JP2000295371A - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JP2000295371A JP2000295371A JP9668899A JP9668899A JP2000295371A JP 2000295371 A JP2000295371 A JP 2000295371A JP 9668899 A JP9668899 A JP 9668899A JP 9668899 A JP9668899 A JP 9668899A JP 2000295371 A JP2000295371 A JP 2000295371A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緊急な要求を受けた通信機が、応答できない
場合でも、有効に応答ができるような通信装置を提供す
る。 【解決手段】 緊急要求を発信する要求発信端末14
と、緊急要求に対して応答する主応答端末18と、要求
発信端末14と主応答端末18との通信を管理するホス
ト10と、緊急要求に関連する関連情報を記録媒体30
に貯蔵し、緊急要求に対して応答する副応答端末26を
備え、ホスト10は主応答端末18が応答しない場合に
は緊急要求を副応答端末26に転送するため、緊急要求
に主応答端末18が応答しなくても、副応答端末26が
関連情報を参照しながら迅速に応答できる。
場合でも、有効に応答ができるような通信装置を提供す
る。 【解決手段】 緊急要求を発信する要求発信端末14
と、緊急要求に対して応答する主応答端末18と、要求
発信端末14と主応答端末18との通信を管理するホス
ト10と、緊急要求に関連する関連情報を記録媒体30
に貯蔵し、緊急要求に対して応答する副応答端末26を
備え、ホスト10は主応答端末18が応答しない場合に
は緊急要求を副応答端末26に転送するため、緊急要求
に主応答端末18が応答しなくても、副応答端末26が
関連情報を参照しながら迅速に応答できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストおよび複数
の端末を有する通信装置に関し、特に、治療などの緊急
な応答を要する要求を通信する通信装置に関する。
の端末を有する通信装置に関し、特に、治療などの緊急
な応答を要する要求を通信する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信においては、緊急に応答を要する比
較的少量の送信データが送信されることがある。しか
も、送信データに関連した比較的大量の関連情報を組み
合わせると、応答が的確かつ容易になることがある。
較的少量の送信データが送信されることがある。しか
も、送信データに関連した比較的大量の関連情報を組み
合わせると、応答が的確かつ容易になることがある。
【0003】例えば、在宅医療においては、緊急な治療
が必要とされることがある。在宅医療は、在宅医療実施
クリニックという比較的小規模な診療所が行うものであ
る。在宅医療実施クリニックの医師は、各家庭に在宅す
る患者を回診し治療を行っている。ここで、患者の容態
が急変するなどしたときは、緊急に治療することが必要
である。
が必要とされることがある。在宅医療は、在宅医療実施
クリニックという比較的小規模な診療所が行うものであ
る。在宅医療実施クリニックの医師は、各家庭に在宅す
る患者を回診し治療を行っている。ここで、患者の容態
が急変するなどしたときは、緊急に治療することが必要
である。
【0004】かかる場合は、在宅医療実施クリニックの
医師に緊急に連絡をとる。この連絡は、例えば、電話な
どのいわば通信機により行われる。これが、緊急に応答
を要する比較的少量の送信データということになる。か
かる通信は、患者の通信機との通信を管理するホストが
制御して、クリニックの通信機に送られる。
医師に緊急に連絡をとる。この連絡は、例えば、電話な
どのいわば通信機により行われる。これが、緊急に応答
を要する比較的少量の送信データということになる。か
かる通信は、患者の通信機との通信を管理するホストが
制御して、クリニックの通信機に送られる。
【0005】医師は、治療要請を受け、患者の状況の記
録などをもとに、治療を行う。かかる情報は、在宅医療
を行っている過程で蓄積されていくものであり、比較的
大量なものである。これが、送信データに関連した比較
的大量の関連情報にあたる。
録などをもとに、治療を行う。かかる情報は、在宅医療
を行っている過程で蓄積されていくものであり、比較的
大量なものである。これが、送信データに関連した比較
的大量の関連情報にあたる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、医師とて24
時間、クリニックにいるわけでもなく、外出しているこ
ともある。医師が外出していれば、クリニックの通信機
(電話など)をとることができない。かかる場合に、携
帯電話やポケベル(商標)により医師に連絡をとること
も考えられる。しかし、医師は外出していることから、
患者の状況の記録などの大量の関連情報から切り離され
ており、充分な治療を期待できない。あるいは、患者宅
から、大量の関連情報を伝えるという手段もあるが(例
えば、電話にて、患者本人の病歴などを語る)、迅速性
を期待できず、かえって治療の妨げになる。
時間、クリニックにいるわけでもなく、外出しているこ
ともある。医師が外出していれば、クリニックの通信機
(電話など)をとることができない。かかる場合に、携
帯電話やポケベル(商標)により医師に連絡をとること
も考えられる。しかし、医師は外出していることから、
患者の状況の記録などの大量の関連情報から切り離され
ており、充分な治療を期待できない。あるいは、患者宅
から、大量の関連情報を伝えるという手段もあるが(例
えば、電話にて、患者本人の病歴などを語る)、迅速性
を期待できず、かえって治療の妨げになる。
【0007】そこで、本発明は、緊急な要求を受けた通
信機が、応答できない場合でも、有効に応答ができるよ
うな通信装置を提供することを課題とする。
信機が、応答できない場合でも、有効に応答ができるよ
うな通信装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、緊急要求を発信する要求発信端末と、緊急要求に対
して応答する主応答端末と、要求発信端末と主応答端末
との通信を管理するホストと、緊急要求に関連する関連
情報を貯蔵し、緊急要求に対して応答する副応答端末を
備え、ホストは主応答端末が応答しない場合は緊急要求
を副応答端末に転送する通信装置である。
は、緊急要求を発信する要求発信端末と、緊急要求に対
して応答する主応答端末と、要求発信端末と主応答端末
との通信を管理するホストと、緊急要求に関連する関連
情報を貯蔵し、緊急要求に対して応答する副応答端末を
備え、ホストは主応答端末が応答しない場合は緊急要求
を副応答端末に転送する通信装置である。
【0009】ホストは主応答端末が応答しない場合は緊
急要求を副応答端末に転送する。すると、副応答端末に
は、関連情報が貯蔵されており、関連情報を有効に利用
して、緊急要求に迅速に応答できる。
急要求を副応答端末に転送する。すると、副応答端末に
は、関連情報が貯蔵されており、関連情報を有効に利用
して、緊急要求に迅速に応答できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、緊急要求を発信
する要求発信端末と、緊急要求に関連する関連情報を貯
蔵し、緊急要求に対して応答する主応答端末と、要求発
信端末と主応答端末との通信を管理するホストと、緊急
要求を受信した時点で主応答端末に対して関連情報の送
信を要求し、緊急要求に対して応答する副応答端末を備
え、主応答端末は副応答端末の要求に応じて関連情報を
送信し、ホストは主応答端末が応答しない場合は緊急要
求を副応答端末に転送する通信装置である。
する要求発信端末と、緊急要求に関連する関連情報を貯
蔵し、緊急要求に対して応答する主応答端末と、要求発
信端末と主応答端末との通信を管理するホストと、緊急
要求を受信した時点で主応答端末に対して関連情報の送
信を要求し、緊急要求に対して応答する副応答端末を備
え、主応答端末は副応答端末の要求に応じて関連情報を
送信し、ホストは主応答端末が応答しない場合は緊急要
求を副応答端末に転送する通信装置である。
【0011】ホストは主応答端末が応答しない場合は緊
急要求を副応答端末に転送する。すると、副応答端末に
は、関連情報を主応答端末に要求する。それに応じて、
主応答端末は副応答端末に関連情報を送る。よって副応
答端末に関連情報が予め記憶されていなくても、関連情
報を有効に利用して、緊急要求に迅速に応答できる。
急要求を副応答端末に転送する。すると、副応答端末に
は、関連情報を主応答端末に要求する。それに応じて、
主応答端末は副応答端末に関連情報を送る。よって副応
答端末に関連情報が予め記憶されていなくても、関連情
報を有効に利用して、緊急要求に迅速に応答できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明であって、緊急要求が、治療を求める要
求である。
2に記載の発明であって、緊急要求が、治療を求める要
求である。
【0013】緊急要求が、治療を求める要求であるとき
は、緊急性が高い。しかも、関連情報は特に大量なもの
となる。このため、従来の技術と比較して、とても迅速
に緊急要求に応答できる。
は、緊急性が高い。しかも、関連情報は特に大量なもの
となる。このため、従来の技術と比較して、とても迅速
に緊急要求に応答できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1に、本発明の第1の実施
形態の通信装置の構成を示す。第1の実施形態の通信装
置は、ホスト10、通信機14、主応答端末18、副応
答端末26を備える。ホスト10は、通信機14、主応
答端末18、副応答端末26と電話線などの通信回線4
0で接続されている。より詳しくは、通信機14、主応
答端末18に含まれる通信機20、副応答端末26に含
まれる通信機28が、ホスト10と通信回線40で接続
されている。通信機14、20、28は、例えば電話機
などである。
を参照しながら説明する。図1に、本発明の第1の実施
形態の通信装置の構成を示す。第1の実施形態の通信装
置は、ホスト10、通信機14、主応答端末18、副応
答端末26を備える。ホスト10は、通信機14、主応
答端末18、副応答端末26と電話線などの通信回線4
0で接続されている。より詳しくは、通信機14、主応
答端末18に含まれる通信機20、副応答端末26に含
まれる通信機28が、ホスト10と通信回線40で接続
されている。通信機14、20、28は、例えば電話機
などである。
【0015】通信機14は要求発信端末に相当し、患者
の自宅12にある。患者の自宅12には、在宅医療を受
ける患者がいる。通信機14の例を図2に示す。通信機
14は、いわゆる電話機であり、受話器54とダイヤル
ボタン56を含む。しかし、緊急呼出ボタン50、ワン
タッチボタン52が通常の電話機とは異なる。緊急呼出
ボタン50は、主応答端末18に治療の要請を伝えるた
めのボタンであり、緊急呼出ボタン50を押すだけで、
主応答端末18に通信機14が接続される。ワンタッチ
ボタン52も同様なボタンであり、それぞれ図示しない
設定されたあて先へと接続する。なお、緊急呼出ボタン
50による接続は、ワンタッチボタン52、ダイヤルボ
タン56に優先する。いいかえれば、緊急呼出ボタン5
0による接続が、ワンタッチボタン52、ダイヤルボタ
ン56による接続に割り込む。
の自宅12にある。患者の自宅12には、在宅医療を受
ける患者がいる。通信機14の例を図2に示す。通信機
14は、いわゆる電話機であり、受話器54とダイヤル
ボタン56を含む。しかし、緊急呼出ボタン50、ワン
タッチボタン52が通常の電話機とは異なる。緊急呼出
ボタン50は、主応答端末18に治療の要請を伝えるた
めのボタンであり、緊急呼出ボタン50を押すだけで、
主応答端末18に通信機14が接続される。ワンタッチ
ボタン52も同様なボタンであり、それぞれ図示しない
設定されたあて先へと接続する。なお、緊急呼出ボタン
50による接続は、ワンタッチボタン52、ダイヤルボ
タン56に優先する。いいかえれば、緊急呼出ボタン5
0による接続が、ワンタッチボタン52、ダイヤルボタ
ン56による接続に割り込む。
【0016】主応答端末18は診療所16にある。主応
答端末18は通信機20、CPU21、記録媒体22か
らなる。記録媒体22は、ハードディスクなどである。
記録媒体22は、通信機20と接続されている。なお、
通信機20と記録媒体22は、CPU21に接続されて
おり、CPU21が通信機20と記録媒体22を制御す
る。診療所16には、患者を診療する診療所の医師がい
る。
答端末18は通信機20、CPU21、記録媒体22か
らなる。記録媒体22は、ハードディスクなどである。
記録媒体22は、通信機20と接続されている。なお、
通信機20と記録媒体22は、CPU21に接続されて
おり、CPU21が通信機20と記録媒体22を制御す
る。診療所16には、患者を診療する診療所の医師がい
る。
【0017】診療所の医師は、患者の自宅12を回診
し、患者の状況の記録などを作成する。患者の状況の記
録などのデータの例を図3、4に示す。図3に示したも
のは、ADLチェックリストという、訪問看護の記録や
患者の状況を記録するものである。図4に示したもの
は、バイタルサインチェック表という、患者の体温、血
圧などを記録するものである。他にも、図示しないが、
患者へ投与した薬剤と投与量を記録することがある。こ
れらの情報は、患者の治療には欠かせないが、大量な情
報である。
し、患者の状況の記録などを作成する。患者の状況の記
録などのデータの例を図3、4に示す。図3に示したも
のは、ADLチェックリストという、訪問看護の記録や
患者の状況を記録するものである。図4に示したもの
は、バイタルサインチェック表という、患者の体温、血
圧などを記録するものである。他にも、図示しないが、
患者へ投与した薬剤と投与量を記録することがある。こ
れらの情報は、患者の治療には欠かせないが、大量な情
報である。
【0018】このような、患者に関する情報は、任意の
文書プログラムなどのソフトウエアを使用して電子化
し、ハードディスクなどの記録媒体22に記録できる。
すなわち、CPU21は記録媒体22を制御して、記録
媒体22に患者に関する情報を記録する。
文書プログラムなどのソフトウエアを使用して電子化
し、ハードディスクなどの記録媒体22に記録できる。
すなわち、CPU21は記録媒体22を制御して、記録
媒体22に患者に関する情報を記録する。
【0019】副応答端末26は病院24にある。病院2
4には、診療所の医師の支援をする病院の医師がいる。
副応答端末26は通信機28、CPU29、記録媒体3
0からなる。記録媒体30は、ハードディスクなどであ
る。記録媒体30は、通信機28と接続されている。な
お、通信機28と記録媒体30は、CPU29に接続さ
れており、CPU29が通信機28と記録媒体30を制
御する。
4には、診療所の医師の支援をする病院の医師がいる。
副応答端末26は通信機28、CPU29、記録媒体3
0からなる。記録媒体30は、ハードディスクなどであ
る。記録媒体30は、通信機28と接続されている。な
お、通信機28と記録媒体30は、CPU29に接続さ
れており、CPU29が通信機28と記録媒体30を制
御する。
【0020】診療所の医師が作成した患者の状況の記録
などは、ハードディスクなどの記録媒体30にもコピー
されて記憶されている。CPU29は記録媒体30を制
御して、記録媒体30に患者に関する情報を記録する。
などは、ハードディスクなどの記録媒体30にもコピー
されて記憶されている。CPU29は記録媒体30を制
御して、記録媒体30に患者に関する情報を記録する。
【0021】次に、第1の実施形態の通信装置の動作を
図5のフローチャートを参照して説明する。患者の自宅
12にいる患者の容態が急変するなどしたときは、診療
所の医師に緊急に治療を求める。すなわち、患者の自宅
から通信機14によって、診療所の主応答端末18を呼
び出して、診療所の医師に治療を要請する(S10)。
ここで、通信機14が要求発信端末に相当する。ここ
で、主応答端末18が応答可能か否かをホスト10が判
定する(S12)。この判定により通信装置の動作が異
なる。
図5のフローチャートを参照して説明する。患者の自宅
12にいる患者の容態が急変するなどしたときは、診療
所の医師に緊急に治療を求める。すなわち、患者の自宅
から通信機14によって、診療所の主応答端末18を呼
び出して、診療所の医師に治療を要請する(S10)。
ここで、通信機14が要求発信端末に相当する。ここ
で、主応答端末18が応答可能か否かをホスト10が判
定する(S12)。この判定により通信装置の動作が異
なる。
【0022】もし応答可能ならば、主応答端末18が通
信機14の要求に応答する(S14)。そして、診療所
の医師は主応答端末18の通信機20により通信機14
と交信しながら、主応答端末18の記録媒体22に記録
された患者の状況の記録などを、参照しつつ、患者の自
宅12に赴くなどして、患者を治療する。
信機14の要求に応答する(S14)。そして、診療所
の医師は主応答端末18の通信機20により通信機14
と交信しながら、主応答端末18の記録媒体22に記録
された患者の状況の記録などを、参照しつつ、患者の自
宅12に赴くなどして、患者を治療する。
【0023】しかし、応答不能な場合がある。例えば、
診療所の医師が診療所16にいないで外出などしている
場合である。この場合は、通信機20に所定の設定を行
い、ホスト10が、通信機14からの通信内容(すなわ
ち、治療の要請)を副応答端末26に転送するようにす
る(S16)。副応答端末26の通信機28では、通信
機14からの治療の要請を受ける。そして、副応答端末
26が通信機14の要求に応答する(S18)。その
後、病院の医師は副応答端末26の記録媒体30に記録
された患者の状況の記録などを、参照しつつ、患者の自
宅12に赴くなどして、患者を治療する。記録媒体30
からの患者のカルテなどの読み出しなどは、CPU29
によりなされる。
診療所の医師が診療所16にいないで外出などしている
場合である。この場合は、通信機20に所定の設定を行
い、ホスト10が、通信機14からの通信内容(すなわ
ち、治療の要請)を副応答端末26に転送するようにす
る(S16)。副応答端末26の通信機28では、通信
機14からの治療の要請を受ける。そして、副応答端末
26が通信機14の要求に応答する(S18)。その
後、病院の医師は副応答端末26の記録媒体30に記録
された患者の状況の記録などを、参照しつつ、患者の自
宅12に赴くなどして、患者を治療する。記録媒体30
からの患者のカルテなどの読み出しなどは、CPU29
によりなされる。
【0024】第1の実施形態によれば、患者から緊急の
治療の要請があった時に、診療所の医師が診療所16に
いないで外出などしている場合でも、病院の医師が記録
媒体30に記録された患者の状況の記録などを、参照し
つつ、迅速に治療にあたれる。
治療の要請があった時に、診療所の医師が診療所16に
いないで外出などしている場合でも、病院の医師が記録
媒体30に記録された患者の状況の記録などを、参照し
つつ、迅速に治療にあたれる。
【0025】本発明の第2の実施形態の通信装置におい
ては、第1の実施の形態と構成は共通するが、動作が異
なる。なお、診療所の医師が作成した患者の状況の記録
などは、記録媒体30にはコピーされていない。患者の
自宅12にいる患者の容態が急変するなどしたときは、
診療所の医師に治療を求める。すなわち、患者の自宅か
ら通信機14によって、診療所の主応答端末18を呼び
出して、診療所の医師に治療を要請する(S20)。こ
こで、通信機14が要求発信端末に相当する。ここで、
主応答端末18が応答可能か否かをホスト10が判定す
る(S22)。この判定により通信装置の動作が異な
る。
ては、第1の実施の形態と構成は共通するが、動作が異
なる。なお、診療所の医師が作成した患者の状況の記録
などは、記録媒体30にはコピーされていない。患者の
自宅12にいる患者の容態が急変するなどしたときは、
診療所の医師に治療を求める。すなわち、患者の自宅か
ら通信機14によって、診療所の主応答端末18を呼び
出して、診療所の医師に治療を要請する(S20)。こ
こで、通信機14が要求発信端末に相当する。ここで、
主応答端末18が応答可能か否かをホスト10が判定す
る(S22)。この判定により通信装置の動作が異な
る。
【0026】もし応答可能ならば、主応答端末18が通
信機14の要求に応答する(S24)。その後、診療所
の医師は主応答端末18の通信機20により通信機14
と交信しながら、主応答端末18の記録媒体22に記録
された患者の状況の記録などを、参照しながら、患者の
自宅12に赴くなどして、患者を治療する。
信機14の要求に応答する(S24)。その後、診療所
の医師は主応答端末18の通信機20により通信機14
と交信しながら、主応答端末18の記録媒体22に記録
された患者の状況の記録などを、参照しながら、患者の
自宅12に赴くなどして、患者を治療する。
【0027】しかし、応答不能な場合がある。例えば、
診療所の医師が診療所16にいないで外出などしている
場合がある。この場合は、通信機20に所定の設定を行
い、ホスト10が、通信機14からの通信内容(すなわ
ち、治療の要請)を副応答端末26に転送するようにす
る(S26)。副応答端末26の通信機28では、通信
機14からの治療の要請を受ける。このとき、副応答端
末26においては、CPU29は通信機28を制御し
て、主応答端末18に、患者の状況の記録などの送信を
要求する(S28)。主応答端末18は通信機20によ
り記録媒体22に記録されている患者の状況の記録など
の情報を通信回線40を介して、副応答端末26に送信
する(S30)。この情報は、副応答端末26の通信機
28が受け、記録媒体30に記録される。CPU29が
このときの副応答端末26、通信機28の制御を行う。
そして、副応答端末26が通信機14の要求に応答する
(S32)。その後、病院の医師は記録媒体30に記録
された患者の状況の記録などを、参照しつつ、患者の自
宅12に赴くなどして、患者を治療する。
診療所の医師が診療所16にいないで外出などしている
場合がある。この場合は、通信機20に所定の設定を行
い、ホスト10が、通信機14からの通信内容(すなわ
ち、治療の要請)を副応答端末26に転送するようにす
る(S26)。副応答端末26の通信機28では、通信
機14からの治療の要請を受ける。このとき、副応答端
末26においては、CPU29は通信機28を制御し
て、主応答端末18に、患者の状況の記録などの送信を
要求する(S28)。主応答端末18は通信機20によ
り記録媒体22に記録されている患者の状況の記録など
の情報を通信回線40を介して、副応答端末26に送信
する(S30)。この情報は、副応答端末26の通信機
28が受け、記録媒体30に記録される。CPU29が
このときの副応答端末26、通信機28の制御を行う。
そして、副応答端末26が通信機14の要求に応答する
(S32)。その後、病院の医師は記録媒体30に記録
された患者の状況の記録などを、参照しつつ、患者の自
宅12に赴くなどして、患者を治療する。
【0028】第2の実施形態によれば、患者から緊急の
治療の要請があった時に、診療所の医師が診療所16に
いないで外出などしている場合でも、病院の医師が記録
媒体30に記録された患者の状況の記録などを、参照し
つつ、迅速に治療にあたれる。
治療の要請があった時に、診療所の医師が診療所16に
いないで外出などしている場合でも、病院の医師が記録
媒体30に記録された患者の状況の記録などを、参照し
つつ、迅速に治療にあたれる。
【0029】しかも、記録媒体30に患者のカルテなど
が記録されていなくても、主通信端末18から副通信端
末26へ患者のカルテなどが送信されるため、治療の迅
速には支障とはならない。
が記録されていなくても、主通信端末18から副通信端
末26へ患者のカルテなどが送信されるため、治療の迅
速には支障とはならない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、緊急要求に対し、主応
答端末が応答できなくても、副応答端末には、関連情報
が貯蔵されており、関連情報を有効に利用して、緊急要
求に応答できる。
答端末が応答できなくても、副応答端末には、関連情報
が貯蔵されており、関連情報を有効に利用して、緊急要
求に応答できる。
【0031】また、副応答端末が関連情報を主応答端末
に要求し、それに応じて、主応答端末は副応答端末に関
連情報を送るため、副応答端末に関連情報が予め記憶さ
れていなくても、関連情報を有効に利用して、緊急要求
に応答できる。
に要求し、それに応じて、主応答端末は副応答端末に関
連情報を送るため、副応答端末に関連情報が予め記憶さ
れていなくても、関連情報を有効に利用して、緊急要求
に応答できる。
【0032】緊急要求が、治療を求める要求であるとき
は、緊急性が高い。しかも、関連情報は特に大量なもの
となる。このため、従来の技術と比較して、とても迅速
に緊急要求に応答できる。
は、緊急性が高い。しかも、関連情報は特に大量なもの
となる。このため、従来の技術と比較して、とても迅速
に緊急要求に応答できる。
【図1】本発明の第1の実施形態の通信装置の構成を示
す図である。
す図である。
【図2】通信機14の外観を示す平面図である。
【図3】ADLチェックリストを示す図である。
【図4】バイタルサインチェック表を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の通信装置の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態の通信装置の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
10 ホスト 14 通信機 18 主応答端末 22 記録媒体 26 副応答端末 30 記録媒体 40 通信回線
Claims (3)
- 【請求項1】緊急要求を発信する要求発信端末と、 前記緊急要求に対して応答する主応答端末と、 前記要求発信端末と前記主応答端末との通信を管理する
ホストと、 前記緊急要求に関連する関連情報を貯蔵し、前記緊急要
求に対して応答する副応答端末を備え、 前記ホストは前記主応答端末が応答しない場合は前記緊
急要求を前記副応答端末に転送する通信装置。 - 【請求項2】緊急要求を発信する要求発信端末と、 前記緊急要求に関連する関連情報を貯蔵し、前記緊急要
求に対して応答する主応答端末と、 前記要求発信端末と前記主応答端末との通信を管理する
ホストと、 前記緊急要求を受信した時点で前記主応答端末に対して
前記関連情報の送信を要求し、前記緊急要求に対して応
答する副応答端末を備え、 前記主応答端末は前記副応答端末の要求に応じて前記関
連情報を送信し、 前記ホストは前記主応答端末が応答しない場合は前記緊
急要求を前記副応答端末に転送する通信装置。 - 【請求項3】前記緊急要求は、治療を求める要求である
請求項1または2に記載の通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9668899A JP2000295371A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9668899A JP2000295371A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000295371A true JP2000295371A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14171744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9668899A Pending JP2000295371A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000295371A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003122961A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-25 | Teijin Ltd | 在宅医療機器の自動申込方法及びそのシステム |
JP2007516668A (ja) * | 2003-11-21 | 2007-06-21 | アバイア カナダ コーポレーション | ネットワーク装置のバックアップ |
US7990255B2 (en) * | 2006-11-02 | 2011-08-02 | Audiovox Corporation | Range extending positive repeater |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP9668899A patent/JP2000295371A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003122961A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-25 | Teijin Ltd | 在宅医療機器の自動申込方法及びそのシステム |
JP2007516668A (ja) * | 2003-11-21 | 2007-06-21 | アバイア カナダ コーポレーション | ネットワーク装置のバックアップ |
JP4713492B2 (ja) * | 2003-11-21 | 2011-06-29 | アバイア カナダ コーポレーション | ネットワーク装置のバックアップ |
US7990255B2 (en) * | 2006-11-02 | 2011-08-02 | Audiovox Corporation | Range extending positive repeater |
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