JP2003116627A - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器Info
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
たときは容器本体に密着して内部の気密性を高めること
ができるとともに、開放時にはフリーストップ性を得ら
れるようにすること、およびひねりなどの蓋の開閉とは
別の外力が加わった場合のクッション性を得られるよう
にした化粧料容器を提供する。 【解決手段】 容器本体10と、容器本体10の上面を
覆う蓋体20からなり、蓋体20の一側部下面に縦設し
たピン21を容器本体10の一側部に形成されたピン孔
12に挿通し、ピン21を中心として蓋体20を旋回さ
せることで、蓋体20をすりあわせ状態で開閉する化粧
料容器において、ピン孔12下部に拡径部12bを形成
し、該拡径部12bに突出するピン21の外周部に弾性
リング22を嵌合するとともに、ピン21の端部外周に
リング押えピース23を嵌着して弾性リング22を圧縮
し、弾性リング22に前記蓋体20を常時容器本体10
側に密着させる方向の弾性を付与した。
Description
特に容器本体および蓋体の一側部に縦方向に貫通配置さ
れたヒンジピンを中心とする旋回操作により容器本体に
対して蓋体をすりあわせ状態に開閉できるようにした構
造に関する。
て水平旋回して容器本体を開閉する構造のものがある。
このものは、容器本体と蓋体の一側部を縦通する縦軸を
中心に蓋体を旋回させることで容器本体内部を開閉する
構造形式である。この構造形式のものは、蓋体の閉じた
ときは容器本体に密着して内部の化粧料の飛散等を防ぐ
とともに、開放時には蓋体が任意の位置で停止する、い
わゆるフリーストップ性が要求される。
公平5−35792号公報に示されるように、縦方向の
軸部を中心として容器本体の上部に中蓋を旋回可能に装
着したものがある。かかる化粧料容器では、中蓋のほか
に容器本体の一側部に蓋体が回動可能に取付けられ、蓋
体を閉じた状態で中蓋を容器本体上面に押しつけてこれ
を容器本体に密着させることにより、本体内に収容され
た化粧料の飛散等を防止する一方で、蓋体を開けた状態
では中蓋が容器本体から浮遊し、旋回させやすくするた
め、軸部外周にバネを配置し、このバネ力により常時中
蓋を容器本体から離間する方向に付勢している。またフ
リーストップ性はバネによる押圧力によって達成され
る。
は蓋が二重であり、構造が複雑化する。また、この構造
では中蓋を常時離間させる方向の力が加わっているた
め、小形の化粧料容器であって、蓋を単体で構成し、蓋
を閉じた状態で容器本体に密着させるという目的には適
合できない。
り、その目的は、簡単な構造により、旋回操作により蓋
を閉じたときは容器本体に密着して内部の気密性を高め
ることができるとともに、開放時にはフリーストップ性
を得られるようにすること、およびひねりなどの蓋の開
閉とは別の外力が加わった場合のクッション性を得られ
るようにした化粧料容器を提供することにある。
め、本発明は、容器本体と、容器本体の上面を覆う蓋体
からなり、蓋体の一側部下面に縦設したピンを容器本体
の一側部に形成されたピン孔に挿通し、該ピンを中心と
して蓋体を旋回させることで、蓋体をすりあわせ状態で
開閉する化粧料容器において、前記ピン孔下部に拡径部
を形成し、該拡径部に突出する前記ピンの外周部に弾性
リングを嵌合するとともに、前記ピン端部外周にリング
押えピースを嵌着して前記弾性リングを圧縮し、該弾性
リングに前記蓋体を常時容器本体側に密着させる方向の
弾性を付与したことを特徴とするものである。
極めて簡単である。そして、弾性リングの弾性力により
閉蓋状態では蓋体は容器本体に気密性を高めるように密
着し、化粧料の劣化を防止する一方で、開蓋状態では蓋
体の引込み方向の弾性力によってフリーストップ性を得
ることができる。
孔とは反対位置において、前記蓋体の下面および容器本
体上面に位置決め用の突起およびこれを受入れるための
窪みを形成したことにより、閉蓋位置決めを簡単な構造
で達成できる。
部外方に向けて湾曲膨出した断面形状であり、蓋体の外
縁部が容器本体の上面外周にほぼ線接触で接している構
造とすることで、同一の弾性力で強い密着力を得ること
ができる。
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1、
図2(a),(b)および図3は本発明に係る化粧料容
器としての小形コンパクト容器を示す。このコンパクト
容器の寸法は、掌に収る程度の小形のものであって、容
器本体10と、容器本体10の上面を水平旋回して開閉
可能に覆う蓋体20を備えている。容器本体10は、着
色した合成樹脂射出成形体からなる扁平かつ角が丸みを
帯びた概略正方形の容器であって、その上面中央には化
粧料30を収納する凹部11が形成されている。
容器本体10の外形と同じくほぼ正方形の平坦な透明板
であり、その隅角部一カ所の下部には、旋回中心となる
ピン21が一体に突設され、その外周にゴムなどの弾性
リング22を嵌合した状態で、下部に合成樹脂製リング
押えピース23をはめ付け固定し、この部分を超音波溶
着することで、容器本体10に蓋体20を取付けるよう
にしている。このために、容器本体10の隅角部一カ所
にはピン孔12が開口され、下部まで貫通している。ピ
ン孔12は、二段となっていて、上部側はピン21の径
とほぼ同一の軸孔12aとなっており、下部側はそれよ
り拡径部12bとなっており、リング22および押えピ
ース23の装着用の孔となっている。
孔12に取付ける手順を示すもので、同図(a)に示す
ように、ピン21を軸孔12aに挿通し、その下端の拡
径部12bへの突出端外周に弾性リング22をはめ付け
て軸孔12aと拡径部12bの段差位置に当接させる。
次いで押えピース23をピン21の下端にはめつける。
押えピース23は蓋体20と同材質の有底スリーブであ
り、その嵌合孔23aの内底面には環状のリブ23bが
一体に突出している。このリブ23bは超音波溶着時に
ピン21の端部に溶着し、これにより同図(b)に示す
ように取付けを完了する。この状態では、弾性リング2
2は圧縮状態であり、その反発弾性により押えピース2
3と段差位置間を離間させる力が常時作用し、その結果
蓋体20は常時容器本体10の上面に気密に密着する。
位置とは対角線上の反対側角部において、蓋体20の下
面には位置決め用のほぼ半球状突起24が突出形成さ
れ、容器本体10の上面にはこの突起24を受入れる位
置決め用の窪み14がそれぞれ形成されており、特に図
2(a)に示すように、蓋体20の閉蓋位置を位置決め
し、各正方形を一致させている。それ故、閉蓋状態から
蓋体20を横方向に開く場合には、窪み14から突起2
4が抜出す際の軽い抵抗感を伴って同図(b)に示すよ
うに開蓋されることになる。その逆に閉蓋時には、突起
24が窪み14内に引込まれて軽いショック、或はクリ
ック音を伴って安定状態に閉止されるため、正規位置に
閉蓋されたことを体感的に確認できることになる。
開蓋時における蓋体20は任意の位置で静止させること
が出来、いわゆるフリーストップ性を得られる。これ
は、弾性リング22の弾性によって常時蓋体20を容器
本体10側に引寄せる力が作用するからであり、傾けた
ときなどに不意に移動することによる使用上の不具合も
防止できる。また、旋回操作以外の外力、例えばひねり
などの力が加わっても、弾性リング22のクッション性
によってピン21の折損なども防止できる。なお、以上
の実施形態では、蓋体20側に位置決め用突起24を容
器本体10側に位置決め用窪み14を形成したが、逆の
構成としても同一効果を得ることができる。
おける蓋体40は中央に向けて外方に湾曲膨出した断面
形状となっており、その外縁部40aがほぼ線接触に近
い形で容器本体10の上面外周部に接しているほかは前
記実施形態と同じである。したがって、このような形状
とすることで、弾性リング22の弾性力が同じでも、閉
蓋時においてはより強い閉塞性を得ることが出来るほ
か、曲面形状とすることで、意匠的にも好ましい外観を
えられる。
明による化粧料容器によれば、簡単な構造により、旋回
操作により蓋を閉じたときは容器本体に気密に密着して
化粧料の飛散やその劣化を防ぐとともに、開放時にはフ
リーストップ性を得られるようにすること、およびひね
りなどの蓋の開閉とは別の外力が加わった場合のクッシ
ョン性を得ることができる。
ンパクト容器の分解斜視図である。
視図、(b)は同開蓋状態を示す斜視図である。
ンの取付工程を示す部分拡大断面図である。
部分拡大断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 容器本体と、容器本体の上面を覆う蓋体
からなり、蓋体の一側部下面に縦設したピンを容器本体
の一側部に形成されたピン孔に挿通し、該ピンを中心と
して蓋体を旋回させることで、蓋体をすりあわせ状態で
開閉する化粧料容器において、前記ピン孔下部に拡径部
を形成し、該拡径部に突出する前記ピンの外周部に弾性
リングを嵌合するとともに、前記ピン端部外周にリング
押えピースを嵌着して前記弾性リングを圧縮し、該弾性
リングに前記蓋体を常時容器本体側に密着させる方向の
弾性を付与したことを特徴とする化粧料容器。 - 【請求項2】 前記ピンおよびピン孔とは反対位置にお
いて、前記蓋体の下面および容器本体上面に位置決め用
の突起およびこれを受入れるための窪みを形成したこと
を特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。 - 【請求項3】 前記蓋体が中央部外方に向けて湾曲膨出
した断面形状であり、蓋体の外縁部が容器本体の上面外
周にほぼ線接触で接していることを特徴とする請求項1
または2に記載の化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001314257A JP2003116627A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001314257A JP2003116627A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 化粧料容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003116627A true JP2003116627A (ja) | 2003-04-22 |
Family
ID=19132604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001314257A Pending JP2003116627A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003116627A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006014893A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクト容器 |
JP2009072357A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Yoshida Industry Co Ltd | 化粧料容器 |
CN109292244A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-02-01 | 中山市华宝勒生活用品实业有限公司 | 一种推旋盖 |
JP2021098170A (ja) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | 李東源 | 切削油精製装置 |
CN114343317A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-15 | 苏州海明包装科技有限公司 | 一种转动式开启的竹木粉底盒 |
-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001314257A patent/JP2003116627A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006014893A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクト容器 |
JP2009072357A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Yoshida Industry Co Ltd | 化粧料容器 |
CN109292244A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-02-01 | 中山市华宝勒生活用品实业有限公司 | 一种推旋盖 |
JP2021098170A (ja) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | 李東源 | 切削油精製装置 |
CN114343317A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-15 | 苏州海明包装科技有限公司 | 一种转动式开启的竹木粉底盒 |
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