JP2000194954A - 販売デ―タ処理装置 - Google Patents

販売デ―タ処理装置

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JP2000194954A
JP2000194954A JP37166798A JP37166798A JP2000194954A JP 2000194954 A JP2000194954 A JP 2000194954A JP 37166798 A JP37166798 A JP 37166798A JP 37166798 A JP37166798 A JP 37166798A JP 2000194954 A JP2000194954 A JP 2000194954A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文に要する時間のさらなる短縮化が図れる
とともに、入力ミスに起因する誤った顧客情報の読み出
しを防止することができる販売データ処理装置の提供。 【解決手段】 電話番号データ、名前データおよび住所
データを有する顧客情報を顧客毎に記憶する顧客情報記
憶手段と、電話回線13に接続されこれを使用して顧客
と通信可能な通信手段14と、該通信手段14で通信状
態にある顧客の電話番号データを獲得する電話番号獲得
手段15と、該電話番号獲得手段15で獲得した電話番
号データに対応する顧客情報を前記顧客情報記憶手段か
ら読み出し該顧客情報に関して映像表示または印字を行
う出力手段12とを具備することにより、通信手段14
が顧客と通信状態となると、電話番号データを獲得しこ
れに基づいて顧客情報を読み出し該顧客情報に関して映
像表示または印字を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピザの宅配サービ
ス店等の電話注文を受け付ける店で用いられ、電話によ
り注文された商品の商品データを登録するとともに該商
品データに基づいて注文された商品の合計金額を算出す
る販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ピザの宅配サービス店等の電話注文を受
け付ける店で用いられる販売データ処理装置の従来のも
のとして、ECRあるいはPOS端末等がある。これら
の販売データ処理装置には、近傍に電話が置かれてお
り、新規の顧客から注文の電話がかかってくると、オペ
レータが、顧客に対して電話番号、名前および住所等を
聞き、これらの顧客情報をキーボード等の入力手段を用
いて外部入力により販売データ処理装置に記憶させる。
次に、注文された商品の商品データの登録を外部入力販
売データ処理装置に行った後、商品を用意して、これを
顧客に配達するようになっている。そして、販売データ
処理装置には、このような顧客情報が顧客毎に記憶され
ることになる。顧客が二回目以降の注文の電話をかける
と、オペレータが、顧客に対して電話番号のみを聞き、
該電話番号を販売データ処理装置に入力させることにな
る。すると、販売データ処理装置は、電話番号データを
識別コードとして検索を行い、電話番号データ、名前デ
ータおよび住所データ等の顧客情報を読み出して、該顧
客情報について映像表示または印字を行うようになって
いる。このようにして、電話番号以外の情報のやり取り
を省き、注文に要する時間の短縮化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような販売データ処理装置においても、顧客情報を検索
するためには、オペレータが電話番号だけは顧客から聞
いてこれを手入力させなければならず、注文に要する時
間の短縮化という点でさらなる改善の余地があった。し
かも、オペレータが顧客から聞いた電話番号を販売デー
タ処理装置に手入力させるため、入力ミスが生じ、誤っ
た顧客情報を読み出してしまうこともあった。
【0004】したがって、本発明は、注文に要する時間
のさらなる短縮化が図れるとともに、入力ミスに起因す
る誤った顧客情報の読み出しを防止することができる販
売データ処理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の販売データ処理装置は、商
品データが登録されることにより該商品データに対応す
る商品の合計金額を算出するものであって、少なくとも
電話番号データ、名前データおよび住所データを有する
顧客情報を顧客毎に記憶する顧客情報記憶手段と、電話
回線に接続され該電話回線を使用して顧客と通信可能な
通信手段と、該通信手段で通信状態にある顧客の電話番
号データを獲得する電話番号獲得手段と、該電話番号獲
得手段で獲得した電話番号データに対応する顧客情報を
前記顧客情報記憶手段から読み出し該顧客情報に関して
映像表示または印字を行う出力手段と、を具備すること
を特徴としている。これにより、顧客が注文の電話をか
けると、通信手段が顧客と通信状態となり、該通信状態
にある顧客の電話番号データを電話番号獲得手段が獲得
する。すると、出力手段が、電話番号獲得手段で獲得し
た電話番号データに対応する顧客情報を顧客情報記憶手
段から読み出し該顧客情報に関して映像表示または印字
を行うことになる。よって、顧客からの電話がかかって
くると、自動的に、該顧客に関する少なくとも電話番
号、名前および住所が映像表示または印字されることに
なるため、オペレータは電話番号すら顧客から聞く必要
がなくなり、これを手入力させる必要もなくなる。
【0006】本発明の請求項2記載の販売データ処理装
置は、請求項1記載のものに関して、前記出力手段は、
前記電話番号獲得手段で獲得した電話番号データに対応
する顧客情報を前記顧客情報記憶手段から読み出し、該
顧客情報から名前および住所を、登録された商品データ
に対応する商品の合計金額を印字するレシートに該合計
金額と併せて印字することを特徴としている。これによ
り、通信手段で通信状態にある顧客の電話番号データを
電話番号獲得手段が獲得すると、出力手段が、電話番号
獲得手段で獲得した電話番号データに対応する顧客情報
を顧客情報記憶手段から読み出し、該顧客情報から名前
および住所を、登録された商品データに対応する商品の
合計金額を印字するレシートに該合計金額と併せて印字
することになる。よって、顧客からの電話がかかってく
ると、顧客情報のうち名前および住所すなわち配達に必
要な情報を、顧客に配達する際に持参するレシートに自
動的に印字させることになるため、配達時に配達先が不
明となってしまうことがなくなる。
【0007】本発明の請求項3記載の販売データ処理装
置は、請求項1または2記載のものに関して、前記顧客
情報記憶手段は、買い上げ金額に応じて計算されるポイ
ントデータを顧客情報に含めて記憶することを特徴とし
ている。このように、顧客情報記憶手段は買い上げ金額
に応じて計算されるポイントデータを顧客情報に含めて
記憶するため、通信手段で通信状態にある顧客の電話番
号データを電話番号獲得手段が獲得すると、ポイントカ
ード等の顧客を特定するためのものがなくても、顧客を
自動的に特定でき、そのポイントを把握できる。
【0008】本発明の請求項4記載の販売データ処理装
置は、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関し
て、前記顧客情報記憶手段は、任意入力可能なメモ情報
データを顧客情報に含めて記憶することを特徴としてい
る。このように、顧客情報記憶手段は、任意入力可能な
メモ情報データを顧客情報に含めて記憶するため、通信
手段で通信状態にある顧客の電話番号データを電話番号
獲得手段が獲得すると、出力手段が、電話番号獲得手段
で獲得した電話番号データに対応する、メモ情報データ
を含む顧客情報を顧客情報記憶手段から読み出し該顧客
情報に関して映像表示または印字を行うことになる。よ
って、顧客からの電話がかかってくると、自動的に、該
顧客に関する電話番号、名前、住所およびメモ情報を映
像表示または印字させることになる。
【0009】本発明の請求項5記載の販売データ処理装
置は、請求項1乃至4のいずれか一項記載のものに関し
て、出前モードと店売モードとを切り換えるモード切替
手段を備え、該モード切替手段で出前モードが選択され
た場合のみ、前記出力手段が、前記電話番号獲得手段で
獲得した電話番号データに対応する顧客情報を前記顧客
情報記憶手段から読み出し該顧客情報に関して映像表示
または印字を行うことを特徴としている。このように、
モード切替手段で出前モードが選択された場合のみ、出
力手段が、電話番号獲得手段で獲得した電話番号データ
に対応する顧客情報を顧客情報記憶手段から読み出し該
顧客情報に関して映像表示または印字を行うことになる
ため、店売モード中に電話がかかってきても、電話番号
獲得手段で獲得した電話番号データに対応する顧客情報
を顧客情報記憶手段から読み出し該顧客情報に関して映
像表示または印字を行うことはない。
【0010】本発明の請求項6記載の販売データ処理装
置は、請求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関し
て、前記電話番号獲得手段で獲得した電話番号データに
対応する顧客情報が前記顧客情報記憶手段に記憶されて
いない場合に、該電話番号データと関連付けて名前デー
タおよび住所データを入力可能な入力手段を有し、前記
電話番号獲得手段で獲得した電話番号データと前記入力
手段で入力した名前データおよび住所データとを有する
顧客情報を新規登録中に該顧客情報に関して前記出力手
段に印字させる印刷キーを備えたことを特徴としてい
る。これにより、通信手段で通信状態にある顧客の電話
番号データを電話番号獲得手段が獲得しても、該獲得し
た電話番号データに対応する顧客情報が顧客情報記憶手
段に記憶されていない場合には、入力手段で該電話番号
データと関連付けて名前データおよび住所データを入力
させる。このとき、印刷キーを操作すると、電話番号、
名前および住所を、新規登録途中であっても出力手段に
印字させることができる。
【0011】本発明の請求項7記載の販売データ処理装
置は、請求項1乃至6のいずれか一項記載のものに関し
て、前記顧客情報記憶手段は、顧客の誕生日データを顧
客情報に含めて記憶するとともに、前記電話番号獲得手
段で獲得した電話番号データに対応する顧客情報を前記
顧客情報記憶手段から読み出し、該顧客情報に含まれる
誕生日データに基づいて報知を行う報知手段を具備する
ことを特徴としている。これにより、通信手段で通信状
態にある顧客の電話番号データを電話番号獲得手段が獲
得すると、報知手段が、電話番号獲得手段で獲得した電
話番号データに対応する、誕生日データを含む顧客情報
を顧客情報記憶手段から読み出し該顧客情報に含まれる
誕生日データに基づいて報知を行う。よって、顧客から
の電話がかかってきた際に、その日が該顧客の誕生日で
ある場合等には自動的に報知を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の販売データ処理装置の一
の実施の形態を図面を参照して以下に説明する。この販
売データ処理装置11は、図1に示すように、商品を表
す商品データが登録されることにより該商品データに対
応する商品の合計金額等を算出しこれを登録等させるP
OS端末12と、該POS端末12の近傍に配置される
とともに電話回線13に接続され、該電話回線13を使
用して顧客と通信可能な電話機(通信手段)14と、P
OS端末12の近傍に配置されるとともに電話回線13
に接続され、電話機14で通信状態にある顧客の電話番
号を表す電話番号データを獲得するナンバーディスプレ
イ装置(電話番号獲得手段)15とで構成されている。
【0013】図2はPOS端末12の外観を示すもので
ある。POS端末12は、オペレータにより入力操作が
行われる入力キー装置(入力手段)17と、オペレータ
に対し表示を行うとともにオペレータにより入力操作が
行われる、液晶画面を含むタッチパネル(出力手段,報
知手段)18と、顧客に対し表示を行う顧客側表示器1
9と、レシートを排出させるレシート発行口20と、カ
ードに記憶された情報を読み取るカードリーダ21と、
金銭を保管するとともに必要に応じて開いてこれを取り
出し可能とするドロア22とを有している。
【0014】入力キー装置17は、テンキー等を有して
おり、オペレータにより商品登録や精算操作の一部の入
力操作が行われるものである。タッチパネル18は、オ
ペレータから、モード切換、ファイル設定、商品登録等
の入力操作が行われるものである。顧客側表示器19
は、顧客に対して店売時の買上価格等を表示させるもの
である。レシート発行口20は、その奥に設けられた印
字部(出力手段,図3参照)23で印字されたジャーナ
ル、レシート、伝票、レポート等を外部に排出させるも
のである。カードリーダ21は、店売時に顧客の会員カ
ード等から情報を読み取るものである。ドロア22は、
店売時における精算終了時、あるいは所定の操作等によ
って開くようになっている。
【0015】図3は、POS端末12の電気的構成を示
すブロック図である。POS端末12は、上記した入力
キー装置17、タッチパネル18、顧客側表示器19、
カードリーダ21、ドロア22および印字部23の他
に、時計25と、通信部26と、これらの制御を行うC
PU(出力手段,報知手段)27と、CPU27が実行
する制御プログラム等が記憶されたROM28と、顧客
情報、注文毎の商品データおよび合計金額等を記憶させ
るRAM29とを有している。
【0016】入力キー装置17の中には、各商品にそれ
ぞれ個別に対応して与えられたプリセットキーがあり、
注文時にプリセットキーが押圧操作されると、CPU2
7は、該プリセットキーに対応する商品の商品データお
よび合計金額等をRAM29に注文毎に記憶させる。タ
ッチパネル18の中にも、図9に示すように、各商品に
それぞれ個別に対応して与えられたプリセットキー45
a〜45mがあり、注文時にプリセットキー45a〜4
5mが押圧操作されると、CPU27は、該プリセット
キー45a〜45mに対応する商品の商品データおよび
合計金額等をRAM29に記憶させる。
【0017】時計25は、カレンダ機能を有するもの
で、その時点の年月日時分を表す時計データを出力する
ようになっている。通信部26は、RS232Cインタ
ーフェースを介してナンバーディスプレイ装置15に接
続されており、該ナンバーディスプレイ装置15で獲得
され出力される、電話機14で通信状態にある顧客の電
話番号を示す電話番号データを入力させる。
【0018】RAM29のマップは、図4に示すよう
に、フラグおよびレジスタ等を記憶するためのワークエ
リア31、商品の登録を行うプリセットキーを設定記憶
するプリセットキーファイル32、顧客情報を記憶する
顧客ファイル(顧客情報記憶手段)33、商品データを
集めて記憶するPLUファイル34等のエリアからなっ
ている。
【0019】ここで、顧客ファイル33には、図5に示
すように、電話番号を表す電話番号データ、名前を表す
名前データおよび住所を表す住所データが顧客情報とし
て記憶されており、さらに、任意入力可能なコメントを
表すコメントデータ(メモ情報データ)、誕生日の月日
を表す誕生日データ、買上金額に応じて計算されるポイ
ントを表すポイントデータおよびVIP会員であるか否
かを表すVIPフラグ等のデータも顧客情報に含めて記
憶されている。このような顧客情報が、各顧客毎に記憶
されている。また、顧客データの検索は電話番号の下4
桁が一致するか否かで行う。
【0020】ポイントデータは、顧客が買い上げた額に
応じて累積的に加算されて更新記憶されるもので、後に
ポイントに応じたサービスを顧客に行うためのものであ
る。勿論、買い上げ額の累積値そのものをポイントデー
タとしてもよい。VIPフラグは、特に重要な顧客を他
の一般の顧客に対して区別するために設けられており、
VIPフラグが立てられた顧客に対しては特別なサービ
ス(例えば10%買い上げ額を値引きする等)を行う。
【0021】次に、この実施の形態のCPU27の制御
内容を以下に説明する。顧客から電話機14に対し電話
がかかってきて通信状態となると、ナンバーディスプレ
イ装置15が、顧客すなわち発信者がかけた電話番号を
表す電話番号データを獲得しこれをPOS端末12の通
信部26に出力することになる。すると、POS端末1
2のCPU27は図6に示す割込処理のプログラムを実
行する。すなわち、CPU27は、ナンバーディスプレ
イ装置15が出力する発信者電話番号データを通信部2
6に受信させ(ステップSa)、次に、受信した発信者
電話番号データをRAM29のワークエリア31の所定
のレジスタに記憶させて(ステップSb)、割込処理を
終了する。
【0022】他方、POS端末12のCPU27は、図
7に示すメインのプログラムを実行する。ここで、図7
に示すメインのプログラムは要部のみを示すものであ
り、以下このメインのプログラムの要部についてステッ
プ毎に説明する。
【0023】〔ステップS1〕タッチパネル18には、
図9に示すように、出前モードと店売モードとを切り換
え可能な「出前」キー(モード切替手段)36および
「店売」キー(モード切替手段)37が設けられてい
る。そして、「出前」キー36が押圧操作されると、出
前モードにあることを示す出前フラグをONし店売モー
ドにあることを示す店売フラグをOFFする。他方、
「店売」キー37が押圧操作されると、店売モードにあ
ることを示す店売フラグをONし出前モードにあること
を示す出前フラグをOFFする。そして、出前フラグの
ON/OFFの状況から、「出前」キー36が押圧操作
され出前モードが選択されているか否かを判断し、出前
モードが選択されている場合は、ステップS5を実行
し、出前モードが選択されていない場合は、ステップS
2を実行する。
【0024】〔ステップS2〕店売フラグのON/OF
Fの状況から、「店売」キー37が押圧操作され店売モ
ードが選択されているか否かを判断し、店売モードが選
択されている場合は、ステップS3を実行し、店売モー
ドが選択されていない場合は、ステップS4を実行す
る。
【0025】〔ステップS3〕ステップS3において、
店売モードを実行する。すなわち、来店している顧客が
会員サービスを受けるための会員カードをカードリーダ
21で読み取ったか否かを判定し、会員カードを読み取
った場合には、ステップS9を実行し、会員カードを読
み取っていない場合にはステップS13を実行する。
【0026】〔ステップS4〕出前モードも店売モード
も選択されていないため、メンテナンスモード、設定モ
ード、レポートモード等の他の処理を行ってステップS
1に戻る。
【0027】〔ステップS5〕上述した割込処理で電話
番号データの記憶が行われるRAM29のワークエリア
31の所定のレジスタに電話番号データが記憶されてい
るか否かを判断し、該所定のレジスタに電話番号データ
が記憶されている場合は該電話番号データを読み出すと
ともにステップS7を実行し、所定のレジスタに電話番
号データが記憶されていない場合はステップS6を実行
する。
【0028】〔ステップS6〕オペレータのキー入力に
基づく電話番号データの記憶が行われるRAM29のワ
ークエリア31の所定のレジスタに、電話番号データが
記憶されているか否かから、オペレータのキー入力に基
づく電話番号データの記憶が行われたか否かを判断し、
該所定のレジスタに電話番号データが記憶されている場
合は該電話番号データを読み出すとともにステップS7
を実行し、該所定のレジスタに電話番号データが記憶さ
れていない場合はステップS1に戻る。すなわち、ナン
バーディスプレイ装置15から発信者電話番号データを
獲得できなかった場合、オペレータは、電話をかけてき
た顧客から電話番号を聞いて、図8に示す映像の所定の
「電話番号」キー39を押してから電話番号を入力キー
装置17のテンキーでキー入力させることになり、CP
U27は、このキー入力に基づいて電話番号を表す電話
番号データをRAM29の所定のレジスタに記憶させる
とともにタッチパネル18上の「電話番号」キー39の
隣の所定位置に電話番号を表示させる。このため、この
レジスタに電話番号データが記憶されているか否かを判
断するのである。
【0029】〔ステップS7〕ステップS5またはステ
ップS6で読み出した電話番号データが新規なものであ
るか否かを判断し、新規なものである場合ステップS8
を実行し、新規なものでない場合ステップS9を実行す
る。ここで、電話番号データが新規なものであるか否か
の判断は、該電話番号データの下4桁のデータと下4桁
のデータが一致する電話番号データがRAM29の顧客
ファイル33に記憶されていないかいるかで行う。この
ため、新規登録の際にキー入力する電話番号は顧客によ
って市外局番等を言うか否かに拘らず言ったとおりにキ
ー入力すればよい。
【0030】〔ステップS8〕この時点で、タッチパネ
ル18は、電話番号データに基づく電話番号を表示さ
せ、氏名、住所およびコメント等の他の顧客情報は表示
しない状態とされており、ステップS8では、氏名、住
所、コメント等の他の顧客情報を新規登録させる。この
新規登録は、入力キー装置17により名前、住所、コメ
ント等の他の顧客情報を入力操作することにより行わ
れ、入力された名前、住所およびコメント等を表す名前
データ、住所データおよびコメントデータ等をRAM2
9の顧客ファイル33に、電話番号データとともに一の
顧客に対する顧客情報として登録させる。このことか
ら、入力キー装置17は、ナンバーディスプレイ装置1
5で獲得した電話番号データに対応する顧客情報が顧客
ファイル33に記憶されていない場合に、該電話番号デ
ータと関連付けて名前データおよび住所データ等を入力
可能とすることになる。
【0031】ここで、顧客情報の内、住所の一部、ある
いはコメントなど一部のデータ入力が操作される前の時
点で、タッチパネルの図8に示す「印刷」キー41が押
圧操作されると、その時点まで入力されたデータを仮登
録情報として、入力日時および入力者名とともに、印字
部23からレシート用紙に図11に示すように印刷させ
る。このことから、この「印刷」キー41は、ナンバー
ディスプレイ装置15で獲得した電話番号データと入力
キー装置17で入力した名前データおよび住所データと
を有する顧客情報の一部をRAM29の顧客ファイル3
3に記憶させる前に該顧客情報に関して印字部23に印
字を行わせることになる。その後、ステップS9を実行
する。
【0032】〔ステップS9〕RAM29の顧客ファイ
ル33から、電話番号データが一致する顧客情報を読み
出して、図9に示すように、タッチパネル18の液晶画
面に映像表示させる。以上の流れから、タッチパネル1
8は、「出前」キー36で出前モードが選択された場合
のみ、ナンバーディスプレイ装置15で獲得した電話番
号データに対応する顧客情報をRAM29の顧客ファイ
ル33から読み出し該顧客情報に関して映像表示を行わ
せることになる。なお、このステップS9においては、
タッチパネル18に映像表示させるのではなく、印字部
23でレシート用紙に印字させたり、映像表示と印字と
を組み合わせたりすることが可能である。
【0033】〔ステップS10〕映像に表示された表示
内容を確定させるか否かの判断をオペレータにより入力
させるためのタッチパネル18の「確定」キー42が押
圧操作されたか否かを判断し、「確定」キー42が押圧
操作されていない場合ステップS1に戻り、「確定」キ
ー42が押圧操作されていればステップS11を実行す
る。
【0034】〔ステップS11〕読み出した顧客情報の
うち誕生日データが、時計25から読み出した時計デー
タの月日あるいは月を表す日付データと一致するか否か
を判断し、誕生日データが日付データと一致する場合
は、ステップS12を実行し、誕生日データが日付デー
タと一致しない場合は、ステップS13を実行する。
【0035】〔ステップS12〕本日が顧客の誕生日あ
るいは誕生月であるので、その旨をブザー(報知手段)
44の音とタッチパネル18の映像表示とでオペレータ
に対し報知を行う。このことから、ブザー44およびタ
ッチパネル18は、ナンバーディスプレイ装置15で獲
得した電話番号データに対応する顧客情報をRAM29
の顧客ファイル33から読み出し、該顧客情報に含まれ
る誕生日データが読み出しを行った日の日付データと一
致している場合のみ報知を行うことになる。そして、こ
れらの報知にしたがってオペレータは、電話機14で通
信中の顧客に対し誕生日サービス(値引きあるいはプレ
ゼント等)があることを伝える。
【0036】〔ステップS13〕この時点で、タッチパ
ネル18の映像表示は、図9に示すようになっている
(ただし店売モードが選択されているときは、中央の明
暗反転表示がなされている「出前」表示が「店売」表示
になっている)。そして、プリセットキー45a〜45
mのうち、今回の注文で顧客から注文された各商品に対
応するものがオペレータにより順次押圧操作されると、
各商品データをRAM29のワークエリア31に順次記
憶させて商品登録を行うとともに、登録された全商品の
小計金額および税込みの合計金額等を計算する。そし
て、タッチパネル18の画面に、上2段に、今回の注文
で登録された各商品について、点数、品名および金額を
映像表示させ、上から3段目に、全買い上げ点数、小計
金額および税込みの合計金額を映像表示させる。
【0037】〔ステップS14〕すべての商品登録が終
了した際にオペレータにより押圧操作されるタッチパネ
ル18の「精算」キー46が押圧操作されたか否かを判
断し、「精算」キー46が押圧操作されていない場合ス
テップS13に戻り、「精算」キー46が押圧操作され
た場合ステップS15を実行する。この「精算」キー4
6の押圧操作で今回注文に対する商品登録を終了する。
【0038】〔ステップS15〕この時点で、タッチパ
ネル18の映像表示は、図10に示すようになってお
り、誕生日割引およびVIP割引があれば、図10に示
す「%引」キー47の押圧操作および入力キー装置17
からの割引率の入力、あるいは、「値引」キー48の押
圧操作および入力キー装置17からの値引額の入力が実
行されると、割引額を算出し、小計金額から割引額を差
し引いた金額に対しかかる税額および税込みの合計金額
を算出し、これらを表すデータをRAM29のPLUフ
ァイル34に商品登録された商品データと併せて記憶さ
せるとともに、図10に示すようにタッチパネル18に
映像表示させる。このとき、店売モードが選択されてい
る場合のみ、ドロア22を開作動させることになる。
【0039】〔ステップS16〕今回の注文に対する買
い上げ合計額から、今回のポイントを算出し、該ポイン
トを表すポイントデータをRAM29の顧客ファイル3
3の同じ顧客に対するポイントデータに加算して更新記
憶させる。
【0040】〔ステップS17〕印字部23において、
図12に示すように、今回の注文で登録された各商品の
点数、品名および金額と、割引がある場合その内容、割
引率および割引金額と、小計金額、税額および税込みの
合計金額と、ポイント等をレシートに印字させる。この
とき、これらに併せて、ナンバーディスプレイ装置15
で獲得した電話番号データと、該電話番号データに対応
してRAM29の顧客ファイル33から読み出した顧客
情報の名前データ、住所データおよびコメントデータと
に基づいて、電話番号、名前、住所およびコメント(図
12における「梨畑の横」の記載)をレシートに印字さ
せる。そして、出前モードであれば、このレシートを基
に商品の準備を行い、準備された商品をレシートととも
に顧客に配達する。
【0041】〔ステップS18〕今回の注文に関して使
用したワークエリア31をクリアして次の注文に備え、
ステップS1に戻る。
【0042】以上に述べた販売データ処理装置11によ
れば、顧客が注文の電話をかけると、電話機14が顧客
と通信状態となり、その結果、該通信状態にある顧客の
電話番号データをナンバーディスプレイ装置15が獲得
することになる。すると、CPU27が、ナンバーディ
スプレイ装置15で獲得した電話番号データに対応する
顧客情報をRAM29の顧客ファイル33から読み出し
該顧客情報に関してタッチパネル18により映像表示を
行わせる(または印字部23で印字させる)ことにな
る。よって、すでに顧客情報が記憶されている場合に
は、顧客からの電話がかかってくると、自動的に、該顧
客に関する少なくとも電話番号、名前および住所が映像
表示(または印字)されることになるため、オペレータ
は電話番号すら顧客から聞く必要がなくなり、これを手
入力させる必要もなくなる。したがって、注文に要する
時間のさらなる短縮化が図れるとともに、入力ミスに起
因する誤った顧客情報の読み出しを防止することができ
る。
【0043】また、電話機14で通信状態にある顧客の
電話番号データをナンバーディスプレイ装置15が獲得
すると、CPU27は、該獲得した電話番号データに対
応する顧客情報をRAM29の顧客ファイル33から読
み出し、印字部23に対し、該顧客情報から名前および
住所を、登録された商品データに対応する商品の合計金
額を印字するレシートに該合計金額と併せて印字させる
ことになる。よって、すでに顧客情報が記憶されている
場合には、顧客からの電話がかかってくると、顧客情報
のうち名前および住所すなわち配達に必要な情報を、顧
客に配達する際に持参するレシートに自動的に印字させ
ることになるため、配達時に配達先が不明となってしま
うことがなくなる。したがって、配達を短時間で確実に
行うことができる。
【0044】さらに、RAM29の顧客ファイル33
は、商品データの登録に応じて計算されるポイントデー
タを顧客情報に含めて記憶するため、電話機14で通信
状態にある顧客の電話番号データをナンバーディスプレ
イ装置15が獲得すると、ポイントカード等の顧客を特
定するためのものがなくても、顧客を自動的に特定で
き、そのポイントを把握できる。したがって、ポイント
加算等を正しい顧客に確実に行うことができる。
【0045】加えて、RAM29の顧客ファイル33
は、任意入力可能なコメントデータを顧客情報に含めて
記憶するため、電話機14で通信状態にある顧客の電話
番号データをナンバーディスプレイ装置15が獲得する
と、CPU27が、該獲得した電話番号データに対応す
る、コメントデータを含む顧客情報をRAM29の顧客
ファイル33から読み出し該顧客情報に関してタッチパ
ネル18に映像表示させる(または印字部23で印字さ
せる)ことになる。よって、顧客からの電話がかかって
くると、自動的に、該顧客に関する電話番号、名前、住
所およびメモ情報を映像表示(または印字)させること
になる。したがって、コメントデータとして例えば配達
の際の目印等の参考情報を記憶させておけば、配達を円
滑に行うことが可能となり配達時間の短縮化が図れる。
【0046】また、「出前」キー36で出前モードが選
択された場合のみ、CPU27が、ナンバーディスプレ
イ装置15で獲得した電話番号データに対応する顧客情
報をRAM29の顧客ファイル33から読み出し該顧客
情報に関して、タッチパネル18により映像表示させ
(または印字部23で印字させる)ことになり、店売モ
ード中に電話がかかってきても、ナンバーディスプレイ
装置15で獲得した電話番号データに対応する顧客情報
をRAM29の顧客ファイル33から読み出し該顧客情
報に関して、タッチパネル18により映像表示させる
(または印字部23で印字させる)ことはない。したが
って、店売モード中に電話がかかってきても、データが
混同することがないので、出前および店売の両方の運用
が問題なく可能となる。
【0047】さらに、電話機14で通信状態にある顧客
の電話番号データをナンバーディスプレイ装置15が獲
得しても、該獲得した電話番号データに対応する顧客情
報がRAM29の顧客ファイル33に記憶されていない
場合には、入力キー装置17で該電話番号データと関連
付けて名前データおよび住所データを入力させる。この
とき、「印刷」キー41を操作すると、電話番号、名前
および住所を、新規にRAM29の顧客ファイル33に
すべての項目を入力して記憶させる前であっても仮登録
の情報として印字部23で紙面に印字させることができ
る。したがって、注文を受けている際に時間的余裕がな
い場合は、配達先がわかればよい程度の仮の顧客情報を
入力し、これを「印刷」キー41の操作で印字させてお
いて、後に、設定モードにして、この印字内容に基づい
て仮の顧客情報を読み出して正規のものに修正すること
が容易にできる。
【0048】加えて、電話機14で通信状態にある顧客
の電話番号データをナンバーデイスプレイ装置15が獲
得すると、CPU27は、該獲得した電話番号データに
対応する、誕生日データを含む顧客情報をRAM29の
顧客ファイル33から読み出し該顧客情報に含まれる誕
生日データが読み出しを行った日の日付データと一致し
ている場合に、タッチパネル18およびブザー44で報
知させる。よって、顧客からの電話がかかってきた際
に、その日が該顧客の誕生日である場合には自動的に報
知を行うことができる。したがって、誕生日サービスを
忘れてしまうことがなく、確実に誕生日サービスを行う
ことができる。
【0049】なお、以上の実施の形態において、顧客フ
ァイル33は、一つのファイルで構成するものに限ら
ず、複数のファイルに分割したり、顧客情報を記憶およ
び読み出し可能なものであれば、どのような構成であっ
てもよい。しかも、検索は下4桁に限らず、下から必要
な所定の桁数で行ってもよい。また、上記の実施の形態
は、出前と店売の両方の運用を可能としたが、これに限
らず、出前専用とすることも可能である。さらに、電話
注文をしておき、後で顧客が来店するあるいは送る(郵
送、宅急便等)ような運用も可能である。
【0050】加えて、POS端末12とナンバーディス
プレイ装置15と電話機14とを一体とした装置にする
ことも可能である。さらに、新規登録の際の住所データ
の入力は、配達地域が比較的狭い、料理(ピザ、そば
等)を配達する店においては、地域名のリストをタッチ
パネル18に画面表示させ、その中から選択させて、番
地等をキー入力で行えるようにすれば、操作性をさらに
向上させることができる。
【0051】また、レシートへの印字内容のうちの「コ
メント」については、店売の場合は不要であるため、出
前モードのときのみ印字させるようにしてもよい。さら
に、店のコンピュータと顧客のパソコンとをパソコン通
信できるように構成し、オペレータを介することなく注
文ができるようにする場合でも、上記を適用すれば、顧
客の特定が発信者電話番号で行えるので安全な無人受注
システムが実現可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の販売データ処理装置によれば、顧客が注文の電話
をかけると、通信手段が顧客と通信状態となり、該通信
状態にある顧客の電話番号データを電話番号獲得手段が
獲得する。すると、出力手段が、電話番号獲得手段で獲
得した電話番号データに対応する顧客情報を顧客情報記
憶手段から読み出し該顧客情報に関して映像表示または
印字を行うことになる。よって、顧客からの電話がかか
ってくると、自動的に、該顧客に関する少なくとも電話
番号、名前および住所が映像表示または印字されること
になるため、オペレータは電話番号すら顧客から聞く必
要がなくなり、これを手入力させる必要もなくなる。し
たがって、注文に要する時間のさらなる短縮化が図れる
とともに、入力ミスに起因する誤った顧客情報の読み出
しを防止することができる。
【0053】本発明の請求項2記載の販売データ処理装
置によれば、通信手段で通信状態にある顧客の電話番号
データを電話番号獲得手段が獲得すると、出力手段が、
電話番号獲得手段で獲得した電話番号データに対応する
顧客情報を顧客情報記憶手段から読み出し、該顧客情報
から名前および住所を、登録された商品データに対応す
る商品の合計金額を印字するレシートに該合計金額と併
せて印字させることになる。よって、顧客からの電話が
かかってくると、顧客情報のうち名前および住所すなわ
ち配達に必要な情報を、顧客に配達する際に持参するレ
シートに自動的に印字させることになるため、配達時に
配達先が不明となってしまうことがなくなる。したがっ
て、配達を短時間で確実に行うことができる。
【0054】本発明の請求項3記載の販売データ処理装
置によれば、顧客情報記憶手段は買い上げ金額に応じて
計算されるポイントデータを顧客情報に含めて記憶する
ため、通信手段で通信状態にある顧客の電話番号データ
を電話番号獲得手段が獲得すると、ポイントカード等の
顧客を特定するためのものがなくても、顧客を自動的に
特定でき、そのポイントも把握できる。したがって、ポ
イント加算等を正しい顧客に確実に行うことができる。
【0055】本発明の請求項4記載の販売データ処理装
置によれば、顧客情報記憶手段は、任意入力可能なメモ
情報データを顧客情報に含めて記憶するため、通信手段
で通信状態にある顧客の電話番号データを電話番号獲得
手段が獲得すると、出力手段が、電話番号獲得手段で獲
得した電話番号データに対応する、メモ情報データを含
む顧客情報を顧客情報記憶手段から読み出し該顧客情報
に関して映像表示または印字を行うことになる。よっ
て、顧客からの電話がかかってくると、自動的に、該顧
客に関する電話番号、名前、住所およびメモ情報を映像
表示または印字させることになる。したがって、メモ情
報データとして例えば配達の際の目印等の参考情報を記
憶させておけば、配達を円滑に行うことが可能となり配
達時間の短縮化が図れる。
【0056】本発明の請求項5記載の販売データ処理装
置によれば、モード切替手段で出前モードが選択された
場合のみ、出力手段が、電話番号獲得手段で獲得した電
話番号データに対応する顧客情報を顧客情報記憶手段か
ら読み出し該顧客情報に関して映像表示または印字を行
うことになるため、店売モード中に電話がかかってきて
も、電話番号獲得手段で獲得した電話番号データに対応
する顧客情報を顧客情報記憶手段から読み出し該顧客情
報に関して映像表示または印字を行うことはない。した
がって、店売モード中に電話がかかってきても、データ
が混同することがないので、出前および店売の両方の運
用が問題なく可能となる。
【0057】本発明の請求項6記載の販売データ処理装
置によれば、通信手段で通信状態にある顧客の電話番号
データを電話番号獲得手段が獲得しても、該獲得した電
話番号データに対応する顧客情報が顧客情報記憶手段に
記憶されていない場合には、入力手段で該電話番号デー
タと関連付けて名前データおよび住所データを入力させ
る。このとき、印刷キーを操作すると、電話番号、名前
および住所を、新規登録途中であっても出力手段に印字
させることができる。したがって、注文を受けている際
に時間的余裕がない場合は、配達先がわかればよい程度
の仮の顧客情報を入力し、これを印刷キーの操作で印字
させておいて、後に、設定モードにして、この印字内容
に基づいて仮の顧客情報を読み出して正規のものに修正
することが容易にできる。
【0058】本発明の請求項7記載の販売データ処理装
置によれば、通信手段で通信状態にある顧客の電話番号
データを電話番号獲得手段が獲得すると、報知手段が、
電話番号獲得手段で獲得した電話番号データに対応す
る、誕生日データを含む顧客情報を顧客情報記憶手段か
ら読み出し該顧客情報に含まれる誕生日データが読み出
しを行った日の日付データと一致している場合に報知を
行う。よって、顧客からの電話がかかってきた際に、そ
の日が該顧客の誕生日あるいは誕生月である場合には自
動的に報知を行うことができる。したがって、誕生日サ
ービスを忘れてしまうことがなく、確実に誕生日サービ
スを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態の全体構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態のPOS端末を示す(a)正面図と(b)側面図。
【図3】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態のPOS端末等を示すブロック図。
【図4】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態のRAMのマップ図。
【図5】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態のRAMの顧客ファイルの模式図。
【図6】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態の割込処理のプログラムを示すフローチャート。
【図7】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態のメインプログラムを示すフローチャート。
【図8】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態のタッチパネルの映像表示の一例を示す図。
【図9】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の形
態のタッチパネルの映像表示の別の例を示す図。
【図10】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の
形態のタッチパネルの映像表示のさらに別の例を示す
図。
【図11】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の
形態の印字部の印字の一例を示す図。
【図12】 本発明の販売データ処理装置の一の実施の
形態の印字部の印字の別の例を示す図。
【符号の説明】
11 販売データ処理装置 13 電話回線 14 電話機(通信手段) 15 ナンバーディスプレイ装置(電話番号獲得手段) 17 入力キー装置(入力手段) 18 タッチパネル(出力手段,報知手段) 23 印字部(出力手段) 27 CPU(出力手段,報知手段) 33 顧客ファイル(顧客情報記憶手段) 36 「出前」キー(モード切替手段) 37 「店売」キー(モード切替手段) 41 「印刷」キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 CA07 CB02 CC06 CD04 CE06 EA01 5B049 BB33 BB55 CC02 DD01 DD04 EE05 EE23 EE28 FF02 FF03 FF04 FF08 GG01 GG02 GG05 9A001 JJ56 JJ58

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品データが登録されることにより該商
    品データに対応する商品の合計金額を算出する販売デー
    タ処理装置において、 少なくとも電話番号データ、名前データおよび住所デー
    タを有する顧客情報を顧客毎に記憶する顧客情報記憶手
    段と、 電話回線に接続され該電話回線を使用して顧客と通信可
    能な通信手段と、 該通信手段で通信状態にある顧客の電話番号データを獲
    得する電話番号獲得手段と、 該電話番号獲得手段で獲得した電話番号データに対応す
    る顧客情報を前記顧客情報記憶手段から読み出し該顧客
    情報に関して映像表示または印字を行う出力手段と、を
    具備することを特徴とする販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記電話番号獲得手段
    で獲得した電話番号データに対応する顧客情報を前記顧
    客情報記憶手段から読み出し、該顧客情報から名前およ
    び住所を、登録された商品データに対応する商品の合計
    金額を印字するレシートに該合計金額と併せて印字する
    ことを特徴とする請求項1記載の販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記顧客情報記憶手段は、買い上げ金額
    に応じて計算されるポイントデータを顧客情報に含めて
    記憶することを特徴とする請求項1または2記載の販売
    データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記顧客情報記憶手段は、任意入力可能
    なメモ情報データを顧客情報に含めて記憶することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の販売デー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】 出前モードと店売モードとを切り換える
    モード切替手段を備え、 該モード切替手段で出前モードが選択された場合のみ、
    前記出力手段が、前記電話番号獲得手段で獲得した電話
    番号データに対応する顧客情報を前記顧客情報記憶手段
    から読み出し該顧客情報に関して映像表示または印字を
    行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記
    載の販売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記電話番号獲得手段で獲得した電話番
    号データに対応する顧客情報が前記顧客情報記憶手段に
    記憶されていない場合に、該電話番号データと関連付け
    て名前データおよび住所データを入力可能な入力手段を
    有し、 前記電話番号獲得手段で獲得した電話番号データと前記
    入力手段で入力した名前データおよび住所データとを有
    する顧客情報を新規登録中に該顧客情報に関して前記出
    力手段に印字させる印刷キーを備えたことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか一項記載の販売データ処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記顧客情報記憶手段は、顧客の誕生日
    データを顧客情報に含めて記憶するとともに、 前記電話番号獲得手段で獲得した電話番号データに対応
    する顧客情報を前記顧客情報記憶手段から読み出し、該
    顧客情報に含まれる誕生日データに基づいて報知を行う
    報知手段を具備することを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか一項記載の販売データ処理装置。
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