JP2003117729A - ギア歯面加工方法及び装置 - Google Patents
ギア歯面加工方法及び装置Info
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- JP2003117729A JP2003117729A JP2001315637A JP2001315637A JP2003117729A JP 2003117729 A JP2003117729 A JP 2003117729A JP 2001315637 A JP2001315637 A JP 2001315637A JP 2001315637 A JP2001315637 A JP 2001315637A JP 2003117729 A JP2003117729 A JP 2003117729A
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Abstract
状を与えられたワーク毎に取代の量にバラツキがあって
も、加工時間にバラツキが生じないようにする。 【解決手段】 内歯車形状のワーク(又は砥石)2に対
して、外歯車形状の砥石(又はワーク)3を噛み合わせ
て連れ回りさせると共に、一方を他方に対して軸方向に
進退駆動することによりワークの歯面を研削する。ワー
クの歯面にバラツキがあって取代の量が個別に変化する
と、加工時間にバラツキが生じて生産性に悪影響が及
ぶ。それを避けるために、ストッパ駆動部14によって
移動ストッパ13を移動させて、テーパー面同士で摺動
可能に接触している固定ストッパ12を下方から押し上
げる。それによってワーク回転受け部7の剛性が向上
し、取代が増大している部分でもワーク回転受け部7が
半径方向に逃げない。主軸15もガイドキャップ18と
ガイド球6、リテーナ17等により撓みを阻止する。
Description
加工方法と、それを実施する装置に関するものである。
内歯を有する内歯車形のワーク(又は砥石)と、外歯を
有する外歯車形の砥石(又はワーク)の歯を噛み合わせ
た後に、片方を回転させると共に軸方向に進退させて、
他方を連れ回りさせながら、ワークの歯面を研削加工す
る方法が知られている。
しては、例えば、外周側が円形で、内周側が歯車形状に
形成された内歯を有するワークに対して、外周側が歯車
形状に形成された外歯を有する砥石を噛み合わせた後
に、前記砥石と前記ワークのいずれか一方を回転駆動す
ることにより他方を連れ回りさせると共に、前記砥石と
前記ワークのいずれか一方を他方に対して軸方向(前後
方向)に相対的に往復動させることにより、前記ワーク
の内歯の歯面を研削する研削装置において、前記ワーク
の外周側に位置すると共に、前記ワークの内周側に位置
する前記砥石との間で前記ワークを挟持することにより
前記ワークを加工位置に保持する少なくとも2個のロー
ラと、前記ローラをそれぞれ回転可能に支持する軸受け
と、前記軸受けを支持するブロックと、前記ブロック及
び前記ローラを介して前記ワークを前記砥石に押し付け
るローラ支持装置とを備えている内歯の研削装置が使用
される。
従来技術においては、例えば、研削前工程から送られて
くる加工前ワークの歯面の取代にバラツキ(変動)が発
生した場合に、それに十分に対応することができない。
即ち、従来技術においては、ワーク(又は砥石)を砥石
(又はワーク)に一定の力で押し当てて加工しているた
め、単位時間当りの除去能率が一定であるから、取代に
バラツキのあるワークを所望の寸法に研削する場合に
は、ワーク毎に加工時間に大きなバラツキが生じる。従
って、従来技術には、個々のワークの取代のバラツキに
より、生産性に悪影響が生じるという問題がある。
問題に鑑み、例えば、研削前工程から送られてくる加工
前ワークの歯面の取代にバラツキがあっても、それらの
ワークを所望の寸法に研削する場合に大きな時間のバラ
ツキが生じることがなく、取代のバラツキが生産性に悪
影響を与えるという問題を解決したギア歯面加工方法及
び装置を提供することを課題とするものである。
課題を解決するための手段として、請求項1又は2に記
載されたギア歯面加工方法及び請求項3乃至8に記載さ
れたギア歯面加工装置が提供される。
(又は砥石)を砥石(又はワーク)に押し当てると共
に、ワークの取代が大きくなる部分においては、ストッ
パ手段によって、ワーク(又は砥石)が半径方向に後退
しようとするのを阻止する。それによって押し当て力が
増大して、加工量もその部分だけ増大する。その反力に
よる主軸の撓みはガイド手段によって減少させる。この
ようにして、取代が大きくなる部分だけ単位時間当たり
の除去能率を向上させるので、取代のバラツキによる生
産性の低下を抑制して、効率を上げることができる。
持部材が円柱形状の2個の受軸からなっており、更に、
請求項6のそれにおいては、加工を多数回繰り返して行
うことにより内歯砥石、或いは内歯ワークとの接触面が
摩耗したとしても、受軸を回転させることにより、接触
面を容易に変更することが可能になる。請求項7のギア
歯面加工装置においては保持部材としてV溝を有する保
持ブロックを用いて、内歯砥石或いは内歯ワークとの接
触面を形成する。請求項8のギア歯面加工装置において
は、テーパ部とテーパ受け部の接触面に微小な溝を設け
ることにより、接触面間に研削液等の流体が挟み込まれ
て、ダンパとして作用するのを防止する。
例を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明の実
施例であるギア歯面加工装置1の構成を説明するための
正面図である。図2から図4に拡大して示すように、2
は外周側が円形で内周側が歯車状に形成された内歯を有
する内歯ワーク(被加工材)である。3は外周側が歯車
状に形成された外歯を有する外歯砥石である。4は、内
歯ワーク2の円形外周部の一部を受けるために設けられ
た相互に平行な2つの受軸である。受軸4の軸方向の長
さは、内歯ワーク2の幅(厚さ)よりも微小な量だけ大
きくなっている。
歯ワーク2の片側端面を摺動可能に支持するために、内
歯ワーク2の歯底面よりも大きい面積を有するガイドで
ある。6は、内歯ワーク2のガイド5とは反対側の端面
を摺動可能に支持するために、内歯ワーク2の歯底面よ
りも大径の円弧状の面を有すると共に、受軸4の他端を
も支持する押えプレートである。7は、内歯ワーク2を
回転可能に保持するこれらの受軸4とガイド5、押えプ
レート6から構成されるワーク回転受け部の全体を示し
ている。
ライダであって、この上下スライダ8は後述の構成によ
って図1の上下方向に摺動可能に支持されている。9
は、上下スライダ8を上下方向に移動可能に案内すると
共に、その移動のための駆動力を与える上下駆動部であ
る。なお、図1では上下駆動部9を簡略化して示してい
る。10は、上下スライダ8と上下駆動部9とワーク回
転受け部7を、図1において水平方向の左右へ移動可能
に支持する前後スライダである。11は、前後スライダ
10を駆動するための前後駆動装置である。
受け部7の下側に固着されており、その下端面がテーパ
形状に形成されたテーパ部12aとなっている。13は
移動ストッパであって、固定ストッパ12のテーパ部1
2aと面接触をするように、その上面がテーパ形状に形
成されたテーパ受け部13aとなっている。14はスト
ッパ駆動部であって、固定ストッパ12のテーパ部12
aと移動ストッパ13のテーパ受け部13aとが互いに
テーパ面において摺動可能に接触している状態におい
て、移動ストッパ13を進退させることができる。
おいて保持しており、それ自体が回転可能に、且つ進退
可能に支持されている。16は複数個の主軸ガイド球で
あって、球軸受として主軸15の一部15aを軸支する
ことにより、主軸15の回転及び進退動作を外歯砥石3
の近傍において案内する。主軸ガイド球16は、通常の
球軸受と同様に、円環状のリテーナ17によってその円
周方向、及び主軸15の進退動作方向(軸方向)に保持
される。
テーナ17を主軸15の軸方向に保持すると共に、主軸
ガイド球16に対する主軸15の一部15aの接触面と
は反対側において、主軸ガイド球16を受け入れるガイ
ド溝18aを有する。19は固定された主軸駆動部であ
って、ガイドキャップ18を保持していると共に、主軸
15に回転及び主軸方向の進退駆動を与える。なお、駆
動部の詳細な構造は示していない。
説明したが、以下に各構成要素の作動について説明す
る。なお、図3に内歯ワーク2及び外歯砥石3の動作関
係を、図4にそれらに2個の受軸4を加えた部分の構成
を拡大した斜視図として示す。先ず、内歯ワーク2をワ
ーク回転受け部7に装着する。主軸15の先端には砥石
3が予め取り付けられている。その後、前後スライダ1
0を作動させてワーク2を主軸15側へ軸方向に移動さ
せる。移動の終端位置は、内歯ワーク2と外歯砥石3が
嵌まりあう位置で、且つ主軸15の軸方向における進退
動作によるストローク範囲内に内歯ワーク2が納まる位
置である。この関係については、詳細を図2に示す。
合った状態で、上下駆動部9により上下スライダ10を
上昇させる。この際に、互いに噛み合う歯の一方の歯底
に他方の歯の歯先が接触した時に噛み合いが完了したも
のとする。歯先と歯先が接触している状態では、噛み合
い位置が浅いので、上下スライダ8を下降させた後に、
所望の角度だけ主軸15を回転させて、再度上下スライ
ダ8を上昇させることにより噛み合い動作を行なわせ
る。これでも噛み合わない場合は、この動作を繰返して
行なうことにより、歯先と歯底を噛み合わせて接触させ
る。
った後にストッパ駆動部14によって移動ストッパ13
を図1において左方向へ移動させる。この移動によっ
て、テーパ受け部13aと固定ストッパ12のテーパ部
12aが強く接触する。それによって、ワーク回転受け
部7が何らの遊隙なしにワーク2を下方から支持するの
で、ワーク回転受け部7の剛性が向上し、ワーク2の取
代が増加する部分において加工反力が増大しても、ワー
ク2が逃げない。この場合、移動ストッパ13のテーパ
受け部13aとは反対側の下面は、前後スライダ10の
上面の一部に接触して、それに沿って摺動しているた
め、テーパ受け部13aとテーパ部12aが相対的に摺
動することにより、テーパ面による楔効果が得られる。
従って、小さな引き込み力によって大きな推力を得るこ
とができるため、ストッパ駆動部14等のストッパ関係
の構造部分は小さく構成することができるだけでなく、
非常にシンプルなものとすることができる。
部12a,13aを接触させた後に、主軸15と砥石3
を主軸駆動部19によって回転させながら、前後駆動部
11によってワークの進退動作を行なう。これにより、
内歯ワーク2は、外歯砥石2との歯の噛み合い点を隣の
歯に移し替えながら連れ回りをする。この時、内歯ワー
ク2の一部の歯において取代が大きくなることによって
加工反力が増加した場合には、楔効果による強力な支持
作用によって反力の増加に対抗するのと、ガイドキャッ
プ18に形成された円環状のガイド溝18aと主軸ガイ
ド球16とを介して、主軸15への反力の増加に対抗す
る強固な支持作用が生まれるため、互いに剛性が高くな
って、単位時間当たりの除去能率を大幅に向上させるこ
とが可能となる。従って、取代が大きくなる部分でも加
工時間は一定でよい。加工終了後には、主軸15の回転
と進退動作を終了させて、上記とは反対の動作を順次行
なうことにより、全体の加工が終了する。最後に加工後
の内歯ワーク2をワーク回転受け部7から取出すことに
なる。
砥石3との関係として述べてきたが、それらの関係を逆
にして、内歯砥石によって外歯ワークを研削加工する構
成としてもよい。
うに、2個の受軸4はいずれも円柱形状であるため、内
歯ワーク2の接触によって摩耗が進行した場合には、受
軸4を回転させて、その位相をずらすことによって再度
接触部を初期化することが可能である。つまり、部品を
再製作することなく、容易に且つ安価にメンテナンスを
実行することができる。また、受軸4を回転可能に支持
することによって、耐摩耗性を向上させることもでき
る。上記の構成においては、受軸4を2個用いて内歯ワ
ーク2の外周部を回転可能に支持しているが、この受軸
4の代わりに、同じように内歯ワーク2の外周部をうけ
るV字溝を形成した保持ブロックを用いてもよい。
ストッパ13の各テーパ面であるテーパ部12aとテー
パ受け部13aに、加工に用いられる研削液とスラッジ
を溜めて流すための微小な溝を設けることが望ましい。
この微小な溝により、テーパ面同士の当りが研削液やス
ラッジのダンパ効果によって影響されることがなく、安
定した楔効果を発揮することができるようになる。上記
において、主軸ガイド球16を砥石3の更に近傍へ軸方
向に近づけることにより、生産性の更なる向上を期待す
ることができる。
図である。
置関係と、噛み合い後の加工時の位置関係を説明するた
めの正面図である。
図である。
斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 外周側が円形で、内周側が歯車形状に形
成された内歯を有する内歯ワークに対して、外周側が歯
車形状に形成された外歯を有する外歯砥石を噛み合わせ
た後に、前記外歯砥石と前記内歯ワークのいずれか一方
を回転駆動することにより他方を連れ回りさせると共
に、前記外歯砥石と前記内歯ワークのいずれか一方を他
方に対して軸方向に相対的に往復動させることにより、
前記内歯ワークの内歯の歯面を研削する方法において、 前記内歯ワークを回転可能に支持するワーク保持手段
と、 該ワーク保持手段の剛性を向上させるためのストッパ手
段と、 前記外歯砥石を回転可能に保持する主軸手段と、 該主軸手段の剛性を向上させるためのガイド手段と、 前記外歯砥石と前記内歯ワークのいずれか一方を回転駆
動する回転駆動手段と、 前記外歯砥石と前記内歯ワークのいずれか一方を他方に
対して軸方向に相対的に往復動させる往復駆動手段とか
らなるギア歯面加工装置を使用して、前記内歯ワークと
前記外歯砥石の加工を行う前に、前記ストッパ手段によ
りワーク保持手段の剛性を高めて、加工力の作用による
ワークの位置ずれを予防することを特徴とするギア歯面
加工方法。 - 【請求項2】 外周側が円形で、内周側が歯車形状に形
成された内歯を有する内歯砥石に対して、外周側が歯車
形状に形成された外歯を有する外歯ワークを噛み合わせ
た後に、前記内歯砥石と前記外歯ワークのいずれか一方
を回転駆動することにより他方を連れ回りさせると共
に、前記内歯砥石と前記外歯ワークのいずれか一方を他
方に対して軸方向に相対的に往復動させることにより、
前記外歯ワークの外歯の歯面を研削する方法において、 前記内歯砥石を回転可能に支持する砥石保持手段と、 該砥石保持手段の剛性を向上させるためのストッパ手段
と、 前記外歯ワークを回転可能に保持する主軸手段と、 該主軸手段の剛性を向上させるためのガイド手段と、 前記外歯ワークと前記内歯砥石のいずれか一方を回転駆
動する回転駆動手段と、 前記外歯ワークと前記内歯砥石のいずれか一方を他方に
対して軸方向に相対的に往復動させる往復駆動手段とか
らなるギア歯面加工装置を使用して、前記内歯砥石と前
記外歯ワークの加工を行う前に、前記ストッパ手段によ
り前記砥石保持手段の剛性を高めて、加工力の作用によ
る砥石の位置ずれを予防することを特徴とするギア歯面
加工方法。 - 【請求項3】 外周側が円形で、内周側が歯車形状に形
成された内歯を有する内歯ワークに対して、外周側が歯
車形状に形成された外歯を有する外歯砥石を噛み合わせ
た後に、前記外歯砥石と前記内歯ワークのいずれか一方
を回転駆動することにより他方を連れ回りさせると共
に、前記外歯砥石と前記内歯ワークのいずれか一方を他
方に対して軸方向に相対的に往復動させることにより、
前記内歯ワークの内歯の歯面を研削する装置において、 前記内歯ワークを回転可能に支持するために、該内歯ワ
ークの厚さと実質的に同じ長さの接触部分を有する保持
部材と、 該保持部材の一端を支持すると共に、前記内歯ワークの
一端面を受け止めるガイドと、 該ガイドとは反対側の前記内歯ワークの面を受け止める
と共に、前記保持部材の他端を支持する押えプレート
と、 前記ガイドと前記押えプレートと前記保持部材からなる
ワーク回転受け部と、該ワーク回転受け部を支持する上
下スライダと、 前記上下スライダを上下方向に移動させ得る上下駆動部
と、 該上下駆動部と前記上下スライダと前記ワーク回転受け
部を前後方向に移動可能に支持する前後スライダと、 該前後スライダに前進後退駆動を与える前後駆動部と、 前記ワーク回転受け部の一部において下端にテーパ部を
有する固定ストッパと、 該固定ストッパの前記テーパ部に対して摺動可能に接触
するように上端にテーパ受け部を有する移動ストッパ
と、 該移動ストッパに前記固定ストッパに対する前進後退駆
動を与えるストッパ駆動部と、 前記外歯砥石を回転可能に保持する主軸と、 前記外歯砥石の近傍において前記主軸の一部に接触し、
該主軸を回転方向及び軸方向においてガイドする主軸ガ
イド球と、 該主軸ガイド球を前記主軸の軸方向に保持するリテーナ
と、 前記リテーナを前記主軸の軸方向に保持すると共に、前
記主軸ガイド球を前記主軸の半径方向に保持する円環状
のガイド溝を有するガイドキャップと、 前記主軸を回転駆動するための主軸駆動部とから構成さ
れていることを特徴とするギア歯面加工装置。 - 【請求項4】 外周側が円形で、内周側が歯車形状に形
成された内歯を有する内歯砥石に対して、外周側が歯車
形状に形成された外歯を有する外歯ワークを噛み合わせ
た後に、前記内歯砥石と前記外歯ワークのいずれか一方
を回転駆動することにより他方を連れ回りさせると共
に、前記内歯砥石と前記外歯ワークのいずれか一方を他
方に対して軸方向に相対的に往復動させることにより、
前記外歯ワークの外歯の歯面を研削する装置において、 前記内歯砥石を回転可能に支持するために、該内歯砥石
の厚さと実質的に同じ長さの接触部分を有する保持部材
と、 該保持部材の一端を支持すると共に、前記内歯砥石の一
端面を受け止めるガイドと、 該ガイドとは反対側の前記内歯砥石の面を受け止めると
共に、前記保持部材の他端を支持する押えプレートと、 前記ガイドと前記押えプレートと前記保持部材からなる
砥石回転受け部と、該砥石回転受け部を支持する上下ス
ライダと、 前記上下スライダを上下方向に移動させ得る上下駆動部
と、 該上下駆動部と前記上下スライダと前記砥石回転受け部
を前後方向に移動可能に支持する前後スライダと、 該前後スライダに前進後退駆動を与える前後駆動部と、 前記砥石回転受け部の一部において下端にテーパ部を有
する固定ストッパと、 該固定ストッパの前記テーパ部に対して摺動可能に接触
するように上端にテーパ受け部を有する移動ストッパ
と、 該移動ストッパに前記固定ストッパに対する前進後退駆
動を与えるストッパ駆動部と、 前記外歯ワークを回転可能に保持する主軸と、 前記外歯ワークの近傍において前記主軸の一部に接触
し、該主軸を回転方向及び軸方向においてガイドする主
軸ガイド球と、 該主軸ガイド球を前記主軸の軸方向に保持するリテーナ
と、 前記リテーナを前記主軸の軸方向に保持すると共に、前
記主軸ガイド球を前記主軸の半径方向に保持する円環状
のガイド溝を有するガイドキャップと、 前記主軸を回転駆動するための主軸駆動部とから構成さ
れていることを特徴とするギア歯面加工装置。 - 【請求項5】 前記保持部材が、円柱形状を有する2個
の受軸からなることを特徴とする請求項3又は4に記載
のギア歯面加工装置。 - 【請求項6】 前記受軸は、加工を任意の回数だけ行な
った後に回転させて、前記内歯砥石或いは内歯ワークと
の接触面を変更することができるようにしたことを特徴
とする請求項5に記載のギア歯面加工装置。 - 【請求項7】 前記保持部材が、V溝を有する保持ブロ
ックからなり、該ブロックの前記V溝の面に前記内歯砥
石或いは内歯ワークとの接触面が形成されるようにした
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のギア歯面加工
装置。 - 【請求項8】 前記テーパ部と前記テーパ受け部の少な
くとも一方に油を逃がすための微小な溝を設けたことを
特徴とする請求項3ないし7のいずれかに記載のギア歯
面加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001315637A JP3812401B2 (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | ギア歯面加工方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001315637A JP3812401B2 (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | ギア歯面加工方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003117729A true JP2003117729A (ja) | 2003-04-23 |
JP3812401B2 JP3812401B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=19133770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001315637A Expired - Fee Related JP3812401B2 (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | ギア歯面加工方法及び装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3812401B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7309197B2 (en) | 2005-05-12 | 2007-12-18 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Internal gear shaving machine |
CN104747657A (zh) * | 2013-12-25 | 2015-07-01 | 住友重机械工业株式会社 | 行星齿轮装置及其内齿轮的制造方法 |
CN118060638A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-05-24 | 常州市南方驱动技术有限公司 | 一种齿轮加工用磨齿机及其磨齿方法 |
-
2001
- 2001-10-12 JP JP2001315637A patent/JP3812401B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104747657A (zh) * | 2013-12-25 | 2015-07-01 | 住友重机械工业株式会社 | 行星齿轮装置及其内齿轮的制造方法 |
CN118060638A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-05-24 | 常州市南方驱动技术有限公司 | 一种齿轮加工用磨齿机及其磨齿方法 |
CN118060638B (zh) * | 2024-04-16 | 2024-06-18 | 常州市南方驱动技术有限公司 | 一种齿轮加工用磨齿机及其磨齿方法 |
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