JP4438237B2 - 受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、デジタル放送により放送された番組の録画および再生を行う際に適用して好適な受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル信号により番組を放送するデジタル放送が普及しつつある。デジタル放送においては、放送される番組に付随して送信される共通情報(番組情報)と、予め受信装置側のセキュリティモジュールに送信され、記憶されている個別情報(契約情報)が照合され、視聴可能であると判断されれば、番組にかけられたスクランブルが解かれ、視聴者に対して番組が供給される。
【0003】
デジタル放送で放送された番組を受信側で録画する方式として、番組データがスクランブルがかけられたままの状態で、共通情報とともに、ハードディスクなどの記録媒体に録画される方式が考えられる。このような場合、録画が行われた後の時点における再生の時点においても、上述した場合と同様に、セキュリティモジュールで、共通情報と記憶されている個別情報とが照合されることにより、視聴判定が行われ、再生が実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
セキュリティの観点から、個別情報に含まれるワーク鍵が更新されたり、視聴者が契約内容を変更したりする場合がある。このようなことが行われるということは、上述したように、記録媒体に受信された番組データと共通情報が記憶され、それらの情報を用いて再生が行なわれる場合、録画した時点での契約情報と、再生する時点での契約情報が異なってしまうときがあることが考えられる。
【0005】
この結果、再生の時点で、セキュリティモジュールにおいて、視聴不可であると判断され、スクランブルが解かれず、視聴者は視聴できないといった不都合が生じる可能性があるという課題があった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、録画が実行されるときに、ワーク鍵などに関する情報や共通情報などを記憶しておくことにより、スクランブルがかけられたまま録画された番組を、確実に再生できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面の受信装置は、暗号化された番組データを入力する第1の入力手段と、前記第1の入力手段により入力された前記番組データと共通情報を記憶する番組データ記憶手段と、前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む前記共通情報を入力する第2の入力手段と、前記第2の入力手段により入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、記憶する作成記憶手段と、前記番組データ記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記作成記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記番組データ記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号する第1の復号手段と、前記第1の復号手段により復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号する第2の復号手段とを備え、前記番組データ記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記録画履歴が検索され、前記第1の復号手段により復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続する。
【0008】
ワーク鍵を記憶するワーク鍵記憶手段と、前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号に対応するワーク鍵が、前記ワーク鍵記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記ワーク鍵記憶手段に前記ワーク鍵番号に対応する前記ワーク鍵が記憶されていると判断された場合、そのワーク鍵を読み出し、前記第2の入力手段により入力された前記スクランブル鍵を復号するスクランブル鍵復号手段と、前記判断手段により、前記ワーク鍵記憶手段に前記ワーク鍵番号に対応する前記ワーク鍵が記憶されていないと判断された場合、または前記スクランブル鍵復号手段による復号ができなかった場合、録画不可の処理を実行する録画不可処理手段とをさらに備えるようにすることができる。
【0009】
前記作成記憶手段は、前記判断手段により、前記ワーク鍵記憶手段に前記ワーク鍵が記憶されていると判断された場合、そのワーク鍵を、前記ワーク鍵番号と関連付けて、前記録画用ワーク鍵情報に記憶するようにすることができる。
【0010】
前記録画履歴には、前記番組データの記憶を開始した録画開始時刻、前記共通情報に含まれる前記番組データの復号を許可する回数を示す再生回数制限情報、および前記番組データの復号を許可する期限を示す再生期限がさらに記憶されるようにすることができる。
【0012】
前記番組データ記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記録画履歴の前記再生回数制限情報と前記再生期限情報を読み出す読み出し手段と、前記第2の復号手段により前記番組データが復号されることにより、前記読み出し手段により読み出された前記再生回数制限情報が示す再生回数を超えてしまうと判断される場合、および、前記第2の復号手段により前記番組データが復号される時刻が、前記読み出し手段により読み出された前記再生期限情報が示す期限外であると判断される場合、前記第2の復号手段により復号を中止させる復号中止手段とをさらに備えるようにすることができる。
【0014】
前記共通情報に記述されている現在時刻が、前記サービスIDと前記イベントIDの組合せが存在する前記録画履歴に記述されている前記録画開始時刻より後の時刻であり、かつ、その録画開始時刻に、前記共通情報に記述されている番組時間を加算した時刻前であるか否かを判断し前記現在時刻が、録画開始時刻より後の時刻であり、かつ、共通情報に記述されている番組時間を加算した時刻前であると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続し、前記現在時刻が、録画開始時刻より後の時刻ではない、または、共通情報に記述されている番組時間を加算した時刻前ではないと判断された場合、録画履歴が検索され、該当する他の番組が検索されるようにすることができる。
【0015】
前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴は、前記第2の復号手段に対して、着脱自在のモジュールに記憶されるようにすることができる。
【0016】
前記着脱自在のモジュールは、ICカードであるようにすることができる。
【0017】
本発明の一側面の受信方法は、暗号化された番組データの入力を制御し、入力された前記番組データの第1の記憶手段への記憶を制御し、前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む共通情報の入力を制御し、入力された前記共通情報の第の記憶手段への記憶を制御し、入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、作成された前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴の第2の記憶手段への記憶を制御し、前記第1の記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記第2の記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記第1の記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号し、復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号し、前記録画履歴が検索され、前記復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続するステップを含む。
【0018】
本発明の一側面の記録媒体は、暗号化された番組データの入力を制御し、入力された前記番組データの第1の記憶手段への記憶を制御し、前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む共通情報の入力を制御し、入力された前記共通情報の第の記憶手段への記憶を制御し、入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、作成された前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴の第2の記憶手段への記憶を制御し、前記第1の記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記第2の記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記第1の記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号し、復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号し、前記録画履歴が検索され、前記復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続するステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0019】
本発明の一側面のプログラムは、暗号化された番組データの入力を制御し、入力された前記番組データの第1の記憶手段への記憶を制御し、前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む共通情報の入力を制御し、入力された前記共通情報の第の記憶手段への記憶を制御し、入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、作成された前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴の第2の記憶手段への記憶を制御し、前記第1の記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記第2の記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記第1の記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号し、復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号し、前記録画履歴が検索され、前記復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続するステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
【0020】
本発明の一側面の受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムのおいては、暗号化された番組データが記憶され、番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む共通情報が記憶され、共通情報に含まれるワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴が作成され、記憶される。また、記憶されている番組データの再生が指示された場合、記憶されている録画用ワーク鍵情報から、ワーク鍵が読み出され、そのワーク鍵を用いられて、共通情報が復号され、復号された共通情報に含まれるスクランブル鍵が用いられて、番組データが復号される。さらに録画履歴が検索され、復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かが判断され、存在しないと判断された場合、再生不可の処理が実行され、存在していると判断された場合、復号が継続される
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用した放送システムの一実施の形態の構成を示す図である。なお、この放送システムにおいては、例えば、映像、音声、その他の情報からなる番組のデータが、デジタル化され、かつ、スクランブル処理が施されて送信される。また、本実施の形態の説明においては、衛星放送を例に挙げて説明するが、本発明は、他の放送形態、例えば、デジタル地上波放送やケーブルテレビジョン放送などに適用することも可能である。
【0024】
送信装置1は、番組にスクランブル処理を施し、個別情報を付加した後、アンテナ(パラボラアンテナ)2により、電波として送出する。この電波は、衛星(放送衛星または通信衛星)3を介して、受信側のアンテナ(パラボラアンテナ)4により受信され、受信装置5へ供給される。受信装置5は、アンテナ4から供給される受信信号から個別情報を抽出した後、番組に対してデスクランブル処理を施し、得られた情報をモニタ6に表示させたり、スピーカ7に出力させる。また、受信装置5は、受信信号から抽出した個別情報に含まれている制御情報に対応する処理を実行する。
【0025】
ネットワーク8は、インターネットなどの公衆回線網より構成され、各視聴者が視聴した番組の視聴履歴を、定期的、あるいは、必要なときに受信装置5から送信装置1へ伝送する際に使用される。送信装置1は、受信装置5から伝送された視聴履歴を受信し、その情報に基づいて、課金処理や視聴率の算出処理などを行う。
【0026】
図2は、送信装置1の構成例を示している。送信装置1のエンコーダ21は、番組ソース(主放送信号としての映像信号および音声信号)をMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式で圧縮符号化し、多重化器22に出力する。多重化器22は、エンコーダ21からの主放送信号、スクランブル制御システム25から供給される個別情報(EMM(Entitlement Management Message))、並びに関連情報送出装置26から供給される共通情報(ECM(Entitlement Control Message))を時分割多重化して、MPEG2方式のトランスポートストリームを生成する。生成されたトランスポートストリームは、スクランブラ23に供給される。
【0027】
スクランブラ23は、関連情報送出装置26から供給されるスクランブル鍵を用いて、多重化器22から入力されるデジタル信号(トランスポートストリーム)のうちの、主放送信号にスクランブルを施し、アンテナ2に出力する。なお、個別情報や共通情報は、送信側や受信側における装置の制御に用いられる情報であるので、スクランブラ23によるスクランブルをかける必要はない。番組制御システム24は、所定の制御信号を発生して、エンコーダ1を制御する。
【0028】
また、番組制御システム24は、エンコーダ21で圧縮符号化される主放送信号に対応する番組の番組IDや放送チャンネルID等を含む番組情報を関連情報送出装置26に出力する。スクランブル制御システム25は、ワーク鍵を関連情報送出装置26に供給するとともに、受信装置5に対応する固有な個別鍵を用いて暗号化したワーク鍵を含む個別情報を生成して多重化器22に出力する。
【0029】
図3(A)は、スクランブル制御システム25により生成される個別情報の例を示している。個別情報は、主にヘッダ部と契約情報部より構成される。ヘッダ部には、後述する受信装置5のセキュリティーモジュール42を特定するカードID、および個別情報の種類などが記述される。契約情報部には、ワーク鍵を特定するワーク鍵番号、スクランブル鍵にかけられた暗号を復号するワーク鍵、契約条件を示す契約タイプ、契約した放送チャンネルを示すサービスID、および、その他の個別情報が記述される。
【0030】
ワーク鍵は、ワーク鍵番号とともに記述されることにより、複数の鍵を所持することが可能とされている。契約タイプは、フラット、ペイパービューなどのうちの、視聴者が契約しているサービスの種類を示す情報である。サービスIDは、視聴者が契約しているチャンネルの番号が記述されている。その他の個別情報としては、例えば、視聴情報を視聴情報収集システム27にアップロードする際に必要となるパラメータ(例えば、電話番号など)の情報が記述されている。
【0031】
関連情報送出装置26は、スクランブル鍵をスクランブラ23に供給する。また、関連情報送出装置26は、スクランブル制御システム25から供給されるワーク鍵を用いて暗号化したスクランブル鍵を含む共通情報を生成して多重化器22に出力する。
【0032】
図3(B)は、関連情報送出装置26により生成される共通情報の例を示している。共通情報は、主に、ヘッダ部と番組情報部より構成される。ヘッダ部には、共通情報の暗号化の種別などの情報が記述される。番組情報部には、ワーク鍵を識別するワーク鍵番号、暗号化されたスクランブル鍵、サービスの形態を示す情報としてペイパービュー料金、プレビュー(視聴)時間、プレビュー(視聴)制限回数などが記述される。また、番組情報部には、放送チャンネルを示すサービスID、番組を示すイベントID、現在時刻、番組の長さを表す番組時間、再生回数の上限、再生制限、その他の共通情報などが記述される。
【0033】
その他の共通情報としては、ペイパービュー番組の場合に使用される番組料金などの情報が記述される。
【0034】
視聴情報収集処理システム27は、複数の受信装置5からアップロードされた視聴履歴や契約情報などの視聴情報を処理し、契約情報として、スクランブル制御システム25に供給する。
【0035】
図4は、受信装置5の構成例を示すブロック図である。受信装置5は、セットトップボックス41とセキュリティモジュール42により構成される。セキュリティモジュール42は、セットトップボックス41に対して着脱可能な、例えば、ICカードなどにより構成される。衛星3を介して送信装置1から送信された信号は、変換アンテナ4(図1)により受信され、所定の中間周波数とされる。
【0036】
中間周波数にされた信号は、セットトップボックス41の復調器(図示せず)に入力され、ダウンコンバートや、その他の必要な処理が施された後、所定の放送チャンネル(視聴者が所望とする放送チャンネル)の信号が復調される。そして、この復調された信号は、誤り訂正部(図示せず)により、誤り訂正が施され、デマルチプレクサ51に供給される。
【0037】
デマルチプレクサ51は、誤り訂正部から出力されるトランスポートストリームパケット(以下、TSパケットと称する)が、番組データを含むTSパケットであるか、または、共通情報もしくは個別情報(以下、共通情報と個別情報のそれぞれを個々に区別する必要がない場合、まとめて関連情報と称する)を含むTSパケットであるのかを、そのヘッダ(パケットID)を参照して識別する。
【0038】
誤り訂正部から出力されるTSパケットが、番組データを含む場合、そのTSパケットは、デスクランブラ52に供給される。また、誤り訂正部から出力されるTSパケットが、関連情報を含むTSパケットである場合、デマルチプレクサ51は、そのTSパケットをセキュリティモジュール42の共通・個別情報解析装置61に供給する。
【0039】
デマルチプレクサ51から供給された関連情報のTSパケットが個別情報のTSパケットである場合、共通・個別情報解析装置61は、契約情報記憶装置62から受信装置5に固有のデコーダIDを読み出し、このデコーダIDと個別情報に含まれているデコーダ識別番号とを比較する。そして、共通・個別情報解析装置61は、デコーダIDとデコーダ識別番号とが一致した場合のみ、契約情報記憶装置62から個別鍵を読み出す。
【0040】
個別鍵は、送信装置1の視聴情報収集処理システム27に記憶されている個別鍵と同一の鍵である。従って、個別鍵により、個別情報に含まれ、暗号化されているワーク鍵を復号することができる。また、共通・個別情報解析装置61は、契約情報記憶装置62から読み出した個別鍵を用いて、個別情報に含まれるワーク鍵を復号し、得られたワーク鍵を用いてスクランブル鍵を取得する。共通・個別情報解析装置61は、スクランブル鍵などの情報を視聴制御情報としてデスクランブラ52に供給する。
【0041】
デスクランブラ52は、共通・個別情報解析装置61から供給されるスクランブル鍵を用いて、デマルチプレクサ51から供給される番組データを含むTSパケットをデスクランブルし、デコーダ53に供給する。デコーダ53は、デスクランブルされた番組データをMPEG2方式でデコード処理し、ビデオデータをモニタ6に、オーディオデータをスピーカ7に出力する。
【0042】
なお、デスクランブラ52でデスクランブル処理が開始された後、そのデスクランブルされている番組が終了するか、あるいは、視聴者が所定の操作を行うことにより、その番組の視聴を中止すると、共通・個別情報解析装置61は、スクランブル鍵の供給を停止する。これにより、デスクランブルが停止されるので、番組は、視聴不可能となる。
【0043】
更に、デスクランブラ52によりデスクランブル処理が開始されると、その番組が、例えば、ペイパービュー契約の番組の場合、共通・個別情報解析装置61は、デスクランブルされている番組の番組番号を共通情報から抽出し、これを、視聴情報として、視聴情報記憶装置63に記憶させる。
【0044】
このように視聴情報記憶装置63に記憶された視聴情報は、個別情報の制御情報部に記述されているタイミングに基づいて一定期間経過後、または、共通・個別情報解析装置61が、個別情報により強制発呼の指示を認識したとき、セットトップボックス41に設けられているモデム54から、ネットワーク8を介して送信装置1に対して送信される。
【0045】
デマルチプレクサ51から出力されたデジタル信号や共通情報に関するデータは、記憶装置55にも供給され、記憶される。記憶装置55は、セットトップボックス41に備えられている、ハードディスクなどにより構成される。ここで、デジタル信号とは、視聴者が録画対象として選択した番組に関するデータであり、スクランブルがかけられたままのデータである。共通情報は、上述したように、録画対象となっている番組に付随する情報である。
【0046】
再生時には、記憶装置55に記憶されている共通情報が、共通・個別情報解析装置61に供給される。共通・個別情報解析装置61は、供給された共通情報を用いて視聴判定を行い、視聴許可と判断された場合、スクランブル鍵をデスクランブラ52に供給する。このことにより、記憶装置55に記憶されているデジタル信号のスクランブルが、スクランブル鍵が用いられることにより、デスクランブラ52により解除される。
【0047】
次に、受信装置5において行われる録画の際の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。ステップS1において、例えば、視聴者により予め設定された録画予約の時間になったと判断されることにより、所定の番組の録画が開始される。
【0048】
ステップS2において、録画が開始された時点で、最初に受信された共通情報(視聴者により録画が指示された番組に付随する情報)が、デマルチプレクサ51からセキュリティモジュール42の共通・個別情報解析装置61に供給され、以下に説明する処理が実行される。
【0049】
まず、共通・個別情報解析装置61は、供給された共通情報で指定されているワーク鍵番号に対応するワーク鍵を、契約情報記憶装置62に記憶されているデータ内を検索し、読み出す。そして、読み出されたワーク鍵を用いられて、暗号化されている共通情報(共通情報に含まれるスクランブル鍵)が復号される。このような処理が実行できたか否かが、ステップS2において、判断される。
【0050】
ステップS2において、共通・個別情報解析装置61は、供給された共通情報で指定されているワーク鍵番号に対応するワーク鍵が、契約情報記録装置62に記憶されていないと判断した場合、または、記憶されているが、そのワーク鍵では、何らかの原因で、暗号化されている共通情報が復号できないと判断した場合、ステップS6に進み、録画不可の処理を実行する。
【0051】
一方、ステップS2において、上述したような処理が実行でき、共通情報(スクランブル鍵)が復号されたと判断された場合、ステップS3に進み、視聴判定が行われる。視聴判定とは、復号された共通情報と契約情報記憶装置62に記憶されている契約情報を照合し、一致する情報であるか否かを判断することにより行われる。
【0052】
ステップS3における視聴判定の結果が用いられて、ステップS4において、視聴可能であるか否かが判断される。ステップS4において、視聴可能ではないと判断された場合、ステップS6に進み、録画不可の処理が実行される。録画不可の処理とは、例えば、録画を中止し、視聴者に対して、その時点で、または、後の時点で、録画が実行されなかったことを認識させるようなメッセージを、モニタ6(図1)上に表示させる処理である。
【0053】
一方、ステップS4において、視聴可能であると判断された場合、ステップS5に進む。ステップS5において、録画用ワーク鍵情報と録画履歴の作成が行われ、作成された録画用ワーク鍵情報と録画履歴は、契約情報記憶装置62に記憶される。
【0054】
図6にステップS5において作成され、記憶される録画用ワーク鍵情報と、録画履歴の構成例を示す。図6(A)は、録画用ワーク鍵情報を、図6(B)は、録画履歴を、それぞれ示す図である。図6(A)に示したように、録画用ワーク鍵情報は、1以上の複数のレコードから構成されている。1つのレコードは、ワーク鍵番号と、そのワーク鍵番号に対応するワーク鍵とで構成されている。
【0055】
図6(B)に示したように、録画履歴は、1以上の複数のレコードから構成されている。1つのレコードは、サービスID、イベントID、録画開始時刻、残再生回数、および再生期限から構成されている。サービスIDとイベントIDは、録画した番組を特定するためのIDであり、録画開始時刻は、共通情報の現在時刻(図3(B))が記述される。残再生回数と再生期限は、再生時に用いられるパラメータであり、共通情報の再生回数上限と再生期限(図3(B))が、それぞれ記述される。なお、再生期限は、絶対値が用いられる必要はなく、例えば、現在時刻からの差分を用いる(記述)ようにしても良い。
【0056】
録画用ワーク鍵情報に記述されているレコード数と、録画履歴に記述されているレコード数は、必ずしも一致する必要はない。すなわち、録画履歴に記述される番組毎に、ワーク鍵が異なるとは限らないからである(複数の番組で共通のワーク鍵が用いられる場合もあるからである)。
【0057】
上述したような処理が実行されるとともに、記憶装置55に対して、番組データと共通情報の記憶が行われる。記憶装置55に記憶される番組データと共通情報は、スクランブルがかけられたまま(受信された状態のまま)で記憶される。
【0058】
次に、このようにして、録画された番組が再生される際の受信装置5の動作について図7のフローチャートを参照して説明する。ステップS11において、視聴者の指示により、録画された番組の再生が指示されると、ステップS12に進む。ステップS12の処理として、まず、記憶装置55から、視聴者が再生を指示した番組に対応する共通情報が読み出され、共通・個別情報解析装置61に供給される。
【0059】
共通・個別情報解析装置61は、供給された共通情報に記述されているワーク鍵番号を含むレコードを、契約情報記憶装置62に記憶されている録画用ワーク鍵情報内から検出し、その検出されたレコードのワーク鍵を読み出す。そして、そのワーク鍵を用いて、共通情報を復号する。
【0060】
ステップS12において、上述したような処理が行われるわけだが、記憶装置55から供給された共通情報に記述されているワーク鍵番号を含むレコードを、契約情報記憶装置62に記憶されている録画用ワーク鍵情報内から検出できなかった場合、または、検出できたが、対応するワーク鍵で共通情報が復号できなかった場合、ステップS19に進み、再生不可の処理が実行される。
【0061】
一方、ステップS12において、上述したような処理が実行され、結果として、共通情報(スクランブル鍵)が復号された場合、ステップS13に進む。ステップS13において、契約情報記憶装置62に記憶されいてる録画履歴が検索され、復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かが判断される。
【0062】
ステップS13において、契約情報記憶装置62に記憶されている録画履歴に、共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在すると判断された場合、ステップS14に進み、存在しないと判断された場合、ステップS19に進み、再生不可の処理が実行される。
【0063】
ステップS14において、再生処理を開始した番組は、視聴者が再生を指示した番組に間違いがないか否かが判断される。上述したように、1つのワーク鍵番号、そのワーク番号に対応するワーク鍵に対して、1つの番組が関連付けられているわけではなく、複数の番組が関連付けられている場合がある。また、サービスIDやイベントIDも、複数の番組で同一のものが割り当てられてしまう場合が考えられる。
【0064】
このようなことを想定すると、異なる番組でも、ワーク鍵番号、ワーク鍵、サービスID、イベントIDが一致してしまうことが考えられる。従って、視聴者が指示した番組として再生処理が開始された番組は、視聴者が指示した番組と同一のワーク鍵番号、ワーク鍵、サービスID、イベントIDをもつ、異なる番組である可能性がある。このようなことを回避するために、ステップS14の処理が設けられている。
【0065】
ステップS14における判断は、共通情報に記述されている現在時刻(図3(B))が、サービスIDとイベントIDの組合せが存在する、ステップS13の処理で検索された録画履歴のレコードの記述されている録画開始時刻より後の時刻であり、かつ、その録画開始時刻に、共通情報に記述されている番組時間(図3(B))を加算した時刻(すなわち、その番組の終了時刻)前であるか否かが判断される。
【0066】
なお、このステップS14における処理に用いられる共通情報に記述されている現在時刻は、当該番組の記録が開始されたときに受信された共通情報に記述されていた情報であり(すなわち、録画が開始された時刻を示すのであり)、ステップS14の処理が行われている時刻とは関係ない時刻である。また、録画開始時刻や番組の終了時刻も、同様に、再生が行われている時刻とは関係のない時刻である。
【0067】
従って、共通情報に記述されている現在時刻(録画開始時刻)が、録画履歴の該当するレコードの録画開始時間より後の時刻(一致する時刻)であり、かつ、その番組の終了時刻として算出される時刻より前の時刻であると判断された場合、その番組が、視聴者が再生を指示した番組で間違いがないと判断することができる。
【0068】
しかしながら、共通情報に記述されている現在時刻(録画開始時刻)が、録画履歴の該当するレコードの録画開始時間より後の時刻ではない、または、その番組の終了時刻として算出される時刻より後の時刻であると判断される場合、換言すれば、視聴者が再生を指示した番組が放送されていた時間(データが送受信されていた時間)とは異なる時間に放送されていた番組であると判断された場合、視聴者が再生を指示した番組と同一のワーク鍵番号、ワーク鍵、サービスID、イベントIDをもつ間違った番組が処理されていると判断されたことになる。
【0069】
従って、視聴者が再生を指示した正しい番組を再生するために、ステップS13に戻り、録画履歴の他のレコードを検索し、該当するサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードを探し出す。
【0070】
ステップS14において、上述したような処理が実行されることにより、視聴者が再生を指示した番組で間違いはないと判断された場合、ステップS15に進み、録画履歴の該当するレコードの残再生回数を参照し、その回数が1以上であるか否かが判断される。残再生回数が1以上ではない場合、すなわち、0である場合、再生が許可されないことを示している。従って、ステップS15において、残再生回数が1以上ではないと判断された場合、ステップS19に進み、再生不可の処理が実行される。
【0071】
一方、ステップS15において、残再生回数が1以上であると判断された場合、ステップS16に進み、再生期限内であるか否かが判断される。この判断は、録画履歴の該当するレコードに記述されている再生期限と、再生時の現在時刻(例えば、セットトップボックス41(図4)に内蔵されている時計(不図示)から得られる、再生時における時刻)が比較されることにより行われる。
【0072】
ステップS16において、再生期限内ではないと判断された場合、ステップS19に進み、再生不可の処理が実行される。ここで、再生不可の処理について説明するに、再生を中止し、視聴者に対して、そのことを認識させるメッセージを、モニタ6上に表示させる。ステップS19において表示されるメッセージとしては、ステップS12またはステップS13の処理から処理が来た場合、例えば、”指示された番組は録画されていません”などであり、ステップS15から処理が来た場合、例えば、”許可された再生回数は超えています”などであり、ステップS16から処理が来た場合、例えば、”再生が許可された期限は過ぎています”などである。
【0073】
一方、ステップS16において、再生期限内であると判断された場合、視聴者が指示した番組は、再生可能な(視聴許可が下りる)番組であると判断されたことになるので、ステップS17において、共通・個別情報解析装置61からデスクランブラ52に対して、スクランブル鍵が供給される。デスクランブラ52は、供給されたスクランブル鍵を用いて、記憶装置55から供給される番組のデジタル信号のスクランブルを解除する。
【0074】
このようにして、視聴者が指示した番組の再生が開始され、そのデータがモニタ6やスピーカ7(図1)に出力されると、その番組に対応する録画履歴のレコード内の残再生回数が、ステップS18において、1だけ減算される。
【0075】
ステップS18において、残再生回数が1だけ減算されるが、この処理の結果、残再生回数が0になった録画履歴内のレコードや、そのレコードに対応する記憶装置55に記憶されている番組のデジタル信号および共通情報は、削除されるような処理を設けるようにしても良い。このような処理を設けた場合、上述したステップS15の処理を省略することが可能である。
【0076】
上述したように、デジタル放送により放送された番組を、スクランブルがかけられたままの状態で、番組に付随する共通情報(番組情報)とともに、ハードディスクなどにより構成される記憶装置55に記憶(録画)するときに、録画用ワーク鍵情報と録画履歴を作成し、記憶することにより、例えば、録画されてから再生されるまでの間に、共通情報を復号するためのワーク鍵が更新されたり、消去されてしまったようなときにも、視聴できないといった不都合を防ぎ、そのような影響を受けずに視聴させることが可能となる。
【0077】
また、録画してから再生するまでの間に、契約内容が変更されたとしても、その影響を受けることなく視聴させることができる。さらに、上述したように、共通情報として、再生回数上限や再生期限などのパラメータを含ませ、送信し、受信側においても、そのパラメータを記憶し、再生の際に用いるようにすることにより、番組毎に、著作権に関するレベルを設定することができるとともに、著作権のレベルに応じた再生の制御の行うことが可能となる。
【0078】
上述したように、録画の際に作成される録画用ワーク鍵情報と録画履歴は、セキュリティモジュール42の契約情報記憶装置62に記憶されるので、異なるセキュリティモジュール42のもとでは再生できなくなり、もって、無断複製などの不正な行為を行わせないようにすることが可能となる。
【0079】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、例えば、送信装置1および受信装置5は、図8に示されるようなパーソナルコンピュータにより構成される

【0080】
図8において、CPU(Central Processing Unit)81は、ROM(Read Only Memory)82に記憶されているプログラム、または、記憶部88からRAM(Random Access Memory)83にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM83にはまた、CPU81が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0081】
CPU81、ROM82、およびRAM83は、バス84を介して相互に接続されている。このバス84にはまた、入出力インタフェース85も接続されている。入出力インタフェース85には、キーボード、マウスなどよりなる入力部86、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部87、ハードディスクなどより構成される記憶部88、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部89が接続されている。通信部89は、ネットワーク8を介しての通信処理を行う。
【0082】
入出力インタフェース85にはまた、必要に応じてドライブ90が接続され、磁気ディスク91、光ディスク92、光磁気ディスク93、或いは半導体メモリ94などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部88にインストールされる。
【0083】
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0084】
この記録媒体は、図8に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク91(フロッピディスクを含む)、光ディスク92(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク93(MO(Magnet-Optiacl)を含む)、もしくは半導体メモリ94などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM82や、記憶部88に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0085】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0086】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0087】
以上の如く、本発明よれば、受信側において、番組が録画された場合などに、その番組の再生に制限を加えることが可能となる。
【0088】
また記憶が行われた後に、ワーク鍵が更新されてしまったような場合においても、不都合なく番組データを復号することが可能となる。また、記憶後のワーク鍵の更新に対応できるだけでなく、記憶後の契約情報の変更にも対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した放送システムの構成例を示す図である。
【図2】図1の送信装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の送信装置が生成する情報の例を示す図である。
【図4】図1の受信装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】受信装置の録画の動作について説明するフローチャートである。
【図6】ステップS5において作成される情報の例を示す図である。
【図7】受信装置の再生の動作について説明するフローチャートである。
【図8】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1 送信装置, 2 アンテナ, 4 アンテナ, 5 受信装置, 21 エンコーダ, 22 多重化器, 23 スクランブラ, 24 番組制御システム, 25 スクランブル制御システム, 26 関連情報送出装置, 27視聴情報収集処理システム, 41 セットトップボックス, 42 セキュリティモジュール, 51 デマルチプレクサ, 52 デスクランブラ, 53 デコーダ, 54 モデム, 61 共通・個別情報解析装置, 62 契約情報記憶装置, 63 視聴情報記憶装置

Claims (11)

  1. 暗号化された番組データを入力する第1の入力手段と、
    前記第1の入力手段により入力された前記番組データと共通情報を記憶する番組データ記憶手段と、
    前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む前記共通情報を入力する第2の入力手段と、
    前記第2の入力手段により入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、記憶する作成記憶手段と
    前記番組データ記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記作成記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記番組データ記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号する第1の復号手段と、
    前記第1の復号手段により復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号する第2の復号手段と
    を備え、
    前記番組データ記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記録画履歴が検索され、前記第1の復号手段により復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、
    存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、
    存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続する
    受信装置。
  2. ワーク鍵を記憶するワーク鍵記憶手段と、
    前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号に対応するワーク鍵が、前記ワーク鍵記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記ワーク鍵記憶手段に前記ワーク鍵番号に対応する前記ワーク鍵が記憶されていると判断された場合、そのワーク鍵を読み出し、前記第2の入力手段により入力された前記スクランブル鍵を復号するスクランブル鍵復号手段と、
    前記判断手段により、前記ワーク鍵記憶手段に前記ワーク鍵番号に対応する前記ワーク鍵が記憶されていないと判断された場合、または前記スクランブル鍵復号手段による復号ができなかった場合、録画不可の処理を実行する録画不可処理手段と
    をさらに備える請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記作成記憶手段は、前記判断手段により、前記ワーク鍵記憶手段に前記ワーク鍵が記憶されていると判断された場合、そのワーク鍵を、前記ワーク鍵番号と関連付けて、前記録画用ワーク鍵情報に記憶する
    請求項に記載の受信装置。
  4. 前記録画履歴には、前記番組データの記憶を開始した録画開始時刻、前記共通情報に含まれる前記番組データの復号を許可する回数を示す再生回数制限情報、および前記番組データの復号を許可する期限を示す再生期限がさらに記憶される
    請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記番組データ記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、前記録画履歴の前記再生回数制限情報と前記再生期限情報を読み出す読み出し手段と、
    前記第2の復号手段により前記番組データが復号されることにより、前記読み出し手段により読み出された前記再生回数制限情報が示す再生回数を超えてしまうと判断される場合、および、前記第2の復号手段により前記番組データが復号される時刻が、前記読み出し手段により読み出された前記再生期限情報が示す期限外であると判断される場合、前記第2の復号手段により復号を中止させる復号中止手段と
    をさらに備える請求項に記載の受信装置。
  6. 前記共通情報に記述されている現在時刻が、前記サービスIDと前記イベントIDの組合せが存在する前記録画履歴に記述されている前記録画開始時刻より後の時刻であり、かつ、その録画開始時刻に、前記共通情報に記述されている番組時間を加算した時刻前であるか否かを判断し
    前記現在時刻が、録画開始時刻より後の時刻であり、かつ、共通情報に記述されている番組時間を加算した時刻前であると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続し、
    前記現在時刻が、録画開始時刻より後の時刻ではない、または、共通情報に記述されている番組時間を加算した時刻前ではないと判断された場合、録画履歴が検索され、該当する他の番組が検索される
    請求項に記載の受信装置。
  7. 前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴は、前記第2の復号手段に対して、着脱自在のモジュールに記憶される
    請求項に記載の受信装置。
  8. 前記着脱自在のモジュールは、ICカードである
    請求項に記載の受信装置。
  9. 暗号化された番組データの入力を制御し、
    入力された前記番組データの第1の記憶手段への記憶を制御し、
    前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む共通情報の入力を制御し、
    入力された前記共通情報の第の記憶手段への記憶を制御し、
    入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、
    作成された前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴の第2の記憶手段への記憶を制御し、
    前記第1の記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、
    前記第2の記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記第1の記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号し、
    復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号し、
    前記録画履歴が検索され、前記復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、
    存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、
    存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続する
    ステップを含む受信方法。
  10. 暗号化された番組データの入力を制御し、
    入力された前記番組データの第1の記憶手段への記憶を制御し、
    前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む共通情報の入力を制御し、
    入力された前記共通情報の第2の記憶手段への記憶を制御し、
    入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、
    作成された前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴の第2の記憶手段への記憶を制御し、
    前記第1の記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、
    前記第2の記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記第1の記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号し、
    復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号し、
    前記録画履歴が検索され、前記復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、
    存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、
    存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 暗号化された番組データの入力を制御し、
    入力された前記番組データの第1の記憶手段への記憶を制御し、
    前記番組データを復号するための暗号化されたスクランブル鍵、前記スクランブル鍵を復号するワーク鍵のワーク鍵番号、前記番組データを特定するためのサービスID、イベントIDを少なくとも含む共通情報の入力を制御し、
    入力された前記共通情報の第2の記憶手段への記憶を制御し、
    入力された前記共通情報に含まれる前記ワーク鍵番号を少なくとも含む録画用ワーク鍵情報と、前記サービスIDとイベントIDを少なくとも含む録画履歴を作成し、
    作成された前記録画用ワーク鍵情報と前記録画履歴の第2の記憶手段への記憶を制御し、
    前記第1の記憶手段により記憶されている前記番組データの再生が指示された場合、
    前記第2の記憶手段に記憶されている前記録画用ワーク鍵情報から、前記ワーク鍵を読み出し、そのワーク鍵を用いて、前記第1の記憶手段に記憶されている前記共通情報を復号し、
    復号された前記共通情報に含まれる前記スクランブル鍵を用いて、前記番組データを復号し、
    前記録画履歴が検索され、前記復号された共通情報に記述されているサービスIDとイベントIDの組合せが存在するレコードが存在するか否かを判断し、
    存在しないと判断された場合、再生不可の処理を実行し、
    存在していると判断された場合、前記第2の復号手段による復号を継続する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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