JP3075063B2 - 視聴料金課金システム - Google Patents

視聴料金課金システム

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JP3075063B2
JP3075063B2 JP06020131A JP2013194A JP3075063B2 JP 3075063 B2 JP3075063 B2 JP 3075063B2 JP 06020131 A JP06020131 A JP 06020131A JP 2013194 A JP2013194 A JP 2013194A JP 3075063 B2 JP3075063 B2 JP 3075063B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクランブル処理がか
けられた放送を受信した視聴者が、視聴料金を支払って
専用のデコーダを用いてスクランブルを解除してプログ
ラムを視聴する有料放送システムに関して、特に視聴者
が視聴したプログラムに対してのみ視聴料金が課金され
るペイパービュー(以下PPV)方式を採用した視聴料
金課金システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、国内の有料放送には、テレビジョ
ン学会誌Vol.46,No.4,387頁から390
頁に記載されているBS標準スクランブル方式のよう
に、プログラム内容にスクランブル処理がかけられ、視
聴者は専用のデコーダを用いて、チャンネルごとに契約
してスクランブル処理を解除して視聴するものがある。
【0003】上記例での課金は、全番組を一律の視聴料
金で視聴させるフラットフィー方式によるものである
が、これに対して希望する番組だけを視聴して、その分
の料金を支払うPPV方式がある。PPVは、テレビジ
ョン学会誌Vol.46,No.4,387頁から39
0頁に記載のように、視聴した時間単位で課金するペイ
パータイムと視聴した番組ごとに課金するペイパープロ
グラム(以下PPP)等に分類され、さらにPPPには
各視聴者に対してそれぞれの要求するプログラムデータ
を伝送するビデオオンデマンド(以下VOD)や、同一
プログラムを多チャンネルで時間をずらして連続放映し
て視聴者がチャンネルを選択するニアビデオオンデマン
ド(以下NVOD)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】PPP課金方式を採用
した有料放送として、1チャンネルで複数種のスクラン
ブルがかけられたプログラムを放送して、視聴者がその
中からプログラムを選択してスクランブルを解除し、そ
のプログラムに対してのみ課金する有料放送が想定され
る。この場合、放送局側はスクランブル処理をかけた各
プログラムを順次放送するのみであり、視聴者はプログ
ラム内容の再確認や一時停止を行いながら視聴したい場
合には、後日追加料金を支払って同一プログラムを再視
聴するか、視聴時にデータを一旦記録再生手段、例えば
VTRに記録するなどしなければならない。
【0005】また一方、ケーブルテレビ(以下CAT
V)サービスでは、VODに代表されるように、データ
圧縮して個別の加入者毎に対して伝送するものがあり、
この場合には、伝送されたデータをディジタルVTR
(以下DVTR)のようなディジタル記録手段に蓄積
し、その後圧縮処理を復調して視聴することになる。し
かし、ディジタル記録データを復調して視聴するかぎり
は劣化の殆ど無い再生が何度でも可能であり、即ちデー
タがディジタル記録されることによって、プログラム製
作者側の著作権保護上の問題が発生することになる。
【0006】よって上記したような有料放送では、ディ
ジタルデータの記録やダビングへの対応が考慮された課
金方式が必須である。これらの問題に対応して、スクラ
ンブル処理解除用のデコーダに、受信データかDVTR
からの再生信号が入力されてスクランブルを解除する際
に、この処理動作を検出して課金の基準とするようにす
れば、すべての視聴時に課金が適用されるので、視聴状
況に合わせた料金徴収が可能となり、同時に上記ディジ
タル記録再生に関する著作権問題も解消する。
【0007】但し、この場合、DVTRを使用して視聴
する場合に、課金者側がVTR再生で視聴しているプロ
グラム内容を判別できないので、PPP課金方式は適用
できない。加えて、VTRで一時停止等の特殊再生をす
る場合には同一の番組が間欠的に再生されるために視聴
回数が明確に決められず、課金の対象が複雑になる。
【0008】これらを踏まえて、DVTR再生を含め
た、プログラム視聴に対する好適な課金基準を考慮する
と、現行のビデオソフトのカセットレンタルシステムと
同様に、視聴者が選択したプログラムを、特定期間単位
の視聴の許可即ちスクランブル解除許可を与え、さらに
期間内では視聴回数によらず、プログラム単位で課金す
るものが有効である。
【0009】本発明では、上記課金基準に基づいた有料
放送システムにおいて、効率的に視聴プログラムに見合
った課金を行なうシステムを提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、以下の技術手段を用いた。まず、従来の有料スク
ランブル放送のように、放送の送信側からはスクランブ
ルされたプログラムの映像及び音声データとスクランブ
ル解除用の情報とを送信し、さらにこれに加えて新たに
プログラムごとに異なる番組識別情報を上記データに別
個或いは多重するなどして同時に送信する。
【0011】スクランブル処理を解除するデコーダは、
テレビジョン学会誌Vol.46,No.4,387頁
から390頁に記載されているBS標準スクランブル方
式のデコーダのように、受信したデータからスクランブ
ル解除用情報等の関連情報を検出して復号する手段と、
スクランブル解除を行なうデスクランブラとを有し、さ
らにこれらに加えて、番組識別情報を蓄積して、新たに
視聴するプログラムの番組識別情報と、過去に視聴した
プログラムの番組識別情報とを比較する番組識別情報を
処理する手段と、例えば電話回線や双方向通信の上り伝
送路のようなデータ回線を介してスクランブル解除処理
と視聴したプログラムの番組識別情報を課金者側に送出
する手段とを設け、番組識別情報を処理する手段の比較
結果に基づいて番組識別情報の送信を制御する。
【0012】或いは、デコーダは、番組識別情報の復号
手段と伝送する手段のみを有して課金者側に検出結果を
すべて送信し、前記した番組識別情報を処理する手段に
相当する処理手段を課金者側が有して、同等の処理を行
なう。
【0013】また、視聴者がDVTRのような伝送デー
タをディジタル記録する手段を使用する場合には、この
デコーダに対応して、スクランブルを解除する前の状態
の映像及び音声データを、スクランブル解除情報と番組
識別情報と共にディジタル記録することとし、再生時に
はスクランブルされたデータとスクランブル解除情報及
び番組識別情報とを復調して、記録入力時と同一のフォ
ーマットで再生出力する。
【0014】
【作用】放送局側は、スクランブル解除用情報と共に暗
号化処理を施した番組識別情報を映像及び音声データに
特定周期で多重して伝送する。
【0015】視聴者は、スクランブル解除用デコーダで
受信したデータから、復号手段でスクランブル解除用情
報と番組識別情報を検出して復号し、スクランブル解除
用情報によってデータのスクランブル時の処理パターン
を復元して、デスクランブラでスクランブルの逆処理を
行ってスクランブル解除を行なう。この時検出された番
組識別情報は、番組識別情報処理手段内に既に保存され
ている特定時間内の過去に視聴された全てのプログラム
の番組識別情報と比較して、一致する番組識別情報を検
出する。一致が確認されない場合には新しいプログラム
を視聴したものとみなし、番組識別情報を課金者へ伝送
すると同時に番組識別情報処理手段内に保存する。課金
者側は、受信した情報から各視聴者がデコーダで視聴し
たプログラムのタイトルを把握し、これに基づいて課金
を行う。また番組識別情報処理手段で一致した番組識別
情報が検出された場合には、特定期間内での再視聴とみ
なして、番組識別情報の保存及び番組識別情報の伝送を
行わないようにする。
【0016】データをDVTR等のディジタル記録する
手段で記録再生して視聴する場合には、スクランブルを
解除しない状態のデータとスクランブル解除用情報と番
組識別情報とを同時に記録し、視聴時には各信号を同時
に、かつ記録入力時と同一の信号フォーマットに復調し
て再生出力し、デコーダに入力し、デコーダでは通常と
同様に処理する。
【0017】以上により、DVTR再生視聴の場合を含
めて、スクランブルされたプログラムを視聴する際の課
金をプログラム単位で効率的に行うことが可能となる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明になる有料放送課金システム
の一実施例のデコーダの信号処理系のブロック図であ
り、図1の10は映像信号入力端子、11はPCM音声
信号入力端子、12は分離回路、13は映像デスクラン
ブラ、14は音声デスクランブラ、15は映像データ出
力端子、16は音声データ出力端子、17と18は復号
器、19は契約条件比較回路、21はPN発生器、20
は番組コード処理回路、22はデータ送信変調器、23
は送信出力端子である。
【0019】本実施例は、前記したBS標準スクランブ
ル方式の放送に対してPPP課金方式を採用するものと
して、その一例を示す。
【0020】前記BS標準スクランブル方式では、テレ
ビジョン学会誌Vol.46,No.4,387頁から
390頁に記載されているように、送信される映像信号
は、走査線内の信号切り替え方式により、スクランブル
鍵を初期値として発生されるPN信号系列発生ロジック
に基づいた位置で、1走査線ごとに切り替えて前後の信
号を入れ替え、またPCM音声信号はPN信号系列の符
号列を加算して、さらに、暗号化したスクランブル鍵と
番組の属性を示す情報とから成る共通情報と、同じく暗
号化した共通情報の暗号化用のワーク鍵と個別の契約内
容から成る個別情報とを多重化して伝送する。
【0021】上記した番組の属性を示す情報は、放送局
ごとに決められた識別情報や放送年月等の情報から成る
ものであり、本実施例では、これに加えて、各プログラ
ムごとを独立に認識するための識別情報も含み、これを
以下番組コードと称する。
【0022】衛星放送受信機で受信及び復調された映像
信号及びPCM音声信号は、図1に示すデコーダに、映
像信号は入力端子10から、PCM音声信号は入力端子
11から各々入力される。前記デコーダに入力された映
像信号は、映像デスクランブラ13に入力され、PCM
音声信号は、分離回路12に入力され、音声信号データ
と共通情報及び個別情報にそれぞれ分離され、さらに音
声信号は、音声デスクランブラ14に入力される。前記
個別情報は、デコーダ毎に設定されたマスター鍵で暗号
化されており、復号器17は、前記分離回路12で前記
個別情報を分離し、この中から各自のデコーダのマスタ
ー鍵と一致した情報の暗号を復号し、ワーク鍵と個別の
契約内容情報を検出する。復号器18は、前記復号器1
7で検出したワーク鍵により、暗号化された前記共通情
報を復号し、スクランブル鍵と、番組コードを含む番組
の属性を示す情報とを分離検出する。契約条件比較回路
19は、検出された番組の属性を示す情報と契約内容情
報とを比較して、各加入者が契約している期間と局につ
いて条件の一致を確認して、スクランブル解除の許可命
令をPN発生器21に出力する。
【0023】番組コード処理回路20は、前記復号器1
8から入力した番組コードを検出してPN発生器21に
番組コードの検出パルスを出力する。さらに、番組コー
ド処理回路20はメモリを内蔵し、新たに入力された番
組コードと、既にメモリ内に保存されている全ての番組
コードとの一致を確認し、新たに異なる番組コードが入
力された場合にのみデータ送信変調器22に番組コード
を出力し、同時にメモリ内にこの番組コードを書き込ん
で、この時から特定期間が経過するまで保存する。入力
された番組コードがメモリ内の番組コードに一致するも
のがある場合にはメモリ書き込みは行わず、検出パルス
と番組コードの出力も行わない。
【0024】PN発生器21はプログラム送信側のスク
ランブル処理で使用したPN発生器に対応する構成のも
ので、復号器18で検出された前記スクランブル鍵によ
り、スクランブル処理解除の初期状態が設定される。映
像デスクランブラ13と音声デスクランブラ14はPN
発生器21の制御出力をもとにスクランブル時と逆の処
理を施す。即ち、映像信号は各走査線毎の前後切り替え
位置の組合せを特定して前後を入れ替え直して復元し、
音声信号は加算したPN信号系列を特定して除去する。
復元されたデータはそれぞれ映像データ出力端子15と
音声データ出力16端子から出力する。但し、PN発生
器21の動作は前記した契約条件比較回路19による契
約条件の一致と、番組コード処理回路20による番組コ
ードの検出がともに確認された場合に制限され、両条件
を満たしたときのみ両デスクランブラでスクランブル解
除が行われる。
【0025】データ送信変調器22は、契約条件比較回
路19からスクランブル解除命令を検出して、番組コー
ドと各デコーダに設定されているIDとを合わせて、送
信出力端子23から課金者側に伝送出力する。
【0026】課金者側は、受信した前記情報から、各デ
コーダごとにスクランブル解除されたプログラムを検出
し、視聴料金を算定する。
【0027】以上により、前記デコーダでスクランブル
解除されたプログラムについてだけ番組コードが課金者
側へ送信され、かつ設定した特定期間単位内では、同一
プログラムが複数回視聴されても、同一番組コードにつ
いては1回だけしか送信されないので、視聴者は特定期
間内であれば同じプログラムを前記デコーダで何回でも
同一料金で視聴できる。
【0028】図2には、課金基準を最も単純化して前記
特定期間を1日単位として課金する場合の番組コード処
理回路構成例を示す。図2の200は番組コード入力端
子、201は番組コード検出回路、202はメモリ読み
出し制御回路、203は比較器、204はアドレスレジ
スタ、205はアドレスカウンタ、206はアドレスデ
コーダ、207はメモリ、208はメモリ書き込み制御
回路、209と210はバッファ、211は番組コード
出力端子、212は検出パルス出力端子である。
【0029】番組コードは番組コード入力端子200よ
り入力され、番組コード検出回路201で同信号の検出
パルスを検出パルス出力端子212からPN発生器21
に出力すると同時にメモリ読み出し制御回路202にス
タートパルスを出力して以下の信号処理を開始する。
【0030】アドレスレジスタ204は以前に入力され
た番組コードが書き込まれた最終アドレスを格納してお
り、アドレスカウンタ205は、このアドレスから、ア
ドレスデコーダ206により先頭アドレスで停止される
までデクリメントし、メモリ207内の全ての番組コー
ドを順次読みだして、比較器203で、新たに入力され
た番組コードとそれぞれ比較する。この時一致する番組
コードが検出された場合には、その時点で比較処理を終
了し、番組コードはメモリ207へ書き込まない。メモ
リ207に格納されていた全ての番組コードと比較して
一致するコードが検出されない場合には、メモリ書き込
み制御回路208でバッファ209の出力を制御してこ
の番組コードをメモリ207に書き込み、同時にバッフ
ァ210を介して番組コード出力端子211より出力し
てデータ送信変調器22に入力する。
【0031】メモリ207内の全ての番組コードは、1
日周期で消去すると同時にアドレスレジスタ204内の
最終アドレスもクリアする。
【0032】以上により、図2に示す構成の番組コード
処理回路では、例えば1日以内であれば同一プログラム
を複数回視聴しても、出力される番組コードは1回視聴
に相当するように処理される。
【0033】以上、上記した実施例では番組コードの処
理回路をデコーダ側に含む例を示したが、同様の処理は
デコーダ側でのみ行われるものではなく、課金者側のシ
ステムで行うこともできる。この場合、デコーダの信号
処理系のブロック図は、前述の実施例と同様に図1で表
されるが、番組コード処理回路20は同信号を検出して
PN発生器21に検出パルスを出力し、データ送信変調
器22に同信号を出力するのみであり、データ送信変調
器22は契約条件比較回路19からスクランブル解除命
令を検出した全ての番組コードと、これに視聴者のデコ
ーダIDとを合わせて伝送する。課金者側は受信データ
から、前述の実施例と同様に、スクランブル解除された
プログラムとその視聴者を把握して課金を行うが、これ
に加えて、受信後、このデータを特定期間保存し、この
間、同一視聴者からの番組コードを全て比較し、同じデ
ータが受信された場合、即ち同一視聴者が同一のプログ
ラムを視聴した場合にはこれに課金が適用されないよう
にする。
【0034】なお、上記2実施例はVTR記録再生信号
にも対応し、この場合、VTRにはデコーダに入力され
る映像信号及びPCM音声信号と同一のデータ、即ちス
クランブル処理がかけられた状態のプログラムデータが
各記録エリアに記録再生される。この時前述のスクラン
ブル鍵などの共通情報や個別情報は音声データと分離し
ない状態でPCM音声エリアに記録する。VTR再生出
力信号は記録入力と同一のフォーマットに復調して前記
デコーダに入力すれば、以降は上記2実施例の受信時の
視聴と同様に、番組コード処理が行われて課金が適用さ
れる。この場合、視聴者は同一プログラムを一時停止な
どの繰返し視聴しても、規定の時間内では同一料金で視
聴できる利点がある。
【0035】また、上記した実施例ではBS標準スクラ
ンブル方式に対応したデコーダに関して述べたが、本願
特許では、これ以外のスクランブル方式に対応したデコ
ーダにも適用される。例えば、上記例の如くに映像と音
声にスクランブル処理が施されるのではなく、ディジタ
ルデータのシャフリングでスクランブルをかける場合で
あっても、送信データに付随して送られるスクランブル
解除用情報などの関連情報に番組コードを含めるように
すれば、デコーダで、前記実施例と同様に番組コード処
理し、デスクランブラのスクランブル解除許可条件に番
組コード検出を加えて、同様の課金方式が適用できる。
さらにこの場合、デコーダ入力データと入出力データフ
ォーマットを共通にしたDVTRを用いれば、VODの
ようにデータ圧縮して伝送するCATVサービスの視聴
であっても、DVTRの再生信号からデータを復調して
視聴する場合に、前記のデコーダを介してスクランブル
を解除することで、前記実施例と同様の課金方式が適用
できる
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、データ送信側からプロ
グラムデータと併せて番組識別情報を送信し、視聴者か
ら課金者側へ番組識別情報を転送し、さらに番組識別情
報を特定期間単位で比較検出して同一番組の連続視聴に
課金しないものとすることで、スクランブルされたプロ
グラムを視聴する際の課金をプログラム単位で効率的に
行うことが可能となるものであり、さらにこれにより、
DVTRのような記録再生手段の再生で、可変速再生に
代表される特殊再生されたプログラムであっても、上記
の通常視聴時と同様の課金が適用され得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の部分の回路を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
13 … 映像デスクランブラ 14 … 音声デスクランブラ 19 … 契約条件比較回路 20 … 番組コード処理回路 21 … PN発生器 22 … データ送信変調器 23 … 送信出力端子 203 … 比較器 204 … アドレスレジスタ 207 … メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−46420(JP,A) 特開 昭63−11515(JP,A) 特開 平4−291893(JP,A) 特開 昭56−106481(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像あるいは音声のプログラム情報を提供
    する放送システムであって、上記プログラム情報をスク
    ランブルして送信し、加入者の要求に応じて上記プログ
    ラム情報のスクランブルを解除すると共に課金する視聴
    料金課金システムにおいて、 スクランブルされた上記プログラム情報と共に送信され
    たスクランブル解除用信号を照会して、上記プログラム
    情報をスクランブル解除するデスクランブラと、 プログラムごとに値が異なり、かつプログラムデータと
    共に送信される番組識別情報を識別する番組識別情報処
    理手段とを有し、 上記 番組識別情報処理手段で識別した番組識別情報をも
    とに、上記デスクランブラでスクランブル解除された
    記プログラム情報を認識して、特定期間単位で重複して
    スクランブル解除された上記プログラム情報を除いて、
    スクランブル解除した上記プログラム情報に対してのみ
    料金を課金することを特徴とする視聴料金課金システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、スクランブル解除
    した上記プログラム情報の番組識別情報を課金者に対し
    て送信するデータ送信手段を有することを特徴とする視
    聴料金課金システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載において、上記番組識別情報
    処理手段を視聴者が所有し、上記データ送信手段は視聴
    者がスクランブル解除したプログラムの番組識別情報を
    課金者に対して送信することを特徴とする視聴料金課金
    システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載において、上記番組識別情報
    処理手段は、スクランブル解除されたプログラムの番組
    識別情報を保存する記憶手段と、新たにスクランブル解
    除されたプログラムの番組識別情報と上記記憶手段に保
    存されている番組識別情報との一致を判別する比較器と
    を有し、 上記記憶手段は、保存した番組識別情報を特定期間経過
    後に順次消去し、上記比較器は、新たにスクランブル解
    除されたプログラムの番組識別情報と上記記憶手段に保
    存されている番組識別情報とを比較して判別し、上記記
    憶手段に記憶されていない番組識別情報を有するプログ
    ラムをスクランブル解除する時のみ、番組識別情報を課
    金者に送信することを特徴とする視聴料金課金システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項2記載において、上記番組識別情報
    処理手段を課金者が所有し、上記データ送信手段は視聴
    者がスクランブル解除したプログラムの番組識別情報を
    課金者に対して送信することを特徴とする視聴料金課金
    システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載において、上記番組識別情報
    処理手段は、視聴者から送信された番組識別情報を保存
    する記憶手段と、新たに転送された番組識別情報と上記
    記憶手段に保存された番組識別情報との一致を判別する
    比較器とを有し、 上記記憶手段は、送信された番組識別情報を保存して特
    定期間経過後に消去し、上記比較器は、新たに転送され
    た番組識別情報を上記記憶手段に保存されている番組識
    別情報と比較して判別し、上記記憶手段に記憶されてい
    ない番組識別情報を有するプログラムをスクランブル解
    除する時のみ課金することを特徴とする視聴料金課金シ
    ステム。
  7. 【請求項7】請求項1記載において、上記スクランブル
    されたプログラム情報とスクランブル解除用信号と番組
    識別情報信号とを記録するディジタル記録再生手段を有
    し、 上記ディジタル記録再生手段は上記プログラム情報とス
    クランブル解除用信号と番組識別情報とを、記録時の入
    力信号と同一フォーマットで再生出力して上記デスクラ
    ンブラに入力することを特徴とする視聴料金課金システ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項1記載において、上記デスクランブ
    ラは、上記番組識別情報処理手段で、スクランブルされ
    プログラム情報と共に番組識別情報が入力されない場
    合にはスクランブルされたプログラム情報のスクランブ
    ル解除処理を行わないことを特徴とする視聴料金課金シ
    ステム。
  9. 【請求項9】スクランブルされて伝送された映像あるい
    は音声のプログラム情報のスクランブルを解除するデコ
    ード装置において、 スクランブルされた情報と共に伝送されたスクランブル
    解除用信号を照会して、情報をスクランブル解除するデ
    スクランブラと、 プログラムごとに値が異なり、かつプログラム情報と共
    に伝送された番組識別情報を識別する番組識別情報処理
    手段とを有し、 上記番組識別情報処理手段で識別した番組識別情報をも
    とに、上記デスクランブラでスクランブル解除されたプ
    ログラムを認識して、特定期間単位で重複してスクラン
    ブル解除された同一プログラムは、プログラムの連続視
    聴として扱うことを特徴とするデコード装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載において、スクランブル解
    除したプログラムの番組識別情報を送信する送信手段を
    有することを特徴とするデコード装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載において、上記送信手段
    はスクランブル解除したプログラムの番組識別情報を課
    金者に対して送信することを特徴とするデコード装置。
  12. 【請求項12】請求項9記載において、上記番組識別情
    報処理手段は、スクランブル解除されたプログラムの番
    組識別情報を保存する記憶手段と、新たにスクランブル
    解除されたプログラムの番組識別情報と上記記憶手段に
    保存されている番組識別情報との一致を判別する比較器
    とを有することを特徴とするデコード装置。
  13. 【請求項13】請求項9記載において、ディジタル記録
    再生手段から再生された情報に対しても同一の処理を行
    うことを特徴とするデコード装置。
  14. 【請求項14】請求項9記載において、スクランブルさ
    れたプログラム情報と共に上記番組識別情報が伝送され
    ない場合にはスクランブルされたプログラム情報のスク
    ランブル解除処理を行わないことを特徴とするデコード
    装置。
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