JP2003120162A - 穿孔機のロッドサポート - Google Patents
穿孔機のロッドサポートInfo
- Publication number
- JP2003120162A JP2003120162A JP2001315539A JP2001315539A JP2003120162A JP 2003120162 A JP2003120162 A JP 2003120162A JP 2001315539 A JP2001315539 A JP 2001315539A JP 2001315539 A JP2001315539 A JP 2001315539A JP 2003120162 A JP2003120162 A JP 2003120162A
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- support body
- rod
- rotary head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロッドサポートのコストを低減し、サポート
体の作動を確実にし、不作動による破損を防止できるよ
うにする。 【解決手段】 ロッド支持用のサポート体16をマスト
2上で支持位置から回避位置まで回動可能に枢支した穿
孔機のロッドサポート10において、サポート体16に
所定角度でキッカーアーム19を設け、ロータリーヘッ
ドを前後に移動させる送り装置のフィードチェーン14
の途中に、ロータリーヘッドの後退時にキッカーアーム
19と当接してサポート体16を支持位置側に回動さ
せ、ロータリーヘッドの前進時にサポート体16と当接
してサポート体16を回避位置側に回動させるキッカー
20を設ける。
体の作動を確実にし、不作動による破損を防止できるよ
うにする。 【解決手段】 ロッド支持用のサポート体16をマスト
2上で支持位置から回避位置まで回動可能に枢支した穿
孔機のロッドサポート10において、サポート体16に
所定角度でキッカーアーム19を設け、ロータリーヘッ
ドを前後に移動させる送り装置のフィードチェーン14
の途中に、ロータリーヘッドの後退時にキッカーアーム
19と当接してサポート体16を支持位置側に回動さ
せ、ロータリーヘッドの前進時にサポート体16と当接
してサポート体16を回避位置側に回動させるキッカー
20を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採石場、鉱山、土
木工事の現場等で使用される、ダウンザホールドリル、
クローラドリル等の穿孔機において、ロッド継ぎ足しの
際にマスト上でロッドを支持するロッドサポートに関す
る。
木工事の現場等で使用される、ダウンザホールドリル、
クローラドリル等の穿孔機において、ロッド継ぎ足しの
際にマスト上でロッドを支持するロッドサポートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】マストにロータリーヘッドを搭載したダ
ウンザホールドリルや、さく岩機を搭載したクローラド
リル等の穿孔機は、岩盤に長孔を穿孔する場合、ロッド
の継ぎ足しを行うが、このとき、ロッドを支持するた
め、図8〜図10に示すようなロッドサポートが用いら
れている。
ウンザホールドリルや、さく岩機を搭載したクローラド
リル等の穿孔機は、岩盤に長孔を穿孔する場合、ロッド
の継ぎ足しを行うが、このとき、ロッドを支持するた
め、図8〜図10に示すようなロッドサポートが用いら
れている。
【0003】このロッドサポート80は、先端にサポー
ト片15を取り付けたサポート体16が、マスト2上
に、垂直な支持位置から水平な回避位置まで回動可能に
枢支されており、ロッド5の継ぎ足しを行うときにはサ
ポート体16を支持位置に起立させてロッド5を支持
し、穿孔中はサポート体16を回避位置まで倒してロー
タリーヘッドがマスト2上で移動するのを妨げないよう
にする。
ト片15を取り付けたサポート体16が、マスト2上
に、垂直な支持位置から水平な回避位置まで回動可能に
枢支されており、ロッド5の継ぎ足しを行うときにはサ
ポート体16を支持位置に起立させてロッド5を支持
し、穿孔中はサポート体16を回避位置まで倒してロー
タリーヘッドがマスト2上で移動するのを妨げないよう
にする。
【0004】手動でサポート体16を支持位置まで起立
させたり、回避位置まで倒す作業は面倒であり、サポー
ト体16を回避させるのを忘れると破損を生じるおそれ
がある。このため、ロッドサポート80では、マスト2
とサポート体16との間に油圧シリンダ81を取り付
け、油圧シリンダ81を伸縮させることにより、サポー
ト体16を回動させるように構成している。
させたり、回避位置まで倒す作業は面倒であり、サポー
ト体16を回避させるのを忘れると破損を生じるおそれ
がある。このため、ロッドサポート80では、マスト2
とサポート体16との間に油圧シリンダ81を取り付
け、油圧シリンダ81を伸縮させることにより、サポー
ト体16を回動させるように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロッド
サポート80を油圧シリンダ81で作動させるために
は、油圧シリンダ81に加えて、制御弁、スイッチ等の
付属機器が必要であり、また、ロータリーヘッドの前後
の移動に合わせて自動又は半自動でサポート体16を回
動させるためには、センサーやシーケンス回路も必要に
なるので、コストが高くなる。しかも、センサーや回路
の故障、断線等により不作動となる可能性もあり、この
場合には破損を生じるおそれがある。
サポート80を油圧シリンダ81で作動させるために
は、油圧シリンダ81に加えて、制御弁、スイッチ等の
付属機器が必要であり、また、ロータリーヘッドの前後
の移動に合わせて自動又は半自動でサポート体16を回
動させるためには、センサーやシーケンス回路も必要に
なるので、コストが高くなる。しかも、センサーや回路
の故障、断線等により不作動となる可能性もあり、この
場合には破損を生じるおそれがある。
【0006】本発明は、穿孔機のロッドサポートにおけ
る上記問題を解決するものであって、油圧シリンダや、
制御弁、スイッチ等の付属機器が不要でコストを低減で
き、作動が確実でサポート体の不作動による破損を防止
することのできる穿孔機のロッドサポートを提供するこ
とを目的とする。
る上記問題を解決するものであって、油圧シリンダや、
制御弁、スイッチ等の付属機器が不要でコストを低減で
き、作動が確実でサポート体の不作動による破損を防止
することのできる穿孔機のロッドサポートを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、ロッド支持
用のサポート体をマスト上で支持位置から回避位置まで
回動可能に枢支した穿孔機のロッドサポートにおいて、
サポート体に所定角度でキッカーアームを設け、ロータ
リーヘッドを前後に移動させる送り装置のフィードチェ
ーンの途中に、ロータリーヘッドの後退時にキッカーア
ームと当接してサポート体を支持位置側に回動させ、ロ
ータリーヘッドの前進時にサポート体と当接してサポー
ト体を回避位置側に回動させるキッカーを設けることに
より上記課題を解決している。
用のサポート体をマスト上で支持位置から回避位置まで
回動可能に枢支した穿孔機のロッドサポートにおいて、
サポート体に所定角度でキッカーアームを設け、ロータ
リーヘッドを前後に移動させる送り装置のフィードチェ
ーンの途中に、ロータリーヘッドの後退時にキッカーア
ームと当接してサポート体を支持位置側に回動させ、ロ
ータリーヘッドの前進時にサポート体と当接してサポー
ト体を回避位置側に回動させるキッカーを設けることに
より上記課題を解決している。
【0008】穿孔機でロッドの継ぎ足しを行うときに
は、ロータリヘッドを接続されていたロッドから切り離
し、ロータリーヘッドをマストの後端まで後退させる。
このとき、送り装置のフィードチェーンの途中に設けら
れているキッカーが、キッカーアームと当接してサポー
ト体を支持位置側に回動させるので、ロッド交換装置か
ら供給される継ぎ足し用のロッドは、サポート体によっ
て所定の継ぎ足し位置に支持される。
は、ロータリヘッドを接続されていたロッドから切り離
し、ロータリーヘッドをマストの後端まで後退させる。
このとき、送り装置のフィードチェーンの途中に設けら
れているキッカーが、キッカーアームと当接してサポー
ト体を支持位置側に回動させるので、ロッド交換装置か
ら供給される継ぎ足し用のロッドは、サポート体によっ
て所定の継ぎ足し位置に支持される。
【0009】ロッドの継ぎ足しが終了して、穿孔が開始
されロータリーヘッドが前進すると、キッカーがサポー
ト体と当接してサポート体を回避位置側に回動させるの
で、ロータリーヘッドがマスト上で移動するのに支障は
なく、ロータリーヘッドとサポート体との衝突で破損を
生じるおそれはない。サポート体を支持位置及び回避位
置に保持するスプリング機構を設けると、サポート体が
スプリング機構に付勢されて所定位置で確実に保持され
る。
されロータリーヘッドが前進すると、キッカーがサポー
ト体と当接してサポート体を回避位置側に回動させるの
で、ロータリーヘッドがマスト上で移動するのに支障は
なく、ロータリーヘッドとサポート体との衝突で破損を
生じるおそれはない。サポート体を支持位置及び回避位
置に保持するスプリング機構を設けると、サポート体が
スプリング機構に付勢されて所定位置で確実に保持され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
るロッドサポートを備えたダウンザホールドリルの側面
図、図2は一部省略したマストの平面図、図3は一部省
略したマストの側面図、図4はロッドサポートの立面
図、図5はロッドサポートの平面図、図6はロッドサポ
ートの側面図、図7はロッドサポートの作動の説明図で
ある。
るロッドサポートを備えたダウンザホールドリルの側面
図、図2は一部省略したマストの平面図、図3は一部省
略したマストの側面図、図4はロッドサポートの立面
図、図5はロッドサポートの平面図、図6はロッドサポ
ートの側面図、図7はロッドサポートの作動の説明図で
ある。
【0011】ダウンザホールドリル1は、自走する台車
4のブーム6の先端部でマスト2を傾動可能に支持し、
このマスト2にロータリーヘッド3を搭載した穿孔機で
あって、ロータリーヘッド3は送り装置7によってマス
ト2に沿って前後(図1上左右)に移動するようになっ
ている。送り装置7は、マスト2の後部に設けられたフ
ィードモータ11の駆動ギヤ12と、マスト2の前部に
設けられたスプロケットホイール13との間にフィード
チェーン14を掛け回し、その両端をそれぞれロータリ
ーヘッド3に連結したものであり、フィードチェーン1
4はマスト2の左右両側に張設されている。
4のブーム6の先端部でマスト2を傾動可能に支持し、
このマスト2にロータリーヘッド3を搭載した穿孔機で
あって、ロータリーヘッド3は送り装置7によってマス
ト2に沿って前後(図1上左右)に移動するようになっ
ている。送り装置7は、マスト2の後部に設けられたフ
ィードモータ11の駆動ギヤ12と、マスト2の前部に
設けられたスプロケットホイール13との間にフィード
チェーン14を掛け回し、その両端をそれぞれロータリ
ーヘッド3に連結したものであり、フィードチェーン1
4はマスト2の左右両側に張設されている。
【0012】ロータリーヘッド3には所定長のロッド5
が接続され、ロッド5の先端部にはダウンザホールハン
マ8が取付けられている。ダウンザホールドリル1は、
マスト2をさく孔位置に位置決めし、ダウンザホールハ
ンマ8でビット(図示略)に打撃を与え、ロータリーヘ
ッド3からロッド5を介してビットに回転を与え、送り
装置7でロータリーヘッド3に送りを与えながら岩盤へ
の穿孔を行う。
が接続され、ロッド5の先端部にはダウンザホールハン
マ8が取付けられている。ダウンザホールドリル1は、
マスト2をさく孔位置に位置決めし、ダウンザホールハ
ンマ8でビット(図示略)に打撃を与え、ロータリーヘ
ッド3からロッド5を介してビットに回転を与え、送り
装置7でロータリーヘッド3に送りを与えながら岩盤へ
の穿孔を行う。
【0013】長孔を穿孔するときには、ロッド5の継ぎ
足しを行う必要があるので、マスト2の側部には、継ぎ
足し用のロッド5の供給や、ロータリーヘッド3から取
り外したロッド5の回収を行うための公知のロッド交換
装置9が設けられている。また、マスト2にはロッドを
支持するためのロッドサポート10が設けられている。
足しを行う必要があるので、マスト2の側部には、継ぎ
足し用のロッド5の供給や、ロータリーヘッド3から取
り外したロッド5の回収を行うための公知のロッド交換
装置9が設けられている。また、マスト2にはロッドを
支持するためのロッドサポート10が設けられている。
【0014】このロッドサポート10は、先端にサポー
ト片15を取り付けたサポート体16を、マスト2に固
定されたベース17に、垂直な支持位置から水平な回避
位置まで回動可能に、支軸18で枢支したものである。
サポート片15は着脱可能で、その先端には、ロッド5
の径に合わせた弧状の凹部が形成されており、サポート
片15を交換することにより任意の径のロッド5を適切
に支持できるようになっている。
ト片15を取り付けたサポート体16を、マスト2に固
定されたベース17に、垂直な支持位置から水平な回避
位置まで回動可能に、支軸18で枢支したものである。
サポート片15は着脱可能で、その先端には、ロッド5
の径に合わせた弧状の凹部が形成されており、サポート
片15を交換することにより任意の径のロッド5を適切
に支持できるようになっている。
【0015】サポート体16の下端部には前方へ90度
の角度でキッカーアーム19が設けられており、送り装
置7のフィードチェーン14の途中には、ロータリーヘ
ッド3の後退時にキッカーアーム19と当接してサポー
ト体16を支持位置側に回動させ、ロータリーヘッド3
の前進時にサポート体16と当接してサポート体16を
回避位置側に回動させるキッカー20が設けられてい
る。
の角度でキッカーアーム19が設けられており、送り装
置7のフィードチェーン14の途中には、ロータリーヘ
ッド3の後退時にキッカーアーム19と当接してサポー
ト体16を支持位置側に回動させ、ロータリーヘッド3
の前進時にサポート体16と当接してサポート体16を
回避位置側に回動させるキッカー20が設けられてい
る。
【0016】また、ベース17には、支軸18のやや後
下方に滑車21、22が設けられ、滑車22の後方のマ
スト2上には、スプリングシリンダ23が設けられてお
り、この滑車21、22にワイヤロープ24が掛け回さ
れ、その一端がキッカーアーム19に、他端がスプリン
グシリンダ23に連結されて、サポート体16を支持位
置及び回避位置に保持するスプリング機構が構成されて
いる。
下方に滑車21、22が設けられ、滑車22の後方のマ
スト2上には、スプリングシリンダ23が設けられてお
り、この滑車21、22にワイヤロープ24が掛け回さ
れ、その一端がキッカーアーム19に、他端がスプリン
グシリンダ23に連結されて、サポート体16を支持位
置及び回避位置に保持するスプリング機構が構成されて
いる。
【0017】ダウンザホールドリル1でロッド5の継ぎ
足しを行うときには、前進したロータリヘッド3を接続
されているロッド5から切り離し、送り装置7でロータ
リーヘッド3をマスト2の後端まで後退させる。このと
き、フィードチェーン14は上側が後方へ移動してロー
タリーヘッド3を後退させ、下側が前方へ移動してキッ
カー20を図7(a)〜(h)に示すように前進させ
る。サポート体16は始めは図7(a)に示すように水
平な回避位置にあり、キッカーアーム19が垂直に起立
しているので、前進したキッカー20は、キッカーアー
ム19と当接して前方へ押し、図7(b)、(c)に示
すようにサポート体16を支持位置側に向けて回動させ
る。図7(d)の位置を過ぎ、図7(e)のようにキッ
カーアーム19と滑車21との間のワイヤロープ24が
支軸18より下方に下がると、スプリングシリンダ23
の張力によってサポート体16が支持位置まで回動し、
キッカー20がキッカーアーム19から離脱した後もサ
ポート体16が図7(h)に示す支持位置に確実に保持
される。
足しを行うときには、前進したロータリヘッド3を接続
されているロッド5から切り離し、送り装置7でロータ
リーヘッド3をマスト2の後端まで後退させる。このと
き、フィードチェーン14は上側が後方へ移動してロー
タリーヘッド3を後退させ、下側が前方へ移動してキッ
カー20を図7(a)〜(h)に示すように前進させ
る。サポート体16は始めは図7(a)に示すように水
平な回避位置にあり、キッカーアーム19が垂直に起立
しているので、前進したキッカー20は、キッカーアー
ム19と当接して前方へ押し、図7(b)、(c)に示
すようにサポート体16を支持位置側に向けて回動させ
る。図7(d)の位置を過ぎ、図7(e)のようにキッ
カーアーム19と滑車21との間のワイヤロープ24が
支軸18より下方に下がると、スプリングシリンダ23
の張力によってサポート体16が支持位置まで回動し、
キッカー20がキッカーアーム19から離脱した後もサ
ポート体16が図7(h)に示す支持位置に確実に保持
される。
【0018】従って、ロッド交換装置9から供給される
継ぎ足し用のロッド5を、サポート体16によって所定
の継ぎ足し位置に支持することができる。ロッド5の継
ぎ足しが終了して、穿孔が開始されロータリーヘッド3
が前進するときには、フィードチェーン14は上側が前
方へ移動してロータリーヘッド3を前進させ、下側が後
方へ移動してキッカー20をキッカー20を図7(i)
〜(p)に示すように後退させる。サポート体16は図
7(h)に示すように垂直な支持位置にあり、キッカー
アーム19が水平になっているので、後退したキッカー
20は、図7(i)のようにサポート体16と当接して
後方へ押し、図7(j)、(k)に示すようにサポート
体16を回避位置側に向けて回動させる。図7(m)の
位置を過ぎ、図7(n)のようにキッカーアーム19と
滑車21との間のワイヤロープ24が支軸18より上方
に上がると、スプリングシリンダ23の張力によってサ
ポート体16が回避位置まで回動し、キッカー20がサ
ポート体16から離脱した後もサポート体16が図7
(p)に示す回避位置に確実に保持される。
継ぎ足し用のロッド5を、サポート体16によって所定
の継ぎ足し位置に支持することができる。ロッド5の継
ぎ足しが終了して、穿孔が開始されロータリーヘッド3
が前進するときには、フィードチェーン14は上側が前
方へ移動してロータリーヘッド3を前進させ、下側が後
方へ移動してキッカー20をキッカー20を図7(i)
〜(p)に示すように後退させる。サポート体16は図
7(h)に示すように垂直な支持位置にあり、キッカー
アーム19が水平になっているので、後退したキッカー
20は、図7(i)のようにサポート体16と当接して
後方へ押し、図7(j)、(k)に示すようにサポート
体16を回避位置側に向けて回動させる。図7(m)の
位置を過ぎ、図7(n)のようにキッカーアーム19と
滑車21との間のワイヤロープ24が支軸18より上方
に上がると、スプリングシリンダ23の張力によってサ
ポート体16が回避位置まで回動し、キッカー20がサ
ポート体16から離脱した後もサポート体16が図7
(p)に示す回避位置に確実に保持される。
【0019】従って、ロータリーヘッド3がマスト2上
で移動するのに支障はなく、ロータリーヘッド3とサポ
ート体16との衝突で破損を生じるおそれはない。
で移動するのに支障はなく、ロータリーヘッド3とサポ
ート体16との衝突で破損を生じるおそれはない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の穿孔機の
ロッドサポートは、油圧シリンダや、制御弁、スイッチ
等の付属機器が不要でコストを低減できる。また、作動
が確実でサポート体の不作動による破損を防止すること
ができる。
ロッドサポートは、油圧シリンダや、制御弁、スイッチ
等の付属機器が不要でコストを低減できる。また、作動
が確実でサポート体の不作動による破損を防止すること
ができる。
【図1】本発明の実施の一形態であるロッドサポートを
備えたダウンザホールドリルの側面図である。
備えたダウンザホールドリルの側面図である。
【図2】一部省略したマストの平面図である。
【図3】一部省略したマストの側面図である。
【図4】ロッドサポートの立面図である。
【図5】ロッドサポートの平面図である。
【図6】ロッドサポートの側面図である。
【図7】ロッドサポートの作動の説明図である。
【図8】従来のロッドサポートの立面図である。
【図9】従来のロッドサポートの平面図である。
【図10】従来のロッドサポートの側面図である。
1 ダウンザホールドリル
2 マスト
3 ロータリーヘッド
4 台車
5 ロッド
6 ブーム
7 送り装置
8 ダウンザホールハンマ
9 ロッド交換装置
10 ロッドサポート
11 フィードモータ
12 駆動ギヤ
13 スプロケットホイール
14 フィードチェーン
15 サポート片
16 サポート体
17 ベース
18 支軸
19 キッカーアーム
20 キッカー
21 滑車
23 スプリングシリンダ
24 ワイヤロープ
Claims (2)
- 【請求項1】 ロッド支持用のサポート体をマスト上で
支持位置から回避位置まで回動可能に枢支した穿孔機の
ロッドサポートであって、 サポート体に所定角度でキッカーアームを設け、ロータ
リーヘッドを前後に移動させる送り装置のフィードチェ
ーンの途中に、ロータリーヘッドの後退時にキッカーア
ームと当接してサポート体を支持位置側に回動させ、ロ
ータリーヘッドの前進時にサポート体と当接してサポー
ト体を回避位置側に回動させるキッカーを設けたことを
特徴とする穿孔機のロッドサポート。 - 【請求項2】 サポート体を支持位置及び回避位置に保
持するスプリング機構を設けたことを特徴とする請求項
1記載の穿孔機のロッドサポート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001315539A JP2003120162A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 穿孔機のロッドサポート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001315539A JP2003120162A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 穿孔機のロッドサポート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120162A true JP2003120162A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19133690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001315539A Withdrawn JP2003120162A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 穿孔機のロッドサポート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120162A (ja) |
-
2001
- 2001-10-12 JP JP2001315539A patent/JP2003120162A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |