JPH0799550A - 通報装置 - Google Patents

通報装置

Info

Publication number
JPH0799550A
JPH0799550A JP24114293A JP24114293A JPH0799550A JP H0799550 A JPH0799550 A JP H0799550A JP 24114293 A JP24114293 A JP 24114293A JP 24114293 A JP24114293 A JP 24114293A JP H0799550 A JPH0799550 A JP H0799550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
notification
reporting
day
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24114293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Muraoka
保宏 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP24114293A priority Critical patent/JPH0799550A/ja
Publication of JPH0799550A publication Critical patent/JPH0799550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運営体制にないセンタに対する無駄な通報を
防止し、かつ適切なセンタに対して迅速かつ容易に通報
を行うことができる通報装置を得る。 【構成】 利用者がワイヤレス発信機26のボタンまた
は相談ボタン28または緊急ボタン29を押すと、CP
U23は、ワイアレスIDまたは相談要求信号または緊
急信号のいずれかの信号を受信し、通報要求があったと
判断する。そして、その時点での時刻(通報時刻)をR
TC32によって調べ、不揮発メモリ25内の時刻別通
報先テーブルを参照して、通報時刻tが所定の時間帯に
入っていればセンタ10−1を選択し、その選択したセ
ンタの電話番号を自動ダイヤルする。一方、通報時刻が
上記時間帯以外の場合には、センタ10−2を選択し、
そのセンタの電話番号を自動ダイヤルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話回線等を介してセン
タ等の特定の相手に通報を行うための装置に係わり、例
えば在宅医療システムで用いられる通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会の到来に伴い、いわゆる在宅
医療管理システムが提案されている。このシステムは、
主として、寝たきりの病人や老人等の利用者に各種の医
療センサを装着しておき、随時または定期的に、在宅側
の情報端末装置(すなわち通報装置、以下、在宅アダプ
タと呼ぶ。)から電話回線を介し、病院等の医療機関
(以下、センタと呼ぶ。)に設けたセンタアダプタに前
記各種センサから得られた体温、血圧等のデータを送
り、これを基にセンタ側ホストコンピュータで管理を行
うものである。センタ側では、送られてきたデータを医
師がチェックし、治療や投薬等の所定の処置を指示する
ことができる。
【0003】このようなシステムでは、利用者側に発生
した緊急事態を通報するための緊急通報機能や、利用者
の医療上の質問に答えるための相談通報機能をサポート
している。緊急通報は、利用者が在宅アダプタ本体の緊
急ボタンを押すか、あるいは携帯しているペンダント型
ワイヤレス発信機のボタンを押すことにより行われる。
一方、相談通報は、利用者が在宅アダプタ本体の相談ボ
タンを押すことで可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムで
は、一般に、センタは複数設けられ、利用者の便宜が図
られている場合が多い。しかしながら、従来は、あるセ
ンタに発信した場合においてそのセンタが運営時間外で
あった場合は、さらに他のセンタに通報を行わなければ
ならなかった。従って、いずれかのセンタに通報が到達
するまでに多数回の通報を繰り返さなければならない場
合も生じ、特に一刻を争う緊急通報の場合には手遅れと
なるおそれもあった。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、受信体制にないセンタに対する無駄な
通報を防止し、かつ適切なセンタに対して迅速かつ容易
に通報を行うことができる通報装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る通報装置は、通報先としての複数のセンタと、これら
の複数のセンタと通信回線で接続される通報装置とから
なる通報システムにおいて、(i) 運営体制にあるセンタ
を時間帯または曜日または日付で分けて登録した通報先
テーブルと、(ii)時刻または曜日または日付を出力する
カレンダー時計と、(iii) 通報の要求に応じ、前記カレ
ンダー時計から得た時刻または曜日または日付を基に、
その時点で運営体制にある通報先を前記通報先選択テー
ブルから選択する選択手段と、この選択されたセンタに
対して発信を行う発信手段と、を有するものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る通報装置は、複
数の通報先と、これらの複数の通報先と通信回線で接続
される通報装置とからなる通報システムにおいて、(i)
運営体制にあるセンタを曜日ごとに時間帯で分けて登録
した通報先テーブルと、(ii)時刻及び曜日を出力するカ
レンダー時計と、(iii) 通報の要求に応じ、前記カレン
ダー時計から得た時刻及び曜日を基に、その時点で運営
体制にある通報先を前記通報先選択テーブルから選択す
る選択手段と、(iv)この選択されたセンタに対して発信
を行う発信手段と、を有するものである。
【0008】請求項3記載の発明に係る通報装置は、複
数の通報先と、これらの複数の通報先と通信回線で接続
される通報装置とからなる通報システムにおいて、(i)
運営体制にあるセンタを日付ごとに時間帯で分けて登録
した通報先テーブルと、(ii)時刻及び日付を出力するカ
レンダー時計と、(iii) 通報の要求に応じ、前記カレン
ダー時計から得た時刻及び日付を基に、その時点で運営
体制にある通報先を前記通報先選択テーブルから選択す
る選択手段と、(iv)この選択されたセンタに対して発信
を行う発信手段と、を有するものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る通報装置は、請
求項1または請求項2または請求項3において、さら
に、通報の要因を判定するための通報要因判定手段を設
けるとともに、前記通報先テーブルをさらに通報の要因
ごとに分けて設け、通報の要求に応じ、前記通報要因判
定手段の判定結果と、前記カレンダー時計から得た時
刻、または曜日、または日付、または時刻及び曜日、ま
たは時刻及び日付とを基に、その時点で運営体制にある
センタを通報先テーブルから選択する手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明に係る通報装置では、通報
要求時の時刻または曜日または日付を基に、運営体制に
あるセンタが通報先テーブルから選択されて自動発信が
行われる。
【0011】請求項2記載の発明に係る通報装置では、
通報要求時の曜日に対応した通報先テーブルが参照さ
れ、通報要求時の時刻に基づき、運営体制にあるセンタ
が選択されて自動発信が行われる。
【0012】請求項3記載の発明に係る通報装置では、
通報要求時の日付に対応した通報先テーブルが参照さ
れ、通報要求時の時刻に基づき、運営体制にあるセンタ
が選択されて自動発信が行われる。
【0013】請求項4記載の発明に係る通報装置では、
通報の要因によって異なる通報先テーブルが参照され、
通報要求時の時刻、または曜日、または日付、または曜
日及び時刻、または日付及び時刻に基づき、運営体制に
あるセンタが選択されて自動発信が行われる。
【0014】
【実施例】以下図面に基づき本発明を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例における通報装置
を適用した在宅医療管理システムを表わしたものであ
る。この図に示すように、在宅側に設置された在宅アダ
プタ12は、電話回線13によって複数のセンタ10−
1(通報先1)、10−2(通報先2)、10−3(通
報先3)、10−4(通報先4)、……のいずれかと接
続されて通信が可能となっている。
【0016】在宅側の在宅アダプタ12には回線制御部
21が設けられ、電話回線13との回線接続や切断等の
制御を行うようになっている。この回線制御部21には
モデム部22及びハンズフリー電話部16が接続され、
図示しないリレースイッチによりいずれか一方が選択的
に接続される。
【0017】モデム部22は、在宅アダプタ12全体の
動作制御を行うための中央処理装置(以下、CPUと呼
ぶ。)23に接続されている。CPU23には、利用者
が携帯するワイヤレス発信機26からのワイヤレスID
を受信してCPU23に通知するためのワイヤレス受信
部24、後述する各種のテーブルやその他の必要な情報
(例えば、在宅アダプタ12自身の在宅アダプタID)
を記憶するための不揮発メモリ25、及びカレンダー機
能を有するリアルタイムクロック(RTC)31が接続
されている。
【0018】また、この在宅アダプタ12には、相談ボ
タン28及び緊急ボタン29が設けられ、共に入出力イ
ンタフェイス部27を介してCPU23に接続されてい
る。利用者は、健康状態等についての一般的な相談を行
いたい場合には相談ボタン28を押すことによりセンタ
側へ相談通報を行うことができ、また、緊急時にはワイ
ヤレス発信機26のボタンあるいは緊急ボタン29を押
すことにより、センタ側へ緊急通報を行うことができる
ようになっている。
【0019】不揮発メモリ25には、通報の要因(ここ
では、相談通報か緊急通報かの種別)ごとに、例えば図
2に示すような時刻別通報先テーブルが格納されてい
る。同図(A)は、相談用時刻別通報先テーブルであ
り、2つの時刻(時刻1及び時刻2)と、2つの通報先
(通報先1及び通報先2)の電話番号が登録されてい
る。ここでは時刻は時分で表され、時刻1として“09
00”、時刻2として“1700”が登録されている。
また、通報先はセンタの電話番号で表され、ここでは通
報先1として“633389”、通報先2として“61
5555”が登録されている。また、同図(B)は、緊
急用時刻別通報先テーブルであり、2つの時刻(時刻3
及び時刻4)と、2つの通報先(通報先3及び通報先
4)の電話番号が登録されている。
【0020】これらのテーブルは、通報の要因に応じて
そのいずれかが参照され、その時(通報要求時)の時刻
(RTC31の示す時刻)の如何によっていずれかの通
報先が選択される。例えば相談通報の場合は、同図
(A)の相談用時刻別通報先テーブルが参照され、通報
が時刻1(9時)から時刻2(17時)までの時間帯に
行われたときには通報先1が選択され、それ以外の時間
帯に行われたときには通報先2が選択されるようになっ
ている。一方、緊急通報の場合は、同図(B)の緊急用
時刻別通報先テーブルが参照され、通報が時刻3(8
時)から時刻4(16時)までの時間帯に行われたとき
には通報先3が選択され、それ以外の時間帯に行われた
ときには通報先4が選択されるようになっている。な
お、ここでは、両テーブルの時刻1と時刻3、及び時刻
2と時刻4をそれぞれ異ならせているが、これに限らず
その一部または全部が同一であってもよく、任意に設定
することができる。また、通報先についても、両テーブ
ル間でその一部が同一であってもよく、任意に設定する
ことができる。
【0021】一方、各センタ10−1等には、回線接続
や切断等の制御を行うセンタアダプタ11が設けられて
いる。このセンタアダプタ11には外部電話機15が接
続され、在宅アダプタ12側のハンズフリー電話部16
との間で通話を行うことができるほか、必要に応じ変復
調装置(図示せず)に切り換えてデータ伝送を行うこと
もできるようになっている。センタアダプタ11は、R
S232C回線17によりホストコンピュータ18に接
続され、これら相互間でパケット形式でのデータ送受信
が可能である。ホストコンピュータ18は、サポートす
べきすべての在宅アダプタ、及びすべての利用者のワイ
ヤレス発信機のID等を登録したデータベース19を逐
次参照して必要な処理を行う。
【0022】以上のような構成の通報装置の動作を図3
とともに説明する。
【0023】まず、利用者が自分のワイヤレス発信機2
6のボタンを押すと、そのワイヤレス発信機のワイヤレ
スIDを示す固有の周波数の無線信号が送信される。在
宅アダプタ12のワイヤレス受信部24はこのワイヤレ
スIDを受信すると、これをCPU23に送出する。ま
た、利用者が相談ボタン28または緊急ボタン29を押
すと、これらにそれぞれ対応して相談要求信号または緊
急信号がインターフェイス27を介してCPU23に入
力される。
【0024】CPU23は、ワイアレスIDまたは相談
要求信号または緊急信号のいずれかの信号を受信する
と、通報要求があったと判断し(図3ステップS10
1;Y)、まず、その要求がどの要求手段によってなさ
れたものかを判断する(ステップS102)。この結
果、通報要求が相談ボタン28によってなされたもので
あったときは相談通報と判断し(ステップS102;
Y)、さらに、その時点での時刻(通報時刻)をRTC
32によって調べて、図2(A)の相談用時刻別通報先
テーブルを参照する(ステップS103)。ここで、例
えば通報時刻tが時刻1(9時)と時刻2(17時)と
の間であった場合には(ステップS104;Y)、通報
先1(センタ10−1)を選択して電話番号“6333
89”に自動ダイヤルし(ステップS105)、通報時
刻tが上記以外の場合には(ステップS104;N)、
通報先2(センタ10−2)を選択して電話番号“61
5555”に自動ダイヤルする(ステップS106)。
なお、この通報の際には、在宅アダプタを識別するため
の在宅アダプタIDや相談通報か緊急通報かを示す通報
識別情報等も送出される。
【0025】一方、通報要求がワイヤレス発信機26ま
たは緊急ボタン29によってなされたものであったとき
は緊急通報と判断し(ステップS102;N)、さら
に、その時点での時刻をRTC32によって調べて、図
2(B)の緊急用時刻別通報先テーブルを参照する(ス
テップS107)。ここで、例えば通報時刻tが時刻3
(8時)と時刻4(16時)との間であった場合には
(ステップS108;Y)、通報先3(センタ10−
3)を選択して電話番号“635678”に自動ダイヤ
ルし(ステップS109)、通報時刻tが上記以外の場
合には(ステップS108;N)、通報先4(センタ1
0−4)を選択して電話番号“618765”に自動ダ
イヤルする(ステップS110)。
【0026】在宅アダプタ12からの通報を受けたいず
れかのセンタ(例えばセンタ10−1)側では、センタ
アダプタ11が通報を受信し、所定フォームのコマンド
パケットを作成してホストコンピュータに送出する。ホ
ストコンピュータは、受け取ったパケットから在宅アダ
プタIDや通報種別等を抽出してデータベース19を参
照して識別・解析を行い、必要な処理を行う。具体的に
は、在宅アダプタIDからどこに設置された在宅アダプ
タからの通報かを判断するとともに、通報種別から相談
通報か緊急通報かを判断し、必要な処置を行う。
【0027】このように、本実施例では、通報要因ごと
に通報時刻に応じて適切な通報先が自動的に選択され、
1回の通報のみで通報が可能となる。
【0028】なお、本実施例では、各通報要因につい
て、通報時刻によって通報先を2つに分けたが、これに
限るものではなく、例えば図4に示すように、3つの通
報時刻によって通報先を3つ、あるいはそれ以上に分け
ることも可能である。もちろん、要因ごとに異なる数の
通報先に分けることも可能である。
【0029】次に、本発明の第2の実施例に係る通報装
置を図5及び図6とともに説明する。
【0030】本実施例では、不揮発メモリ25(図1)
内の上記した時刻別通報先テーブル(図2)の代わり
に、図5に示すような曜日別通報先テーブルを設け、曜
日によって通報先を自動選択する。このテーブルでは、
各曜日ごとに指定ビット(“0”または“1”)が設定
されており、その値によって通報先が選択される。ここ
では、指定ビット“1”の曜日について通報先1が対応
し、“0”の曜日について通報先2が対応している。そ
の他の装置構成は図1と同様である。
【0031】以上のような構成の第2の実施例に係る通
報装置の動作を説明する。
【0032】図6において、CPU23は、ワイアレス
IDまたは相談要求信号または緊急信号のいずれかの信
号を受信すると、通報要求があったと判断し(ステップ
S201;Y)、その時点での曜日(通報曜日)をRT
C32によって調べ(ステップS202)、図5の曜日
別通報先テーブルを参照して通報曜日に対応する指定ビ
ットを調べる(ステップS203)。通報曜日に対応す
るビットが“1”の場合(ステップS204;Y)、す
なわち通報曜日が“月”〜“金”の場合は、通報先1
(センタ10−1)を選択して電話番号“63338
9”に自動ダイヤルする(ステップS205)。一方、
通報曜日が上記以外の場合には(ステップS204;
N)、通報先2(センタ10−2)を選択して電話番号
“615555”に自動ダイヤルする(ステップS20
6)。その他の動作は上記した第1の実施例の場合と同
様である。
【0033】このように、本実施例では、通報曜日に応
じて適切な通報先が自動的に選択され、1回の通報のみ
で通報が可能となる。
【0034】なお、本実施例では、曜日によって運営体
制にある通報先を自動選択することとしたが、これに限
るものではなく、例えば日付、あるいは月によって自動
選択することも可能である。この場合、例えば日付で選
択するには合計31ビットの日付指定ビットを設け、ま
た、月で選択するには12ビットの月指定ビットを設け
ることで容易に実現できる。
【0035】また、第1の実施例の場合と同様に、通報
の要因ごとに曜日別通報先テーブルを設け、通報の要因
と曜日という2つの条件に従って、運営体制にある通報
先を自動選択するようにしてもよいことはもちろんであ
る。
【0036】次に、本発明の第3の実施例に係る通報装
置を図7及び図8とともに説明する。
【0037】本実施例では、不揮発メモリ25内に3つ
のテーブル、すなわち図7(A)に示す曜日テーブル、
同図(B)に示す第1の時刻別通報先テーブル(以下、
第1のテーブルという)、及び同図(C)に示す第2の
時刻別通報先テーブル(以下、第2のテーブルという)
を設け、曜日ごとに通報時刻によって通報先を選択可能
とする。その他の装置構成は図1と同様である。
【0038】以上のような構成の第3の実施例に係る通
報装置の動作を説明する。
【0039】図8において、CPU23は、通報要求が
あったと判断すると(ステップS301;Y)、その時
点での曜日(通報曜日)をRTC32によって調べ(ス
テップS302)、図7(A)の曜日テーブルを参照し
て通報曜日に対応する指定ビットを調べる(ステップS
303)。通報曜日に対応するビットが“1”の場合
(ステップS304;Y)、すなわち通報曜日が“月”
〜“金”の場合は、第1のテーブル(図7(B))を選
択し(ステップS305)、通報曜日が上記以外の場合
には(ステップS304;N)、第2のテーブル(図7
(C))を選択する(ステップS306)。そして、ス
テップS305またはステップS306において、図3
のステップS103〜S106(またはS107〜S1
10)と同様の処理を行うことにより、それぞれ対応す
る通報先に自動ダイヤルして通報を行う。その他の動作
は第1の実施例の場合と同様である。
【0040】このように、本実施例では、通報曜日ごと
に通報時刻に応じた適切な通報先が自動的に選択され、
1回の通報のみで通報が可能となる。
【0041】なお、本実施例では、第1及び第2のテー
ブルについて、ともに2つの通報先に分けることとした
が、もちろん、これ以上に分けることも可能である。
【0042】また、第1の実施例または第2の実施例の
場合と同様に、通報の要因ごとに曜日に応じた複数の時
刻別テーブルを設け、通報の要因、曜日及び時刻という
3つの条件に従って、運営体制にある通報先を自動選択
するようにしてもよいことはもちろんである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、通報要求時の時刻または曜日または日付を
基に、運営体制にあるセンタを通報先テーブルから選択
して自動発信することとしたので、利用者はいずれのセ
ンタが運営体制にあるかを全く意識することなく、適切
なセンタ(すなわち運営体制にあるセンタ)に対し、1
回の発信のみで通報を行うことができる。従って、従来
のように、複数のセンタに対して、通報が受け付けられ
るまで繰り返し通報動作を行う必要がなく、容易、迅速
かつ適切に通報を行うことができるという効果がある。
【0044】請求項2記載の発明に係る通報装置では、
通報要求時の曜日に対応した通報先テーブルを参照し、
通報要求時の時刻に基づき、運営体制にあるセンタを選
択して自動発信することとしたので、曜日によって運営
体制にあるセンタ自体やその運営時間が異なる場合であ
っても、適切なセンタに対して1回の発信のみで通報す
ることができるという効果がある。
【0045】請求項3記載の発明に係る通報装置では、
通報要求時の日付に対応した通報先テーブルを参照し、
通報要求時の時刻に基づき、運営体制にあるセンタを選
択して自動発信することとしたので、日付によって運営
体制にあるセンタ自体やその運営時間が異なる場合であ
っても、適切なセンタに対して1回の発信のみで通報す
ることができるという効果がある。
【0046】請求項4記載の発明に係る通報装置では、
通報の要因によって異なる通報先テーブルを参照し、通
報要求時の時刻、または曜日、または日付、または曜日
及び時刻、または日付及び時刻に基づき、運営体制にあ
るセンタを選択して自動発信することとしたので、時刻
や曜日等の条件の他に緊急か通常かという通報の要因を
も考慮した適切なセンタに対して、1回の発信のみで通
報することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における通報装置を適用した
在宅医療管理システムを示すブロック図である。
【図2】通報装置の不揮発メモリに格納された相談用時
刻別通報先テーブル及び相緊急時刻別通報先テーブルの
一例を示す説明図である。
【図3】図1及び図2に示した通報装置の動作を示す流
れ図である。
【図4】在宅アダプタの不揮発メモリに格納された時刻
別通報先テーブルの他の例を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例における通報装置の不揮
発メモリに格納された曜日別通報先テーブルの一例を示
す説明図である。
【図6】第2の実施例における通報装置の動作を示す流
れ図である。
【図7】本発明の第3の実施例における通報装置の不揮
発メモリに格納された曜日テーブルと2つの時刻別通報
先テーブルの一例を示す説明図である。
【図8】第3の実施例における通報装置の動作を示す流
れ図である。
【符号の説明】
10−1,10−2,10−3,10−4 センタ 12 在宅アダプタ 13 電話回線 23 CPU 24 ワイヤレス受信部 25 不揮発メモリ 26 ワイヤレス発信機 28 相談ボタン 29 緊急ボタン 31 リアルタイムクロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 25/08 A 7323−5G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通報先としての複数のセンタと、これら
    の複数のセンタと通信回線で接続される通報装置とから
    なる通報システムにおいて、 運営体制にあるセンタを時間帯または曜日または日付で
    分けて登録した通報先テーブルと、 時刻または曜日または日付を出力するカレンダー時計
    と、 通報の要求に応じ、前記カレンダー時計から得た時刻ま
    たは曜日または日付を基に、その時点で運営体制にある
    通報先を前記通報先選択テーブルから選択する選択手段
    と、 この選択されたセンタに対して発信を行う発信手段と、 を具備することを特徴とする通報装置。
  2. 【請求項2】 複数の通報先と、これらの複数の通報先
    と通信回線で接続される通報装置とからなる通報システ
    ムにおいて、 運営体制にあるセンタを曜日ごとに時間帯で分けて登録
    した通報先テーブルと、 時刻及び曜日を出力するカレンダー時計と、 通報の要求に応じ、前記カレンダー時計から得た時刻及
    び曜日を基に、その時点で運営体制にある通報先を前記
    通報先選択テーブルから選択する選択手段と、 この選択されたセンタに対して発信を行う発信手段と、 を具備することを特徴とする通報装置。
  3. 【請求項3】 複数の通報先と、これらの複数の通報先
    と通信回線で接続される通報装置とからなる通報システ
    ムにおいて、 運営体制にあるセンタを日付ごとに時間帯で分けて登録
    した通報先テーブルと、 時刻及び日付を出力するカレンダー時計と、 通報の要求に応じ、前記カレンダー時計から得た時刻及
    び日付を基に、その時点で運営体制にある通報先を前記
    通報先選択テーブルから選択する選択手段と、 この選択されたセンタに対して発信を行う発信手段と、 を具備することを特徴とする通報装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    において、 さらに、通報の要因を判定するための通報要因判定手段
    を設けるとともに、前記通報先テーブルをさらに通報の
    要因ごとに分けて設け、 通報の要求に応じ、前記通報要因判定手段の判定結果
    と、前記カレンダー時計から得た時刻、または曜日、ま
    たは日付、または時刻及び曜日、または時刻及び日付と
    を基に、その時点で運営体制にあるセンタを通報先テー
    ブルから選択する手段を設けたことを特徴とする通報装
    置。
JP24114293A 1993-09-28 1993-09-28 通報装置 Pending JPH0799550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24114293A JPH0799550A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24114293A JPH0799550A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 通報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0799550A true JPH0799550A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17069901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24114293A Pending JPH0799550A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 通報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0799550A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10143787A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Fujitsu Ltd 緊急通報システムおよび緊急通報端末
JPH10240812A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Oki Electric Ind Co Ltd 端末間における接続制御方法
JP2001338074A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Maxnet Co Ltd 非常事態管理システム
JP2003122961A (ja) * 2001-10-11 2003-04-25 Teijin Ltd 在宅医療機器の自動申込方法及びそのシステム
JP2006180242A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nec Corp 特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10143787A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Fujitsu Ltd 緊急通報システムおよび緊急通報端末
JPH10240812A (ja) * 1997-02-26 1998-09-11 Oki Electric Ind Co Ltd 端末間における接続制御方法
JP2001338074A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Maxnet Co Ltd 非常事態管理システム
JP2003122961A (ja) * 2001-10-11 2003-04-25 Teijin Ltd 在宅医療機器の自動申込方法及びそのシステム
JP2006180242A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nec Corp 特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラム
JP4609067B2 (ja) * 2004-12-22 2011-01-12 日本電気株式会社 特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1002305B1 (en) A telephone communication system having a locator and a scheduling facility
US6041305A (en) Method and apparatus of controlling reservation for goods and the like
JP2000215169A (ja) アクセスする端末の位置に依存してのコンピュ―タアクセス
US7433672B2 (en) Apparatus and system for emergency recording and notification and associated method
JP2003224674A (ja) 携帯電話端末による健康管理サービスシステム
US20200342983A1 (en) Nurse call system
US5195129A (en) Switching system for application services
JPH0799550A (ja) 通報装置
JP2007124312A (ja) ナースコールシステム
JPH0456561A (ja) ホームケア・ホットラインシステム
US20050176402A1 (en) Method of making an emergency telephone call and an automatic calling apparatus for making such call
KR100863037B1 (ko) 이동통신 단말기간의 일정 공유방법 및 이동통신 단말기
CA1313899C (en) Method of and apparatus for acknowledging and answering a paging signal
JPS63199552A (ja) 通信装置
JP2002252725A (ja) 緊急通報システム及び通信端末
JP2000194789A (ja) 24時間在宅医療介護支援システム
JPH0614128A (ja) 携帯無線電話装置
JP3276814B2 (ja) 介護システム用通報受信装置
JPH10295650A (ja) 病棟食事オーダー及びバイタルサイン収集システム。
JPH05153266A (ja) 緊急通報装置
JP3866363B2 (ja) ボタン電話装置
JPH1094033A (ja) 移動端末及び位置監視システム
JPH05219267A (ja) 緊急用通信システム
JPH02308694A (ja) 無線通信システム
JPS6346856A (ja) マルチメデイア通信端末装置