JP2003117426A - 粉砕装置および粉砕方法 - Google Patents

粉砕装置および粉砕方法

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JP2003117426A JP2001311526A JP2001311526A JP2003117426A JP 2003117426 A JP2003117426 A JP 2003117426A JP 2001311526 A JP2001311526 A JP 2001311526A JP 2001311526 A JP2001311526 A JP 2001311526A JP 2003117426 A JP2003117426 A JP 2003117426A
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昌宏 奥本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の温度条件化で粉砕処理を行なうことが
できる粉砕装置を提供することである。 【解決手段】 アウタハウジング11内にインナハウジ
ング13を設け、アウタハウジング11には両ハウジン
グ11、13間に形成されたガスチャンバ12に連通す
るガス供給口15を形成する。そのガス供給口15から
ガスチャンバ12内に所定温度の高圧ガスを供給してイ
ンナハウジング13内に形成された粉砕室14内の温度
の均一化を図る。原料噴射ノズル16から一定の温度に
保持された粉砕室14内に粉体原料を噴射し、ガスチャ
ンバ12内の高圧ガスをガス噴射ノズル17から粉砕室
14内に噴射し、その噴射ガスの衝突および粉体原料同
士の衝突によって粉体原料を粉砕する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉体を粉砕する
粉砕装置および粉砕方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、Sm−Fe−N系磁石の製造に
用いられる磁石粒子は、母合金インゴットを粗粉砕し、
その粉砕物を窒化処理したのち、微粉砕することにより
製造される。
【0003】一般に、粉砕物の微粉砕にはジェットミル
が用いられるが、上記のような磁石粒子は、磁化および
保持力を有するため、微粉砕により得られた微粒子が凝
集し易く、その凝集によって効果的に粉砕することがで
きず、粗大粒子の割合が多くなって均一な粒子径の微粒
子を得ることができない。
【0004】そのような問題点を解決するために、特開
平5−175022号公報においては、粗粉砕された合
金粒子を窒化処理し、その窒化粒子(磁石粒子)を微粉
砕する際に、その磁石粒子をキュリー温度付近から窒素
の放出温度までの間の温度、例えば300〜650℃に
保つ状態でジェットミルにより微粉砕する粉砕方法が提
案されている。
【0005】上記のように、磁石粒子をキュリー温度付
近から窒化の放射温度までの間の温度状態に保って微粉
砕することにより、磁石粒子の磁化および保持力が極め
て小さくなるか、あるいは消失することになるので、微
粉砕の際に磁石粒子が凝集するのを防止することがで
き、磁石粒子をきわめて効果的に粉砕処理することがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
は、磁石粒子を高温状態で微粉砕処理する記載はあるも
のの、具体的な粉砕処理について何も記載がない。
【0007】ここで、一般的に用いられる渦流式のジェ
ットミルは、粉砕室内に粉体原料を供給して旋回流動さ
せ、その粉砕室の周壁に支持された複数のガス噴射ノズ
ルから粉砕室内の外周、接線方向に向けて高圧ガスを噴
射し、その高圧ガスとの衝突および粉体原料同士の衝突
によって粉体原料を微粉砕し、粉砕室の中央部に移動す
る粉砕後の粉砕粒子を粉砕室の中央部に連通する排出口
から吸引排出させてバッグフィルタ等の捕集装置により
回収するようにしている。
【0008】このため、上記のような渦流式のジェット
ミルによって磁石粒子を高温状態で微粉砕処理しようと
すると、粉砕室内に高圧ガスを噴射するガス噴射ノズル
に高温の高圧ガスを供給する必要が生じる。このとき、
粉砕室内のガス噴射位置での温度が高く、粉砕室内の温
度を全体を均一の温度に保つことが困難であって磁石粒
子の全体を均一に加熱することができず、磁石粒子の凝
集を完全に防止することができない。
【0009】この発明の課題は、粉砕室内の温度の均一
化を図り、一定の温度条件化で粉体原料を粉砕処理する
ことができるようにして、粉体原料の凝集をほぼ完全に
防止することができるようにした粉砕効率の高い粉砕装
置および粉砕方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明に係る粉砕装置においては、アウタハウ
ジング内にインナハウジングを組み込んで、インナハウ
ジングの外周囲に所定温度の高圧ガスが供給されるガス
チャンバを設け、前記インナハウジングには、その内部
に形成された粉砕室内に粉体原料を供給する原料噴射ノ
ズルと、ガスチャンバ内の高圧ガスを粉砕室内に噴射す
るガス噴射ノズルとを設け、前記インナハウジングには
粉砕室内において粉砕された粉砕粒子の排出口を形成し
た構成を採用したのである。ここで、ガスとして、チッ
素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスやエアを挙げるこ
とができる。
【0011】上記のように構成すれば、ガスチャンバ内
に所定温度の高圧ガスを供給することによりインナハウ
ジングの全体が加熱されるため、粉砕室内の温度は全体
にわたって均一化されることになり、ガス噴射ノズルか
ら噴射される高圧ガスとの衝突によって、一定温度の条
件化で粉体原料の粉砕処理を行なうことができる。
【0012】このため、磁石粒子の微粉砕に際し、ガス
チャンバ内に磁石粒子のキュリー温度以上の不活性ガス
から成る高温ガスを供給することにより、粉砕室内の全
体が高温状態とされるため、粉砕室内に供給される磁石
粒子の磁化および保持力を微小化あるいは消失させるこ
とができ、磁石粒子の凝集をほぼ完全に防止することが
できる。このため、磁石粒子をきわめて効果的に粉砕処
理することができる。
【0013】ここで、前記粉砕室を円形とし、その円形
粉砕室内の中央部に粉砕粒子の排出口を設け、前記原料
噴射ノズルから噴射される粉体原料およびガス噴射ノズ
ルから噴射される高圧ガスを粉砕室内の外周接線方向に
向けて噴射させるようにした粉砕装置を採用することに
より、粉砕室内に供給された粉体原料は粉砕室内の外周
部を旋回する状態で粉砕処理されるため、粉体原料を所
定の温度まで直ちに昇温させることができ、効率よく粉
砕処理することができる。
【0014】また、ガスチャンバ内の高圧ガスを原料噴
射ノズルに供給する循環路を設けると、原料噴射ノズル
から粉砕室内に供給される粉体原料を予熱することがで
きるため、粉体原料を粉砕室内の温度まで直ちに昇温さ
せることができ、粉砕処理をより効果的に行なうことが
できる。
【0015】この発明に係る粉砕方法においては、前記
粉砕装置のガスチャンバに対する所定温度の高圧ガスの
供給によりインナハウジングの全体を加熱して前記粉砕
室内を全体にわたり一定の温度に保ち、その粉砕室内に
粉体原料を供給し、かつガスチャンバ内の高圧ガスをガ
ス噴射ノズルにより粉砕室内に噴射して、その噴射ガス
との衝突により粉体原料を粉砕し、前記粉砕室に連通す
る排気口から吸引排出される粉砕粒子を冷却したのち、
捕集装置によって回収するようにした構成を採用したの
である。
【0016】上記のように、粉砕処理された粉体原料
を、例えば不活性ガスにより冷却することにより、粉砕
後の粉砕粒子の劣化を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る粉砕装置
を用いた粉砕処理装置の全体を示す概略図である。図示
のように、高圧ガス源1から粉砕装置10のガス供給口
に高圧ガスを供給するガス供給路2の途中にはヒータ装
置3が組み込まれ、そのヒータ装置3によって高圧ガス
が加熱され、所定温度の高圧ガスが粉砕装置10に供給
されるようになっている。
【0018】粉砕装置10の排出口には冷却装置30が
接続されている。冷却装置30には、ガス供給路2から
分岐路4に供給される常温のガスが供給され、その常温
ガスとの接触によって粉砕処理後の粉砕粒子が冷却され
るようになっている。
【0019】冷却装置30によって冷却処理された粉砕
粒子はバッグフィルタから成る捕集装置40内に回収さ
れるようになっている。ここで、回収は吸引あるいは押
出しのいずれでもよい。
【0020】図2および図3は、粉砕装置10の詳細を
示す。この粉砕装置10は、アウタハウジング11内に
形成されたガスチャンバ12内にインナハウジング13
を組込み、そのインナハウジング13内に円形の粉砕室
14を設けている。
【0021】アウタハウジング11にガスチャンバ12
に連通するガス供給口15が設けられ、そのガス供給口
15に図1に示すガス供給路2が接続され、上記ガス供
給口15からガスチャンバ12内に所定温度の高圧ガス
が供給されるようになっている。
【0022】インナハウジング13には原料噴射ノズル
16と、複数のガス噴射ノズル17とが設けられ、前記
ガスチャンバ12内に供給された所定温度の高圧ガスは
複数のガス噴射ノズル17から粉砕室14内の外周接線
方向に向けて噴射されるようになっている。
【0023】原料噴射ノズル16の後端部にはノズル接
続筒18が接続され、そのノズル接続筒18にガス供給
ノズル19が接続されている。ガス供給ノズル19と原
料噴射ノズル16とは同軸上に配置され、その両ノズル
16、19の対向端部間に形成された混合室20に原料
ホッパ21の下端開口が連通している。
【0024】このため、ガス供給ノズル19から原料噴
射ノズル16に向けて高圧ガスを供給することにより、
混合室20内は負圧とされて原料ホッパ21内の粉体原
料が混合室20内に引き込まれ、高圧ガスと共に原料噴
射ノズル16から粉砕室14内の外周接線方向に向けて
噴射される。
【0025】ガス供給ノズル19に対する高圧ガスの供
給に際し、ここでは、高圧ガス源1の高圧ガスをガス噴
射ノズル17に供給するガス供給路2’とガスチャンバ
12とを循環路22で連通し、その循環路22に設けた
切換バルブ23aとガス供給路2’に設けた切換バルブ
23bの操作によってガス源1の高圧ガスとガスチャン
バ12内の高圧ガスを選択的にガス供給ノズル19内に
供給し得るようにしているが、高圧ガス源1の高圧ガス
のみをガス供給ノズル19に送り込むようにしてもよ
く、あるいは、ガスチャンバ12内の高圧ガスのみをガ
ス供給ノズル19に送り込むようにしてもよい。
【0026】図2に示すように、アウタハウジング11
には、粉砕室14の中央部に連通する排出口24が形成
され、その排出口24に図1に示す冷却装置30が接続
されている。
【0027】実施の形態で示す粉砕処理装置は上記の構
造から成り、その粉砕処理装置を用いて、例えば、Sm
−Fe−N系磁石の粗粉砕された磁石原料の粉砕に際し
ては、その磁石原料を原料ホッパ21内に供給する。ま
た、圧縮ガス源1からガス供給路2に供給される不活性
ガスから成る高圧ガスをヒータ装置3により加熱して、
高圧ガスを磁石粒子のキュリー温度、例えば300〜6
50℃の高温状態とし、その高温、高圧ガスを粉砕装置
10のガス供給口15からガスチャンバ12内に供給す
る。
【0028】原料ホッパ21内に磁石原料を供給したの
ち、図3に示すガス供給ノズル19に高圧ガスを供給す
ると、原料ホッパ21内の磁石原料は混合室20内に引
き込まれて、高圧ガスと共に原料噴射ノズル16内に供
給され、その原料噴射ノズル16から粉砕室14内に噴
射され、粉砕室14内において旋回する。
【0029】このとき、ガスチャンバ12内に供給され
る高温、高圧ガスによってインナハウジング13の全体
が均一に加熱され、そのインナハウジング13内の粉砕
室14内は全体にわたって均一な高温状態に保持され、
その高温雰囲気中において磁石原料が旋回する。このた
め、磁石原料は全体にわかって均一に加熱されることに
なり、一定の温度に保持される。
【0030】一方、ガスチャンバ12内の高温、高圧ガ
スはガス噴射ノズル17から粉砕室14内に向けて噴射
され、その噴射ガスとの衝突および磁石原料同士の衝突
によって磁石原料は微粉砕される。その粉砕によって得
られた粉砕粒子は高温の雰囲気に保持された粉砕室14
内を旋回するため、高温状態に保持されて磁化および保
持力が極めて小さくなり、あるいは消失されるので、凝
集が防止される。このため、磁石原料をきわめて効果的
に粉砕することができる。
【0031】粉砕後の粉砕粒子は粉砕室14内の中央部
に移行し、排出口24から吸引排出され、冷却装置30
によって冷却される。その冷却によって微粒子の劣化・
変質が防止される。冷却後の微粒子は捕集装置40によ
り回収される。
【0032】このように、ガスチャンバ12内に高温、
高圧ガスを供給することにより、インナハウジング13
の全体が均一に加熱されて、粉砕室14内の温度が全体
にわたって均一な高温状態とされ、その高温雰囲気中に
おいて磁石原料が粉砕されるため、微粒子の磁化および
保持力をきわめて小さくすることができ、あるいは消失
させることができるので、磁石原料の凝集を完全に防止
することができ、磁石原料をきわめて効果的に粉砕処理
することができる。
【0033】また、ガスチャンバ12内に高温、高圧ガ
スを供給することによってインナハウジング13の全体
が均一に加熱されるため、粉砕室14内の全体が均一に
昇温することになる。このため、粉砕室14内の温度む
らがなく、粉砕室14内の温度管理が容易であり、微粒
子を所定の温度まで確実に昇温させることができる。
【0034】ここで、ガスチャンバ12内の高温、高圧
ガスを循環路22からガス供給ノズル19を介して原料
噴射ノズル16内に供給することにより、磁石原料を予
熱することができるため、粉砕室14内において磁石原
料を直ちに所定の温度まで加熱することができ、粉砕効
果をより向上させることができる。
【0035】図4は、この発明に係る粉砕装置10の他
の例を示す。この例で示す粉砕装置10は、第1粉砕ユ
ニットU1 と第2粉砕ユニットU2 から成る。各粉砕ユ
ニットU1 、U2 は円筒状のアウタハウジング50内に
円筒状のインナハウジング51を同軸上に配置し、アウ
タハウジング50には、両ハウジング50、51間に形
成されたガスチャンバ52内に所定温度の高圧ガスを供
給するガス供給口53を設けている。
【0036】インナハウジング51にはガスチャンバ5
2内の高圧ガスをインナハウジング51内に形成された
粉砕室54内に向けて斜め方向に噴射する複数のガス噴
射ノズル55を設けている。
【0037】また、第1粉砕ユニットU1 におけるアウ
タハウジング50の端板に粉砕室54内に粉体原料を噴
射する原料噴射ノズル56を接続し、その原料噴射ノズ
ル56の後端部に接続したノズル接続筒57にガス供給
ノズル58を接続して、そのガス供給ノズル58と原料
噴射ノズル56の対向端部間に形成された混合室59に
ホッパ60の下端出口を連通している。
【0038】一方、第2粉砕ユニットU2 の端板に粉砕
室54に連通する排出口61を設けている。
【0039】上記の構成から成る粉砕装置は、ガス供給
ノズル58から原料噴射ノズル56内に高圧ガスを噴射
し、ホッパ60内に充填された粉体原料を混合室59内
に吸引して、その粉体原料を高圧ガスと共に原料噴射ノ
ズル56から粉砕室54内に噴射するようにしている。
【0040】一方、第1粉砕ユニットU1 のガス供給口
53からガスチャンバ52内に所定温度の高圧ガスを供
給し、その高圧ガスによってインナハウジング51を加
熱して粉砕室54内の温度を所定の温度に保つと共に、
ガス噴射ノズル55から粉砕室54内に高圧ガスを噴射
し、その噴射ガスとの衝突および粉体原料同士の衝突に
よって粉体原料を微粉砕するようにしている。
【0041】上記粉砕装置においても、粉砕室内の温度
を均一な温度に保持することができると共に、一定温度
の雰囲気中で粉体原料を微粉砕することができるため、
磁石原料の粉砕に際しては、粉砕された粉砕粒子の凝集
を防止することができ、磁石原料をきわめて効果的に微
粉砕することができる。
【0042】なお、ガス噴射ノズル55に対する高圧ガ
スの供給に際し、ガスチャンバ52内の高圧ガスをガス
噴射ノズル55に供給するようにしてもよい。
【0043】実施の形態では、磁石原料の粉砕を例にと
って説明したが、粉砕の対象物は磁石原料に限定される
ものではない。また、実施の形態ではガスチャンバ内を
高温に保持する場合について述べたが、低温冷却に保持
することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ガ
スチャンバ内に所定温度の高圧ガスを供給することによ
って、インナハウジングの全体が均一に加熱されるた
め、インナハウジング内に設けられた粉砕室内の温度を
全体にわたって均一な一定の温度に保持することがで
き、粉砕室内の温度管理が容易であると共に、一定の温
度条件化で粉体原料の粉砕処理を行なうことができる。
【0045】したがって、磁石原料の粉砕に際し、微粉
砕された微粒子の凝集を防止し、磁石原料をきわめて効
果的に粉砕処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る粉砕方法に使用する粉砕処理装
置の概略図
【図2】この発明に係る粉砕装置の実施の形態を示す縦
断正面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】この発明に係る粉砕装置の他の例を示す縦断正
面図
【符号の説明】
11 アウタハウジング 12 ガスチャンバ 13 インナハウジング 14 粉砕室 16 原料噴射ノズル 17 ガス噴射ノズル 22 循環路 24 排出口 50 アウタハウジング 51 インナハウジング 52 ガスチャンバ 54 粉砕室 55 ガス噴射ノズル 56 原料噴射ノズル 61 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市南 幸哉 名張市八幡1300−80 日本ニューマチック 工業株式会社名張工場内 Fターム(参考) 4D067 CA02 CA05 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタハウジング内にインナハウジング
    を組み込んで、インナハウジングの外周囲に所定温度の
    高圧ガスが供給されるガスチャンバを設け、前記インナ
    ハウジングには、その内部に形成された粉砕室内に粉体
    原料を供給する原料噴射ノズルと、ガスチャンバ内の高
    圧ガスを粉砕室内に噴射するガス噴射ノズルとを設け、
    前記インナハウジングには粉砕室内において粉砕された
    粉砕粒子の排出口を形成した粉砕装置。
  2. 【請求項2】 前記粉砕室を円形とし、その円形粉砕室
    内の中央部に粉砕粒子の排出口を設け、前記原料噴射ノ
    ズルから噴射される粉体原料およびガス噴射ノズルから
    噴射される高圧ガスを粉砕室内の外周接線方向に向けて
    噴射させるようにした請求項1に記載の粉砕装置。
  3. 【請求項3】 前記ガスチャンバ内の高圧ガスを原料噴
    射ノズルに供給する循環路を設けた請求項1又は2に記
    載の粉砕装置。
  4. 【請求項4】 アウタハウジング内にガスチャンバが形
    成され、そのガスチャンバ内に設けられたインナハウジ
    ング内に粉砕室が形成された粉砕装置を用い、その粉砕
    装置の前記ガスチャンバに対する所定温度の高圧ガスの
    供給によりインナハウジングの全体を加熱して前記粉砕
    室内を全体にわたり一定の温度に保ち、その粉砕室内に
    粉体原料を供給し、かつガスチャンバ内の高圧ガスをガ
    ス噴射ノズルにより粉砕室内に噴射して、その噴射ガス
    との衝突により粉体原料を粉砕し、前記粉砕室に連通す
    る排気口から吸引排出される粉砕粒子を冷却したのち、
    捕集装置によって回収するようにした粉砕方法。
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