JP3352433B2 - 熱可塑性エラストマーの発泡成形体の押出し成形機 - Google Patents
熱可塑性エラストマーの発泡成形体の押出し成形機Info
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Description
て熱可塑性エラストマー(TPEとも略記する。)の発
泡成形体、例えば自動車製造や建築等の分野で使用され
るシール、パッキン等を製造する押出し成形機に関す
る。
製造する押出し成形機は、特開平7−205251号公
報により公知であって、この方法では溶融したTPEに
水を混合した後、溶融TPEと水との混合物を、シリン
ダの後端の成形ダイから押出すまでの間に少なくとも2
回、剪断加工し、成形ダイから押出して発泡させ、冷却
して製品を得るようになっている。
融TPEと水との混合物を、成形ダイから押出すまでの
間に少なくとも前後2回、剪断加工を行い、前後の剪断
加工の間で混合作用を加える。この場合、シリンダの内
周とスクリュ軸の各剪断部の外周との間のギャップを小
さくして剪断による水滴の分散効果を高めようとすると
TPE溶融体と水との混合物の温度が上昇し、その状態
で押出された製品は軟らかくなり、冷却・固化の工程に
達する前に形状が変化してしまう。この剪断加工を少な
くとも2回行うので余計に温度が上がりやすい。特に、
押出し量を高めるためにスクリュ軸の回転数を上げると
更に温度は高まる。従って、高速回転域に適した形状、
設計(剪断加工部のギャップ、軸方向長さ)を行ったス
クリュ軸を、製品の温度上昇を低減するために低速回転
で使用すると、注入した水が溶融TPE中に充分に分散
しないので、微細な発泡セルが均一に分布した高品質の
発泡成形体を製造することができない。又、TPEと水
とによる高品質な発泡成形体の製品は、押出し成形機の
シリンダ内で水を微小な水滴として溶融TPEに均一
に、且つ出来る限り独立させて混ぜ込み、成形ダイを出
て大気圧に曝されたところで均一且つ微細な発泡セルを
発現させることが必要である。周知のように、スクリュ
式押出し成形機ではシリンダ内の溶融状態のTPEに、
この溶融TPEの粘度、剪断速度、スクリュ軸の形状、
溶融TPEと水との混合物が押出されるダイの開口の形
状、断面積等で定まる圧力が加わり、この圧力の大きさ
によりスクリュ軸、シリンダの混合作用にも複雑な変化
が生じる。従って、製品の断面積が変わり、これに伴っ
てダイの開口断面積が変われば、シリンダ内の溶融TP
Eと水の混合物に加わる混合作用にも変化が起き、ダイ
から押出されて発泡した発泡成形体(製品)の発泡セル
の大きさ、分布状態が変化し、高品質な製品の製造がで
きなくなる事態が生じる。これを回避するにはダイの開
口断面積に影響されることなく高品質なTPEと水との
混合物をダイから押出せるようにしなければ各種の大き
さ、形状を有する製品を得ることができないが、上記公
知の方法にはその考慮が全くされていない。
消するために開発されたもので、水を発泡剤として熱可
塑性エラストマー(TPE)の発泡成形体を製造するた
めに、スクリュ軸と、その回転駆動装置と、上記スクリ
ュ軸を内蔵したシリンダと、シリンダに1個あるいは複
数設けられた発泡剤注入ノズルとを備えた押出し成形機
において、スクリュ軸はスクリュネジ山を有する供給・
溶融領域の終端に溶融した溶融TPEの通過量調整用の
環状ダム、その後にシリンダの内側に突出した注入ノズ
ルによる水注入部、その後に円筒型剪断機構部及び混合
機構部を備え、上記水注入部の直径と円筒型剪断機構部
の直径は、前者に対して後者を同寸法か、好ましくは大
にし、上記円筒形剪断機構部はシリンダ内部の一箇所に
設けて剪断加工を一回のみ行い、上記混合機構部は二段
配置して、その後段部分はスクリュ軸の外周面から円周
方向に間隙を保って突出する粒状突起の環状配列の軸方
向の間隔と、シリンダの内周面から円周方向に間隙を保
って突出する粒状突起の環状配列の軸方向の間隔とが互
いの粒状突起を交互に埋めるように構成されてこの混合
機構部を通過する間に、溶融TPEと水との混合物に対
して切り返し作用による強力な混合作用を加えるように
し、シリンダの後端に、各種の孔径の絞り孔をその中心
に有し断面形状が凹レンズ状のフローガイドを交換可能
に内蔵し、後端に成形ダイを取換可能に固定した押出し
ヘッドを連接し、上記成形ダイの開口断面積に対して円
筒型剪断機構部と混合機構部における溶融TPEと水と
の混合物の圧力が最適となるような孔径のフローガイド
をテストで選択して押出しヘッドに取り付け、さらに、
シリンダの内径dに対して供給・溶融領域の軸方向長さ
を14〜20d、剪断機構部の軸方向の長さを2.5〜
7.5d、混合機構部の前段部分の軸方向の長さを2.
5〜7.5d、混合機構部の後段部分の軸方向の長さを
2〜6dとし、上記フローガイドの中心に上記絞り孔を
直接設けた、ことを特徴とする。
しないヒータを備え、このヒータで加熱されるシリンダ
ないしバレル、12はシリンダに内蔵されたスクリュ
軸、14はスクリュ軸の回転駆動装置で、シリンダの前
端内部にホッパ15からTPE、例えばオレフィンやス
チレンを主体としたペレットを供給し、回転するスクリ
ュ軸のスクリュネジ山13を有する供給・溶融領域Aで
TPEを180〜220℃程度に溶融して該領域Aを通
過させ、次いで水を注入し、溶融TPEと水を混合して
最終的にはシリンダの後端に取付けた押出しヘッド16
の成形ダイ17からダイの開口部に対応した断面形状を
有する成形体を連続的に押出し、これを外気に触れさせ
て発泡させたのち冷却し、連続したTPEの発泡成形体
(製品)を製造する。
ュ軸12にはシリンダ11の内周との間に僅少な間隙を
保つ拡径した環状ダム21を設け、供給・溶融領域Aで
溶融した溶融TPEが次の水注入部Bに流入する通過量
を上記ダム21により調整する。
水注入部B、その後に円筒型剪断機構部Cを設ける。水
注入部B、円筒型剪断機構部Cの直径は、いずれも環状
ダム21の直径よりも小である。そして、水注入部Bに
は、シリンダ11に半径方向に貫通して取付けた水注入
ノズル24から常温の水を30〜300kg/cm2に
加圧し、溶融TPEの5重量%未満、好ましくは0.5
〜2重量%程度注入する。水注入ノズル24の取付け位
置は水注入部Bの軸方向の中間部とし、水注入部Bでの
溶融TPEの流れに逆らわない方向に好ましくは傾ける
が、その角度はスクリュ軸12の断面円の中心を通る法
線に対して0〜15度程度とする。
リュ軸12の直径は、前記したように環状ダム21の直
径よりも小であれば同じであってもよいが、スクリュ軸
12の直径は水注入部Bで小、円筒型剪断機構部Cでは
それよりも大であることが好ましい。このため図示の実
施形態ではスクリュ軸12の環状ダム21の後に直径が
小さい細径部22を設けて水注入部Bとし、その後にそ
れよりも直径が大きい拡径部25を設けて円筒型剪断機
構部Cにしてある。スクリュ軸12の上記細径部22と
シリンダ11の内周との間に生じた水注入部Bの環状空
間23に水注入ノズル24の先端をシリンダ11の内周
面から1〜6mm程度突入させ、前述したように筒状空
間23中を移動する溶融TPEに常温の水を30〜30
0kg/cm2 に加圧し、TPEの5重量%未満、好まし
くは0.5〜2重量%程度注入する。シリンダ11の内
径dが例えば90mmの場合、環状ダム21の外径は約
89.7mm、スクリュ軸12の細径部22の外径は7
5mm、拡径部25の外径は細径部よりも2〜20mm
程度大きく、例えば約80〜85mmである。そして、
水注入部Bの軸方向長さは前記dに対し1.0〜4.5
d、円筒型剪断機構部Cの軸方向長さは同じく2.5〜
7.5dである。
2は円筒型剪断機構部Cの拡径部25より直径が小さい
細径部22になっていて筒状空間23を形成しているこ
と、そして水注入ノズル24の先端は上記筒状空間23
中に充分に突入していることによって、筒状空間23で
は溶融TPEの厚さを厚くして水注入ノズル24からの
水を溶融TPEの内部に注入し易くし、水が溶融TPE
の内部に浸透することを効果的に促進する。そして、水
注入部Bから円筒型剪断機構部Cに進入した溶融TPE
と水との混合物に対し円筒形の拡径部25は剪断作用を
加え、溶融TPE中に水を効果的に分散させる。
と水との混合物は、次に第1段目の混合機構部D1 と、
その後の第2混合機構部D2 とからなる混合機構部Dを
通過する。シリンダの内径dに対して第1段目の混合機
構部D1 の軸方向の長さは2.5〜7.5d、第2段目
の混合機構部D2 の軸方向の長さは2〜6dであり、第
2段目の混合機構部D2 ではスクリュ軸12の外周面と
シリンダ11の内周面の双方から円周方向に間隙を保っ
て突出する粒状突起の、軸方向に間隔を保った複数の環
状配列26,27を有し、スクリュ軸の外周面の粒状突
起の環状配列26の軸方向の間隔と、シリンダの内周面
の粒状突起の環状配列27の軸方向の間隔とを互いの環
状配列の粒状突起が交互に埋める。両環状配列26,2
7の粒状突起の形状は円形でも、四角形などの多角形で
あってもよい。
1段目の混合機構D1 はスクリュ軸の外周面から突出し
た粒状突起からなり、シリンダの内周面から突出した粒
状突起を備えていない。従って、シリンダ軸の第1段目
の混合機構D1 での直径は、シリンダの内周面からも粒
状突起の環状配列27が突出する第2段目の混合機構D
2 よりも大である。
は、図2に示したものを使用している。このスクリュ軸
の第1段目の混合機構部D1 のスクリュ軸の外周面から
突出する粒状突起は、該第1段目の混合機構部D1 の全
長の中間部にサクストン型等で代表されるミキシングパ
ターンの複数列の突起28と、上記中間部の前後の各端
部、又はそのどちらか一方の端部に円周方向に間隙を有
し、軸方向に間隔を保って設けられた複数宛の突起の環
状配列29からなっている。図では突起の環状配列29
は螺旋状の配列の突起28の前後の各部に設けた場合を
示している。これらの突起28,29の形状は円形であ
っても、四角形などの多角形であっても良い。
機構部D1 のスクリュ軸の外周面から突出する粒状突起
は、図3に示したように、円周方向に間隙を有し、軸方
向に間隔を保って第1段目の混合機構部の軸方向の全長
にわたって設けられた環状配列31であってもよい。こ
の配列の突起の形状も円形でも、四角形などの多角形で
もよい。
部Dの粒状突起の配列は該混合機構部を後に押されて通
過する溶融TPEと水との混合物に対して強力な混合作
用を加え、該混合物内での水粒子の細分化、水粒子の分
布の均一化を促進する。
り孔32を中心に有する断面形状が凹レンズ形のフロー
ガイド18を内蔵した押出しヘッド16を接続し、フロ
ーガイドの後のダイホルダ19の後端には成形ダイ17
を交換可能に取付ける。
合機構部Dにおける溶融TPEと水との混合物の圧力は
フローガイド18の絞り孔32を通過する際に制御さ
れ、溶融TPEと水との混合物内での水粒子の細分化、
分布の均一化を調整、安定させることができる。
Eと水との混合物は、フローガイドの後で押出しヘッド
にダイホルダ押え19′により取付けたダイホルダ19
の後端にダイ押え17′を交換可能に固定した成形ダイ
17の開口部から押出され、大気圧に接して発泡し、そ
の後、冷却して連続したTPE発泡成形体が得られる。
Aの軸方向長さは14〜20dにする。その理由は、良
質な発泡セルを発現させるため、溶融領域AにおいてT
PEを十分に可塑化および溶融させた状態で水を混合さ
せる必要があるためである。それよりも短いと可塑化お
よび溶融が不十分な状態で水を注入することになるた
め、押出された成形体の発泡状態・外観が著しく悪くな
り、長いとTPEが必要以上の可塑化作用を受けて成形
上好ましくない温度上昇を引き起こすという問題を生じ
る。同じく剪断機構部Bの軸方向の長さを2.5〜7.
5dにした理由は、TPEと水との混合物が剪断作用か
ら受ける温度上昇を極力抑えながら、その一方で剪断作
用による水のTPEへの練り込みによる分散化を促進す
るためで、それよりも短いとTPEへの水の分散効果が
不足し、長いとTPEと水との混合物に不必要な温度上
昇を来すという問題を生じる。同じく第1段目の混合機
構部D1 の軸方向の長さを2.5〜7.5dにした理由
は、スクリュ軸外周面に設けた突起等によるTPEと水
との混合物の攪拌・混合作用を高める一方で、この攪拌
・混合作用によって引き起こされるTPEと水との混合
物の発熱を極力抑えるためであり、それよりも短いと次
の第2段目の混合機構部D2 での最終的な混合を加味し
たとしても、製品品質から見た場合に十分な水の微粒子
化と均一な分散が得られず、長いとTPEと水との混合
物の不必要な発熱を引き起こすという問題を生じる。同
じく第2段目の混合機構部D2 の軸方向の長さを2〜6
dにした理由は第1段目の混合機構部D1 でやや細分化
された水とTPEとの混合物に対して更に強力な切り返
し作用を加えて水の微粒子化と均一な分散とを達成する
こと、並びに切り返し作用によるTPEと水との混合物
の発熱を極力押さえ込むためであり、それより短いと製
品として必要な微小で均一に分散したセルが発現せず、
長いとTPEと水との混合物の温度が上昇し、ダイから
出た後での形状保持が困難になるという問題を生じる。
さをどの値にするかは溶融すべきTPEの種類、要求さ
れる単位時間当たりの押出量、製品に対して要求される
比重等の条件に応じて適切に定める。
と、その運転状況及び成形した製品の概略を次表に示
す。
35.06mm2 に対し孔径6mmの絞り孔を有するフ
ローガイドを使用することにより絞り孔の手前でのシリ
ンダの後端部内の圧力を44kg/cm2 に制御し、高
品質の発泡成形体を製造することができた。
6mm2 に近ければ他の断面形状を有する高品質の発泡
成形体を製造することもできる。
小に相違した幾つかのフローガイドを準備しておき、成
形ダイの開口部の断面積が上記35.06mm2 とは大
きく異なる成形ダイを取付けて発泡成形体を製造する際
は、押出しダイ16を外し、絞り孔の孔径が違うフロー
ガイドを取付けてはテストを行い、上記成形ダイの開口
部の断面積に適応した孔径の絞り孔を有するフローガイ
ドを選択して押出しダイに内蔵し、製造を行えばよい。
ド18の中心に開設したが、フローガイドの中心に孔径
が同じ絞り孔を有するリングを取外し可能に取付けても
よく、これによりフローガイドを外して内部を清掃する
際にリングを取外し、絞り孔を容易に清掃することがで
きる。
るため、成形ダイの開口部から押出しされた成形物の温
度は低く、形状が変化するほど軟らかくならない。更
に、溶融TPEの粘度、剪断速度、スクリュの形状、成
形ダイの開口部の形状や面積等で定まるシリンダ内の圧
力が、フローガイドの絞り孔の孔径の最適条件化によっ
て得られる圧力と同レベルとなる場合には、極く狭い作
業条件範囲ではあるが、同程度の断面積を有する各種の
断面形状の高品質な発泡成形体を製造することができ
る。そして、成形ダイを取替え、断面積が異なる発泡成
形体を製造する際は、シリンダン内の圧力を、その断面
積にとって最適な条件にする孔径の絞り孔を有するフロ
ーガイドを選択して押出しダイに内蔵させ、製造を行え
ばよい。
一部を省略した断面図、(b)は同上のB−B線での断
面図、(c)は要部の拡大断面図。
図。
の断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 水を発泡剤として熱可塑性エラストマー
(TPE)の発泡成形体を製造するために、スクリュ軸
と、その回転駆動装置と、上記スクリュ軸を内蔵したシ
リンダと、シリンダに1個あるいは複数設けられた発泡
剤注入ノズルとを備えた押出し成形機において、 スクリュ軸はスクリュネジ山を有する供給・溶融領域の
終端に溶融した溶融TPEの通過量調整用の環状ダム、
その後にシリンダの内側に突出した注入ノズルによる水
注入部、その後に円筒型剪断機構部及び混合機構部を備
え、 上記水注入部の直径と円筒型剪断機構部の直径は、前者
に対して後者を同寸法か、好ましくは大にし、 上記円筒形剪断機構部はシリンダ内部の一箇所に設けて
剪断加工を一回のみ行い、 上記混合機構部は二段配置して、その後段部分はスクリ
ュ軸の外周面から円周方向に間隙を保って突出する粒状
突起の環状配列の軸方向の間隔と、シリンダの内周面か
ら円周方向に間隙を保って突出する粒状突起の環状配列
の軸方向の間隔とが互いの粒状突起を交互に埋めるよう
に構成されてこの混合機構部を通過する間に、溶融TP
Eと水との混合物に対して切り返し作用による強力な混
合作用を加えるようにし、 シリンダの後端に、各種の孔径の絞り孔をその中心に有
し断面形状が凹レンズ状のフローガイドを交換可能に内
蔵し、後端に成形ダイを取換可能に固定した押出しヘッ
ドを連接し、 上記成形ダイの開口断面積に対して円筒型剪断機構部と
混合機構部における溶融TPEと水との混合物の圧力が
最適となるような孔径のフローガイドをテストで選択し
て押出しヘッドに取り付け、 さらに、シリンダの内径dに対して供給・溶融領域の軸
方向長さを14〜20d、剪断機構部の軸方向の長さを
2.5〜7.5d、混合機構部の前段部分の軸方向の長
さを2.5〜7.5d、混合機構部の後段部分の軸方向
の長さを2〜6dとし、 上記フローガイドの中心に上記絞り孔を直接設け た、 ことを特徴とする熱可塑性エラストマーの発泡成形体の
押出し成形機。
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