JP2003122961A - 在宅医療機器の自動申込方法及びそのシステム - Google Patents

在宅医療機器の自動申込方法及びそのシステム

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JP2003122961A JP2001313431A JP2001313431A JP2003122961A JP 2003122961 A JP2003122961 A JP 2003122961A JP 2001313431 A JP2001313431 A JP 2001313431A JP 2001313431 A JP2001313431 A JP 2001313431A JP 2003122961 A JP2003122961 A JP 2003122961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在宅医療機器を利用する利用者が、在宅医療
機器を申し込む在宅医療機器の自動申込方法及びシステ
ムに関し、利用者の申込操作を容易とし、且つ申し込み
受付を確実にする。 【解決手段】 在宅患者宅(1)に押しボタン(20)
による自動ダイアル機能を持つ申込器(2)を設け、申
込先(3)に自動受信出力装置(30)を設けた。患者
Bにとって、押しボタン(20)を押すだけで、在宅医
療機器(1−2)の申込を行うことができ、申込を簡易
化できるとともに、申込先(医療機器企業)で申し込み
を自動受信するため、医療機器申込を確実にできる。
又、自動ダイアル機能を使用し、公衆回線(4)を利用
するため、簡易に且つ安価に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅にて医療機器
を使用する患者の在宅医療機器の自動申込方法及びその
システムに関し、特に、在宅医療に伴い消耗する器具の
申込を簡易化し、且つ受け付けを確実にするための在宅
医療機器の自動申込方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、在宅にて、治療を受ける在宅医療
の患者は、増加している。在宅医療では、病院等の施設
に頻繁に出向く必要がなく、例えば、月1回施設で診断
してもらえば良い。このため、外出が困難やおっくうな
患者(例えば、老人)にとって、有効な医学的方法であ
る。このような在宅医療では、通常、施設等の提供する
医療機器を自宅に設置し、患者が医療機器を使用して、
治療を行う。
【0003】例えば、呼吸器疾患の患者に対して酸素ボ
ンベから供給する酸素療法が行われており、最近では空
気中の酸素を分離濃縮して酸素濃縮気体を得るための呼
吸用気体供給装置が開発され、それを用いた酸素療法が
次第に普及するようになって来ている。かかる呼吸用気
体供給装置は、病院において利用されるのみならず、在
宅医療用に家庭においても利用される場合が次第に多く
なってきている。なお、医療機器とは、医学的療法を施
すための機器である。
【0004】このような医療機器では、患者の病に影響
するため、医療機器の点検、部品の交換、機器異常時の
応対等の支援が必須となる。このため、医療機器の販売
又は製造、サービスを行う企業にとって、医療機器の知
識を持ち、その管理を行う管理者が必要である。在宅医
療では、この管理者は、医療機器の点検、部品の交換、
機器異常時の対応のため、患者宅に出向き、医療機器の
点検等を行う必要がある。
【0005】このような管理者が、患者宅に出向くケー
スとは別に、患者自身が、医療機器の消耗部品の交換を
依頼する場合がある。例えば、前述の在宅酸素療法で
は、酸素を充填された酸素ボンベを利用する在宅患者で
は、酸素ボンベの使用により、酸素ボンベ内の充填酸素
量が減少し、酸素ボンベの交換を依頼する必要がある。
図4は、従来のボンベ交換システムの説明図である。在
宅患者Bは、自宅1にて、酸素ボンベ1−2を利用し
て、在宅酸素療法を行う。在宅患者Bは、酸素ボンベ1
−2の交換を依頼するため、電話器1−3で在宅酸素機
器の企業3に電話をする。在宅酸素機器の企業3では、
電話機3−1により、依頼を受け、配送依頼書(又は受
注書)へ依頼者、住所、ボンベの種類を記入し、ボンベ
業者6に依頼する。ボンベ業者6は、酸素ボンベ1−2
に酸素を充填し、充填した酸素ボンベ1−2を、配送依
頼書の依頼患者宅1に配送する。このように、従来は、
電話にて注文する方法が取られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年の在宅医療の進展
に伴い、在宅医療者の増大及び在宅医療者の多様化が予
想される。この場合、在宅酸素機器の企業(又は営業
所)3に、多数の酸素ボンベの交換依頼が到来する可能
性がある。従来の電話による注文では、企業3の電話対
応者が、注文を忘れ、受注書に記載漏れが発生するおそ
れがある。このような場合に、通常の商品の電話注文方
法では、商品が到着しないことにより、注文者が問い合
わせで間に合う。しかし、在宅医療機器においては、在
宅医療機器が患者の医療行為を行うため、配送のミス
は、患者の病に影響し、重大な事態を起こすおそれがあ
る。当然、医療機器を取り扱っている企業は、企業内で
係るミスが生じないように、教育、注意するが、かかる
人為的ミスをゼロにすることは困難である。
【0007】又、在宅医療患者の中には、老人等の体力
の衰えた患者もありえる。このような患者は、電話によ
り、正確に氏名、住所、ボンベの種類を伝達できない可
能性が多い。特に、一人で生活している独居老人では、
代わって電話注文してくれる者がいない場合がある。
又、在宅医療機器利用者は、病の関係で、電話で正確に
情報を伝達できない可能性が強い。例えば、前述の呼吸
器疾患の患者では、酸素不足になると、息がぜいぜいと
なり、この可能性が特に強い。従って、電話をかけて
も、企業3の電話対応者に氏名すら正確に伝達できない
ことが予測され、このような場合には、医療機器の配送
が困難であり、又、電話対応企業の混乱を招くおそれが
ある。
【0008】従って、本発明の目的は、在宅医療機器の
利用者が簡単な操作で医療機器の申し込みができ、且つ
確実に申し込みを受け付けるための在宅医療機器の自動
申込方法及びそのシステムを提供するにある。
【0009】又、本発明の他の目的は、簡易な構成の付
加で、在宅医療機器の申し込みを簡易化し、且つ申し込
みの受付を確実化するための在宅医療機器の自動申込方
法及びそのシステムを提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的の達成のため、
本発明の在宅にて医療機器を利用する利用者が、当該医
療機器を申込先に申し込む在宅医療機器の自動申込方法
は、前記利用者宅に設けられた医療機器申込器の押しボ
タンを押下したことに応じて、前記申込先に自動ダイア
ルするステップと、前記自動ダイアル先の前記申込先の
自動受信出力装置が自動着信し、前記自動ダイアル元の
前記利用者の情報を検索し、出力するステップとを有す
ることを特徴とする。
【0011】又、本発明の在宅にて医療機器を利用する
利用者が、当該医療機器を申込先に申し込む在宅医療機
器申込システムは、前記利用者宅に設けられ、押しボタ
ンを押下したことに応じて、前記申込先に自動ダイアル
する医療機器申込器と、前記自動ダイアル先の前記申込
先に設けられ、自動着信し、前記自動ダイアル元の前記
利用者の情報を検索し、出力する自動受信出力装置とを
有することを特徴とする。
【0012】本発明は、在宅患者宅に押しボタンによる
自動ダイアル機能を持つ申込器を設け、申込先に自動受
信出力装置を設けたため、患者Bにとって、押しボタン
を押すだけで、在宅医療機器申込を行うことができ、申
込を簡易化できるとともに、申込先(医療機器企業)で
申し込みを自動受信するため、医療機器の申込を確実に
できる。又、自動ダイアル機能を使用し、公衆回線を利
用するため、簡易に且つ安価に実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本願
発明の実施の形態について説明する。なお、下記は本願
発明の実施の形態の一部を示すためのものであり、本願
発明は、これらの記載によって制限を受けるものでな
く、本願発明の趣旨に合致する限り、その他の形態をも
含むものであることはいうまでもない。
【0014】図1は、本願発明に係る在宅医療機器申込
及び受付システムのブロック図、図2は、図1のシステ
ムに適用される在宅医療方法の説明図、図3は、図1の
患者宅に設けられたボンベ申込器の構成図である。
【0015】図1のシステムを説明する前に、図2によ
り在宅医療方法を説明する。図2は、在宅医療方法とし
て、在宅酸素療法を例に示す。図2に示すように、在宅
酸素療法は、医療施設(病院等)5の医師により、呼吸
器疾患と診断された患者Bが、医療施設(病院等)の医
師の処方の下に、自宅1にて、在宅酸素機器(酸素濃縮
器)1−1,1−5を使用して酸素吸入治療を行うもの
である。これら在宅医療機器1−1,1−5は、医療施
設5の医師の診察の基に、医療機器提供企業3から医療
施設5を介し、患者Bに貸し出される。医療機器提供企
業3は、患者Bの在宅酸素機器1−1,1−5を管理
し、機器1−1,1−5の設置、点検及び酸素ボンベ1
−2の交換等の在宅医療支援を行う。
【0016】在宅酸素療法では、患者宅1には、酸素濃
縮器1−1と携帯型酸素供給器1−5を貸し出される。
患者Bは、主に、在宅中は、自宅に設置された酸素濃縮
器1−1により、酸素を吸入する。又、患者Bは、主
に、外出時に、携帯型酸素供給器1−5を携帯し、酸素
を吸入する。この酸素濃縮器1−1は、呼吸用気体供給
装置であり、酸素を供給して、患者の呼吸を補助し、呼
吸器疾患に対し有効である。
【0017】又、酸素濃縮器1−1は、吸入した空気か
ら窒素等を除去し、酸素分を濃縮した気体(濃縮酸素)
を生成し、患者Bに供給する装置であり、流量設定によ
り、供給流量が制御される。医師は、供給流量、例え
ば、安静時、就寝時、活動時の1分当たりの吸入量をリ
ットル単位で処方する。設定流量は、この処方の従い設
定される。
【0018】酸素濃縮器1−1の動作を説明する。コン
プレッサーから、流路切替弁を介して吸着筒に圧縮空気
が供給される。吸着筒13では、窒素を吸着し、吸着さ
れなかった酸素を含むガス、すなわち酸素濃縮空気は、
サージタンクに貯留され、流量設定器により酸素供給量
を一定に調節した後、加湿器で加湿され、患者Bの鼻カ
ニューラ19を介して呼吸用気体供給装置利用者Bに供
給される。
【0019】呼吸用気体供給装置(酸素濃縮器)1−1
では、吸着筒(酸素濃縮手段)内の圧力、呼吸用気体の
流量、呼吸用気体中の酸素濃度、呼吸用気体の温度およ
び湿度が検出される。呼吸用気体を呼吸用気体供給装置
利用者の利用に供する供給手段19としては、導管手
段,鼻カニューラ,マスク等を具備したものがあげられ
る。
【0020】この呼吸用気体供給装置1−1では、設定
された流量で、所定の酸素濃度の気体を供給することが
在宅医療で重要である。これらの異常を検出するため、
各種のセンサ、コンピュータが設けられ、異常を自動判
断する。
【0021】呼吸用気体の流量が所定範囲を外れるケー
スとしては、医師の指示により設定された流量に対し、
その許容下限流量を下回るケースが考えられる。具体的
には、2L/分の設定値に対し、50%以上を許容範囲
とすれば、50%未満で異常警報を発することになる。
呼吸用気体中の酸素濃度が所定範囲を外れるケースとし
ては、たとえば90%以上の酸素濃度を設定値とし、7
5%を下限とすれば、75%未満で異常警報を発するこ
とになる。
【0022】そして、コンピュータは、かかる異常を検
出すると、オペレータパネルを介し、音声及び表示によ
り呼吸用気体供給装置利用者に警報を発する。呼吸用気
体供給装置利用者は、警報を受けた場合、呼吸用気体供
給装置管理者に電話等の手段で連絡し、呼吸用気体供給
装置技術支援者等の派遣を要請することができる。
【0023】又、携帯型酸素供給器1−5は、在宅患者
Bが、外出する際に、携帯して、酸素吸入を行う装置で
あり、酸素濃縮器1−1のように家庭電源の供給を要し
ない。図1に戻り、患者宅1の携帯型酸素濃縮器1−5
は、酸素ボンベ1−2と、移動用車と、酸素供給調節器
1−4で構成される。この酸素ボンベ1−2は、酸素を
充填されており、利用者の使用に伴い、内容量が減少す
る。従って、酸素ボンベ1−2の交換が必要である。こ
の場合は、利用者は、管理者(医療機器提供企業3)等
にボンベの交換を依頼する。
【0024】酸素供給調節器1−4は、酸素ボンベ1−
2からの酸素流量を設定流量に調節し、患者Bの鼻カニ
ューラ19に供給する。又、この酸素供給器1−5は、
外出時のみならず、自宅内で酸素濃縮器1−1から離れ
た位置で、活動する時にも、使用される。
【0025】通常、酸素ボンベは、現用と予備用の2本
自宅に設置されるが、酸素使用量は、患者の状態によっ
てまちまちであり、例えば、活動の活発な患者では、酸
素ボンベを多用するため、酸素ボンベの交換が頻繁に必
要であり、活動の停滞している患者では、酸素ボンベの
使用は少なく、酸素ボンベの交換は少ない。又、酸素ボ
ンベは、長期間、交換しないと、ボンベ自体に亀裂が入
ったり、腐ったりして、充填酸素量が減少する。この場
合も、酸素ボンベの交換が必要である。
【0026】在宅患者Bの患者宅1には、ボンベ申込器
2が設けられている。ボンベ申込器2は、図3で説明す
るように、自動電話機で構成され、押しボタンの押下
で、医療機器企業3の営業所に自動ダイアルし、ネット
ワーク(電話回線)4を介し、医療機器企業3の営業所
に通信する。
【0027】医療機器企業3の営業所には、自動受信出
力装置30と、患者ファイル装置31が設けられてい
る。患者ファイル装置31には、各患者の電話番号と、
氏名、住所、ボンベの種類と、ボンベ供給者とを、各患
者Bに対し、格納する。自動受信出力装置30は、ネッ
トワーク4を介し自動着信し、発信元電話番号通知を受
ける。そして、この自動受信出力装置30は、ファイル
装置31を発信元電話番号で検索し、対応する患者の氏
名、住所、ボンベの種類、ボンベ供給業者を得る。更
に、自動受信出力装置30は、配送依頼書7のフォーマ
ットに編集し、配送依頼書7をプリント出力する。
【0028】配送依頼書7は、ボンベ業者6に渡され、
ボンベ業者6は、配送依頼書に記載された酸素ボンベ1
−2を、記載された住所の患者宅1に配送する。この自
動受信出力装置は、プリント機構とファイル装置31を
有するコンピュータ、例えば、パーソナルコンピュータ
で構成することができる。
【0029】図3により、ボンベ申込器2を説明する。
ボンベ申込器2は、通常の自動ダイアル機能を有する電
話機に、ボンベ申込ボタン20を設けたもので構成され
る。即ち、ボンベ申込器2は、通常の自動ダイアル機能
付き電話機と同様に、送受話器24と、プッシュキー2
1と、電話機モジュール回路23と、自動ダイアル用ダ
イアルメモリ22とを有する。
【0030】電話機モジュール回路23は、送受話器2
4、プッシュキー21により、通常の送受話通信を行
う。又、自動ダイアルもプッシュキー21により動作さ
れる。この自動ダイアルメモリ22に、申込先電話番号
を記憶しておき、ボンベ申込ボタン20の押下に応じ
て、電話機モジュール回路23が、自動ダイアルメモリ
22の申込先電話番号を読み出す。そして、自動ダイア
ル機能により、申込先電話番号を自動ダイアル発信し、
発信元電話番号を自動通知する。
【0031】例えば、ボンベ申込ボタン20は、電話機
のワンタッチキー、短縮ダイアルキーの一つに、ボンベ
申込とラベルを付されたもので構成される。この構成で
は、電話機の機能をそのまま利用できる。
【0032】このため、在宅患者Bの患者宅1で、患者
Bが、電話機で構成されたボンベ申込器のボンベ申込ボ
タン20を押下すると、医療機器企業3の営業所に自動
ダイアルし、ネットワーク(電話回線)4を介し、医療
機器企業3の営業所に通信する。医療機器企業3の営業
所では、自動受信出力装置30が、ネットワーク4を介
し自動着信し、発信元電話番号通知を受ける。そして、
この自動受信出力装置30は、ファイル装置31を発信
元電話番号で検索し、対応する患者の氏名、住所、ボン
ベの種類、ボンベ供給業者を得る。更に、自動受信出力
装置30は、配送依頼書7のフォーマットに編集し、配
送依頼書7をプリント出力する。
【0033】これにより、患者Bにとって、ボンベ申込
を簡易化できるとともに、申込先(医療機器企業)で申
し込みを自動受信するため、ボンベ申込を確実にでき
る。この配送依頼書7は、ボンベ業者6に渡され、ボン
ベ業者6は、配送依頼書に記載された酸素ボンベ1−2
を、記載された住所の患者宅1に配送する。
【0034】又、自動ダイアル機能を使用し、公衆回線
を利用するため、簡易に且つ安価に実現できる。この
点、老人宅に設けられる緊急通報システムは、専用機械
であり、しかも通報先は、緊急対応施設であり、このよ
うな医療機器の申込に適応できない。又、在宅医療機器
を通信回線を利用して、センタでモニタするシステムも
存在するが、在宅医療機器にかかる通信機器を設ける必
要があり、酸素ボンベのような簡易な医療機器にコスト
的に不向きである。
【0035】更に、自動ダイアル機能付き電話機を利用
することにより、通常の電話機にボンベ申込ボタンを設
けるだけで実現でき、特別な工事や機器を必要としな
い。しかも、電話機に設けることにより、患者Bは、電
話機の設置場所でボタンを押すだけで済むため、老人等
の患者では、申込ボタンを探す手間を省け、更に容易に
申込が可能となる。特に、医療機器の利用者が高齢であ
り又は何らかの原因で具合が悪くなり、通報時に、充分
な情報を伝達できない場合でも、ボンベ申込が容易とな
る。特に、在宅医療で、一刻も争う事態の場合にも、有
効な支援が可能となる。
【0036】上述のシステムでは、電話機の一部にボン
ベ申込ボタンを設けているが、電話機と別にボンベ申込
ボタンを設け、電話機に接続するようにしてもよい。こ
のようにすると、電話機の大きさに限られず、大きなサ
イズのボンベ申込ボタンを設けることができる。このた
め、老齢の患者にとって、更にボンベ申込が容易とな
る。
【0037】又、有線のネットワークで説明したが、携
帯電話で使用されている無線電話方式を利用できる。こ
の場合、図3の電話機モジュール回路23を、無線電話
機モジュール回路で構成すればよい。
【0038】更に、申込医療機器を携帯用酸素ボンベで
説明したが、自宅設置用の酸素機器が酸素ボンベを利用
する酸素機器の場合には、この酸素ボンベにも適用でき
る。又、在宅医療機器を、在宅酸素療法機器で説明した
が、他の呼吸用気体供給装置やリハビリ機器等にも適用
できる。
【0039】以上、本発明を以下の付記に纏める。
【0040】(付記1)在宅にて医療機器を利用する利
用者が、当該医療機器を申込先に申し込む在宅医療機器
の自動申込方法において、前記利用者宅に設けられた医
療機器申込器の押しボタンを押下したことに応じて、前
記申込先に自動ダイアルするステップと、前記自動ダイ
アル先の前記申込先の自動受信出力装置が自動着信し、
前記自動ダイアル元の前記利用者の情報を検索し、出力
するステップとを有することを特徴とする在宅医療機器
の自動申込方法。
【0041】(付記2)前記医療機器が在宅医療におけ
る消耗品であることを特徴とする付記1の在宅医療機器
の自動申込方法。
【0042】(付記3)前記医療機器申込器が、押しボ
タンの押下で自動ダイアルする電話機であることを特徴
とする付記1の在宅医療機器の自動申込方法。
【0043】(付記4)前記出力するステップは、前記
自動受信出力装置に設けられ、前記利用者の前記情報を
格納するファイルを前記利用者の電話番号で検索し、前
記利用者の情報を得るステップを含むことを特徴とする
付記1の在宅医療機器の自動申込方法。
【0044】(付記5)前記出力ステップは、前記医療
機器を前記利用者宅に配送する配送依頼書を出力するス
テップからなることを特徴とする付記1の在宅医療機器
の自動申込方法。
【0045】(付記6)在宅にて医療機器を利用する利
用者が、当該医療機器を申込先に申し込む在宅医療機器
申込システムにおいて、前記利用者宅に設けられ、押し
ボタンを押下したことに応じて、前記申込先に自動ダイ
アルする医療機器申込器と、前記自動ダイアル先の前記
申込先に設けられ、自動着信し、前記自動ダイアル元の
前記利用者の情報を検索し、出力する自動受信出力装置
とを有することを特徴とする在宅医療機器申込システ
ム。
【0046】(付記7)前記医療機器が在宅医療におけ
る消耗品であることを特徴とする付記6の在宅医療機器
申込システム。
【0047】(付記8)前記医療機器申込器が、押しボ
タンの押下で自動ダイアルする電話機であることを特徴
とする付記6の在宅医療機器申込システム。
【0048】(付記9)前記自動受信出力装置は、前記
利用者の前記情報を格納するファイルを前記利用者の電
話番号で検索し、前記利用者の情報を得ることを特徴と
する付記6の在宅医療機器の申込システム。
【0049】(付記10)前記自動受信出力装置は、前
記医療機器を前記利用者宅に配送する配送依頼書を出力
することを特徴とする付記6の在宅医療機器申込システ
ム。
【0050】
【発明の効果】本発明は、在宅患者宅に押しボタンによ
る自動ダイアル機能を持つ申込器を設け、申込先に自動
受信出力装置を設けたため、患者Bにとって、押しボタ
ンを押すだけで、在宅医療機器申込を行うことができ、
申込を簡易化できるとともに、申込先(医療機器企業)
で申し込みを自動受信するため、医療機器申込を確実に
できる。又、自動ダイアル機能を使用し、公衆回線を利
用するため、簡易に且つ安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施の形態の在宅医療機器申込シ
ステムのブロック図である。
【図2】図1の在宅医療方法の説明図である。
【図3】図1の申込器の構成図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 利用者宅 1−1 酸素濃縮器(医療機器) 1−2 酸素ボンベ 1−5 携帯型酸素供給器 2 ボンベ申込器 3 医療機器企業 30 自動受信出力装置 31 患者ファイル装置 20 ボンベ申込キー 4 ネットワーク 5 医療施設

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】在宅にて医療機器を利用する利用者が、当
    該医療機器を申込先に申し込む在宅医療機器の自動申込
    方法において、前記利用者宅に設けられた医療機器申込
    器の押しボタンを押下したことに応じて、前記申込先に
    自動ダイアルするステップと、前記自動ダイアル先の前
    記申込先の自動受信出力装置が自動着信し、前記自動ダ
    イアル元の前記利用者の情報を検索し、出力するステッ
    プとを有することを特徴とする在宅医療機器の自動申込
    方法。
  2. 【請求項2】在宅にて医療機器を利用する利用者が、当
    該医療機器を申込先に申し込む在宅医療機器申込システ
    ムにおいて、前記利用者宅に設けられ、押しボタンを押
    下したことに応じて、前記申込先に自動ダイアルする医
    療機器申込器と、前記自動ダイアル先の前記申込先に設
    けられ、自動着信し、前記自動ダイアル元の前記利用者
    の情報を検索し、出力する自動受信出力装置とを有する
    ことを特徴とする在宅医療機器申込システム。
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