JPH11252529A - 情報提供装置および方法、情報受信装置および方法 - Google Patents

情報提供装置および方法、情報受信装置および方法

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JPH11252529A
JPH11252529A JP10054652A JP5465298A JPH11252529A JP H11252529 A JPH11252529 A JP H11252529A JP 10054652 A JP10054652 A JP 10054652A JP 5465298 A JP5465298 A JP 5465298A JP H11252529 A JPH11252529 A JP H11252529A
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JP10054652A
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Masami Yamashita
雅美 山下
Makoto Shiroma
真 城真
Hiroyuki Yoshida
洋之 吉田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 契約形態に関する個別情報をより効率的、か
つ、より確実に契約者に提供する。 【解決手段】 センタ局1において、フラット方式の契
約に関する個別情報Aは、放送波に重畳され、衛星3を
介して各受信端末5に送信される。一方、ペイパービュ
ー方式の契約に関する個別情報Bは公衆網6を介して受
信端末5に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供装置およ
び方法、情報受信装置および方法に関し、特に、例え
ば、有料放送の契約形態に関する個別情報をより効率的
に、かつ、確実に契約者に提供することができるように
した、情報提供装置および方法、情報受信装置および方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】有料放送においては、いわゆるスクラン
ブル放送と呼ばれる放送方式が用いられることが多い。
このスクランブル放送では、放送局(センタ局)側にお
いて、元の信号(伝送する信号)を、所定の方法で意図
的に乱すことにより、センタ局と契約していない者が放
送を受信しても、正常な画像や音声、その他のデータを
利用することができないようになされている。また、セ
ンタ局と契約した者(以下、契約者と記述する)には、
所定のキーを用いてスクランブルを解除する(デスクラ
ンブルする)デコーダが与えられ、契約者は、これを用
いてスクランブルされているデータを元の形にデスクラ
ンブルすることで、正常な画像、音声、データを得るこ
とができる。
【0003】スクランブル放送の契約形態(受信形態)
としては、例えばフラット方式やペイパービュー方式と
呼ばれるものがある。フラット方式とは、チャンネル単
位で受信料を支払うものをいい、ペイパービュー方式と
は、視聴した番組に応じて受信料を支払うものをいう。
すなわち、ペイパービュー方式においては、所定の番組
を視聴する度に、課金が行われるようになされている。
【0004】従って、センタ局側において、フラット方
式の場合には、基本的に定額の課金処理を行えば良い
が、ペイパービュー方式であって、番組の視聴後に課金
を行う場合には、契約者が視聴した番組を調べて、その
番組に応じた課金処理を行う必要がある。このため、こ
のようなペイパービュー方式の場合、受信側において、
契約者が視聴した番組の視聴履歴を、メモリなどの記憶
媒体に記憶させておき、これをセンタ局に、例えば電話
回線(公衆網)を介して送信(アップロード)し、セン
タ局側において、その視聴履歴に基づいて課金処理を行
うようになされている。
【0005】フラット契約の制御、アップロード先の電
話番号の指定、および一定の期間以上視聴情報がセンタ
局側にアップロードされない場合の強制発呼の制御信号
などの情報は、契約者が所有する受信端末に固有のもの
であり、それぞれの受信端末(デコーダ)に対して個別
に伝送される。この個別情報(EMM:EntitlementMan
agement Massage)は、センタ局において、伝送に適し
た長さに分割(パケット化)され、放送波に重畳して伝
送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、有料放送の
デジタル化に伴い、そのチャンネル数も100チャンネ
ル以上となってきた。そのため、上述した個別情報の個
数が増大するとともに、それに含まれる情報も増加し、
そのデータ長が増大してきた。
【0007】個別情報の伝送に使用できるビットレート
は限られているため、受信側において必要な個別情報を
受信するために要する時間が増大する課題があった。
【0008】個別情報の受信に要する時間が増大する
と、必要な個別情報の受信が完了する前に、契約者がチ
ャンネルを切り替えたり、受信装置の電源がオフされる
といったような状況が起こり得る。これにより、必要な
個別情報が正常に受信されず、センタ局側からの契約形
態に関する制御が不完全になる課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、有料放送の契約形態に関わる個別情報をよ
り効率的、かつ、より確実に契約者に提供することがで
きるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報提
供装置は、有料放送の第1の契約形態に関する第1の情
報を生成する第1の生成手段と、有料放送の第2の契約
形態に関する第2の情報を生成する第2の生成手段と、
第1の生成手段により生成された第1の情報を放送波に
重畳して送信する第1の送信手段と、第2の生成手段に
より生成された第2の情報を電話回線を介して送信する
第2の送信手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の情報提供方法は、有料放
送の第1の契約形態に関する第1の情報を生成する第1
の生成ステップと、有料放送の第2の契約形態に関する
第2の情報を生成する第2の生成ステップと、第1の生
成ステップで生成された第1の情報を放送波に重畳して
送信する第1の送信ステップと、第2の生成ステップで
生成された第2の情報を電話回線を介して送信する第2
の送信を含むことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の情報受信装置は、放送波
に重畳された、有料放送の第1の契約形態に関する第1
の情報を受信する第1の受信手段と、有料放送の第2の
契約形態に関する第2の情報を電話回線を介して受信す
る第2の受信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の情報受信方法は、放送波
に重畳された、有料放送の第1の契約形態に関する第1
の情報を受信する第1の受信ステップと、有料放送の第
2の契約形態に関する第2の情報を電話回線を介して受
信する第2の受信ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0014】請求項1に記載の情報提供装置および請求
項3に記載の情報提供方法においては、有料放送の第1
の契約形態に関する第1の情報が放送波に重畳して送信
され、有料放送の第2の契約形態に関する第2の情報が
電話回線を介して送信される。
【0015】請求項4に記載の情報受信装置および請求
項6に記載の情報受信方法においては、放送波に重畳さ
れた、有料放送の第1の契約形態に関する第1の情報が
受信され、有料放送の第2の契約形態に関する第2の情
報が電話回線を介して受信される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。なお、この記載は、各手段を上記したものに限定す
ることを意味するものではない。
【0017】請求項1に記載の情報提供装置は、有料放
送の第1の契約形態に関する第1の情報を生成する第1
の生成手段(例えば、図2のスクランブル制御システム
13)と、有料放送の第2の契約形態に関する第2の情
報を生成する第2の生成手段(例えば、図2のスクラン
ブル制御システム13)と、第1の生成手段により生成
された第1の情報を放送波に重畳して送信する第1の送
信手段(例えば、図2のアンテナ2)と、第2の生成手
段により生成された第2の情報を電話回線を介して送信
する第2の送信手段(例えば、図2のモデム21)とを
備えることを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の情報受信装置は、放送波
に重畳された、有料放送の第1の契約形態に関する第1
の情報を受信する第1の受信手段(例えば、図6のチュ
ーナ30)と、有料放送の第2の契約形態に関する第2
の情報を電話回線を介して受信する第2の受信手段(例
えば、図6のモデム48)とを備えることを特徴とす
る。
【0019】図1は、本発明を適用したスクランブル放
送システム(有料放送システム)の一実施の形態の構成
例を示している。センタ局1では、番組にスクランブル
がかけられ、さらに必要な処理が施されて、アンテナ
(パラボラアンテナ)2より電波として送信される。こ
の電波は、衛星(放送衛星または通信衛星)3を介し
て、受信者側のアンテナ(パラボラアンテナ)4で受信
され、受信端末5に供給される。受信端末5では、アン
テナ4から供給される受信信号(番組)がデスクランブ
ルされ、さらに必要な処理が施された後、対応する画像
がモニタに表示され、音声はスピーカから出力される
(いずれも図示せず)。また、受信端末5では、デスク
ランブルされた番組、即ち視聴された番組の視聴履歴
が、図6を参照して後述するメモリ54に記憶され、公
衆網6を介して、例えば定期的に、あるいは必要なとき
に、センタ局1に送信される。センタ局1では、受信端
末5から視聴履歴を受信すると、その視聴履歴に基づい
て、例えば課金処理や視聴率の算出処理が行われる。な
お、この図においては、受信側の装置として受信端末5
のみを示したが、実際にはより多数の受信端末が存在す
ることが考えられる。
【0020】図2は、センタ局1の詳細な構成例を示し
ている。番組を構成する映像、音声、その他のデータ
は、エンコーダ11(エンコーダ11A乃至11E)に
入力され、そこでディジタル化される。さらに、エンコ
ーダ11は、番組制御システム12の制御の下、番組単
位で、ディジタル化したデータに対し、圧縮(例えば、
MPEGの規格に準拠した圧縮処理など)その他の必要な処
理(例えば、音声のモードがステレオモードであるか、
または2カ国語モードであるかによって異なる処理や、
独立音声があるかないかで異なる処理など)を施して、
多重化部15に出力する(以下、適宜、エンコーダ11
から出力されるデータを番組データという)。
【0021】なお、本実施の形態では、エンコーダ11
は、エンコーダ11A乃至11Eの合計5つのエンコー
ダより構成されており、従って、多重化部15に対して
は、5チャンネル分の番組を同時に供給することができ
るようになされている。但し、エンコーダ11の数は5
つに限定されるものではない。
【0022】一方、顧客管理システム22では、処理部
25によって個別キー記憶部24から個別キーが読み出
され、スクランブル制御システム13に供給される。こ
こで、個別キーとは、受信契約した視聴者が所有する受
信端末5に固有のキーであり、従って、個別キー記憶部
24には、すべての受信契約をした受信端末の個別キー
が記憶されている。なお、個別キー記憶部24は、スク
ランブル制御システム内に設置されていてもよいし、複
数の個別キーが存在する場合、顧客管理システム22ま
たはスクランブル制御システム13に分散して配置され
ていてもよい。そして、顧客管理システム22は、視聴
者の契約に対応して契約情報を生成し、スクランブル制
御システム13に出力する。
【0023】スクランブル制御システム13では、各受
信端末の契約状況に応じて、各受信端末で利用される個
別情報Aまたは個別情報Bが生成され、個別情報Aは多
重化部15に供給され、個別情報Bはモデム21に供給
される。さらに、スクランブル制御システム13におい
ては、スクランブルキーを暗号化するためのワークキー
が生成され、関連情報送出部14に出力される。同時
に、このワークキーは、顧客管理システム22から供給
された個別キーを用いて暗号化され、個別情報Aに含め
られて多重化部15に供給される。
【0024】ここで、個別情報Aは、主にフラット方式
の契約に関する情報であり、多重化部15において番組
データやその他のデータに重畳され、衛星3を介して各
受信端末に送信されるようになされている。この個別情
報Aには、上述したワークキーの他、その個別情報を利
用する受信端末に付されている、各受信端末を識別する
ためのデコーダ識別番号、契約者が最初に個別情報Bを
要求するときに用いるセンタ局1の電話番号、および契
約情報などが含まれており、顧客管理システム22から
契約情報が供給された場合、その契約情報に応じて更新
されるようになされている。
【0025】一方、個別情報Bは、主にペイパービュー
方式の契約に関する情報であり、各受信端末がセンタ局
1に視聴履歴を送信すべき時刻としてのアップロード時
刻(送信時刻)や、視聴履歴の送信先であるセンタ局1
の電話番号、また、視聴履歴を送信する場合においてセ
ンタ局1との回線接続に失敗したときに再発呼を行う回
数(リトライ回数)およびその再発呼間隔(リトライ間
隔)などのアップロード情報などは、各受信端末からの
送信要求があったとき、この個別情報Bとして、モデム
21により公衆網6(電話回線)を介して送信されるよ
うになされている。なお、これらの個別情報について
は、さらに図5を用いて後述する。
【0026】関連情報送出部14では、番組にスクラン
ブルをかけるためのスクランブルキーが生成され、スク
ランブラ16に供給される。同時に、このスクランブル
キーには、スクランブル制御システム13から供給され
るワークキーを用いて暗号化され、各番組に付随する情
報である共通情報(番組情報)の中に含められる。ま
た、関連情報送出部14には、スクランブル制御システ
ム13からワークキーの他、番組制御システム12か
ら、エンコーダ11で処理された番組を識別するための
ユニークな番号としての番組番号が供給される。関連情
報送出部14では、この番組番号も、共通情報の中に含
められる。なお、番組番号には、必要に応じて、その番
組番号に対応する番組を放送する放送局(本実施例で
は、センタ局1)を識別するための情報や、その番組
が、映像、音声、またはデータのいずれで構成されるの
かを識別するための情報などが含められる。
【0027】さらに、関連情報送出部14は、その他、
番組に関する必要な情報を共通情報に配置し、多重化部
15に出力する。
【0028】多重化部15は、エンコーダ11からの番
組データ、スクランブル制御システム13からの個別情
報A、および関連情報送出部14からの共通情報を、時
分割多重化し、その多重化データを、パケットの形で、
スクランブラ16に出力する。スクランブラ16では、
多重化部15からの多重化データのうちの番組部分に対
し、関連情報送出部14からのスクランブルキーを用い
てスクランブルがかけられ、誤り訂正部17に出力され
る。
【0029】誤り訂正部17では、スクランブラ16の
出力に対し、誤り訂正符号が付加され、変調部18に供
給される。変調部18では、誤り訂正部17の出力が、
例えば位相変調(例えば、4相位相変調など)され、そ
の結果得られる変調信号がアップコンバータ19に出力
される。アップコンバータ19では、変調信号の周波数
が、所定の周波数にアップコンバートされ、電力増幅部
20に出力される。電力増幅部20では、アップコンバ
ータ19からの変調信号が電力増幅され、アンテナ2に
供給される。アンテナ2からは、アップコンバータ19
からの信号が放送波として放射され、この放送波は、衛
星3を介して、受信側(いまの場合、受信端末5)に送
信される。
【0030】顧客管理システム22を構成する処理部2
5は、個別キー記憶部24および視聴情報記憶部28に
対するデータの読み書き制御を行う他、各受信端末にお
ける視聴履歴のアップロード時刻、センタ局1の電話番
号、リトライ回数およびリトライ間隔などの生成処理
や、各受信端末から送信されてくる視聴履歴の受信処理
などを行うようになされている。なお、アップロード時
刻は、各受信端末からの視聴履歴のアップロードが、同
一時刻に、過度に集中しないような時刻に設定される。
具体的には、例えば、処理部25が、一度に、M個の受
信端末からのアクセスを受け付けることができる場合に
は、同一のアップロード時刻は、M個以下の受信端末に
対して設定される。
【0031】ここで、本明細書中における時刻(アップ
ロード時刻)とは、時、分、または秒で表されるものの
他、必要に応じて、例えば、年や、月、日、曜日などを
含むものとする。従って、時刻が、例えば時、分、およ
び秒で表される場合は、毎日の、その時刻を意味し、ま
た、時刻が、例えば日、時、および分で表される場合
は、毎月の、その時刻を意味する。さらに、時刻が、
年、月、日、時、分、および秒で表される場合は、その
時刻を意味する。
【0032】処理部25において設定されたアップロー
ド時刻は、センタ局1の電話番号、リトライ回数、およ
びリトライ間隔とともにアップロード情報として、スク
ランブル制御システム13に供給され、上述したよう
に、個別情報Bに含められる。また、顧客管理システム
22を構成する視聴情報記憶部28は、公衆網6を介し
て、受信端末5から送信されてくる視聴履歴を記憶する
ようになされている。
【0033】ここで、図3は、個別情報A、個別情報
B、および共通情報(以下、適宜、これらを総称して関
連情報と称する)の、送信時のパケットのフォーマット
を示している。本実施の形態では、これらの関連情報
は、例えばMPEG(Moving PictureExperts Group)2の
規格に準拠したパケット(トランスポートパケット)で
送信されるようになされている。1つのパケットは、例
えば図3に示すように、188バイトで構成され、その
先頭の4バイト(32ビット)はヘッダとされ、残りの
184バイトはデータ部とされている。
【0034】ヘッダは、同期バイト、パケットID、お
よびその他の情報で構成され、その先頭から、8ビット
の同期バイト、3つの1ビットの情報、13ビットのパ
ケットID、2つの2ビットの情報、1つの4ビットの
情報が順次配置されている。同期バイトには、受信側で
同期を取るための情報が配置され、パケットIDには、
そのパケットが関連情報のものであるか、またはその他
のものであるかを識別するための情報が配置される。な
お、多重化部15から出力される番組データのパケット
も、図3に示したフォーマットと同様のパケットであ
り、パケットが番組データのものである場合には、それ
を識別するための情報が、ヘッダのパケットIDに配置
される。
【0035】ここで、MPEG2においては、トランスポー
トストリームは、図4(A)に示すように定義されてい
る。同図(A)に示すように、トランスポートストリー
ム(MPEG_transport_stream())は、トランスポートパ
ケット(transport_packet()) で構成され、その詳細
は、図4(B)に示すように定義されている。なお、図
4(B)において、sync_byteから11行目までが、ヘ
ッダの定義を表している。
【0036】データ部には、上述したような情報が適宜
配置される。即ち、パケットが共通情報のものである場
合、例えば図5(A)に示すように、データ部には、ス
クランブルキー(ワークキーを用いて暗号化されたも
の)、番組番号、その他の番組に関する情報が配置され
る。パケットが個別情報Aのものである場合、例えば図
5(B)に示すように、データ部には、デコーダ識別番
号、ワークキー(個別キーを用いて暗号化されたも
の)、センタ局1の電話番号、デコーダ識別番号に対応
する受信端末の契約者の契約形態などが配置される。ま
た、パケットが個別情報Bのものである場合、図5
(C)に示すように、アップロード時刻、センタ局1の
電話番号、リトライ回数、およびリトライ間隔などが配
置される。
【0037】図6は、受信端末5の詳細な構成例を示し
ている。なお、ここでは、この受信端末5を所有する契
約者が、例えばペイパービュー方式の契約を結んでいる
ものとする。受信端末5は、主に、チューナ30、デコ
ーダ40、およびセキュリティモジュール50により構
成されている。チューナ30は、復調部31および誤り
訂正部32により構成されており、デコーダ40は、分
離部41、デスクランブラ44、送受信制御部45、モ
デム48、および選択ボタン49から構成されている。
また、セキュリティモジュール50は、復号部42,4
3、メモリ51乃至54、EEPROM55、アップロード制
御部56、および分離部59から構成されている。な
お、セキュリティモジュール50は、受信端末5に対
し、着脱可能になされており、これにより必要に応じて
交換することができるようになされている。また、セキ
ュリティモジュール50は、受信契約を結んだ契約者に
のみ提供されるようになされている。
【0038】衛星3を介して、センタ局1から送信され
てきた放送波は、アンテナ4で受信され、所定の中間周
波数の信号(以下、適宜、IF信号という)とされ、チ
ューナ30に供給される。チューナ30では、復調部3
1において、アンテナ4からのIF信号に対し、ダウン
コンバートその他の必要な処理が施された後、所定のチ
ャンネルの信号が復調され、その復調信号は、誤り訂正
部32に出力される。誤り訂正部32では、復調部31
からの復調信号に対し、誤り訂正処理が施され、デコー
ダ40に供給される。
【0039】デコーダ40では、誤り訂正部32からの
出力(パケット)が、分離部41に入力される。分離部
41では、誤り訂正部32からのパケットが番組データ
のパケットであるか、または関連情報のパケットである
かが、そのヘッダ(パケットID)を参照することによ
り識別される。そして、誤り訂正部32からのパケット
が、番組データのパケットである場合、そのパケット
は、デスクランブラ44に供給される。
【0040】また、誤り訂正部32からのパケットが、
関連情報のパケットである場合、分離部41は、そのパ
ケットを、セキュリティモジュール50の分離部59に
出力する。分離部59は、分離部41から供給された関
連情報のパケットが共通情報のパケットであるか、また
は個別情報Aのパケットであるかを、やはりそのヘッダ
(パケットID)を参照することにより識別する。関連
情報のパケットが、共通情報のパケットである場合、そ
のパケットは、復号部43に出力される。一方、関連情
報のパケットが、個別情報Aのパケットである場合、分
離部59は、メモリ51に記憶されている、受信端末5
に固有のデコーダIDを読み出し、このデコーダID
と、個別情報Aに含まれているデコーダ識別番号とを比
較する。
【0041】そして、分離部59は、デコーダIDとデ
コーダ識別番号とが一致した場合のみ、個別情報Aを復
号部42に出力する。即ち、個別情報Aが、受信端末5
で利用されるべきものである場合のみ、その個別情報A
が、復号部42に出力される。
【0042】復号部42は、個別情報Aを受信すると、
メモリ53からマスタキーを読み出す。ここで、このマ
スタキーは、センタ局1の個別キー記憶部24に記憶さ
れている個別キーに相当するものである。従って、マス
タキーによれば、個別情報Aに含まれている、暗号化さ
れているワークキーを復号することができる。そして、
復号部42は、メモリ53から読み出したマスタキーを
用いて、個別情報Aに含まれるワークキーを復号し、メ
モリ52に出力して記憶させる。
【0043】受信端末5の所有者は、ペイパービュー方
式の契約を希望する場合、共通情報と個別情報Aの他
に、個別情報Bを取得する必要がある。この場合、受信
端末5の所有者(契約者)は、アップロード制御部56
を起動し、送受信制御部45、モデム48、および公衆
網6を介して、個別情報Bを要求するためのフラグやデ
コーダIDなどをセンタ局1に送信させる。このとき、
センタ局1の電話番号としては、個別情報Aに含まれて
いるものが使用される。そして、これに対応して、個別
情報Bが、センタ局1から公衆網6を介して送信され、
送受信制御部45は、モデム48にこれを受信させる。
受信された個別情報Bは、アップロード制御部56を介
して復号部42に供給され、ここで復号された後、その
アップロード情報がEEPROM55に記憶される。なお、フ
ラット契約のみの場合、このような操作は不要となる。
【0044】視聴者(契約者またはその他の者)は、番
組の視聴を希望するとき、その視聴を希望する番組を、
選択ボタン49を操作することにより選択する。選択ボ
タン49が操作されると、その操作に対応した操作信号
が、復号部43に出力される。復号部43は、選択ボタ
ン49から操作信号を受信すると、メモリ52からワー
クキーを読み出し、このワークキーを用いて、分離部5
9から供給された共通情報に含まれる、暗号化されたス
クランブルキーを復号し、デスクランブラ44に出力す
る。
【0045】デスクランブラ44は、復号部43からス
クランブルキーを受信すると、そのスクランブルキーを
用いて、分離部41から供給される番組データをデスク
ランブルする。このデスクランブルされた番組データ
は、図示せぬ装置に出力され、そこで必要な処理(例え
ば、MPEGデコード処理など)が施された後、図1で説明
したように、対応する画像がモニタに表示され、また音
声がスピーカから出力される。
【0046】従って、視聴者は、視聴を希望する番組
を、選択ボタン49を操作することで視聴することがで
きる。
【0047】なお、デスクランブラ44でデスクランブ
ルが開始された後は、そのデスクランブルされている番
組が終了すると、あるいは、再度、選択ボタン49が操
作されると、復号部43は、スクランブルキーの復号を
停止する。これにより、番組は、視聴不可状態となる。
【0048】デスクランブラ44でデスクランブルが開
始されると、復号部43は、共通情報から、デスクラン
ブルされている番組の番組番号を抽出し、これを視聴情
報として、メモリ54に供給して記憶させる。視聴者
が、選択ボタン49を操作して、番組を視聴するたび
に、上述した処理が行われ、これにより、メモリ54に
は、視聴者が視聴した番組の履歴、即ち視聴履歴が、番
組番号のリストの形で記憶される。
【0049】以上のようにしてメモリ54に記憶された
視聴履歴は、図7のフローチャートに従って、センタ局
1にアップロードされる。即ち、送受信制御部45は、
まず、ステップS1において、所定の時間(例えばN
秒)だけ待って、ステップS2に進み、アップロード制
御部56に対し、現在時刻がアップロード時刻に等しい
(アップロード時刻を経過している場合を含む)かどう
かを問い合わせる。アップロード制御部56では、送受
信制御部45からの問い合わせを受信すると、EEPROM5
5からアップロード時刻が読み出され、ステップS3に
おいて、現在時刻がアップロード時刻に等しいかどうか
が判定される。ステップS3において、現在時刻がアッ
プロード時刻に等しくないと判定された場合、ステップ
S1に戻る。
【0050】従って、送受信制御部45から、アップロ
ード制御部56に対しては、N秒ごとに、上述したよう
な問い合わせが行われる。なお、ステップS1における
待ち時間N秒は、例えば10秒などの、デコーダ40に
対する負荷が大きくならない程度の時間に設定されてい
る。
【0051】一方、ステップS3において、現在時刻が
アップロード時刻に等しいと判定された場合、ステップ
S4に進み、アップロード制御部56では、メモリ54
から視聴履歴が読み出されるとともに、EEPROM55から
アップロード情報が読み出され、送受信制御部45に供
給される。そして、送受信制御部45では、ステップS
5において、視聴履歴がセンタ局1に送信(アップロー
ド)される。また、このとき、必要に応じて、新たに必
要な個別情報Bの要求フラグも同時に送信される。
【0052】即ち、送受信制御部45は、モデム48を
制御することで、アップロード制御部56から受信した
アップロード情報のうちのセンタ局1の電話番号を発呼
させる。そして、公衆網6を介して、センタ局1のモデ
ム21と、モデム48との間の通信リンクが確立する
と、送受信制御部45は、視聴履歴または個別情報B要
求フラグを、デコーダIDまたは個別情報B要求フラグ
とともにセンタ局1にアップロードする。
【0053】なお、ここでは、アップロード時刻とし
て、例えば日、時、および分が設定されているものとす
る。従って、この場合、毎月の、アップロード時刻で表
される時刻となると、視聴履歴のアップロード処理が行
われることとなる。
【0054】センタ局1のモデム21では、モデム48
から公衆網6を介して送信されてきた視聴履歴およびデ
コーダIDが受信される。この視聴履歴およびデコーダ
IDは、顧客管理システム22に供給される。顧客管理
システム22では、視聴履歴が、それとともに送信され
てきたデコーダIDと対応付けられ、さらに、その視聴
履歴が、正当なものであることの確認が行われた後、視
聴情報記憶部28に供給されて記憶される。
【0055】なお、視聴履歴を、デコーダIDと対応付
けるのは、その視聴履歴が、どの受信端末から送信され
てきたものかが分かるようにするためである。
【0056】視聴情報記憶部28に視聴履歴が記憶され
た後は、顧客管理システム22が内蔵する処理部25に
おいて、上述したように、その視聴履歴に基づいて、例
えば課金処理や、視聴率の算出処理などが行われる。
【0057】センタ局1の処理部25は、正当な視聴履
歴を受信すると、メモリ54に記憶されている視聴履歴
をクリアするためのクリアコードと、要求があった個別
情報Bを、モデム21に送信させる。これらは、公衆網
6、モデム48、および送受信制御部45を介して、ア
ップロード制御部56で受信され、アップロード制御部
56は、クリアフラグを受信すると、ステップS6にお
いて、メモリ54に記憶された視聴履歴をクリア(削
除)する。これにより、メモリ54の記憶領域が確保さ
れ、メモリ54には、新たな視聴履歴を記憶させること
が可能となる。また、個別情報Bが受信された場合、こ
れは復号部42により復号された後、ステップS7にお
いて、これに含まれている新たなアップロード情報がEE
PROM55に記憶される。
【0058】以上の処理は、受信端末5において常に実
行されている。従って、本実施の形態の場合、次の月の
アップロード時刻になると、再び、視聴履歴がアップロ
ードされることになる。
【0059】以上のように、センタ局1において、個別
情報を、フラット方式の契約に関する個別情報Aと、ペ
イパービュー方式の契約に関する個別情報Bとに区別
し、個別情報Aは放送波に重畳して送信し、個別情報B
は受信端末5からの要求に応じて電話回線(公衆網6)
を介して送信することにより、放送波に重畳されて伝送
される個別情報Aのデータ量が減少し、それぞれの個別
情報を受信端末(契約者)により確実に提供することが
可能となる。
【0060】なお、センタ局1では、上述したように、
視聴履歴に基づいて、課金処理が行われ、その課金処理
結果に基づいて、受信料の請求がなされる。このため、
受信料の徴収を免れようとして、例えば視聴履歴の改竄
などの不正な行為が行われる場合があり、正当な受信料
の徴収のためには、そのような不正な行為を防止する必
要がある。
【0061】そこで、センタ局1のモデム21と、受信
端末5のモデム48との間の通信リンクが確立された
後、処理部25と送受信制御部45との間では、センタ
局1を認証するためのセンタ局認証情報と、セキュリテ
ィモジュール50を認証するためのモジュール認証情報
とがやりとりされ、これにより、互いに相手方が、正当
な通信相手であることが確認されてから、視聴履歴のや
りとりが行われるようになされている。これにより、モ
デム48に、センタ局1を擬製した部を接続して視聴履
歴を読み出し、メモリ54のクリアを行ったり、セキュ
リティモジュール50を擬製したモジュールを受信端末
5にセットし、不正な視聴履歴を送信したりすることを
防止することができるようになされている。
【0062】また、受信端末5からセンタ局1に送信さ
れる情報は、例えば送受信制御部45またはアップロー
ド制御部56において暗号化されるようになされてお
り、これにより、モデム48から出力される視聴履歴な
どが改竄されることを防止することができるようになさ
れている。なお、暗号化処理は、同一の情報を暗号化し
た場合でも、暗号化のたびに、異なる暗号文が得られる
ようにするのが好ましい。
【0063】さらに、メモリ54の残りの記憶容量(残
容量)が少なくなり(あるいは、残容量がなくなり)、
視聴履歴を記憶することができなくなった場合には、デ
スクランブラ44において、デスクランブルが行われな
いようになされている。これにより、受信料の徴収を免
れようとして、モデム48から電話回線を抜いて、視聴
履歴の送信を行うことができないようにした場合には、
メモリ54のクリアが行われなくなり、その結果、その
後の不正受信を防止することができる。
【0064】但し、このようにした場合、正当な受信者
であっても、次の視聴履歴の送信が行われるまでに、数
多くの番組を視聴したときには、メモリ54に、視聴履
歴を記憶することができなくなり、その結果、番組の視
聴をすることができなくなることがある。そこで、アッ
プロード制御部56では、図7のステップS2におい
て、送受信制御部45からの問い合わせがあった場合に
は、現在時刻とアップロード時刻との比較処理が行われ
るだけでなく、メモリ54の残容量の検出処理も行われ
るようになされている。そして、アップロード制御部5
6は、検出したメモリ54の残容量が、所定値以下であ
るかどうかを判定し、メモリ54の残容量が所定値以下
である場合には、受信端末5において、図7のステップ
S4以下の処理が行われる。これにより、正当な受信者
が、番組の視聴ができなくなることを防止することがで
きる。
【0065】なお、この場合、視聴履歴の送信は、アッ
プロード時刻に行われないため、センタ局1との通信リ
ンクが確立されず、これにより、メモリ54のクリア
が、即座に行われないことがある。そして、この場合、
選択ボタン49を操作しても、デスクランブラ44で
は、デスクランブルが行われないので、正当な受信者
が、部が故障しているものと勘違いすることがある。そ
こで、メモリ54の残容量が所定値以下となった場合に
は、メモリ54がクリアされないために番組の視聴が制
限される旨のメッセージ(以下、適宜、視聴制限メッセ
ージという)を、セキュリティモジュール50からデコ
ーダ40に送信するようにするとともに、デコーダ40
に表示部を設け、その表示部に、視聴制限メッセージを
表示するようにすることができる。これにより、正当な
受信者が、部が故障しているものと勘違いすることを防
止することができる。
【0066】以上においては、本発明をスクランブルを
かけた情報をディジタルで放送するスクランブル放送シ
ステムに適用した場合について説明したが、本発明は、
スクランブルをかけずに放送を行う放送方式によるシス
テムその他にも適用可能である。また、本発明は、ディ
ジタルで情報を伝送する他、アナログで情報を伝送する
装置、あるいはディジタルおよびアナログ混在で情報を
伝送する装置などにも適用可能である。
【0067】なお、本実施の形態では、衛星回線(衛星
3)を介して、番組データを伝送するようにしたが、番
組データの伝送は、衛星回線の他、例えばCATV網そ
の他の伝送路を介して行うことが可能である。
【0068】また、本実施の形態においては、個別キー
を、顧客管理システム22が内蔵する個別キー記憶部2
4に記憶させるようにしたが、個別キーは、その他、例
えばスクランブル制御システム13で記憶、管理するよ
うにすることが可能である。
【0069】また、図6では、デコーダ40とセキュリ
ティモジュール50とが、複数の線で接続されるように
図示してあるが、受信端末5を実際に構成する場合に
は、デコーダ40とセキュリティモジュール50とは、
例えば、物理的に1本の線で接続するようにし、その間
のデータのやりとりは、例えば半2重通信で行うように
することが可能である。
【0070】さらに、本実施の形態では、送信時のパケ
ットのフォーマットを、MPEG2に準拠したものとするよ
うにしたが、このパケットのフォーマットは、これに限
定されるものではない。
【0071】また、受信端末5がアップロード時刻にセ
ンタ局1に対して発呼を行った場合において、例えば公
衆網6のトラフィックが増加したときなどには、受信端
末5とセンタ局1との間の通信リンクが確立されないこ
とがある。そこで、通信制御部45には、このような場
合、アップロード情報に含まれるリトライ間隔で、多く
てもリトライ回数だけ再発呼するように、モデム48を
制御させるようにすることが可能である。
【0072】本実施の形態では、受信端末5から発呼を
行い、視聴履歴を、センタ局1に送信するようにした
が、この他、例えば、センタ局1から発呼を行い、受信
端末5に対し、視聴履歴を送信するように指示するよう
にすることも可能である。
【0073】さらに、本実施の形態においては、セキュ
リティモジュール50のメモリ54から視聴履歴を読み
出し、デコーダ40の送受信制御部45に送信した後、
受信端末5とセンタ局1との間の通信リンクを確立し
て、視聴履歴をアップロードするようにしたが、その
他、例えば受信端末5とセンタ局1との間の通信リンク
を確立後、メモリ54から視聴履歴を読み出し、センタ
局1に送信するようにすることも可能である。しかしな
がら、このようにすると、受信端末5がセンタ局1と通
信を行う際に、デコーダ40とセキュリティモジュール
50との間で、視聴履歴のやりとりを行うというオーバ
ヘッドを生じることとなるので、上述したように、視聴
履歴を送受信制御部45に送信した後、受信端末5とセ
ンタ局1との間の通信リンクを確立して、視聴履歴を送
信するようにする方が好ましい。
【0074】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報提供
装置および請求項3に記載の情報提供方法によれば、有
料放送の第1の契約形態に関する第1の情報を放送波に
重畳して送信し、有料放送の第2の契約形態に関する第
2の情報を電話回線を介して送信するようにしたので、
個別情報をより効率的、かつ、より確実に契約者に提供
することが可能となる。
【0075】請求項4に記載の情報受信装置および請求
項6に記載の情報受信方法によれば、放送波に重畳され
た、有料放送の第1の契約形態に関する第1の情報を受
信し、有料放送の第2の契約形態に関する第2の情報を
電話回線を介して受信するようにしたので、個別情報を
より確実に取得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した有料放送システムの一実施例
の構成を示す図である。
【図2】図1のセンタ局1の詳細な構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】パケットのフォーマットを示す図である。
【図4】トランスポートストリームおよびトランスポー
トパケットを示す図である。
【図5】共通情報、個別情報A、および個別情報Bのパ
ケットを示す図である。
【図6】図1の受信端末5の詳細な構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】アップロード処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 センタ局, 2 パラボラアンテナ, 3 衛星,
4 パラボラアンテナ, 5 受信端末, 6 公衆
網, 11 エンコーダ, 12 番組制御システム,
13 スクランブル制御システム, 14 関連情報
送出部, 15多重化部, 16 スクランブラ, 2
1 モデム, 22 顧客管理システム, 25 処理
部, 28 視聴情報記憶部, 30 チューナ, 4
0 デコーダ, 41 分離部, 42,43 復号
部, 44 デスクランブラ,45 送受信制御部,
48 モデム, 50 セキュリティモジュール, 5
1乃至54 メモリ, 55 EEPROM, 56 アップ
ロード制御部, 59分離部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料放送の第1の契約形態に関する第1
    の情報を生成する第1の生成手段と、 前記有料放送の第2の契約形態に関する第2の情報を生
    成する第2の生成手段と、 前記第1の生成手段により生成された前記第1の情報を
    放送波に重畳して送信する第1の送信手段と、 前記第2の生成手段により生成された前記第2の情報を
    電話回線を介して送信する第2の送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の契約形態は、チャンネル単位
    で受信料を支払うフラット方式であり、 前記第2の契約形態は、視聴した番組に応じて受信料を
    支払うペイパービュー方式であることを特徴とする請求
    項1に記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 有料放送の第1の契約形態に関する第1
    の情報を生成する第1の生成ステップと、 前記有料放送の第2の契約形態に関する第2の情報を生
    成する第2の生成ステップと、 前記第1の生成ステップで生成された前記第1の情報を
    放送波に重畳して送信する第1の送信ステップと、 前記第2の生成ステップで生成された前記第2の情報を
    電話回線を介して送信する第2の送信ステップとを含む
    ことを特徴とする情報提供方法。
  4. 【請求項4】 放送波に重畳された、有料放送の第1の
    契約形態に関する第1の情報を受信する第1の受信手段
    と、 前記有料放送の第2の契約形態に関する第2の情報を電
    話回線を介して受信する第2の受信手段とを備えること
    を特徴とする情報受信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の契約形態は、チャンネル単位
    で受信料を支払うフラット方式であり、 前記第2の契約形態は、視聴した番組に応じて受信料を
    支払うペイパービュー方式であることを特徴とする請求
    項4に記載の情報受信装置。
  6. 【請求項6】 放送波に重畳された、有料放送の第1の
    契約形態に関する第1の情報を受信する第1の受信ステ
    ップと、 前記有料放送の第2の契約形態に関する第2の情報を電
    話回線を介して受信する第2の受信ステップとを含むこ
    とを特徴とする情報受信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030063834A (ko) * 2002-01-24 2003-07-31 주식회사 인테그라정보통신 위성 방송을 이용한 방송 서비스 방법 및 그 시스템
JP2004532436A (ja) * 2000-04-05 2004-10-21 ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド 電子メディアの配信システム
US7072865B2 (en) 2000-06-30 2006-07-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Broadcast receiving method and apparatus and information distributing method and apparatus

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