JP2003115153A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2003115153A
JP2003115153A JP2001305593A JP2001305593A JP2003115153A JP 2003115153 A JP2003115153 A JP 2003115153A JP 2001305593 A JP2001305593 A JP 2001305593A JP 2001305593 A JP2001305593 A JP 2001305593A JP 2003115153 A JP2003115153 A JP 2003115153A
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JP
Japan
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inner rotor
closing
cartridge
rack
rack member
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Application number
JP2001305593A
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English (en)
Inventor
Saburo Kawaguchi
三良 川口
Naoki Inoue
直樹 井上
Hiroaki Mizuma
浩彰 水間
Takuji Nakamura
卓児 中村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to CNB028037901A priority patent/CN1224033C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナーロータを用いたディスクカートリッ
ジのインナーロータの回転によるシャッタの開閉駆動を
簡単に行えるようにすること。 【解決手段】 ディスクカートリッジ1に対して相対的
にスライド駆動されるラック部材のラックで、インナー
ロータ4の部分ギア27を回転駆動して、シャッタを開
閉駆動するように構成されたディスクドライブ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVR、DVD、
DVD−ROM等のディスク状記録媒体を収納又は交換
可能に収納して用いるディスクカートリッジが装填され
るディスクドライブ装置の技術分野に属するものであっ
て、特に、ディスクカートリッジのシャッタ開閉駆動の
技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図44に示すように、DV
R、DVD、DVD−ROM等のディスクカートリッジ
101は、上下シェル102、103間にディスクDを
回転自在に収納し、上下シェル102、103に形成さ
れた上下一対のピックアップ挿入口104を断面形状が
ほぼコ字状のシャッタ105によって上下シェル10
2、103の上側から開閉するように構成されていて、
そのシャッタ105はディスクカートリッジ101の一
側面101aに沿ってスライドされるように構成されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のディスクカートリッジ101では、シャッタ105
が外側に取り付けられているために、このシャッタ10
5を簡単にスライドさせて開くことができ、内部のディ
スクDにダメージを与えたり、そのディスクDに塵埃等
を付着させて、データの記録及び/又は再生時にドロッ
プアウトを招く等の問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するために発
明されたものであって、シャッタを外側から簡単に開く
ことができないように、ディスク状記録媒体に収納され
たインナ−ロータの回転によってピックアップ挿入口を
シャッタで内側から開閉するようにしたディスクカート
リッジにおけるインナ−ロータの回転によるシャッタの
開閉駆動を簡単に行えるようにしたディスクドライブ装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスクドライブ装置は、ディスク状記録
媒体が収納された回転自在のインナ−ロータと、そのイ
ンナ−ロータの回転によってピックアップ挿入口を内側
から開閉するシャッタとが備えられたディスクカートリ
ッジの前記ディスク状記録媒体を記録及び/又は再生す
るディスクドライブ装置であって、前記ディスクカート
リッジに対して相対的にスライド駆動されて、前記イン
ナ−ロータの外周に形成されている外周ギアをラックで
回転駆動するラック部材を備えたディスクドライブ装置
である。
【0006】上記のように構成された本発明のディスク
ドライブ装置は、シャッタを外側から簡単に開くことが
できないように、ディスク状記録媒体が収納されたイン
ナ−ロータの回転によってピックアップ挿入口をシャッ
タで内側から開閉するようにしたディスクカートリッジ
におけるインナ−ロータの回転によるシャッタの開閉駆
動を、そのディスクカートリッジに対して相対的にスラ
イド駆動されて、インナーロータの外周ギアをラックで
回転駆動するラック部材で簡単に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したディスク
カートリッジとディスクドライブ装置の実施の形態を図
1〜図43を参照して、以下の順序で説明する。 (1)・・・ ディスクドライブ装置によるインナーロ
ータをシャッタ開閉開始位置とシャッタ開閉終了位置と
の間でラック部材によって回転駆動する動作の説明(図
1〜図9) (2)・・・ インナーロータの外周のシャッタ開閉開
始用凹部、部分ギア及びシャッタ開閉終了用凹部と、ラ
ック部材のシャッタ開閉開始用凸部、ラック及びシャッ
タ開閉終了用凸部の相対関係に関する説明(図11及び
図12) (3)・・・ ディスクカートリッジの側面で構成され
たラック部材に対する基準面に関する説明(図17〜図
24) (4)・・・ ラック部材のシャツタ開閉開始用凸部及
びシャツタ開閉終了用凸部の支持構造の説明(図17〜
図20) (5)・・・ インナーロータを用いたディスクカート
リッジの説明(図21〜図25) (6)・・・ インナーロータの回転によって開閉され
るシャツタ開閉機構に関する説明(図26〜図32) (7)・・・ ディスクカートリッジに対するディスク
ドライブ装置におけるラック部材のスライド駆動方法の
第1例の説明(図34〜図36) (8)・・・ ディスクカートリッジに対するディスク
ドライブ装置におけるラック部材のスライド駆動方法の
第2例の説明(図37〜図40) (9)・・・ディスクカートリッジに対するディスクド
ライブ装置におけるラック部材のスライド駆動方法の第
3例の説明(図41〜図43)
【0008】(1)・・・ ディスクドライブ装置によ
るインナーロータをシャツタ開閉開始位置とシャツタ開
閉終了位置との間でラック部材によって回転駆動する動
作の説明 まず、図1〜図9によって、後述するディスクドライブ
装置のラック部材によって、後述するディスクカートリ
ッジのインナーロータを図1に示すシャツタ開閉開始位
置から図9に示すシャツタ開閉終了位置まで回転駆動す
る動作について説明する。
【0009】まず、図1において、矢印a方向がインナ
ーロータ4のシャッタ開放のための回転方向であり、矢
印b方向がシャッタ閉塞のための回転方向である。そし
て、図1は、インナーロータ4がシャツタ開閉開始位置
まで矢印b方向に戻されて、ロック部材36によってロ
ックされている初期状態の様子を示している。この時、
インナーロータ4の外周面4aに円弧状に一体成形され
ている円弧状凸部であるシャツタ開閉開始用凸部25が
ディスクカートリッジ1の一方の側面1cに形成されて
いる凹溝34の底部34aの長さ方向のほぼ中央位置に
開口された長方形状の窓孔35を通して凹溝34内に円
弧状に突出されていて、このシャッタ開閉開始用凸部2
5によって窓孔35が閉塞されている。そして、そのシ
ャツタ開閉開始用凸部25の円周方向のほぼ中央位置に
形成されているインナーロータ4における被回転開始部
であるシャツタ開閉開始用凹部26がその窓孔35の長
さ方向のほぼ中央位置に位置決めされている。
【0010】そして、インナーロータ4の外周面4a
で、シャッタ開閉開始用凸部25より矢印b方向側に円
弧状に一体成形されている外周ギアである部分ギア27
が窓孔35からディスクカートリッジ1内の矢印b方向
側の位置に引き込まれて隠蔽されている。また、インナ
ーロータ4の外周面4aで、部分ギア27より矢印b方
向側に一定距離偏位された位置に形成されているロック
用凹部兼用のシャツタ開閉終了用凹部28をロック部材
36がロックしている。なお、このロック部材36は合
成樹脂等のモールド部品でほぼY形に構成されていて、
下シェル3内のインナーロータ4の外周近傍位置に一体
成形されている支点ピン38の周りに矢印c、d方向に
回転自在に取り付けられている。そして、このロック部
材36のロック解除アーム36aの先端36bが凹溝3
4の底部34aで、窓孔35より前面1a側に偏位され
た位置に形成されている孔39を通して凹溝34内に矢
印d方向から突出されている。そして、このロック部材
36のロック解除アーム36aとは反対側にあってほぼ
二又状に形成されているロックアーム36cがモールド
ばね36cの弱いばね力によってインナーロータ4のシ
ャツタ開閉終了用凹部28内に係合されて、インナーロ
ータ4をロックしている。
【0011】従って、この初期状態では、図22及び図
26によって後述するように、ディスクカートリッジ1
のピックアップ挿入孔7が一対のシャッタ9、10によ
って内側から閉塞されていて、そのシャッタ9、10を
開閉駆動するインナーロータ4の外周の部分ギア27が
ディスクカートリッジ1内に隠蔽されているので、ロッ
ク部材36のロック解除アーム36aを指で矢印c方向
に押して、インナーロータ4のロックを解除したとして
も、その部分ギア27をディスクカートリッジ1の外部
から指で操作して、インナーロータ4を回転し、シャッ
タ9、10を開くことができない。
【0012】次に、図2〜図9は、後述するディスクド
ライブ装置内に設けられているインナーロータ回転駆動
手段であるラック部材71がディスクカートリッジ1の
一方の側面1cに沿って矢印e方向に相対的にスライド
駆動される様子を示したものである。そして、図2に示
すように、ラック部材71がディスクカートリッジ1に
対して所定位置まで矢印e方向にスライド駆動された時
に、そのラック部材71のインナーロータ回転駆動開始
部である先端71a側のシャツタ開閉開始用凸部72が
ロック部材36のロック解除アーム36aの先端36b
を矢印c方向に押す。すると、このロック部材36のロ
ックアーム36cがモールドばね36dに抗して矢印c
方向に回転されてインナーロータ4のシャツタ開閉終了
用凹部28から離脱され、インナーロータ4のロックが
解除される。
【0013】次に、ラック部材71が引き続き矢印e方
向へスライド駆動されると、シャツタ開閉開始用凸部7
2がロック部材36のロック解除アーム36aの先端3
6bから矢印e方向に外れて、ロック部材36のロック
解除アーム36aの先端36bがモールドばね36dの
ばね力によって再び孔39から凹溝34内に矢印d方向
に再び突出される。
【0014】しかし、図3に示すように、ラック部材7
1のシャツタ開閉開始用凸部72がインナーロータ4の
外周のシャツタ開閉開始用凸部25に矢印e方向から当
接されるのとほぼ同時に、ラック部材71のロック解除
部兼用のラック74の先端側がロック部材36のロック
解除アーム36aの先端36bに乗り上げて、このロッ
ク解除アーム36aを再び矢印c方向に押し込む。する
と、前述同様に、ロック部材36のロックアーム36c
がモールドばね36dのばね力に抗してロック解除方向
である矢印c方向に回転付勢されて、ロック解除状態と
なり、以後、インナーロータ4がシャツタ開閉終了位置
の直前まで回転される間、ロック部材36はそのロック
解除状態に保持される。
【0015】次に、図4に示すように、ラック部材71
が引き続き矢印e方向にスライド駆動されると、その先
端のシャツタ開閉開始用凸部72がインナーロータ4の
シャツタ開閉開始用凹部26内にモールドばね73のば
ね力によって矢印g方向から係合される。そして、ラッ
ク部材71が引き続き矢印e方向にスライド駆動される
ことによって、シャツタ開閉開始用凸部72がシャツタ
開閉終了用凹部28を矢印a方向に回転駆動して、イン
ナーロータ4がシャツタ開閉開始位置から矢印a方向に
回転駆動開始されることになる。
【0016】次に、図5に示すように、ラック部材71
が引き続き矢印e方向にスライド駆動されると、ラック
部材71のラック74がインナーロータ4の外周の部分
ギア27に矢印e方向から噛合され、この噛合の直後
に、ラック部材71のシャツタ開閉開始用凸部72がイ
ンナーロータ4の外周のシャツタ開閉開始用凹部26か
ら相対的に矢印h方向に離脱される。そして、この後
は、図5〜図9に示すように、引き続き矢印e方向にス
ライド駆動されるラック部材71のラック74によって
インナーロータ4の部分ギア27がノンスリップ状態で
回転駆動されて、インナーロータ4がディスクカートリ
ッジ1内で回転すべり摩擦に抗して矢印a方向に強力に
回転駆動されることになる。
【0017】この際、図7及び図8に示すように、ラッ
ク部材71のラック74によるインナーロータ4の部分
ギア27の矢印a方向への回転途中において、ラック部
材71のシャツタ開閉終了用凸部75がモールドばね7
6に抗してロック部材36のロック解除アーム36aの
先端36bを再び矢印c方向に押すため、そのロックア
ーム36cがモールドばね36dのばね力に抗してイン
ナーロータ4の外周面4aの外周に円弧状に一体成形さ
れているシャツタ開閉終了用凸部29上に相対的に乗り
上げる。
【0018】そして、図9がインナーロータ4のシャツ
タ開閉終了位置を示したものであって、ラック部材71
が図8に示す位置から図9に示す位置に至る直前に、そ
のラック部材71のシャツタ開閉終了用凸部75がモー
ルドばね76のばね力によってインナーロータ4の外周
のシャツタ開閉終了用凹部28内にモールドばね76に
よって矢印i方向から係合され、その直後に、ラック部
材71のラック74がインナーロータ4の外周の部分ギ
ア27から離脱される。
【0019】そして、ラック部材71が図9に示すスラ
イド終了位置まで矢印e方向に引き続き矢印e方向にス
ライド駆動されることにより、シャツタ開閉終了用凸部
75がシャツタ開閉終了用凹部28を矢印a方向に回転
駆動して、インナーロータ4がこの図9に示すシャツタ
開閉終了位置まで矢印a方向に回転駆動される。そし
て、インナーロータ4の外周のシャツタ開閉開始用凹部
26の矢印a方向側の端面26a等が、ディスクカート
リッジ1内のインナーロータストッパ30に矢印a方向
から当接して、インナーロータ4がシャツタ開閉終了位
置で停止され、これとほぼ同時に、ラック部材71のロ
ックアーム71cがモールドばね71dのばね力によっ
てインナーロータ4の外周のシャツタ開閉終了用凸部2
9の矢印b方向側の端面29aに矢印c方向に落ち込ん
で、インナーロータ4がシャツタ開閉終了位置にてイン
ナーロータストッパ30とロックアーム71c間でロッ
クされる。そして、この時点で、後述するように、一対
のシャッタ9、10がシャツタ開閉終了位置まで完全に
開かれて、ディスクカートリッジ1のピックアップ挿入
孔7が完全開放されることになる。
【0020】なお、ラック部材71のディスクカートリ
ッジ1に対する矢印f方向のスライド駆動によって、イ
ンナーロータ4を図9に示すシャツタ開閉終了位置から
図4に示すシャツタ開閉開始位置まで回転駆動して、後
述するように、一対のシャッタ9、10をシャツタ開閉
開始位置まで閉じる動作は、上述した動作の逆動作とな
る。つまり、ラック部材71が図9に示すシャツタ開閉
終了位置から矢印f方向にスライド駆動されると、ラッ
ク部材71のシャツタ開閉終了用凹部28が矢印b方向
に回転駆動される。この時、図8に示すように、ロック
部材36のロックアーム36cがモールドばね36dの
ばね力に抗してインナーロータ4のシャツタ開閉終了用
凸部29上に乗り上げる。
【0021】そして、図8〜図5に示すように、ラック
部材71のラック74がインナーロータ4の外周の部分
ギア27に噛合されて、インナーロータ4が矢印b方向
にノンスリップ状態で回転駆動された後、図4に示すよ
うに、ラック部材71のシャツタ開閉開始用凸部72に
よってインナーロータ4の外周のシャツタ開閉開始用凹
部26が矢印b方向に回転駆動されて、インナーロータ
4がシャツタ開閉開始位置まで矢印b方向に戻される。
そして、インナーロータ4の外周に一体成形されている
ストッパ用凸部31等がディスクカートリッジ1のイン
ナーロータストッパ30に矢印b方向から当接して、イ
ンナーロータ4がシャツタ開閉開始位置で停止される。
そして、これとほぼ同時に、ロック部材36のロックア
ーム36cがインナーロータ4のロック用凹部兼用のシ
ャツタ開閉終了用凹部28内に係合されて、インナーロ
ータ4がシャツタ開閉開始位置に再びロックされる。そ
して、図3〜図1に示すように、ラック部材71が引き
続き矢印f方向にスライド駆動されて、シャッタ開閉開
始用凸部72がインナーロータ4の外周のシャッタ開閉
開始用凹部26からモールドばね73のばね力に抗して
離脱して、ラック部材71がディスクカートリッジ1か
ら矢印f方向に切り離されることになる。
【0022】(2)・・・ インナーロータの外周のシ
ャッタ開閉開始用凹部、部分ギア及びシャッタ開閉終了
用凹部と、ラック部材のシャッタ開閉開始用凸部、ラッ
ク及びシャッタ開閉終了用凸部の相対関係に関する説明 次に、図13〜図16によって、インナーロータ4の外
周のシャッタ開閉開始用凹部26、部分ギア27及びシ
ャッタ開閉終了用凹部28と、ラック部材71のシャッ
タ開閉開始用凸部72、ラック74及びシャッタ開閉終
了用凸部75の相対関係について説明すると、インナー
ロータ4の外周のシャッタ開閉開始用凹部26と部分ギ
ア27の矢印a方向における1歯目27aとの間の部分
ギア27のピッチ円CP上の長さL1と、ラック部材7
1のシャッタ開閉開始用凸部72とラック74の矢印e
方向のおける1歯目74aとの長さL2(L2=ギアモ
ジュール×整数)を一致(L1=L2)させ、部分ギア
27とラック74のモジュール及び歯数を一致させ、イ
ンナーロータ4の外周の部分ギア27の矢印a方向にお
ける最終歯27bとシャッタ開閉終了用凹部28との間
の部分ギア27のピッチ円CP上の長さL3と、ラック
部材71のラック74の矢印e方向における最終歯74
bとシャッタ開閉終了用凸部75との間の長さL4とを
一致(L3=L4)させたものである。
【0023】以上のように構成したことによって、前述
したように、ラック部材71の矢印e方向へのスライド
駆動によって、ラック部材71のシャッタ開閉開始用凸
部72、ラック74及びシャッタ開閉終了用凸部75を
インナーロータ4の外周のシャッタ開閉開始用凹部2
6、部分ギア27及びシャッタ開閉終了用凹部28に順
次係合及び噛合させながら、インナーロータ4を図4に
示すシャッタ開閉開始位置から図9に示すシャッタ開閉
終了位置まで矢印a方向に回転駆動する基本動作、及び
ラック部材71の矢印f方向へのスライド駆動によっ
て、ラック部材71のシャッタ開閉終了用凸部75、ラ
ック74及びシャッタ開閉開始用凸部72をインナーロ
ータ4の外周のシャッタ開閉終了用凹部28、部分ギア
27及びシャッタ開閉開始用凹部26に順次係合及び噛
合させながら、インナーロータ4を矢印b方向に回転駆
動する基本動作を正確、確実、かつ、スムーズに行え
る。
【0024】従って、後述するディスクドライブ装置6
1に対するディスクカートリッジ1の挿入方式(スロッ
トイン・トレイ方式等)の何れにおいても、インナーロ
ータ4の回転駆動によるシャッタ開閉動作を常に確実、
かつ、スムーズに行うことができる。
【0025】なお、インナーロータ4の外周のシャッタ
開閉開始用凹部26と部分ギア27の1歯目27aとの
間が円弧状のシャッタ開閉開始用凸部25によって構成
されていて、この間に部分ギア27が存在していないこ
とから、ラック部材71を矢印e、f方向にスライド駆
動して、シャッタ開閉開始用凸部72をシャッタ開閉開
始用凹部26と部分ギア27の1歯目27aとの間でス
ライドさせる時に、そのシャッタ開閉開始用凸部72が
シャッタ開閉開始用凸部72上をスムーズら乗り降りす
ることができ、シャッタ開閉開始用凸部25が部分ギア
27上を摺動して、「カタカタ」音が発生するようなこ
とが全くない。
【0026】図4等に開示されているように、ロック部
材36のロック解除アーム36aのラック74に対する
接触面である先端36bにおけるラック長さ方向の幅W
1がラック74のピッチP1より十分に大きく設定され
ているので、ラック74の刃先がこのロック解除アーム
36aの先端36bをモールドばね36dに抗して矢印
c方向に押し込みながら、その先端36b上を矢印e、
f方向に摺動する際にも、「カタカタ」音が発生せず、
ロック解除アーム36bを矢印c方向に確実に押し込み
ながら、ラック74が矢印e、f方向にスムーズにスラ
イドすることができる。
【0027】また、この際、図11及び図12に示され
ているように、ラック部材71のシャッタ開閉開始用凸
部72及びシャッタ開閉終了用凸部75の先端形状がR
形状に構成されているので、前述したように、これらシ
ャッタ開閉開始用凸部72及びシャッタ開閉終了用凸部
75をインナーロータ4の外周のシャッタ開閉開始用凹
部26及びシャッタ開閉終了用凹部28に対して係合、
離脱する際の負荷を軽減させることができる。従って、
ラック部材71によってインナーロータ4を矢印a、b
方向に回転駆動して、シャッタ9、10を開閉駆動する
動作を低トルクでスムーズに行えるばかりか、これらシ
ャッタ開閉開始用凸部72及びシャッタ開閉終了用凸部
75やシャッタ開閉開始用凹部26及びシャッタ開閉終
了用凹部28相互の摩耗及び損傷を極力防止することが
できる効果を得ることができる。
【0028】(3)・・・ ディスクカートリッジの側
面で構成されたラック部材に対する基準面に関する説明 次に、図13〜図16によって、ディスクカートリッジ
1の一方の側面で形成された基準面33に関して説明す
ると、後述するように、ディスクカートリッジ1の上下
シェル2、3は合成樹脂等のモールド部材で成形されて
いて、凹溝34が上下厚さ方向の中央部に沿って水平状
に形成されている一方の側面1cであって、凹溝34の
上下両側面は正確に寸法出しされた基準面33に形成さ
れている。
【0029】一方、図14の(A)、図15及び図16
に示されたラック部材71の一例では、そのラック部材
71が合成樹脂等のモールド部材でほぼ帯板形状に成形
されたものであって、そのラック部材71の一方の側面
71bの幅方向(上下方向)の中央部に沿ってシャッタ
開閉開始用凸部72、モールドばね73、ラック74、
シャッタ開閉終了用凸部75及びモールドばね76が一
列状(水平状)に一体成形されている。
【0030】従って、図2〜図9で説明したように、ラ
ック部材71をディスクカートリッジ1の一方の側面1
cに沿って相対的に矢印e、f方向にスライド駆動し
て、ラック部材71のシャッタ開閉開始用凸部72、ラ
ック74及びシャッタ開閉終了用凸部75をディスクカ
ートリッジ1の凹溝34内に沿って矢印e、f方向に移
動させて、これらシャッタ開閉開始用凸部72、ラック
74及びシャッタ開閉終了用凸部75をインナーロータ
4の外周のシャッタ開閉開始用凹部26、部分ギア27
及びシャッタ開閉終了用凹部28に順次係合及び噛合さ
せながらインナーロータ4を矢印a、b方向に回転駆動
する際に、ラック部材71の一方の側面71bの上下両
側をディスクカートリッジ1の凹溝34の上下両側の基
準面33で正確に案内する。
【0031】これにより、図13及び図14の(A)に
示すように、ラック部材71のシャッタ開閉開始用凸部
72、ラック74及びシャッタ開閉終了用凸部75のシ
ャッタ開閉開始用凹部26、部分ギア27及びシャッタ
開閉終了用凹部28に対するそれぞれの係合(噛合)深
さD2を常に設計値に正確に規定することができる。従
って、部品寸法に多少のバラツキがあっても、前述した
ように、ラック部材71の矢印e、f方向のスライド駆
動によって、インナーロータ4を矢印a、b方向にノン
スリップ状態で正確、かつ、確実に回転駆動して、シャ
ッタ9、10の開閉駆動を常に確実に行えるので、後述
するディスクドライブ装置61に対するディスクカート
リッジ1の挿入方式(スロットイン・トレイ方式等)に
拘らず、シャツタ9、10の開閉動作を確実に行える。
【0032】なお、図14の(A)は、ラック部材71
の他方の側面(ディスクカートリッジ1側とは反対側の
面)71cを後述するカートリッジホルダ64等で形成
したスライド基準部65で受け止める。そして、ディス
クカートリッジ1の他方の側面1dを板ばねやコイルば
ね等の側圧ばね6によってj方向から押圧して、その反
力によってラック部材71の一方の側面71cをディス
クカートリッジ1の基準面33に矢印k方向から弾性的
に押圧するように構成することができる。
【0033】このように構成すれば、部品寸法のバラツ
キによる係合(噛合)深さD2の変動をより一層確実に
防止して、高い信頼性を確保できる。なお、この際、図
14のスライド基準部65と、側圧ばね66の配置を左
右に反転しても同様の効果を得ることができる。また、
図14の(B)は、ラック部材71のシャッタ開閉開始
用凸部72、モールドばね73、ラック74、シャッタ
開閉終了用凸部75及びモールドばね76をそのラック
部材71の幅方向(上下方向)の上又は下に偏位させて
設けて、そのラック部材71の一方の側面71bをディ
スクカートリッジ1の凹溝34の上下両側の基準面33
のうちの一方のみで案内させるように構成したものであ
るが、この場合でも、同様の効果が得られる。
【0034】(4)・・・ ラック部材の説明 次に、図17〜図24によってラック部材のシャッタ開
閉開始用凸部72及びシャッタ開閉終了用凸部75の支
持構造について説明すると、まず、図17、図18及び
図19は、ラック部材71にラック74を合成樹脂等の
モールド部材で成形する際に、シャッタ開閉開始用凸部
72、モールドばね73、シャッタ開閉終了用凸部75
及びモールドばね76を一体成形したものである。
【0035】そして、図17は、シャッタ開閉開始用凸
部72及びシャッタ開閉終了用凸部75を先端で片持ち
支持するモールドばね73、76をラック部材71の長
さ方向(矢印e、f方向)に対して前後逆向けにして、
これらのモールドばね73、76のラック部材71に対
する接続点73a、76aをラック部材71の両端71
a、71dに対する内側位置に配置したものである。ま
た、図18は、シャッタ開閉開始用凸部72及びシャッ
タ開閉終了用凸部75を先端で片持ち支持するモールド
ばね73、76を同一方向に向けて、これらのモールド
ばね73、76のラック部材71に対する接続点73
a、76aを同一方向に配置したものである。また、図
19は、シャッタ開閉開始用凸部72及びシャッタ開閉
終了用凸部75を中央で支持するモールドばね73、7
6の矢印e、f方向の両端をラック部材71に対する接
続点73a、73b及び76a、76bに構成したもの
である。
【0036】このように構成すれば、各モールドばね7
3、76によって、シャッタ開閉開始用凸部72及びシ
ャッタ開閉終了用凸部75に前述したインナーロータ4
の外周のシャッタ開閉開始用凹部26及びシャッタ開閉
終了用凹部28に対する係合、離脱方向である矢印g、
h方向及び矢印i、j方向に移動可能に支持させること
ができ、これらシャッタ開閉開始用凸部72及びシャッ
タ開閉終了用凸部75をそれぞれシャッタ開閉開始用凹
部26及びシャッタ開閉終了用凹部28にモールドばね
73、76のばね力によって矢印g、i方向から常に深
く、確実に係合させる基本的な動作を確実に実行するこ
とができる。また、これらシャッタ開閉開始用凸部72
及びシャッタ開閉終了用凸部75をモールドばね73、
76のばね力に抗してシャッタ開閉開始用凹部26及び
シャッタ開閉終了用凹部28から矢印h、j方向に離脱
させる基本的な動作もスムーズに実行することができ
る。そして、図17〜図19に示したモールド一体構造
によれば、シャッタ開閉開始用凸部72及びシャッタ開
閉終了用凸部75をラック部材71に別加工して、組み
付ける工程を省略することができるので、コスト面にお
いても有利である。
【0037】次に、図20は、シャッタ開閉開始用凸部
72及びシャッタ開閉終了用凸部75をコイルばねや板
ばね等のばね部材78、79を介して矢印g、h方向及
び矢印i、j方向に移動可能に支持させたものであり、
この場合にも、シャッタ開閉開始用凸部72及びシャッ
タ開閉終了用凸部75をシャッタ開閉開始用凹部26及
びシャッタ開閉終了用凹部28に矢印g、h方向及び矢
印i、j方向に係合、離脱する基本的な動作を確実、か
つ、スムーズに行える。
【0038】(5)・・・ インナーロータを用いたデ
ィスクカートリッジの説明 次に、図21〜図32によって、インナーロータ4を用
いたディスクカートリッジ1について説明すると、ま
ず、図21〜図24に示すように、ディスクカートリッ
ジ1の上下シェル2、3、インナーロータ4、一対のシ
ャッタ9、10等は合成樹脂等のモールド部材によって
成形されたものである。そして、ほぼ対称形状の上下シ
ェル2、3を上下から結合することによって扁平なほぼ
方形状に構成されているディスクカートリッジ1の前面
1aは緩やかな円弧状に湾曲されていて、直線状に形成
された後面1bの左右両端には対称状のテーパ部が形成
され、左右両側面1c、1dは平行状に形成されてい
る。そして、一方の側面1cの厚さ方向の中央部に沿っ
て前述した凹溝34が水平状に形成され、前述したよう
に、その凹溝34の底面34aに窓孔35及び孔39が
開口されている。そして、下シェル3のほぼ中央部から
前面1aの中央部にかけて長孔形状のピックアップ挿入
孔5が形成されている。
【0039】そして、インナーロータ4は円形の皿形に
成形されていて、底部4bの外周に円形の外周壁4cが
一体成形され、その底部4bの中央部から外周にかけ
て、下シェル3のピックアップ挿入孔5と同一形状の開
口部4dが形成されている。そして、このインナーロー
タ4が上下シェル2、3間に形成された円形のロータ収
容部8内に水平状に組み込まれて、回転自在に取り付け
られていて、そのインナーロータ4の底部4b上で、外
周壁4cの内部に形成されたディスク収納部6内にディ
スク状記録媒体であるDVR等のディスクDが水平状
で、回転自在及び一定量の上下動が可能な状態に収納さ
れている。
【0040】そして、上シェル2の下面の中央部に、強
磁性部材で形成されたほぼ円盤形状のディスククランパ
10が上シェル2の下面に溶着等にて固着されたクラン
パ支持リング12によって取り付けられていて、このデ
ィスククランパ10は上シェル2に対して回転自在であ
ると共に、上下方向に一定範囲内で昇降可能に支持され
ている。そして、上シェル2の上面の中央部にはほぼU
形状の膨出部2aが形成されている。なお、ディスクカ
ートリッジ1の他方の側面1dで前面1a側寄りの位置
に半円形状のロック用凹部13が形成されている。
【0041】そして、ほぼ半円形状に成形されている薄
板形状の一対のシャッタ9、10がインナーロータ4の
底部4bと下シェル3との間に水平状に形成されたスペ
ースであるシャッタ収納スペース7内に同一高さで収納
されている。そして、インナーロータ4の回転によって
一対のシャッタ9、10を開閉駆動するシャッタ開閉機
構16がインナーロータ4の底部4bと、下シェル3と
の間に組み込まれている。そして、このシャッタ開閉機
構16は、インナーロータ4の底部4bの下面で、18
0°対向位置に一体成形されて、一対のシャッタ9、1
0の互いに反対側の端部を回転自在に支持し、自らもイ
ンナーロータ4一体に回動される一対の回動支点ピン1
7、18と、一対のシャッタ9、10の互いに反対側の
端部に形成されたほぼ平行状の一対のカム溝19、20
と、下シェル3の底部4b上の180°対向位置に一体
成形された固定ピンである一対のカムピン21、22と
によって構成された、いわゆるカム機構で構成されてい
る。
【0042】(6)・・・ インナーロータの回転によ
って開閉されるシャッタ開閉機構の説明 次に、図26〜図32によって、インナーロータ4の回
転によって開閉されるシャッタ開閉機構16の開閉動作
を説明すると、このシャッタ開閉機構16は、図22、
図26及び図28に示すように、インナーロータ4が前
述したシャッタ開閉開始位置(=シャッタ閉塞位置)ま
で矢印b方向に回転復帰された状態では、一対のシャッ
タ9、10が一対の回動支点ピン17、18を中心に矢
印m方向から回動してピックアップ挿入孔5の中心付近
を斜めに横切るシャツタ閉塞位置にて互いに近接され
る。そして、これら一対のシャツタ9、10の端縁に沿
ってZ形で、上下対称状に形成されているオーバーラッ
プ用斜面9a、10aで上下から重なり合って、下シェ
ル3のピックアップ挿入孔5とインナーロータ4の開口
4dとの中央重なり部分の開口部を閉塞している。即
ち、このシャッタ閉塞状態では、インナーロータ4の底
部4bと、一対のシャッタ9、10とによって、下シェ
ル3のピックアップ挿入孔5の全域が完全に閉塞されて
いる状態となる。
【0043】一方、このシャッタ開閉機構16は、図2
7及び図32に示すように、インナーロータ4が前述し
たシャッタ開閉終了位置(=シャツタ開放位置)まで矢
印a方向に回転されると、一対の回動支点ピン17、1
8の矢印a方向への回動動作に同期された一対のカム溝
19、20とカムピン21、22とによるいわゆるカム
作用によって、一対のシャッタ9、10が一対の回動支
点ピン17、18を中心として互いに遠ざかる方向であ
る矢印n方向に回動されて、これら一対のシャッタ9、
10がピックアップ挿入孔5の両側位置まで平行状に開
かれる。そして、この際、インナーロータ4の開口4d
がピックアップ挿入孔5上に完全に重なって、このピッ
クアップ挿入孔5の全域が完全に開放された状態とな
る。
【0044】なお、図25は、インナーロータ4の外周
のシャッタ開閉開始用凸部25、シャッタ開閉開始用凹
部26、部分ギア27、シャッタ開閉終了用凹部28の
配置を説明していて、シャッタ開閉開始用凸部25はイ
ンナーロータ4の最大半径R1に沿って円弧状に形成さ
れ、部分ギア27はその最大半径R1を内接円とする中
間半径R2に沿って円弧状に形成され、シャッタ開閉終
了用凹部28は最小半径R3である外周面4aに形成さ
れている。
【0045】また、図28〜図32は、前述したよう
に、ラック部材71がディスクカートリッジ1の一方の
側面(基準面23)1cに沿って矢印e方向に相対的に
スライド駆動されて、そのシャッタ開閉開始用凸部7
2、ラック74及びシャッタ開閉終了用凸部75がイン
ナーロータ4のシャッタ開閉開始用凹部26、部分ギア
27及びシャッタ開閉終了用凹部28に順次係合、噛合
されながら、インナーロータ4が図28に示すシャッタ
開閉開始位置(=シャッタ閉塞位置)から図32に示す
シャッタ開閉終了位置(=シャッタ開放位置)まで回転
駆動される際に、シャッタ開閉機構16のカム作用によ
って一対のシャッタ9、10を図28に示すシャッタ閉
塞位置から図32に示すシャッタ開放位置まで開放させ
る順序を示したものである。
【0046】次に、図33〜図36等は、ディスクドラ
イブ装置61を示したものであって、ディスクカートリ
ッジ1がフロントパネル62の上部側に形成されている
スリット形状のカートリッジ挿入口63から内部のカー
トリッジホルダ64内に矢印o方向に挿入されて、その
ディスクカートリッジ1の他方の側面1dに形成されて
いるロック用凹部13にカートリッジホルダ64内に取
り付けられているロック手段であるロックアーム67が
係合されて、このディスクカートリッジ1がカートリッ
ジホルダ64内にロック(保持)される。
【0047】そして、この後に、後述するラック部材7
1のスライド駆動方法によって、インナーロータ4が回
転駆動されて、図22に示されているシャッタ9、10
が矢印m方向に開放される。そして、この後、カートリ
ッジホルダ64がそのまま水平に下降されるか、或いは
後方へ一度水平に引き込まれた後に、水平に下降されて
位置決めされると、ディスクカートリッジ1のピックア
ップ挿入孔5内にスピンドルモータのディスクテーブル
及び光学ピックアップ等(何れも図示せず)が下方から
相対的に挿入される。そして、ディスクテーブルによっ
てディスクDがインナーロータ4内のディスク収納部6
の上下中間位置まで浮上されると共に、ディスククラン
パ11によってディスクテーブル上にセンターリング及
びチャッキングされる。そして、スピンドルモータによ
ってディスクDが一定速度で回転駆動され、ディスクD
に光学ピックアップ等によってデータの記録及び/又は
再生が行われるように構成されている。
【0048】(7)・・・ ディスクカートリッジに対
するディスクドライブ装置によるラック部材のスライド
駆動方法の第1例の説明 次に、図34〜図36によって、ディスクカートリッジ
1に対するラック部材71のスライド駆動方法の第1例
について説明すると、この第1例では、図34及び図3
5に示すように、ディスクカートリッジ1がディスクド
ライブ装置61の内部のカートリッジホルダ64内に矢
印o方向から挿入されて、ロックアーム67によってロ
ック用凹部13がロックされ、カートリッジ挿入センサ
(図示せず)によってカートリッジホルダ64内へのデ
ィスクカートリッジ1の挿入が検出されると、ラック部
材71がラック駆動手段であるラック駆動モータ81に
よって図35に示すシャツタ開閉開始位置P11から図
36に示すシャツタ開閉終了位置P12までディスクカ
ートリッジ1の前述した基準面33に沿って矢印e方向
にスライド駆動される。すると、前述したように、イン
ナーロータ4が矢印a方向に回転駆動されて、シャッタ
開放動作が行われるように構成されている。
【0049】なお、ディスクDの記録及び/又は再生後
は、ラック駆動モータ81によってラック部材71が図
36に示すシャツタ開閉終了位置P12から図35に示
すシャツタ開閉開始位置P11まで矢印f方向にスライ
ド駆動されて、前述したように、インナーロータ4が矢
印b方向に回転駆動されて、シャツタ閉塞動作が行われ
る。そして、この後、図34に示すように、ディスクカ
ートリッジ1がカートリッジ挿入口63からディスクド
ライブ装置61の外部へ矢印p方向に排出される。従っ
て、前述したように、ディスクカートリッジ1のピック
アップ挿入孔5をシャッタで閉塞した状態で、ディスク
ドライブ装置61の外部へ排出することができるので、
ダストがディスクカートリッジ1内に侵入されることが
ない。
【0050】この第1例によれば、ディスクカートリッ
ジ1をカートリッジホルダ64に定位置に固定(位置決
め)したままで、ラック部材71のみを小スペース内で
スライド駆動するだけで、インナーロータ4を回転駆動
して、シャッタ開放動作を行えるので、ディスクドライ
ブ装置61の小型化を促進することができる。また、ラ
ック部材71を駆動すれば良いので、機構が簡単であ
り、コストダウンを図ることができる。
【0051】(8)・・・ ディスクカートリッジに対
するディスクドライブ装置によるラック部材のスライド
駆動方法の第2例の説明 次に、図37〜図40によって、ディスクカートリッジ
1に対するラック部材71のスライド駆動方法の第2例
について説明すると、この第2例では、ラック部材71
をディスクドライブ装置61の内部の定位置に固定し、
図37及び図38に示すように、ディスクカートリッジ
1がディスクドライブ装置61の内部のカートリッジホ
ルダ64内に矢印o方向から挿入されて、ロックアーム
67によってロック用凹部13がロックされ、カートリ
ッジ挿入センサ(図示せず)によってカートリッジホル
ダ64内へのディスクカートリッジ1の挿入が検出され
ると、カートリッジホルダ駆動手段であるカートリッジ
ホルダ駆動モータ82によってカートリッジホルダ64
がディスクカートリッジ1と一体に図39に示すシャツ
タ開閉開始位置P21から図40に示すシャツタ開閉終
了位置P22までラック部材71と平行に矢印f方向に
スライド駆動される。すると、前述したように、ラック
部材71がディスクカートリッジ1に対して相対的に矢
印e方向にスライド駆動されることになって、インナー
ロータ4が矢印a方向に回転駆動されて、シャッタ開放
動作が行われるように構成されている。
【0052】なお、ディスクDの記録及び/又は再生後
は、カートリッジホルダ駆動モータ82によってカート
リッジホルダ64がディスクカートリッジ1と一体に図
40に示すシャツタ開閉終了位置P22から図39に示
すシャツタ開閉開始位置P21まで矢印e方向にスライ
ド駆動されて、前述したように、インナーロータ4が矢
印b方向に回転駆動されて、シャッタ閉塞動作が行われ
る。そして、この後、図38及び図39に示すように、
ディスクカートリッジ1がカートリッジ挿入口63から
ディスクドライブ装置61の外部へ矢印p方向に排出さ
れる。
【0053】この第1例によれば、カートリッジホルダ
64を図37に示すディスクカートリッジ挿入位置から
矢印f方向に水平に引き込んだ後に垂直に下降させるよ
うなL型軌道に沿って移動させるディスクドライブ装置
61に最適である。そして、ラック部材71は定位置に
固定しておけば良く、このラック部材71のスライド駆
動機構を設ける必要がないことから、構造の簡素化、コ
ストダウンを促進することができる。
【0054】(9)・・・ ディスクカートリッジに対
するディスクドライブ装置によるラック部材のスライド
駆動方法の第3例の説明 次に、図41〜図43によって、ディスクカートリッジ
1に対するラック部材71のスライド駆動方法の第3例
について説明すると、この第3例は、前述した第1例に
おけるラック部材71のスライド駆動と、第2例におけ
るカートリッジホルダ64のスライド駆動とを組み合せ
たものである。
【0055】即ち、図41及び図42に示すように、デ
ィスクカートリッジ1がディスクドライブ装置61の内
部のカートリッジホルダ64内に矢印o方向から挿入さ
れて、ロックアーム67によってロック用凹部13がロ
ックされ、カートリッジセンサ(図示せず)によってカ
ートリッジホルダ64内へのディスクカートリッジ1の
挿入が検出されると、ラック駆動モータ81によってラ
ック部材71が図42に示すシャツタ開閉開始位置P1
1から図43に示すシャツタ開閉終了位置P12まで矢
印e方向にスライド駆動される。そして、これと同時
に、カートリッジホルダ駆動モータ82によってカート
リッジホルダ64がディスクカートリッジ1と一体に図
42に示すシャツタ開閉開始位置P21からシャツタ開
閉終了位置P22まで矢印f方向にスライド駆動され
る。従って、ラック部材71の矢印e方向のスライドス
トロークと、カートリッジホルダ64の矢印f方向のス
ライドストロークとの合計のスライドストロークによっ
て、ラック部材71がディスクカートリッジ1に対して
矢印e方向に相対的に所定のストローク分をスライド駆
動する。すると、前述したように、インナーロータ4が
矢印a方向に素早く回転駆動されて、シャッタ開放動作
が素早く行われるように構成されている。
【0056】なお、ディスクDの記録及び/又は再生後
は、ラック駆動モータ81によってラック部材71が図
43に示すシャツタ開閉終了位置P12から図42に示
すシャツタ開閉開始位置P11まで矢印f方向にスライ
ド駆動されるのと同時に、カートリッジホルダ64も図
43に示すシャツタ開閉終了位置P22からシャツタ開
閉開始位置P21まで矢印e方向にスライド駆動され
て、シャッタ閉塞動作が行われる。そして、この後、図
42及び図41に示すように、ディスクカートリッジ1
がカートリッジ挿入口63からディスクドライブ装置6
1の外部へ矢印p方向に排出される。
【0057】この第3例によれば、ラック部材71のデ
ィスクカートリッジ1に対する矢印e方向のスライドス
トロークとディスクカートリッジ1のラック部材71に
対する矢印f方向のスライドストロークとの合計のスラ
イドストロークによって、インナーロータ4を回転駆動
して、シャッタ開閉動作を行うことができる。従って、
ラック部材71及びディスクカートリッジ1のそれぞれ
のスライドストロークを、前述した第1、第2例の1/
2に縮小することができて、全体の小型化が可能とな
る。そして、ラック部材71又はディスクカートリッジ
1のスライド駆動時間も前述した第1、第2例の1/2
に短縮することができるので、ディスクドライブ装置6
1の内部へのディスクカートリッジ1のローディング時
間及びアンローディング時間の短縮化を実現できる。
【0058】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、本発明のディスクカートリッジ1は、上
シェル2の全部又は一部を下シェル3に対して開閉可能
に構成して、ディスクDをディスク収納部6内に出し入
れ可能に収納するようにして、通常、キャディと称され
るディスクカートリッジにも適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
クドライブ装置は、次のような効果を奏することができ
る。
【0060】請求項1は、シャッタを外側から簡単に開
くことができないように、ディスク状記録媒体が収納さ
れたインナ−ロータの回転によってピックアップ挿入口
をシャッタで内側から開閉するようにしたディスクカー
トリッジにおけるインナ−ロータの回転によるシャッタ
の開閉駆動を、そのディスクカートリッジに対して相対
的にスライド駆動されて、インナーロータの外周ギアを
ラックで回転駆動するラック部材で簡単に行うことがで
きるようにしたので、インナーロータの回転によるシャ
ッタの開閉駆動を簡単な構造で、確実に行える。
【0061】請求項2は、カートリッジホルダ内に挿入
されたディスクカートリッジをそのカートリッジホルダ
内にロックするロック手段と、ラック部材をディスクカ
ートリッジの側面に沿ってスライド駆動することによっ
て、ラックでインナーロータを回転駆動するラック駆動
手段とを備えたので、小スペース化による小型化を実現
できる。
【0062】請求項3は、カートリッジホルダ内に挿入
されたディスクカートリッジをそのカートリッジホルダ
内にロックするロック手段と、カートリッジホルダを定
位置に固定されているラック部材に対してスライド駆動
することによって、ラックでインナーロータを回転駆動
するカートリッジホルダ駆動手段とを備えたので、構造
が簡単であり、コストダウンを実現できる。
【0063】請求項4は、カートリッジ内に挿入された
ディスクカートリッジをそのカートリッジホルダ内にロ
ックするロック手段と、ラック部材をディスクカートリ
ッジの側面に沿ってカートリッジホルダに対して一方向
にスライド駆動するラック駆動手段と、ラック駆動手段
によるラックのスライド駆動とほぼ同時に、カートリッ
ジホルダを他方向へスライド駆動するカートリッジホル
ダ駆動手段とを備え、ラック部材のディスクカートリッ
ジに対する一方向のスライドとディスクカートリッジの
ラック部材に対する他方向のスライドとの2方向のスラ
イドストロークによって、ラックでインナーロータを回
転駆動するように構成したので、コンパクト化を実現で
き、ディスクカートリッジのローディング及びアンロー
ディングの時間短縮を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したディスクカートリッジとデ
ィスクドライブ装置の実施の形態におけるラック部材で
インナーロータを回転駆動する動作を説明する初期状態
の一部切欠き下面図である。
【図2】 図1の初期状態からインナーロータの回転駆
動の開始を示した一部切欠き下面図である。
【図3】 図2に連続したインナーロータの回転駆動動
作を示した一部切欠き下面図である。
【図4】 図3に連続したインナーロータの回転駆動動
作を示した一部切欠き下面図である。
【図5】 図4に連続したインナーロータの回転駆動動
作を示した一部切欠き下面図である。
【図6】 図5に連続したインナーロータの回転駆動動
作を示した一部切欠き下面図である。
【図7】 図6に連続したインナーロータの回転駆動動
作を示した一部切欠き下面図である。
【図8】 図7に連続したインナーロータの回転駆動動
作を示した一部切欠き下面図である。
【図9】 図8に連続したインナーロータの回転駆動動
作の終了を示した一部切欠き下面図である。
【図10】 図6の側面図である。
【図11】 インナーロータのシャッタ開閉開始用凹部
及びシャッタ開閉終了用凹部の部分ギアに対する位置関
係と、ラック部材のシャッタ開閉開始用凸部及びシャッ
タ開閉終了用凸部とラックとの位置関係を説明する下面
図である。
【図12】 図11と同様のに下面図である。
【図13】 インナーロータの部分ギアとラック部材の
ラックとの噛合部を拡大して示した下面図である。
【図14】 図10のA−A矢視での一部切欠き断面図
である。
【図15】 ラック部材の斜視図である。
【図16】 ラック部材の側面、下面及び上面を示した
図面である。
【図17】 ラック部材の基本形態の断面下面図であ
る。
【図18】 ラック部材の第1変形例の断面下面図であ
る。
【図19】 ラック部材の第2変形例の断面下面図であ
る。
【図20】 ラック部材の第3変形例の断面下面図であ
る。
【図21】 ディスクカートリッジとラック部材の斜視
図である。
【図22】 ディスクカートリッジの図21のB−B矢
視での断面図である。
【図23】 ディスクカートリッジの上下シェルを分解
した下面側斜視図である。
【図24】 ディスクカートリッジのインナーロータ、
シャッタ、ディスクを分解した下面側斜視図である。
【図25】 インナーロータの下面図である。
【図26】 ディスクカートリッジのピックアップ挿入
孔のシャッタ閉塞状態を示した下面図である。
【図27】 ディスクカートリッジのピックアップ挿入
孔のシャッタ開放状態を示した下面図である。
【図28】 ラック部材によるインナーロータの回転駆
動によってシャッタを開閉駆動するシャツタ閉塞状態を
示す透視状態の下面図である。
【図29】 図28に連続したラック部材によるインナ
ーロータのシャツタ開放動作を示す透視状態の下面図で
ある。
【図30】 図29に連続したラック部材によるシャッ
タ開放動作を示す透視状態の下面図である。
【図31】 図30に連続したラック部材によるシャッ
タ開放動作を示す透視状態の下面図である。
【図32】 図31に連続したラック部材によるシャッ
タ開放完了を示した透視状態の下面図である。
【図33】 ディスクカートリッジとディスクドライブ
装置を示した斜視図である。
【図34】 ディスクカートリッジのシャッタ開閉駆動
を行うラック部材のスライド駆動方法の第1例の初期状
態を示す透視状態の斜視図である。
【図35】 図34に連続したラック部材のスライド駆
動方法の第2例を示す透視状態の斜視図である。
【図36】 図35に連続したラック部材のスライド駆
動方法の第2例を示す透視状態の斜視図である。
【図37】 ディスクカートリッジのシャッタ開閉駆動
方法を行うディスクカートリッジに対するラック部材の
相対的スライド駆動方法の第2例の初期状態を示す透視
状態の斜視図である。
【図38】 図37に連続したディスクカートリッジに
対するラック部材の相対的スライド駆動方法の第2例を
示す透視状態の斜視図である。
【図39】 図38に連続したディスクカートリッジに
対するラック部材の相対的スライド駆動方法の第2例を
示す透視状態の斜視図である。
【図40】 図39に連続したディスクカートリッジに
対するラック部材の相対的スライド駆動方法の第2例を
示す透視状態の斜視図である。
【図41】 ディスクカートリッジのシャッタ開閉駆動
を行うディスクカートリッジとラック部材の相対的スラ
イド駆動方法の第3例を示す透視状態の斜視図である。
【図42】 図41に連続したディスクカートリッジに
対するラック部材の相対的スライド駆動方法の第3例を
示す透視状態の斜視図である。
【図43】 図42に連続したディスクカートリッジに
対するラック部材の相対的スライド駆動方法の第3例を
示す透視状態の斜視図である。
【図44】 従来のディスクカートリッジの斜視図であ
る。
【符号の説明】
Dはディスク状記録媒体であるディスク、1はディスク
カートリッジ、4はインナーロータ、5はピックアップ
挿入口、9、10はシャッタ、27は外周ギアである部
分ギア、61はディスクドライブ装置、64はカートリ
ッジホルダ、67はロック手段であるロックアーム、7
1はラック部材、74はラック、81はラック駆動手段
であるラック駆動モータ、82はカートリッジホルダ駆
動手段であるカートリッジホルダ駆動モータである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月5日(2001.10.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
フロントページの続き (72)発明者 水間 浩彰 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 中村 卓児 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D046 BA11 CB11 FA01 GA02 HA07 HA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体が収納された回転自在
    のインナ−ロータと、そのインナ−ロータの回転によっ
    てピックアップ挿入口を内側から開閉するシャッタとが
    備えられたディスクカートリッジの前記ディスク状記録
    媒体を記録及び/又は再生するディスクドライブ装置で
    あって、 前記ディスクカートリッジに対して相対的にスライド駆
    動されて、前記インナーロータの外周に形成されている
    外周ギアをラックで回転駆動するラック部材を備えたこ
    とを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】前記カートリッジホルダ内に挿入された前
    記ディスクカートリッジをそのカートリッジホルダ内に
    ロックするロック手段と、 前記ラック部材を前記ディスクカートリッジの側面に沿
    ってスライド駆動することによって、前記ラックで前記
    インナーロータを回転駆動するラック駆動手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ
    装置。
  3. 【請求項3】前記カートリッジホルダ内に挿入された前
    記ディスクカートリッジをそのカートリッジホルダ内に
    ロックするロック手段と、 前記カートリッジホルダを定位置に固定されている前記
    ラック部材に対してスライド駆動することによって、前
    記ラックで前記インナーロータを回転駆動するカートリ
    ッジホルダ駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載のディスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】前記カートリッジ内に挿入された前記ディ
    スクカートリッジをそのカートリッジホルダ内にロック
    するロック手段と、 前記ラック部材を前記ディスクカートリッジの側面に沿
    って前記カートリッジホルダに対して一方向にスライド
    駆動するラック駆動手段と、 前記ラック駆動手段による前記ラックのスライド駆動と
    ほぼ同時に、前記カートリッジホルダを他方向へスライ
    ド駆動するカートリッジホルダ駆動手段とを備え、 前記ラック部材の前記ディスクカートリッジに対する一
    方向のスライドと前記ディスクカートリッジの前記ラッ
    ク部材に対する他方向のスライドとの2方向のスライド
    ストロークによって、前記ラックで前記インナーロータ
    を回転駆動するように構成したことを特徴とする請求項
    1に記載のディスクドライブ装置。
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