JP2002252725A - 緊急通報システム及び通信端末 - Google Patents

緊急通報システム及び通信端末

Info

Publication number
JP2002252725A
JP2002252725A JP2001048143A JP2001048143A JP2002252725A JP 2002252725 A JP2002252725 A JP 2002252725A JP 2001048143 A JP2001048143 A JP 2001048143A JP 2001048143 A JP2001048143 A JP 2001048143A JP 2002252725 A JP2002252725 A JP 2002252725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
communication terminal
emergency call
operator
notice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001048143A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ariyoshi
信一 有吉
Sosuke Yoshida
壮輔 吉田
Fumio Hatori
文雄 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2001048143A priority Critical patent/JP2002252725A/ja
Publication of JP2002252725A publication Critical patent/JP2002252725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】生活支援が必要な要介護者からの緊急通報の通
報先の切り分けを効率良く円滑に行うことが可能な緊急
通報システム及び通信端末を提供する。 【解決手段】要介護者宅12などに設置された通信端末
16には緊急通報ボタンが設けられ、通報者によって該
ボタンが操作されると緊急通報が発せられる。緊急通報
は予め登録されている緊急通報センター26のオペレー
タ又は自動応答装置25につながる。オペレータ又は自
動応答装置25は、救急車の手配等が必要な本当の緊急
通報であるか、それとも、緊急性の無い(又は低い)相
談を求める通報や誤操作による通報といった緊急通報に
直接関係しないものか否かを判別し、本当の緊急通報に
直接関係しない通話要求であると判断した場合には、通
報者の通信端末を要介護者30の話し相手宅22その他
の相談者サイトに接続する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緊急通報システム及
び通信端末に係り、 特に緊急時に緊急通報先に対して連
絡をとるための緊急通報システム及び通信端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、 訪問介護現場における緊急通報シ
ステムにおいては、 緊急ボタンを備えた通信端末を要介
護者宅に設置し、 要介護者が急な体調の悪化やけが等の
緊急事態が発生した際に要介護者に該通信端末を作動さ
せ、 あらかじめ登録した緊急通報先のオペレータ又は自
動応答装置に通報し、 該オペレータ又は該自動応答装置
は要介護者の緊急度合いを判断して救急車を手配する、
あるいは、 かかりつけの病院に連絡する、 あるいは、 家
族又は子供又は血縁者に連絡する、 等の措置を取ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 かかる
緊急通報の内容を分析してみると、 本当の緊急通報は比
較的少なく、 ボタンを押し間違えた、 あるいは、 うっか
り押してしまった、 あるいは、 話し相手が欲しかったた
め作動させたという理由が比較的多いことがわかり、 本
来の緊急通報に支障を来たすことがあるという問題を生
じていた。
【0004】本発明は、 このような事情に鑑みて成され
たものであり、 生活支援が必要な要介護者からの緊急通
報の通報先の切り分けを効率良く円滑に行うことが可能
な緊急通報システム及び通信端末を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る緊急通報システムは、要介護者など
の通報者側に設置される通信端末と、前記通信端末から
発信される緊急通報を受信して、通報内容に応じて通信
の接続先を決定する緊急通報センターと、緊急通報に直
接関係しない通話要求に対して前記通報者の話し相手に
なる相談者のサイトと、前記通信端末、前記緊急通報セ
ンター及び前記相談者のサイトを通信可能に接続するネ
ットワークと、からなることを特徴としている。
【0006】本発明によれば、要介護者宅などに設置さ
れた通信端末が通報者によって操作されると緊急通報が
発せられ、この緊急通報はあらかじめ登録されている緊
急通報センターにつながる。緊急通報センターでは、救
急車の手配等が必要な本当の緊急通報であるか、それと
も緊急性の無い(又は低い)相談を求める通報や誤操作
による通報など緊急通報に直接関係しないものか否かを
判別する。もし、本当の緊急通報に直接関係しない通話
要求であると判断した場合には、通報者の通信端末を相
談者のサイトに接続する処理を行う。これにより、本来
の緊急通報業務を効率良く円滑に行うことができる。
【0007】請求項2に記載の態様によれば、前記緊急
通報センターは、オペレータ又は自動応答装置により前
記通信端末を適切な相談者サイトに接続する処理を行う
ことを特徴としている。
【0008】上述した本発明の緊急通報システムに適用
可能な通信端末を提供するため、請求項3に係る通信端
末は、緊急時に緊急信号を出力する通信端末において、
該通信端末は、緊急を通報するたの緊急信号を発する緊
急ボタンと、緊急通報に直接関係しないが相談したい旨
を知らせる相談信号を発する相談ボタンと、を有し、操
作者のボタン操作に応動して前記緊急信号及び前記相談
信号を緊急通報システムのネットワークに送出すること
を特徴としている。
【0009】また、本発明の一態様に係る緊急通報シス
テムは、介護が必要な要介護者及び該要介護者に介護サ
ービスを行う訪問介護員(ホームヘルパー)のスケジュ
ール情報並びに介護サービス実績記録情報、 医療記録情
報、 介護認証記録情報、 警備状況記録情報等を記憶する
とともに、 前記要介護者宅、 要介護者の子供宅、 要介護
者の血縁者宅、 要介護者の話し相手宅、 居宅サービス事
業者、 居宅介護支援事業者(ケアマネージャ)、医療機
関、 警備保障会社及び自治体とインターネットあるいは
公衆電話あるいは無線通信により情報の送受信を行うこ
とが可能な通信手段を備えたサーバと、 前記サーバから
受信した情報を表示することが可能な表示手段と、 前記
サーバと前記通信端末とが少なくとも無線通信手段を用
いて情報の送受信を行うことが可能な通信機器を備えた
通信回線手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】本発明のシステムによれば、緊急時に連絡
するための緊急通報システムにおいて、通信端末又は通
信端末の表示画面に緊急通報ボタンを設け、 通報者はこ
れを作動させることにより緊急通報を発し、 前記緊急通
報は必ずあらかじめ登録されたオペレータ又は自動応答
装置につながり、 前記オペレータ又は自動応答装置から
の接続先に緊急通報に直接関係のない話し相手のサイト
を設けること、 により、 通報者がうっかり押してしまっ
た、 あるいは、 ボタンを押し間違えた場合には誤操作で
あることがオペレータ又は自動応答装置ではっきりと認
識できるため、緊急通報の誤報を防ぐことができる。
【0011】また、通報者が話し相手が欲しい場合は、
あらかじめ用意した話し相手に遅滞なくつなぐことがで
きるため、 オペレータは通報者の話し相手になる等の無
駄な対応をする必要がなくなる。
【0012】その一方、本当の緊急通報の場合は、 オペ
レータ又は自動応答装置により遅滞なく救急車を手配す
る、 あるいは、 かかりつけの病院に連絡する、 あるい
は、 家族又は子供又は血縁者に連絡することができるた
め緊急通報業務を効率良く円滑に行うことができる。
【0013】また、緊急時に連絡するための緊急通報シ
ステムにおいて、 オペレータ又は自動応答装置からの接
続先に通報者の家族又は子供又は血縁者のサイトを設け
ることにより本当の緊急通報の場合でも、 あるいは、 通
報者が話し相手が欲しい場合でも前記オペレータ又は自
動応答装置は迅速に対応することができる。
【0014】さらに他の態様によれば、緊急時に連絡す
るための緊急通報システムにおいて、 チャットボタン
(話し相手へ接続するボタン) を設けたことにより、は
っきりと緊急通報でないことが判るため本当の緊急通報
を阻害することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、 本発明に
係る緊急通報システム及び通信端末の好ましい実施の形
態について説明する。
【0016】図1は、 本発明に係る緊急通報システムの
実施の形態を示す構成図である。 図1によれば、 緊急通
報システム10は、要介護者30が居住している1乃至
複数の要介護者宅12、 12、 12…と、 要介護者30
の子供が居住している1乃至複数の子供宅18、18…
と、 要介護者30の血縁者が居住している1乃至複数の
血縁者宅20、 20…と、 要介護者30の話し相手が居
住している1乃至複数の話し相手宅22、 22…と、 前
記子供又は前記血縁者又は前記話し相手が携行している
携帯式の音声通話手投を備えた無線電話機等の携帯通信
端末14と、 ホームヘルパー32が所属する居宅サービ
ス事業者36と、 居宅介護支援事業者(ケアマネージ
ャ) 38と、 ホームヘルパー32のスケジュール、 訪問
介護の実績記録、 医療記録、 介護認証記録及び警備状況
記録等の管理情報を記憶するとともに、 他の通信機器と
情報の送受信を行うことが可能なデータベースを備えた
サーバ24等の装置及びオペレータと、 前記要介護者宅
12、 12、 12…、前記子供宅18、 18…、前記血
縁者宅20、20、 20…、 前記話し相手宅22、2
2、 22…、 通信端末16、 サーバ24、 医療機関4
0、 警備保障会社42、 及び自治体44の相互間で情報
の送受信を行う公衆回線等の通信回線28と、から構成
されている。
【0017】図2に本発明に係る緊急通報システムの通
信端末の一実施例を示す。図2には、タイプの異なる2
種類の通信端末16、16が示されている。タイプ1及
びタイプ2の通信端末16は共に、緊急ボタン50と、
緊急通報の取消ボタン52と、 前記緊急通報システムの
オペレータに通じる相談ボタン54と、マイク58と、
スピーカ60と、 インターネット網又は無線通信網へつ
なぐ回線装置と、を備えている。
【0018】図2中左側に示したタイプ1の通信端末1
6には2つの相談ボタン54が設けられており、1つは
前記緊急通報システムのオペレータに通じる相談1ボタ
ンであり、他の1つは前記要介護者30の第1の相談相
手に通じる相談2ボタンである。タイプ2の通信端末1
6は、図1に示した緊急通報システムのオペレータに通
じる相談ボタン54の他に、前記要介護者30の話し相
手に通じるチャットボタン56を備えている。
【0019】図3に、 前記通信端末16より発信された
緊急通報受信時のオペレータの操作手順の実施例を示
す。図3によれば、 まず通報者すなわち要介護者は通信
端末16を用いてステップS100 「通報者が緊急通
報」 (以降S100のように省略して記述する) にて、
緊急通報センター26のオペレータに連絡する。
【0020】S110にてオペレータは通報者の通報内
容を基に緊急通報か否かを判断し、緊急通報であればS
111にて救急車を手配する。
【0021】次に、 S120にてオペレータは通報者と
の会話によって得た通報内容を基に病院に連絡が必要か
否かを判断し、 連絡が必要であればS121にて通報者
がかかりつけの病院に連絡し、 否であればそのまま次の
処理へ進む。
【0022】続いて、 S130にてオペレータは通報者
の通報内容を基に通報者の家族に連絡が必要か否かを判
断し、 連絡が必要であればS131にて通報者の家族に
連絡し、 否であればそのまま次の処理へ進む。
【0023】さらに、 S140にてオペレータは通報者
の通報内容を基に通報者の子供に連絡が必要か否かを判
断し、 連絡が必要であればS141にて通報者の子供に
連絡し、 否であればそのまま次の処理へ進む。
【0024】最後に、 S150にてオペレータは通報者
の通報内容を基に通報者の血縁者に連絡が必要か否かを
判断し、 連絡が必要であればS151にて通報者の血縁
者に連絡し、 S100にて通報者が緊急通報してきた通
報の処理をS160にて終了する。なお、 S150にお
いて、否であればそのままS160にて処理を終了す
る。
【0025】さて、 S110にてオペレータが通報者と
の会話によって得た通報内容を緊急通報でないと判断し
た場合、 S170にて誤報か否かを判断する。もし、 誤
報であった場合は、 S160にて処理を終了する。
【0026】S170にてオペレータが通報者の通報内
容を誤報でもないと判断した場合、S180にて話し相
手が欲しい通報か否かを判断する。 もし、 話し相手が欲
しい通報であった場合は、 S181にてあらかじめ登録
している通報者の話し相手22に接続し、 S160にて
処理を終了する。
【0027】S180にてオペレータが通報者の通報内
容を話し相手が欲しい通報でもないと判断した場合、 S
190にて家族へ連絡したい通報か否かを判断する。も
し、家族へ連絡したい通報であった場合は、 S191に
てあらかじめ登録している通報者の家族宅に接続し、 S
160にて処理を終了する。
【0028】S190にてオペレータが通報者の通報内
容を家族へ連絡したい通報でもないと判断した場合、 S
200にて子供へ連絡したい通報か否かを判断する。 も
し、子供へ連絡したい通報であった場合は、 S201に
てあらかじめ登録している通報者の子供宅18に接続
し、 S160にて処理を終了する。
【0029】S200にてオペレータが通報者の通報内
容を子供へ連絡したい通報でもないと判断した場合、 S
210にて血縁者へ連絡したい通報か否かを判断する。
もし、 血縁者へ連絡したい通報であった場合は、 S21
1にてあらかじめ登録している通報者の血縁者宅20に
接続し、 S160にて処理を終了する。
【0030】S210にてオペレータが通報者の通報内
容を血縁者へ連絡したい通報でもないと判断した場合
は、 通報者に処理できない旨を通報者に伝え、 S160
にて処理を終了する。
【0031】なお、 このとき、 通報者の様態すなわち本
当の緊急通報であるのだが声を出せない等の様態を考慮
して、 再びS110から前記と同様の処理をもう一度繰
り返しても良いし、 警備保障会社42に緊急出動要請し
ても良い。
【0032】上記した実施例は、通報者の通報内容をオ
ペレータが判断して接続先を切り替える操作を行ってい
るが、オペレータに代えて自動応答装置(図1中符号2
5)を設置し、オペレータの作業を自動化するシステム
の構築も可能である。
【0033】図4に前記通信端末16より発信された緊
急通報受信時の自動応答装置の動作手順の実施例を示
す。 図4によれば、 通報者すなわち要介護者30は、 通
信端末16を用いてステップS300「通報者が緊急通
報」 ( 以降S300のように略記する) にて、 緊急通報
センター26に設置された自動応答装置25に連絡す
る。
【0034】次に、 S310にて自動応答装置25は緊
急通報ボタン50が押されているか否かを判断し、 ボタ
ン50が押されていれば、 S320で「通報内容を変え
る場合は他のボタンを押してください」等の音声ガイダ
ンスを出力し、 通信端末16のスピーカ60から流す。
ここで、 通報者は前記音声ガイダンスを聞いた後、 S3
00での緊急通報を別な内容に変える場合は取消ボタン
52、 相談ボタン54あるいはチャットボタン56を押
すことになる。
【0035】S330では自動応答装置25が音声ガイ
ダンス後に他のボタン(相談ボタン等)が押されている
か否か判断し、 否であればS340で救急車を手配す
る。 具体的には、 自動応答装置25から救急隊に自動ダ
イヤルし、 通報者の住所と救急車の要請を自動連絡し、
S350にて処理を終了する。
【0036】S310で緊急通報ボタン50が押されて
いないときは、 自動応答装置25がS360で相談1ボ
タン54が押されているか否か判断し、 押されている場
合はS370で相談者1に自動ダイヤルして通報者と相
談者1が会話出来るように接続して、 S350にて処理
を終了する。
【0037】S360で相談1ボタン54が押されてい
ないときは、 自動応答装置25はS380で相談2ボタ
ン54が押されているか否かを判断する。 そして、 相談
2ボタン54が押されている場合はS390で相談者2
に自動ダイヤルして通報者と相談者2が会話出来るよう
に接続して、 S350にて処理を終了する。
【0038】図5に緊急通報システムの網構成図の一実
施例を示す。図5に示すように、 緊急通報システム10
Aは、 図1で示した通信回線28が1乃至複数のプロバ
イダ70、 70…から構成されるインターネット72
と、 無線通信網74と、 公衆電話通信網76と、 から構
成されている。また、 緊急通報センター26内のサーバ
24には、 認証サーバ兼Webサーバ、 介護システムのア
プリケーションソフトウェアを動作させるAPサーバ、
データベースサーバ(DBサーバ)、 オペレータ用端
末、 応対用の電話及びルータが設けられている。なお、
緊急通報システムの全体を管理し、 メンテナンスを実施
する監視用端末78を別に設けても良い。
【0039】図5に示すように、 通信回線28として既
存の通信網であるインターネット72及び携帯電話又は
PHS等の無線通信網74を利用することにより、 容易
に訪問介護現場における緊急通報システムを構築するこ
とが可能となる。また、 要介護者30も要介護者宅12
内でパーソナルコンピュータ又は家庭用のゲーム機又は
インターネットTV (既存の家庭用TVに制御装置を取
り付け、 家庭用TV画面をインターネットの制御画面と
して用いたもの) 又は双方向TV(CATV)又は携帯
式の音声通話手段を備えた無線電話機又は情報の送受信
を無線通信で行うことが可能な電子手帳等の通信端末1
6又は電力会社のWHM (ワット・ アウア・ メータ) 等
を用いてインターネットのプロバイダ70と通信接続し
てサーバ24のデータベースに記憶されている介護予定
の確認や費用に関する閲覧操作等を容易に実施すること
が可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、要
介護者宅などに設置された通信端末から発せられた緊急
通報を緊急通報センターで受信し、緊急通報センターで
は本当の緊急通報であるか、それとも、緊急性の無い
(又は低い)相談の要求や誤操作による通報といった緊
急通報に直接関係しないものかを判別し、本当の緊急通
報に直接関係しない通話要求であると判断した場合に
は、通報者の通信端末を相談者サイトに接続する処理を
行うようにしたので、無駄な通話対応が減り、本来の緊
急通報業務を効率良く円滑に行うことができる。
【0041】本発明の一態様に係る緊急通報システム及
び通信端末によれば、 通信端末又は通信端末の表示画面
に緊急通報ボタンを設け、 通報者はこれを作動させるこ
とにより緊急通報を発し、 前記緊急通報は必ずあらかじ
め登録されたオペレータ又は自動応答装置につながり、
前記オペレータ又は自動応答装置からの接続先に、 緊急
通報に直接関係のない話し相手のサイトを設けることに
より、 通報者が話し相手が欲しかったため作動させた緊
急通報において通報者の話し相手になる等の無駄な対応
をする必要がなくなる。
【0042】また、前記オペレータ又は自動応答装置か
らの接続先に通報者の家族又は子供又は血縁者のサイト
を設けることにより、 本当の緊急通報の場合でも、 ある
いは、 通報者が話し相手が欲しかったため作動させた場
合においても連絡先の切り分けを効率良く円滑に行うこ
とができる。
【0043】また、本発明に係る緊急通報システムの通
信端末にチャットボタン(話し相手へ接続するボタン)
を設けたことにより、 通報者が緊急通報ではなく話し相
手が欲しいため作動させたことがはっきりと判るため、
本当の緊急通報を阻害することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緊急通報システムの実施の形態を
示す構成図
【図2】緊急通報システムの通信端末を示す図
【図3】緊急通報受信時のオペレータの操作手順を示す
【図4】緊急通報受信時の自動応答装置の動作手順を示
す図
【図5】緊急通報システムの網構成図
【符号の説明】
10…緊急通報システム、 12…要介護者宅、 14、 1
6…通信端末、 18…子供宅、 20…血縁者宅、 22…
話し相手又は話し相手宅、 24…サーバ、 26…緊急通
報センター、 28…通信回線、 30…要介護者、 32…
ホームヘルパー、 36…居宅サービス事業者、 38…居宅介護支援事業
者、 40…医療機関、 42…警備保障会社、 44…自治
体、 50…緊急ボタン、 52…緊急取消ボタン、 54…
相談ボタン、 56…チャットボタン、 58…マイク、 6
0…スピーカ、 70…プロバイダ、 72…インターネッ
ト、 74…無線通信網、 76…公衆電話網、 7 8…監視用端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA05 AA37 BB12 BB16 BB20 BB46 BB74 BB76 BB77 DD03 DD24 EE16 EE18 FF01 FF05 FF17 FF19 FF22 FF23 GG07 GG21 GG23 GG51 GG57 GG70 GG83 5K101 KK14 LL12 MM07 NN06 NN07 NN15 NN18 NN21 PP03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要介護者などの通報者側に設置される通
    信端末と、 前記通信端末から発信される緊急通報を受信して、通報
    内容に応じて通信の接続先を決定する緊急通報センター
    と、 緊急通報に直接関係しない通話要求に対して前記通報者
    の話し相手になる相談者のサイトと、 前記通信端末、前記緊急通報センター及び前記相談者の
    サイトを通信可能に接続するネットワークと、 からなる緊急通報システム。
  2. 【請求項2】 前記緊急通報センターは、オペレータ又
    は自動応答装置により前記通信端末を適切な相談者サイ
    トに接続する処理を行うことを特徴とする請求項1記載
    の緊急通報システム。
  3. 【請求項3】 緊急時に緊急信号を出力する通信端末に
    おいて、該通信端末は、 緊急を通報するたの緊急信号を発する緊急ボタンと、 緊急通報に直接関係しないが相談したい旨を知らせる相
    談信号を発する相談ボタンと、 を有し、 操作者のボタン操作に応動して前記緊急信号及び前記相
    談信号を緊急通報システムのネットワークに送出するこ
    とを特徴とする通信端末。
JP2001048143A 2001-02-23 2001-02-23 緊急通報システム及び通信端末 Pending JP2002252725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001048143A JP2002252725A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 緊急通報システム及び通信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001048143A JP2002252725A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 緊急通報システム及び通信端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002252725A true JP2002252725A (ja) 2002-09-06

Family

ID=18909455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001048143A Pending JP2002252725A (ja) 2001-02-23 2001-02-23 緊急通報システム及び通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002252725A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018432A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Ntt Docomo Inc チャットシステムによる緊急通報方法、緊急通報応答端末、チャットサーバ装置、緊急通報プログラム
JP2006277189A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Shiroshita Kogyo Kk 情報配信システム及び配信情報再生用端末
JP2008017266A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Akio Yoshitomi 緊急連絡システムサーバ
JP2010033201A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Isao Saito 在宅要介護者等緊急対応システム
WO2018230103A1 (ja) * 2017-06-15 2018-12-20 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置および該方法ならびに被監視者監視支援システム
US10536582B2 (en) 2007-01-30 2020-01-14 Eliza Corporation Systems and methods for producing build calls

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018432A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Ntt Docomo Inc チャットシステムによる緊急通報方法、緊急通報応答端末、チャットサーバ装置、緊急通報プログラム
JP2006277189A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Shiroshita Kogyo Kk 情報配信システム及び配信情報再生用端末
JP2008017266A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Akio Yoshitomi 緊急連絡システムサーバ
US10536582B2 (en) 2007-01-30 2020-01-14 Eliza Corporation Systems and methods for producing build calls
JP2010033201A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Isao Saito 在宅要介護者等緊急対応システム
WO2018230103A1 (ja) * 2017-06-15 2018-12-20 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置および該方法ならびに被監視者監視支援システム
JPWO2018230103A1 (ja) * 2017-06-15 2020-04-16 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置および該方法ならびに被監視者監視支援システム
JP7063333B2 (ja) 2017-06-15 2022-05-09 コニカミノルタ株式会社 被監視者監視装置および該方法ならびに被監視者監視支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7567659B2 (en) Intercom system
US10607468B2 (en) Communication apparatus and system, and method
US8358744B2 (en) Teletypewriter (TTY) for communicating pre-stored emergency messages to public safety answering points (PSAPS)
KR100566263B1 (ko) 스케쥴 내용에 따라 메신저 상태 정보를 변경하는 메신저서비스 제공 시스템 및 방법
US9654628B2 (en) Medical alert and monitoring for the hearing impaired
JP2008539629A (ja) 呼の制御システムと方法
JP2007243247A (ja) 情報伝達システム及び情報伝達方法
US20080285727A1 (en) Communications Controller And Protocol
JP2007159043A (ja) 迷惑電話対策方法およびシステム
JP2002252725A (ja) 緊急通報システム及び通信端末
KR20040034865A (ko) 착신측 사용자정보를 제공하는 통신단말장치 및 그 방법
WO2003098955A1 (fr) Systeme de communication d'informations
KR102275569B1 (ko) 사용자 중심의 통신 서비스를 위한 통신장비 설정 시스템 및 방법
JP2003110732A (ja) 発信端末、着信端末、仲介サーバおよびメッセージ出力方法
JP2013038750A (ja) 電話応答システム、交換接続装置、オペレーター用端末機及び電話応答方法
JP2012022448A (ja) 緊急通報装置及び緊急通報方法
JP5817277B2 (ja) 着信連動型電子メール通知機能を有する電話制御装置
JP2010245767A (ja) 電話装置
US7545919B2 (en) Telematic system with an automatic reconnection support
JP2005328306A (ja) 通信システム
KR20180086561A (ko) 고령자 자동 신상관리 기능이 구비된 단말장치 및 그 방법
JP2007158622A (ja) 留守番電話ステータス通知システム、留守番電話ステータス通知方法
JP2023114642A (ja) 通話システム、通話システムのプログラム
JPH07307796A (ja) 電話着信通知方法
JP2006129280A (ja) 電話装置