JP2003115835A - デスクランブル方法、および受信端末 - Google Patents

デスクランブル方法、および受信端末

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JP2003115835A JP2002175673A JP2002175673A JP2003115835A JP 2003115835 A JP2003115835 A JP 2003115835A JP 2002175673 A JP2002175673 A JP 2002175673A JP 2002175673 A JP2002175673 A JP 2002175673A JP 2003115835 A JP2003115835 A JP 2003115835A
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Masami Yamashita
雅美 山下
Hiroyuki Yoshida
洋之 吉田
Makoto Shiroma
真 城間
Kiichi Ihara
喜一 井原
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料放送の契約形態に拘らず、視聴制御を行
うことができるようにする。 【解決手段】 放送供給側から、予め、所定の番組に対
応する暗号化された契約鍵が個別情報に含めて受信端末
に供給され、受信端末において、第1復号器23によっ
て、受信端末固有の個別鍵によりこの契約鍵が復号され
る。受信端末に対して所定の操作が行われたとき、第2
復号器22において、復号された契約鍵を用いてその番
組に付加された番組情報の中のスクランブル鍵が復号さ
れ、デスクランブラ21に供給され、デスクランブラ2
1においてその番組がデスクランブルされる。また、放
送供給側に対しては、その番組の視聴を行ったことが通
知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクランブル方
法、および受信端末に関し、例えば、有料放送システム
に用いて好適なデスクランブル方法、および受信端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】有料放送においては、スクランブル放送
と呼ばれる放送方式が用いられることが多い。このスク
ランブル放送は、放送局側において、元信号を所定の方
法で意図的に乱すことにより、放送局と契約していない
者が放送を受信しても、正常な画像、音声、およびデー
タなどを利用することができないようにするものであ
る。すなわち、放送局と契約した者のデコーダに対して
は、このスクランブルを解除する鍵信号を与え、この鍵
信号によりデコーダがスクランブルされているデータを
元の形にデスクランブルすることで、正常な画像、音
声、およびデータなどを得ることができるようにしてい
る。チャンネル単位で契約する場合をフラット、視聴し
た番組に応じて課金される場合をペイパービューとい
う。ペイパービューのうち、視聴者が急に所定の番組を
見たくなった場合でも、所定の操作を行うだけでそれを
見ることができる、事前連絡が不要のものを特にインパ
ルスペイパービューという。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】有料放送の制御方法と
しては、昭和63年度「電気通信技術審議会答申」の
「諮問第17号「放送衛星によるテレビジョン放送にお
ける有料方式に関する技術的条件」」がよく知られてい
る。しかしながら、この諮問第17号答申においては、
上記技術的条件の一応の枠組みについては規定されてい
るものの、具体的な制御手順や、インパルスペイパービ
ューの実現方法については規定されていなかった。
【0004】また、例えば、新作映画やタイトルマッチ
のような高額番組に対して、不正視聴を防ぐための有効
な方法や、視聴情報の即時回収などの方法に関しては提
案されていない。
【0005】近年、MPEG2(Moving Pic
ture Experts Group Phase
2)などによる映像/音声の圧縮手法が確立し、ディジ
タル化した映像/音声信号を少ないビットレートで伝送
できるようになってきた。その結果、従来のアナログ放
送1チャンネル分を伝送していた伝送路によって、マル
チチャンネルの映像/音声が多重化されたディジタル放
送が実現可能な状況になってきた。
【0006】しかしながら、上記第17号答申は、従来
のアナログ放送を対象に検討されたものであり、マルチ
チャンネルの制御に適していない部分がある課題があっ
た。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、視聴契約をしていない番組であっても、簡
単な操作で、それをペイパービューで視聴することがで
きるようにし、不正視聴を抑制するとともに、迅速な視
聴情報の回収を可能にするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のデスクラ
ンブル方法は、受信端末でユーザからの事前連絡に対応
する操作を受け付け、事前連絡の受付に応答して放送供
給側から伝送された番組の契約鍵を受信し、受信した契
約鍵に基づいて、番組に付随して伝送された番組情報に
含まれる暗号化されたスクランブル鍵を復号し、復号さ
れたスクランブル鍵に基づいて、番組のデスクランブル
を行うことを特徴とする。
【0009】本発明の第2のデスクランブル方法は、予
め放送信号に多重されて伝送された番組の契約鍵を抽出
して記憶し、受信端末でユーザからの事前連絡に対応す
る操作を受け付け、事前連絡の受付に応答して、番組を
識別する第1の識別情報を記憶し、番組に付随して伝送
された第2の識別情報と第1の識別情報を比較し、一致
した場合のみ、記憶された契約鍵を読み出し、読み出さ
れた契約鍵に基づいて、番組に付随して伝送された暗号
化されたスクランブル鍵を復号し、復号されたスクラン
ブル鍵に基づいて、番組のデスクランブルを行うことを
特徴とする。
【0010】本発明の第1の受信端末は、ユーザからの
事前連絡に対応する操作を受け付ける操作手段と、事前
連絡の受付に応答して放送供給側から伝送された番組の
契約鍵を受信して記憶する記憶手段と、受信した契約鍵
に基づいて、番組に付随して伝送された番組情報を抽出
する第2の抽出手段と、抽出された番組情報に含まれる
暗号化されたスクランブル鍵を記憶された契約鍵を用い
て復号する復号手段と、復号されたスクランブル鍵に基
づいて、番組のデスクランブルを行うデスクランブル手
段とを備えることを特徴とする。
【0011】前記記憶手段は、着脱可能なICカードに
設けられたメモリであるようにすることができる。
【0012】本発明の第2の受信端末は、予め放送信号
に多重されて伝送された番組の契約鍵を抽出して記憶す
る第1の記憶手段と、ユーザからの事前連絡に対応する
操作を受け付ける操作手段と、事前連絡の受付に応答し
て、番組を識別する第1の識別情報を記憶する第2の記
憶手段と、番組に付随して伝送された第2の識別情報を
抽出する抽出手段と、抽出された第2の識別信号と第1
の識別情報を比較し、一致した場合のみ、第1の記憶手
段に記憶された契約鍵を読み出す読出手段と、読み出さ
れた契約鍵に基づいて、番組に付随して伝送される暗号
化されたスクランブル鍵を復号する復号手段と、復号さ
れたスクランブル鍵に基づいて、番組のデスクランブル
を行うデスクランブル手段とを備えることを特徴とす
る。
【0013】前記第1および第2の記憶手段は、着脱可
能なICカードに設けられたメモリであるようにするこ
とができる。
【0014】本発明の第1のデスクランブル方法におい
ては、受信端末でユーザからの事前連絡に対応する操作
が受け付けられ、事前連絡の受付に応答して放送供給側
から伝送された番組の契約鍵が受信され、受信された契
約鍵に基づいて、番組に付随して伝送された番組情報に
含まれる暗号化されたスクランブル鍵が復号され、復号
されたスクランブル鍵に基づいて、番組のデスクランブ
ルが行われる。
【0015】本発明の第2のデスクランブル方法におい
ては、予め放送信号に多重されて伝送された番組の契約
鍵が抽出されて記憶され、受信端末でユーザからの事前
連絡に対応する操作が受け付けられ、事前連絡の受付に
応答して、番組を識別する第1の識別情報が記憶され、
番組に付随して伝送された第2の識別情報と第1の識別
情報が比較され、一致した場合のみ、記憶された契約鍵
が読み出され、読み出された契約鍵に基づいて、番組に
付随して伝送された暗号化されたスクランブル鍵が復号
され、復号されたスクランブル鍵に基づいて、番組のデ
スクランブルが行われる。
【0016】本発明の第1の受信端末においては、ユー
ザからの事前連絡に対応する操作が受け付けられ、事前
連絡の受付に応答して放送供給側から伝送された番組の
契約鍵が受信されて記憶され、受信した契約鍵に基づい
て、番組に付随して伝送された番組情報が抽出され、抽
出された番組情報に含まれる暗号化されたスクランブル
鍵が、記憶された契約鍵を用いて復号され、復号された
スクランブル鍵に基づいて、番組のデスクランブルが行
われる。
【0017】本発明の第2の受信端末においては、予め
放送信号に多重されて伝送された番組の契約鍵が抽出さ
れて記憶され、ユーザからの事前連絡に対応する操作が
受け付けられ、事前連絡の受付に応答して、番組を識別
する第1の識別情報が記憶され、番組に付随して伝送さ
れた第2の識別情報が抽出されて第1の識別情報と比較
され、一致した場合のみ、記憶された契約鍵が読み出さ
れ、読み出された契約鍵に基づいて、番組に付随して伝
送された暗号化されたスクランブル鍵が復号され、復号
されたスクランブル鍵に基づいて、番組のデスクランブ
ルが行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を応用した有料放
送システムの一実施例の構成を示すブロック図である。
送信側システムのエンコーダ1は、映像信号や音声信号
をディジタル化し、圧縮するようになされている。多重
化器2は、複数のエンコーダ出力や複数の関連情報を時
分割多重する。ここで関連情報とは、番組に関する情報
とデスクランブルのためのスクランブル鍵を含む「番組
情報」、加入者(視聴者)毎の契約情報(例えばフラッ
トやペイパービューなどの契約形態など)および共通情
報の暗号を解くための契約鍵を含む「個別情報」などか
らなるものとする。
【0019】スクランブラ3は、後述する関連情報送出
装置4からのスクランブル鍵により、多重化器2からの
出力信号の所定のものに対して選択的にスクランブルを
施すようになされている。
【0020】スクランブル制御システム6は、関連情報
送出装置4に契約鍵を供給するとともに、受信端末に固
有の個別鍵により契約鍵を暗号化し、個別情報の一部と
して多重化器2に供給するようになされている。
【0021】関連情報送出装置4は、スクランブラ3に
スクランブル鍵を供給するとともに、スクランブル制御
システム6から供給された契約鍵により、スクランブル
鍵を暗号化し、共通情報(番組情報)の一部として多重
化器2に供給するようになされている。
【0022】番組制御システム5は、所定の制御信号を
発生し、番組に応じてエンコーダ1を制御する。すなわ
ち、ディジタル化や圧縮の方法を制御する。また、い
ま、エンコーダ1においてエンコードされている番組の
番組IDや対応するチャンネルのチャンネルID等を発
生し、関連情報送出装置4に供給する。視聴情報収集処
理システム7は、多数の受信端末からアップリンクされ
る視聴情報(例えば視聴した番組と対応するチャンネル
ID、および視聴した時間など)や視聴者からの契約要
求を処理し、契約情報としてスクランブル制御システム
6に供給するようになされている。
【0023】一方、受信端末のデコーダ8(抽出手段)
は、内蔵するデスクランブラにより、後述するセキュリ
ティモジュール9(記憶手段、判定手段、決定手段、提
供手段)から供給されたスクランブル鍵により、スクラ
ンブルされた信号を元の信号にデスクランブルするよう
になされている。また、番組に付加された個別情報や番
組情報を抽出し、出力するようになされている。
【0024】セキュリティモジュール9は、例えばIC
カード等により構成され、端末固有の個別鍵を記憶し、
デコーダ8を介して供給されたスクランブルされていな
い個別情報を取り込み、個別鍵により個別情報を復号
し、契約鍵と契約情報をそれぞれ取り出し、記憶する。
また、デコーダ8を介して供給された番組に付随する共
通情報を取り込み、契約鍵により共通情報を復号し、ス
クランブル鍵を取り出し、デコーダ8に供給するように
なされている。
【0025】次にその動作について説明する。まず、送
信側システムより受信端末に個別情報が送信される場合
の動作について説明する。この個別情報は、図2に示す
ように、契約鍵に対応する契約鍵番号、契約鍵、契約し
たチャンネルに対応するチャンネルID、および契約タ
イプなどを含んでいる。また、個別情報は、送信先の受
信端末のID番号に対応する情報も含んでいる。
【0026】契約鍵は、例えば、8ビットの契約鍵番号
とともに送信され、複数の契約鍵を使い分けることがで
きるようになっている。契約したチャンネルIDを、例
えば16ビットのService_idで表すものとす
る。契約タイプは、フラット、ペイパービュー、特別契
約を識別することができるもので、例えば4ビットとす
る。
【0027】この個別情報は、スクランブル制御システ
ム6において、この個別情報が送信されるべき送信先の
受信端末に固有の固別鍵を用いて暗号化される。スクラ
ンブル制御システム6は、全ての受信端末について、受
信端末に固有の個別鍵を受信端末のID番号に対応させ
て記憶しており、送信先の受信端末のID番号からその
個別鍵を検索することができるようになっている。従っ
て、送信先の受信端末のID番号に対応する個別鍵を検
索し、それに基づいて、個別情報が暗号化されることに
なる。暗号化された個別情報は多重化器2に供給され
る。
【0028】多重化器2においては、エンコーダ1より
供給された所定の番組に対応するディジタル化され、圧
縮された映像信号や音声信号と、スクランブル制御シス
テム6より供給された個別情報が時分割多重された後、
スクランブラ3に供給される。スクランブラ3に供給さ
れたディジタル信号は、関連情報送出装置4より供給さ
れたスクランブル鍵を用いて番組部分だけがスクランブ
ルされ、個別情報の部分はスクランブルされずに伝送路
10に送出される。
【0029】なお、この個別情報の受信端末への送信
は、個別情報の更新が必要とされる時に、必要に応じて
随時行われる。この個別情報には、上述した契約情報が
含まれている。
【0030】次に、通常の番組とそれに付加された番組
情報(共通情報の構成要素)が送信側システムから受信
端末に送信される場合の動作について説明する。
【0031】番組情報は、例えば図3に示すように、契
約タイプ、契約鍵の番号を示す契約鍵番号、暗号化され
たスクランブル鍵、チャンネルIDに相当するServ
ice_id、番組を識別するための番組IDなどを含
んでいる。また、契約タイプには、特別番組であるか否
かを識別するためのフラグが含まれている。
【0032】関連情報送出装置4において生成された上
述したような構成の所定の番組情報は、スクランブル制
御システム6より供給された契約鍵によって暗号化され
た後、多重化器2に供給される。多重化器2において
は、エンコーダ1から供給された所定の番組に対応する
ディジタル化され、圧縮された映像信号や音声信号と、
関連情報送出装置4より供給された番組情報が時分割多
重され、スクランブラ3に供給される。
【0033】スクランブラ3においては、そこに供給さ
れた番組を構成する圧縮された映像信号や音声信号と番
組情報が時分割多重されたディジタル信号が、関連情報
送出装置4より供給されたスクランブル鍵によって番組
部分だけがスクランブルされ、番組情報の部分はスクラ
ンブルされずに伝送路10に送出される。
【0034】このようにして、所定の番組とそれに付随
する番組情報が送信側システムより受信端末に送信され
る。
【0035】次に、受信端末側の動作について説明す
る。
【0036】図4は受信端末において、視聴許可の制御
を行う場合の原理的な動作を説明するための図である。
デコーダ8は、例えば、デスクランブラ21、第2復号
器22(復号手段)、および第1復号器23より構成さ
れている。
【0037】正式に契約した視聴者の受信端末には、個
別情報が送信される。送信側システムより、伝送路10
を介して送信されたスクランブルされた所定の番組と、
スクランブルされていない個別情報が時分割多重された
ディジタル信号が、受信端末により受信されると、スク
ランブルされた番組に対応するディジタル信号は、デス
クランブラ21に供給される。
【0038】一方、スクランブルされていない個別情報
は、まず、その非暗号部に付加された受信端末のID番
号と、セキュリティモジュール9に予め記憶されている
受信端末のID番号とが比較され、両者が一致した場
合、第1復号器23に供給される。
【0039】第1復号器23に供給された個別情報は、
セキュリティモジュール9に記憶されている受信端末に
固有の個別鍵によって解読され、契約鍵、および契約情
報が取り出され、セキュリティモジュール9に供給さ
れ、記憶される。この契約鍵は、後述する番組情報の解
読に使用される。また、契約情報は、受信した番組が契
約した番組であるか否かを判断するとき使用される。
【0040】受信端末において、視聴者が番組を視聴し
ているとき、受信端末は、伝送路10を介して送信され
てきたスクランブルされた所定の番組と、それに付随し
た番組情報を受信している。スクランブルされた所定の
番組に対応するディジタル信号は、デスクランブラ21
に供給され、それに付随した番組情報は、第2復号器2
2に供給される。
【0041】所定の番組のチャンネルに対応する契約鍵
が、上述したようにして、すでに第1復号器23におい
て復号された個別情報から取り出され、セキュリティモ
ジュール9に記憶されている場合、第2復号器22が動
作し、セキュリティモジュール9より供給されたその契
約鍵によって番組情報が復号される。番組情報が復号さ
れた後、番組情報に含まれたスクランブル鍵が取り出さ
れる。
【0042】次に、番組情報は、セキュリティモジュー
ル9により読み込まれ、すでに記憶している契約情報と
の照合が行われる。その結果、番組情報が付加された番
組が、契約した番組であると認識された場合、第2復号
器22において得られたスクランブル鍵は、デスクラン
ブラ21に供給される。デスクランブラ21において
は、スクランブルされた所定の番組のディジタル信号
が、第2復号器22より供給されたスクランブル鍵によ
ってデスクランブルされ、正常に視聴可能な元の信号に
戻された後、出力される。
【0043】所定のチャンネルをフラットで契約する
と、契約したチャンネルに対応する契約鍵と、そのチャ
ンネルに対応するService_id、契約タイプ等
からなる契約情報を含む個別情報が送信側システムから
受信端末に送信され、受信端末を構成するセキュリティ
モジュール9に記憶される。契約するチャンネル数が多
数あれば、上述した手順が繰り返し実行されることにな
る。
【0044】フラット視聴の場合、受信した番組に付随
する番組情報内のService_idがセキュリティ
モジュール9に記憶されており、かつ番組情報内の契約
鍵番号で示される契約鍵がセキュリティモジュール9に
記憶されており、かつService_idに対応する
契約タイプがフラットである場合、第2復号器22によ
って、番組情報が復号され、得られたスクランブル鍵が
デスクランブラ21に供給され、デスクランブラ21が
動作する。これにより、所定の番組が正常にデスクラン
ブルされた映像および音声が得られ、その番組の視聴が
可能となる。
【0045】ペイパービュー契約の場合、契約すると、
契約したチャンネルに対応する契約鍵と、そのチャンネ
ルに対応するService_id、契約タイプを含む
個別情報が送信側システムから受信端末に送信され、デ
コーダ8を介してセキュリティモジュール9に供給さ
れ、記憶される。契約するチャンネルが多数ある場合、
この手順が繰り返されることになる。
【0046】フラットで契約していても、高額の特別番
組を視聴するときに、ペイパービューの操作をすること
によって視聴が可能となるようにする場合、送信側シス
テムから、受信端末に特別番組の視聴許可用に、契約
鍵、特別番組のチャンネルに対応するService_
id、特別契約を示す契約タイプを含む個別情報が送信
される。この個別情報は、セキュリティモジュール9に
供給され、記憶される。特別番組が多数あり、それぞれ
に個別の契約鍵を割り当てる場合には、この手順が繰り
返されることになる。
【0047】高額の特別番組は、視聴料の速やかな請求
や、視聴率の速やかな収集が番組供給者から望まれてい
る場合が多い。通常のペイパービュー方式では、例え
ば、月毎の定期的な視聴情報を受信端末側のセキュリテ
ィモジュール9から収集し、その結果から毎月のペイパ
ービュー料金を算出するようになっている。従って、特
別番組の視聴料金を速やかに収集することができない。
【0048】そこで、電話連絡、または受信端末を操作
することにより、所定の特別番組の視聴を希望すること
を送信側システムに対して事前に連絡を行った視聴者に
対してだけ、予め、この特別番組に対応する契約鍵を送
信するようにする。これにより、事前連絡を行った視聴
者は、ペイパービューの場合と同様の操作を行うこと
で、特別番組を視聴することが可能になる。この場合、
送信側システムは、事前連絡をしてきた視聴者を認識し
ているので、視聴率の把握を迅速に行ったり、これらの
者に対する課金処理を速やかに実施したりすることが可
能である。また、事前連絡を行った視聴者だけに契約鍵
が送信されるので、契約鍵が不正解読される可能性を減
少させることができる。
【0049】一方、事前連絡を行っていない視聴者は、
特別番組を視聴するための契約鍵を送信側システムから
受け取っていないので、特別番組を視聴することはでき
ない。
【0050】また、特別番組の視聴を事前連絡により申
し込んだ場合でも、番組開始前であれば、送信側システ
ムに連絡することにより、キャンセルすることができ
る。例えば、視聴者が電話連絡または受信端末を操作す
ることにより、送信側システムに所定の特別番組の視聴
の申し込みのキャンセルを連絡すると、送信側システム
は、視聴者からのこの連絡に基づいて、特別番組用の契
約鍵を消去するために、所定の情報を含めた個別情報を
再度視聴者側の受信端末に伝送路10を介して送信す
る。
【0051】例えば、個別情報の中に予約のキャンセル
を示す専用のフラグを用意するようにしてもよいが、個
別情報の中の契約鍵に値00000000000000
00(16進数)を設定し、これをキャンセル用に割り
当てて使用することも可能である。この場合、送信側シ
ステムは、図5に示したような個別情報を受信端末に送
信することになる。受信端末は、送信側システムからの
個別情報を受信すると、その中の契約鍵に設定された値
が0000000000000000(16進数)であ
ることを認識し、契約鍵番号に対応する所定の番組の視
聴が視聴者によってキャンセルされたことを認識すると
ともに、すでにセキュリティモジュール9内に記憶して
ある、その契約鍵番号、およびそれに対応する契約鍵を
消去する。
【0052】これにより、特別番組が送信されてきた場
合でも、特別番組とともに送信されてくる番組情報の中
の契約鍵番号、およびそれに対応する契約鍵がセキュリ
ティモジュール9に存在しないことになり、視聴者の受
信端末はこの特別番組をデスクランブルすることができ
ず、視聴者は特別番組を視聴することができなくなる。
【0053】所定の番組の視聴を申し込む事前連絡が多
数の視聴者から同時刻に送信側システムに要求される
と、送信側システムの受付処理が番組の開始時刻までに
間に合わなくなる恐れがある。また、このように番組開
始直前に申し込みが多数発生すると、短時間に多数の個
別情報を送信する必要が生じ、番組の開始時刻に間に合
わなくなる恐れがある。
【0054】そこで、事前連絡を行った視聴者だけでな
く、それ以外の視聴者にも、すなわち、全ての視聴者に
対して、予め、特別番組の契約鍵を個別情報に含ませて
前もって送信しておくようにする。この個別情報を受信
した受信端末は、特別番組の契約鍵をその契約鍵番号と
ともにセキュリティモジュール9に記憶させる。従っ
て、特別番組を受信した全ての受信端末は、この特別番
組の契約鍵番号に対応する契約鍵をすでにセキュリティ
モジュール9内に記憶していることになる。
【0055】一方、受信端末側では、視聴者が受信端末
を操作することにより、事前連絡を行った場合、事前連
絡を行ったという情報を、申請したチャンネルIDと番
組IDとともに、セキュリティモジュール9内に記憶し
ておくようにする。特別番組を受信すると、受信端末
は、それが特別番組であることを特別番組とともに送信
されてきた番組情報の中の契約タイプによって認識す
る。この場合、特別番組の契約鍵番号に対応する契約鍵
がすでにセキュリティモジュール9内に記憶されている
が、受信端末は、特別番組である場合、事前連絡を行っ
たという情報とともに記憶されているチャンネルID、
および番組IDが、番組情報内のService_i
d、および番組IDとそれぞれ一致するか否かを判定
し、一致した場合にのみ、送信されてきた特別番組をデ
スクランブルするために、デスクランブラ21に番組情
報内のスクランブル鍵を供給する。これにより、事前連
絡を行った視聴者だけが特別番組を視聴することができ
るようになる。
【0056】これにより、仮に番組開始直前に申し込み
が殺到したとしても、短時間に多数の個別情報を受信端
末に送信する必要がなくなり、番組の開始時刻に間に合
わなくなるといった不都合をなくすことができる。ま
た、事前連絡を行った視聴者に対する速やかな課金処理
を行うことが可能である。
【0057】ここで、視聴者が番組の視聴の予約をキャ
ンセルした場合、すなわち、受信端末を操作することに
より、所定の番組の予約のキャンセルを指示した場合、
受信端末は、予約キャンセルに対応する所定の信号を送
信側システムに電話回線11を介して送信するととも
に、セキュリティモジュール9内にすでに記憶されてい
る予約した番組のチャンネルID、および番組IDを消
去する。これにより、受信端末は、予約をキャンセルし
た番組の視聴が不可能となる。
【0058】マルチチャンネルのディジタル放送におい
ては、上述したような特別番組が多数存在した場合、そ
れぞれ互いに異なる別々の契約鍵を割り当てるようにす
ることも可能であるが、その場合、送信側システムから
受信端末に送信される個別情報数が増加する。そこで、
複数の特別番組に共通の契約鍵を使用するようにするこ
とにより、受信端末に送信される個別情報数の増大を抑
制することができる。また、必要な個別情報が全てセキ
ュリティモジュール9内に取り込まれ、記憶されるまで
に要する時間をより短くすることが可能である。
【0059】また、複数のチャンネル間においても、複
数の特別番組に共通の契約鍵を割り当てるようにするこ
とにより、個別情報数の増大を抑制することができる。
この場合、チャンネルIDを特定することができないの
で、契約鍵とともに送信するServidce_idに
は不特定を示す例えば値0000(16進数)を割り当
てるようにする。受信端末側では、Service_i
dに値0000(16進数)が設定された契約鍵を、チ
ャンネルIDに拘らず、対応する契約鍵番号の特別番組
に対して使用する。
【0060】予め、必要な個別情報が全ての受信端末の
セキュリティモジュール9に取り込まれ、記憶された後
で、番組を視聴することができるようになるが、その流
れは視聴形態によりいくつかの場合がある。上述したよ
うに、番組に付随して送信される番組情報には、暗号化
されたスクランブル鍵、それに対応する契約鍵の番号を
示す契約鍵番号、チャンネルIDに対応するServi
ce_id、および特別番組であるか否かを識別するた
めのフラグ(契約タイプに含まれる)が含まれている。
【0061】次に、視聴形態に応じて、スクランブル鍵
を復号する契約鍵を伝送する形態を変化させて、視聴制
御を行う方法について説明する。
【0062】フラット視聴の場合、受信した番組に付随
する番組情報内のService_idがセキュリティ
モジュール9内に記憶されており、かつ番組情報内の契
約鍵番号で示される契約鍵がセキュリティモジュール9
内に記憶されており、かつService_idに対応
する契約タイプがフラットであるとき、スクランブル鍵
を復号してデスクランブラ21に供給し、デスクランブ
ラ21を動作させる。デスクランブラ21においては、
送信システムより供給された所定の番組に対応するスク
ランブルされた映像/音声信号をデスクランブルし、元
の映像/音声信号を得て、番組の視聴を可能とする。
【0063】ペイパービュー視聴の場合、受信した番組
に付随する番組情報内のService_idがセキュ
リティモジュール9内に記憶されており、かつ番組情報
内の契約鍵番号で示される契約鍵がセキュリティモジュ
ール9内に記憶されており、かつService_id
に対応する契約タイプがペイパービューのとき、例えば
受信端末に設けられた「ペイ確認」ボタン12(指示手
段)を押すなどのペイパービュー操作を行うことによ
り、番組の視聴を可能とすることができる。
【0064】ペイパービュー操作が行われると、例えば
視聴した番組のチャンネルID、番組ID、および視聴
時間などからなる視聴履歴が、その都度セキュリティモ
ジュール9に記憶される。セキュリティモジュール9に
記憶された視聴情報は、所定の周期で、例えば1カ月毎
に送信側システムに電話回線11を介して送信される。
送信側システムは、受信端末から送信されてきた視聴情
報に基づいて、各受信端末毎の課金処理を行う。
【0065】特別番組視聴の場合、受信した番組に付随
する番組情報内のService_idが、セキュリテ
ィモジュール9内に記憶されており、かつ番組情報内の
契約鍵番号で示される契約鍵がセキュリティモジュール
9内に記憶されており、かつ番組情報内の契約タイプに
よって特別番組であることが示されているとき、すなわ
ち、特別番組であることを示すフラグが立っていると
き、上述したペイパービューの場合と同様の操作を行う
ことにより、特別番組の視聴を可能とすることができ
る。この場合、送信側システムから個別情報によって、
特別番組に対応するService_id、契約鍵番
号、およびそれに対応する契約鍵が受信端末に送信さ
れ、セキュリティモジュール9にすでに記憶されてい
る。
【0066】このように、事前連絡がなくても、ペイパ
ービューの場合と同様の操作を行うことにより、特別番
組の視聴を可能とすることができる。この場合、視聴履
歴は通常のペイパービューの場合と同様に、所定の周期
で、例えば1カ月毎に送信側システムに送信される。従
って、この場合、送信側システムは、特別番組であって
も、通常の番組と同様に所定の周期で課金処理を行うこ
とになる。
【0067】また、事前連絡がないとき、特別番組を視
聴させないように運用する場合、受信端末においては、
受信した特別番組に付随した番組情報内のチャンネルI
D、および番組IDが、セキュリティモジュール9内に
記憶されているチャンネルID、および番組IDとそれ
ぞれ一致するか否かが判定され、一致しないと判定され
た場合、番組情報に含まれるスクランブル鍵をデスクラ
ンブラ21に供給しないように制御される。その結果、
この特別番組を視聴することができなくなる。
【0068】一方、受信した特別番組に付随した番組情
報内のチャンネルID、および番組IDが、セキュリテ
ィモジュール9内に記憶されているチャンネルID、お
よび番組IDとそれぞれ一致すると判定された場合、番
組情報に含まれるスクランブル鍵をデスクランブラ21
に供給するように制御される。その結果、この特別番組
を視聴することが可能となる。
【0069】ここで、セキュリティモジュール9内に記
憶されているチャンネルID、および番組IDは、視聴
者が受信端末を操作することにより、所定の特別番組の
視聴の予約を事前申請したときに記憶されたものであ
る。そのとき、この事前申請に対応する信号は、送信側
システムにも送信される。従って、送信側システムにお
いては、事前連絡者に対する速やかな課金処理を実施す
ることが可能である。
【0070】複数チャンネルで特別番組用の契約鍵を共
有する場合、上述した特別番組視聴は、受信端末が受信
した番組に付随する番組情報内のService_id
がセキュリティモジュール9内に記憶されていないが、
番組情報内の契約鍵番号に対応する契約鍵がセキュリテ
ィモジュール9内に記憶されており、かつ番組情報内の
契約タイプに特別番組であることを示すフラグが立って
いるとき、ペイパービューの場合と同様の操作を行うこ
とにより、特別番組の視聴が可能となる。
【0071】以上のように、本発明によれば、契約鍵、
Service_id、契約タイプの送出形態により、
フラット、インパルスペイパービュー、特別番組、およ
び事前申し込み者に対してだけ視聴を可能にするコール
アヘッドペイパービューの制御を統一的に行うことが可
能となる。
【0072】なお、上記実施例においては、個別情報を
放送電波によって受信端末に供給するようにしたが、電
話線を介して送信したり、ICカード、その他の記録媒
体によって、受信端末に供給したりすることも可能であ
る。
【0073】また、上記実施例においては、伝送路10
を放送波であるものとして説明したが、これに限定され
るものではなく、光ファイバケーブルやその他の伝送媒
体とすることも可能である。
【0074】さらに、上記実施例においては、例とし
て、契約タイプに4ビット、契約鍵番号に8ビット、契
約鍵およびスクランブル鍵に64ビット、Servic
e_idおよび番組IDに16ビットをそれぞれ割り当
てるようにしたが、これに限定されるものではなく、他
の任意のビット数をそれぞれ割り当てるようにすること
が可能である。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、契約形
態に拘らず、所定の特別番組をペイパービューで視聴す
ることができる。また、前もって番組の視聴を予約させ
ることにより、放送供給側に視聴情報を迅速に提供する
ことができる。また、番組の視聴を予約した者にだけ復
号情報が供給されるようにすることにより、不正視聴を
抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した有料放送システムの構成例を
示すブロック図である。
【図2】個別情報の一部を示す図である。
【図3】番組情報の一部を示す図である。
【図4】受信端末の動作の原理を説明するための図であ
る。
【図5】番組をキャンセルした場合に送信される個別情
報の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 エンコーダ, 2 多重化器, 3 スクランブ
ラ, 4 関連情報送出装置, 5 番組制御システ
ム, 6 スクランブル制御システム, 7 視聴情報
収集処理システム, 8 デコーダ, 9 セキュリテ
ィモジュール, 10 伝送路, 11 電話回線,
21 デスクランブラ, 22 第2復号器, 23
第1復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04N 7/167 Z 7/167 7/08 Z 7/173 640 H04L 9/00 601E (72)発明者 城間 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井原 喜一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C063 AB03 AB07 AC01 CA11 CA23 DA07 DA13 DB10 5C064 BA01 BB02 BC06 BC17 BC22 BC23 BD02 BD03 BD08 BD09 BD14 CA14 CB01 CC02 5J104 AA01 PA01 PA05 PA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴に際して事前連絡が必要である番組
    がスクランブルされて伝送される放送信号を、受信端末
    で受信してデスクランブルするデスクランブル方法にお
    いて、 前記受信端末でユーザからの事前連絡に対応する操作を
    受け付け、 前記事前連絡の受付に応答して放送供給側から伝送され
    た前記番組の契約鍵を受信し、 前記受信した契約鍵に基づいて、前記番組に付随して伝
    送された番組情報に含まれる暗号化されたスクランブル
    鍵を復号し、 前記復号されたスクランブル鍵に基づいて、前記番組の
    デスクランブルを行うことを特徴とするデスクランブル
    方法。
  2. 【請求項2】 視聴に際して事前連絡が必要である番組
    がスクランブルされて伝送される放送信号を、受信端末
    で受信してデスクランブルするデスクランブル方法にお
    いて、 予め放送信号に多重されて伝送された前記番組の契約鍵
    を抽出して記憶し、 前記受信端末でユーザからの事前連絡に対応する操作を
    受け付け、 前記事前連絡の受付に応答して、前記番組を識別する第
    1の識別情報を記憶し、 前記番組に付随して伝送された第2の識別情報と前記第
    1の識別情報を比較し、一致した場合のみ、前記記憶さ
    れた契約鍵を読み出し、 前記読み出された契約鍵に基づいて、前記番組に付随し
    て伝送された暗号化されたスクランブル鍵を復号し、 前記復号されたスクランブル鍵に基づいて、前記番組の
    デスクランブルを行うことを特徴とするデスクランブル
    方法。
  3. 【請求項3】 視聴に際して事前連絡が必要である番組
    がスクランブルされて伝送される放送信号を受信してデ
    スクランブルを行う受信端末において、 ユーザからの事前連絡に対応する操作を受け付ける操作
    手段と、 前記事前連絡の受付に応答して放送供給側から伝送され
    た前記番組の契約鍵を受信して記憶する記憶手段と、 前記受信した契約鍵に基づいて、前記番組に付随して伝
    送された番組情報を抽出する第2の抽出手段と、 前記抽出された番組情報に含まれる暗号化されたスクラ
    ンブル鍵を記憶された前記契約鍵を用いて復号する復号
    手段と、 復号された前記スクランブル鍵に基づいて、前記番組の
    デスクランブルを行うデスクランブル手段とを備えるこ
    とを特徴とする受信端末。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、着脱可能なICカード
    に設けられたメモリであることを特徴とする請求項3に
    記載の受信端末。
  5. 【請求項5】 視聴に際して事前連絡が必要である番組
    がスクランブルされて伝送される放送信号を受信してデ
    スクランブルを行う受信端末において、 予め放送信号に多重されて伝送された前記番組の契約鍵
    を抽出して記憶する第1の記憶手段と、 ユーザからの事前連絡に対応する操作を受け付ける操作
    手段と、 前記事前連絡の受付に応答して、前記番組を識別する第
    1の識別情報を記憶する第2の記憶手段と、 前記番組に付随して伝送された第2の識別情報を抽出す
    る抽出手段と、 抽出された前記第2の識別信号と前記第1の識別情報を
    比較し、一致した場合のみ、前記第1の記憶手段に記憶
    された契約鍵を読み出す読出手段と、 読み出された前記契約鍵に基づいて、前記番組に付随し
    て伝送された暗号化されたスクランブル鍵を復号する復
    号手段と、 復号された前記スクランブル鍵に基づいて、前記番組の
    デスクランブルを行うデスクランブル手段とを備えるこ
    とを特徴とする受信端末。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の記憶手段は、着脱
    可能なICカードに設けられたメモリであることを特徴
    とする請求項3に記載の受信端末。
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