JP2003119309A - 可逆熱変色性発泡体及びその製造方法 - Google Patents

可逆熱変色性発泡体及びその製造方法

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JP2003119309A
JP2003119309A JP2001317107A JP2001317107A JP2003119309A JP 2003119309 A JP2003119309 A JP 2003119309A JP 2001317107 A JP2001317107 A JP 2001317107A JP 2001317107 A JP2001317107 A JP 2001317107A JP 2003119309 A JP2003119309 A JP 2003119309A
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foam
electron
reversible
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Kuniyuki Chiga
邦行 千賀
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Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消色時の色残りが少なく、良好な熱変色機能
を発現させる可逆熱変色性ポリオレフィン系樹脂発泡体
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 (イ)電子供与性呈色性有機化合物、
(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)変色温度調節剤
の、必須三成分を含む可逆熱変色性顔料において、前記
(ロ)成分として、ビスタイプのフェノール化合物から
選ばれる、分子量250以上の特定化学構造の化合物を
適用した可逆熱変色性マイクロカプセル顔料と、ポリオ
レフィン系樹脂と、発泡剤とから少なくともなる可逆熱
変色性ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可逆熱変色性発泡体
及びその製造方法に関する。更に詳細には、耐熱性に優
れ、加工後も良好な熱変色機能を発現させる可逆熱変色
性発泡体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の感温変色性物質の中で、
(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性
化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決
める変色温度調節剤からなる可逆熱変色性組成物の3成
分を内包したマイクロカプセルを含む材料により、紙、
布、皮革等を着色したり、所望の図柄模様を施し、外界
の温度変化により色彩を可逆的に変化させる方法が知ら
れている。その中で、ポリオレフィン系樹脂加工品の着
色に際しても、感温変色性物質を用いて感温変色性機能
を有する発泡体を得る試みがなされている(特開平1−
115947号公報、特開平1−253480号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ポリオレフィン系
樹脂を用いた発泡体は、種々の架橋条件、発泡条件で処
理が行われるが、なかでも発泡温度が240℃を超える
高温下での処理が可逆熱変色性マイクロカプセル顔料に
とっては過酷な条件となる。即ち、高温処理時にマイク
ロカプセルが破壊されたり、内包物の蒸発、昇華の発
生、或いはマイクロカプセル内への他成分の侵入などに
より、得られた発泡体の熱変色機能に支障をきたし、初
期の熱変色性を劣化させる場合がある。本発明は、高温
下での加熱加工後も初期の熱変色機能を保持し、温度変
化に対して鮮明な色変化を呈するポリオレフィン系樹脂
発泡体を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(イ)電子供
与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び
(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める変色温度
調節剤からなる可逆熱変色性組成物を内包した可逆熱変
色性マイクロカプセル顔料と、ポリオレフィン系樹脂
と、発泡剤とから少なくともなる可逆熱変色性発泡体に
おいて、前記(ロ)電子受容性化合物が、下記一般式
(1)又は(2)で示されるビスタイプのフェノール化
合物から選ばれる、分子量250以上の一種又は二種以
上の化合物からなる可逆熱変色性発泡体であることを要
件とする。更には、可逆熱変色性発泡体中にポリアミド
樹脂が、ポリオレフィン系樹脂に対して0.1〜10重
量%ブレンドされてなることを要件とする。更には、前
記発泡体が、予め生成した可逆熱変色性マイクロカプセ
ル顔料と、ポリオレフィン系樹脂とからなる可逆熱変色
性発泡体用マスターバッチに対して、少なくとも発泡剤
と、架橋剤と、ポリオレフィン系樹脂とを混合し、発泡
させてなる可逆熱変色性発泡体の製造方法を要件とす
る。一般式(1)
【化3】 〔式中、m=5〜30(直鎖又は分岐)、n=0〜2、
X及びYは、水素、C 1 〜C4 (直鎖又は分岐)のアル
キル基又はシクロヘキシル基のいずれかを示す。〕 一般式(2)
【化4】
【0005】本発明は、可逆熱変色性マイクロカプセル
顔料に内包される必須成分のうち、(ロ)成分である電
子受容性化合物が温度に対して最も敏感であることに着
目し、240℃を超える2次加工時の高温時も、昇華や
蒸発をすることがなく、安定的にマイクロカプセル内に
留まることが可能な(ロ)成分を鋭意検討した結果、一
般式(1)に示すように、フェニル基を連結させるバイ
ンダー基に長鎖アルキル基が導入された化合物、或いは
一般式(2)に示すように、ハロゲン基が導入された化
合物を適用することにより、発泡体を成形加工する際の
240℃を超える温度下においても蒸発や昇華すること
なく、安定的にカプセル内に保持されることを見出し
た。また、ポリエチレンに代表されるポリオレフィン系
樹脂は、ポリアミド樹脂やポリエステル樹脂等と比較し
て一般に樹脂の極性は低い。そのような雰囲気下におい
て、例え僅かでも可逆熱変色性組成物がマイクロカプセ
ル内から滲み出したり、マイクロカプセル内にポリオレ
フィン系樹脂成分が侵入すると、不可逆発色現象が発生
し、初期の熱変色機能とは大きく異なる機能、即ち、加
温により消色したり、淡色に変化するはずの可逆熱変色
性発泡体が消色しにくくなる現象が発生する場合があ
る。この現象を抑えるために、ポリアミド樹脂をブレン
ドすると、僅かな組成物の滲み出し、或いはポリオレフ
ィン系樹脂のマイクロカプセル内への侵入に対して、ポ
リアミド樹脂の中和作用、即ち、(イ)電子供与性呈色
性有機化合物と、(ロ)電子受容性化合物との2成分の
みからなる不可逆的発色をポリアミド樹脂が有する塩基
性作用で中和することにより、消色時の残色を防ぐ効果
があることを見出した。
【0006】前記ポリアミド樹脂としては、6−ナイロ
ン、6,6−ナイロン、612ナイロン、6−6,6共
重合ナイロン、6−12ナイロン、エポキシ樹脂硬化剤
用ポリアミドを例示でき、ポリオレフィン系樹脂に対し
て、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは
0.3〜7%、更に好ましくは0.5〜5%の範囲で使
用される。0.1%以下では前記中和効果が発揮されに
くく、10%を越えると、最終的な発泡体の物性に影響
を与える。
【0007】また、本発明の可逆熱変色性発泡体は、可
逆熱変色性マイクロカプセル顔料、ポリオレフィン系樹
脂、架橋剤、発泡剤等からなり、その他必要に応じて滑
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、帯電防止剤、
難燃剤、タルク、炭酸カルシウム等の増量剤を発泡体の
物性に影響のない範囲で使用可能である。ポリオレフィ
ン系樹脂としては、低、中、高密度ポリエチレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、ブテン−プロピレン共重合
体、エチレン−ブテン−プロピレン共重合体、エチレン
−アクリル酸エステル共重合体、プロピレン−エチレン
−αオレフィン共重合体等が挙げられる。架橋剤として
は、放射線架橋と化学架橋の方法が挙げられる。放射線
架橋法の場合には、α線、β線、γ線、X線、電子線、
中性子線等を用いることができる。この場合、ジビニル
ベンゼン、ジアリルフタレート、ヒドロキノンジメタア
クリレート等の架橋助剤を添加してもよい。化学架橋法
の場合には、ジターシャリーブチルパーオキサイド、
1,3−ビス(ターシャリーブチルパーオキシイソプロ
ピル)ベンゼン、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)
ヘキサン等の有機過酸化物、オクタクロルシクロペンテ
ン等の有機塩化物等が挙げられる。分解型発泡剤として
はアゾジカルボンアミド、アゾジカルボンアミド金属
塩、ヒドラゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチ
レンテトラミン等が挙げられる。
【0008】次に、本発明に適用される可逆熱変色性組
成物の(イ)成分、即ち、電子供与性呈色性有機化合物
について例示する。電子供与性呈色性有機化合物として
は、従来公知の化合物が適宜選択され、ジフェニルメタ
ンフタリド類、フルオラン類、ジフェニルメタンアザフ
タリド類、インドリルフタリド類、フェニルインドリル
フタリド類、フェニルインドリルアザフタリド類、スチ
リノキノリン類や、蛍光性の黄色〜赤色の発色を発現さ
せるのに有効なジアザローダミンラクトン類、ピリジン
系、キナゾリン系、ビスキナゾリン系等の化合物を例示
できる。二次加工時の高温処理を考慮すると、分子量が
300以上のものが好適である。
【0009】次に(ロ)電子受容性化合物について説明
する。(ロ)成分としては、前記した一般式(1)又は
(2)で示されるビスタイプのフェノール化合物から選
ばれる、分子量250以上の一種又は二種以上の化合物
が高温状態での揮発性が低いため、有効である。分子量
250未満では電子受容性化合物が蒸発してしまい、い
くら温度を下げても可逆熱変色性組成物は着色しなくな
ってしまう。(ロ)成分としては以下の化合物が例示さ
れる。尚、化合物の末端に付加した括弧内の数字は当該
化合物の分子量を表す。 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)−3−メチ
ルブタン(256) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−ペンタ
ン(256) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−ヘキサ
ン(270) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−ヘプタ
ン(284) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−オクタ
ン(298) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−ノナン
(312) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−デカン
(326) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−ドデカ
ン(354) 2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−ヘプタ
ン(284) 2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−ノナン
(312) 2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)ヘキサフル
オロプロパン(336) 2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)−4−メチ
ルペンタン(270) 2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−オクタ
ン(298) 1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)2−エチル
ヘキサン(298) 2,2−ビス(3′−メチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)−4−メチルペンタン(298) 2,2−ビス(3′−メチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)n−トリデカン(368) 2,2−ビス(3′−メチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)n−ペンタデカン(396) 2,2−ビス(3′−シクロヘキシル−4′−ヒドロキ
シフェニル)n−ブタン(406) 2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)−6,1
0,14−トリメチルペンタデカン(438) 1,1−ビス(3′−シクロヘキシル−4′−ヒドロキ
シフェニル)n−デカン(518) 等が挙げられる。
【0010】(ハ)変色温度調節剤としては、従来より
公知のアルコール類、エステル類、ケトン類、エーテル
類、酸アミド類等が挙げられる。前記変色温度調節剤の
選択により、温度−色濃度曲線に関して、ヒステリシス
幅(ΔH)の大小の調整が可能である。ヒステリシス幅
(ΔH)が小さい系では、変色温度を境として、其の前
後で変色し、変色前後の両状態のうち、常温域では特定
の一方の状態しか存在しえない。即ち、もう一方の状態
はその状態が発現するのに要する熱又は冷熱が適用され
ている間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がなく
なれば、常温域で呈する元の状態に戻る、熱変色挙動を
示す。前記熱変色挙動を与えるものとしては、以下の化
合物が例示できる。
【0011】アルコール類としては、炭素数10以上の
脂肪族一価の飽和アルコールが有効であり、具体例とし
て、デシルアルコール、ウンデシルアルコール、ドデシ
ルアルコール、トリデシルアルコール、テトラデシルア
ルコール、ペンタデシルアルコール、ヘキサデシルアル
コール、ヘプタデシルアルコール、オクタデシルアルコ
ール、エイコシルアルコール、ドコシルアルコール等が
挙げられる。
【0012】エステル類としては、炭素数10以上のエ
ステル類が有効であり、脂肪族及び脂環或いは芳香環を
有する一価カルボン酸と、脂肪族及び脂環或いは芳香環
を有する一価アルコールの任意の組み合わせから得られ
るエステル類、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する多
価カルボン酸と、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する
一価アルコールの任意の組み合わせから得られるエステ
ル類、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する一価カルボ
ン酸と、脂肪族及び脂環或いは芳香環を有する多価アル
コールの任意の組み合わせから得られるエステル類が挙
げられる。又、飽和脂肪酸と分枝脂肪族アルコールのエ
ステル、不飽和脂肪酸又は分枝もしくは置換基を有する
飽和脂肪酸と分岐状であるか又は炭素数16以上の脂肪
族アルコールのエステル、酪酸セチル、酪酸ステアリル
及び酪酸ベヘニルから選ばれるエステル化合物も有効で
ある。
【0013】エーテル類としては、総炭素数10以上の
脂肪族エーテル類が有効であり、ジペンチルエーテル、
ジヘキシルエーテル、ジヘプチルエーテル、ジオクチル
エーテル、ジノニルエーテル、ジデシルエーテル、ジウ
ンデシルエーテル、ジドデシルエーテル、ジトリデシル
エーテル、ジテトラデシルエーテル、ジペンタデシルエ
ーテル、ジヘキサデシルエーテル、ジオクタデシルエー
テル、デカンジオールジメチルエーテル、ウンデカンジ
オールジメチルエーテル、ドデカンジオールジメチルエ
ーテル、トリデカンジオールジメチルエーテル、デカン
ジオールジエチルエーテル、ウンデカンジオールジエチ
ルエーテル等が挙げられる。
【0014】酸アミド類としては、カプリル酸アミド、
ステアリン酸アミド等が挙げられる。
【0015】又、色濃度−温度曲線に関し、ΔH(ヒス
テリシス幅)が大である、大きなヒステリシス特性(温
度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状
が、温度を変色温度域より低温側から高温側へ変化させ
る場合とで異なり、両曲線を合体するとループ状を示
す)を示して変色する、温度変化に依存して色彩記憶性
熱変色性特性を発現させるために有効な(ハ)成分とし
ては、特公平4−17154号公報に開示した、5℃以
上50℃未満のΔT値(融点−曇点)を示すカルボン酸
エステル化合物、例えば、分子中に置換芳香族環を含む
カルボン酸エステル、無置換芳香族環を含むカルボン酸
と炭素数10以上の脂肪族アルコールのエステル、分子
中にシクロヘキシル基を含むカルボン酸エステル、炭素
数6以上の脂肪酸と無置換芳香族アルコール又はフェノ
ールのエステル、炭素数8以上の脂肪酸と分岐脂肪族ア
ルコール又はエステル、ジカルボン酸と芳香族アルコー
ル又は分岐脂肪族アルコールのエステル、ケイ皮酸ジベ
ンジル、ステアリン酸ヘプチル、アジピン酸ジデシル、
アジピン酸ジラウリル、アジピン酸ジミリスチル、アジ
ピン酸ジセチル、アジピン酸ジステアリル、トリラウリ
ン、トリミリスチン、トリステアリン、ジミリスチン、
ジステアリン等が挙げられる。
【0016】更には、特開平7−33997号公報に開
示した、炭素数9以上の奇数の脂肪族一価アルコールと
炭素数が偶数の脂肪族カルボン酸から得られる脂肪酸エ
ステル化合物、n−ペンチルアルコール又はn−ヘプチ
ルアルコールと炭素数10乃至16の偶数の脂肪族カル
ボン酸より得られる総炭素数17乃至23の脂肪酸エス
テル化合物も有効である。具体的には、酢酸n−ペンタ
デシル、酪酸n−トリデシル、酪酸n−ペンタデシル、
カプロン酸n−ウンデシル、カプロン酸n−トリデシ
ル、カプロン酸n−ペンタデシル、カプリル酸n−ノニ
ル、カプリル酸n−ウンデシル、カプリル酸n−トリデ
シル、カプリル酸n−ペンタデシル、カプリン酸n−ヘ
プチル、カプリン酸n−ノニル、カプリン酸n−ウンデ
シル、カプリン酸n−トリデシル、カプリン酸n−ペン
タデシル、ラウリン酸n−ペンチル、ラウリン酸n−ヘ
プチル、ラウリン酸n−ノニル、ラウリン酸n−ウンデ
シル、ラウリン酸n−トリデシル、ラウリン酸n−ペン
タデシル、ミリスチン酸n−ペンチル、ミリスチン酸n
−ヘプチル、ミリスチン酸n−ノニル、ミリスチン酸n
−ウンデシル、ミリスチン酸n−トリデシル、ミリスチ
ン酸n−ペンタデシル、パルミチン酸n−ペンチル、パ
ルミチン酸n−ヘプチル、パルミチン酸n−ノニル、パ
ルミチン酸n−ウンデシル、パルミチン酸n−トリデシ
ル、パルミチン酸n−ペンタデシル、ステアリン酸n−
ノニル、ステアリン酸n−ウンデシル、ステアリン酸n
−トリデシル、ステアリン酸n−ペンタデシル、エイコ
サン酸n−ノニル、エイコサン酸n−ウンデルシ、エイ
コサン酸n−トリデシル、エイコサン酸n−ペンタデシ
ル、ベヘニン酸n−ノニル、ベヘニン酸n−ウンデシ
ル、ベヘニン酸n−トリデシル、ベヘニン酸n−ペンタ
デシル等が挙げられる。
【0017】ケトン類としては、特開平7−17977
7号公報に開示した、総炭素数が10以上の脂肪族ケト
ン類が有効であり、2−デカノン、3−デカノン、4−
デカノン、2−ウンデカノン、3−ウンデカノン、4−
ウンデカノン、5−ウンデカノン、2−ドデカノン、3
−ドデカノン、4−ドデカノン、5−ドデカノン、2−
トリデカノン、3−トリデカノン、2−テトラデカノ
ン、2−ペンタデカノン、8−ペンタデカノン、2−ヘ
キサデカノン、3−ヘキサデカノン、9−ヘプタデカノ
ン、2−ペンタデカノン、2−オクタデカノン、2−ノ
ナデカノン、10−ノナダカノン、2−エイコサノン、
11−エイコサノン、2−ヘンエイコサノン、2-ドコサ
ノン、ラウロン、ステアロン等が挙げられる。更には、
特開平8−39936号公報に開示した、総炭素数が1
2乃至24のアリールアルキルケトン類、例えば、n−
オクタデカノフェノン、n−ヘプタデカノフェノン、n
−ヘキサデカノフェノン、n−ペンタデカノフェノン、
n−テトラデカノフェノン、4−n−ドデカアセトフェ
ノン、n−トリデカノフェノン、4−n−ウンデカノア
セトフェノン、n−ラウロフェノン、4−n−デカノア
セトフェノン、n−ウンデカノフェノン、4−n−ノニ
ルアセトフェノン、n−デカノフェノン、4−n−オク
チルアセトフェノン、n−ノナノフェノン、4−n−ヘ
プチルアセトフェノン、n−オクタノフェノン、4−n
−ヘキシルアセトフェノン、4−n−シクロヘキシルア
セトフェノン、4−tert−ブチルプロピオフェノ
ン、n−ヘプタフェノン、4−n−ペンチルアセトフェ
ノン、シクロヘキシルフェニルケトン、ベンジル−n−
ブチルケトン、4−n−ブチルアセトフェノン、n−ヘ
キサノフェノン、4−イソブチルアセトフェノン、1−
アセトナフトン、2−アセトナフトン、シクロペンチル
フェニルケトン等が挙げられる。
【0018】前記(ハ)成分においても、高温処理時に
マイクロカプセル内での保持を安定的にするため、
(ロ)成分と同様に、分子量250以上のものを使用す
ることが好ましい。
【0019】本発明の可逆熱変色性組成物は、前記
(イ)、(ロ)、及び(ハ)の三成分を必須成分とする
相溶体であり、各成分の割合は、濃度、変色温度、変色
形態や各成分の種類に左右されるが、一般的に所望の特
性が得られる成分比は、(イ)成分1に対して、(ロ)
成分0.1〜100、好ましくは0.1〜50、(ハ)
成分5〜100の範囲である(前記割合はいずれも重量
部である)。
【0020】尚、マイクロカプセル化は、従来より公知
の界面重合法、界面重縮合法、インサイチュー法、コア
セルベート法等、公知のカプセル化法が適用されるが、
凝集、合一化が生じ難い界面重合法、又は界面重縮合法
が好適に適用される。前記壁膜としては、従来より公知
のエポキシ樹脂膜、ポリユリヤ膜、ポリウレタン膜等が
有効である。更にマイクロカプセルの表面には、目的に
応じて更に二次的な樹脂皮膜を設けて耐久性を付与させ
たり、表面特性を改質させて実用に供することもでき
る。本発明における熱変色性顔料は、平均粒子径〔(長
径+短径)/2〕が0.5μm〜50μmの範囲、好ま
しくは、2〜30μm、更に好ましくは、5〜20μm
の範囲にあることが、変色の鋭敏性、持久性、加工適性
等の面で効果的である。
【0021】また、本発明の可逆熱変色性発泡体は、可
逆熱変色性マイクロカプセル顔料、ポリオレフィン系樹
脂、ポリアミド樹脂、発泡剤、架橋剤等を混合し、発泡
させることによりて製造できるが、好ましくは、配合量
を容易に変更できるようにするため、或いは成型機を汚
さないために、予め生成した可逆熱変色性マイクロカプ
セル顔料と、ポリオレフィン系樹脂とからなる可逆熱変
色性発泡体用マスターバッチと、発泡剤、架橋剤、ポリ
オレフィン系樹脂、ポリアミド樹脂等を混合し、発泡さ
せて製造する方法がよい。
【0022】前記可逆熱変色性発泡体用マスターバッチ
は、ポリオレフィン系樹脂、可逆熱変色性マイクロカプ
セル顔料の他、必要によりポリアミド樹脂、紫外線吸収
剤、光安定剤、一般顔料、一般染料等からなり、ポリオ
レフィン系樹脂としては、低、中、高密度ポリエチレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、ブテン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−ブテン−プロピレン共重合体、
エチレン−アクリル酸エステル共重合体、プロピレン−
エチレン−αオレフィン共重合体等が挙げられる。
【0023】本発明により得られた可逆熱変色性発泡体
を用いた製品としては、飲料水用保温・保冷材、衝撃吸
収材、コースター、マット、ドリンクホルダー等が挙げ
られる。
【0024】
【発明の実施の形態】前記(イ)、(ロ)、及び(ハ)
の三成分を従来より公知のマイクロカプセル化技術によ
り内包して可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を調製
し、分散剤とポリオレフィン系樹脂ペレットと共にエク
ストルーダーにより溶融ブレンドして可逆熱変色性ポリ
オレフィン系樹脂発泡体用マスターバッチを作製し、更
に、ポリオレフィン系樹脂、発泡剤、架橋剤と共に押出
し成型加工を行ない、公知の架橋、発泡処理により可逆
熱変色性発泡体を得る。
【0025】
【実施例】本発明を実施例によって更に詳しく説明す
る。なお、実施例中の部は全て重量部である。
【0026】実施例1 電子供与性呈色性有機化合物として、3−(4−ジメチ
ルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル
−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリ
ド1.5部、電子受容性化合物として1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−n−ドデカン(分子量35
4)8部、変色温度調整剤としてステアリン酸n−ブチ
ル50部からなる可逆熱変色性組成物を、多価イソシア
ネート/アミンからなるポリ尿素樹脂の壁膜でマイクロ
カプセル化し、27℃以上で無色、18℃以下で青色に
可逆的に変化する可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を
得た。前記顔料の乾燥物8部、分散剤4部、低密度ポリ
エチレン樹脂(三井化学製、商品名:ミラソン14P)
88部を溶融温度160℃にてエクストルーダーで溶融
混合し、可逆熱変色性ポリオレフィン系発泡用マスター
バッチペレットを得た。続いて、前記と同様の低密度ポ
リエチレン樹脂65部、前記マスターバッチ20部、発
泡剤としてアゾジカルボンアミド10部、架橋剤として
ジビニルベンゼン5部からなる混合物を、発泡剤の分解
温度以下で押し出し機により成形し、シートを作製した
後、電子線照射を行ない、熱風発泡炉にて240℃で加
熱発泡を行なって、厚さ2mmの可逆熱変色性発泡体を
得た。得られた発泡体は約27℃以上で無色、約18℃
以下で青色に可逆熱変色的に変色する機能を有してい
た。
【0027】実施例2 電子供与性呈色性有機化合物として、3−(4−ジメチ
ルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル
−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリ
ド1.5部、電子受容性化合物として1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−n−デカン(分子量326)
8部、変色温度調整剤としてカプリン酸セチル5部、カ
プリン酸ステアリル45部からなる可逆熱変色性組成物
を、多価イソシアネート/アミンからなるポリ尿素樹脂
の壁膜でマイクロカプセル化し、32℃以上で無色、2
8℃以下で青色に可逆的に変化する可逆熱変色性マイク
ロカプセル顔料を得た。前記顔料の乾燥物8部、分散剤
4部、低密度ポリエチレン樹脂(三井化学製、商品名:
ミラソン14P)87部を溶融温度160℃にてエクス
トルーダーで溶融混合し、可逆熱変色性ポリオレフィン
系マスターバッチペレットを得た。続いて、前記と同様
の低密度ポリエチレン樹脂65部、前記マスターバッチ
20部、発泡剤としてアゾジカルボンアミド10部、架
橋剤としてジビニルベンゼン5部からなる混合物を、発
泡剤の分解温度以下で押し出し機により成形し、シート
を作製した後、電子線照射を行ない、熱風発泡炉にて2
40℃で加熱発泡を行なって、厚さ2mmの可逆熱変色
性発泡体を得た。得られた発泡体は約32℃以上で無
色、約28℃以下で青色に可逆熱変色的に変色する機能
を有していた。尚、得られた可逆熱変色性発泡体におい
て、消色時の色残りはほとんど見られなかった。
【0028】実施例3 電子供与性呈色性有機化合物として、3−(4−ジメチ
ルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル
−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリ
ド1.5部、電子受容性化合物として1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−n−デカン(分子量326)
8部、変色温度調整剤としてカプリン酸セチル5部、カ
プリン酸ステアリル45部からなる可逆熱変色性組成物
を、多価イソシアネート/アミンからなるポリ尿素樹脂
の壁膜でマイクロカプセル化し、32℃以上で無色、2
8℃以下で青色に可逆的に変化する可逆熱変色性マイク
ロカプセル顔料を得た。前記顔料の乾燥物8部、分散剤
4部、低密度ポリエチレン樹脂(三井化学製、商品名:
ミラソン14P)87部、6−12共重合ナイロン1部
を溶融温度160℃にてエクストルーダーで溶融混合
し、可逆熱変色性ポリオレフィン系マスターバッチペレ
ットを得た。続いて、前記と同様の低密度ポリエチレン
樹脂65部、前記マスターバッチ20部、発泡剤として
アゾジカルボンアミド10部、架橋剤としてジビニルベ
ンゼン5部からなる混合物を、発泡剤の分解温度以下で
押し出し機により成形し、シートを作製した後、電子線
照射を行ない、熱風発泡炉にて240℃で加熱発泡を行
なって、厚さ2mmの可逆熱変色性発泡体を得た。得ら
れた発泡体は約32℃以上で無色、約28℃以下で青色
に可逆熱変色的に変色する機能を有していた。尚、この
場合、消色時の色残りは実施例2よりも更に見られなか
った。
【0029】応用例1 実施例1で得られた可逆熱変色性発泡体シートを直径1
0cmの円形に切取り、コースターを作成した。これに
冷水を入れたコップをのせると無色から青色に変色し
た。
【0030】比較例1 実施例1の電子受容性化合物1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−n−ドデカン(分子量:354)を
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル
ブタン(分子量:242)に代えた以外は、実施例1と
同様の方法でマスターバッチ及び発泡体を得た。得られ
た発泡体は18℃以下に冷却してもほとんど発色せず、
十分な熱変色機能を有さなかった。加熱発泡の際に、マ
イクロカプセル内の電子受容性化合物が蒸発したため発
色しなかったものと考えられる。
【0031】比較例2 実施例3の6−12共重合ナイロンを配合しなかった以
外は、実施例2と同様の方法でマスターバッチ及び発泡
体を得た。得られた発泡体は28℃で青色を呈するもの
の、32℃以上に加温しても淡青色を呈し、良好な熱変
色機能を示さなかった。これは加熱発泡の際に電子供与
性呈色性有機化合物及び電子受容性化合物がマイクロカ
プセル中からポリマー中に僅かに滲み出たか、或いは、
ポリエチレン樹脂がマイクロカプセル内に影響を及ぼ
し、不可逆的な発色現象を起こしたためと考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、可逆熱変色性マイクロカプセ
ル顔料中に含まれる(ロ)電子受容性化合物として、ビ
スタイプのフェノール化合物から選ばれる、分子量25
0以上の一種又は二種以上の化合物からなることによ
り、耐熱性に優れ、加工後も良好な熱変色機能を発現さ
せる可逆熱変色性発泡体が得られ、多様な商品に応用展
開が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 9/10 B41M 5/18 108 C08L 23/00 101A 77/00 112 111 Fターム(参考) 2H026 AA07 AA09 BB01 BB30 CC10 DD43 DD48 DD53 FF05 4F074 AA20 AA71 AD12 AD13 AF01 AG06 BA13 BA16 BA20 BB02 BB25 DA32 DA33 DA34 4J002 BB031 BB071 BB151 CL002 EJ036 EQ016 FB286 FD096 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)電子供与性呈色性有機化合物、
    (ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反
    応の生起温度を決める変色温度調節剤からなる可逆熱変
    色性組成物を内包した可逆熱変色性マイクロカプセル顔
    料と、ポリオレフィン系樹脂と、発泡剤とから少なくと
    もなり、前記(ロ)電子受容性化合物が、下記一般式
    (1)又は(2)で示されるビスタイプのフェノール化
    合物から選ばれる、分子量250以上の一種又は二種以
    上の化合物からなる可逆熱変色性発泡体。 一般式(1) 【化1】 〔式中、m=5〜30(直鎖又は分岐)、n=0〜2、
    X及びYは、水素、C 1 〜C4 (直鎖又は分岐)のアル
    キル基又はシクロヘキシル基のいずれかを示す。〕 一般式(2) 【化2】
  2. 【請求項2】 前記可逆熱変色性発泡体において、ポリ
    アミド樹脂を含むことを特徴とする請求項1記載の可逆
    熱変色性発泡体。
  3. 【請求項3】 前記ポリアミド樹脂が、ポリオレフィン
    系樹脂に対して0.1〜10重量%ブレンドされてな
    る、請求項2記載の可逆熱変色性発泡体。
  4. 【請求項4】 予め作成した可逆熱変色性マイクロカプ
    セル顔料と、ポリオレフィン系樹脂とからなる可逆熱変
    色性発泡体用マスターバッチ及び発泡剤、架橋剤、ポリ
    オレフィン系樹脂を混合し、発泡させてなる請求項1乃
    至3何れかに記載の可逆熱変色性発泡体の製造方法。
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