JP2003123495A - 半導体記憶装置の昇圧電圧生成回路および昇圧電圧生成方法ならびに半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置の昇圧電圧生成回路および昇圧電圧生成方法ならびに半導体記憶装置

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JP2003123495A JP2001319315A JP2001319315A JP2003123495A JP 2003123495 A JP2003123495 A JP 2003123495A JP 2001319315 A JP2001319315 A JP 2001319315A JP 2001319315 A JP2001319315 A JP 2001319315A JP 2003123495 A JP2003123495 A JP 2003123495A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧電圧に対する素子のダメージを低減する
こと。 【解決手段】 カウンタ36は、チャージポンプ回路1
7が昇圧動作を開始するとクロック信号SCKのカウント
を開始し、昇圧電圧Vppが目標電圧Vaに達するとカウ
ントを停止する。レジスタ38には、クロック信号SCK
の周波数が基準周波数に等しい場合にカウンタ36がカ
ウントする標準クロック数Nbが格納されている。クロ
ック数設定回路43は、クロック数Naと標準クロック
数Nbとの差分クロック数Ncに基づいて、書き込み時
間Twに相当するクロック数Ndを決定する。カウンタ
37は、データ書き込み時にクロック数Ndだけクロッ
ク信号SCKをカウントし、その間昇圧許可信号ScをH
としてチャージポンプ回路17に昇圧動作をさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルにデー
タを書き込む時またはメモリセルに書き込まれたデータ
を消去する時に所定時間幅の昇圧電圧を生成する半導体
記憶装置の昇圧電圧生成回路および昇圧電圧生成方法な
らびにその昇圧電圧生成回路を用いた半導体記憶装置に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばEEPROMに
データを書き込む時またはデータを消去する時に、選択
されたメモリトランジスタのフローティングゲートから
電子を引き抜きまたは電子を注入するために、ある一定
時間(書き込み時間)以上の間、当該メモリトランジス
タに対し高電圧を印加する必要がある。この高電圧は、
メモリセルを構成するトランジスタのみならず、レベル
シフト回路やスイッチ回路などの周辺回路を構成するト
ランジスタなどにも印加され、これらのトランジスタに
ダメージ(例えば酸化膜の絶縁耐力の低下)を与える。
このため、これらの回路に対する高電圧の印加時間を必
要最小限とすることが好ましい。そこで、EEPROM
に内蔵された昇圧回路例えばチャージポンプ回路は、デ
ータの書き込み時および消去時に、上記書き込み時間だ
け高電圧に相当する昇圧電圧を生成し出力するようにな
っている。
【0003】EEPROMは、クロック信号を出力する
発振回路例えばIC化に適したCR発振回路を備えてい
る。チャージポンプ回路は、データ書き込み命令または
データ消去命令に応じて上記クロック信号を用いて昇圧
動作を開始し、カウンタがクロック信号を一定の昇圧ク
ロック数だけカウントした時点で昇圧動作を終了するよ
うになっている。つまり、チャージポンプ回路が昇圧電
圧を生成し出力している出力時間は、CR発振回路の周
波数(クロック周波数)と上記昇圧クロック数とにより
決まる。
【0004】しかし、CR発振回路は温度や電源電圧の
変動によるクロック周波数の変動が大きく、特に車載電
子機器など温度変化範囲の広いものに用いられる場合、
クロック周波数は±30%も変動する場合がある。これ
により、昇圧電圧の出力時間もクロック周波数と同じ割
合で変動する。図7は、チャージポンプ回路が出力する
昇圧電圧の電圧波形を示している。昇圧電圧の出力時間
は、クロック周波数が高い場合に短くなり、クロック周
波数が低い場合に長くなる。
【0005】従って、従来の昇圧電圧生成回路では、温
度や電源電圧が変化しても昇圧電圧の出力時間が不足し
ないように、変動が見込まれる最も高いクロック周波数
に対して必要な書き込み時間が確保されるように昇圧ク
ロック数が決められていた。その結果、クロック周波数
が低くなるほど昇圧電圧の出力時間が必要以上に長くな
りトランジスタへのダメージが増加するため、EEPR
OMのデータ書き換え回数を増やすことが難しかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、昇圧電圧に対する素子のダメージを低
減可能な半導体記憶装置の昇圧電圧生成回路および昇圧
電圧生成方法ならびにその昇圧電圧生成回路を用いた半
導体記憶装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1および6に記載
した手段によれば、メモリセルにデータを書き込む時ま
たはメモリセルに書き込まれたデータを消去する時、昇
圧回路は発振回路から出力されるクロック信号を用いて
昇圧動作を開始する。この場合、発振回路の発振周波数
つまりクロック周波数は、温度や電源電圧などにより変
動する場合がある。一般に、昇圧回路が昇圧を開始した
時の昇圧電圧の立上り特性はクロック周波数により変化
し、クロック周波数が異なれば所定の電圧だけ昇圧する
のに必要なクロック信号のクロック数が異なる。これ
は、昇圧回路の昇圧効率がクロック周波数により変化す
るためである。
【0008】そこで、昇圧制御回路は、昇圧回路が出力
する昇圧電圧が第1の基準電圧から第2の基準電圧に達
するのに要したクロック信号のクロック数を計測する。
また、昇圧回路が基準周波数を持つ基準クロック信号を
用いて昇圧動作を行った場合に、昇圧電圧が第1の基準
電圧から第2の基準電圧に達するのに要する標準クロッ
ク数が予め明らかにされている。
【0009】昇圧制御回路は、これら計測したクロック
数と標準クロック数とに基づいてクロック周波数の基準
周波数に対するずれを把握でき、データの書き込みまた
は消去に必要な所定時間に相当するクロック信号のクロ
ック数つまり昇圧クロック数を決定する。そして、クロ
ック信号が昇圧クロック数だけ発振回路から昇圧回路に
与えられるように、発振回路と昇圧回路との間に設けら
れた開閉回路を開閉制御する。
【0010】これにより、クロック周波数の変動にかか
わらず、昇圧回路はデータの書き込みまたは消去に必要
な所定時間だけ昇圧電圧を出力することができる。その
結果、データの書き込み時または消去時に、半導体記憶
装置を構成する各素子に対する昇圧電圧の印加によるダ
メージを最小限に抑えることができ、データの書き換え
可能回数を増やすことができる。
【0011】請求項2に記載した手段によれば、電圧レ
ベル検出回路は、昇圧電圧が第1、第2の基準電圧に達
するとそれぞれ第1、第2の到達信号を出力する。計数
回路は、第1の到達信号によりクロック信号のクロック
数の計数を開始し、第2の到達信号により計数を終了す
る。クロック数決定回路は、この計数されたクロック数
と標準クロック数との差分に応じて昇圧クロック数を決
定し、ゲート制御回路は、データの書き込み時または消
去時にクロック信号を昇圧クロック数だけ計数し、その
計数している期間だけ開閉回路を開状態に制御する。
【0012】請求項3に記載した手段によれば、請求項
2に記載した手段とほぼ同様の作用、効果が得られる。
ただし、第1の基準電圧は、昇圧回路が昇圧動作を停止
している時の定常出力電圧つまり昇圧開始時の電圧(例
えば0V)に設定されているため、電圧レベル検出回路
による第1の到達信号の出力が不要となり、計数回路
は、昇圧動作の開始時から到達信号が出力されるまでの
間のクロック信号のクロック数を計数する。これによ
り、請求項2に記載した手段に比べ電圧レベル検出回路
の構成を簡単化できる。
【0013】請求項4に記載した手段によれば、昇圧回
路はチャージポンプ回路であるためIC化が容易とな
る。また、構成段数を増やすだけで比較的簡単な回路構
成で所望する高電圧を生成することができる。
【0014】請求項5に記載した手段によれば、発振回
路はCR発振回路であるためIC化した場合の回路面積
を小さくできる。CR発振回路は温度や電源電圧の変化
により発振周波数が変動し易いが、本発明によればデー
タの書き込みまたは消去に必要な所定時間だけ昇圧電圧
を出力することができる。
【0015】請求項7に記載した手段によれば、データ
の書き込み時または消去時にのみ、昇圧電圧生成回路で
生成された昇圧電圧が、ワード線駆動回路、ビット線駆
動回路および選択されたメモリセルに印加される。この
昇圧電圧の印加時間は、温度や電源電圧の変化にかかわ
らず、書き込みまたは消去に必要な所定時間に等しくな
るように制御されているので、ワード線駆動回路、ビッ
ト線駆動回路およびメモリセルに対するダメージを最小
限に抑えることができ、データの書き換え可能回数を増
やすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の昇圧電圧生成回路
を電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置である
EEPROMに適用した一実施形態について図1ないし
図6を参照しながら説明する。まず、EEPROMの概
略的な電気的構成について図4および図5を用いて説明
する。EEPROM1の全体構成を示す図4において、
メモリセルアレイ2は、複数のメモリセル3がマトリク
ス状に配列された構成となっている。各メモリセル3
は、フローティングゲートを有するメモリトランジスタ
Q1と選択トランジスタQ2とから構成されている。行
方向に並ぶ各選択トランジスタQ2のゲートは、共通の
ワード線WL0(またはWL1、…)に接続されてお
り、列方向に並ぶ各選択トランジスタQ2のドレイン
は、共通のビット線BL0(またはBL1、…)に接続
されている。
【0017】行方向に並ぶメモリトランジスタQ1のゲ
ート(コントロールゲート)は、各行ごとに共通に設け
られたトランジスタQ3のソースに接続されており、こ
のトランジスタQ3のゲートは、各ワード線WL0(ま
たはWL1、…)に接続されている。各メモリトランジ
スタQ1のソースは共通に接続されており、その共通の
ソースはトランジスタQ5を介してグランド線4に接続
されている。
【0018】センスアンプ5は、ビット線の本数に等し
い数の電流センスアンプ(図示せず)を備えており、デ
ータ読み出し時において当該ビット数のデータを出力す
るようになっている。センスアンプ5とメモリセルアレ
イ2との間のビット線BL0、BL1、…には、それぞ
れカラムセレクタ6を構成するトランジスタQ4、Q
4、…が接続されている。
【0019】データの書き込み時、消去時および読み出
し時において、ロウデコーダ7(行デコーダに相当)お
よびカラムデコーダ8(列デコーダに相当)には、それ
ぞれ図示しないアドレスバッファからロウアドレスおよ
びカラムアドレスが与えられるようになっている。ロウ
デコーダ7は、ロウデコード信号RD0、RD1、…を
出力し、ワード線駆動回路9は、ワード線WL0(また
はWL1、…)に対しロウデコード信号RD0(または
RD1、…)に応じた電圧を出力するようになってい
る。
【0020】カラムデコーダ8は、カラムデコード信号
CD0、CD1、…を出力し、ビット線駆動回路10
は、ビット線BL0(またはBL1、…)およびトラン
ジスタQ4のゲートに対しカラムデコード信号CD0
(またはCD1、…)に応じた電圧を出力するようにな
っている。また、カラムデコーダ8は、コントロールゲ
ート駆動信号CGを出力するようになっており、コント
ロールゲート駆動回路11は、トランジスタQ3のドレ
インに対しコントロールゲート駆動信号CGに応じた電
圧を出力するようになっている。
【0021】EEPROM1は、メモリセル3にデータ
を書き込む時および書き込まれたデータを消去する時に
高電圧(書き込み電圧)が必要となる。図5は、ワード
線駆動回路9のうちこの高電圧を出力するためのレベル
シフト回路12の電気的構成を示している。
【0022】この図5において、電源線13には、デー
タ書き込み時およびデータ消去時に、後述する昇圧電圧
生成回路14(図1参照)から書き込み電圧である昇圧
電圧Vppが供給されるようになっている。電源線13と
グランド線4との間には、トランジスタQ6とQ7およ
びトランジスタQ8とQ9がそれぞれ直列に接続されて
おり、トランジスタQ6、Q8のゲートは、それぞれト
ランジスタQ9、Q7のドレインに接続されている。ト
ランジスタQ7のゲートには、ロウデコード信号RD0
(またはRD1、…)が与えられ、トランジスタQ9の
ゲートには、インバータ14によりロウデコード信号R
D0(またはRD1、…)を反転した信号が与えられる
ようになっている。
【0023】このレベルシフト回路12は、電源線13
に昇圧電圧Vppが供給された状態で、ロウデコード信号
RD0(RD1、…)がHレベルの時に昇圧電圧Vppを
出力し、ロウデコード信号RD0(RD1、…)がLレ
ベルの時に0Vを出力する。ビット線駆動回路10およ
びコントロールゲート駆動回路11も同様の構成となっ
ている。
【0024】続いて、昇圧電圧Vppを生成する昇圧電圧
生成回路について図1ないし図3を用いて説明する。図
1は、昇圧電圧生成回路の全体的な電気的構成を示すブ
ロック図である。昇圧電圧生成回路14は、CR発振回
路16(発振回路に相当)、このCR発振回路16が出
力するクロック信号SCKを用いて昇圧電圧Vppを生成す
るチャージポンプ回路17(昇圧回路に相当)、CR発
振回路16とチャージポンプ回路17との間に設けられ
たゲート回路18(開閉回路に相当)、このゲート回路
18を開閉制御して昇圧電圧Vppの出力時間を制御する
昇圧制御回路19から構成されている。
【0025】CR発振回路16は、図2に示す電気的構
成を備えており、IC化した場合に回路面積を比較的小
さくできる。電圧Vdd(例えば5V)を供給する電源線
20とグランド線4との間には基準電圧を生成するため
の抵抗R1、R2,R3が直列接続されており、その分
圧点21、22はそれぞれアナログスイッチ23、24
を介してコンパレータ25の非反転入力端子に接続され
ている。コンパレータ25の出力端子は、シュミットト
リガインバータ26とインバータ27、28とを介して
CR発振回路の出力端子29に接続されており、インバ
ータ27の出力端子は、抵抗R4を介してコンパレータ
25の反転入力端子に接続されている。反転入力端子と
グランド線4の間にはコンデンサC1が接続されてい
る。上記アナログスイッチ23、24は、出力端子29
から出力されるクロック信号SCKがLレベルの期間それ
ぞれオン、オフに制御され、クロック信号SCKがHレベ
ルの期間それぞれオフ、オンに制御されるようになって
いる。
【0026】クロック信号SCKは3入力ANDゲートか
らなるゲート回路18を介してチャージポンプ回路17
に与えられるようになっている。そのチャージポンプ回
路17は、図3に示す電気的構成を備えている。すなわ
ち、電源線20と出力端子30との間には、昇圧電圧V
ppを生成するのに必要となる多数のトランジスタQ10
1、Q102、…、Q10mが縦続に接続されている。
各トランジスタQ101、Q102、…、Q10mはド
レインとゲートが接続されており、ダイオードと同様に
一方向通電素子として動作するようになっている。信号
線32には入力端子31からクロック信号SCKが与えら
れ、信号線33にはインバータ34によりクロック信号
SCKを反転した信号が与えられるようになっている。
【0027】トランジスタQ101、Q103、…の各
ソースと信号線32との間にはコンデンサC101、C
103、…が接続され、トランジスタQ102、Q10
4、…の各ソースと信号線33との間にはコンデンサC
102、C104、…が接続されている。なお、出力端
子30とグランド線4との間に接続されたコンデンサC
10mは平滑用である。
【0028】さて、図1に示す昇圧制御回路19は、電
圧検出回路35(電圧レベル検出回路に相当)、カウン
タ36(計数回路に相当)、カウンタ37(開閉制御回
路に相当)、レジスタ38、クロック数決定回路39か
ら構成されている。このうち電圧検出回路35は、昇圧
電圧生成回路14の出力端子40とグランド線4との間
に直列接続された分圧用の抵抗R5、R6と、分圧電圧
Vqと基準電圧Vrとを比較するコンパレータ41とか
ら構成されている。コンパレータ41から出力される検
出信号Sa(到達信号に相当)は、ゲート回路18とカ
ウンタ36に与えられている。この電圧検出回路35
は、昇圧電圧Vppを目標電圧Vaに定電圧制御するた
め、および昇圧動作開始時に昇圧電圧Vppが基準電圧
(本実施形態では目標電圧Vaに等しい)に達したこと
を検出するために設けられている。
【0029】カウンタ36は、データ書き込み時または
データ消去時のアドレスデコード信号Sb(上述したロ
ウデコード信号RD0、RD1、…およびカラムデコー
ド信号CD0、CD1、…)に同期してクロック信号S
CKのカウントを開始し、検出信号SaがHレベルからL
レベルに変化した時点でカウントを停止するようになっ
ている。また、レジスタ38には、クロック信号SCKの
周波数が基準周波数に等しい場合にカウンタ36がカウ
ントするクロック数の標準値すなわち標準クロック数N
bが格納されている。
【0030】クロック数決定回路39は、減算回路42
とクロック数設定回路43とから構成されている。減算
回路42は、カウンタ36によりカウントされたクロッ
ク数Naからレジスタ38に格納された標準クロック数
Nbを減算して差分クロック数Ncを求めるものであ
る。クロック数設定回路43は、差分クロック数Ncに
基づいてデータ書き込み時間またはデータ消去時間(以
下、書き込み時間Twと称す)に相当するクロック信号
SCKのクロック数Ndを決定し、このクロック数Ndを
アドレスデコード信号Sbに同期してカウンタ37に設
定するようになっている。
【0031】カウンタ37は、ゲート回路18に対し昇
圧許可信号Scを出力している。カウンタ37は、クロ
ック数Ndが設定されると昇圧許可信号ScをHレベル
にしてクロック信号SCKのカウントを開始し、クロック
数Ndをカウントし終えた時点で昇圧許可信号ScをL
レベルに戻すようになっている。
【0032】次に、本実施形態の作用について図6も参
照しながら説明する。EEPROM1において、データ
書き込み時にはメモリトランジスタQ1のフローティン
グゲートから電子を引き抜くため、データ消去時にはフ
ローティングゲートに電子を注入するため、昇圧電圧V
pp(例えば15V)が必要となる。
【0033】例えば、ワード線WL0とビット線BL0
により選択されるメモリセル3にデータを書き込む場
合、書き込み時間Twの間、ワード線駆動回路9および
ビット線駆動回路10はそれぞれワード線WL0および
ビット線BL0に昇圧電圧Vppを出力する。この時、コ
ントロールゲート駆動回路11はトランジスタQ3に対
し0Vを出力し、トランジスタQ4、Q5はオフとされ
る。
【0034】また、書き込まれたデータを消去する場
合、書き込み時間Twの間、ワード線駆動回路9はワー
ド線WL0に昇圧電圧Vppを出力し、ビット線駆動回路
10はビット線BL0に0Vを出力する。この時、コン
トロールゲート駆動回路11はトランジスタQ3に対し
昇圧電圧Vppを出力し、トランジスタQ4はオフ、トラ
ンジスタQ5はオンとされる。
【0035】このように、昇圧電圧Vppはメモリセル
3、ワード線駆動回路9、ビット線駆動回路10、コン
トロールゲート駆動回路11などに印加されるため、こ
れらを構成するトランジスタQ1〜Q9には高耐圧のも
のが用いられる。そして、これらトランジスタQ1〜Q
9へのダメージ(酸化膜の絶縁耐力の低下等)を低減す
るため、本実施形態の昇圧電圧生成回路14は書き込み
時間Twの間だけ昇圧電圧Vppを出力する。以下、昇圧
電圧生成回路14の動作を説明する。
【0036】CR発振回路16は、電源電圧Vddが与え
られている間発振し続け、クロック信号SCKを出力す
る。発振動作は、アナログスイッチ23、24がクロッ
ク信号SCKのレベル(HまたはL)に応じて基準電圧を
選択し、コンパレータ25が抵抗R4によって充放電さ
れるコンデンサC1の電圧と上記基準電圧とを比較して
クロック信号SCKのレベルを反転させることにより行わ
れる。発振周波数(クロック周波数)は、抵抗R4の抵
抗値、コンデンサC1の容量値、抵抗R1〜R3により
生成される基準電圧値により決まるが、温度や電源電圧
Vddにより変動し易い特性を持っている。
【0037】EEPROM1がデータの書き込みまたは
データの消去を行っていない時、カウンタ37はLレベ
ルの昇圧許可信号Scを出力し、チャージポンプ回路1
7は昇圧動作を停止している。これに対し、EEPRO
M1に書き込み命令または消去命令が入力され、ロウデ
コーダ7およびカラムデコーダ8からアドレスデコード
信号Sbが出力されると、クロック数設定回路43は前
回の書き込み時(または消去時)に設定されたクロック
数Ndをカウンタ37に設定する。これによりカウンタ
37は昇圧許可信号ScをHレベルにしてクロック信号
SCKのカウントを開始し、チャージポンプ回路17は昇
圧動作を開始する。
【0038】この昇圧動作において、昇圧電圧Vppが目
標電圧Va(=Vr×(R5+R6)/R6)よりも高
くなると検出信号SaがLレベルとなり、CR発振回路
16からチャージポンプ回路17へのクロック信号SCK
の供給が一時的に停止する。これにより、昇圧電圧Vpp
は、予め決められた目標電圧Vaに等しくなるように制
御される。やがて、カウンタ37はクロック数Ndのカ
ウントを終了すると昇圧許可信号ScをLレベルに戻
し、チャージポンプ回路17は昇圧動作を停止する。昇
圧制御回路19は、クロック周波数に応じたクロック数
Ndを決定することによって、常に昇圧動作時間が書き
込み時間Twに等しくなるように制御している。
【0039】図6(a)は、チャージポンプ回路17が
出力する昇圧電圧Vppの波形図で、図6(b)は、この
昇圧電圧Vppの立ち上がり部分を時間軸について拡大し
て示したものである。この図6(b)に示すように、昇
圧電圧Vppの立ち上がり波形はクロック周波数によって
異なる。すなわち、クロック周波数が高いと立ち上がり
時間が短く、しかも昇圧電圧Vppが0Vから目標電圧V
aに達するまでに要するクロック数が少なくなる。逆
に、クロック周波数が低いと立ち上がり時間が長く、昇
圧電圧Vppが0Vから目標電圧Vaに達するまでに要す
るクロック数が多くなる。
【0040】このようにクロック周波数に応じて立ち上
がり時間およびクロック数に差が生じるのは、チャージ
ポンプ回路17を構成するトランジスタQ101、Q1
02、…、Q10mやコンデンサC101、C102、
…、C10mのリーク電流、出力端子30からの出力電
流などにより、クロック周波数が高いほどチャージポン
プ回路17の昇圧効率が高くなるためである。
【0041】カウンタ36は、チャージポンプ回路17
が昇圧動作を開始するとクロック信号SCKのカウントを
開始し、昇圧電圧Vppが目標電圧Vaに達して検出信号
SaがHレベルからLレベルに変化した時点でカウント
を停止する。本実施形態において、第1、第2の基準電
圧はそれぞれ0V、目標電圧Vaである。レジスタ38
には、図6(b)に示す基準周波数の場合の標準クロッ
ク数Nbが格納されており、カウンタ36によりカウン
トされたクロック数Naと標準クロック数Nbとの差分
クロック数Ncは、クロック周波数と基準周波数との差
分周波数に応じた値となる。そこで、クロック数設定回
路43は、以下の、、に従ってカウンタ37に設
定するクロック数Ndを決定する。
【0042】 クロック数Na=標準クロック数Nb の場合 クロック周波数が基準周波数に等しいため、クロック数
Ndを標準クロック数Nbとする。 クロック数Na<標準クロック数Nb の場合 クロック周波数が基準周波数よりも高いため、標準クロ
ック数Nbに差分クロック数Ncに応じたクロック数を
加算した値をクロック数Ndとする。 クロック数Na>標準クロック数Nb の場合 クロック周波数が基準周波数よりも低いため、標準クロ
ック数Nbから差分クロック数Ncに応じたクロック数
を減算した値をクロック数Ndとする。
【0043】その結果、クロック周波数が高い場合には
クロック数Ndが増加し、クロック周波数が低い場合に
はクロック数Ndが減少し、カウンタ37がクロック信
号SCKをクロック数Ndだけカウントする時間は、クロ
ック周波数にかかわらず常に書き込み時間Twに等しく
なる。なお、ここで設定したクロック数Ndは、次回の
書き込み時(または消去時)の昇圧動作に用いられると
したが、現在の昇圧動作に用いても良い。
【0044】以上説明したように、本実施形態のEEP
ROM1に設けられた昇圧電圧生成回路14は、CR発
振回路16の発振周波数(クロック周波数)の変動にか
かわらず、データの書き込み時および消去時にアドレス
デコード信号Sbに同期して書き込み時間Twに等しい
時間幅の昇圧電圧Vppを出力することができる。つま
り、メモリセル3、ワード線駆動回路9、ビット線駆動
回路10、コントロールゲート駆動回路11には、デー
タの書き込み時または消去時にのみ、書き込み動作また
は消去動作に必要となる一定の書き込み時間Twだけ昇
圧電圧Vppが印加される。これにより、EEPROM1
を構成する各トランジスタQ1〜Q9に対する昇圧電圧
Vppの印加によるダメージを最小限に抑えることがで
き、EEPROM1についてデータの書き換え可能回数
を増やすことができる。
【0045】この昇圧制御では、昇圧電圧Vppの立ち上
がりに要するクロック数がクロック周波数により異なる
というチャージポンプ回路17の昇圧特性を利用してい
るため、別に高精度の発振回路を持つ必要がなく、従来
のEEPROMに対して適用し易い。
【0046】昇圧制御回路19は、昇圧電圧Vppの立ち
上がりに要するクロック数に基づいて、ゲート回路18
を開閉制御するカウンタ37に設定するクロック数Nd
を決める。この立ち上がりに要するクロック数の検出に
おいて、本発明でいう第1の基準電圧を、チャージポン
プ回路17の昇圧停止時の定常的な電圧である0Vとし
たので、その0Vを検出するための回路構成が不要とな
る。また、本発明でいう第2の基準電圧を目標電圧Va
としたので、昇圧電圧Vppを定電圧制御するために設け
られた電圧検出回路35からの検出信号Saをそのまま
用いることができ、別途検出回路を設ける必要がなくな
る。
【0047】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変
形または拡張が可能である。昇圧電圧生成回路14は、
フラッシュメモリ、EPROMなどの半導体記憶装置に
対しても同様にして適用できる。本発明でいう第1、第
2の基準電圧はそれぞれ0V、目標電圧Vaに限られ
ず、互いに電圧値の異なる2つの基準電圧であれば良
い。この場合、クロック周波数によるチャージポンプ回
路17の昇圧特性を違いを精度良く検出するには、第1
の基準電圧と第2の基準電圧の電圧差を大きくすること
が望ましい。カウンタ37は、チャージポンプ回路17
の昇圧動作開始から昇圧動作停止までの期間をカウント
したが、昇圧電圧Vppが目標電圧Vaに到達した後チャ
ージポンプ回路17が昇圧動作を停止までの期間をカウ
ントするようにしても良い。クロック信号SCKの発振回
路はCR発振回路16に限られない。また、昇圧回路は
チャージポンプ回路17に限られず、他のスイッチング
電源回路であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である昇圧電圧生成回路の
全体的な電気的構成を示すブロック図
【図2】CR発振回路の電気的構成図
【図3】チャージポンプ回路の電気的構成図
【図4】EEPROMの全体的な電気的構成図
【図5】レベルシフト回路の電気的構成図
【図6】チャージポンプ回路が出力する昇圧電圧の波形
【図7】従来技術を示す図6相当図
【符号の説明】
1はEEPROM(半導体記憶装置)、2はメモリセル
アレイ、3はメモリセル、7はロウデコーダ(行デコー
ダ)、8はカラムデコーダ(列デコーダ)、14は昇圧
電圧生成回路、16はCR発振回路(発振回路)、17
はチャージポンプ回路(昇圧回路)、18はゲート回路
(開閉回路)、19は昇圧制御回路、35は電圧検出回
路(電圧レベル検出回路)、36はカウンタ(計数回
路)、37はカウンタ(開閉制御回路)、39はクロッ
ク数決定回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 17/00 633E 634F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルにデータを書き込む時または
    メモリセルに書き込まれたデータを消去する時に書き込
    みまたは消去に必要な所定時間幅の昇圧電圧を生成する
    半導体記憶装置の昇圧電圧生成回路において、 クロック信号を出力する発振回路と、 この発振回路から出力されるクロック信号を用いて昇圧
    電圧を生成する昇圧回路と、 前記発振回路から前記昇圧回路に至るクロック信号の伝
    送経路に設けられた開閉回路と、 前記昇圧回路が昇圧動作を開始した後その昇圧電圧が第
    1の基準電圧から第2の基準電圧に達するのに要した前
    記クロック信号のクロック数を計測し、その計測したク
    ロック数と、基準周波数を持つ基準クロック信号を用い
    て昇圧した場合に昇圧電圧が前記第1の基準電圧から前
    記第2の基準電圧に達するのに要する標準クロック数と
    に基づいて、前記所定時間に相当する前記クロック信号
    の昇圧クロック数を決定し、データの書き込み時または
    消去時に前記クロック信号が前記昇圧クロック数だけ前
    記開閉回路を通過するように前記開閉回路を開閉制御す
    る昇圧制御回路とを備えていることを特徴とする半導体
    記憶装置の昇圧電圧生成回路。
  2. 【請求項2】 前記昇圧制御回路は、 前記昇圧電圧が前記第1の基準電圧および前記第2の基
    準電圧に達した時にそれぞれ第1の到達信号および第2
    の到達信号を出力する電圧レベル検出回路と、 前記電圧レベル検出回路が前記第1の到達信号を出力し
    た時から前記第2の到達信号を出力した時までの間の前
    記クロック信号のクロック数を計数する計数回路と、 この計数回路で計数されたクロック数と前記標準クロッ
    ク数との差分に応じて前記昇圧クロック数を決定するク
    ロック数決定回路と、 前記データの書き込み時または消去時に前記クロック信
    号を前記昇圧クロック数だけ計数し、その計数期間前記
    開閉回路を開状態に制御する開閉制御回路とから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置の昇圧電圧生成回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の基準電圧は、前記昇圧回路が
    昇圧動作を停止している時の定常出力電圧に設定され、 前記昇圧制御回路は、 前記昇圧電圧が前記第2の基準電圧に達した時に到達信
    号を出力する電圧レベル検出回路と、 前記昇圧回路が昇圧動作を開始してから前記到達信号が
    出力されるまでの間の前記クロック信号のクロック数を
    計数する計数回路と、 この計数回路で計数されたクロック数と前記標準クロッ
    ク数との差分に応じて前記昇圧クロック数を決定するク
    ロック数決定回路と、 前記データの書き込み時または消去時に前記クロック信
    号を前記昇圧クロック数だけ計数し、その計数期間前記
    開閉回路を開状態に制御する開閉制御回路とから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置の昇圧電圧生成回路。
  4. 【請求項4】 前記昇圧回路はチャージポンプ回路であ
    ることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の
    半導体記憶装置の昇圧電圧生成回路。
  5. 【請求項5】 前記発振回路はCR発振回路であること
    を特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の半導体
    記憶装置の昇圧電圧生成回路。
  6. 【請求項6】 メモリセルにデータを書き込む時または
    メモリセルに書き込まれたデータを消去する時に、昇圧
    回路が発振回路から出力されるクロック信号を用いて昇
    圧電圧の生成を開始した後その昇圧電圧が第1の基準電
    圧から第2の基準電圧に達するのに要した前記クロック
    信号のクロック数を計測し、 この計測したクロック数と、基準周波数を持つ基準クロ
    ック信号を用いて昇圧した場合に昇圧電圧が前記第1の
    基準電圧から前記第2の基準電圧に達するのに要する標
    準クロック数とに基づいて、前記データの書き込みまた
    は消去に必要な昇圧電圧の生成時間に相当する前記クロ
    ック信号の昇圧クロック数を決定し、前記データの書き
    込み時または消去時に、前記クロック信号が前記昇圧ク
    ロック数だけ前記発振回路から前記昇圧回路に与えられ
    るように制御することを特徴とする半導体記憶装置の昇
    圧電圧生成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5の何れかに記載の昇圧
    電圧生成回路と、 複数のメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセ
    ルアレイと、 行アドレス信号により行デコード信号を出力する行デコ
    ーダと、 列アドレス信号により列デコード信号を出力する列デコ
    ーダと、 データの書き込み時または消去時に前記昇圧電圧生成回
    路により生成された昇圧電圧を前記行デコード信号に対
    応したワード線に出力するワード線駆動回路と、 データの書き込み時または消去時に前記昇圧電圧生成回
    路により生成された昇圧電圧を前記列デコード信号に対
    応したビット線に出力するビット線駆動回路とを備えて
    いることを特徴とする半導体記憶装置。
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