JP2003120250A - ブリーザ装置 - Google Patents

ブリーザ装置

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JP2003120250A JP2001322460A JP2001322460A JP2003120250A JP 2003120250 A JP2003120250 A JP 2003120250A JP 2001322460 A JP2001322460 A JP 2001322460A JP 2001322460 A JP2001322460 A JP 2001322460A JP 2003120250 A JP2003120250 A JP 2003120250A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブローバイガスからのオイルの回収量
を多くすると共にエンジン設計上の制約を増大させない
ようにしてレイアウト性を向上する 【解決手段】 ヘッドカバー3によりブリーザチャン
バ6を形成し、ブリーザチャンバに連通するサイクロン
7を設け、ブリーザチャンバに連通する第1オイル排出
路13と、サイクロンに連通する第2オイル排出路14
とを設け、両オイル排出路13・14を連通路15で集
合する。連通路にオイル溜部15aを設け、あふれ出た
オイルをオイル戻し通路16を介してオイルパン4に戻
す。第2オイル排出路をオイル溜部の油中に開口させ
る。オイルパンへのオイル戻し通路を1本にすることが
できるため、ブリーザ装置を設けることによるエンジン
設計上の制約に影響を及ぼさないようにして、エンジン
各部位のレイアウトの自由度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブリーザ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンには、クランクケース
内に入ったブローバイガスを吸気系に戻すことにより未
燃ガスを排出しないようにするためのブリーザ装置が設
けられており、例えば実公平8−5298号公報に開示
されている。
【0003】また、ブリーザチャンバやサイクロン(遠
心力分離装置)など複数のデバイスにより構成されたブ
リーザ装置があり、その一例を模式的に図3に示す。そ
の図におけるエンジン1にあっては、シリンダヘッド及
びシリンダブロックを一体にして示したエンジン本体2
と、その上部に組み付けられたヘッドカバー3と、下部
に組み付けられたオイルパン4とが示されている。ヘッ
ドカバー3によりブリーザチャンバ6が形成され、その
ブリーザチャンバ6に連なるようにサイクロン7が設け
られている。ブリーザチャンバ6とサイクロン7とは、
サイクロン7に設けられた側方突出管8を介して互いに
連通している。
【0004】エンジン本体2の下部に形成されているク
ランクケース11内には、ピストン5とシリンダの壁面
との間から図の矢印Aに示されるように漏れ出たブロー
バイガスが存在している。クランクケース11内とブリ
ーザチャンバ6内とがブリーザ通路12を介して互いに
連通しており、クランクケース11内のブローバイガス
が、図3の矢印Bに示されるように、ブリーザ通路12
を介してブリーザチャンバ6内に送られる。
【0005】ブリーザチャンバ6内に入ったブローバイ
ガスは、図3の矢印Cに示されるように、ブリーザチャ
ンバ6内を通過し、側方突出管8を介してサイクロン7
内に入る。ブリーザチャンバ6内を通過する間に大粒の
オイルが分離され、サイクロン7では、その中で生じる
渦流による遠心力で、小粒のオイルが分離される。この
ようにしてオイルを分離されたブローバイガスが、サイ
クロン7の上部に設けられたブリーザ出口管9から図示
されない圧力制御弁を介して吸気系のエアクリーナに戻
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した複数のデバイ
スを用いたブリーザ装置にあっては、各デバイス毎にブ
ローバイガスからオイルを分離することから、それぞれ
オイルをオイルパン4に戻すための通路を設けている。
図3に示したものでは、ブリーザチャンバ6の底面に開
口し、その開口からオイルパン4に溜められている油中
に至るオイルチャンバ用油戻し通路31が設けられてい
ると共に、サイクロン7の底部に開口し、その開口から
オイルパン4内の油中に至るサイクロン用油戻し通路3
2が設けられている。なお、各油戻し通路31・32
は、エンジン本体2に設けた孔や、パイプにより形成さ
れている。
【0007】複数のデバイスを設けることにより、ブロ
ーバイガスからより細かな粒状のオイルまで分離して回
収することができるが、図示例のように各デバイス毎に
油戻し通路31・32を設けると、エンジン設計上の制
約が増え、レイアウト性が悪化するという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
て、ブローバイガスからのオイルの回収量を多くすると
共にエンジン設計上の制約を増大させないようにしてレ
イアウト性を向上することを実現するために、本発明に
於いては、ブリーザチャンバ(6)と、前記ブリーザチ
ャンバ(6)に連設された遠心力分離装置(7)を備え
たブリーザ装置において、前記ブリーザチャンバ(6)
内のオイルをオイルパン(4)油中に排出するための第
1オイル排出路(13)と、前記遠心力分離装置(7)
内のオイルを排出するための第2オイル排出路(14)
と、前記第1オイル排出路(13)に前記第2オイル排
出路(14)を連通させる連通路(15)とを有し、前
記ブリーザチャンバ内のブローバイガスが前記連通路
(15)と前記第2オイル排出路(14)とを介して前
記遠心力分離装置(7)内に入ることを防止するべく、
前記連通路(15)にブローバイガス逆流防止手段(7
b・15a)を設けたものとした。
【0009】これによれば、ブリーザ装置に複数のデバ
イスとしてブリーザチャンバ及び遠心力分離装置(サイ
クロン)を設けることにより、ブローバイガスからのオ
イル回収量を多くすることができる共に、それらにより
回収したオイルをオイルパンに戻す経路を、連通路でま
とめてから1本のオイル戻し通路で戻すことから、エン
ジン設計上の制約が増大せず、その結果エンジンレイア
ウト性が向上する。なお、ここで、「ブローバイガス逆
流防止手段」とは、ブリーザチャンバから両オイル排出
路を介して遠心力分離装置へブローバイガスが逆流する
ことにより、遠心力分離装置の本来の遠心分離効果の機
能が阻害されることを防止するためのものを意味する。
【0010】特に、前記ブローバイガス逆流防止手段
(7b・15a)は前記連通路(15)に設けられたオ
イル溜部(15a)を有し、前記第2オイル排出路(1
4)が前記オイル溜部(15a)に溜められた油中に開
口すると良い。これによれば、両オイル排出路の連通路
にオイル溜部を設け、そのオイル溜部の油中に第2オイ
ル排出路を開口させるという簡単な構造で、上記遠心力
分離装置の本来の遠心分離効果の機能が阻害されること
を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明が適用されたブリーザ装置
を有するエンジンを示す模式図である。ブリーザ装置
は、自動車用エンジン(ガソリン及びディーゼルエンジ
ン)において、ブローバイガスを吸気系に戻して還流す
る時にブローバイガス中に含まれているオイルを分離す
るものである。
【0013】図示例のエンジン1におけるシリンダヘッ
ド及びシリンダブロックからなるエンジン本体2と、ヘ
ッドカバー3と、オイルパン4と、ピストン5とは従来
例の図3と同じであって良く、その詳しい説明を省略す
る。ヘッドカバー3内にブリーザチャンバ6が形成さ
れ、そのブリーザチャンバ6に連なるように遠心力分離
装置としてのサイクロン7が設けられている。
【0014】サイクロン7には、ブリーザチャンバ6と
サイクロン7とを連通する連通路を形成する側方突出管
8が、サイクロン7からブリーザチャンバ6内に向けて
突設されている。また、サイクロン7の上部には、図示
されない圧力制御弁及びエアクリーナに連通するブリー
ザ出口管9が、サイクロン7の天板を貫通するように設
けられている。
【0015】エンジン本体2には、その下部に形成され
ているクランク室11からブリーザチャンバ6に至るブ
リーザ通路12が設けられている。ピストン5とシリン
ダの壁面との間から図の矢印Aに示されるようにクラン
ク室11に吹き出すブローバイガスが、ブリーザ通路1
2を介して図の矢印Bに示されるようにブリーザチャン
バ6内に入り込む。
【0016】ブリーザチャンバ6内のブローバイガス
は、図の矢印Cに示されるように、ブリーザチャンバ6
内を通過し、連通路8を介してサイクロン7内に入る。
ブリーザチャンバ6内をブローバイガスが通過する時に
は、ブローバイガスに含まれている大粒のオイルが落下
して分離される。
【0017】サイクロン7は、図に示されるように逆円
錐形(じょうご形)の部屋7aを有し、サイクロン7内
に入ったブローバイガスが図の矢印Dに示されるように
ブリーザ出口管9から外部に出ていく流れにより、部屋
7a内では渦流が生じ、遠心力によりブローバイガスか
ら粒子状のオイルを除去するものである。これにより、
サイクロン7では、ブリーザチャンバ6内で分離できな
かった小粒のオイルをブローバイガスから分離すること
ができる。
【0018】そして、ブリーザチャンバ6の底に溜まっ
たオイルをオイルパン4に戻すために、ブリーザチャン
バ6の底面に開口する第1オイル排出路13がエンジン
本体2に形成されている。この第1オイル排出路13
は、図示例ではエンジン本体2に孔を形成して設けた
が、他の部材からなるパイプなどで形成されても良い。
【0019】サイクロン7では、その部屋7aがじょう
ご形をしていることから、その底部にオイルが溜まる。
その溜まったオイルをオイルパン4に戻すために、サイ
クロン7の下部から下方に向けて延出するパイプ状延出
部7bが形成されており、そのパイプ状延出部7bによ
り第2オイル排出路14が形成されている。この第2オ
イル排出路14も、他の部材からなるパイプなどで形成
されても良い。
【0020】両オイル排出路13・14の下端は、図に
示されるように1つの部屋からなる連通路15に開口し
ている。これにより、第1オイル排出路13に第2オイ
ル排出路14を連通路15を介して連通させている。こ
の連通路15には、両オイル排出路13・14から滴下
してくるオイルを溜めることができるオイル溜部15a
が設けられている。そして、オイル溜部15aからあふ
れ出るオイルをオイルパン4に戻すために、連通路15
の上部に開口するオイル戻し通路16が、図示例ではエ
ンジン本体2に形成した孔と、その孔に連通するパイプ
とにより形成されている。
【0021】このようにして構成されたブリーザ装置に
あっては、ブリーザチャンバ6で分離したオイルが、第
1オイル排出路13を介して、図の波線の矢印Eに示さ
れるように連通路15内に落下する。また、サイクロン
7で分離したオイルが、第2オイル排出路14を介し
て、図の波線の矢印Fに示されるように連通路15に向
けて落下する。それら落下したオイルがオイル溜部15
aに溜められる。そして、オイル溜部15aがオイルで
満杯になるとオイルがあふれ出て、オイル戻し通路16
を介して、図の矢印Gに示されるようにオイルパン4に
オイルが戻される。
【0022】なお、吸気側負圧によるブローバイガスの
流れによりサイクロン7の圧力損失がブリーザチャンバ
6よりも大きいことから、単に両排出路13・14を1
本化しただけではブリーザチャンバ6内のブローバイガ
スが両排出路13・14を介してサイクロン7に入って
しまい、それによりサイクロン7内に流入するブローバ
イガスの流速が低下して遠心分離効果が低下してしま
う。
【0023】それに対して、図示例では、ブローバイガ
ス逆流防止手段として、第2オイル排出路14を形成す
るサイクロン7の管状部の下端がオイル溜部15aに溜
められたオイル中に没入するように設けられている。ま
た、オイルパン4に対するサイクロン7の圧力損失によ
り、図に示されるように、オイル溜部15aのオイルが
差圧に応じて第2オイル排出路14を上昇する。したが
って、両オイル排出路13・14間がオイルにより遮断
されるため、上記したブリーザチャンバ6からサイクロ
ン7へのブローバイガスの逆流を防止することができ、
サイクロン7の本来の遠心分離効果の機能が阻害される
ことがない。
【0024】また、オイル戻し通路16の下端もオイル
パン4の油中に開口するようにされている。これによ
り、オイルパン4に対するブリーザチャンバ6の圧力損
失によりオイルパン4のオイルがオイル戻し通路16を
上昇し、ブリーザチャンバ6内とオイルパン4内とがオ
イルにより遮断され、オイル戻し通路16を介してブリ
ーザチャンバ6内にブローバイガスが入り込むことがな
い。
【0025】このようにして、両オイル排出路13・1
4を1つにまとめて、オイルをオイルパン4に戻すオイ
ル戻し通路16を1本にすることができるため、ブリー
ザ装置を設けることによるエンジン設計上の制約に影響
を及ぼさないようにして、エンジン各部位のレイアウト
の自由度を向上することができる。
【0026】なお、両オイル排出路13・14と連通路
15とのレイアウトは上記したものに限定されない。例
えば、第1オイル排出路13を図1の想像線に示される
ようにオイル戻し通路16と一本化し、その途中に連通
路15を接続するようにしても良い。
【0027】また、上記図示例では連通路15をエンジ
ン本体2(例えばシリンダヘッドまたはシリンダブロッ
ク)に設けたが、その場所を限定するものではない。例
えば図2に示されるようにヘッドカバー3内に連通路1
7を設けることができる。なお、図2において、図1と
同様の部分については同一の符号を付してその詳しい説
明を省略する。
【0028】図2のものにあっては、ヘッドカバー3内
に、その上下方向中間部にブリーザプレート18が設け
られている。ヘッドカバー3内のブリーザプレート18
に区切られた上側にサイクロン7と一体をなす側方突出
管8が開口している。ブリーザプレート18に第1排出
パイプ19の上端が接続されており、その第1排出パイ
プ19により第1オイル排出路13が形成されている。
【0029】ヘッドカバー3内であって、シリンダヘッ
ドの上面に、全面を閉じた箱状のオイル溜ケース20が
設けられている。そのオイル溜ケース20の天板部に第
1排出パイプ19の下端が接続されていると共に、サイ
クロン7の下部から下方に向けて延出形成されたパイプ
状延出部7aがオイル溜ケース20の天板部を貫通して
設けられている。また、オイル溜ケース20の側壁部に
は、その上部にオイル戻しパイプ21の一端(上端)が
接続されており、オイル戻しパイプ21の他端(下端)
は、上記図示例と同様に図示されないオイルパンの油中
に没入するようにされている。
【0030】この図示例のブリーザ装置にあっても、上
記したものと同様に、ブリーザチャンバ6内をブローバ
イガスが通過する時に大粒のオイルが分離してブリーザ
プレート18上に落下する。そのようにしてブリーザプ
レート18上に溜められたオイルは第1オイル排出路1
3を介してオイル溜ケース20内に落下する。また、サ
イクロン7で分離された小粒のオイルが、第2オイル排
出路14を介してオイル溜ケース20内に溜められる。
オイル溜ケース20内には、オイル戻しパイプ21の開
口までオイルが溜められ、それ以上のあふれ出たオイル
がオイル戻し通路16を介してオイルパンに戻される。
【0031】このブリーザ装置にあっても、オイル戻し
通路16が1本であり、上記同様の効果を奏し得る。ま
た、エンジン本体2側にオイル溜ケース20を設けない
ことから、エンジン本体2側の設計変更をすることな
く、ブリーザチャンバ及びサイクロンを用いたブリーザ
装置を設けることができ、汎用性が高い。なお、図示例
ではサイクロン7(遠心力分離装置)とブリーザチャン
バ6とを別部材で構成したが、それらを別部材にする必
要はなく、一体に設けたものであっても良い。
【0032】
【発明の効果】このように本発明によれば、オイルパン
へのオイル戻し通路を1本にすることができるため、ブ
リーザ装置を設けることによるエンジン設計上の制約に
影響を及ぼさないようにして、エンジン各部位のレイア
ウトの自由度を向上することができる。また、各デバイ
ス(例えばブリーザチャンバとサイクロン)から別々に
オイル戻し通路をオイルパンまで設ける必要がないこと
から、ブリーザ装置の製造コストや重量を低減すること
ができる。
【0033】特に、両オイル排出路の連通路にオイル溜
部を設け、そのオイル溜部の油中に第2オイル排出路を
開口させるという簡単な構造で、遠心力分離装置の本来
の遠心分離効果の機能が阻害されることを防止すること
ができ、上記低コスト及び軽量化を容易に向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたブリーザ装置を有するエン
ジンを示す模式図。
【図2】本発明に基づく第2の例としてヘッドカバーを
示す模式図。
【図3】従来のブリーザ装置を有するエンジンを示す模
式図。
【符号の説明】
4 オイルパン 6 ブリーザチャンバ 7 サイクロン(遠心力分離装置) 7b パイプ状延出部(ブローバイガス逆流防止手段) 13 第1オイル排出路 14 第2オイル排出路 15・17 連通路 16 オイル戻し通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 晃 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G015 BD25 BE11 BE13 BF05 BF08 CA05 DA04 DA10 EA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリーザチャンバと、前記ブリーザチャ
    ンバに連設された遠心力分離装置を備えたブリーザ装置
    において、 前記ブリーザチャンバ内のオイルをオイルパン油中に排
    出するための第1オイル排出路と、前記遠心力分離装置
    内のオイルを排出するための第2オイル排出路と、前記
    第1オイル排出路に前記第2オイル排出路を連通させる
    連通路とを有し、 前記ブリーザチャンバ内のブローバイガスが前記連通路
    と前記第2オイル排出路とを介して前記遠心力分離装置
    内に入ることを防止するべく、前記連通路にブローバイ
    ガス逆流防止手段を設けたことを特徴とするブリーザ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ブローバイガス逆流防止手段は前記
    連通路に設けられたオイル溜部を有し、前記第2オイル
    排出路が前記オイル溜部に溜められた油中に開口するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のブリーザ装置。
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