JP2003118441A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2003118441A JP2001318631A JP2001318631A JP2003118441A JP 2003118441 A JP2003118441 A JP 2003118441A JP 2001318631 A JP2001318631 A JP 2001318631A JP 2001318631 A JP2001318631 A JP 2001318631A JP 2003118441 A JP2003118441 A JP 2003118441A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 車体フロア12側にアウタレール33L
を取付け、シートクッション35側にインナレール32
Lを取付け、このインナレール32Lをアウタレール3
3Lにスライド自在に嵌合し、アウタ・インナレール3
3L,32L間に、アウタレール33Lにインナレール
32をロックするメインロック機構52を介設するとと
もに後方移動時のみにロックが有効になるサブロック機
構53を介設した車両シートにおいて、サブロック機構
53を、インナレール32Lに一端を回転可能に取付け
て他端を操作するサブ操作レバー65と、このサブ操作
レバー65の中間に一端を回転可能に取付けたサブロッ
クレバー66と、このサブロックレバー66の他端に設
けたサブロック爪67と、このサブロック爪67を止め
るためにアウタレール33Lに設けたサブ係止孔33b
とから構成した。 【効果】 サブロック機構の簡素化を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、前後スライド可能
な車両用シートであって、アウタレールにインナレール
をロックするメインロック機構を介設するとともに後方
移動時のみにロックが有効になるサブロック機構を介設
した車両シートに関する。 【0002】 【従来の技術】車両用シートを車両後方に移動するとき
に後部座席に着座中の乗員の妨げにならぬように車両用
シートの移動可能範囲の途中で一時停止させる車両用シ
ートを搭載する車両がある。このような車両用シートと
して、例えば実開平6−18058号公報「シートラッ
ク装置」が知られている。上記技術は、同公報の図1及
び図2によれば、車体フロア側にロアレール2を取付
け、シート側にアッパレール1を取付け、このアッパレ
ール1をロアレール2にスライド自在に嵌合し、アッパ
レール1をロアレール2にロックするためにアッパレー
ル1側にハンドルシャフト5を取付け、このハンドルシ
ャフト5の先端にロアレール2に嵌合させうロックレバ
ー6を設けることで、メインのロック機構を構成する。
このメインのロック機構とは別に、車両用シートの移動
可能範囲の途中で一時停止させるためのサブのロック機
構を、ロアレール2の脇に並設するストッパ機構10
と、このストッパ機構10に係合させるためにアッパレ
ール1側に設けた第1レバー8とから構成するものであ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のシート
ラック装置では、ロアレール2の脇にストッパ機構10
を並設するものなので、ストッパ機構10がロアレール
2やアッパレール1からはみ出し、車体フロアに取付け
るときに余分はスペースが必要になる。従って、サブの
ロック機構をもっとコンパクトにまとめたいものであ
る。また、上記のシートラック装置では、サブのロック
機構をストッパ機構10や第1レバーから構成するもの
であり、構造が繁雑になることがある。従って、もっと
シンプルな装置にすることが望まれる。 【0004】そこで、本発明の目的は、構造が簡単で且
つコンパクトなサブロック機構を搭載した車両用シート
を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車体フロア側にアウタレールを取付け、
シート側にインナレールを取付け、このインナレールを
アウタレールにスライド自在に嵌合し、アウタ・インナ
レール間に、アウタレールにインナレールをロックする
メインロック機構を介設するとともに後方移動時のみに
ロックが有効になるサブロック機構を介設した車両シー
トにおいて、サブロック機構を、インナレールに一端を
回転可能に取付けて他端を操作するサブ操作レバーと、
このサブ操作レバーの中間に一端を回転可能に取付けた
サブロックレバーと、このサブロックレバーの他端に設
けたサブロック爪と、このサブロック爪を止めるために
アウタレールに設けたサブ係止孔とから構成したことを
特徴とする。 【0006】インナレールにサブ操作レバーの一端を回
転可能に取付け、サブ操作レバーの他端を操作できるよ
うにし、サブ操作レバーの中間にサブロックレバーの一
端を回転可能に取付け、サブロックレバーの他端にサブ
ロック爪を設け、このサブロック爪をアウタレールのサ
ブ係止孔に止めるようにする。すなわち、インナレール
にサブ操作レバーを設け、アウタレールにサブ係止孔を
設け、これらのサブ操作レバー及びサブ係止孔にサブロ
ックレバーを介在させることで、サブロック機構の簡素
化を図る。この結果、コンパクトな車両用シートの実現
を図ることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る車両用シートを搭載し
た車両の側面図である。図中、10は車両、11は車
体、12は車体フロア、13は前輪、14は後輪、15
は前照灯、16はルーフ、17はフロントウィンド、1
8はフロントバンパ、19はリヤバンパ、21はドアミ
ラー、22は前ドア、23は後ドア、24はテールゲー
ト、25はフロントフェンダ、26はクオータパネル、
27はクオータウィンドであり、車両10は、1列目シ
ート28、車両用シートとしての2列目シート30及び
3列目シート70L,70Rから構成することで多彩な
シートアレンジを可能にした車両である。 【0008】図2は本発明に係る車両用シートの配列を
示す側面図である。1列目シート28は、運転席28R
及び助手席28Lから構成する前後スライド可能なシー
トであり、2列目シート30は、後述するように前後ス
ライド、折畳み及び跳ね上げ可能なベンチシートであ
り、3列目シート70L,70Rは、後述するように2
列目シート30の下部に収納可能な左右分割シートであ
る。 【0009】図3は本発明に係る車両用シートの斜視図
であり、2列目シート30を示す。2列目シート30
は、移動側である左右のインナレール32L,32R及
び固定側である左右のアウタレール33L,33Rから
それぞれ構成する左右のシートレール31L,31R
と、これらのシートレール31L,31Rのインナレー
ル32L,32Rにそれぞれ取付けた左右の支持ブラケ
ット34L,34Rと、これらの支持ブラケット34
L,34Rに渡したシートクッション35と、このシー
トクッション35にヒンジ36a,36bを介して角度
調整可能に且つ折畳み可能に取付けた左のシートバック
37Lと、シートクッション35にヒンジ36c,36
dを介して角度調整可能に且つ折畳み可能に取付けた右
のシートバック37Rと、これらのシートバック37
L,37Rの左右にそれぞれ高さ調整可能に取付けたピ
ロー38L,38Rと、シートクッション35の下部後
端から垂下させた左右のロック部材41,41(右の4
1は不図示)と、これらのロック部材41,41をシー
トクッション35を跳ね上げたときにシートクッション
35の下面に引き込む左右のロッド42,42(右の4
2は不図示)と、シートクッション35の左側と左の支
持ブラケット34Lとの間に渡した1本のダンパ43
と、左のシートレール31L側に設けることで任意の前
後スライド位置でシートクッション35を固定するメイ
ンロック機構52と、シートクッション35の後方移動
時にスライド可能範囲の途中でシートスライドを一旦停
止させるサブロック機能53と、3列目シート70L,
70R(図2参照)側からメインロック機構52をアン
ロック操作するためのリリース操作機構51と、からな
る。 【0010】なお、45,45は、シートクッションに
折畳むたときに使用する折畳み用ノブ、46,46は跳
ね上げ状態のシートクッション35を左右の支持ブラケ
ット34L,34Rにそれぞれ止める連結部材としての
ベルトである。 【0011】図4は図3の4矢視図であり、2列目シー
ト30の側面を示す。左のインナレール32Lは、後端
にロック部材41を止めるストライカ32aを備え、内
部を覆うカバー32bを備える。右のインナレール32
Rは、左のインナレール32Lと略同一構造のレールで
あり、詳細な説明を省略する。左の支持ブラケット34
Lは、シートクッション35の前端下部を回転自在に支
持するヒンジ点としての回転支持部34aと、この回転
支持部34aよりも下方且つ後方に設定したロッド42
の一端を結合させる結合点としてのロッド支持部34b
と、シートクッション35を跳ね上げたときに跳ね上げ
状態でベルト46を掛ける掛け部34cと、を備える。
右の支持ブラケット34R(図3参照)は、左の支持ブ
ラケット34Lに略同一構成の部材であり、詳細な説明
を省略する。 【0012】なお、35aはシートクッション35のシ
ートフレーム、41aはロッド42の他端を連結させる
ロック部材41の連結部、41bはロック部材41の解
除レバーを示す。 【0013】リリース操作機構51は、詳細を後述する
メインロック機構52のメイン操作レバー61に一端を
取付ける引張り部材としてのストラップ55と、このス
トラップ55を車体後方に案内するためにメイン操作レ
バー61よりも上方に設けた支点としての第1・第2ガ
イド56,57と、からなる。なお、55aはストラッ
プに一端に取付けた結合部、55bはストラップ55の
他端に形成した操作部である。 【0014】図5は本発明に係る車両用シートのスライ
ドレール廻りの側面断面図であり、左のインナレール3
1Lと、この左のアウタレール33Lに構成するメイン
ロック機構52及びサブロック機構53を示す。メイン
ロック機構52は、インナレール32Lに中間をピン結
合することで一端をスイング可能に操作する操作レバー
61と、インナレール32L側に中間をピン結合すると
ともに一端を操作レバー61の他端にピン結合したロッ
クレバー62と、このロックレバー62の他端に取付け
たロック爪63と、インナレール32Lとロックレバー
62との間に掛け渡したトーションばね64と、アウタ
レール33Lに形成することでロック爪63を係止する
複数の係止孔33a・・・(・・・は複数個を示す。以下同
じ)と、からなる。 【0015】サブロック機構53は、インナレール32
Lに一端を回転可能に取付けることで他端を操作するサ
ブ操作レバー65と、このサブ操作レバー65の中間に
一端を回転可能に取付けたサブロックレバー66と、こ
のサブロックレバー66の他端に設けたサブロック爪6
7と、このサブロック爪67を止めるためにアウタレー
ル33Lに設けた1個のサブ係止孔33bと、サブロッ
クレバー66に設けることでサブ係止孔33bに向けて
サブロック爪67を付勢するバネ部材68と、からな
る。 【0016】2列目シート30(図2参照)は、車体フ
ロア12側にアウタレール33Lを取付け、シートクッ
ション35(図2参照)側にインナレール32Lを取付
け、このインナレール32Lをアウタレール33Lにス
ライド自在に嵌合し、アウタ・インナレール33L,3
2L間に、アウタレール33Lにインナレール32をロ
ックするメインロック機構52を介設するとともに後方
移動時のみにロックが有効になるサブロック機構53を
介設した車両シートにおいて、サブロック機構53を、
インナレール32Lに一端を回転可能に取付けて他端を
操作するサブ操作レバー65と、このサブ操作レバー6
5の中間に一端を回転可能に取付けたサブロックレバー
66と、このサブロックレバー66の他端に設けたサブ
ロック爪67と、このサブロック爪67を止めるために
アウタレール33Lに設けたサブ係止孔33bとから構
成したことものであると言える。 【0017】図6は本発明に係る車両用シートの要部斜
視図であり、2列目シート30は、車両フロア12(図
2参照)側に設けた支持ブラケット34Lにシートクッ
ション35の前部をヒンジで結合することで、このシー
トクッション35を前方へ跳ね上げることができるよう
にした車両用シートにおいて、シートクッション35を
固定する際に用いるロック部材41をシートクッション
35の後部下面から前後スイング自在い垂下させ、この
ロック部材41の下端部にロッド42をピン結合し、こ
のロッド42を前方は延ばし、ロッド42の先端を支持
ブラケット34Lにピン結合するときに、支持ブラケッ
ト34Lの結合点(ロッド支持部34b)をヒンジ結合
のヒンジ点(回転支持部34a)より下位に設定するこ
とで、シートクション35を車両前方に跳ね上げるとき
にロック部材41をシートクッション35下面に引き込
むものであると言える。 【0018】シートクッションを前方へ跳ね上げるとき
に、シートクッションの後部下面に取付けるロック部材
をシートクッション下面に引き込むことができれば、車
両用シートからの突出が解消できるので好ましいことで
ある。そこで、ロック部材41の下端部にロッド42を
ピン結合し、このロッド42を前方は延ばし、ロッド4
2の先端を支持ブラケット34Lにピン結合するとき
に、支持ブラケット34の結合点(ロッド支持部34
b)をヒンジ結合のヒンジ点(回転支持部34a)より
下位に設定することで、シートクション35を車両前方
に跳ね上げるときにロック部材41をシートクッション
下35面に引き込み、ロック部材41を突出した状態か
ら寝かした状態に自動的に姿勢を直す。これにより、前
方へ跳ね上げした車両用シート2列目シート30から突
出の解消を図るとともにシートアレンジを容易に行なう
ことのできる。この結果、乗員の利便性の向上を図るこ
とができる。 【0019】以上に述べた2列目シート30の作用を次
に説明する。図7(a)〜(c)は本発明に係る車両用
シートのサブロック機構の動作説明図である。(a)に
おいて、インナレール32L側のシートクッション35
(図6参照)を矢印a1の如く移動する。(b)におい
て、シートクッション35(図6参照)を移動した結
果、サブロック爪67がサブ係止孔33bに矢印b1の
如く嵌合し、インナレール32Lの動きは一旦停止す
る。(c)において、サブ操作レバー65を矢印c1の
如く持上げることで、再び矢印c2の如く後方へ移動す
ることができる。これにより、2列目シート30(図2
参照)の後方移動時に一旦停止させることで、例えば、
3列目シート70L,70R(図2参照)の乗員のくつ
ろぎの妨げを回避できる。 【0020】サブロック機構53は、インナレール32
Lにサブ操作レバー65の一端を回転可能に取付け、サ
ブ操作レバー65の他端を操作できるようにし、サブ操
作レバー65の中間にサブロックレバー66の一端を回
転可能に取付け、サブロックレバー66の他端にサブロ
ック爪67を設け、このサブロック爪67をアウタレー
ル33Lのサブ係止孔33aに止めるようにした。すな
わち、インナレール33にサブ操作レバー65を設け、
アウタレール33Lにサブ係止孔33bを設け、これら
のサブ操作レバー65及びサブ係止孔33bにサブロッ
クレバー66を介在させることで、サブロック機構53
の簡素化を図ることができる。この結果、コンパクトな
車両用シート(2列目シート30)の実現を図ることが
できる。 【0021】図8(a),(b)は本発明に係る車両用
シートの第1作用説明図である。(a)において、スト
ラップ55の操作部55bを矢印a1の如く車体後方に
引張る。(b)において、操作部55bを引いた結果、
メインロック機構52の操作レバー61は矢印b1の如
く回転することができ、メインロック機構52ののロッ
クが解除される。この結果、2列目シート30を矢印b
2の如く車体前方へ又は車体後方へスライドさせること
ができる。 【0022】すなわち、2列目シート30は、シートク
ッション35の前部下方に配置した操作レバー61を上
げることでロックを解除してシートを車両前後方向は任
意に移動させることができる車両用シートにおいて、操
作レバー61より上方位置に支点(第1・第2ガイド5
6,57)を設け、操作レバー61に引張り部材(スト
ラップ55)の一端を結びこのストラップ55を支点
(第1・第2ガイド56,57)に掛けるとともに、ス
トラップ55の他端をシートクッション35の後方まで
延ばすことで、操作レバー61の操作をシートの後方か
らも可能にしたものであると言える。 【0023】車両用シートの前後スライドは、着座した
乗員が操作レバーを操作することで、スライド操作する
ことが一般的である。例えば、シート列を3列に配置す
ることで多様なシートアレンジを可能にした車両用シー
トなどにおいては、後の座席から前の座席を前後スライ
ドさせたい場合が生ずる。そこで、操作レバー61に引
張り部材(ストラップ55)の一端を結びこのストラッ
プ55を支点(第1・第2ガイド56,57)に掛ける
とともに、ストラップ55の他端をシートクッション3
5の後方まで延ばすことで、操作レバー61の操作をシ
ートの後方から操作できる。これにより、後のシートに
着座した乗員も前のシートの前後移動操作をすることが
できる。この結果、乗員の利便性の向上を図ることがで
きる。また、操作レバー61にストラップ55の一端を
結びこのストラップ55を支点(第1・第2ガイド5
6,57)に掛けるとともに、ストラップ55の他端を
シートクッション35の後方まで延ばすだけなので、構
造が簡単である。 【0024】図9(a),(b)は本発明に係る車両用
シートの第2作用説明図(前半)である。(a)におい
て、通常使用状態の2列目シート30の姿を示す。
(b)において、シートクッション35にシートバック
37Lを矢印b1の如く折畳む。なお、図9及び図10
の説明では右のシートバック37R(図3参照)を省略
して説明する。 【0025】図10(a)〜(c)は本発明に係る車両
用シートの第2作用説明図(後半)である。(a)にお
いて、解除レバー41bを操作することで、インナレー
ル32Lのストライカ32aからロック部材41を解除
し、支持ブラケット34の回転支持部34aを支点にシ
ートクッション35及びシートバック37Lを矢印a1
の如く回転させる。(b)において、シートクッション
35及びシートバック37Lを矢印b2の如く跳ね上げ
ることによるロッド42の引き込み作用で、ロック部材
41を矢印b3の如くシートクッション35下面に向け
て回転させる。 【0026】(c)において、さらに、シートクッショ
ン35及びシートバック37Lを矢印c1の如く跳ね上
げることで、ロック部材41を矢印c2の如くシートク
ッション35下面に引き込む。この跳ね上げ状態で、支
持ブラケット34の掛け部34cにベルト46を掛ける
ことで、支持ブラケット34にシートクッション35を
止める。 【0027】2列目シート30は、支持ブラケット34
Lにシートクッション35の前部をヒンジ止めし、この
シートクッション35の後部にシートバック37Lをヒ
ンジ止めすることで、シートクッション35にシートバ
ック37Lを折畳み、これらのシートバック37L及び
シートクション35を車両前方に跳ね上げることのでき
る車両用シートにおいて、跳ね上げたときにシートクッ
ション35の前端と支持ブラケット34Lとを連結し
て、シートクッション35の戻りを防止をすることので
きる連結部材(ベルト46)を、備えたものであると言
える。 【0028】跳ね上げたときにシートクッション35の
前端と支持ブラケット34Lとを連結して、シートクッ
ション35の戻り防止をすることのできる連結部材(ベ
ルト46)を備えることで、跳ね上げ時のシートクッシ
ョン35を支持ブラケット34Lに容易に保持できる。
また、跳ね上げたときにシートクッション35の前端と
支持ブラケット34Lとは近接するので、連結部材(ベ
ルト46)も短いもので足り、構造の簡素化を図れる。
例えば、車両用シートが前後スライド可能なシートであ
る場合には、シートの前後位置に関わらずシートクッシ
ョン35の保持をできる。この結果、乗員の利便性の向
上を図ることができる。 【0029】次に、ヒンジ支点(回転支持部34a)及
び結合点(ロッド支持部34b)の位置関係によるロッ
ク部材41の引き込み角度の違いを考察する。図11
(a)〜(c)は本発明に係る車両用シートの動作を示
す線図である。(a)において、ロッド支持部34bを
回転支持部34aの下位に且つ後方に設定する。シート
クッション35とロック部材41の初期設定角をθとす
れば、シートクッション35を回転角αだけ回転させる
と、初期設定角θはθ1に変化する。(b)において、
ロッド支持部34bを回転支持部34aの下位に設定す
る場合には、シートクッション35を回転角αだけ回転
させると、初期設定角θはθ2に変化する。 【0030】(c)において、ロッド支持部34bを回
転支持部34aの上位に設定する場合には、シートクッ
ション35を回転角αだけ回転させると、初期設定角θ
はθ3に変化する。(a)〜(c)から、θ1<θ2<θ3
であることが明白である。すなわち、ロッド支持部34
bを回転支持部34aの下位に且つ後方に設定する場合
にはロック部材41の引き込み角度が最も多い。 【0031】2列目シート30(図10参照)は、支持
ブラケット34の結合点(ロッド支持部34b)を、ヒ
ンジ結合のヒンジ点(回転支持部34a)の下位に且つ
後方に設定したものであると言える。支持ブラケット3
4の結合点(ロッド支持部34b)をヒンジ結合のヒン
ジ点(回転支持部34a)より下位に且つ後方に設定す
ることで、ロック部材のより大きな引き込み量の確保を
図ることができる。 【0032】以下、本発明に係る車両用シートの3列目
シート70Rを説明する。図12は本発明に係る車両用
シート(3列目シート)の斜視図である。右の3列目シ
ート70Rは、車両フロア12の支持ホルダ12aに回
転自在に取付けた支持ステー71と、この支持ステー7
1に前端下部を回転自在に取付けたシートクッション7
2と、このシートクッション72の後端下部に回転自在
に取付けることで車両フロア12側のストライカ12b
に着脱自在にロックするロック部材73と、このロック
部材73と支持ステー71の上方に延出した延出部71
aとを結ぶことでシートクッション72を車両前方且つ
車両下方に移動するときにロック部材73をシートクッ
ション72側に引き込むリンク74と、一端をロック部
材73に回転自在に取付けるとともの他端をシートクッ
ション72に回転自在に取付けることでロック部材73
の回転に同期させたL字型の後脚75と、シートクッシ
ョン72にヒンジ76a,76bを介して折畳み自在に
取付けたシートバック77と、このシートバック77に
着脱自在に取付けたピロー78とからなる。 【0033】なお、72aはシートクッション72のシ
ートフレーム、81はストライカ12bからロック部材
73を解除する解除レバー、82はシートクッション7
2にシートバック77を折畳むための折畳み用ストラッ
プである。また、左の3列目シート70Lは、右の3列
目シート70Rに対して左右対称のシートである。 【0034】図13は図12の13−13矢視図であ
り、3列目シート70Rの側面を示す。3列目シート7
0Rは、シートクッション72にシートバック77を折
畳み、これらのシートクッション72及びシートバック
77を車両前方且つ車両下方に移動させることで車体フ
ロア12に収納可能な車両用シートにおいて、シートク
ッション72前部を支持する支持ステー71と、シート
クッション72の後部を支持するとともに車体フロア1
2にロックするロック部材73と、このロック部材73
及び支持ステー71の間に介在させることでシートクッ
ション72及びシートバック77を車両前方且つ車両下
方に移動させるときにロック部材73をシートクッショ
ン72側に引き込むリンク74と、を備えたものである
と言える。なお、73aはロック部材73の支点を示
す。 【0035】ロック部材73及び支持ステー71の間に
介在さることでシートクッション72及びシートバック
77を車両前方且つ車両下方に移動させるときにロック
部材73をシートクッション72側に引き込むリンク7
4を設け、シートクッション72及びシートバック77
を車両前方且つ車両下方に移動させることで車体フロア
12に収納するときにロック部材73をシートクッショ
ン72側に引き込み、ロック部材73を突出した状態か
ら寝かした状態に自動的に姿勢を直す。これにより、車
体フロア12に折畳んだ状態のシートクッション72及
びシートバック77を見栄えよく且つコンパクトに収納
することができる。この結果、車室内空間を快適に且つ
広く利用することができる。 【0036】図14(a)〜(c)は本発明に係る車両
用シート(3列目シート)の作用説明図(前半)であ
る。(a)において、通常使用状態の3列目シート70
Rの姿を示す。(b)において、シートクッション72
にシートバック77を矢印b1の如く折畳む。(c)に
おいて、車体フロア12のストライカ12bからロック
部材73を解除し、シートクッション72及びシートバ
ック77を車両前方に押出すことで、支持ステー71を
c1の如く回転させる。 【0037】図15(a)〜(c)は本発明に係る車両
用シート(3列目シート)の作用説明図(後半)であ
る。(a)において、支持ステー71をa1の如く回転
させることで、ロック部材73を矢印a2の如く回転さ
せる。(b)において、さらに、支持ステー71をb3
の如く回転させることで、支点73aを中心としてロッ
ク部材73を矢印b4の如く回転させ、シートクッショ
ン72下面に引き込む。(c)において、この結果、ロ
ック部材73を突出した状態から寝かした状態にするこ
とができ、車体フロア12にシートクッション72及び
シートバック77をフラットに収納することができる。 【0038】以下、本発明に係る車両用シート(2列目
シート30及び3列目シート70L,70R)のシート
アレンジの1例を説明する。図16(a)〜(c)は本
発明に係る車両用シートのシートアレンジの説明図(そ
の1)である。(a)において、通常使用状態の1列目
シート28、2列目シート30及び2列目シート70R
(70L)の姿を示す。(b)において、2列目シート
30のシートバック37L,37Rを矢印の如く折畳
む。 【0039】図17(a)〜(c)は本発明に係る車両
用シートのシートアレンジの説明図(その2)である。
(a)において、2列目シート30のシートクッション
35及びシートバック37L,37Rを矢印の如く跳
ね上げ、3列目シート70R(70L)のシートクッシ
ョン72にシートバック77を矢印の如く折畳む。
(b)において、3列目シート70R(70L)のシー
トクッション72及びシートバック77を矢印の如く
車両前方且つ車両下方に移動させる。 【0040】図18(a)〜(c)は本発明に係る車両
用シートのシートアレンジの説明図(その3)である。
(a)において、3列目シート70R(70L)のシー
トクッション72及びシートバック77を車体フロア1
2にフラットに収納し、跳ね上げた状態の2列目シート
30を矢印の如く戻す。(b)において、2列目シー
ト30を戻すことで、折畳んだ3列目シート70R(7
0L)を2列目シート30の下部に納めることができ、
その後、2列目シート30のシートバック37L,37
Rを矢印の如く戻す。 【0041】尚、実施の形態では図13に示すように、
支持ステー71から延出部71aを延ばし、この延出部
71aの先端にリンク74を結合したが、これに限るも
のではなく、支持ステーを車両前方に回転させたときに
ロック部材をシートクッションの下面に引き込む位置に
取付けたものであればよい。 【0042】実施の形態では図4に示すように、ストラ
ップ55を車体後方に案内するためにメイン操作レバー
61よりも上方に第1・第2ガイド56,57(支点)
を設けたが、これに限るものではなく、支点は操作レバ
ーの解除方向に設けるものであればよい。 【0043】実施の形態では図5に示すように、サブロ
ック機構53をインナレール32L側に構成したが、必
ずしもインナレール32Lである必要はなく、例えば支
持ブラケットなどのインナレールに一体的に構成する部
材の廻りに構成するものであてもよい。 【0044】実施の形態では図11に示すように、結合
点(ロッド支持部34b)をヒンジ支点(回転支持部3
4a)の下方、又は下方且つ後方に位置させたが、前記
ヒンジ支点(回転支持部34a)の下方は、結合点をヒ
ンジ支点の下方且つ前方に位置させたものも含む。 【0045】実施の形態では図11に示すように、ベル
ト46でシートクッション35を支持ブラケット34L
に止めるようにしたが、必ずしも支持ブラケット34L
である必要はなく、例えば、支持ブラケットに一体的に
取付けたカバー、又はインナレールであってもよい。 【0046】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、サブロック機構を、インナレール
に一端を回転可能に取付けて他端を操作するサブ操作レ
バーと、このサブ操作レバーの中間に一端を回転可能に
取付けたサブロックレバーと、このサブロックレバーの
他端に設けたサブロック爪と、このサブロック爪を止め
るためにアウタレールに設けたサブ係止孔とから構成し
たので、サブロック機構の簡素化を図ることができる。
この結果、コンパクトな車両用シートの実現を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る車両用シートを搭載した車両の側
面図 【図2】本発明に係る車両用シートの配列を示す側面図 【図3】本発明に係る車両用シートの斜視図 【図4】図3の4矢視図 【図5】本発明に係る車両用シートのスライドレール廻
りの側面断面図 【図6】本発明に係る車両用シートの要部斜視図であ
る。 【図7】本発明に係る車両用シートのサブロック機構の
動作説明図 【図8】本発明に係る車両用シートの第1作用説明図 【図9】本発明に係る車両用シートの第2作用説明図
(前半) 【図10】本発明に係る車両用シートの第2作用説明図
(後半) 【図11】本発明に係る車両用シートの動作を示す線図 【図12】本発明に係る車両用シート(3列目シート)
の斜視図 【図13】図12の13−13矢視図 【図14】本発明に係る車両用シート(3列目シート)
の作用説明図(前半) 【図15】本発明に係る車両用シート(3列目シート)
の作用説明図(後半) 【図16】本発明に係る車両用シートのシートアレンジ
の説明図(その1) 【図17】本発明に係る車両用シートのシートアレンジ
の説明図(その2) 【図18】本発明に係る車両用シートのシートアレンジ
の説明図(その3) 【符号の説明】 10…車両、12…車体フロア、30…車両用シート
(2列目シート)、32L,32R…インナレール、3
3L,33R…アウタレール、33b…サブ係止孔、3
4L,34R…支持ブラケット、34a…ヒンジ点(回
転支持部)、34b…結合点(ロッド支持部)、35…
シートクッション、37L,37R…シートバック、4
1…ロック部材、42…ロッド、46…連結部材(ベル
ト)、53…サブロック機構、55…引張り部材(スト
ラップ)、56,57…支点(第1・第2ガイド)、6
1…操作レバー、65…サブ操作レバー、66…サブロ
ックレバー、67…サブロック爪、70L,70R…車
両用シート(3列目シート)、71…支持ステー、72
…シートクッション、73…ロック部材、74…リン
ク、77…シートバック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体フロア側にアウタレールを取付け、
    シート側にインナレールを取付け、このインナレールを
    アウタレールにスライド自在に嵌合し、アウタ・インナ
    レール間に、アウタレールにインナレールをロックする
    メインロック機構を介設するとともに後方移動時のみに
    ロックが有効になるサブロック機構を介設した車両シー
    トにおいて、 前記サブロック機構は、前記インナレールに一端を回転
    可能に取付けて他端を操作するサブ操作レバーと、この
    サブ操作レバーの中間に一端を回転可能に取付けたサブ
    ロックレバーと、このサブロックレバーの他端に設けた
    サブロック爪と、このサブロック爪を止めるために前記
    アウタレールに設けたサブ係止孔とからなることを特徴
    とする車両用シート。
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