JP2003120016A - 足場パイプおよび足場装置 - Google Patents

足場パイプおよび足場装置

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JP2003120016A
JP2003120016A JP2001313247A JP2001313247A JP2003120016A JP 2003120016 A JP2003120016 A JP 2003120016A JP 2001313247 A JP2001313247 A JP 2001313247A JP 2001313247 A JP2001313247 A JP 2001313247A JP 2003120016 A JP2003120016 A JP 2003120016A
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JP
Japan
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scaffolding
pipe
sockets
bracket
scaffold
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JP2001313247A
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English (en)
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Fumio Fujiki
文雄 藤木
Yukio Harada
幸男 原田
Naohiko Harada
尚彦 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】足場装置のコーナ部において、作業床間の段差
を解消し得る安全性の高い足場パイプおよびこの足場パ
イプを用いた足場装置を提供する。 【解決手段】パイプ体50と、4つのソケット1〜4と
を含む。4つのソケット1〜4は、パイプ体50の外周
面に溶接されている。これらの4つのソケット1〜40
は、パイプ体50上の等しい高さ位置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足場パイプおよび
この足場パイプを用いた足場装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、足場装置に用いられる足場パイプ
としては、楔タイプの作業床および楔タイプブラケット
を受けるため、パイプ本体の外周面に、4つの楔受け用
ソケットを取り付けたものが知られている。4つのソケ
ットの内、パイプの直径方向で対向する2つのソケット
は、同一の高さ位置に取り付けられており、他の2つ
は、上述した2つのソケットとは異なる同一高さ位置
で、パイプ本体の外周面に取り付けられている。
【0003】上述のように、4つの内の2つのソケット
を所定の高さで足場パイプに溶接する一方、4つの内残
る2つのソケットは、所定の高さと異なる高さで足場パ
イプに溶接する構造によれば、足場装置のコーナ部にお
いて、互いに直交する方向から来る2つの作業床を段違
いに配置できる。
【0004】しかし、足場装置のコーナ部においては、
隣接する2つの作業床間に約40mm程度の段差が生じ
る。このため、作業者が足場装置のコーナを歩く場合、
前記段差につまづいて、バランスを崩し、よろけたり、
転落する危険性が高いという問題点がある。
【0005】上述した問題点を回避するため、段差を無
くす行政指導がなされているが、実際には、依然とし
て、段差は解消されないままである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、足場
装置のコーナ部において、作業床間の段差を解消し得る
安全性の高い足場パイプおよびこの足場パイプを用いた
足場装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る足場パイプは、パイプ体と、4つの
ソケットとを含む。前記4つのソケットは、前記パイプ
体の外周面に設けられる。前記4つのソケットは、前記
パイプ体上の等しい高さで各々溶接されている。
【0008】本発明に係る足場パイプを用いて、足場装
置を構成するには、本発明に係る2本の足場パイプ、即
ち、第1および第2の足場パイプを、第1の足場ブラケ
ット、第2の足場ブラケット、第1の作業床および第2
の作業床と組み合わせる。
【0009】前記第1の足場ブラケットは、前記第1の
足場パイプに接続され、前記第1の作業床は、前記第1
の足場ブラケットに接続される。
【0010】前記第2の足場ブラケットは、前記第2の
足場パイプに接続され、前記第2の作業床は、前記第2
の足場ブラケットに接続される。
【0011】上記構成によれば、足場装置のコーナ部に
おいて、隣接する作業床間の段差を解消し、足場装置の
コーナ部において、作業者がつまずく危険を回避するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る足場パイプの
一部を示す斜視図、図2は図1に示す足場パイプの平面
図、図3は図1及び図2に示す足場パイプの一部を示す
正面図である。図示された足場パイプは、パイプ体50
と、4つのソケット1乃至4とを含む。4つのソケット
1乃至4は、パイプ体50に設けられる。ソケット1
と、ソケット3は、矢印Xで示す方向で相互に対向して
設けられ、ソケット2と、ソケット4は、矢印Yで示す
方向において相互に対向して設けられる。4つのソケッ
ト1乃至4は、溶接部60によって、パイプ体50上の
等しい高さで、各々溶接されている。
【0013】ソケット1は、3つの側壁11、12及び
13を含む。側壁11と、側壁12とは、相互に対向
し、側壁11及び12は、共に一辺がパイプ体50に溶
接される。側壁13は、パイプ体50に対向し、側壁1
1及び12と連続している。ソケット1は、挿入孔15
を有すると同時に、開口端18を有し、挿入孔15も開
口端18も共に開放構造である。側壁11及び12は、
足場パイプの長さ方向に延びている。側壁13は、挿入
孔15から開口端18に対して延びていると共に、挿入
孔15から開口端18に向かいパイプ体50方向に傾斜
している。
【0014】ソケット2は、3つの側壁21、22及び
23を含む。側壁21と、側壁22とは、相互に対向
し、側壁21及び22は、共に一辺がパイプ体50に溶
接される。側壁23は、パイプ体50に対向し、側壁2
1及び22と連続している。ソケット2は、挿入孔25
を有すると同時に、開口端28を有し、挿入孔25も開
口端28も共に開放構造である。側壁21及び22は、
足場パイプの長さ方向に延びている。側壁23は、挿入
孔25から開口端28に対して延びていると共に、挿入
孔25から開口端28に向かいパイプ体50方向に傾斜
している。
【0015】ソケット3は、3つの側壁31、32及び
33を含む。側壁31と、側壁32とは、相互に対向
し、側壁31及び32は、共に一辺がパイプ体50に溶
接される。側壁33は、パイプ体50に対向し、側壁3
1及び32と連続している。ソケット3は、挿入孔35
を有すると同時に、開口端38を有し、挿入孔35も開
口端38も共に開放構造である。側壁31及び32は、
足場パイプの長さ方向に延びている。側壁33は、挿入
孔35から開口端38に対して延びていると共に、挿入
孔35から開口端38に向い、パイプ体50の方向に傾
斜している。
【0016】ソケット4は、3つの側壁41、42及び
43を含む。側壁41と側壁42とは相互に対向し、側
壁41及び42は、共に一辺がパイプ体50に溶接され
る。側壁43は、パイプ体50に対向し、側壁41及び
42と連続している。ソケット4は、挿入孔45を有す
ると同時に、開口端48を有し、挿入孔45も開口端4
8も共に開放構造である。側壁41及び42は、足場パ
イプの長さ方向に延びている。側壁43は、挿入孔45
から開口端48に対して延びていると共に、挿入孔45
から開口端48に向かい、パイプ体50の長さ方向に傾
斜している。
【0017】上述した足場パイプは、楔タイプの作業床
および楔タイプブラケットを受ける足場パイプとして用
いられる。すなわち、作業床またはブラケットに設けら
れた楔を、ソケット1乃至4それぞれの挿入孔15乃至
45の何れかに挿入する。
【0018】図4は上述した足場パイプを使用した足場
装置の平面図である。図4は、足場装置のコーナ部分を
示している。図示された足場装置は、第1の足場パイプ
T1と、第2の足場パイプT2と、第1の足場ブラケッ
ト7Aと、第2の足場ブラケット7Bと、第1の作業床
8Aと、第2の作業床8Bとを含む。
【0019】第1および第2の足場パイプT1、T2
は、相互に距離をとって設けられている。第1および第
2の足場パイプT1、T2は、第1の足場パイプT1の
ソケット1が、第2の足場パイプT2のソケット1〜4
の何れか1つに対向するように配置されている。
【0020】第1の足場ブラケット7Aは、第1の楔部
71が第1の足場パイプT1のソケット1に挿入され、
第2の楔部72が第2の足場パイプT2のソケット1〜
4の何れか1つに挿入され、これにより、第1の足場ブ
ラケット7Aは、第1および第2の足場パイプT1、T
2の間に接続される。
【0021】第2の足場ブラケット7Bは、第1の楔部
71が、第2の足場パイプT2のソケット2に挿入さ
れ、第1の足場ブラケット7Aに対して、直交する方向
に配置される。
【0022】第1の作業床8Aは、第1の足場ブラケッ
ト7A上に掛け止められ、第2の作業床8Bは、第2の
足場ブラケット7B上に掛け止められる。
【0023】第1および第2の足場パイプT1、T2に
おいて、4つのソケット1乃至4が、パイプ体50の同
一高さ位置に各々溶接されているから、第1および第2
のブラケット7A、7Bは、同一の高さ位置に設定さ
れ、第1および第2のブラケット7A、7Bに掛け止め
られている第1および第2の作業床8A、8Bも同一の
高さ位置に設定される。このため、第1および第2の作
業床8A、8Bの間に段差が生じないことになるから、
足場装置のコーナ部において、作業者がつまずく危険を
回避することができる。
【0024】図4は、本発明に係る足場パイプの使用状
態に関する典型例を示すに過ぎず、本発明の範囲は図示
に限定されない。例えば、第1および第2の足場ブラケ
ット7A、7Bは、図示とは異なる寸法であってもよ
い。また、第1および第2の作業床8A、8Bの掛止装
置81は、つかみ金具、またはクサビとつかみ金具の組
み合わせて構成されていてもよく、その数量も増減し得
る。更に、第1および第2の作業床8A、8Bの寸法に
ついて、例えば通常の作業床の半分の幅にする等、作業
床の構成を変更しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、足
場装置のコーナ部において、作業床間の段差を解消し得
る安全性の高い足場パイプおよびこの足場パイプを用い
た足場装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る足場パイプの一部を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す足場パイプの平面図である。
【図3】図1及び図2に示す足場パイプの一部を示す正
面図である。
【図4】本発明に係る足場パイプの使用状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1〜4 ソケット 7A、7B 足場ブラケット 8A、8B 作業床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤木 文雄 埼玉県吉川市高富1−20−2 (72)発明者 原田 幸男 埼玉県吉川市中曽根1−7−4 (72)発明者 原田 尚彦 埼玉県三郷市彦成2丁目9番地9

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ体と、4つのソケットとを含む足
    場パイプであって、 前記4つのソケットは、前記パイプ体の外周面に溶接さ
    れており、 前記4つのソケットは、前記パイプ体上の等しい高さ位
    置にある足場パイプ。
  2. 【請求項2】 第1の足場パイプと、第2の足場パイプ
    と、第1の足場ブラケットと、第2の足場ブラケット
    と、第1の作業床と、第2の作業床を含む足場装置であ
    って、 前記第1の足場パイプおよび前記第2の足場パイプは請
    求項1に記載されたものであり、 前記第1の足場ブラケットは、前記第1の足場パイプに
    接続され、 前記第1の作業床は、前記第1の足場ブラケットに接続
    され、 前記第2の足場ブラケットは、前記第2の足場パイプに
    接続され、 前記第2の作業床は、前記第2の足場ブラケットに接続
    される足場装置。
JP2001313247A 2001-10-10 2001-10-10 足場パイプおよび足場装置 Pending JP2003120016A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256992A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Shinwa Kk 仮設用支柱及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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