JP2006180242A - 特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラム - Google Patents

特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 特定領域入出検知システムにおいて、用途に応じた通知先の最適化を可能にし、用途の拡張を図る。
【解決手段】 特定領域入出検知システム1の位置情報統括サーバ10は、検知エリア設定端末20から受信した情報にもとづいて、検知エリア、検知対象端末30及び通知先端末40を設定した後、検知対象端末30の位置情報を取得するとともに、検知対象端末30の位置情報と検知エリアを比較し、検知エリアに対する検知対象端末30の入出を判定する。そして、検知対象端末30が検知エリアに対して入出したとき、設定された通知先端末40の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末40に入出通知を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、検知エリアに対する検知対象端末の入出を検知し、これを通知先端末に通知する特定領域入出検知システムと、このシステムを構成する位置情報統括サーバと、このサーバを動作させる位置情報統括プログラムに関する。
近年、移動携帯端末が備える測位機能(例えば、GPS)や、携帯電話通信網又はPHS通信網が有する端末位置情報を利用したシステム(サービス)が多数提案されている。例えば、検知エリア、検知対象端末及び通知先端末を予め設定すると、検知エリアに対する検知対象端末の入出を検知し、これを通知先端末に通知するシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
このようなシステムによれば、例えば、子供にとって危険なエリアを検知エリアに設定し、子供が所持する移動携帯端末を検知対象端末に設定し、更に、保護者が用いる端末を通知先端末に設定すると、危険なエリアに対する子供の進入を、保護者がリアルタイムに監視できる。
また、自宅周辺の安全なエリアを検知エリアに設定し、徘徊癖のある高齢者(以下、徘徊高齢者という)が所持する移動携帯端末を検知対象端末に設定し、更に、家族が用いる端末を通知先端末に設定すれば、徘徊高齢者の安全エリアからの逸脱を、家族がリアルタイムに監視できる。
特開2001−186558号公報 特開2001−238263号公報 特開2002−027528号公報 特開2003−078590号公報
しかしながら、特許文献1〜4に記載のシステムでは、検知エリアや検知対象端末に対して、一又は複数の通知先端末が一義的に設定されるに過ぎないため、用途によっては、検知エリアに対する検知対象端末の入出を適切に通知できない可能性があった。
例えば、老人ホーム周辺の安全なエリアを検知エリアに設定し、老人ホームの入所者(徘徊高齢者)が所持する移動携帯端末を検知対象端末に設定し、更に、老人ホームの介護スタッフが所持する複数の移動携帯端末を通知先端末に設定して、老人ホーム入所者の徘徊を監視する場合について考えてみる。
この場合、従来のシステムであれば、検知対象端末を所持する入所者が検知エリアから出ると、それが複数の介護スタッフに一斉通知される。
しかしながら、このような一斉通知によれば、老人ホーム内の介護スタッフだけでなく、老人ホームから外出している介護スタッフや、勤務時間外の介護スタッフにも、無駄な通知が行われる可能性がある。
また、徘徊高齢者を連れ戻す場合、通常、一人か二人の介護スタッフで用が足りるが、従来のシステムによると、過剰な人数の介護スタッフが呼び出される可能性がある。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末に入出通知を送信することができる特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の特定領域入出検知システムは、ネットワークを介して、検知エリア設定端末、検知対象端末、通知先端末及び位置情報統括サーバを接続してなる特定領域入出検知システムであって、前記位置情報統括サーバが、前記検知エリア設定端末から受信した検知エリア情報にもとづいて検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、前記検知エリア設定端末から受信した検知対象情報にもとづいて前記検知対象端末を設定する検知対象設定手段と、前記検知エリア設定端末から受信した通知先情報にもとづいて前記通知先端末を設定する通知先設定手段と、前記検知対象端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記検知対象端末の位置情報と前記検知エリアを比較し、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出を判定する検知エリア入出判定手段と、前記検知対象端末が前記検知エリアに対して入出したとき、設定された前記通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の前記通知先端末に入出通知を送信する検知エリア入出通知手段と、を備える構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末に入出通知を送信することができる。これにより、用途に応じた通知先の最適化を可能にし、用途の拡張が図れる。
また、本発明の特定領域入出検知システムは、前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに設定されるレベルにもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知エリアに設定されるレベルにもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。例えば、危険度、緊急度などのレベルに応じて検知エリアを段階的に設定し、レベル毎に適正な通知先端末を設定することが可能になる。
また、本発明の特定領域入出検知システムは、前記検知エリア入出通知手段が、前記検知対象端末と前記通知先端末との距離にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知対象端末との距離にもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。例えば、検知対象端末に最も近い通知先端末のみに入出通知を送信することが可能になる。
また、本発明の特定領域入出検知システムは、前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出時刻にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知対象端末の入出時刻にもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。例えば、時間帯毎に通知先端末を設定し、時間帯に応じて通知先端末を切換えることが可能になる。
また、本発明の位置情報統括サーバは、ネットワークを介して、検知エリア設定端末、検知対象端末及び通知先端末に接続される位置情報統括サーバであって、前記検知エリア設定端末から受信した検知エリア情報にもとづいて検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、前記検知エリア設定端末から受信した検知対象情報にもとづいて前記検知対象端末を設定する検知対象設定手段と、前記検知エリア設定端末から受信した通知先情報にもとづいて前記通知先端末を設定する通知先設定手段と、前記検知対象端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記検知対象端末の位置情報と前記検知エリアを比較し、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出を判定する検知エリア入出判定手段と、前記検知対象端末が前記検知エリアに対して入出したとき、設定された前記通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の前記通知先端末に入出通知を送信する検知エリア入出通知手段と、を備える構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末に入出通知を送信することができる。
また、本発明の位置情報統括サーバは、前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに設定されるレベルにもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知エリアに設定されるレベルにもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。
また、本発明の位置情報統括サーバは、前記検知エリア入出通知手段が、前記検知対象端末と前記通知先端末との距離にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知対象端末との距離にもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。
また、本発明の位置情報統括サーバは、前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出時刻にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知対象端末の入出時刻にもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。
また、本発明の位置情報統括プログラムは、ネットワークを介して、検知エリア設定端末、検知対象端末及び通知先端末に接続される位置情報統括サーバのプログラムであって、前記位置情報統括サーバに、前記検知エリア設定端末から受信した検知エリア情報にもとづいて検知エリアを設定させ、前記検知エリア設定端末から受信した検知対象情報にもとづいて前記検知対象端末を設定させ、前記検知エリア設定端末から受信した通知先情報にもとづいて前記通知先端末を設定させ、前記検知対象端末の位置情報を取得させ、前記検知対象端末の位置情報と前記検知エリアを比較し、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出を判定させ、前記検知対象端末が前記検知エリアに対して入出したとき、設定された前記通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の前記通知先端末に入出通知を送信させる構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末に入出通知を送信することができる。
また、本発明の位置情報統括プログラムは、前記検知エリアに設定されるレベルにもとづいて、所定の前記通知先端末を選択させる構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知エリアに設定されるレベルにもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。
また、本発明の位置情報統括プログラムは、前記検知対象端末と前記通知先端末との距離にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択させる構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知対象端末との距離にもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。
また、本発明の位置情報統括プログラムは、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出時刻にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択させる構成としてある。
このように構成すれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、検知対象端末の入出時刻にもとづいて所定の通知先端末を選択し、入出通知を送信することができる。
以上のように、本発明によれば、入出通知を送信する際、設定された通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末に入出通知を送信することができるので、用途に応じた通知先の最適化を可能にし、用途の拡張が図れる。
以下、本発明の実施形態に係る特定領域入出検知システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、特定領域入出検知システムのブロック図、図2は、位置情報統括サーバのブロック図、図3は、検知対象端末のブロック図である。
図1に示すように、特定領域入出検知システム1は、位置情報統括サーバ10、検知エリア設定端末20、検知対象端末30、通知先端末40及びネットワーク50を備えて構成される。位置情報統括サーバ10、検知エリア設定端末20、検知対象端末30及び通知先端末40は、プログラム制御により動作する情報処理装置であり、インターネット、携帯電話通信網などのネットワーク50を介して相互に接続される。
なお、検知エリア設定端末20は、検知対象端末30や通知先端末40と同一であってもよい。
位置情報統括サーバl0は、検知対象端末30の位置情報管理を行うワークステーション、サーバなどの情報処理装置であって、取得した検知対象端末30の位置情報と、予め設定された検知条件との比較を行い、所定の通知先端末40に通知する機能を備えている。すなわち、位置情報統括サーバ10は、少なくとも、ネットワーク50に接続可能な情報通信部11と、検知条件(検知対象端末情報、通知先端末情報、検知エリア情報など)を格納する記憶部12と、上記の比較処理や通知処理を行う制御部13とを備えて構成されている。
検知対象端末30は、携帯電話機、PDAなどの携帯型情報処理装置であって、通信機能(通話機能、インターネット接続機能、メール送受信機能など)及び位置情報取得機能(測位機能)を備えている。すなわち、検知対象端末30は、無線基地局を介してネットワーク50に接続可能な無線通信部31と、GPS衛星からの測位信号を受信して端末位置座標を求める測位部(GPS受信部)32と、各種情報入力を行うテンキー、スクロール/決定キーなどの操作部33と、テキスト、画像などの表示情報出力を行う表示部34と、通話用音声信号処理を行う送受話部35と、楽音や報知音等を出力するスピーカ36と、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、コンテンツ情報、端末の各種設定情報を格納する記憶部37と、これらの制御により、電話機能、web接続機能、メール送受信機能、コンテンツ出力機能、測位機能などを実現する制御部38とを備えて構成されている。
つぎに、特定領域入出検知システム1(位置情報統括サーバ10)の動作手順(制御手順)について、図4を参照して説明する。
図4は、特定領域入出検知システムの動作手順を示すフローチャートである。
特定領域入出検知システム1を利用する場合は、まず、検知エリア設定端末20からネットワーク50を介して位置情報統括サーバ10に接続し、検知エリア設定(S101:検知エリア設定手段)、検知対象設定(S102:検知対象設定手段)、通知先設定(S103:通知先設定手段)、検知条件設定(S104)などを行う。
検知エリアの設定方法としては、検知エリアの中心座標(緯度及び経度)とエリア半径を数値で指定する方法、測位機能で特定される現在の端末位置を検知エリアの中心座標とし、エリア半径を数値で指定する方法、画面表示される地図上で検知エリアを指定する方法、住所や電話番号で指定する方法、建物や場所の名称で指定する方法などが挙げられる。
検知対象端末30や通知先端末40の設定方法としては、携帯電話番号を指定する方法、IPアドレスを指定する方法、メールアドレスを指定する方法などが挙げられる。また、通知先端末40を設定する際には、後述する通知先選択条件を指定することができる。
また、検知条件設定では、検知エリアに対する入出方向を指定することができる。例えば、入方向を指定した場合には、検知対象端末30が検知エリアに進入したときに通知が行われ、出方向を指定した場合には、検知対象端末30が検知エリアから退出したときに通知が行われる。
つぎに、位置情報統括サーバ10において、検知対象端末30の位置情報取得を開始する(S105:位置情報取得手段)。これは、検知対象端末30が自身の位置情報を位置情報統括サーバ10へ随時送信するように設定してもよいし、位置情報統括サーバ10が検知対象端末30に対して定期的に位置情報を問い合わせるようにしてもよい。
なお、検知対象端末30の位置情報を取得する方法としては、検知対象端末30の測位機能を利用する方法の他に、携帯電話通信網やPHS通信網が有する端末位置情報(通信可能な無線基地局の位置情報)を利用する方法、複数の無線基地局における受信強度にもとづいて検知対象端末30の位置を算出する方法、或いは上述の測位方法を適宜組み合わせる方法などを用いてもよい。
つぎに、位置情報統括サーバ10は、検知対象端末30の位置情報と検知エリアを比較し、検知エリアに対する検知対象端末30の入出を判定する(S106:検知エリア入出判定手段)。そして、検知対象端末30が検知エリアに対して入出したと判定した場合は、設定された通知先端末40に入出通知を送信するが(S107:検知エリア入出通知手段)、本発明の位置情報統括サーバ10は、設定された通知先端末40の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末40に入出通知を送信する通知先選択機能を備える。
なお、入出通知は、電子メールで送信することを想定しているが、通知先端末40が携帯電話機の場合は、通話モードで呼び出しを行い、音声メッセージで入出を通知してもよい。
また、入出通知を送信するタイミングは、リアルタイムでもよいし、予め設定された時刻であってもよい。
また、入出通知の内容は、検知対象端末情報、検知エリア情報、入出方向(進入又は退出)、入出時刻、所定時刻における入出状態、入出回数などを含むことができる。
つぎに、位置情報統括サーバ10の検知エリア入出通知処理について、図5を参照して説明する。
図5は、位置情報統括サーバの検知エリア入出通知処理を示すフローチャートである。
この図に示すように、位置情報統括サーバ10は、検知エリアに対する検知対象端末30の入出を判断しており(S201)、ここで、入出有りと判断すると、続いて、通知先選択条件の有無を判断する(S202)。通知先選択条件が設定されていない場合は、設定されている一又は複数の通知先端末40のアドレスを通知先アドレスにセットするが(S203)、通知先選択条件が設定されている場合は、設定されている複数の通知先端末40の中から、通知先選択条件に適合する通知先端末40を選択し(S204)、選択した通知先端末40のアドレスを通知先アドレスにセットする(S205)。そして、通知先アドレスに入出通知を送信し(S206)、一回の入出通知処理が終わる。
つぎに、通知先選択条件の具体例について、図6〜図8を参照して説明する。
図6は、通知先選択条件1の説明図、図7は、通知先選択条件2の説明図、図8は、通知先選択条件3の説明図である。
図6に示すように、通知先選択条件1は、入出通知を送信する際、設定された通知先端末40の中から、検知エリアに設定されるレベルにもとづいて所定の通知先端末40を選択させる。例えば、危険地域までの距離(危険度)に応じて検知エリア(レベル1〜レベル3)を段階的に設定するとともに、各レベル毎に通知先端末40を設定する。これにより、検知エリアのレベルに適合する通知先端末40に対してのみ、入出通知を選択的に送信することが可能になる。
図7に示すように、通知先選択条件2は、入出通知を送信する際、設定された通知先端末40の中から、検知対象端末30との距離にもとづいて所定の通知先端末40を選択させる。例えば、検知対象端末30に最も近い通知先端末40に対してのみ、入出通知を選択的に送信することが可能になる。
図8に示すように、通知先選択条件3は、入出通知を送信する際、設定された通知先端末40の中から、検知対象端末30の入出時刻にもとづいて所定の通知先端末40を選択させる。例えば、時間帯毎に通知先端末40を設定し、時間帯に応じて通知先端末40を切換えることが可能になる。
以上のように構成された本実施形態の特定領域入出検知システム1は、ネットワーク50を介して、検知エリア設定端末20、検知対象端末30、通知先端末40及び位置情報統括サーバ10を接続してなり、位置情報統括サーバ10が、検知エリア設定端末20から受信した検知エリア情報にもとづいて検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、検知エリア設定端末20から受信した検知対象情報にもとづいて検知対象端末30を設定する検知対象設定手段と、検知エリア設定端末20から受信した通知先情報にもとづいて通知先端末40を設定する通知先設定手段と、検知対象端末30の位置情報を取得する位置情報取得手段と、検知対象端末30の位置情報と検知エリアを比較し、検知エリアに対する検知対象端末30の入出を判定する検知エリア入出判定手段と、検知対象端末30が検知エリアに対して入出したとき、設定された通知先端末40の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の通知先端末40に入出通知を送信する検知エリア入出通知手段とを備えるので、所定の選択条件に適合する通知先端末だけに入出通知を送信することができる。これにより、用途に応じた通知先の最適化を可能にし、用途の拡張が図れる。
また、特定領域入出検知システム1では、予め通知先選択条件1を設定しておくと、入出通知を送信する際、設定された通知先端末40の中から、検知エリアに設定されるレベルにもとづいて所定の通知先端末40を選択し、入出通知を送信することができる。
また、特定領域入出検知システム1では、予め通知先選択条件2を設定しておくと、入出通知を送信する際、設定された通知先端末40の中から、検知対象端末30との距離にもとづいて所定の通知先端末40を選択し、入出通知を送信することができる。
また、特定領域入出検知システム1では、予め通知先選択条件3を設定しておくと、入出通知を送信する際、設定された通知先端末40の中から、検知対象端末30の入出時刻にもとづいて所定の通知先端末40を選択し、入出通知を送信することができる。
本発明は、検知エリアに対する検知対象端末の入出を検知し、これを通知先端末に通知する特定領域入出検知システムと、このシステムを構成する位置情報統括サーバと、このサーバを動作させる位置情報統括プログラムに適用することができる。特に、状況に応じた通知先端末の変更が必要な用途において有用である。
特定領域入出検知システムのブロック図である。 位置情報統括サーバのブロック図である。 検知対象端末のブロック図である。 特定領域入出検知システムの動作手順を示すフローチャートである。 位置情報統括サーバの検知エリア入出通知処理を示すフローチャートである。 通知先選択条件1の説明図である。 通知先選択条件2の説明図である。 通知先選択条件3の説明図である。
符号の説明
1 特定領域入出検知システム
10 位置情報統括サーバ
11 情報通信部
12 記憶部
13 制御部
20 検知エリア設定端末
30 検知対象端末
31 無線通信部
32 測位部
33 操作部
34 表示部
35 送受話部
36 スピーカ
37 記憶部
38 制御部
40 通知先端末
50 ネットワーク

Claims (12)

  1. ネットワークを介して、検知エリア設定端末、検知対象端末、通知先端末及び位置情報統括サーバを接続してなる特定領域入出検知システムであって、
    前記位置情報統括サーバが、
    前記検知エリア設定端末から受信した検知エリア情報にもとづいて検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、
    前記検知エリア設定端末から受信した検知対象情報にもとづいて前記検知対象端末を設定する検知対象設定手段と、
    前記検知エリア設定端末から受信した通知先情報にもとづいて前記通知先端末を設定する通知先設定手段と、
    前記検知対象端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記検知対象端末の位置情報と前記検知エリアを比較し、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出を判定する検知エリア入出判定手段と、
    前記検知対象端末が前記検知エリアに対して入出したとき、設定された前記通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の前記通知先端末に入出通知を送信する検知エリア入出通知手段と、
    を備えることを特徴とする特定領域入出検知システム。
  2. 前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに設定されるレベルにもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の特定領域入出検知システム。
  3. 前記検知エリア入出通知手段が、前記検知対象端末と前記通知先端末との距離にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の特定領域入出検知システム。
  4. 前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出時刻にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の特定領域入出検知システム。
  5. ネットワークを介して、検知エリア設定端末、検知対象端末及び通知先端末に接続される位置情報統括サーバであって、
    前記検知エリア設定端末から受信した検知エリア情報にもとづいて検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、
    前記検知エリア設定端末から受信した検知対象情報にもとづいて前記検知対象端末を設定する検知対象設定手段と、
    前記検知エリア設定端末から受信した通知先情報にもとづいて前記通知先端末を設定する通知先設定手段と、
    前記検知対象端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記検知対象端末の位置情報と前記検知エリアを比較し、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出を判定する検知エリア入出判定手段と、
    前記検知対象端末が前記検知エリアに対して入出したとき、設定された前記通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の前記通知先端末に入出通知を送信する検知エリア入出通知手段と、
    を備えることを特徴とする位置情報統括サーバ。
  6. 前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに設定されるレベルにもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する
    ことを特徴とする請求項5記載の位置情報統括サーバ。
  7. 前記検知エリア入出通知手段が、前記検知対象端末と前記通知先端末との距離にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の位置情報統括サーバ。
  8. 前記検知エリア入出通知手段が、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出時刻にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の位置情報統括サーバ。
  9. ネットワークを介して、検知エリア設定端末、検知対象端末及び通知先端末に接続される位置情報統括サーバのプログラムであって、
    前記位置情報統括サーバに、
    前記検知エリア設定端末から受信した検知エリア情報にもとづいて検知エリアを設定させ、
    前記検知エリア設定端末から受信した検知対象情報にもとづいて前記検知対象端末を設定させ、
    前記検知エリア設定端末から受信した通知先情報にもとづいて前記通知先端末を設定させ、
    前記検知対象端末の位置情報を取得させ、
    前記検知対象端末の位置情報と前記検知エリアを比較し、前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出を判定させ、
    前記検知対象端末が前記検知エリアに対して入出したとき、設定された前記通知先端末の中から、所定の選択条件に適合するものを選択し、選択した所定の前記通知先端末に入出通知を送信させる
    ことを特徴とする位置情報統括プログラム。
  10. 前記検知エリアに設定されるレベルにもとづいて、所定の前記通知先端末を選択させる
    ことを特徴とする請求項9記載の位置情報統括プログラム。
  11. 前記検知対象端末と前記通知先端末との距離にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択させる
    ことを特徴とする請求項9又は10記載の位置情報統括プログラム。
  12. 前記検知エリアに対する前記検知対象端末の入出時刻にもとづいて、所定の前記通知先端末を選択させる
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の位置情報統括プログラム。
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