部品供給位置58に供給されたLED部品Pは、後述する部品装着装置70の吸着ノズルに吸着されてピックアップされ、所定位置に位置決めされた回路基板上に装着される。
フィーダ51の先端面(差込み側端面)には、フィーダ支持台52に設けられた通信コネクタ(図示せず)に接続可能な通信コネクタ54が設けられている。フィーダ51の通信コネクタ54は、フィーダ支持台52のスロット53にスライド可能に装着されることにより、フィーダ支持台52の通信コネクタに接続され、フィーダ支持台52側からフィーダ51に電源が供給されるとともに、フィーダ51の制御部とフィーダ支持台52の制御部との間で必要な制御信号(部品要求信号、部品供給完了信号等)やフィーダ51のID等の管理情報を送信できるようになっている。
なお、フィーダ51のリール56に収容したLED部品Pの残量が少なくなった場合に、スプライシングによってLED部品Pを補給できるようになっており、このテープ55のスプライシング部(接続部)を検出するために、フィーダ51にはスプライシング検出装置59が設けられている。
基板搬送装置60は、LED部品Pを実装する回路基板を所定位置に保持する機能を有するとともに、回路基板をX軸方向に搬送するもので、図1に示すように、一例として、2台の搬送装置61、62を並設したダブルコンベアタイプのものからなっている。搬送装置61、62は、基台63上に各一対のガイドレール64a、64bを互いに平行に対向させてそれぞれ水平に並設し、これらガイドレール64a、64bにより案内される回路基板Sを支持して搬送する一対のコンベアベルト(図示省略)を互いに対向させて並設して構成されている。また、基板搬送装置60には、所定位置に搬送された回路基板Sを持ち上げてクランプするクランプ装置(図示省略)が設けられ、このクランプ装置によって回路基板Sが所定位置に位置決めクランプされる。なお、回路基板Sには、図示してないが、基板位置基準マークとともに、基板IDを表示する基板IDマークが付与されている。
LED部品Pを回路基板Sに装着する部品装着装置70は、XYロボットタイプからなり、XYロボットは、基台63上に装架されて基板搬送装置60および部品供給装置50の上方に配設され、ガイドレール71に沿ってY軸方向に移動可能なY軸スライド72を備えている。Y軸スライド72は、Y軸サーボモータ73の出力軸に連結されたボールねじを有するボールねじ機構によってY軸方向に移動される。Y軸スライド72には、X軸スライド75がY軸方向と直交するX軸方向に移動可能に案内されている。Y軸スライド72にはX軸サーボモータ76が設置され、このX軸サーボモータ76の出力軸に連結された図略のボールねじ機構によってX軸スライド75がX軸方向に移動される。X軸スライド75上には、LED部品Pを吸着する吸着ノズル77を保持した装着ヘッド78が設けられている。
X軸スライド75上には、CCDカメラからなる基板撮像装置81が設けられており、基板撮像装置81は、部品装着装置70の所定位置に位置決めされた回路基板S上に設けられた基板位置基準マークおよび基板IDマークを撮像し、基板位置基準情報および基板ID情報を取得するようになっている。そして、基板撮像装置81によって取得された基板位置基準情報に基づいて、装着ヘッド78を回路基板Sに対してXY方向に位置補正するとともに、基板撮像装置81によって取得された基板ID情報に基づいて、LED部品Pの実装作業を制御できるようになっている。
また、基台63上には、CCDカメラからなる部品撮像装置82が設けられている。部品撮像装置82は、装着ヘッド78の吸着ノズル77に吸着したLED部品Pを、部品供給装置50の部品供給位置58から回路基板S上に移動する途中で撮像して、吸着ノズル77に吸着されたLED部品Pの吸着状態や、吸着ノズル77の中心に対するLED部品Pの芯ずれ等を検出し、芯ずれ等に基づいて装着ヘッド78のXY方向等の移動量を補正し、LED部品Pが回路基板S上の定められた座標位置に正確に装着できるようにしている。
図2は、装着ヘッド78の斜視図を示すもので、装着ヘッド78は、X軸スライド75に着脱可能に保持された装着ヘッド本体85を有している。装着ヘッド本体85には、回転保持体86が間欠回転可能に支持され、モータ87を駆動源とする回転装置88によって間欠回転されるようになっている。回転保持体86の円周上には複数のノズルホルダ89が昇降可能に保持され、これらノズルホルダ89に、LED部品Pを吸着する吸着ノズル77がそれぞれ着脱可能に保持されている。回転保持体86の間欠回転によって所定の角度位置に位置決めされたノズルホルダ89は、モータ90を駆動源とするホルダ昇降装置91によって昇降され、吸着ノズル77によってLED部品Pを吸着したり、吸着したLED部品Pを回路基板S上に実装したりできるようになっている。また、ノズルホルダ89は、吸着ノズル77によって吸着したLED部品Pを角度調整するために、モータ92を駆動源とするホルダ回転装置93によって回転(自転)可能となっている。
フィーダ支持台52に着脱可能に装着される各フィーダ51には、図4に示すように、廃棄ボックス95がそれぞれ着脱可能に取付け保持されている。これら廃棄ボックス95は、吸着ノズル77に異常な姿勢で吸着された等の理由で、回路基板Sに実装されなかったLED部品Pをランク別に分別して回収するためのものである。各廃棄ボックス95には、図5に示すように、フィーダ51の所定位置に係脱可能に係合する係合部96が設けられ、フィーダ51に取付けられた廃棄ボックス95は、隣り合うフィーダ51の間に配置されるようになっている。また、各廃棄ボックス95には、回収したLED部品Pのランクを識別できるように2次元コードやバーコード、あるいはRFIDからなる識別コード(ボックスID)97がそれぞれ付与されており、これら識別コード97はフィーダ51に付与されたバーコード(フィーダID)51a(図4参照)に関連付けて付けられている。RFIDについては、作業者が直接確認することができないが、フィーダ51や、廃棄部品の回収作業部に、タグを読取るリーダを設けることで、廃棄ボックス95や廃棄部品のIDを確認できる。なお、図4中の56aは、リール56に付与されたバーコード(リールID)を示す。
各廃棄ボックス95の底部には、反射板98が設置されている。これにより、基板撮像装置81によって廃棄ボックス95を上方から撮像することにより、反射板98より反射された反射光に基づいて、廃棄ボックス95の底部に残存するLED部品Pの二次元画像を取得できるようにしている。そして、取得した画像データを後述する画像処理装置108(図6参照)によって処理することにより、廃棄ボックス95より全てのLED部品Pが回収されて空になっていることを確認できるようにしている。上記した基板撮像装置81、反射板98および画像処理装置108等によって、部品回収確認機能99を構成している。
LED部品Pは、形状および大きさを同じくし、外見上区別が難しいが、明るさや、色彩等に応じて複数のランクに区分されている。実施の形態においては、LED部品Pは、A、B、Cの3種類にランク分けされ、ランクAのLED部品は、例えば、ボックスIDが「100番」の廃棄ボックス95に廃棄されるようになっており、同様にして、ランクBのLED部品は、ボックスIDが「200番」の廃棄ボックス95に、ランクCのLED部品は、ボックスIDが「300番」の廃棄ボックス95にそれぞれ廃棄されるようになっている。
また、ボックスIDが「100番」の廃棄ボックス95は、ランクAのLED部品を収容するフィーダIDが「1番」のフィーダ51に着脱可能に保持されるようになっており、同様にして、ボックスIDが「200番」の廃棄ボックス95は、ランクBのLED部品を収容するフィーダIDが「2番」のフィーダ51に、ボックスIDが「300番」の廃棄ボックス95は、ランクCのLED部品を収容するフィーダIDが「3番」のフィーダ51にそれぞれ着脱可能に取付けされるようになっている。
部品装着装置70は、図6に示す制御装置100によって制御されるようになっている。制御装置100は、CPU101,ROM102,RAM103およびそれらを接続するバス104を備え、バス104には入出力インターフェース105が接続されている。入出力インターフェース105には、フィーダ51を駆動する駆動回路106、部品装着装置70の駆動部を制御する制御回路107、および部品撮像装置81、82によって撮像された画像データを画像処理する画像処理装置108、109等が接続されている。
ROM102には、回路基板SにLED部品Pを装着するための基本プログラムを始め、部品装着装置70のシーケンス動作を制御するプログラムが格納されている。このプログラムには、吸着ノズル77のLED部品Pの吸着情報に基づいて、LED部品Pを回路基板Sに実装することなく、廃棄ボックス95に廃棄するプログラムも含まれている。
RAM103には、回路基板Sに所定の部品種のLED部品Pを実装するに必要な回路基板Sおよびフィーダ51の各ID情報が記憶されているとともに、図7に示すように、各フィーダ51のフィーダIDと、これらフィーダ51に収容されたLED部品Pの種類(ランク)および各フィーダ51に取付けられた廃棄ボックス95のボックスIDとが対応付けて記憶されている。
図8は、制御装置100が実行するLED部品Pの分別廃棄の一例を示すフローチャートで、以下その処理動作について説明する。
まず、ステップ100において、吸着ノズル77によって吸着されたLED部品Pが部品撮像装置82によって撮像される。ステップ102においては、部品撮像装置82によって撮像された画像データを処理する画像処理装置109によって、LED部品Pの吸着状態が正常か否かが判定される。判定結果がYES(吸着状態正常)の場合には、LED部品Pを回路基板Sに問題なく装着できるので、ステップ104でLED部品Pの実装作業の実行が指令され、LED部品Pが回路基板Sの所定の位置に実装するための実装作業が実行される。
これに対して、ステップ102における判定結果がNO(吸着状態異常)の場合には、回路基板Sへの装着が不可であると判断し、定められた廃棄ボックス95への分別廃棄処理が指令される(ステップ106)。
すなわち、ランクAのLED部品Pを吸着保持した装着ヘッド78は、当該LED部品PをピックアップしたフィーダIDが「1番」のフィーダ51に取付けられたボックスIDが「100番」の廃棄ボックス95の上方位置に位置決めされ、吸着ノズル77の吸着が解かれて、LED部品Pが当該廃棄ボックス95内に分別廃棄される。
フィーダIDが「1番」のフィーダ51に収容されたランクAのLED部品Pによる生産が完了すると、当該フィーダ51がフィーダ支持台52のスロット53より取外される。この場合、フィーダ51に廃棄ボックス95が取付けられているため、フィーダ51と一体的に廃棄ボックス95がフィーダ支持台52より取外され、ランクAのLED部品Pを再利用のために分別回収することができる。
この際、廃棄ボックス95にはフィーダ51のフィーダIDに関連付けられた識別コード(ボックスID)97が付与されているので、フィーダ支持台52より取外されたフィーダ51から廃棄ボックス95がたとえ分離されても、廃棄ボックス95に収容されているLED部品Pのランクが分からなくなることはなく、廃棄ボックス95に付与された識別コード97に基づいてLED部品Pのランクを容易に識別することができる。
次に、LED部品Pの切り替わり時に、廃棄ボックス95内に収容されたLED部品Pが回収されていることを確認する処理について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図9は、一例として、スプライシングによる部品補給によってLED部品Pを切り替えたときの部品回収確認機能99による部品回収確認サイクルを示すものである。
リール56に巻回されたテープ55に収容されたLED部品Pの残量が少なくなると、スプライシングによって部品が補給される。スプライシングされる部品の種類は、基本的には同じものであるが、ランクの異なるLED部品が補給される場合もある。以下においては、ランクAのLED部品の後にランクBのLED部品をスプライシングした場合の処理を例にして説明する。
ステップ200において、フィーダ51に設けられたスプライシング検出装置59によって、スプライシング(テープ55の接続部)が検出されると、ステップ202において、スプライシングが検出されたフィーダ51に取付けられた廃棄ボックス95内に廃棄されたLED部品の回収処理が指示される。ステップ204においては、廃棄ボックス95のボックスIDが、ランクAのLED部品廃棄用の「100番」から、ランクBのLED部品廃棄用の「200番」に書き換えられる。
次いで、ステップ206において、当該廃棄ボックス95が基板撮像装置81によって撮像される。ステップ208においては、基板撮像装置81によって撮像された画像データを処理する画像処理装置108によって、廃棄ボックス95内が空になっているか否か、すなわち、廃棄ボックス95内よりLED部品が回収されているか否かが判定される。判定結果がYESの場合には、プログラムはリターンされ、判定結果がNOの場合には、廃棄ボックス95内に残存するLED部品を取り除くための異常処理が実行される(ステップ210)。
なお、スプライシングによってLED部品が切り替えられた際は、ランクAのLED部品を実装していた回路基板Sを流し終えた後、ランクBのLED部品を実装すべき回路基板Sが部品実装装置10に搬送され、部品装着装置70によってランクBのLED部品が回路基板Sに実装されることになる。
上記した部品回収確認機能99による部品回収確認処理は、スプライシング検出時の他、リール56の交換等によってLED部品が切り替えられた際にも同様に実行され、これによって、廃棄ボックス95にランクの異なるLED部品が混在することが防止される。
上記した実施の形態によれば、フィーダ支持台52に着脱可能に装着された各フィーダ51に、LED部品をランク別に収容する廃棄ボックス95をそれぞれ着脱可能に取付けたので、廃棄ボックス95に収容されたLED部品の回収を、フィーダ51毎行うことができ、不実装LED部品の分別回収を確実かつ容易に行うことができるとともに、廃棄ボックス95を配置するための特別なスペースを不要にすることができ、既存の部品実装システムにも容易に適用することが可能となる。
しかも、廃棄ボックス95にIDを設け、フィーダ51との関連付けを行えるようにしたので、フィーダ51より廃棄ボックス95が分離されても、廃棄ボックス95に収容されたLED部品のランクを容易に識別することが可能となる。
また、廃棄ボックス95内に廃棄されたLED部品が回収されていることを確認できる部品回収確認機能99を備えているので、LED部品の切り替わり時に、廃棄ボックス95内に不実装LED部品が残存することがなく、ランクの異なるLED部分が混在することを防止できる。
上記した実施の形態においては、LED部品を、明るさや、色彩等に応じて3種類にランク分けした例について述べたが、LED部品をどのような基準でランク分けするか、あるいは何種類にランク分けするかは特に限定される要素ではなく、任意に設定できるものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明に係るLED部品を分別廃棄する部品実装システムは、回路基板に実装されない不実装LED部品をランク別に分別廃棄するものに用いるのに適している。
10…部品実装装置、50…部品供給装置、51…フィーダ、52…フィーダ支持台、58…部品供給位置、60…基板搬送装置、70…部品装着装置、77…吸着ノズル、78…装着ヘッド、81…基板撮像装置、82…部品撮像装置、95…廃棄ボックス、97…識別コード、98…反射板、99…部品回収確認機能、100…制御装置、P…LED部品、S…回路基板。

Claims (6)

  1. 回路基板に実装されない不実装LED部品をランク別に分別廃棄する部品実装システムにして、
    ランク分けされたLED部品を多数収容し、これらLED部品を定められた供給位置に供給すべくフィーダ支持台に着脱可能に装着された複数のフィーダと、
    これらフィーダよりLED部品をピックアップして吸着する吸着ノズルと、
    前記吸着ノズルによって吸着されたLED部品を撮像し、回路基板に実装できるか否かを認識する認識手段と、
    前記複数のフィーダに着脱可能に取付けられ、前記認識手段によって回路基板への実装が不可と認識されたLED部品をランク別に収容する複数の廃棄ボックスと、
    前記吸着ノズルにより吸着され、前記認識手段によって回路基板への実装が不可と認識されたLED部品を、ピックアップした前記フィーダに取付けた前記廃棄ボックスに廃棄する部品実装装置と、
    を備えたことを特徴とするLED部品を分別廃棄する部品実装システム。
  2. 請求項1において、前記廃棄ボックスが、隣り合う前記フィーダの間に配置されることを特徴とするLED部品を分別廃棄する部品実装システム。
  3. 請求項1または請求項2において、前記廃棄ボックスにIDを設け、前記フィーダとの関連付けを行えるようにしたことを特徴とするLED部品を分別廃棄する部品実装システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記廃棄ボックス内に廃棄された前記LED部品が回収されていることを確認できる回収確認機能を備えたことを特徴とするLED部品を分別廃棄する部品実装システム。
  5. 請求項4において、前記回収確認機能は、前記廃棄ボックスの底部に、カメラによって反射光量を取得できる反射板を有することを特徴とするLED部品を分別廃棄する部品実装システム。
  6. 請求項4または請求項5において、前記部品実装装置によって前記フィーダよりピックアップされる前記LED部品が、少なくともランクの異なるものに切り替えられた際に、前記回収確認機能を用いて回収確認を行うことを特徴とするLED部品を分別廃棄する部品実装システム。
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