JP2003117973A - 樹脂可塑化スクリュ - Google Patents

樹脂可塑化スクリュ

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JP2003117973A
JP2003117973A JP2001319190A JP2001319190A JP2003117973A JP 2003117973 A JP2003117973 A JP 2003117973A JP 2001319190 A JP2001319190 A JP 2001319190A JP 2001319190 A JP2001319190 A JP 2001319190A JP 2003117973 A JP2003117973 A JP 2003117973A
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Naoki Toda
直樹 戸田
Tetsuo Uechi
哲男 上地
Ryoji Mori
良治 毛利
Hiroshi Terayama
寺山  寛
Yukio Tamura
幸夫 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形機に注入するガス発泡用のガス状物
質が効率よく溶融樹脂に溶解することができる樹脂可塑
化スクリュを提供すること。 【解決手段】 射出成形機1には、シリンダ4が設けら
れ、シリンダ4の内部には、可塑化スクリュ7が回転可
能に設けられている。スクリュ7は、その回転軸18の
周囲に樹脂5をスクリュ7の基端側から先端側へ送り出
す螺旋状のフライト24を形成している。シリンダ4内
に発泡ガスを注入する減圧室26を設け、上記スクリュ
の先端部周囲に、軸方向に延びる溶融樹脂の通路を形成
したミキシング部23を設けるとともに上記通路28に
分散室29を設け、該分散室29内に位置させて上記回
転軸の径方向外側に突出する突起を該回転軸に形成し、
ガスの分散性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスまたは液状ガ
スを高圧状態で溶融樹脂に溶解させ、溶融樹脂を金型の
キャビティ内に送り出してガス発泡させるために用いら
れる樹脂可塑化スクリュに関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂可塑化スクリュには、射出成形機と
押出成形機とがある。一方の射出成形機は、スクリュの
回転により樹脂を可塑化しながら前方に移送するととも
にスクリュ自身は後退してスクリュ先端部に樹脂を貯留
し、樹脂が一定量貯留された後、スクリュ自体を軸方向
に前進移動させて溶融樹脂を金型のキャビティ内に射出
するようにしている。他方の押出成形機は、スクリュは
軸方向には移動せず、溶融樹脂を前方に移送しダイ等に
定常的に樹脂を供給する点が、射出成形機とは異なる。
また、樹脂を金型のキャビティ内で発泡させて熱可塑性
樹脂を得る方法には、ガス発泡と化学発泡とがあり、ガ
ス発泡は発泡剤としてCO2、N2等の不活性ガスをガス
状態、あるいは液状態、あるいは超臨界状態にして溶融
樹脂に注入し、ガス状物質を溶融樹脂に分散・溶解(浸
透)させて、金型のキャビティ内で発泡させる。これに
対し、化学発泡は予め発泡剤を樹脂に混入させておき、
キャビティ内にて樹脂を化学発泡させている。
【0003】図13は、それらの樹脂可塑化スクリュの
うち、従来の射出成形機1と射出成形機1が溶融樹脂を
射出する成形金型2を示す。射出成形機1は、ホッパ6
に供給された樹脂5をシリンダ4内に供給し、図14に
示すように、シリンダ4の内部に設けられ回転軸の周囲
に螺旋状の一条のフライト24を形成したスクリュ7が
回転し、フライト溝に導入された樹脂5がスクリュ7の
推進力でシリンダ4の先端側に位置する成形金型2側へ
移送され、その移送の途中で樹脂5がヒータ17により
加熱されて溶融される。また、シリンダ4の中間部に
は、溶融樹脂を成形金型2内でガス発泡させるためのガ
ス状物質の注入口が設けられている。溶融樹脂にガスま
たは液状ガス(これらを併せてガス状物質とも呼ぶ)を
高圧力の下で注入し、溶融樹脂中に分散・溶解させる。
そして、射出成形機1により樹脂を成形金型2のキャビ
ティ15内に射出した後、溶融樹脂をガス発泡させて、
冷却・固化させた後金型から製品を取り出すようにして
いる。
【0004】このような、ガス発泡による射出成形機1
は、ガス状物質の安定注入のためにシリンダ4内のガス
注入部の圧力を低くすることが好ましい。そのため、一
般的には図15に示すような2ステージ型スクリュ7が
使用されている。すなわち、スクリュ7の基端側に位置
する第1ステージ20と、スクリュ7の先端側に位置す
る第2ステージ22との間にスクリュ7の回転軸18を
減径して形成した減圧室26を設け、ガス状物質が円滑
にシリンダ4内に供給されるようにしている。なお、図
中に付した符号で説明を省略した部分は、後述する実施
の形態の対応する箇所に同一の符号を付しているので、
その欄で説明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スクリュ7の第1ステ
ージ20では、図16及び図17に示すように、未溶融
樹脂5aと溶融樹脂5bとが混合したまま減圧室26に
送り込まれることがあった。未溶融樹脂が減圧室26に
移送されると、溶融樹脂5b中に浮遊状態になっている
未溶融樹脂5aの固相が溶融樹脂5bと混合されにく
く、またガス状物質が溶融樹脂5b中に均一に分散・溶
解しにくくなる。そうなると、成型金型2で成形する製
品の品質にバラツキが生じる原因となる。これを防止す
るには、スクリュ7の長さを大きくしたり、樹脂の可塑
化量を減らす等の手段をとることが必要であった。スク
リュ7の長さを大きくすると、装置が大型化しこれを収
容する家屋も大きくしなければならず、コストが高価と
なり、樹脂の量を減らすと装置のランニングコストが高
くなる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、減圧室への未溶融樹脂の流出を阻止すること
により、溶融樹脂の流れに対して減圧室よりも下流側
で、ガス状物質が効率よく溶融樹脂に分散・溶解するこ
とができる樹脂可塑化スクリュを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の可塑化スクリュ
は、別の側面では、シリンダの基端側から先端側に回転
軸が延在する回転可能な螺旋状スクリュが設けられ、シ
リンダの基端側に螺旋状スクリュの第1ステージ部を設
け、シリンダの先端側に螺旋状スクリュの第2ステージ
部を設け、これら第1ステージ部と第2ステージ部との
間にガス発泡用のガス状物質が注入される減圧室を設け
た樹脂可塑化スクリュにおいて、上記シリンダのスクリ
ュの先端部周囲に、シリンダの軸方向へ延び溶融樹脂の
通路を形成したミキシング部を設けるとともに上記通路
に分散室を設け、該分散室内に位置させて上記回転軸の
径方向外側に突出する突起を該回転軸に形成することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明における第1の実施
の形態による樹脂可塑化スクリュについて、図面を参照
しながら説明する。図1は、射出成形装置の樹脂を溶融
させる樹脂可塑化スクリュとしての射出成形機1と、こ
の射出成形機1により溶融した樹脂が射出される成形金
型2を示す。射出成形機1は、基台3に制御部8ととも
に支持されたシリンダ4が設けられ、シリンダ4の基端
側(図面右側)にはシリンダ4内に原料である樹脂5を
供給するホッパ6が設けられている。シリンダ4の内部
では、スクリュ7は回転するとともに、スクリュ7自体
が制御部8に設けられた油圧系に駆動されて、シリンダ
4の軸方向aに前後動するように構成されている。シリ
ンダ4の先端部には、溶融可塑化された樹脂5を成形金
型2へ射出するノズル16が設けられている。
【0009】スクリュ7は、樹脂5をスクリュ7の基端
側から先端側へ送り出すネジ山状のフライト24を形成
するとともに、基端部が駆動モータ9に連結されてい
る。スクリュ7は、駆動モータ9により回転駆動され
て、ホッパ6から供給された樹脂5を溶融しながら、そ
の先端側へ移送することができる。シリンダ4の中間部
には、CO2やN2などの超臨界状態の不活性ガスをシリ
ンダ4内の減圧室26へ供給するガス供給源10がバル
ブ11を介して接続されている。また、シリンダ4の周
囲には樹脂を加熱するヒータ17が配設されている。
【0010】図2は、射出成形機1のスクリュ7を示
す。スクリュ7は、基端側から先端側に向かって、樹脂
5の供給部19、第1ステージ20、減圧部21、第2
ステージ22及びミキシング部23から構成されてい
る。供給部19は樹脂5を供給するスペースを得るよう
に溝底径を小径としてフライト溝が深くなるように形成
し、第1ステージ20の先端側に向かうに連れて徐々に
拡径し、第1ステージ20の先端側で均一径の大径部が
形成されている。
【0011】減圧部21には減圧室26が形成され、減
圧室26は第1ステージ20と第2ステージ22の間に
対応させてシリンダ4とスクリュ7の間に設けられてい
る。この減圧室26に連通してガス供給源10が接続さ
れ、減圧室26のスペースを得るためスクリュ7のその
部分では溝底径が小径に形成される一方、フライト溝の
深さは大きくなっている。減圧室26の先端側にある第
2ステージ22では、徐々に溝底径が拡径されその先端
側で均一径の大径部が形成されており、さらにその先端
側には、ガス状物質を分散するミキシング部23が設け
られている。
【0012】図5のAは、ミキシング部23の拡大図で
あり、図5のBは、そのX線方向の断面図であり、図5
のCはY線方向の断面図である。ミキシング部23に
は、スクリュ7とシリンダ4の内周壁との間に該内周壁
に対して摺動可能に配設されるミキシングチェックリン
グ127が設けられている。図5のBに示すように、ミ
キシングチェックリング127には溶融樹脂の流路28
と、ほぼ筒状のミキシングチェックリング127の内周
壁に凹部を設けて形成した分散室29とが交互に設けら
れ、分散室29に位置するスクリュ7には、溝底から径
方向外側に突出若しくは径方向外側へ溶融樹脂の流れ方
向に傾斜させたフィン(若しくはピン)30が形成され
ている。成形金型2は、基台12上に固定されている固
定金型13と、水平方向に移動が可能である可動金型1
4とが配設され、これらの金型13,14には射出成形
機1のノズル16から溶融樹脂5bが射出されるキャビ
ティ15が形成されている。
【0013】次に、本発明の実施の形態における樹脂可
塑化スクリュの作用について説明する。射出成形機1
は、未溶融樹脂5aが、ホッパ6からシリンダ4内のス
クリュ7の周囲に供給され、駆動モータ9の駆動力によ
りスクリュ7が回転する。すると、樹脂5はスクリュ7
の推進力によりフライト溝に沿ってシリンダ4の先端側
に移送され、移送されている間にヒータ17により加熱
されて溶融可塑化される。加熱された溶融樹脂5b若し
くは未溶融樹脂5aは、第1ステージ20に移送される
と、スクリュ7の推進力により先端側に移送される。
【0014】減圧室26では、ガス供給源10からガス
若しくは液状ガスであるCO2が供給され、高圧力の下
で、ガス状物質は溶融樹脂5bに分散・溶解(浸透)す
る。この際、減圧室26を第1ステージ20に隣接して
その先端側に配置し、減圧室26には溶融樹脂5bが流
入されていることから、未溶融樹脂5bが第2ステージ
22を移送されている間にガス状物質の分散・溶解を促
進する。ミキシング部23では、フリー状態にあるミキ
シングチェックリング127と回転軸18との隙間を通
って、溶融樹脂5bがミキシングチェックリング127
の通路28を通り、分散室29に押し出される。分散室
29では、未溶融樹脂5aがその流れ方向に対してフィ
ン30が横切ることにより剪断力を受け、未溶融樹脂5
a内にてガス状物質の分散・均一を促進する。そして、
射出成形機1は、スクリュ7の軸方向への前進移動によ
り、射出時に各成形品体積に応じた量の溶融樹脂5b
が、ノズル16を介して成形金型2のキャビティ15内
に射出させ、成形した後に冷却、固化されて製品が形成
される。
【0015】次に、本発明における第2の実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。本実施の形態は、
第1の実施の形態のスクリュの第1ステージにバリヤス
クリュを採用し、第1の実施の形態のミキシングと組み
合わせた例である。図7は、射出成形装置の樹脂を溶融
させる樹脂可塑化スクリュとしての射出成形機1と、こ
の射出成形機1により溶融した樹脂が射出される成形金
型2を示す。図8に実施例2の射出成形機1のスクリュ
7を示す。回転軸18は、基端側から先端側に向かっ
て、樹脂5の供給部19、第1ステージ20、減圧部2
1、第2ステージ22及びミキシング部23から構成さ
れている。供給部19は樹脂5を供給するスペースを得
るように溝底径を小径としてフライト溝が深くなるよう
に形成し、第1ステージ20の先端側に向かうに連れて
徐々に拡径し、第1ステージ20の先端側で均一径の大
径部が形成されている。図8に示すように、第1ステー
ジ20では、スクリュ7の螺旋を形成するフライト24
のピッチp間にフライト24の高さよりも低い突状のバ
リヤフライト25が形成されている。バリヤフライト2
5は、フライト24の基端側でフライト24の先端側の
壁面からフライト24の基端側の壁面にわたって、かつ
フライト24の複数ピッチp間にわたって線条に形成さ
れている。図9は、スクリュ7のピッチp間を平面に展
開した図であり、この展開した状態ではバリヤフライト
25が複数ピッチp間を一直線上に延在しているのが分
かる。なお、この第1ステージ20以外の領域では、従
来例と同様にバリヤフライト25は形成していない。
【0016】減圧部21には減圧室26が形成され、減
圧室26は第1ステージ20と第2ステージ22の間に
対応させてシリンダ4とスクリュ7の間に設けられてい
る。この減圧室26に連通してガス供給源10が接続さ
れ、減圧室26のスペースを得るためスクリュ7のその
部分では溝底径が小径に形成される一方、フライト溝の
深さは大きくなっている。減圧室26の先端側にある第
2ステージ22では、徐々に溝底径が拡径されその先端
側で均一径の大径部が形成されており、さらにその先端
側には、ガス状物質を分散するミキシング部23が設け
られている。ミキシング部の構成は上記第1の実施の形
態とほぼ同じであるので説明を略すが、図11のDに示
すように、リテナシート31にステップランド32が設
けてあり、ミキシングチェックリング127とリテナシ
ートの潤滑性を向上させている。
【0017】次に、本発明における第3の実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。上記実施の形態で
は、樹脂可塑化スクリュとして射出成形機について説明
したが、本実施の形態では射出成形機に代えて押出成形
機を用いて説明する。図12のAは、押出成形機のシリ
ンダ4の先端部に配設されているミキシング部23の拡
大図であり、図12のBは、そのZ線方向の断面図であ
り、図12のCはW線方向の断面図である。ミキシング
部23に位置するシリンダ4の内周壁には、ミキシング
ブロック31がその内周壁に固定されている。図12の
Bに示すように、ミキシングブロック31には溶融樹脂
の通路28と、ミキシングブロック31の内周壁に形成
した凹部からなる分散室29とがスクリュの軸方向に交
互に複数設けられ、分散室29に位置するスクリュ7の
周囲には、溝底から径方向外側に突出若しくは径方向外
側へ溶融樹脂の流れ方向に傾斜させたフィン(若しくは
ピン)30が形成されている。その他のミキシング部2
3以外の構成については、上記第1の実施の形態と同じ
である。
【0018】このような構成により、ミキシング部23
では、固定状態にあるミキシングブロック31とスクリ
ュ7との隙間を介して、溶融樹脂5bがミキシングブロ
ック31の通路28を通り、分散室29に押し出され
る。分散室29では、未溶融樹脂5bがその流れ方向に
対してフィン30が横切ることにより剪断力を受け、ガ
ス状物質の分散・均一化を促進する。そして、溶融樹脂
5bはスクリュ7の推進力により、射出時に各成形品の
体積に応じた量の溶融樹脂5bが、ノズル16を介して
成形金型2のキャビティ15内に押し出される。
【0019】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の樹脂可塑化
スクリュによると、シリンダ内に設けられているスクリ
ュの回転軸の周囲に、螺旋状のフライトが形成され、樹
脂を加熱して溶融しながらスクリュの回転により樹脂を
スクリュの基端側から先端側に搬送する一方、前記回転
軸の軸方向の中間部にガス又は液状ガスを溶融樹脂に溶
解させるためのガス注入口が設けられた樹脂可塑化スク
リュにおいて、上記シリンダのスクリュの先端部周囲
に、シリンダの軸方向へ延び溶融樹脂の通路を形成した
ミキシング部を設けるとともに上記通路に分散室を設
け、該分散室内に位置させて上記回転軸の径方向外側に
突出する突起を該回転軸に形成すると、ミキシング部は
樹脂の流れる方向に対して切断するような剪断力を加え
る構造となっており、ガス状物質の分散性が促進され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実形態による射出成形装置の射出
成形機と成形金型の側面図である。
【図2】図1に示す射出成形機に配設されているスクリ
ュのスクリュ軸の簡略図である。
【図3】図1に示す射出成形機に配設されているスクリ
ュの第1ステージの拡大側面図である。
【図4】図3の第1ステージのスクリュのピッチ間を平
面状態に展開した展開図である。
【図5】Aは、図1の射出成形機のミキシング部の拡大
断面図であり、BはAのX−X線方向の断面図であり、
CはAのY−Y線方向の断面図である。
【図6】図1の射出成形機における第2ステージ開始部
の樹脂の状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実形態による射出成形装置の射出
成形機と成形金型の側面図である。
【図8】図7に示す射出成形機に配設されているスクリ
ュのスクリュ軸の簡略図である。
【図9】図7に示す射出成形機に配設されているスクリ
ュの第1ステージの拡大側面図である。
【図10】図8の第1ステージのスクリュのピッチ間を
平面状態に展開した展開図である。
【図11】Aは、図7の射出成形機のミキシング部の拡
大断面図であり、BはAのX−X線方向の断面図であ
り、CはAのY−Y線方向の断面図である。Dは、リテ
ナシートの形状とステップランド断面である。
【図12】本発明の第3の実施の形態の押出成形におけ
るミキシング部であり、Aは、そのミキシング部の拡大
断面図であり、BはAのZ−Z線方向の断面図であり、
CはAのW−W線方向の断面図であるAは、図7の射出
成形機のミキシング部の拡大断面図であり、BはAのX
−X線方向の断面図であり、CはAのY−Y線方向の断
面図である。
【図13】従来例による射出成形装置の射出成形機と成
形金型の側面図である。
【図14】図13に示す射出成形機に配設されているス
クリュの第1ステージの拡大側面図である。
【図15】図13に示す射出成形機に配設されているス
クリュのスクリュ軸の簡略図である。
【図16】図14の第1ステージのスクリュのピッチ間
を平面状態に展開した展開図である。
【図17】図13の射出成形機における第2ステージ開
始部の樹脂の状態を示す断面図である。
【符号の説明】 1 射出成形機 2 成形金型 3,12 基台 4 シリンダ 5 未溶融樹脂 6 ホッパ 7 スクリュ 9 駆動モータ 10 ガス供給源 11 バルブ 13 固定プラタン 14 可動プラタン 15 キャビティ 16 ノズル 17 ヒータ 19 供給部 20 第1ステージ 21 減圧部 22 第2ステージ 23 ミキシング部 24 フライト 25 バリヤフライト 26 減圧室 27 チェックリング 28 通路 29 分散室 30 フィン 31 リテナシート 32 ステップランド 127 ミキシングチェックリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 良治 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 寺山 寛 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社産業機器事業部内 (72)発明者 田村 幸夫 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60番 地の1 中菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4F206 AB02 AG20 JA04 JQ26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内に設けられ、スクリュの回転
    軸の周囲に軸方向に延びる螺旋状のフライトを形成し、
    樹脂を加熱して溶融しながらスクリュの回転推進力によ
    りスクリュの基端側から先端側に搬送し、スクリュの回
    転軸方向の中間部に対応させてガス又は液状ガス又は臨
    界状態ガスを溶融樹脂に溶解させるためのガス注入口が
    設けられた樹脂可塑化スクリュにおいて、 上記スクリュの回転軸の先端部周囲に、軸方向に延びる
    溶融樹脂の通路を形成したミキシング部を設けるととも
    に上記通路に分散室を設け、該分散室内に位置させて上
    記回転軸の径方向外側に突出する突起を該回転軸に形成
    してなることを特徴とする熱可塑化スクリュ。
  2. 【請求項2】 上記スクリュのリテナシートにステップ
    ランド加工をすることを特長とする請求項1に記載の熱
    可塑化スクリュ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005074794A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Mitsui Chemicals Inc 熱可塑性樹脂組成物発泡成形体の成形装置
KR101805701B1 (ko) 2016-03-11 2017-12-07 에스에프앤티 주식회사 역류방지 기능을 갖는 헤드레스트용 발포액 주입장치
WO2020045265A1 (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 株式会社日本製鋼所 発泡成形用の射出成形機のスクリュおよび射出成形機
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