JP2003117616A - オイルパンの成形方法及びその装置 - Google Patents

オイルパンの成形方法及びその装置

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JP2003117616A
JP2003117616A JP2001311087A JP2001311087A JP2003117616A JP 2003117616 A JP2003117616 A JP 2003117616A JP 2001311087 A JP2001311087 A JP 2001311087A JP 2001311087 A JP2001311087 A JP 2001311087A JP 2003117616 A JP2003117616 A JP 2003117616A
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oil pan
die
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JP2001311087A
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Tsutomu Okuda
努 奥田
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Pacific Industrial Co Ltd
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来品よりも補助室の幅方向の寸法を拡大さ
せて容積の増大が図れるオイルパンの製造方法及びその
装置を提供する。 【解決手段】 長手方向に浅底部と深底部とを有し且つ
深底部における周壁面に補助室が形成されるオイルパン
の成形方法において、補助室が形成される側壁の寸法を
側壁の寸法を深底部の幅寸法と同一とする金属製のオイ
ルパンをプレス成形する工程と、前記側壁で且つ補助室
が形成されるまわりの周側面をスライドパンチとスライ
ドダイとにより内側方向に圧縮変形させて補助室を形成
させる工程とからなるオイルパンの製造方法である。ま
た、本発明の成形装置は、従来の成形装置に第3のカム
手段を附加させることにより、オイルパンの補助室に相
当する部分を内側に圧縮変形るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
されるエンジンのオイルパンに関し、特にはオイル貯留
室の容積を拡大するためのオイル補助室を備えたオイル
パンの製造方法、及びそのオイルパンの成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、オイルパン内のオイル量の増大の
ために、オイルパンの深底部の周側面を外方に張り出し
成形することによって補助室を形成させる方法が特開2
001−50022号公報にて提案されている。図7
は、金属板をプレスの深絞り加工により作られた従来の
オイルパンの斜視図である。このオイルパン1は全体が
一体物として成形され、また、長手方向のほぼ前側半分
に、オイルを貯留するための貯留室6を有し、この貯留
室6は、左右一対の側壁7と、前壁8と、後壁9と、底
壁10とによって形成されている。
【0003】また、前記の各側壁7にはプレスの張出し
成形によって、側壁7を外側に向かってほぼ水平方向に
張り出させることにより補助室14、15を形成させ
て、貯留室6の容積の拡大が図られている。
【0004】次に、オイルパンを成形するための従来の
成形装置並びにその製造方法について説明する。図8〜
図10は、従来のオイルパンの成形装置の動作の順を示
す断面図である。従来のオイルパンの成形装置は、ベー
ス31と、複数のガイドロッド32を介して前記ベース
31に対して接近及び離間移動可能な第1移動台33
と、前記第1移動台33の上面に配置られ、左右一対の
支持ブロック34に挟着固定してオイル貯留室の張出壁
14を形成するための開口35c並びにオイルパンの側
壁7に対応する側壁支持部35aを備えた固定ダイ35
と、内側に傾斜面36bが形成された一対の凸形ダイ3
6aによる水平方向へ移動可能なスライドパンチ36
と、前記支持ブロック34の上面で且つ前記固定ダイ3
5に対して接近及び離間移動可能に配置られ、上方の傾
斜カム面40b並びに前記張出壁の外面形状に対応する
内面形状を有する凹部40aを備えるスライドダイ40
と、前記第1移動台33と対向するように配置され該第
1移動台33の移動方向と同方向へ移動可能に儲けられ
た第2移動台44と、ベース31に立設されたカム支持
ブロック37を介して設けられた第1カム手段38と、
前記第2移動台44の下面に配置された、前記固定ダイ
35の底壁支持部35bと対向する押圧面45aを有す
る押圧ブロック45と、第2移動台44が第1移動台3
3に近づくように移動したとき、スライドダイ40を固
定ダイ35に向かって移動させるようにした第2カム手
段46aとを備える一対のカムブロック46とにより構
成されている。
【0005】また、各スライドパンチ36と支持ブロッ
ク34との間には、付勢手段としてのコイルバネ39が
配置されている。このコイルバネ39は、傾斜面36b
が常に第1カム手段38の傾斜カム38aに当接するよ
うに、対応するスライドパンチ36を傾斜カム38aに
向かって付勢するものである。
【0006】また、一対の支持板41は、スライドダイ
40と対応するように、下移動台33上に固定されてい
る。また、ガイドロッド42は、各スライドダイ40に
連結されて支持板41を挿通するように延びる。そし
て、前記ガイドロッド42の端部と支持板41との間に
は、付勢手段としてのコイルバネ43が対応するスライ
ドダイ40を固定ダイ35から離間する方向へ付勢する
ように配置されている。
【0007】次に、従来の成形方法について説明する。 はじめに、長手方向に浅底部と深底部とを有し且つ深
底部における周壁面に補助室が形成されていないオイル
パンをプレスの絞り加工によって成形しておく。 次に、上移動台44を下降させることによ第2カム手
段46aを作用させ、第2移動台44が第1移動台33
に近づくように移動させると共にスライドダイ40を固
定ダイ35に向かって移動させ、押圧ブロック45及び
両スライドダイ40を固定ダイ35上にセットされたオ
イルパン1’に当接させる。そして、下移動台33に対
する上移動台44の下降を停止させる。(図9を参照。) 次に、の状態のまま、下移動台33を第1移動台が
ベースに近づくように移動させて第1カム手段を作用さ
せ、スライドパンチ36に設けられた一対の凸形ダイ3
6aを固定ダイ35の開口35cから突出するようにス
ライドダイの凹部40aに向けて移動(張出し)させ、オ
イル補助室を張出し成形する。 オイルパン1の成形後に成形装置を初期状態に戻し成
形品を取り出す。(図10を参照。)
【0008】上述した従来の成形装置では、張出壁を一
体的に備えたオイルパンを容易に張出し成形することが
できる。特に、第1カム手段及び第2カム手段の作用に
よって、第1及び第2移動台を単に一方向へ移動させる
だけで、張出壁の成形工程を連続して行うことができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の成形方法においては、補助室を張り出し形成するに際
して、オイルパン側壁の内面側から外面側の方向に向け
て容器を拡張するというものであるから、素材の塑性伸
び限界による拡張限界があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
消するためになされたものであり、予めプレスの絞り加
工によって補助室が形成される張出し壁の幅まで広げら
れた深底部を有するオイルパンを成形し、これの保持室
に相当する部分を内側に圧縮変形させて補助室を形成さ
せることにより、従来品よりも補助室の幅方向の寸法を
拡大させて容積の増大が図れるオイルパンの製造方法及
びその装置の提供を目的とするものである。
【0011】すなわち、本願に係る第1の発明は、長手
方向に浅底部と深底部とを有し且つ深底部における周壁
面に補助室が形成されるオイルパンの成形方法におい
て、補助室が形成される側壁の寸法Lを深底部の幅寸法
と同一とする金属製のオイルパンをプレス成形する工程
と、前記側壁で且つ補助室が形成されるまわりの周側面
をスライドパンチとスライドダイとにより内側方向に圧
縮変形させて補助室を形成させる工程とからなるオイル
パンの製造方法である。
【0012】この第1の発明によると、オイルパン側壁
周縁部の外面側から内面側の方向に向けて容器を圧縮成
形するものであるから、従来工法におれる素材の塑性伸
び限界による拡張限界の問題点がなく、従来品に比べて
補助室の幅方向の寸法を拡大させた大容積のオイルパン
を製造することができる。
【0013】本願に係る第2の発明は、補助室が形成さ
れるまわりの周側面を内側方向に圧縮変形させるに際し
て、貯留室の壁面にしわ取り用のビードを形成させなが
ら貯留室を形成するようにした請求項1記載のオイルパ
ンの製造方法である。
【0014】この第2の発明によると、しわ取り用のビ
ードを形成させることにより、圧縮成形時に貯留室の壁
面にしわを発生させることがないため、貯留室壁面の仕
上がりがきれいな補助室の大容積のオイルパンを生産す
ることができる。
【0015】本願に係る第3の発明は、ベース31の上
方には、前記ベース31に対して接近及び離間移動可能
に第1移動台33を設け、前記第1移動台33の上面に
は、左右一対の支持ブロック34に挟着固定してオイル
貯留室の張出壁14を形成するための開口35cを備え
た固定ダイ35を設け、前記固定ダイ35の内部空間に
は、前記第1移動台33の移動方向とほぼ直交する方向
へ移動可能に、内側に傾斜面36bが形成された一対の
凸形ダイ36aによるスライドパンチ36を設け、前記
の左右一対の支持ブロック34の上面には、前記固定ダ
イ35に対して接近及び離間移動可能に、前記張出壁の
外面形状に対応する内面形状を有する凹部40aを備え
るスライドダイ40を設け、前記スライドダイ40の上
方には、前記第1移動台33と対向するように配置され
該第1移動台33の移動方向と同方向へ移動可能に第2
移動台44を設け、一方、前記ベース31とスライドパ
ンチ36との間には、ベース31に立設されたカム支持
ブロック37を介して第1カム手段38を設け、該第1
カム手段38によって、第1移動台33がベース31に
近づくように移動したとき、凸形ダイ36aが固定ダイ
35の開口から突出し、オイルパン1に向かって、スラ
イドパンチ36を移動させるようにし、前記第2移動台
44の下面には、前記固定ダイ35の底壁支持部35b
と対向する押圧面45aを有する押圧ブロック45を設
けると共に、第2カム手段46aを備えた一対のカムブ
ロック46を設け、前記第2移動台44の下面には、前
記固定ダイ35の底壁支持部35bと対向する押圧面4
5aを有する押圧ブロック45を設けると共に、第2カ
ム手段46aを備えた一対のカムブロック46を設け、
前記ベ-ス31の上方には、前記の第2カム手段とは別
に前記スライドダイ40を内側方向へスライドさせる第
3カム手段47aを備えた一対のカムブロック47を設
け、前記の第2カム手段46aによって、第2移動台4
4が第1移動台33に近づくように移動したとき、スラ
イドダイ40をオイルパン1に向かって移動させるよう
にしてオイルパンの補助室内壁面に当接させ、その後、
第2移動台44が第1移動台33に近づくように移動し
たとき、スライドダイ40が固定ダイ35に向かって移
動するにつれ、スライドダイ47の第3カム手段47a
がスライドダイ40下面の傾斜面40cを押圧し、スラ
イドダイ40を固定ダイ35に向かって移動させオイル
パン補助室(側室)の周縁部を内側に向けて圧縮成形する
ようにしたことを特徴とするオイルパンの成形装置であ
る。
【0016】この第3の発明によると、補助室の幅方向
の寸法を拡大させた大容積のオイルパンを容易に成形す
ることができる。特に、第1カム手段、第2カム手段及
び第3カム手段の作用によって、第1及び第2移動台を
単に一方向へ移動させるだけで、張出壁の成形工程を連
続して行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態におけ
るオイルパンについて、図1〜図5に従って説明する。
図2は、本発明の加工方法によって作られたオイルパン
の斜視図である。本発明のオイルパン1は、その上部開
口縁にフランジ3を有する。また、長手方向のほぼ前側
半分に、オイルを貯留するための貯留室6を有し、この
貯留室6は、左右一対の側壁7と、前壁8と、後壁9
と、底壁10とによって形成されている。
【0018】また、前記の各側壁7の外側には、水平方
向に張り出すごとくオイルパンと一体的に補助室14、
15が形成されいる。なお、前記の補助室14、15
は、予めプレスの絞り加工によって補助室が形成される
張出し壁の幅まで広げられた深底部を有するオイルパン
を成形した後にオイルパン補助室相当部分の周縁部を内
側に向けて圧縮成形するすることにより形成されるもの
であり、この補助室は図7に示す従来品よりも幅方向に
深いものとなっている。
【0019】次に、本発明の成形装置並びにその装置を
図1及び図3〜図6を参照して詳細に説明する。本発明
のオイルパンの成形装置は、ベース31と、複数のガイ
ドロッド32を介して前記ベース31に対して接近及び
離間移動可能な第1移動台33と、前記第1移動台33
の上面に配置られ、左右一対の支持ブロック34に挟着
固定してオイル貯留室の張出壁14を形成するための開
口35c並びにオイルパンの側壁7に対応する側壁支持
部35aを備えた固定ダイ35と、内側に傾斜面36b
が形成された一対の凸形ダイ36aによる水平方向へ移
動可能なスライドパンチ36と、前記支持ブロック34
の上面で且つ前記固定ダイ35に対して接近及び離間移
動可能に配置られ、上方の傾斜カム面40b並びに下方
の傾斜カム面40cと前記張出壁の外面形状に対応する
内面形状を有する凹部40aを備えるスライドダイ40
と、前記第1移動台33と対向するように配置され該第
1移動台33の移動方向と同方向へ移動可能に設けられ
た第2移動台44と、ベース31に立設されたカム支持
ブロック37を介して設けられた第1カム手段38と、
前記第2移動台44の下面に配置された、前記固定ダイ
35の底壁支持部35bと対向する押圧面45aを有す
る押圧ブロック45と、第2移動台44が第1移動台3
3に近づくように移動したとき、スライドダイ40を固
定ダイ35に向かって移動させるようにした第2カム手
段46aを備える一対のカムブロック46と、下移動台
33を貫通するようにベース31に固定されたカムブロ
ック47の先端部を傾斜面とする第3カム手段7aとに
より構成され、この第3カム手段7aが前記スライドダ
イ40の下方の傾斜カム面46cと当接した時にはスラ
イドダイ40が固定台35に向かって移動し、オイルパ
ン側壁周縁部の外面側から内面側の方向に向けて容器を
圧縮成形できるように構成されている。
【0020】また、各スライドパンチ36と支持ブロッ
ク34との間には、付勢手段としてのコイルバネ39が
配置されている。このコイルバネ39は、傾斜面36b
が常に傾斜カム38aに当接するように、対応するスラ
イドパンチ36を傾斜カム38aに向かって付勢するも
のである。なお、上記の構成は、段落番号[0005]
で説明した従来の成形装置の構成と同じである。
【0021】次に、本発明に係るオイルパン1’の製造
方法を図1及び図3〜図6を参照して詳細に説明する。 はじめに、長手方向に浅底部と張出し壁の幅まで広げ
られた深底部(周壁面に補助室が形成されていないも
の。)とを有するオイルパンをプレスの絞り加工によっ
て成形しておく。(図1の第1絞り工程並びに第2絞り工
程を参照) 次に、のオイルパン1’の貯留室6部分を固定ダイ
35の上面にセットする。(成形装置の初期状態を示す
図3を参照。) 次に、第2移動台44に固定された押圧ブロック45
を下降させ、その押圧面45aをそこ壁10に当接させ
る。(図5を参照。) 次に、スライドパンチ36を固定台35の開口35c
から水平方向に張出させてオイルパンの側壁7内面に当
接(図6を参照。)させた後、スライドダイを内側方向に
圧縮変形させて補助室を形成させる。(図7を参照。) なお、このの工程において、固定台35の側壁支持部
35a並びにスライド台40の内側加担部にしわ取り用
のビードを形成させておくと、圧縮成形時に貯留室の壁
面にしわを発生させることがない。 押圧機構による上移動台44の押圧を解除し、バネ3
9,43の付勢力によって成形装置を図3に示す初期状
態に戻し、張出壁14の圧縮成形が完了したオイルパン
1を成形装置から取り出す。
【0022】以上説明したように、上述した成形装置を
利用することにより、張出壁14を一体的に備えたオイ
ルパン1を容易に成形することができる。特に、図3〜
図6に示す成形装置では、傾斜面を有する3つのカム手
段38,46a及び47aを利用することにより、上移
動台44を単に下方へ押圧するだけで、上述した成形手
順が連続して行われる。また、オイルパン1の成形後に
成形装置を初期状態に戻す場合にも、バネ39,43の
付勢力によって容易に初期状態に復帰する。そのため、
例えば垂直方向へ移動する部材と水平方向へ移動する部
材とをそれぞれ別の駆動装置によって移動させる場合と
比較して、成形装置の構成が非常に簡単になる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、予めプ
レスの絞り加工によって補助室が形成される張出し壁の
幅まで広げられた深底部を有するオイルパンを成形して
おき、従来の成形装置に第3のカム手段を附加させた本
発明の成形装置を用い、オイルパンの保持室に相当する
部分を内側に圧縮変形させて補助室を形成させることに
より、従来品よりも補助室の幅方向の寸法を拡大させる
ことができ、貯留室の容積を増大したオイルパンを製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるオイルパン加工
工程を示す斜視図。
【図2】 本発明の一実施形態におけるオイルパンを示
す斜視図。
【図3】 オイルパン成形装置の第2絞り工程を示す断
面図。
【図4】 オイルパン成形装置の第1側面押し工程を示
す断面図。
【図5】 オイルパン成形装置の第2側面押し工程を示
す断面図。
【図6】 オイルパン成形装置の第3側面押し工程を示
す断面図。
【図7】 従来技術におけるオイルパンを示す斜視図。
【図8】 従来のオイルパンを成形するための成形装置
において、その動作を順に示す断面図。
【図9】 従来の成形装置の動作を順に示す断面図。
【図10】 従来の成形装置の動作を順に示す断面図。
【符号の説明】
1…オイルパン、1’…成形される前のオイルパン、3
…フランジ、6…貯留室、7…側壁、8…前壁、9…後
壁、10…底壁、14…張出壁、15…補助室としての
側室、31…ベース、32…ガイドロッド、33…第1
移動台としての下移動台、34…支持ブロック、35…
固定ダイ、35a…側壁支持部、35c…開口、36…
スライドパンチ、36a…凸形ダイ、36b…第1カム
手段を構成する傾斜面、37…カム支持ブロック、38
…第1カム手段を構成する傾斜カム、39…バネ、40
…スライドダイ、40a…凹部、40b…第2カム手段
を構成する傾斜面、40c…傾斜カム面、41…支持
板、42…ガイドロッド、43…バネ、44…第2移動
台としての上移動台、45…押圧ブロック、45a…押
圧面、46…カムブロック、46a…第2カム手段を構
成する傾斜カム面。47…カムブロック、47a…第3
カム手段を構成する傾斜カム面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に浅底部と深底部とを有し且つ深
    底部における周壁面に補助室が形成されるオイルパンの
    成形方法において、補助室が形成される側壁の寸法Lを
    深底部の幅寸法と同一とする金属製のオイルパンをプレ
    ス成形する工程と、前記側壁で且つ補助室が形成される
    まわりの周側面をスライドパンチとスライドダイとによ
    り内側方向に圧縮変形させて補助室を形成させる工程と
    からなるオイルパンの製造方法。
  2. 【請求項2】補助室が形成されるまわりの周側面を内側
    方向に圧縮変形させるに際して、貯留室の壁面にしわ取
    り用のビードを形成させながら貯留室を形成するように
    した請求項1記載のオイルパンの製造方法。
  3. 【請求項3】ベース31の上方には、前記ベース31に
    対して接近及び離間移動可能に第1移動台33を設け、
    前記第1移動台33の上面には、左右一対の支持ブロッ
    ク34に挟着固定してオイル貯留室の張出壁14を形成
    するための開口35cを備えた固定ダイ35を設け、 前記固定ダイ35の内部空間には、前記第1移動台33
    の移動方向とほぼ直交する方向へ移動可能に、内側に傾
    斜面36bが形成された一対の凸形ダイ36aによるス
    ライドパンチ36を設け、 前記の左右一対の支持ブロック34の上面には、前記固
    定ダイ35に対して接近及び離間移動可能に、前記張出
    壁の外面形状に対応する内面形状を有する凹部40aを
    備えるスライドダイ40を設け、 前記スライドダイ40の上方には、前記第1移動台33
    と対向するように配置され該第1移動台33の移動方向
    と同方向へ移動可能に第2移動台44を設け、 一方、前記ベース31とスライドパンチ36との間に
    は、ベース31に立設されたカム支持ブロック37を介
    して第1カム手段38を設け、該第1カム手段38によ
    って、第1移動台33がベース31に近づくように移動
    したとき、凸形ダイ36aが固定ダイ35の開口から突
    出し、オイルパン1に向かって、スライドパンチ36を
    移動させるようにし、 前記第2移動台44の下面には、前記固定ダイ35の底
    壁支持部35bと対向する押圧面45aを有する押圧ブ
    ロック45を設けると共に、第2カム手段46aを備え
    た一対のカムブロック46を設け、 前記ベ-ス31の上方には、前記の第2カム手段とは別
    に前記スライドダイ40を内側方向へスライドさせる第
    3カム手段47aを備えた一対のカムブロック47を設
    け、 前記の第2カム手段46aによって、第2移動台44が
    第1移動台33に近づくように移動したとき、スライド
    ダイ40をオイルパン1に向かって移動させるようにし
    てオイルパンの補助室内壁面に当接させ、その後、第2
    移動台44が第1移動台33に近づくように移動したと
    き、スライドダイ40が固定ダイ35に向かって移動す
    るにつれ、スライドダイ47の第3カム手段47aがス
    ライドダイ40下面の傾斜面40cを押圧し、スライド
    ダイ40を固定ダイ35に向かって移動させオイルパン
    補助室(側室)の周縁部を内側に向けて圧縮成形するよう
    にしたことを特徴とするオイルパンの成形装置。
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