JP2003122963A - 手配業務支援システム - Google Patents

手配業務支援システム

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JP2003122963A
JP2003122963A JP2001311944A JP2001311944A JP2003122963A JP 2003122963 A JP2003122963 A JP 2003122963A JP 2001311944 A JP2001311944 A JP 2001311944A JP 2001311944 A JP2001311944 A JP 2001311944A JP 2003122963 A JP2003122963 A JP 2003122963A
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JP2001311944A
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Keizo Takahashi
圭三 高橋
Ryusuke Nagareda
龍扶 流田
Masaki Masuda
勝紀 増田
Tadashi Maruyama
忠 丸山
Naoki Higashiya
直紀 東谷
Shigeto Tatemoto
重人 建元
Yutaka Yonei
豊 米井
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Fuji Electric Co Ltd
Sojitz Corp
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Fuji Electric Co Ltd
Nissho Iwai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品の発注元に対し発注元の手を煩わすことな
く商品の供給量を複数の供給側会社間で調整可能とする
手配業務支援システムを提供する。 【解決手段】発注元サーバ3が見積依頼を作成し、会員
の供給側会社An(A1、A2、・・・、Ah)の中の
1社(例えばA1)を選定して発信する。受信した供給
側会社A1は、自社で全量引受け出来れば「全量可能」
と見積回答を返信し取引が確定する。自社で一部しか引
受け出来ない又は全量引受け出来ない場合は不足分に対
応する見積依頼を他の供給側会社An(例えばA2)向
けに作成し、元の見積依頼の依頼番号に供給側会社A1
の枝番を付けて発注元サーバ3に返信する。発注元サー
バ3は供給側会社A2に見積依頼があることを通知す
る。供給側会社A2は供給側会社A1と同様のことを行
う。また、供給側会社A1が全量引受け出来ないときに
「引受け不可能」と返信すれば発注元サーバ3は供給側
会社A2〜Anの中から1社を選定して再び見積依頼を
発信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の発注元に対
し発注元の手を煩わすことなく商品の供給量を複数の供
給側会社間で調整可能とする手配業務支援システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、経済市場においては各種の商
取引が広く活発に行われているが、そのような商取引に
は商品を買う側と商品を売る側が必ず存在する。個人的
な商品売買は別にして、会社間では、先ず最初に発注元
の購買担当者が供給側の営業担当者に発注予定商品の見
積を依頼する形を取る場合が多い。そして供給側の営業
担当者から出された見積回答の内容が見積依頼の内容を
満足させるものであれば取引が成立する。すなわち、発
注元からの発注が確定し、商品が納入され、代金決済が
行われる。
【0003】このように取引される商品は、発注元が生
産会社であれば原料や部品である場合が多く、中間組み
立て会社であれば専ら部品であることが一般的であり、
仲介業者であれば自社が注文を受けたその時々の商品で
あり、小売り会社であれば需要の最終段階の小売用商品
である。
【0004】また、取引きに商社や問屋等の仲介業者が
介在するときは、商社または問屋の営業担当者が、発注
元に対しては供給側になって見積回答を行い、商品生産
者(又は商品流通上流側の更なる仲介業者)に対しては
発注側となって見積依頼を行う。つまり発注元に対して
供給側が直列的に繋がった取引形態がとられる。
【0005】また発注元が複数の供給側会社に同時平行
的に見積依頼を出したり、仲介業者が複数の供給側会社
に同時平行的に見積依頼を出す場合もある。これらは発
注側会社に対して複数の供給側会社が並列的に繋がった
取引形態であるといえる。
【0006】いずれの場合も、競りや入札とは異なり、
取引の形態は1対1の関係で行われる相対取引で進行す
る。したがって、発注元は仲介業者がどのような供給側
会社に繋がっているのか判らない場合が多く、供給側会
社も仲介業者がどのような発注元に繋がっているのか判
らない場合が一般的である。また、同様に、発注側会社
に並列的に繋がった複数の供給側会社間では、互いに発
注側会社からどのような見積依頼が寄せられているのか
を知ることが出来ない場合が多い。
【0007】また、上記のような見積依頼や見積回答で
は、日頃から取引き関係がある顔見知り同士の間では、
正式の書面を取り交わすことは殆どなく電話またはFA
Xなどで要点のみが通知される形で行われれることが多
い。正式の書面を取り交わす場合でも、いずれか一方が
社内手続き上(主として決済上)の記録が必要であるこ
とから後付けで正式書面を取り交わしたりする場合が多
く、上記のような電話またはFAXなどによる通知の後
に、極端な場合は実際の取り引きが完了した頃になっ
て、遡った日付の正式書類が取り交わされることも珍し
くない。
【0008】また、発注予定商品の単価が取り引き業界
で予め定まっている商品の場合には価格に関する見積依
頼は無く、単に商品名と発注数量と納期のみが通知され
る場合が多い。したがって、見積回答も単に商品名と供
給数量とが通知されるということになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、発注元が商品を購入する際に、例えば発注数が多
量であるとか納期が短いなどで、生産会社での商品生産
が1社では間に合わない場合、発注元の購買担当者は、
かねてより取引のある複数の生産会社へ同一商品を発注
する。あるいは顔の広い仲介業者へも発注する。
【0010】一般に、日常業務では、取り扱い商品の中
に類似の商品が多数あり、日によっては、これらの見積
依頼を連続して頻繁に行わなければならなくなることも
珍しくない。このような場合、電話や口頭あるいはメモ
書きのFAXだけで見積依頼や見積回答を行っている
と、行き違いや勘違いが発生しやすい。
【0011】行き違いや勘違いで発注元からの重複発注
などが発生すると、発注側ではその取消しや返品等の後
始末で時間と手数が掛かって問題となる。また、行き違
いや勘違いで供給側会社からの納期遅れや納入数不足が
発生すると、発注側に欠品が発生し、発注元が生産会社
や中間組み立て会社であれば生産ラインが止まって大き
な問題となり、仲介業者や小売り会社であれば顧客から
の信用が失墜して問題となる。このように行き違いや勘
違いによる齟齬の不具合が発生すると、その発生した不
具合を修復するのは容易ではない。
【0012】いずれにしても、発注商品の数量が納期ま
でに揃わないと、発注元における有形無形の損失が大き
くなる。したがって、発注元の購買担当者は、特に複数
の生産会社や仲介業者へ発注する場合、これら複数の供
給側会社への発注数や、この発注に基づく納期内の集荷
数と総需要数との調整などを絶えず行っていく必要があ
る。ところが、この調整業務に費やされる時間や労力は
極めて多大であって、能率的な業務の進行を阻害する要
因となっている。
【0013】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
商品の発注元に対し発注元の手を煩わすことなく商品の
供給量を複数の供給側会社間で調整可能とする手配業務
支援システムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
手配業務支援システムの構成を述べる。本発明の手配業
務支援システムは、商品の発注元に対し上記商品の供給
量を複数の供給側会社間で調整可能とする手配業務支援
システムであって、上記発注元は発注元サーバを備え、
該発注元サーバは、少なくとも、該発注元により発行さ
れた少なくとも依頼番号と商品名と数量とからなる発注
予定商品の見積依頼情報をデータベース化して記録する
見積依頼記録手段と、該見積依頼記録手段に記録された
上記見積依頼情報を上記複数の供給側会社の中の所定の
供給側会社に通信回線を介して通知する見積依頼通知手
段と、該見積依頼通知手段による上記見積依頼情報の通
知に対応して返信された上記所定の供給側会社からの見
積回答情報を記録する見積回答記録手段と、該見積回答
記録手段に記録された上記見積回答情報が上記見積依頼
情報を満足させるものか否かを判断する判断手段と、該
判断手段により上記見積回答情報が上記見積依頼情報を
満足させるものであると判断されたとき上記発注元と上
記所定の供給側会社との間における上記発注商品に係わ
る取引きを確定させる取引確定手段と、を有して構成さ
れる。
【0015】上記見積回答情報は、例えば請求項2記載
のように、少なくとも上記依頼番号と該依頼番号に係わ
る上記商品名と該商品名の商品の供給可能数量とを含ん
で構成される。
【0016】また、上記判断手段は、例えば請求項3記
載のように、上記見積回答情報に含まれる上記依頼番号
と一致する依頼番号が有るか否かについて上記見積依頼
記録手段を検索する回答依頼番号検索手段を有して、該
回答依頼番号検索手段により上記一致する依頼番号が検
出されたとき該依頼番号に係わる商品名と数量とが上記
見積回答情報に含まれる商品名と供給可能数量とに共に
一致したとき上記見積回答情報が上記見積依頼情報を満
足させると判断するように構成される。
【0017】また、この手配業務支援システムは、例え
ば請求項4記載のように、上記見積依頼情報を満足させ
る上記見積回答情報に含まれる商品供給数量が上記見積
依頼情報に含まれる上記発注予定商品の全数量を満たさ
ないとき、少なくとも上記見積依頼情報の依頼番号と商
品名と供給不足数とを、他の複数の供給側会社に通信回
線を介して通知する供給不足数通知手段と、該供給不足
数通知手段による通知に基づいて上記他の複数の供給側
会社から返信される供給可否情報を記録する供給可否記
録手段と、該供給可否記録手段に記録された上記供給可
否情報に含まれる供給可能数を合計して得られた合計供
給可能数が上記供給不足数以上であるか否かを判断する
合計供給可能数判断手段と、を更に備え、上記取引確定
手段は、上記合計供給可能数判断手段により上記合計供
給可能数が上記供給不足数以上であると判断されたと
き、上記発注商品に係わる全ての取引きを確定させるよ
うに構成される。
【0018】この場合、上記供給可否情報は、例えば請
求項5記載のように、少なくとも上記依頼番号と該依頼
番号に係わる上記商品名と該商品名に係わる供給可能数
量とを含むように構成される。
【0019】また、上記発注元サーバは、例えば請求項
6記載のように、上記見積依頼情報に含まれる上記数量
又は上記商品名の商品仕様に変更があるとき、該変更情
報を上記通信回線を介して上記所定の供給側会社に通知
する変更情報通知手段を更に有して構成され、また、例
えば請求項7記載のように、上記発注元により上記依頼
番号に係わる上記見積依頼情報が取り消されたことに基
づいて見積依頼取消通知を上記通信回線を介して上記所
定の供給側会社に通知する見積依頼取消通知手段を更に
有して構成される。
【0020】この場合、上記見積依頼取消通知は、例え
ば請求項8記載のように、上記見積回答情報に含まれる
納期内の供給数量が上記見積依頼情報に含まれる納期内
の数量に満たなかったとき自動的に通知されるように設
定され、また、例えば請求項9記載のように、上記発注
元における上記商品の仕様に変更が生じたとき自動的に
通知されるように設定される。
【0021】また、この手配業務支援システムにおい
て、上記商品名は、例えば請求項10記載のように、商
品を特定する名称、コード番号、又は記号等からなる。
また、上記発注元サーバは、例えば請求項11記載のよ
うに、予め登録された少なくともIDとパスワードとに
より特定される会員にのみにアクセスを開放し、上記複
数の供給側会社は上記会員として加入済みの会社である
ように構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
る手配業務支援システムの構成を示す図である。同図に
示すように、手配業務支援システムは、例えばインター
ネットなどのネットワーク網1に、企業(供給側会社A
n(A1、A2、・・・、Ah))内部のイントラネッ
ト2(2−1、2−2、・・・、2−h)が接続されて
おり、これらのイントラネット2には、ネット閲覧ブラ
ウザ等を備えた端末装置Ann(A11、A12、・・
・、A1m、A21、A22、・・・、A2n、Ah
1、Ah−2、・・・、Ahp)が接続されている。
【0023】尚、供給側会社Anの各端末装置Annと
ネットワーク網1との接続は、イントラネットを介して
と限ることなく、特定地域のLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)を介して接続するものであっれもよい。ま
た、端末装置Annは、例えば卓上型又は携帯型のパー
ソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという)や電
子手帳、携帯電話等の画面表示機能付きの携帯電子機器
であってもよい。勿論上記のネットワーク1には、特に
は図示しないが、イントラネットを構築しない小さな会
社の単独のパソコン等の端末装置も接続するようにして
よい。
【0024】そして、上記のネットワーク1には、本シ
ステムの中心となる会社(発注元)のサーバ装置(発注
元サーバ)3が接続されている。この発注元サーバ3
は、例えば、ある種の部品を組み込んだ電気製品を製造
する会社等が管理しているサーバ装置であり、インター
ネット上で、後述する組み込み部品の購入業務を行って
いる。
【0025】この発注元サーバ(装置)3には、ウェブ
サーバ4−1、メールサーバ4−2、管理サーバ4−3
等の各種のサーバ(ソフト)4が搭載されている。ま
た、発注元サーバ3に内蔵又は接続の記憶装置には、見
積り依頼・確定情報データベース5−1、見積り回答情
報データベース5−2、商品情報データベース5−3、
供給会社情報データベース5−4等の各種のデータベー
ス5が格納されている。
【0026】上記のウェブサーバ4−1、メールサーバ
4−2、及び管理処理サーバ4−3は、それぞれ、見積
り依頼機能、見積り依頼変更機能、見積り依頼取消機
能、取引き確定機能、見積り依頼確認機能、見積り回答
機能、商品登録機能、供給会社登録機能、Webページ
作成・送信機能、電子メール通信機能等により連携し、
発注元サーバ3の記憶装置の上記の各種データベース5
を用いて動作し、さらにウェブサーバ4−1は、上記の
連携動作の結果に基づいて、ネットワーク1に接続され
ている端末装置Annのネット閲覧ブラウザと連携して
動作する。
【0027】尚、本例では、上記の商品情報データベー
ス5−3にデータとして格納される商品として、最終完
成品ではなく、この発注元サーバ3を管理する会社が生
産する製品に組み込むある種の部品を取り上げて説明す
ることにする。また、商品情報として商品情報データベ
ース5−3の各レコードのフレームに格納されるデータ
は、例えば商品名、品番、単価、在庫量、消費予定量、
第一次発注先(最終の供給側会社)名、その会員登録番
号等である。
【0028】また、供給会社情報データベース5−4に
データとして格納される供給会社はこの発注元サーバ3
を管理する会社と提携している部品生産会社、部品問
屋、部品取り扱い商社、仲介業者等からなる部品納入業
者であり、部品納入取引の会員として予め供給会社情報
データベース5−4に登録されいる会社(供給側会社)
である。また、会社情報として供給会社情報データベー
ス5−4の各レコードのフレームに格納されるデータ
は、例えば会社名、会員登録番号、ID、パスワード、
取扱い部品名、流通段階の位置、買掛金残高、決済条件
等である。
【0029】また、本例では、部品の各種類毎の一次取
引、二次取引等の流通段階での取引マージンは予め定ま
っているものとして説明する。図2は、発注元サーバ3
の上記各サーバ4(4−1、4−2、4−3)の連携に
よって実行される処理の動作を説明するフローチャート
(その1)であり、本システムにおける、供給側会社1
社の供給力で発注元の見積り依頼に対応できる場合の処
理動作を示している。なお、以下の動作説明でS1、S
2、S3、・・・の記載は処理動作の順序を示してい
る。
【0030】同図に示すように、先ず、S1では、発注
元会社の購買担当者またはこの購買担当社の指示を受け
たオペレータ(以下、購買担当オペレータという)によ
って発注元サーバ3の見積依頼プログラムが起動され
る。この見積依頼プログラムが起動されると、発注元サ
ーバ3の表示装置には、特には図示しないが、初期画面
が表示される。この初期画面には、例えば見積り依頼の
新規作成、供給側会社の選定、見積り回答の組込み、見
積り依頼の確定(取引の成立)、見積り依頼の変更、引
受け解消の確認等の項目ボタンが表示される。
【0031】ここで、発注元会社の購買担当オペレータ
が見積り依頼の新規作成の項目ボタンを押す(クリック
する、以下同様)と、発注元サーバ3の表示装置には、
予めHTML文等で記述された定まった書式の後述する
図3(a),(b) に示すような見積り依頼作成用の画面が表
示される。
【0032】S2では、購入すべき商品(部品)の見積
り依頼が作成される。この処理では上記発注元サーバ3
の表示装置に表示されている見積り依頼作成用の画面を
用いて発注元会社の購買担当オペレータにより必要事項
が入力されることによって、見積り依頼が作成される。
【0033】S3では、見積りを依頼する先の会社とし
て、複数の供給側会社の中から1社例えば供給側会社A
1が選定される。この処理では、選定された供給側会社
A1の名前が見積り依頼画面の中の供給会社名を入力す
る小窓内に入力されることによって、選定が確定する。
またこの確定によって、1つの商品に対して1個のレコ
ードが見積り依頼・確定情報データベース5−1に登録
される。
【0034】S4では、上記見積り依頼が上記選定され
た供給側会社A1に通知される。この処理では、S2で
見積りデータが入力された見積り依頼画面がファイル化
され、電子メールに添付されて、選定された供給側会社
A1に送信される。
【0035】S5では、上記の見積り依頼が選定された
供給側会社A1に受信される。ここでは、見積り依頼フ
ァイルを添付された電子メールが、選定された供給側会
社A1のイントラネットサーバ又はホストコンピュータ
によって受信される。
【0036】S6では、見積り依頼の内容が確認され
る。これは、供給側会社A1の営業担当者が、自社のイ
ントラネットサーバ又はホストコンピュータに有線また
は無線で接続されている手元の端末装置A1m(A1
1、A12、・・・又はA1m)によって電子メールの
転送を受け、添付ファイルをネット閲覧ブラウザによっ
て開くことによって行われる。または、発注元サーバに
用意されている見積依頼確認画面を用いて見積依頼の内
容を確認してもよい。
【0037】S7では、供給可能か否かの判断が行われ
る。このシステムでは、会員の供給側会社Anが見積り
依頼を受けたとき、1)見積り依頼された商品の全量を自
社のみで供給できるか即ち全量の品揃え(調達)ができ
るか、2)全量の調達は無理だが部分的にできる即ち一部
は調達が不可能である、3)自社では全く調達できない、
の3通りの考え方で判断することが予め定められてい
る。
【0038】S8(S8−1、S8−2、S−3)で
は、上記の判断結果が出される。この判断は、供給側会
社A1の営業担当者が行う判断業務であり、該当商品の
在庫数量や生産予定数等のデータベースを参照し、見積
り依頼の数量とを付け合せることによって得られる判断
である。図2に示す例では、S8−1で1)見積り依頼さ
れた商品の全量を自社のみで供給できる、という判断結
果が得られている。
【0039】S9では、見積り回答が作成される。この
処理では、上記の判断結果に基づいて、端末装置A1m
の表示画面に表示される回答入力画面を用いて、供給側
会社A1の担当営業者またはその指示を受けたオペレー
タ(以下、営業担当オペレータという)によって、見積
り回答が入力される。
【0040】なお、この回答入力画面は、このシステム
会員の供給側会社Anに書式ファイルとして予め配布さ
れ、供給側会社Anのイントラネットサーバ又はホスト
コンピュータの書式データベースに格納されるようにし
ておき、この書式データベースから端末装置Annで呼
び出して画面表示するようにしてもよく、また、上記の
見積り依頼画面に続いてスクロール表示できるように発
注元サーバ3から送信されるようにしてもよい。
【0041】S10では、上記見積り回答が発注元会社
に通知される。この処理では、S9で見積り回答データ
が入力された見積り回答画面がファイル化され、電子メ
ールに添付されて、発注元サーバ3に返信される。
【0042】S11では、上記の見積り回答が発注元サ
ーバ3に受信される。この処理では、特には図示しない
が、発注元サーバ3の管理サーバ4−3は、受信した見
積り回答を一旦見積り回答情報データベース5−2に格
納した後、見積り回答に含まれる依頼番号を調べ、この
依頼番号と一致する依頼番号を有するレコードを、見積
り依頼・確定情報データベース5−1から検索し、一致
する依頼番号を有するレコードがあれば、そのレコード
の見積り回答に対応する各フレームに見積り回答の内容
(各情報)を格納する。なお、発注元サーバ3から送信
された見積り回答画面を利用した場合はS10の処理で
の電子メール返信することなしにHTTPなどのプロト
コルを用いてS11の作用がなされる。
【0043】S12では、取引が確定する。これは、上
記の見積り依頼・確定情報データベース5−1に格納さ
れた見積り回答の内容が、同じレコードにすでに格納さ
れている見積り依頼の内容を満足させるものか否かが判
断される。
【0044】この判断は、購買担当オペレータが見積依
頼プログラムの初期画面を開き、見積り依頼の確定の項
目ボタンを押して、対応する画面を開き、自動設定を指
定して発注元サーバ3の管理サーバ4−3によって判断
させるようにしてもよく、また、購買担当オペレータ自
身が、該当する見積り回答の内容と見積り依頼の内容を
それぞれのデータベースから呼び出し、比較検討して判
断するようにしてもよい。
【0045】本例では、見積り回答の内容が満足させる
ものであることから、この取引の成立が確定されて、上
記データベースから呼び出したレコードの取引確定を示
すフレームに取引確定の情報が格納される。
【0046】S13では、上記の取引確定が供給側会社
A1に通知されて、本例の見積り依頼に係わる処理が終
了する。供給側会社A1では端末装置A1mにより発注
元サーバ3から送信されてきた電子メールに添付されて
いる取引確定画面のファイルを開いて内容を確認するこ
とができる。また、その後も任意に発注元サーバ3にア
クセスして、同一画面を開いて見ることが可能である。
【0047】なお、本システムにおいては、発注元会社
と会員である各供給側会社との間では、予めネットワー
ク網1による通信で取引確定が通知されたときは、ハー
ドコピーによる売買約定書を取り交わしたと同一の法的
効果を有するものであるとの契約が取り交わされてい
る。そして、上記取引確定の通知に基づいて、供給側会
社A1から当該商品全数量の指定納期内の納入が行わ
れ、発注元会社から供給側会社A1に対し予め定められ
た決済条件に基づいて上記対価の決済が行われる。
【0048】図3(a),(b) は、上述したS1〜S4の処
理動作の中で発注元サーバ3の表示装置に画面表示され
る見積り依頼作成画面の例を模式的に示す図である。同
図(a) はデータ入力が全て終了した画面を示し、同図
(b) はその入力確認画面を示している。同図(a) に示す
ように、見積依頼作成画面10は、上方左半面に3段に
分かれて手配作成入力窓11、供給会社入力窓12、商
品仕様入力窓13が表示され、右半面に同じく3段に分
かれて納期入力窓14、製品番号入力窓15、数量入力
窓16が表示されている。そして、下方に見積り依頼内
容の一括表示欄17が表示されている。
【0049】同図(a) に示す例では、手配作成入力窓1
1には発注元会社名が「ABC自動車株」と入力されて
いる。供給会社入力窓12には選定された供給側会社A
1mの名称である 「DBC部品株」が入力されてい
る。商品仕様入力窓13には2段に分かれて上に「材
質:AMZ」が入力され、下に「サイズ:10×20」
が入力されている。また、納期入力窓14には指定納期
が「2001年10月20日」と入力されている。製品
番号入力窓15には製品番号が「12345」と入力さ
れている。数量入力窓16には商品の発注予定数が「1
0」と入力されている。
【0050】そして、一括表示欄17は、依頼番号、発
注元、製品番号、数量、納期の各項目の内容表示欄から
なり、発注元、製品番号、数量、及び納期の各項目欄に
は上記の各入力窓に入力された「ABC自動車株」、
「12345」、「10」、「2001年10月20
日」がそれぞれ表示されている。また、同図(a) では依
頼番号欄は空白で示されているが、上記の入力が購買担
当オペレータによって確認されたとき、同図(b) に示す
ように自動的に見積依頼の手配番号が生成されて表示さ
れる。この手配番号は例えば連番で生成される。同図
(b) に示す例では、一括表示欄17の依頼番号項目17
−1には「10000」が表示されている。この見積り
依頼確認画面の内容がファイル化されて供給側会社A1
への電子メールに添付される。
【0051】図4(a) は、見積回答画面の例(その1)
を模式的に示す図であり、同図(b)は、取引確定画面の
例(その1)を示す図である。端末装置A1mでは、上
記の見積り依頼を受信したことにより、ネット閲覧ブラ
ウザによって、添付ファイルが開かれ、その端末装置A
1mの表示装置に、図3(b) と同様の画面が表示され
る。その内容が上述したように供給側会社A1の担当者
によりS6で確認され、図4(a) に示すような見積回答
を入力する画面が端末装置A1mの表示装置に表示され
る。
【0052】同図(a) に示すように、見積回答画面20
には、見積回答データ表示入力欄21が表示されてい
る。この見積回答データ表示入力欄21には、供給可
能、依頼番号、供給会社、製品番号、数量、納期の各項
目があり、供給会社、製品番号、数量、納期の各項目に
は見積り依頼画面で表示されていたデータが表示されて
いる。供給側会社A1の担当者は、図2のS7で行った
判断がS8−1の「全量供給可能」であるので、図4
(a) に示す見積回答画面20の空白の供給可能項目21
−1に「OK」を入力し、依頼番号項目21−2の当初
の依頼番号「10000」に予め登録されている自社を
示す枝番「01」を付加して入力する。この見積回答画
面20は供給側会社A1のイントラネットサーバを介し
て発注元サーバ3に送信され、見積り回答情報データベ
ース5−2に格納(登録)される。
【0053】この見積り回答を受けて、発注元サーバ3
において、その適否が図2のS12で判断され、図4
(b) に示す取引確定画面22のファイルが作成され、電
子メールに添付され供給側会社A1に送信される。同図
(b) に示す例では、取引確定画面22には、確定表示欄
23に、確定した取引内容である依頼番号、供給会社、
製品番号、数量、納期の各項目が一覧表示され、その右
端の取引き確定項目23−1に「OK」が表示されてい
る。これにより、図2のS13で説明したように発注元
サーバ3と供給側会社A1間の依頼番号10000番に
係わる取引が正式に成立する。
【0054】ところで、上記のように発注元会社によっ
て最初に選定された供給側会社が常に必ず見積り依頼さ
れた商品の全量を納期内に供給できると限ったものでは
ない。以下、そのような場合の処理について説明する。
【0055】図5は、発注元サーバ3の各サーバ4の連
携によって処理される動作説明フローチャート(その
2)であり、最初に選定された供給側会社1社の供給力
で発注元の見積り依頼に対応できない場合の処理動作の
1例を示している。
【0056】同図において、先ず、S1〜S7までの処
理は図2の場合と同一である。本例では、S7での判断
結果として、S8では図2で説明したS8−2の2)全量
の調達は無理だが部分的にできる即ち一部は調達が不可
能である、という判断結果が得られた場合の処理動作を
示している。すなわち、上記の判断結果に基づいて、次
のS21では、不足数に対する見積依頼作成が行われ
る。
【0057】この処理では、一部の調達が不可能となっ
た供給側会社A1が発注側となって、他の供給側会社A
nに不足数に対する見積り依頼を行うために、図3(a),
(b)に示したと同様の表示画面を発注元サーバ3から呼
び出して、見積り依頼内容の入力が行われる。尚、この
場合は、手配作成入力窓11には供給側会社A1の名前
が入力され、供給会社入力窓12には、次のS22で選
定される供給側会社の名前が入力される。そして、一括
表示欄17の依頼番号項目17−1には「10000」
の元番号に、この見積り依頼の依頼元となる供給側会社
A1を示す予め登録されている枝番「01」が付加して
入力される。
【0058】S22では、見積り依頼する供給会社の選
定が行われる。これは、供給側会社A1において、複数
の供給側会社A2〜供給側会社Ahの中から上記見積り
依頼に対応できると思われる適宜の供給側会社、例えば
供給側会社A2を選定する処理である。
【0059】S23では、見積り依頼通知が行われる。
この処理では、上記見積り依頼の画面データのファイル
が供給側会社A1の端末装置A1mから一旦発注元サー
バ3に送信され、データベースに登録された後、その見
積り依頼の内容が、発注元サーバ3から上記選定された
供給側会社A2に転送されて通知される。
【0060】続くS24〜S28での処理は、上記見積
り依頼の転送通知を受信した供給側会社A2の端末装置
A2n(A21、A22、・・・又はA2n)による処
理であり、図2に示した供給側会社A1の端末装置A1
mによって行われるS5〜S10の処理方法と同一であ
る。
【0061】そのS28での見積り回答通知は、発注元
サーバ3のデータベースに登録された後、供給側会社A
1に転送される。S29では、発注元サーバ3から転送
された上記供給側会社A2からの見積り回答を供給側会
社A1が受信する。
【0062】S30では、供給側会社A1は、その見積
り回答に基づいた自社から発注元会社宛の見積り回答を
作成する。図6(a) は、そのような見積回答画面例(そ
の2)を模式的に示す図であり、同図(b) は、それに対
応する取引き確定画面例(その2)を模式的に示す図す
図である。
【0063】図6(a) に示す例では、見積回答画面25
の見積回答データ表示入力欄26には、2行に分けて入
力データが表示されている。1行目には図4(a) の場合
と同様に供給側会社A1であるDBC部品株の見積り回
答が表示されているが、この場合は図4(a) の数量項目
21−5の場合と異なり、数量項目26−5の数量が
「5」となっている。すなわち、発注元会社からの見積
り依頼数「10」に対して供給側会社A1(DBC部品
株)では5個の商品しか納入できず、残る5個が不足で
あることを示している。
【0064】そして、その代わりに、この供給側会社A
1が見積り依頼の手配をした供給側会社A2のGFE部
品株の見積り内容が2行目に表示されている。その数量
項目26−5の数量が「5」となっており、同行の供給
可能項目26−1に「OK」が表示されて、上記の不足
数を補う5個の商品供給ができることを示している。
【0065】また、このGFE部品株に対応する2行目
の依頼番号項目26−2の依頼番号は「10000−0
1−03」となっている。これは、この行に示される見
積り回答が、最初の枝番「01」の会社すなわち供給側
会社A1からの見積り依頼に基づいてなされる回答であ
ることを示し、次の枝番「03」は、この見積り回答を
行っている会社が登録枝番「03」を有する会社、すな
わち供給会社欄26−3に示すGFE部品株であること
を示している。
【0066】このように、本システムでは、見積り経路
がどのように移動しても、当初の見積り依頼番号(本例
では「10000」)が変わることがなく、その見積り
経路中で見積りに参画する供給側会社の枝番号が順次付
加されていく仕組みになっている。
【0067】図5のS31では、上記の見積回答画面2
5が、ファイル化されて、発注元サーバ3に通知(返
信)される。続く図5のS32及びS33の処理は、図
2のS11及びS12の処理と同一である。但し、S3
3で確定した取引内容は図4(b) の場合とやや異なる。
【0068】図6(b) は、上記のS33で確定した取引
内容を示している。この取引確定画面27には、確定表
示欄28に、確定した取引内容である依頼番号、供給会
社、製品番号、数量、納期、取引確定の各項目が2行に
分けて一覧表示され、依頼番号から納期までの各項目の
表示内容は、これらに対応する図6(a) の各項目の表示
内容と同一である。そして取引き確定項目28−1にそ
れぞれ「OK」が表示さている。これによって、この見
積り回答が発注元サーバ3によって受理され、この依頼
番号の取引が成立したことが発注元サーバ3のデータベ
ースに登録されたことが分かる。
【0069】そして、このS33で確定した取引内容
は、図5のS34で供給側会社A1に通知され、S35
で更に供給側会社A2に通知される。供給側会社A1及
び供給側会社A2は、いつでも発注元サーバ3にアクセ
スして上記取引確定通知の内容を再確認することができ
る。
【0070】尚、図5のS25の判断で、S26−2の
「一部社内調達不可能」の判断結果となったときは、こ
の取引が確定するまで(不足分全量の見積りが揃うま
で)、供給側会社A1が行ったS21〜S23及び最終
的に行うS29〜S31と同じ処理を供給側会社A2で
行うことになる。この後成立する取引確定画面25の見
積回答データ表示入力欄26は少なくとも3行以上であ
り、通常はその行数毎に枝番号が増えていくことにな
る。
【0071】図7は、発注元サーバ3の各サーバ4の連
携によって処理される動作説明フローチャート(その
3)であり、最初に選定された供給側会社1社の供給力
で発注元の見積り依頼に対応できない場合の処理動作の
例の中のAパターンを示している。
【0072】同図に示すS1〜S7は、図2の場合と同
一である。本例では、S7での判断結果として、S8で
は図2で説明したS8−3の3)自社では全く調達できな
い、という判断結果が得られたという場合の処理動作を
示している。そして、本例では、上記の判断結果に基づ
いて、S9で、見積回答が作成される。
【0073】図8は、その見積回答画面例(その3)を
模式的に示す図である。同図に示す例では、見積回答画
面29の見積回答データ表示入力欄30には、供給可能
項目30−1を除いて、図4(a) に示した見積回答画面
例(その1)と同様の表示がなされており、ただ供給可
能項目30−1のみが図4(a) の場合と異なり「NG」
が入力されて表示されている。
【0074】すなわち、同行の供給可能項目30−1に
示す「NG」は、供給側会社A1であるこの行に表示さ
れているDBC部品株が、この行に表示されている見積
り内容に対応できないことを表している。この見積り不
可能の回答画面は、図7のS10で、ファイル化され
て、発注元サーバ3に送信される。
【0075】図7のS11で、上記の見積り不可能の回
答ファイルを受け取った発注元サーバ3は、この見積り
不可能回答を見積り回答情報データベース5−2に登録
する。そして、S12では、上記の見積り回答の内容が
「全量とも供給不可能」であることにより、上記の供給
側会社A1とは別の新たな供給側会社An、例えば供給
側会社A2を選定して、この選定した供給側会社A2
に、見積り依頼を送信する。
【0076】この処理では、図3(b) に示した見積依頼
作成画面10が、発注元サーバ3のワークエリアにコピ
ーされ、供給会社入力窓12のデータのみが供給側会社
A2の名称であるGFE部品株に変更されて、この変更
が確認された後、供給側会社A2に送信される。
【0077】供給側会社A2における図7のS14、S
15及びS16での処理は、図2に示した供給側会社A
1におけるS5、S6及びS7の処理と同一であり、そ
れ以降の処理は、この見積り依頼が確定するまで上述し
た一連の処理の繰り返しとなる。
【0078】図9は、発注元サーバ3の各サーバ4の連
携によって処理される動作説明フローチャート(その
4)であり、最初に選定された供給側会社1社の供給力
で発注元の見積り依頼に対応できない場合の処理動作の
例の中のBパターンを示している。
【0079】同図に示すS1〜S7及びS8−3まで
は、図7の場合と同一である。本例では、S8−3の
「3)自社では全く調達できない」の判断結果に基づい
て、供給側会社A1が今度は自社が見積り依頼側(つま
り仲介役)となって、他の供給側会社Anを選定して見
積り依頼を行う。
【0080】この後の一連のS21〜S35までの処理
は、図5に示したS21〜S35の処理と、S32(S
11)とS33(S12)を除いて、同一である。すな
わち本例では、S32(S11)とS33(S12)の
処理画面の表示が図6(a),(b) の場合とやや異なる。
【0081】図10(a) は、上記のS32(S11)に
おいて発注元サーバ3により受信される見積回答画面例
(その4)を模式的に示す図であり、同図(b) はそれに
対応して供給側会社A1及び供給側会社A2に通知され
る取引き確定画面例(その3)を模式的に示す図であ
る。
【0082】同図(a) の見積回答画面31に示すよう
に、見積回答データ表示入力欄32には、図6(a) の場
合と同様に、一次引き受けの供給側会社A1(DBC部
品株)と二次引き受けの供給側会社A2(GFE部品
株)の見積り結果が2行に並んで表示されているが、こ
こで図6(a) の場合と異なるのは、1行目に表示されて
いる一次引き受けのDBC部品株の数量欄32−2に
は、見積り数量が依頼数量そのままの「10」と表示さ
れ、供給可能項目32−1に「NG」が表示されてい
る。そして、2行目に表示されている二次引き受けのG
FE部品株の数量項目32−2にも、依頼数量そのまま
の見積り数量「10」が表示され、そして、供給可能項
目32−1に「OK」が表示されている。
【0083】これによって、一次引き受けの供給側会社
A1が発注元会社からの見積り引き合いの全量に対応出
来ず、二次引き受けの供給側会社A2が代って全量を引
き受けるものであることが分かるように表示されてい
る。
【0084】これに対して、同図(b) に示すように、取
引確定画面33では、確定表示欄34に、同図(a) の見
積回答データ表示入力欄32の依頼番号、供給会社、製
品番号、数量、及び納期の各項目内容がそのまま表示さ
れ、同図(a) の供給可能項目32−1が「OK」となっ
ている供給側会社An(この例では供給側会社A2であ
るGFE部品株)の見積り内容が表示されている2行目
の右端の取引確定項目34−2には「OK」が表示さ
れ、同図(a) の供給可能項目32−1が「NG」となっ
ている供給側会社A1の見積り内容が表示されている1
行目の右端の取引確定項目34−2には「NG」が表示
されている。発注元による見積NGの確認を意味してい
る。
【0085】そして、この場合も、依頼番号項目34−
1の取引が確定している依頼番号「10000−01−
03」を見れば、この取引が枝番「01」の供給側会社
A1が仲介している取引であることが分かるようになっ
ている。
【0086】図11は、発注元サーバ3の各サーバ4の
連携によって処理される動作説明フローチャート(その
5)であり、見積り依頼の内容(納期、数量又は品番
等)に変更が生じた場合の処理動作の例を示している。
また、ここでは、最初に選定された供給側会社A1が、
上記の見積依頼内容の変更によって部分的に納入品を取
り揃えることが出来なくなった場合の処理例を示してい
る。
【0087】同図に示すように、先ず、S50では、発
注元会社の購買担当オペレータによって発注元サーバ3
の見積依頼プログラムが起動され、これにより、発注元
サーバ3の表示装置に初期画面が表示される。
【0088】続いてS51では、見積り依頼変更を行
う。これは、購買担当オペレータによって初期画面の見
積り依頼の変更の項目ボタンが押される処理である。S
52では、見積りを依頼していた供給会社を選定する。
これは、この変更前の見積依頼を行っていた先の供給側
会社名(この例では供給側会社A1)を、依頼番号に基
づいて見積り依頼・確定情報データベース5−1及び供
給会社情報データベース5−4を用いて検出する処理で
ある。
【0089】そして、見積りを依頼していた供給会社が
検出されたことにより、定まった書式の見積依頼手配変
更画面が表示装置に表示される。この見積依頼手配変更
画面を用を用いて、購買担当オペレータにより見積依頼
の変更内容が入力され、入力された内容が確認される。
【0090】図12は、その見積依頼手配変更画面の例
を示す図である。同図に示すようにこの見積依頼手配変
更画面35は、図3(a) に示した見積依頼作成画面10
と同様の書式である。これは、見積り依頼・確定情報デ
ータベース5−1から、見積依頼内容を変更すべき見積
り依頼のレコードが読み出されて表示されているもので
あり、変更データを入力し、不図示の確認ボタンを押し
て入力内容を確認すると、見積依頼手配変更データとし
て別レコードに作成されてデータベースに追加格納され
る。
【0091】図12に示す見積依頼手配変更画面35の
例では、商品仕様入力窓36や納期入力窓37及び数量
入力窓39に表示されているデータに変更は無く、製品
番号入力窓38のデータが当初の「12345」から入
力し直されて「123AB」に変更されている。この変
更入力に応じて下方の一括表示欄40の製品番号項目4
0−2のデータが自動的に「123AB」に変更されて
いる。また、依頼番号項目40−1の依頼番号が当初の
「10000」から頭枝番付きの「2−10000」自
動的に変更されている。
【0092】これにより、この見積依頼手配変更画面3
5が見積依頼作成画面10と同一書式であるにも拘ら
ず、製品番号項目40−2を一目見るだけで、見積依頼
内容が変更されたものであることが分かるようになって
いる。
【0093】上記に続いて図11のS53では、見積り
依頼変更通知が行われる。これは、発注元サーバ3によ
り、上記作成された見積依頼手配変更画面35の内容が
ファイル化され、電子メールに添付されて、供給側会社
A1に送信される処理である。
【0094】以下、S54〜S72までの処理は、表示
装置に表示される各画面の依頼番号項目の表示と製品番
号項目の表示を除いて、図5に示したS5〜S35まで
の処理と同一である。
【0095】図13は、発注元サーバ3の各サーバ4の
連携によって処理される動作説明フローチャート(その
6)であり、見積り依頼の内容(納期、数量又は品番
等)に変更が生じた場合の処理動作の例を示している。
また、ここでは、最初に選定された供給側会社A1が、
上記の見積依頼内容の変更によって、全量の品揃えが出
来なくなった場合の処理例を示している。
【0096】先ず、同図に示すS80〜S86までの処
理は、図11に示したS50〜S56までの処理と同一
である。図13において、S87−3で、上記判断が
「3)自社では全く調達できない」となったことにより、
S88では、変更された見積り依頼が作成される。
【0097】S89では、二次受け先として既に手配し
ていた供給側会社があればその会社、最初の見積り回答
を自社だけで行っていた場合は新たにこれから見積り依
頼を出すべき会社を選定する。そして、S90で、上記
作成された変更見積り通知が行われる。
【0098】このS90から以降のS96までの処理
は、図7の発注元が供給側会社A1の立場になり、図7
の供給側会社A1が供給側会社A2の立場になるだけ
で、図7に示したS4〜S11までの処理と同一であ
る。尚、見積り回答の内容は変更された商品に該当する
商品が無いとの回答内容になるが、結果としては変更さ
れた見積り依頼に対し見積り不可能と回答した場合と同
様である。
【0099】図13において、上記の供給側会社A2か
らの見積り不可能の回答ファイルを発注元サーバ3から
ネットワーク網1を介して受け取った供給側会社A1で
は、一方では、S97で、手配キャンセルのデータ入力
処理(手配した見積り依頼の取消しを行う不図示の表示
画面へのデータ入力処理)を行って、この入力画面の内
容をファイル化して添付した電子メールの通知を供給側
会社A2に対して行うと共に、他方では、S99で、上
記の供給側会社A2とは別の新たな供給側会社An、例
えば供給側会社A3を選定して、S100で、この選定
した供給側会社A3に、見積り依頼を送信する。
【0100】S98では、供給側会社A2が上記の手配
キャンセルの通知を受信して確認し、S101では、供
給側会社A3が上記の見積り依頼を受信する。見積り依
頼を受信した供給側会社A3では、供給側会社A1が図
5のS5以下で行ったと同様の処理を行って、変更され
た見積り依頼の内容に沿った商品の納入可能の見通しを
立て、この見通し結果に基づいて、S102で、「該当
商品あり」の見積り回答を供給側会社A1に送信する。
【0101】S103で、供給側会社A1は上記供給側
会社A3からの見積回答に基づいて自社から発注元への
見積回答を作成する。ここで作成される見積回答は、例
えば図10(a) に示した見積回答画面31の製品番号が
「12345」から「123AB」に変わり、二次受け
の依頼番号の枝番が「−03」から例えば供給側会社A
3を表わす「−04」に変わって表示された画面データ
である。
【0102】続くS104〜S108の処理は、図9に
示したS31〜S35までの処理と同一である。尚、上
記の見積り依頼の変更では、見積依頼変更の書式を用い
て一連の処理を行うようにしているが、発注元から、当
初の見積り依頼を全て取り消して、この見積り依頼の変
更内容を、全く新しい見積り依頼として発行するように
してもよい。そうすれば、見積り依頼の処理手順と見積
り依頼取消しの処理手順のみを用意しておけばよく、見
積依頼変更の処理手順は不要となるので、システム構成
が簡略化する。
【0103】図14は、発注元サーバ3の各サーバ4の
連携によって処理される動作説明フローチャート(その
7)であり、見積り依頼にある商品の供給を引き受ける
見積回答を一旦発行した供給側会社Anから、その供給
引受けの見積回答を取り消す場合の処理動作の例を示し
ている。
【0104】先ず、同図に示すS1〜S13の処理は、
図2に示した処理を再掲したものである。このように取
引が確定した後に、供給側会社A1に何等かの事情が発
生し、すでに確定した取引の供給引受けの見積回答を取
り消さなければならない、ということがまま発生する。
【0105】このようなとき、先ず、S201で、発注
元サーバ3にアクセスして、特には図示しないが、クラ
イアント側で入力するための初期画面を端末装置Ann
に呼び出し、例えば依頼番号入力窓に、取り消したい見
積回答の依頼番号(自社の枝番の付いた依頼番号)を入
力し、見積回答取消ボタンをクリックして、見積回答取
消用のデータ入力画面を表示させる。
【0106】図15(a),(b),(c) は、そのような供給引
受け見積回答取消し画面の例を模式的に3例示す図であ
る。図15(a) に示す供給引受け見積回答取消し画面4
1は、図14のS7〜S10のように見積り依頼された
全量を引き受ける回答を行った後に取り消す場合の入力
画面である。図15(a) の供給引受け見積回答取消し画
面41の取消データ表示入力欄42には、図4(b) に示
した取引確定画面22の確定表示欄23に表示されたと
同様の内容が、依頼番号、供給会社、製品番号、数量、
及び納期の各項目に表示されており、図15(a) では最
初空白で左端に表示されていた取消項目42−1に
「×」が入力されて表示されている。
【0107】これによって、取消データ表示入力欄42
に表示されている見積回答の内容を全て取り消すことが
表明される。尚、取り消すのであるから「取消」を肯定
する意味で、取消項目42−1には「○」を入力すべき
であると考えて「○」を入力するように取り決めても良
い。いすれにしても、この取消項目42−1に入力され
る記号は「取消」を肯定するものである。
【0108】また、図15(b) に示す供給引受け見積回
答取消し画面43は、図5の処理により、見積依頼の一
部を一次引受け会社で引受け、残りを二次引受け会社で
引き受ける引受回答を行った後に、この引受回答を取り
消す場合の入力画面である。図15(b) の供給引受け見
積回答取消し画面43の取消データ表示入力欄44に
は、図6(b) に示した取引確定画面27の確定表示欄2
8に2行に分けて表示されたと同様の内容が、依頼番
号、供給会社、製品番号、数量、及び納期の各項目毎に
同じく2行に分けて表示されており、この場合も、図1
5(b) では最初空白で左端に表示されていた取消項目4
4−1に、2行とも「×」が入力されて表示されてい
る。これによって、取消データ表示入力欄44に表示さ
れている見積回答の内容を全て取り消すことが表明され
る。
【0109】また、図15(c) に示す供給引受け見積回
答取消し画面45は、図9の処理により、見積依頼の全
部を一次引受け会社では引受け出来ず、全てを二次引受
け会社に引き受けさせた引受回答を行った後に、この引
受回答を取り消す場合の入力画面である。図15(c) の
供給引受け見積回答取消し画面45の取消データ表示入
力欄46には、図10(b) に示した取引確定画面33の
確定表示欄34に2行に分けて表示されたと同様の内容
が、依頼番号、供給会社、製品番号、数量、及び納期の
各項目毎に同じく2行に分けて表示されており、この場
合も、図15(c) では最初空白で左端に表示されていた
取消項目42−1に、2行とも「×」が入力されて表示
されている。これによって、取消データ表示入力欄46
に表示されている見積回答の内容をNGであった分も含
めて全て取り消すことが表明される。
【0110】このようにして作成された供給引受け見積
回答取消し画面のデータは、S202で、そのまま発注
元サーバ3に返信され、S203で、発注元サーバ3
は、その返信を受信する。続くS204以降の処理は、
図7に示すS12以降の処理と同一である。
【0111】尚、上述した実施の形態では、取引の各流
通段階毎に、商品毎の取引単価が予め定まっている例を
取り上げて説明しているが、取引単価はこれに限ること
なく、流通段階毎の取引単価が定まっていない場合にも
適用することができる。
【0112】その場合は、発注元サーバで受信した見積
回答から単価を抽出し、依頼番号(枝番の付いているも
のは枝番のついたまま)にリンクさせた単価のみのデー
タベースを別個に作成し、この単価のデータベースを発
注元サーバからのみ開いて内容を見ることができるよう
にし、供給側会社の端末装置からは自社の枝番の付いた
依頼番号に対応するレコードにしかアクセスできないよ
うに構成すれば、流通段階毎の取引単価が定まっていな
い場合でも、各供給側会社で自社の見積り単価が他社に
知られない状態で、上述したシステムを運用することが
できる。
【0113】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、発注元の管理するサーバによりシステム会員とな
っている供給側会社に同一依頼番号により見積り依頼を
発行して、見積り回答が満足できる内容になるまで見積
り依頼先の供給側会社に見積り回答の手配を一任するの
で、複数の供給側会社間で発注元の手を煩わすことなく
商品の供給量を調整可能となって発注元の商品購入手配
業務が簡素化され日常業務の能率が向上する。
【0114】また、供給経路に変更が有っても見積り依
頼に対する回答が完了するまで当初の依頼番号が変わる
ことなく維持されるので、行き違いや勘違いによる齟齬
の不具合が発生する虞がなく、これにより、発生した不
具合を修復するための余分な手間や時間が発生せず、快
適な信頼関係を維持しながら能率良く業務を遂行してい
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における手配業務支援システムの
構成を示す図である。
【図2】手配業務支援システムの発注元サーバ(装置)
の各サーバ(ソフト)の連携によって処理される動作説
明フローチャート(その1)である。
【図3】(a) は発注元サーバの表示装置に画面表示され
る見積り依頼・作成画面の例を模式的に示す図、(b) は
供給側会社に送信される見積り依頼・確認画面の例を模
式的に示す図である。
【図4】(a)は見積回答画面例(その1)を模式的に示
す図、(b) はそれに対応する取引き確定 画面の例(そ
の1)を模式的に示す図す図である。
【図5】手配業務支援システムの発注元サーバの各サー
バの連携によって処理される動作説明フローチャート
(その2)である。
【図6】(a)は見積回答画面例(その2)を模式的に示
す図、(b) はそれに対応する取引き確定 画面の例(そ
の2)を模式的に示す図す図である。
【図7】手配業務支援システムの発注元サーバの各サー
バの連携によって処理される動作説明フローチャート
(その3)である。
【図8】見積回答画面の例(その3)を模式的に示す図
である。
【図9】手配業務支援システムの発注元サーバの各サー
バの連携によって処理される動作説明フローチャート
(その4)である。
【図10】(a) は見積回答画面の例(その4)を模式的
に示す図、(b) はそれに対応する取引き確定画面例(そ
の3)を模式的に示す図である。
【図11】手配業務支援システムの発注元サーバの各サ
ーバの連携によって処理される動作説明フローチャート
(その5)である。
【図12】見積依頼手配変更画面の例を模式的に示す図
である。
【図13】手配業務支援システムの発注元サーバの各サ
ーバの連携によって処理される動作説明フローチャート
(その6)である。
【図14】手配業務支援システムの発注元サーバの各サ
ーバの連携によって処理される動作説明フローチャート
(その7)である。
【図15】供給引受け見積回答取消し画面の例を模式的
に示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク網 2(2−1、2−2、・・・、2−h) イントラネッ
ト An(A1、A2、・・・、Ah) 供給側会社 Ann(A11、A12、・・・、A1m、A21、A
22、・・・、A2n、Ah1、Ah−2、・・・、A
hp) 端末装置 3 発注元サーバ(装置) 4 サーバ(ソフト) 4−1 ウェブサーバ 4−2 メールサーバ 4−3 管理サーバ 5−1 見積り依頼・確定情報データベース 5−2 見積り回答情報データベース 5−3 商品情報データベース 5−4 供給会社情報データベース 10 見積依頼作成画面 11 手配作成入力窓 12 供給会社入力窓 13 商品仕様入力窓 14 納期入力窓 15 製品番号入力窓 16 数量入力窓 17 一括表示欄 17−1 依頼番号項目 20 見積回答画面 21 見積回答データ表示入力欄 21−1 供給可能項目 21−2 依頼番号項目 21−3 発注会社項目 21−4 製品番号項目 21−5 数量項目 21−6 納期項目 22 取引確定画面 23 確定表示欄 23−1 取引き確定項目 25 見積回答画面 26 見積回答データ表示入力欄 26−1 供給可能項目 26−2 依頼番号項目 26−5 数量項目 27 取引確定画面 28 確定表示欄 28−1 取引き確定項目 29 見積回答画面 30 見積回答データ表示入力欄 30−1 供給可能項目 31 見積回答画面 32 見積回答データ表示入力欄 32−1 供給可能項目 32−2 数量項目 33 取引確定画面 34 確定表示欄 34−1 依頼番号項目 34−2 取引き確定項目 35 見積依頼手配変更画面 36 商品仕様入力窓 37 納期入力窓 39 数量入力窓 40 一括表示欄 40−1 依頼番号項目 40−2 製品番号項目 41、43、45 供給引受け見積回答取消し画面 42、44、46 取消データ表示入力欄 42−1、44−1、46−1 取消項目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 流田 龍扶 愛知県名古屋市中区錦一丁目5番13号 日 商岩井株式会社内 (72)発明者 増田 勝紀 愛知県名古屋市中区錦一丁目5番13号 日 商岩井株式会社内 (72)発明者 丸山 忠 東京都日野市富士町1番地 株式会社エ フ・エフ・シー内 (72)発明者 東谷 直紀 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 建元 重人 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 米井 豊 東京都日野市富士町1番地 株式会社エ フ・エフ・シー・システムズ内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の発注元に対し前記商品の供給量を
    複数の供給側会社間で調整可能とする手配業務支援シス
    テムであって、 前記発注元は発注元サーバを備え、 該発注元サーバは、少なくとも、 該発注元により発行された少なくとも依頼番号と商品名
    と数量とからなる発注予定商品の見積依頼情報をデータ
    ベース化して記録する見積依頼記録手段と、 該見積依頼記録手段に記録された前記見積依頼情報を前
    記複数の供給側会社の中の所定の供給側会社に通信回線
    を介して通知する見積依頼通知手段と、 該見積依頼通知手段による前記見積依頼情報の通知に対
    応して返信された前記所定の供給側会社からの見積回答
    情報を記録する見積回答記録手段と、 該見積回答記録手段に記録された前記見積回答情報が前
    記見積依頼情報を満足させるものか否かを判断する判断
    手段と、 該判断手段により前記見積回答情報が前記見積依頼情報
    を満足させるものであると判断されたとき前記発注元と
    前記所定の供給側会社との間における前記発注商品に係
    わる取引きを確定させる取引確定手段と、 を有することを特徴とする手配業務支援システム。
  2. 【請求項2】 前記見積回答情報は、少なくとも前記依
    頼番号と該依頼番号に係わる前記商品名と該商品名の商
    品の供給可能数量とを含んでいることを特徴とする請求
    項1記載の手配業務支援システム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記見積回答情報に含
    まれる前記依頼番号と一致する依頼番号が有るか否かに
    ついて前記見積依頼記録手段を検索する回答依頼番号検
    索手段を有して、該回答依頼番号検索手段により前記一
    致する依頼番号が検出されたとき該依頼番号に係わる商
    品名と数量とが前記見積回答情報に含まれる商品名と供
    給可能数量とに共に一致したとき前記見積回答情報が前
    記見積依頼情報を満足させると判断することを特徴とす
    る請求項1記載の手配業務支援システム。
  4. 【請求項4】 前記見積依頼情報を満足させる前記見積
    回答情報に含まれる商品供給数量が前記見積依頼情報に
    含まれる前記発注予定商品の全数量を満たさないとき、
    少なくとも前記見積依頼情報の依頼番号と商品名と供給
    不足数とを、他の複数の供給側会社に通信回線を介して
    通知する供給不足数通知手段と、 該供給不足数通知手段による通知に基づいて前記他の複
    数の供給側会社から返信される供給可否情報を記録する
    供給可否記録手段と、 該供給可否記録手段に記録された前記供給可否情報に含
    まれる供給可能数を合計して得られた合計供給可能数が
    前記供給不足数以上であるか否かを判断する合計供給可
    能数判断手段と、 を更に備え、 前記取引確定手段は、前記合計供給可能数判断手段によ
    り前記合計供給可能数が前記供給不足数以上であると判
    断されたとき、前記発注商品に係わる全ての取引きを確
    定させることを特徴とする請求項1記載の手配業務支援
    システム。
  5. 【請求項5】 前記供給可否情報は、少なくとも前記依
    頼番号と該依頼番号に係わる前記商品名と該商品名に係
    わる供給可能数量とを含んでいることを特徴とする請求
    項4記載の手配業務支援システム。
  6. 【請求項6】 前記発注元サーバは、前記見積依頼情報
    に含まれる前記数量又は前記商品名の商品仕様に変更が
    あるとき、該変更情報を前記通信回線を介して前記所定
    の供給側会社に通知する変更情報通知手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の手配業務支援システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記発注元サーバは、前記発注元により
    前記依頼番号に係わる前記見積依頼情報が取り消された
    ことに基づいて見積依頼取消通知を前記通信回線を介し
    て前記所定の供給側会社に通知する見積依頼取消通知手
    段を更に有することを特徴とする請求項1記載の手配業
    務支援システム。
  8. 【請求項8】 前記見積依頼取消通知は、前記見積回答
    情報に含まれる納期内の供給数量が前記見積依頼情報に
    含まれる納期内の数量に満たなかったとき自動的に通知
    されるように設定されることを特徴とする請求項7記載
    の手配業務支援システム。
  9. 【請求項9】 前記見積依頼取消通知は、前記発注元に
    おける前記商品の仕様に変更が生じたとき自動的に通知
    されるように設定されることを特徴とする請求項7記載
    の手配業務支援システム。
  10. 【請求項10】 前記商品名は、商品を特定する名称、
    コード番号、又は記号等からなることを特徴とする請求
    項1記載の手配業務支援システム。
  11. 【請求項11】 前記発注元サーバは、予め登録された
    少なくともIDとパスワードとにより特定される会員に
    のみにアクセスを開放し、前記複数の供給側会社は前記
    会員として加入済みの会社である、ことを特徴とする請
    求項1記載の手配業務支援システム。
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