JP5110661B2 - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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本発明は、信装置および受信方法に関し、特に、送信側が受信側に対して制御情報を送信し、受信側がこの制御情報に対応する処理を実行する信装置および受信方法に関する。
例えば、有料放送などでは、映像、音声、その他の情報からなる番組の情報の他に、各視聴者個人に宛てた個別情報が放送電波に重畳され、伝送されている。
個別情報は、各視聴者の契約形態を示す契約情報(例えば、契約を行っているチャンネルを示す情報)や、送信側(センタ局側)が各視聴者の受信装置に対して所定の処理を実行させるための制御情報(例えば、新たに契約を行ったチャンネルの番組をデスクランブルする制御を行うための情報)などから構成されている。
ところで、センタ局が受信装置に所定の処理を行わせる目的で制御情報を送る場合、受信装置の電源が常に“ON”の状態であることは期待できない。また、伝送路の伝送状況が悪い場合は、送信した制御情報が受信側へ正確に伝送されないことも想定される。
従って、受信装置の電源が“OFF”の状態である場合と、制御情報を確実に受信側へ伝送するために、従来の送信装置では、所定の時間をおいて一定の回数だけ制御情報を送信するように構成されていた。
このような放送システムにおいては、番組に対してパレンタルレベルを設定して放送できるようになされており、受信した番組のパレンタルレベルが受信装置に予め設定されているパレンタルレベルよりも高い場合、ユーザは速やかに受信した番組を視聴することができなかった。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされものであり、受信した番組のパレンタルレベルが受信装置に予め設定されているパレンタルレベルよりも高い場合であっても、できるだけ速やかに受信した番組を再生できるようにするものである。
本発明の一側面である受信装置は、コンテンツを受信する受信装置において、ユーザにより設定された、受信されたコンテンツに対する再生を制限するためのパレンタルレベルを保持するパレンタルレベル保持手段と、ユーザにより設定された、パレンタルレベルに関するパスワードを保持するパスワード保持手段と、受信されたコンテンツのパレンタルレベルを表す値が、前記ユーザにより設定されて前記パレンタルレベル保持手段に保持されている前記パレンタルレベルを表す値よりも大きいか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定である場合、パスワードの入力を求める入力手段と、入力されたパスワードが、前記ユーザにより設定されて前記パスワード保持手段に保持されている前記パスワードと一致した場合、受信された前記コンテンツの再生を行う再生手段とを備え、前記パスワード保持手段により保持されたパスワードは、前記コンテンツの送信側から送信された制御情報が前記パスワードをクリアさせる所定の値である場合にクリアされる
受信された前記コンテンツは、MPEG2規格に準拠して符号化されているものとすることができる。
本発明の一側面である受信方法は、コンテンツを受信する受信装置の受信方法において、前記受信装置による、ユーザにより設定された、受信されたコンテンツに対する再生を制限するためのパレンタルレベルを保持するパレンタルレベル保持ステップと、ユーザにより設定された、パレンタルレベルに関するパスワードを保持するパスワード保持ステップと、受信されたコンテンツのパレンタルレベルを表す値が、前記ユーザにより設定されて保持されている前記パレンタルレベルを表す値よりも大きいか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果が肯定である場合、パスワードの入力を求める入力ステップと、入力されたパスワードが、前記ユーザにより設定されて保持されている前記パスワードと一致した場合、受信された前記コンテンツの再生を行う再生ステップとを含み、前記パスワード保持ステップで保持されたパスワードは、前記コンテンツの送信側から送信された制御情報が前記パスワードをクリアさせる所定の値である場合にクリアされる。
本発明の一側面においては、ユーザにより設定された、受信されたコンテンツに対する再生を制限するためのパレンタルレベルが保持され、ユーザにより設定された、パレンタルレベルに関するパスワードが保持される。そして、受信されたコンテンツのパレンタルレベルを表す値が、前記ユーザにより設定されて保持されている前記パレンタルレベルを表す値よりも大きいか否かが判定され、この判定結果が肯定である場合、パスワードの入力が求められ、入力されたパスワードが、前記ユーザにより設定されて保持されている前記パスワードと一致した場合、受信された前記コンテンツの再生が行われる。また、前記保持されているパスワードは、前記コンテンツの送信側から送信された制御情報が前記パスワードをクリアさせる所定の値である場合にクリアされる。
本発明の側面によれば、受信した番組のパレンタルレベルが受信装置に予め設定されているパレンタルレベルよりも高い場合であっても、できるだけ速やかに受信した番組を再生できる。
本発明を適用したスクランブル放送システム(有料放送システム)の一実施例の構成を示す図である。 図1のセンタ局1の詳細構成を示すブロック図である。 パケットのフォーマットを示す図である。 トランスポートストリームおよびトランスポートパケットを示す図である。 共通情報および個別情報のパケットを示す図である。 図1の受信装置5の詳細構成例を示すブロック図である。 図6の制御部43,60の詳細構成例を示すブロック図である。 図6に示す受信装置で実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 パレンタルコントロールデータのフォーマットを示す図である。 パレンタルコントロールデータの指示有効範囲を説明する図である。 図2に示すセンタ局1で実行されるパレンタルコントロールデータを送出する処理の一例を説明するフローチャートである。 図6に示す受信装置5で実行される暗証番号を変更するための処理の他の一例を説明するフローチャートである。 図2に示すセンタ局1で実行されるパレンタルコントロールデータを送出する処理の他の一例を説明するフローチャートである。 図13に示す送出処理(サブルーチン)を実現する処理の一例を説明するフローチャートである。 最大値がNであり、指示有効範囲幅がMであるパレンタルコントロールデータを示す図である。 保持パレンタルレベルを変更する処理の一例を説明するフローチャートである。
図1は、本発明を適用したスクランブル放送システム(有料放送システム)の一実施例の構成を示すブロック図である。なお、このスクランブル放送システムにおいては、例えば、映像、音声、その他の情報からなる番組のデータが、ディジタル化され、かつ、スクランブル処理が施されて送信されるようになされている。
センタ局1は、番組にスクランブル処理を施し、個別情報を付加した後、アンテナ(パラボラアンテナ)2により、電波として送出する。この電波は、衛星(放送衛星または通信衛星)3を介して、受信側のアンテナ(パラボラアンテナ)4により受信され、受信装置5へ供給される。受信装置5は、アンテナ4(受信手段、受信ステップ)から供給される受信信号から個別情報を抽出した後、番組に対してデスクランブル処理を施し、得られた情報をモニタに表示させたり、スピーカ(いずれも図示せず)から出力させる。また、受信装置5は、受信信号から抽出した個別情報に含まれている制御情報に対応する処理を実行するようになされている。
公衆網6は、各視聴者が視聴した番組の視聴履歴を、定期的、あるいは、必要なときに、受信装置5からセンタ局1へ伝送する際に使用される。センタ局1は、受信装置5から伝送された視聴履歴を受信すると、その情報を元に、課金処理や視聴率の算出処理などを行う。
図2は、図1に示すセンタ局1のより詳細な構成例を示すブロック図である。番組を構成する映像、音声、その他のデータは、エンコーダ11(エンコーダ11A乃至11E)に入力され、ディジタル化される。また、エンコーダ11は、番組制御システム12の制御の下、ディジタル化されたデータに対し、圧縮処理(例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2の規格に準拠した圧縮処理)や、その他の必要な処理(例えば、音声のモードがステレオモードであるか、または2カ国語モードであるかによって異なる処理や、独立音声があるか否かによって異なる処理等)を施して、多重化器15へ出力する(以下、エンコーダ11から出力されるデータを番組データという)。
なお、本実施例では、エンコーダ11は、エンコーダ11A乃至11Eの5つからなるので、多重化器15に対しては、5チャンネル分の番組を同時に供給することができるようになされている。但し、エンコーダ11の数は、5つに限定されるものではなく、1つでも良いし、5つ以上の複数であっても良い。
一方、視聴情報収集処理システム22では、処理回路25によって個別キー記憶部24から個別キーが読み出され、スクランブル制御システム13に供給される。ここで、個別キーとは、受信契約した各視聴者が有する受信装置5に固有のキーであり、従って、個別キー記憶部24には、全ての受信契約をした受信装置5に対する個別キーが記憶されている。
また、モデム21において、視聴者からの契約要求が公衆網6を介して受信された場合、その要求は、視聴情報収集処理システム22に供給される。その場合、視聴情報収集処理システム22では、契約情報生成部23において、視聴者からの契約要求に応じて、契約情報が生成され、これもスクランブル制御システム13に供給される。ここで、契約要求には、契約形態をフラット方式またはペイパービュー方式とすることや、契約形態をフラット方式とする場合には、どのチャンネルの視聴を契約するかなどの情報などが含まれており、契約情報生成部23では、そのような情報が所定のフォーマットの契約情報に変換される。
スクランブル制御システム13では、各受信装置5の契約形態に応じて、個別情報が生成され、多重化器15へ供給される。この個別情報は、視聴情報収集処理システム22から新たな契約情報が供給された場合、その契約情報に応じて更新される。更に、スクランブル制御システム13においては、スクランブルキーを暗号化するためのワークキーが生成され、関連情報送出装置14へ出力される。同時に、このワークキーは、視聴情報収集処理システム22から供給された個別キーを用いて暗号化され、上述した個別情報に含められて多重化器15へ供給される。
なお、個別情報は、後述する図5(B)に示すように、契約に関する情報(契約情報)と、各受信装置5に所定の処理を実行させるための制御情報とから構成されている。契約情報は、上述した情報の他、各受信装置5を識別するためのデコーダ識別番号、各受信装置5がセンタ局1に対し視聴履歴を送信すべき時刻を示すアップロード時刻、視聴履歴の送信先であるセンタ局1の電話番号、視聴履歴を送信する場合において、センタ局1との回線の接続に失敗したときに、再発呼を行う回数(リトライ回数)並びにその再発呼を行う間隔(リトライ間隔)、契約がなされた番組を示す契約番組、および、契約がなされたチャンネルを示す契約チャンネルが含まれている。
一方、制御情報は、視聴情報収集処理システム22の制御情報生成部26(更新手段、更新ステップ)により生成され、後述するパレンタルコントロールデータ(指令コード)などを含んでいる。このパレンタルコントロールデータは、各受信装置5に対して1つずつ用意されており、パレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されている。
関連情報送出装置14では、番組にスクランブル処理を施すためのスクランブルキーが生成され、スクランブラ16へ供給される。同時に、このスクランブルキーは、スクランブル制御システム13から供給されるワークキーを用いて暗号化され、各番組に付随する情報である共通情報(番組情報)の中に含められる。また、関連情報送出装置14には、スクランブル制御システム13からワークキーの他、エンコーダ11で処理された番組を識別するためのユニークな番号としての番組番号と、各番組の成人向けの度合いを示すパレンタルレベルが番組制御システム12から供給される。関連情報送出装置14は、この番組番号も、共通情報に付加する。
なお、番組番号には、その番組に対応する番組を放送する放送局(本実施例では、センタ局1)を識別するための情報や、その番組が、映像、音声、または、データのいずれで構成されるのかを識別するための情報などが、必要に応じて含まれている。更に、パレンタルレベルは、例えば、レベル1乃至レベル4の4つのレベルよりなり、それぞれ、“一般向け番組”、“準一般向け番組”、“準成人向け番組”、“成人向け番組”を示す。
多重化器15は、エンコーダ11からの番組データ、スクランブル制御システム13からの個別情報、および、関連情報送出装置14からの共通情報を、時分割多重化し、その多重化データを、パケットの形で、スクランブラ16に出力する。スクランブラ16は、多重化器15からの多重化データのうち、番組データの部分に対し、関連情報送出装置14から供給されるスクランブルキーを用いてスクランブル処理を施し、誤り訂正部17へ出力する。
誤り訂正部17は、スクランブラ16の出力に対し、誤り訂正符号を付加し、変調器18へ供給する。変調器18は、誤り訂正部17の出力を、例えば、位相変調(例えば、4位相変調など)し、その結果得られる変調信号をアップコンバータ19へ出力する。アップコンバータ19は、変調信号の周波数を、所定の周波数にアップコンバートし、電力増幅器20へ出力する。電力増幅器20は、アップコンバータ19から出力される変調信号の電力を増幅し、アンテナ2(送信手段、送信ステップ)へ供給する。アンテナ2は、アップコンバータ19からの信号を放射し、この信号は、衛星3を介して、受信側へ送信される。
なお、視聴情報収集処理システム22を構成する処理回路25は、個別キー記憶部24および視聴情報記憶部28に対するデータの読み書きの制御を行う他、上述した個別情報に含まれているアップロード時刻、センタ局1の電話番号、リトライ回数、リトライ間隔、契約番組、および契約チャンネルなどの生成処理、各受信装置5から送信されてくる視聴履歴の受信処理などを行うようになされている。また、視聴情報収集処理システム22を構成する視聴情報記憶部28は、公衆網6を介して受信装置5から送信されてくる視聴履歴を記憶するようになされている。
次に、図3は、多重化器15から出力される、個別情報および共通情報(以下、これらをまとめて関連情報という)のパケットのフォーマットを示している。本実施例では、多重化器15は、例えば、MPEG2の規格に準拠したパケット(トランスポートパケット)を出力するようになされている。即ち、1つのパケットは、例えば、図3に示すように、188バイトで構成され、その先頭の4バイト(32ビット)は、ヘッダとされ、残りの184バイトはデータ部とされる。
ヘッダは、同期バイト、パケットID、およびその他の情報を含んでいる。即ち、ヘッダには、先頭から、8ビットの同期バイト、3つの1ビット情報、13ビットのパケットID、2つの2ビット情報、および1つの4ビット情報が順次配置されている。同期バイトには、受信側で同期をとるための情報が配置され、パケットIDには、そのパケットに含まれている情報の種類(例えば、番組、番組情報、または、関連情報など)を識別するためのタグの役割を果たす情報が配置されている。なお、多重化器15から出力される番組データを含むパケットも、図3に示すパケットと同様のフォーマットであり、パケットが番組データを含む場合には、それを識別するための情報が、ヘッダのパケットIDに配置される。
ここで、MPEG2の規格において、トランスポートストリームは、図4(A)に示すように定義されている。同図(A)に示すように、トランスポートストリーム(MPEG_transport_stream())は、トランスポートパケット(transport_packet())で構成され、その詳細は、同図(B)に示すように定義されている。なお、同図(B)において、sync_byteからcontinuity_counterまでが、ヘッダの定義を表している。
データ部(図3参照)には、上述したような情報が適宜配置される。即ち、パケットが共通情報を含む場合、例えば図5(A)に示すように、データ部には、スクランブルキー(ワークキーを用いて暗号化されている)、番組番号、および、その他の番組に関する情報が配置される。また、パケットが個別情報を含む場合、例えば、図5(B)に示すように、データ部は、契約に関する契約情報と、各受信装置5に所定の処理を実行させるための制御情報により構成されている。契約情報は、デコーダ識別番号、ワークキー(個別キーを用いて暗号化されている)、アップロード時刻、センタ局1の電話番号、その他の情報(例えば、リトライ回数、リトライ間隔、契約番組、および契約チャンネルなどの情報)が配置される。また、制御情報は、パレンタルコントロールデータなどにより構成されている。
次に、図6は、受信装置5の詳細な構成の一例のブロック図を示している。
受信装置5は、チューナ30、デコーダ40、および、セキュリティモジュール50により構成されている。チューナ30は、復調器31および誤り訂正部32から構成されており、デコーダ40は、分離回路41、デスクランブラ44、送信制御部45、モデム48、入力装置49、制御部60(実行手段、実行ステップ、更新手段)、およびEEPROM(Electric Erasable Programmable Read Only Memory)62により構成されている。また、セキュリティモジュール50は、復号器42、制御部43(判定手段、判定ステップ、実行手段、実行ステップ)、メモリ51乃至55、および、EEPROM56(記憶手段)により構成されている。なお、セキュリティモジュール50は、受信装置5に対し、脱着可能になされており、これにより、必要に応じて交換することができるようになされている。また、セキュリティモジュール50は、受信契約を結んだ契約者にのみ提供されるようになされている。
図7は、制御部43と、制御部60の詳細な構成の一例を示すブロック図である。この図に示すように、制御部43,60は、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72、RAM(Random Access Memory)73、インターフェース74により構成されている。
衛星3を介して、センタ局1から送信されてきた電波は、アンテナ4で受信され、所定の中間周波数(以下、IF信号という)とされ、チューナ30に供給される。チューナ30では、復調器31により、アンテナ4からのIF信号に対し、ダウンコンバートや、その他の必要な処理が施された後、所定のチャンネルの信号が復調される。そして、この復調された信号は、誤り訂正部32により誤り訂正処理が施され、デコーダ40へ供給される。
デコーダ40では、誤り訂正部32からの出力(パケット)が、分離回路41に入力される。分離回路41は、誤り訂正部32から出力されるパケットが、番組データを含むパケットであるか、または、関連情報を含むパケットであるかを、そのヘッダ(パケットID)を参照して識別する。仮に、誤り訂正部32から出力されるパケットが番組データを含む場合、そのパケットは、デスクランブラ44へ供給される。
また、誤り訂正部32から出力されるパケットが関連情報を含むパケットである場合、分離回路41は、そのパケットを、制御部60を介して制御部43に供給する。
セキュリティモジュール50の制御部43は、制御部60から供給された関連情報のパケットが、個別情報のパケットである場合、受信装置5に固有のデコーダIDをメモリ51から読み出し、このデコーダIDと、個別情報に含まれているデコーダ識別番号とを比較する。
そして、制御部43は、デコーダIDとデコーダ識別番号とが一致した場合のみ、個別情報を復号器42に出力する。即ち、個別情報が、受信装置5で利用されるべきものである場合のみ、その個別情報が復号器42に出力される。
復号器42は、個別情報の入力を受けると、メモリ53からマスターキーを読み出す。ここで、このマスターキーは、センタ局1の個別キー記憶部24に記憶されている個別キーに相当するものである。従って、マスターキーによれば、個別情報に含まれている暗号化されているワークキーを復号することができる。
また、復号器42は、メモリ53から読み出したマスターキーを用いて、個別情報に含まれるワークキーを復号し、メモリ52へ出力して記憶させると共に、個別情報に含まれている制御情報を制御部43に供給する。制御部43は、共通情報に含まれているスクランブルキーなどの情報(デコーダ制御情報)を制御部60に供給する。
視聴者は、番組の視聴を希望するとき、その視聴を希望する番組を、入力装置49を操作することにより選択する。入力装置49が操作されると、その操作に対応した操作信号が、制御部60へ出力される。制御部60では、この操作信号をインターフェース74を介して、CPU71に読み込む。
図8は、この時に制御部60のCPU71が実行する処理の一例を示すフローチャートである。制御部60のCPU71が、番組を視聴することを意味する操作信号を受信すると、ステップS1において、EEPROM62に記憶されているパレンタルレベル(以下、保持パレンタルレベルという)を読み込む。そして、ステップS2において、制御部60から供給される視聴しようとする番組のパレンタルレベル(以下、番組パレンタルレベルという)を読み込む。
続くステップS3において、制御部60のCPU71は、保持パレンタルレベルの値が番組パレンタルレベルの値以上であるか否かを判定する。保持パレンタルレベルの値が番組パレンタルレベルの値よりも小さい(NO)と判定した場合は、ステップS4に進み、図示せぬモニタに暗証番号の入力を指示するメッセージを表示させ、視聴者に暗証番号を入力させる。そして、ステップS5において、入力された暗証番号と、EEPROM62に記憶されている暗証番号(視聴者が予め登録した暗証番号)とを比較し、入力された暗証番号が正しいか否かを判定する。その結果、CPU71が暗証番号が正しい(YES)と判定した場合、ステップS6に進む。
また、ステップS3において、保持パレンタルレベルの値が番組パレンタルレベル以上である(YES)と判定された場合は、ステップS4とステップS5の処理をスキップし、ステップS6へ進む。
ステップ6において、制御部60のCPU71は、制御部43に対して制御命令を送り、メモリ52からワークキーを読み出させる。制御部43は、このワークキーを用いて、制御部60から供給された共通情報に含まれる、暗号化されたスクランブルキーを復号し、制御部60に供給する。制御部60は、このスクランブルキーをデスクランブラ44へ出力する。デスクランブラ44は、このスクランブルキーを用いて、分離回路41から供給される番組データをデスクランブルする。デスクランブルされた番組データは、図示せぬ回路に出力され、そこで必要な処理(例えば、MPEGデコード処理など)が施された後、モニタに表示され、あるいは、スピーカから出力される。即ち、番組の視聴が可能となる。
また、ステップS5において、暗証番号が正しくない(NO)と判定された場合は、ステップS6の処理をスキップし、処理を終了する。従って、この場合は、デスクランブル処理がなされないので、番組を視聴することができない。
例えば、保持パレンタルレベルが“3”(準成人向け番組)であるとすると、番組パレンタルレベルが“1”(一般向け番組),“2”(準一般向け番組),“3”(準成人向け番組)の何れかであれば、ステップS3において、“YES”と判定され、ステップS6に進み、デスクランブルが開始されるので、その番組の視聴が可能になる。
また、保持パレンタルレベルが“3”の場合に、番組パレンタルレベルが“4”(成人向け番組)の場合は、ステップS3において、“NO”と判定され、ステップS4に進む。ステップS4において入力された暗証番号が正しいと判定されれば、ステップS6に進み、希望する番組の視聴が可能になる。また、入力された暗証番号が正しくないと判定された場合は、処理を終了するので、希望する番組の視聴はできない。
このような処理を行うことで、例えば、視聴者の家族に子供が含まれている場合、パレンタルレベルと暗証番号を親が予め登録しておき、この暗証番号を子供には秘密にしておくことにより、猥褻性の高い番組や、暴力シーンの多い番組を子供に見せないようにすることができる。
なお、デスクランブラ44でデスクランブル処理が開始された後、そのデスクランブルされている番組が終了するか、あるは、視聴者が入力装置49から、番組の視聴を中止することを意味する所定の入力を行うと、制御部60は、スクランブルキーの供給を停止する。これにより、デスクランブルが中止されるので、番組は視聴不可能の状態となる。
更に、デスクランブラ44でデスクランブル処理が開始されると、制御部43は、デスクランブルされている番組の番組番号を共通情報から抽出し、これを視聴情報として、メモリ54に供給して記憶させる。視聴者が、入力装置49を操作して番組を視聴する度に、上述した処理が行われ、これにより、メモリ54には、視聴者が視聴した番組の履歴、即ち、視聴履歴が、番組番号のリストの形で記憶されることになる。
以上のようにしてメモリ54に記憶された視聴履歴は、メモリ55に記憶されたアップロード時刻に基づいて、センタ局1に定期的に送信される。即ち、メモリ55に記憶されている時刻になると、制御部43は、メモリ54に記憶されている視聴履歴を読み出し、制御部60に供給する。制御部60は、供給された視聴履歴を送信制御部45に供給し、モデム48および公衆網6を介してセンタ局1側へ送信させる。その結果、センタ局1は、視聴履歴をもとに、各視聴者に対してサービス利用料金を請求する。
次に、暗証番号を変更する必要が生じた場合の処理について説明する。
何らかの理由で暗証番号を変更する場合(例えば、子供が暗証番号を知ってしまった場合)、先ず、視聴者は、センタ局1へ電話や手紙等により、暗証番号の変更を希望する旨を連絡する。すると、センタ局1の制御情報生成部26は、例えば、暗証番号を知った子供によって変更されてしまったパレンタルレベルを変更する(元に戻す)とともに暗証番号を変更する処理が受信装置5において実行可能となるように、パレンタルコントロールデータ(指令コード)の値を変更し、このデータを有効にする。
なお、このパレンタルコントロールデータは、個別情報に含まれているので、個別情報が送信される度に、受信装置5に供給されることになる。
図9は、パレンタルコントロールデータのフォーマットを示す図である。この図に示すように、パレンタルコントロールデータは、8ビットのデータ長を有しており、取りうる値は、“00h”(=0)から“FFh”(=255)である。ここで、数字やアルファベットの後の“h”は、その前の値が16進数で表されていることを示している。パレンタルコントロールデータが“FFh”である場合は、このデータが無効であることを意味しており、また、初期値は、“00h”である。
図10は、パレンタルコントロールデータの指示有効範囲を説明する図である。この図に示すように、パレンタルコントロールデータは、0乃至254の何れかの値とされ、個別情報に付加されてセンタ局1から送信される。受信装置5は、後述する保持コードを記憶しており、この保持コードとパレンタルコントロールデータとの値の相互関係から、送られてきたパレンタルコントロールデータが有効か否かを判定する。
即ち、受信装置5は、パレンタルコントロールデータの値が(保持コードの値+1)乃至(保持コードの値+127)である場合は、パレンタルコントロールデータが有効であると判定し、また、それ外の場合は無効であると判定する。いま、仮に、受信装置5に保持されている保持コードの値が“0”であるとすると(図10に示す場合)、パレンタルコントロールデータの値が“1”乃至“127”の範囲内にあれば有効であり、また、“0”または“128”乃至“254”であれば無効となる。
図11は、センタ局1がパレンタルコントロールデータを有効にする場合の処理を説明するフローチャートである。視聴者から、暗証番号の変更の要求があった場合、制御情報生成部26は、ステップS10において、要求を行った視聴者の現在のパレンタルコントロールデータを、パレンタルコントロールデータ記憶部27から読み出す。続いて、制御情報生成部26は、ステップS11において、パレンタルコントロールデータが“254”であるか否かを判定する。
パレンタルコントロールデータが“254”である(YES)と判定した場合は、ステップS12に進み、パレンタルコントロールデータを“0”に初期化し、ステップS14へ進む。また、ステップS11において、パレンタルコントロールデータが“254”ではない(NO)と判定した場合は、ステップS13に進み、パレンタルコントロールデータを“1”だけインクリメントし(有効とし)、ステップS14に進む。
ステップS14において、制御情報生成部26は、パレンタルコントロールデータをパレンタルコントロールデータ記憶部27に出力し、以前のパレンタルコントロールデータをこの値により更新させる。
続くステップS15において、制御情報生成部26は、パレンタルコントロールデータを制御情報として、スクランブル制御システム13に供給し、処理を終了する。その結果、新たな値となったパレンタルコントロールデータを含んだ個別情報は、アンテナ2より送出されることになる。
なお、このフローチャートのステップS11において、パレンタルコントロールデータが“254”であるか否かを判定し、“254”である場合は、ステップS12において、パレンタルコントロールデータを“0”にする処理を行うのは、“255”が無効データであるので、無効データになるのを避けるために、“254”から“1”だけインクリメントするときは、“0”にするのである。
図12は、受信装置5がパレンタルコントロールデータを受信した場合の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、受信装置5がパレンタルコントロールデータを受信した場合(即ち、個別情報を受信した場合)に実行される。
センタ局1から送信されたパレンタルコントロールデータを含む個別情報は、受信装置5のアンテナ4により受信され、チューナ30で復調された後、分離回路41により、番組データから分離され、制御部60を介して制御部43に供給される。制御部43は、入力された個別情報を復号器42に供給する。復号器42は、この個別情報からパレンタルコントロールデータを抽出し、制御部43に供給する。
制御部43のCPU71は、ステップS20において、復号器42からパレンタルコントロールデータを取得し、更に、ステップS21において、EEPROM56に記憶されている保持コードを読み出す。そして、ステップS22において、パレンタルコントロールデータの値と保持コードの値が等しいか否かを判定する。
ステップS22の処理において、パレンタルコントロールデータの値と保持コードの値が等しい(YES)と判定された場合は、このパレンタルコントロールデータは無効であることを意味している(センタ局1側において、値が変更されていない)ので、処理を終了する(エンド)。また、パレンタルコントロールデータの値と保持コードの値が等しくない(NO)と判定された場合(パレンタルコントロールデータが変更された可能性がある場合)は、ステップS23に進む。
ステップS23では、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値よりも大きく、かつ、パレンタルコントロールデータの値から保持コードの値を減算した値が、“127”以下であるか否かを判定する。その結果、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値よりも大きく、かつ、パレンタルコントロールデータの値から保持コードの値を減算した値が、“127”以下である(YES)と判定された場合は、ステップS24の処理をスキップし、ステップS25に進む。また、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値以下であるか、または、パレンタルコントロールデータの値から保持コードの値を減算した値が、“127”よりも大きい(NO)と判定された場合は、ステップS24に進む。
ステップS24においては、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値よりも小さく、かつ、保持コードの値からパレンタルコントロールデータの値を減算した値が“128”以上であるか否かが判定される。その結果、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値よりも小さく、かつ、保持コードの値からパレンタルコントロールデータの値を減算した値が“128”以上である(YES)と判定された場合は、ステップS25に進む。また、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値以上であるか、または、保持コードの値からパレンタルコントロールデータの値を減算した値が“128”よりも小さい(NO)と判定された場合は、パレンタルコントロールデータが無効であるとして処理を終了する(エンド)。
なお、ステップS23とステップS24の処理を行うのは、パレンタルコントロールデータの値が図10に示す指示有効範囲にあるか否かを判定するためである。これらの処理の詳細については、後述する。
ステップS23または、ステップS24において“YES”と判定された場合は、ステップS25の処理が実行される。このステップS25において、制御部43のCPU71は、制御部60に制御命令を送り、EEPROM62に記憶されている以前の暗証番号をクリアさせると共に、パレンタルコントロールデータをEEPROM56へ出力し、これを保持コードとして記憶させる。そして、ステップS26において、制御部43は、制御部60に制御コードを送る。その結果、制御部60は、新たな暗証番号を入力するように指示するメッセージをモニタに表示させる。そして、視聴者が新たな暗証番号を入力装置49から入力すると、その暗証番号をEEPROM62へ出力し、記憶させた後、処理を終了する。
例えば、センタ局1のパレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されている、パレンタルコントロールデータの値が“0”であり、また、同様に、受信装置5のEEPROM56に記憶されている保持コードの値が“0”であるとする。この状態において、視聴者がセンタ局1に対して、暗証番号の変更を要求した場合、制御情報生成部26は、図11のステップS10において、要求を行った視聴者のパレンタルコントロールデータをパレンタルコントロールデータ記憶部27より読み出す。読み出されたパレンタルコントロールデータの値は“0”であり、“254”ではないので、ステップS11において“NO”と判定され、ステップS13に進む。そして、ステップS13において、パレンタルコントロールデータはインクリメントされ、その結果“1”になる。そして、ステップS14において、受信側へ送信されることになる。
受信装置5において、個別情報に付加されて送られてきたパレンタルコントロールデータは、復号器42により抽出され、制御部43に供給される。ステップS20において、制御部43のCPU71は、パレンタルコントロールデータを復号器42から取得する。続くステップS21において、制御部43のCPU71は、EEPROM56に格納されている保持コードを読み出す。次のステップS22では、パレンタルコントロールデータの値(=1)と保持コードの値(=0)は異なるので、“NO”と判定され、ステップS23に進む。
ステップS23において、パレンタルコントロールデータの値(=1)は、保持コードの値(=0)よりも大きく、かつ、パレンタルコントロールデータの値から保持コードの値を減算した値(=1(=1−0))は“127”よりも小さいので、“YES”と判定され、ステップS25に進む。そして、EEPROM62に格納されている暗証番号がクリアされ、パレンタルコントロールデータが保持コードとしてEEPROM56に格納された後、ステップS26に進む。ステップS26では、新たな暗証番号が入力され、EEPROM62に格納されることになる。
センタ局1は、受信装置5の電源が“OFF”の状態である場合などを想定して、処理が確実に実行されるように、このパレンタルコントロールデータを所定の時間をおいて繰り返し送信するようになされている。従って、以上の処理により暗証番号が更新された後も、受信装置5は、パレンタルコントロールデータを繰り返し受信することになる。
しかしながら、処理を1回実行した後は、EEPROM56に記憶されている保持コードの値がステップS25の処理により、送信側から送られてくるパレンタルコントロールデータと同じ値(=1)になっているので、同一のパレンタルコントロールデータを再度受信した場合、ステップS22の処理で“YES”(パレンタルコントロールデータの値と保持コードの値とが等しい)と判定されるので、暗証番号を変更する処理(ステップS24とステップS25)が再度実行されることはない。
また、視聴者が暗証番号の変更の要求を行った後、受信装置5の電源をうっかり“OFF”の状態にしていた場合、EEPROM56に記憶されている保持コードは更新されない(以前の値のままである)。しかし、前述のように、センタ局1は、個別情報と共に、繰り返しパレンタルコントロールデータを送信しているので、受信装置5の電源が“ON”の状態にされた時点で、変更を行う処理が実行されることになる。そして、その場合でも、処理は1回だけ実行されることになる。
このように、以上の実施例によれば、センタ局1が繰り返しパレンタルコントロールデータを送信する場合でも、受信装置5に暗証番号の変更処理を確実に1回実行させることができる。また、受信装置5の電源が“OFF”の状態にされている場合でも、電源が“ON”の状態にされ次第、暗証番号を変更する処理を1回実行させることができる。
ところで、センタ局1のパレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されているパレンタルコントロールデータと、受信装置5のEEPROM56に記憶されている保持コードは、正常な場合は等しくなるように制御が行われるが、何らかの理由により、これらの値が異なるようになった場合(例えば、EEPROM56の記憶内容が消滅した場合など)は、正常な制御を行うことができなくなる。
図13は、このような場合においても、暗証番号の変更処理を行うことができる処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートは、センタ局1で実行される処理を示しており、受信装置5側の処理は、図12を参照して後述する。
図13に示す処理は、視聴者から暗証番号の変更の要求があった場合に実行される処理である。この処理が実行されると、ステップS40において、制御情報生成部26は、パレンタルコントロールデータ記憶部27より、要求を行った視聴者のパレンタルコントロールデータを読み出す。そして、ステップS41に進み、パレンタルコントロールデータを“1”だけインクリメントし、ステップS42へ進む。
ステップS42の送出処理は、サブルーチンになっており、その詳細を図14に示す。この処理が実行されると、ステップS60において、パレンタルコントロールデータが“255”よりも大きいか、または、パレンタルコントロールデータが“255”と等しいか否かが判定される。パレンタルコントロールデータが“255”よりも大きいか、または、パレンタルコントロールデータが“255”と等しい(YES)と判定された場合は、ステップS61に進む。また、パレンタルコントロールデータが“255”よりも小さいと判定された場合は、ステップS61の処理をスキップし、ステップS62へ進む。
ステップS61では、パレンタルコントロールデータの値から“255”を減算する。なお、このような処理を行う理由は、このパレンタルコントロールデータは、図10に示すように、0乃至254の値の何れかとされるので、“255”以上の値に対しては、“255”を減算することによって、この範囲に戻すためである。
続くステップS62では、パレンタルコントロールデータをパレンタルコントロールデータ記憶部27へ出力し、この値によって以前のパレンタルコントロールデータの値を更新させる。
そして、ステップS63に進み、パレンタルコントロールデータをスクランブル制御システム13に出力し、元の処理(図13のステップS43)へ復帰(リターン)する。その結果、パレンタルコントロールデータは、個別情報としてアンテナ2より送出されることになる。
ステップS42の送出処理が終了すると、ステップS43へ進む。ステップS43では、所定の期間(例えば、1週間)、視聴者から、暗証番号の変更処理がなされていない旨を伝える電話等がないかどうかをチェックし、なければ、変更処理が終了した(YES)として、処理を終了する。また、所定の期間中に視聴者から、暗証番号の変更がなされていないことを伝える連絡があった場合(NO)は、ステップS44へ進む。
いま、保持コードの値が“0”であり、また、パレンタルコントロールデータの値が“127”であるとすると、ステップS40乃至ステップS42の処理が実行されると、パレンタルコントロールデータの値は“128”(=127+1)となり、この値がパレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されると共に、受信装置5へ送信される。
この場合、パレンタルコントロールデータの指示有効範囲は、前述のように、(保持コードの値+1)乃至(保持コードの値+127)であるので、指示有効範囲は1(=0+1)乃至127(=0+127)となり、パレンタルコントロールデータは無効となる。従って、この場合、受信装置5において、暗証番号の変更処理は実行されないので、視聴者がセンタ局1に対して再度連絡を行うことになる(ステップS43で“NO”と判定される)。
ステップS43において、変更処理が終了していない(NO)と判定されると、ステップS44に進む。ステップS44において、制御情報生成部26は、パレンタルコントロールデータをパレンタルコントロールデータ記憶部27より再度読み出し、この値に対して“127”を加算し、ステップS45の処理に進む。そして、“127”が加算されたパレンタルコントロールデータが再度送出されることになる。なお、ステップS45の処理は、ステップS42の処理(図14の処理)と同様の処理であり、その詳細は概述したので省略する。
続くステップS46では、ステップS43の場合と同様に、視聴者からの電話連絡などが所定の期間(例えば、1週間)ないかどうかが判定される。その結果、視聴者からの連絡が無く、変更の処理が終了した(YES)と判定された場合は、処理を終了する。また、所定の期間内に連絡がなされた場合(NO)は、ステップS47に進む。
いま、前述のように、保持コードの値は、“0”であり、また、パレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されているパレンタルコントロールデータの値は“128”であるので、暗証番号の変更処理は実行されていないので、ステップS43において“NO”と判定され、ステップS44に進む。ステップS44では、パレンタルコントロールデータの値に“127”が加算され、その結果、パレンタルコントロールデータの値は、“0”(128+127=255→0)となる。しかしながら、この値“0”は、指示有効範囲(1乃至127)ではないので、暗証番号を変更する処理はこの場合も実行されず、ステップS46で“NO”と判定され、ステップS47へ進む。
ステップS47では、パレンタルコントロールデータ記憶部27からパレンタルコントロールデータが読み出され、その値に“1”が加算され、ステップS48の処理に進む。ステップS48では、“1”が加算されたパレンタルコントロールデータがパレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されると共に、個別情報に付加されて送出される。
いま、ステップS44の処理の結果、パレンタルコントロールデータの値は“0”となっており、前述のように、この値は、指示有効範囲に含まれていないので、視聴者から再度電話等の連絡があることになる(ステップS46で“NO”)。そして、ステップS47に進み、パレンタルコントロールデータに“1”が加算され、その結果、パレンタルコントロールデータの値は、“1”(=0+1)となり、指示有効範囲(1乃至127)に収まるので、受信装置5において、暗証番号の変更を行う処理が実行されることになる。
なお、以上の実施例においては、パレンタルコントロールデータの取りうる値を“0”乃至“254”とし、また、有効範囲を“保持コードの値+1”乃至“保持コードの値+127”としたので、ステップS41の処理において、パレンタルコントロールデータが有効とならなかった場合においても、ステップS44において、“127”が加算され、更に、ステップS47において、“1”が加算され、合計“128”が加算されることになるので、いかなるパレンタルコントロールデータの値も、図13の処理によれば有効範囲に収めることができる。
次に、センタ局1側の処理に対応して受信装置5において実行される処理の一例を、前述の図12を参照して説明する。なお、この処理の動作については、既述したので、主要な部分のみについて説明する。
この図に示す処理は、パレンタルコントロールデータの値と保持コードの値が大きく異なっている場合や、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値よりも小さい場合においても、パレンタルコントロールデータが有効か否かを正確に判定するようになされている。即ち、前者は、例えば、パレンタルコントロールデータの値が“128”であり、保持コードの値が“1”であるような場合であり、また、後者は、例えば、パレンタルコントロールデータの値が“0”であり、保持コードの値が“254”であるような場合である。この場合、前者、後者共に、パレンタルコントロールデータは有効であるので、図12の処理は、これらの値が有効であると判定しなければならないが、そのような場合においても、この処理が正確に動作することを以下に説明する。
この処理のステップS22乃至ステップS24は、パレンタルコントロールデータの値が指示有効範囲内にあるか否かを判定する。即ち、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値と等しい場合(センタ局1側でパレンタルコントロールデータの変更を行っていない場合)、パレンタルコントロールデータは無効であるので、ステップS22において“YES”と判定され、処理を終了することになる。
ステップS22において、“NO”と判定された場合、ステップS23に進む。このステップでは、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値よりも大きい場合(パレンタルコントロールデータ>保持コード)が対象とされている。例えば、前述のように、保持コードの値が“1”であり、パレンタルコントロールデータの値が“128”であるような場合である。このような場合、パレンタルコントロールデータの値の指示有効範囲は、“2”(=1+1)乃至“128”(=1+127)であるので、パレンタルコントロールデータの値から保持コードの値を減算した値は、“127”であり、この値は“127”以下であるので、このパレンタルコントロールデータは有効と判定されることになる。
ステップS23において、“YES”と判定された場合は、ステップS25に進み、また、“NO”と判定された場合は、ステップS24に進む。
ステップS24では、パレンタルコントロールデータの値が保持コードの値よりも小さい場合(パレンタルコントロールデータ<保持コード)が対象とされている。例えば、前述のように、保持コードの値が“254”であり、パレンタルコントロールデータの値が“0”であるような場合である。このような場合、パレンタルコントロールデータの値の指示有効範囲は、“0”(254+1=255→0)乃至“126”(254+127=381→126)であるので、保持コードの値(=254)からパレンタルコントロールデータの値(=0)を減算した値は、“254”となり、“128”以上であるので、このパレンタルコントロールデータは有効と判定されることになる。
ステップS24またはステップS25において、“YES”と判定された場合(パレンタルコントロールデータが有効である場合)は、ステップS25とステップS26の処理により、暗証番号が更新されると共に、保持コードがパレンタルコントロールデータの値によって更新される。
以上の実施例によれば、センタ局1のパレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されているパレンタルコントロールデータの値と、受信装置5のEEPROM56に記憶されている保持コードの値が、何らかの原因で大きく異なる場合においても、正確に“有効”または“無効”の判定を行うことができると共に、最大でも3回、パレンタルコントロールデータを送出することにより、暗証番号を変更する処理を受信装置5に実行させることができる。
なお、以上の実施例においては、パレンタルコントロールデータの取りうる値を“0”乃至“254”とし、また、指示有効範囲を(保持コード+1)乃至(保持コード+127)としたが、次に、一般的な場合について説明する。
即ち、図15に示すように、パレンタルコントロールデータの取りうる値の範囲を“0”乃至“N”とし、また、パレンタルコントロールデータの指示有効範囲を(保持コード+1)乃至(保持コード+M)とする。この場合、仮に保持コードの値が“0”であるとすると、パレンタルコントロールデータの指示有効範囲は、“1”乃至“M”となる。
この場合、任意のパレンタルコントロールデータの値を、有効な値(指示有効範囲内の値)にするには、パレンタルコントロールデータに値“M”を加算し、値が有効か否かを判定し、有効でない場合は、繰り返し値“M”を加算するようにすれば、最小の回数でパレンタルコントロールデータを有効な値にすることができる。
その際、パレンタルコントロールデータの値によって、値“M”を加算する回数が異なるが、この値“M”を加算する最大の回数をXとし、無効なパレンタルコントロールデータの値(例えば、図13のステップS42の処理において、無効であったパレンタルコントロールデータに対応する値)をCとし、また、値N,Mの間に以下のような関係がある場合、値Xと、パレンタルコントロールデータの値の変化は、以下のようになる。
(A) N<2Mの場合
X=1
パレンタルコントロールデータの値の変化

C+M
(B) N≧2Mの場合
(B−a) (N−M+1)/Mの剰余が“0”である場合
X=(N−M+1)/M
パレンタルコントロールデータの値の変化

C+M
C+2M


C+X・M
(B−b) (N−M+1)/Mの剰余が“0”以外の値である場合
X=INT((N−M+1)/M)+1
(但し、INT()は、括弧内の整数値を求める演算記号である)
パレンタルコントロールデータの値の変化

C+M
C+2M


C+INT((N−M+1)/M)・M
C+N−M+1
例えば、概述した実施例の場合(0≦N≦254,M=127)は、N=2M(254=2・127)であり、(N−M+1)/Mの剰余は“1”((254−127+1)/127=1余り1)であるので、(B−b)のケースに該当する。この場合、例えば、C=128(ステップS41において“1”が加算された後の値)であり、保持コードの値が“0”であるとすると、センタ局1から送信されるパレンタルコントロールデータの値の変化は以下のようになる。
C=128
C+M=128+(127)=255→0
C+N−M+1=128+(254−127+1)=128+128
=256→1
即ち、第1回目の送信(ステップS42に対応する)においては、パレンタルコントロールデータ記憶部27に記憶されているパレンタルコントロールデータ(=127)に“1”を加算した値“128”(=C)が送信される。そして、視聴者から暗証番号の変更処理が実行されていないことが連絡されると、第2回目の送信(ステップS45に対応する)において、パレンタルコントロールデータに“127”を加算した値“0”が送信される。更に、第3回目の送信(ステップS48に対応する)においては、パレンタルコントロールデータに“1”(第2回目の送信において、“127”が既に加算されているので、Cに対して“128”を加算するには、パレンタルコントロールデータに“1”を加算することになる)を加算した値“1”が送信される。このとき、送信されたパレンタルコントロールデータの値“1”は、保持コードの値“0”における指示有効範囲内にあるので、暗証番号を変更する処理が実行される。
図9に示す処理回復指示値は、この場合、第2回目の送信時にパレンタルコントロールデータに加算される値“+127”と、第3回目の送信時にパレンタルコントロールデータに加算される値“+128”である。
なお、概述の実施例では、M=127としたが、M=128以上に設定すれば、X=1(=INT(N−M+1)/M+1)となるので、第1回目の送信を含めて2回の送信により、全ての無効な値Cを指示有効範囲に収めることができる。
また、概述の実施例では、8ビット長のパレンタルコントロールデータを用い、最大値“255”(=FFh)を無効な値としたが(即ち、N=254)、これを有効な値としてもよい(即ち、N=255)。その場合、最大値“255”に“1”を加算した場合、演算結果は“0”になるので、例えば、図11のステップS11乃至ステップS13の処理を省略可能となり、処理を簡略化することができる。
また、これらN,Mなどの値を設定する際は、以上に示す一般的な例を参照して、システム毎に最適な値を決定するようにすればよい。
更に、以上に述べた以外にも種々の方法が考えられるが、要は、パレンタルコントロールデータが有効な範囲と無効な範囲を有し、受信装置5が、パレンタルコントロールデータが有効である場合に処理を実行し、実行後は、このパレンタルコントロールデータを保持コードとして記憶するようにすればよい。また、パレンタルコントロールデータと保持コードの値が大きく異なる場合には、パレンタルコントロールデータの値を変更し、有効範囲に収めるような処理を行えばよいので、以上のような実施例のみに限定されるものではないことは勿論である。
なお、何らかの理由(例えば、子供が成長した等の理由)により、保持パレンタルレベルを変更する必要が生じた場合の処理を図16に示す。この処理は、視聴者が入力装置49から所定の入力を行うことにより、デコーダ40の制御部60において実行される。
ステップS100において、制御部60のCPU71は、暗証番号を入力するように指示するメッセージをモニタに表示させる。そして、視聴者が入力装置49を操作することにより暗証番号を入力すると、ステップS101に進む。ステップS101において、CPU71は、EEPROM62より、登録されている暗証番号を読み出し、ステップS102に進む。
ステップS102では、入力された暗証番号が、登録されている暗証番号と等しいか否かが判定され、その結果、入力された暗証番号と、登録されている暗証番号が等しくない(NO)と判定された場合は処理を終了し、また、入力された暗証番号と登録されている暗証番号が等しい(YES)と判定された場合は、ステップS103に進む。
ステップS103において、制御部60のCPU71は、新たな保持パレンタルレベルを入力するように指示するメッセージをモニタに表示する。そして、視聴者が入力装置49を操作することにより、新たな保持パレンタルレベルを入力すると、ステップS104に進む。ステップS104では、入力された保持パレンタルレベルがEEPROM62に出力され、その結果、この値によって以前の値が更新されることになる。
このような処理によれば、保持パレンタルレベルを変更することが可能となる。
ところで、以上の実施例では、センタ局1から送られてきたパレンタルコントロールデータにより、受信装置5が暗証番号を変更する処理を例として説明したが、本発明は、このような処理だけに限定されるものではなく、センタ局1から送信され、受信装置5において実行されるその他の制御情報に対しても適用可能であることは言うまでもない。
また、以上の実施例では、本発明を、スクランブル処理が施され、ディジタル化された情報を送信するスクランブル放送システムに適用したが、本発明は、スクランブル処理を施さずに送信する放送システムにも適用可能である。また、本発明は、ディジタル信号で情報を伝送するシステムの他、アナログ信号により情報を伝送するシステムに対しても適用することができる。
更に、本実施例では、衛星回線を介して、番組などの情報を伝送するようにしたが、例えば、CATV網、その他の伝送路を介して伝送することも可能である。
更にまた、本実施例では、多重化器15から出力されるパケットのフォーマットを、MPEG2方式に準拠するものとしたが、このパケットのフォーマットは、これに限定されるものではない。
また、以上の実施例においては、有効なパレンタルコントロールデータを受信装置5が受信すると、直ちに暗証番号を変更するようにした。しかしながら、有効なパレンタルコントロールデータを受信した際に、保持パレンタルレベルの値を“4”(全ての番組が暗証番号の入力なしで視聴できる値)に変更しておき、視聴者が別の機会に改めて暗証番号を入力するようにしてもよい。
2 アンテナ,4 アンテナ, 26 制御情報生成部, 制御部43, 56 EEPROM, 60 制御部

Claims (3)

  1. コンテンツを受信する受信装置において、
    ユーザにより設定された、受信されたコンテンツに対する再生を制限するためのパレンタルレベルを保持するパレンタルレベル保持手段と、
    ユーザにより設定された、パレンタルレベルに関するパスワードを保持するパスワード保持手段と、
    受信されたコンテンツのパレンタルレベルを表す値が、前記ユーザにより設定されて前記パレンタルレベル保持手段に保持されている前記パレンタルレベルを表す値よりも大きいか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果が肯定である場合、パスワードの入力を求める入力手段と、
    入力されたパスワードが、前記ユーザにより設定されて前記パスワード保持手段に保持されている前記パスワードと一致した場合、受信された前記コンテンツの再生を行う再生手段と
    を備え
    前記パスワード保持手段により保持されたパスワードは、前記コンテンツの送信側から送信された制御情報が前記パスワードをクリアさせる所定の値である場合にクリアされる
    受信装置。
  2. 受信された前記コンテンツは、MPEG2規格に準拠して符号化されている
    請求項1の受信装置。
  3. コンテンツを受信する受信装置の受信方法において、
    前記受信装置による、
    ユーザにより設定された、受信されたコンテンツに対する再生を制限するためのパレンタルレベルを保持するパレンタルレベル保持ステップと、
    ユーザにより設定された、パレンタルレベルに関するパスワードを保持するパスワード保持ステップと、
    受信されたコンテンツのパレンタルレベルを表す値が、前記ユーザにより設定されて保持されている前記パレンタルレベルを表す値よりも大きいか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果が肯定である場合、パスワードの入力を求める入力ステップと、
    入力されたパスワードが、前記ユーザにより設定されて保持されている前記パスワードと一致した場合、受信された前記コンテンツの再生を行う再生ステップと
    を含み、
    前記パスワード保持ステップで保持されたパスワードは、前記コンテンツの送信側から送信された制御情報が前記パスワードをクリアさせる所定の値である場合にクリアされる
    受信方法。
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