JP2003118529A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

頭部保護エアバッグ装置

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JP2003118529A
JP2003118529A JP2001319774A JP2001319774A JP2003118529A JP 2003118529 A JP2003118529 A JP 2003118529A JP 2001319774 A JP2001319774 A JP 2001319774A JP 2001319774 A JP2001319774 A JP 2001319774A JP 2003118529 A JP2003118529 A JP 2003118529A
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tension strap
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protection airbag
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグの膨張展開時にテンションストラ
ップがピラー内装部品に無用に引っ掛からないようにし
て、ピラー内装部品内から容易に引き出すこと。 【解決手段】 折り畳まれた状態で車体のルーフサイド
レール部に沿って収納されるエアバッグがカーテン状に
膨張展開可能であり、前記エアバッグの膨張展開状態で
は前記エアバッグと車体のピラー部間に介装したテンシ
ョンストラップにより前記エアバッグの下端部にテンシ
ョンが付与されるように構成した頭部保護エアバッグ装
置において、エアバッグの収納時にテンションストラッ
プ13をピラー部24に組付けられるピラー内装部品3
4にて覆われる特定位置に保持する位置保持手段(突起
34a2とU字形状部34a1)と、エアバッグの膨張
展開時にテンションストラップ13の移動方向を規定す
る移動方向規定手段(補強リブ34a3とU字形状部3
4a1)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装備される
頭部保護エアバッグ装置、特に、折り畳まれた状態で車
体のルーフサイドレール部に沿って収納されるエアバッ
グがインフレータから供給されるガスによって車室内の
側壁に沿ってカーテン状に膨張展開可能であり、前記エ
アバッグの膨張展開状態では前記エアバッグと車体のピ
ラー部間に介装したテンションストラップにより前記エ
アバッグの下端部にテンションが付与されるように構成
した頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した形式の頭部保護エアバッグ装置
は、例えば特開2001−106014号公報に示され
ていて、この公報に記載されている頭部保護エアバッグ
装置では、テンションストラップ(公報ではテンション
ベルトと記載されている)を収納するピラー内装部品
(公報ではピラーガーニッシュと記載されている)の裏
面にテンションストラップの放出方向を誘導するガイド
手段を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の頭部保
護エアバッグ装置では、車体のピラー部とこれに組付け
たピラー内装部品間に収納されているテンションストラ
ップがその収納空間にて自由に移動可能である。また、
ピラー内装部品の裏面に設けたガイド手段は、テンショ
ンストラップとの係合によってテンションストラップの
放出方向を誘導する。このため、エアバッグの膨張展開
時にテンションストラップがガイド手段に的確に係合し
ないことがあり、かかる場合には、テンションストラッ
プがガイド手段により的確に誘導されなくてピラー内装
部品に無用に引っ掛かるおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
に対処すべく、折り畳まれた状態で車体のルーフサイド
レール部に沿って収納されるエアバッグがインフレータ
から供給されるガスによって車室内の側壁に沿ってカー
テン状に膨張展開可能であり、前記エアバッグの膨張展
開状態では前記エアバッグと車体のピラー部間に介装し
たテンションストラップにより前記エアバッグの下端部
にテンションが付与されるように構成した頭部保護エア
バッグ装置において、前記エアバッグの収納時に前記テ
ンションストラップを前記ピラー部に組付けられるピラ
ー内装部品にて覆われる特定位置に保持する位置保持手
段と、前記エアバッグの膨張展開時に前記テンションス
トラップの移動方向を規定する移動方向規定手段を設け
たこと(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0005】この場合において、前記位置保持手段と前
記移動方向規定手段は、折り畳まれて収納されている前
記エアバッグと前記テンションストラップとの境界部近
傍に設けられていること(請求項2に係る発明)も可能
であり、また、前記位置保持手段と前記移動方向規定手
段は、前記ピラー内装部品の上部に設けられていること
(請求項3に係る発明)も可能である。
【0006】これらの場合において、前記位置保持手段
と前記移動方向規定手段は、前記ピラー内装部品に一体
的に形成されていること(請求項4に係る発明)が望ま
しい。また、前記位置保持手段と前記移動方向規定手段
は、前記ピラー内装部品とは別個に形成されて、前記ピ
ラー部に組付けられること(請求項5に係る発明)も可
能であり、また前記位置保持手段と前記移動方向規定手
段は、前記ピラー部の一部を加工することで形成されて
いること(請求項6に係る発明)も可能である。
【0007】また、前記位置保持手段と前記移動方向規
定手段は、前記ピラー内装部品の一部と前記ピラー部の
一部にて構成されていること(請求項7に係る発明)も
可能であり、この場合において、前記ピラー内装部品の
一部がリブであること(請求項8に係る発明)が望まし
い。
【0008】また、本発明の実施に際しては、前記移動
方向規定手段とは別個に、前記エアバッグの膨張展開時
に前記テンションストラップの移動をガイドするガイド
手段を設けること(請求項9に係る発明)が望ましく、
この場合において、前記ガイド手段は、前記ピラー内装
部品のリブにて構成されていること(請求項10に係る
発明)が望ましい。また、本発明の実施に際しては、前
記テンションストラップの移動方向に位置する前記ピラ
ー内装部品の一部を積極的に変形させる変形促進手段を
設けること(請求項11に係る発明)が望ましい。
【0009】
【発明の作用・効果】本発明による頭部保護エアバッグ
装置においては、通常時、エアバッグが折り畳まれた状
態で車体のルーフサイドレール部に沿って収納されてい
る。また、車両の側突時またはロールオーバー時等にお
いては、インフレータからガスがエアバッグに供給され
て、エアバッグが車室内の側壁に沿ってカーテン状に膨
張展開する。
【0010】ところで、本発明による頭部保護エアバッ
グ装置(請求項1に係る発明)においては、エアバッグ
の収納時にテンションストラップをピラー内装部品にて
覆われる特定位置に保持する位置保持手段が設けられて
いるため、エアバッグの収納時にテンションストラップ
は自由に移動することがなくて特定位置に保持される。
このため、エアバッグの膨張展開開始時には、常にテン
ションストラップが特定位置から移動を開始することと
なり、テンションストラップの移動開始位置および姿勢
が安定する。
【0011】また、エアバッグの膨張展開時にテンショ
ンストラップの移動方向を規定する移動方向規定手段が
設けられているため、エアバッグの膨張展開時における
テンションストラップの移動方向が安定する。したがっ
て、上記した位置保持手段と移動方向規定手段の相乗作
用により、エアバッグの膨張展開時にテンションストラ
ップはピラー内装部品に無用に引っ掛かることがなく
て、ピラー内装部品内から容易に引き出すことが可能で
ある。
【0012】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項2に係る発明)においては、上記した位置保
持手段と移動方向規定手段が、折り畳まれて収納されて
いるエアバッグとテンションストラップとの境界部近傍
に設けられているため、エアバッグの膨張展開動作がテ
ンションストラップの動作に与える影響を少なくするこ
とが可能である。
【0013】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項3に係る発明)においては、上記した位置保
持手段と移動方向規定手段が、ピラー内装部品の上部に
設けられているため、テンションストラップがピラー内
装部品の上部角部に引っ掛かることを抑制することが可
能である。
【0014】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項4に係る発明)においては、上記した位置保
持手段と移動方向規定手段が、ピラー内装部品に一体的
に形成されているため、ピラー内装部品の形状を部分的
に変更することで、容易に実施することが可能である。
【0015】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項5に係る発明)においては、上記した位置保
持手段と移動方向規定手段が、ピラー内装部品(一般的
には車種によって形状が異なる)とは別個に形成され
て、ピラー部に組付けられるため、当該頭部保護エアバ
ッグ装置を装着する全ての車両において、上記した位置
保持手段と移動方向規定手段を共用することが可能であ
り、無駄なく安価に実施可能である。
【0016】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項6に係る発明)においては、上記した位置保
持手段と移動方向規定手段が、ピラー部の一部を加工す
ることで形成されているため、当該頭部保護エアバッグ
装置を装着する全ての車両において、ピラー部の一部を
加工することで簡単に実施可能である。
【0017】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項7に係る発明)においては、上記した位置保
持手段と移動方向規定手段が、ピラー内装部品の一部と
ピラー部の一部にて構成されているため、ピラー内装部
品とピラー部間の隙間(空間)を有効に活用して、コン
パクトに構成することが可能である。この場合におい
て、ピラー内装部品の一部がリブである場合(請求項8
に係る発明)には、別部材を用いることなく安価に実施
可能である。
【0018】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項9に係る発明)においては、上記した移動方
向規定手段とは別個に、エアバッグの膨張展開時にテン
ションストラップの移動をガイドするガイド手段を設け
たため、エアバッグの膨張展開時におけるテンションス
トラップの移動方向を上記した移動方向規定手段とガイ
ド手段により安定させることができて、テンションスト
ラップの引き出し方向(放出方向)をより安定させるこ
とが可能である。
【0019】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項10に係る発明)においては、上記したガイ
ド手段が、ピラー内装部品のリブにて構成されているた
め、別部材を用いることなく安価に実施可能である。
【0020】また、本発明による頭部保護エアバッグ装
置(請求項11に係る発明)においては、テンションス
トラップの移動方向に位置するピラー内装部品の一部を
積極的に変形させる変形促進手段を設けたため、テンシ
ョンストラップをピラー内装部品内から引き出す際に、
ピラー内装部品の一部を積極的に変形させることができ
て、テンションストラップを素早く引き出すことが可能
である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明の一実施形
態を示していて、この実施形態の頭部保護エアバッグ装
置は、車室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開するエア
バッグ11と、このエアバッグ11の前端部に組付けた
テンションストラップ12と、エアバッグ11の後端部
に組付けたテンションストラップ13と、エアバッグ1
1のガス供給口11aに気密的に組付けたインフレータ
14等によって構成されるエアバッグモジュール10を
備えている。
【0022】エアバッグ11は、織目方向が前後上下と
なるように袋織によって形成されていて、表面に気密保
持用のコーティングを施されており、前後方向の後方部
位上端に設けたガス供給口11aと、このガス供給口1
1aから前方へAピラー部22にまで延びるガス通路1
1bと、このガス通路11bに上端にて連通する前席用
膨張部11cおよび後席用膨張部11dを有するととも
に、中間非膨張部11e、前端非膨張部11fおよび複
数個の取付片部11gを有している。なお、各取付片部
11gには、車体のルーフサイドレール部21への取付
孔11g1が設けられている。
【0023】前席用膨張部11cは、前席(Bピラー部
23に対応して配設されている座席)に着座する乗員の
頭部(図示省略)を保護するもので、上下方向に延びる
複数個の膨張室(図示省略)を有している。一方、後席
用膨張部11dは、後席に着座する乗員の頭部(図示省
略)を保護するもので、上下方向に延びる複数個の膨張
室(図示省略)を有している。
【0024】前方のテンションストラップ12は、ノン
コート織布によって帯状に形成されていて、図1に示し
たように、後端部12aにてエアバッグ11の前端非膨
張部11fに縫合され、中間部をエアバッグ11に設け
たスリット11hに移動可能に挿通され、前端部12b
に設けた取付孔12b1にて車体のAピラー部22に連
結されている。
【0025】後方のテンションストラップ13は、前方
のテンションストラップ12と同一素材で形成されてい
て、図1に示したように、前端部13aにてエアバッグ
11の中央非膨張部11eに縫合され、中間部をエアバ
ッグ11に設けたスリット11iに移動可能に挿通さ
れ、後端部13bに設けた取付孔13b1にて車体のC
ピラー部24に連結されている。
【0026】インフレータ14は、車両の側突時または
ロールオーバー時等において、エアバッグ11に向けて
ガスを噴出供給するものであり、その外周に予め組付け
たブラケット14aにてルーフサイドレール部21にボ
ルト等(図示省略)を用いて組付けられていて、先端部
にはエアバッグ11のガス供給口11aが締付バンド1
5を用いて気密的に組付けられている。
【0027】ところで、この実施形態においては、図3
〜図5に示したように、Cピラー部24に組付けられる
ピラー内装部品34に多機能リブ34aが一体的に形成
されている。ピラー内装部品34は、図2の状態にある
後方のテンションストラップ13とCピラー部24とを
車室側から覆うものであり、Cピラーガーニッシュまた
はルーフサイドインナガーニッシュといわれるものであ
る。
【0028】多機能リブ34aは、エアバッグ11の収
納時にテンションストラップ13をピラー内装部品34
にて覆われる特定位置(図2〜図5に示した位置)に保
持する位置保持手段として機能するとともに、エアバッ
グ11の膨張展開時にテンションストラップ13の移動
方向を設定方向に規定する移動方向規定手段として機能
するものであり、ピラー内装部品34における前縁部上
端の裏側(折り畳まれて収納されているエアバッグ11
とテンションストラップ13との境界部近傍)にて平面
視で略U字形状に形成されていて、そのU字形状部34
a1は車両前方および車両外方(図3および図5に示し
たクォーターウィンド25側)に向けて開口し前端部が
車幅方向で拡開可能となっている。
【0029】また、多機能リブ34aは、U字形状部3
4a1の車両前方開口を狭くして収納状態にあるテンシ
ョンストラップ13の前方への移動を規制する突起34
a2を有していて、この突起34a2とU字形状部34
a1とで上記した位置保持手段が構成されている。ま
た、多機能リブ34aは、U字形状部34a1の車室側
に三角形状で一対の補強リブ34a3を有していて、こ
れらの補強リブ34a3とU字形状部34a1とで上記
した移動方向規定手段が構成されている。
【0030】また、この実施形態においては、多機能リ
ブ34aにおけるU字形状部34a1の車両前方開口に
対応して、ピラー内装部品34にVノッチ34bが形成
されている。Vノッチ34bは、車両後方に向けて開口
する切欠であって図5に示したように上下方向に延設さ
れており、図2の位置にあるテンションストラップ13
の移動方向(車両前方)に位置するピラー内装部品34
の一部34cをテンションストラップ13の移動当接時
に前方へ積極的に変形させる変形促進手段として機能す
る。
【0031】また、この実施形態においては、ピラー内
装部品34における前縁部上端の隅角部にて、図4およ
び図5に示したように、ピラー内装部品34の基材P1
と表皮材P2が正面視にて異なる形状に形成されてい
て、表皮材P2が矩形とされているのに対して、基材P
1がR面取り形状とされている。このため、テンション
ストラップ13がピラー内装部品34内から引き出され
るときに、テンションストラップ13がピラー内装部品
34における前縁部上端の隅角部に引っ掛かることが抑
制される。
【0032】上記のように構成したこの実施形態のエア
バッグ装置においては、通常時、エアバッグ11が上下
方向にて例えば蛇腹折りで多重に折り畳まれて破断可能
な結束テープ(図示省略)にて保持された状態で、図2に
示したように、ルーフサイドレール部21とAピラー部
22に沿って収納されていて、ルーフヘッドライニング
31とAピラーガーニッシュ32により被覆されてい
る。
【0033】また、前方のテンションストラップ12
が、Aピラー部22とルーフサイドレール部21に沿っ
て収納されていて、Aピラーガーニッシュ32とルーフ
ヘッドライニング31により被覆されている。また、後
方のテンションストラップ13が、ルーフサイドレール
部21とCピラー部24に沿って収納されていて、ルー
フヘッドライニング31とピラー内装部品34により被
覆されている。
【0034】また、車両の側突時またはロールオーバー
時等において、インフレータ14からガスが噴出し、こ
のガスがエアバッグ11のガス通路11bに供給される
と、エアバッグ11がルーフヘッドライニング31の該
当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開し、図1
にて示したように車室内の側壁に沿ってカーテン状に膨
張展開する。この際には、エアバッグ11の各膨張部1
1c,11dが各乗員の頭部側方に位置する頭部保護エ
リアに向けて膨張展開する。
【0035】また、エアバッグ11が膨張展開する際に
は、エアバッグ11の膨張展開に伴って前方のテンショ
ンストラップ12がAピラーガーニッシュ32の該当部
位を車室内に向けて変形させて下方に引き出され、また
後方のテンションストラップ13がピラー内装部品34
の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に引き出さ
れて、図2の状態から図1の状態に変形する。このた
め、エアバッグ11の車両略下方への展開力が各テンシ
ョンストラップ12,13にて車両略前後方向の張力に
変換される作用と、エアバッグ11が膨張展開時におい
て前後方向に縮小する作用とにより、エアバッグ11の
下部に沿って前後方向に延びるテンションライン(両取
付孔12b1,13b1を結ぶライン)が形成されて、
エアバッグ11の下端部にテンションが付与される。
【0036】ところで、この実施形態においては、エア
バッグ11の収納時に後方のテンションストラップ13
をピラー内装部品34にて覆われる特定位置(図2の位
置)に保持する多機能リブ34a(詳細には、多機能リ
ブ34aにおけるU字形状部34a1と突起34a2)
が設けられているため、エアバッグ11の収納時にテン
ションストラップ13は自由に移動することがなくて特
定位置に保持される。このため、エアバッグ11の膨張
展開開始時には、常にテンションストラップ13が特定
位置から移動を開始することとなり、テンションストラ
ップ13の移動開始位置および姿勢が安定する。
【0037】また、エアバッグ11の膨張展開時にテン
ションストラップ13の移動方向を規定する多機能リブ
34a(詳細には、多機能リブ34aにおけるU字形状
部34a1と補強リブ34a3)が設けられているた
め、エアバッグ11の膨張展開時におけるテンションス
トラップ13の移動方向が安定する。したがって、多機
能リブ34aの各機能が相乗的に作用し、エアバッグ1
1の膨張展開時にテンションストラップ13はピラー内
装部品34に無用に引っ掛かることがなくて、ピラー内
装部品34内から容易に引き出すことが可能である。
【0038】また、この実施形態においては、テンショ
ンストラップ13の位置保持手段および移動方向規定手
段として機能する多機能リブ34aが、折り畳まれて収
納されているエアバッグ11とテンションストラップ1
3との境界部近傍に設けられているため、エアバッグ1
1の膨張展開動作がテンションストラップ13の動作
(エアバッグ11の膨張展開動作とは異なり車体外方に
引っ張られるようにして下方に引き出される動作)に与
える影響を少なくすることが可能である。
【0039】また、この実施形態においては、多機能リ
ブ34aがピラー内装部品34の前方上部に設けられて
いるため、またピラー内装部品34における前縁部上端
の隅角部にて基材P1がR面取り形状とされているた
め、テンションストラップ13がピラー内装部品34の
上部角部に引っ掛かることを抑制することが可能であ
る。また、この実施形態においては、多機能リブ34a
が、ピラー内装部品34に一体的に形成されているた
め、ピラー内装部品34の形状を部分的に変更すること
で、容易に実施することが可能である。
【0040】また、この実施形態においては、テンショ
ンストラップ13の移動方向に位置するピラー内装部品
34の一部34cを前方へ積極的に変形させるためのV
ノッチ34bを設けたため、テンションストラップ13
をピラー内装部品34内から引き出す際に、ピラー内装
部品34の一部34cを前方へ積極的に変形させること
ができて、テンションストラップ13を素早く引き出す
ことが可能である。
【0041】上記実施形態においては、テンションスト
ラップ13用の位置保持手段および移動方向規定手段と
して機能する多機能リブ34aをピラー内装部品34に
一体的に形成して実施したが、図6に示したように、テ
ンションストラップ13用の位置保持手段および移動方
向規定手段として機能する多機能部材35をピラー内装
部品34とは別個に形成して実施することも可能であ
る。
【0042】多機能部材35は、弾性変形可能な脚部3
5aにてCピラー部24の取付孔24aに組付けられて
いて、前方に向けて開口し前端部が車幅方向で拡開可能
なU字形状部35bと、これの車両前方開口を狭くして
収納状態にあるテンションストラップ13の前方への移
動を規制する突起35cを有しており、この突起35c
とU字形状部35bとで上記した位置保持手段が構成さ
れている。また、多機能部材35は、U字形状部35b
の車室側に三角形状の補強リブ35dを有していて、こ
の補強リブ35dとU字形状部35bとで上記した移動
方向規定手段が構成されている。
【0043】図6に示した実施形態においては、テンシ
ョンストラップ13用の位置保持手段および移動方向規
定手段として機能する多機能部材35が、ピラー内装部
品34(一般的には車種によって形状が異なる)とは別
個に形成されて、Cピラー部24に組付けられるため、
当該頭部保護エアバッグ装置を装着する全ての車両にお
いて、多機能部材35を共用することが可能であり、無
駄なく安価に実施可能である。
【0044】また、上記各実施形態においては、多機能
リブ34aまたは多機能部材35にてテンションストラ
ップ13用の位置保持手段および移動方向規定手段を構
成したが、図7に示したように、Cピラー部24に組付
けられる樹脂製のクリップ36と、ピラー内装部品34
に一体的に形成したリブ34dにて、テンションストラ
ップ13用の位置保持手段および移動方向規定手段を構
成して実施することも可能である。
【0045】クリップ36は、後方に向けて開口するU
字状取付部36aにてCピラー部24に組付けられてい
て、前方に向けて開口し前端部が車幅方向で拡開可能な
U字形状部36bと、これの車両前方開口を狭くして収
納状態にあるテンションストラップ13の前方への移動
を規制する突起36cを有しており、この突起36cと
U字形状部36bとで上記した位置保持手段が構成され
ている。また、クリップ36は、U字形状部36bの車
室側への変形量(拡開量)をピラー内装部品34のリブ
34dにて規定されていて、クリップ36のU字形状部
36bとピラー内装部品34のリブ34dとで上記した
移動方向規定手段が構成されている。
【0046】図7に示した実施形態においては、上記し
た位置保持手段と移動方向規定手段が、ピラー内装部品
34の一部(リブ34d)とCピラー部24に組付けた
クリップ36にて構成されているため、ピラー内装部品
34自体のコストアップを抑えて実施することが可能で
ある。
【0047】また、上記した図6の実施形態において
は、テンションストラップ13用の位置保持手段および
移動方向規定手段として機能する多機能部材35をCピ
ラー部24に組付けて実施したが、図8および図9に示
したように、Cピラー部24における合わせ部24bの
一部分24b1を切り起こして車室側に変移させること
で、テンションストラップ13用の位置保持手段および
移動方向規定手段を構成して実施することも可能であ
る。
【0048】図8および図9に示した実施形態において
は、上記した位置保持手段と移動方向規定手段が、Cピ
ラー部24の一部(24b1)を加工することで形成さ
れているため、当該頭部保護エアバッグ装置を装着する
全ての車両において、Cピラー部24の一部(24b
1)を加工することで簡単に実施することが可能であ
る。また、この実施形態では、ピラー内装部品34に形
成したリブ34dがCピラー部24の該当部位から引き
出されるテンションストラップ13の移動をガイドする
ガイド手段として機能するため、テンションストラップ
13の引き出し方向(放出方向)を安定させることが可
能である。
【0049】また、上記した図7の実施形態において
は、Cピラー部24に組付けられるクリップ36と、ピ
ラー内装部品34に一体的に形成したリブ34dにて、
テンションストラップ13用の位置保持手段および移動
方向規定手段を構成して実施したが、図10、図11ま
たは図12に示したように、Cピラー部24と、ピラー
内装部品34に一体的に形成したリブ34dにて、テン
ションストラップ13用の位置保持手段および移動方向
規定手段を構成して実施することも可能である。
【0050】図10の実施形態では、Cピラー部24に
おける合わせ部24bとピラー内装部品34に一体的に
形成したリブ34dにて、テンションストラップ13用
の位置保持手段および移動方向規定手段が構成されてい
る。また、図11の実施形態では、Cピラー部24にお
ける合わせ部24bおよび切り起こし部24cと、ピラ
ー内装部品34に一体的に形成したリブ34dにて、テ
ンションストラップ13用の位置保持手段および移動方
向規定手段が構成されている。
【0051】また、図12の実施形態では、Cピラー部
24の合わせ部24bと、Cピラー部24に固着した金
属製のブラケット24dにて、テンションストラップ1
3用の位置保持手段が構成されている。また、Cピラー
部24に固着した金属製のブラケット24dと、ピラー
内装部品34に一体的に形成したリブ34d(ブラケッ
ト24dの変形量を規定するもの)にて、テンションス
トラップ13用の移動方向規定手段が構成されている。
【0052】図10、図11または図12に示した実施
形態においては、上記した位置保持手段と移動方向規定
手段が、ピラー内装部品34の一部(リブ34d)とC
ピラー部24の一部にて構成されているため、ピラー内
装部品34とCピラー部24間の隙間(空間)を有効に
活用して、コンパクトに構成することが可能である。ま
た、ピラー内装部品34の一部がリブ34dであるた
め、別部材を用いることなく安価に実施可能である。
【0053】上記した各実施形態においては、Cピラー
部24の前方合わせ部まで(Cピラー部24の全体)が
ピラー内装部品34にて覆われるタイプの車両に本発明
を実施したが、図13に示したように、Cピラー部24
の前方合わせ部24bがトリム39にて覆われ、Cピラ
ー部24の残部がピラー内装部品34にて覆われるオー
プニングトリムタイプの車両にも本発明は同様にまたは
適宜変更して実施可能である。
【0054】図13の実施形態では、Cピラー部24に
組付けたトリム39と金属製のクリップ38にて、テン
ションストラップ13用の位置保持手段が構成されてい
る。また、Cピラー部24に組付けた金属製のクリップ
38と、ピラー内装部品34に一体的に形成したリブ3
4d(クリップ38の変形量を規定するもの)にて、テ
ンションストラップ13用の移動方向規定手段が構成さ
れている。なお、この実施形態では、図12の実施形態
と実質的に同様の作用効果が得られる。
【0055】また、上記各実施形態においては、後方の
テンションストラップ13に対して本発明を実施した
が、前方のテンションストラップ12に対しても同様に
または適宜変更して実施することが可能である。また、
上記実施形態においては、インフレータ14が車両の後
方に配置される頭部保護エアバッグ装置に本発明を実施
したが、本発明は、インフレータが車両の前後方向略中
央部または前方に配置される頭部保護エアバッグ装置に
も同様にまたは適宜変更して実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による頭部保護エアバッグ装置の一実
施形態を概略的に示す側面図である。
【図2】 図1に示した頭部保護エアバッグ装置でエア
バッグと前後のテンションストラップが収納された状態
の側面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿った拡大平面図である。
【図4】 図3に示したピラー内装部品の要部拡大斜視
図である。
【図5】 図3の矢印5方向からみた部分正面図であ
る。
【図6】 本発明の他の実施形態(第1変形例)を部分
的に示す図3相当の平面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態(第2変形例)を部分
的に示す図3相当の平面図である。
【図8】 本発明の他の実施形態(第3変形例)を部分
的に示す図3相当の平面図である。
【図9】 図8に示したCピラー部とテンションストラ
ップの関係を部分的に示す斜視図である。
【図10】 本発明の他の実施形態(第4変形例)を部
分的に示す図3相当の平面図である。
【図11】 本発明の他の実施形態(第5変形例)を部
分的に示す図3相当の平面図である。
【図12】 本発明の他の実施形態(第6変形例)を部
分的に示す図3相当の平面図である。
【図13】 本発明の他の実施形態(第7変形例)を部
分的に示す図3相当の平面図である。
【符号の説明】
10…エアバッグモジュール、11…エアバッグ、11
a…ガス供給口、11b…ガス通路、11c…前席用膨
張部、11d…後席用膨張部、11e…中間非膨張部、
11f…前端非膨張部、11g…取付片部、11h,1
1i…スリット、12…前方のテンションストラップ、
13…後方のテンションストラップ、14…インフレー
タ、21…ルーフサイドレール部、22…Aピラー部、
23…Bピラー部、24…Cピラー部、31…ルーフヘ
ッドライニング、32…Aピラーガーニッシュ、34…
ピラー内装部品、34a…多機能リブ、34a1…U字
形状部、34a2…突起、34a3…補強リブ、34b
…Vノッチ、P1…ピラー内装部品の基材、P2…ピラ
ー内装部品の表皮材。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれた状態で車体のルーフサイド
    レール部に沿って収納されるエアバッグがインフレータ
    から供給されるガスによって車室内の側壁に沿ってカー
    テン状に膨張展開可能であり、前記エアバッグの膨張展
    開状態では前記エアバッグと車体のピラー部間に介装し
    たテンションストラップにより前記エアバッグの下端部
    にテンションが付与されるように構成した頭部保護エア
    バッグ装置において、前記エアバッグの収納時に前記テ
    ンションストラップを前記ピラー部に組付けられるピラ
    ー内装部品にて覆われる特定位置に保持する位置保持手
    段と、前記エアバッグの膨張展開時に前記テンションス
    トラップの移動方向を規定する移動方向規定手段を設け
    たことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装
    置において、前記位置保持手段と前記移動方向規定手段
    は、折り畳まれて収納されている前記エアバッグと前記
    テンションストラップとの境界部近傍に設けられている
    ことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装
    置において、前記位置保持手段と前記移動方向規定手段
    は、前記ピラー内装部品の上部に設けられていることを
    特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の頭部保護
    エアバッグ装置において、前記位置保持手段と前記移動
    方向規定手段は、前記ピラー内装部品に一体的に形成さ
    れていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装
    置において、前記位置保持手段と前記移動方向規定手段
    は、前記ピラー内装部品とは別個に形成されて、前記ピ
    ラー部に組付けられることを特徴とする頭部保護エアバ
    ッグ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装
    置において、前記位置保持手段と前記移動方向規定手段
    は、前記ピラー部の一部を加工することで形成されてい
    ることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装
    置において、前記位置保持手段と前記移動方向規定手段
    は、前記ピラー内装部品の一部と前記ピラー部の一部に
    て構成されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の頭部保護エアバッグ装
    置において、前記ピラー内装部品の一部がリブであるこ
    とを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか一つに記載の頭部
    保護エアバッグ装置において、前記移動方向規定手段と
    は別個に、前記エアバッグの膨張展開時に前記テンショ
    ンストラップの移動をガイドするガイド手段を設けたこ
    とを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の頭部保護エアバッグ
    装置において、前記ガイド手段は、前記ピラー内装部品
    のリブにて構成されていることを特徴とする頭部保護エ
    アバッグ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れか一つに記載の
    頭部保護エアバッグ装置において、前記テンションスト
    ラップの移動方向に位置する前記ピラー内装部品の一部
    を積極的に変形させる変形促進手段を設けたことを特徴
    とする頭部保護エアバッグ装置。
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