JP2003113988A - 電気融着継手 - Google Patents
電気融着継手Info
- Publication number
- JP2003113988A JP2003113988A JP2001306221A JP2001306221A JP2003113988A JP 2003113988 A JP2003113988 A JP 2003113988A JP 2001306221 A JP2001306221 A JP 2001306221A JP 2001306221 A JP2001306221 A JP 2001306221A JP 2003113988 A JP2003113988 A JP 2003113988A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric fusion
- joint
- connector
- connector pin
- heating wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種形状の異なる継手のターミナル端子であ
っても容易に通電接続することが出来、異なる継手のコ
ネクターピン端子であっても電気的に通電接続して、異
なる種類の継手も併用して同一の電気融着装置で融着が
行える電気融着継手を提供する。 【解決手段】 電気融着継手の内周部に電熱線を埋設
し、電熱線の端部は外面に突出するコネクターピン２１
に接続し、該コネクターピンに外部からの電気融着装置
のコネクターを接続して前記電熱線に通電し、継手の装
着した接続管と電気融着する電気融着継手において、前
記コネクターピン２１の外面に前記融着装置のコネクタ
ーに勘合する電極スリーブ１，４を装着した電気融着継
手。
っても容易に通電接続することが出来、異なる継手のコ
ネクターピン端子であっても電気的に通電接続して、異
なる種類の継手も併用して同一の電気融着装置で融着が
行える電気融着継手を提供する。 【解決手段】 電気融着継手の内周部に電熱線を埋設
し、電熱線の端部は外面に突出するコネクターピン２１
に接続し、該コネクターピンに外部からの電気融着装置
のコネクターを接続して前記電熱線に通電し、継手の装
着した接続管と電気融着する電気融着継手において、前
記コネクターピン２１の外面に前記融着装置のコネクタ
ーに勘合する電極スリーブ１，４を装着した電気融着継
手。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気融着継手に関
し、詳しくは各種電気融着継手の種類に応じて同じ電気
融着装置で通電できるようにした電気融着継手に関す
る。
し、詳しくは各種電気融着継手の種類に応じて同じ電気
融着装置で通電できるようにした電気融着継手に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばポリエチレン管を接続する
方法の一つとして、ポリエチレン製の電気融着継手を使
用して融着する。電気融着継手はポリオレフィン製の内
周面に埋設した電熱線に外部から電気融着装置を用いて
通電することにより、ポリエチレン管と融着するもので
ある。この方法には、融着品質の向上を目的に施工管理
するためにＩＳＯ１３９５０に規定されるようなバーコ
ードのより通電制御情報を読み取る制御方法が普及しつ
つある。本制御方法では、継手に添付されるなどした通
電制御条件を記入したバーコードを通電制御装置のバー
コードリーダで読み取ることにより、種々の異なる製造
メーカの電気融着継手を融着接合することが可能であ
る。
方法の一つとして、ポリエチレン製の電気融着継手を使
用して融着する。電気融着継手はポリオレフィン製の内
周面に埋設した電熱線に外部から電気融着装置を用いて
通電することにより、ポリエチレン管と融着するもので
ある。この方法には、融着品質の向上を目的に施工管理
するためにＩＳＯ１３９５０に規定されるようなバーコ
ードのより通電制御情報を読み取る制御方法が普及しつ
つある。本制御方法では、継手に添付されるなどした通
電制御条件を記入したバーコードを通電制御装置のバー
コードリーダで読み取ることにより、種々の異なる製造
メーカの電気融着継手を融着接合することが可能であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが電気融着継手
のコネクターピンの形状、寸法はメーカー毎に異なるた
め、メーカ毎に対応した電気融着装置とするか、または
電気融着装置の通電用コネクターにアダプターを付加し
て、各メーカ毎の電気融着継手のコネクターピンに対応
する必要があった。しかしアダプターの場合、接続部の
経時劣化、或いは施工現場における接続部への泥、砂等
の異物の進入による接触抵抗の増大など、融着品質へ影
響を及ぼす問題があった。
のコネクターピンの形状、寸法はメーカー毎に異なるた
め、メーカ毎に対応した電気融着装置とするか、または
電気融着装置の通電用コネクターにアダプターを付加し
て、各メーカ毎の電気融着継手のコネクターピンに対応
する必要があった。しかしアダプターの場合、接続部の
経時劣化、或いは施工現場における接続部への泥、砂等
の異物の進入による接触抵抗の増大など、融着品質へ影
響を及ぼす問題があった。
【０００４】このため各メーカ間で製造した電気融着継
手と、電気融着装置とでは互換性がなく、ユーザー側で
各メーカが製造した電気融着装置を併用して使おうとす
ると、継手に応じた各メーカの電気融着装置を準備しな
ければならなかった。このため、現実には限られたメー
カの電気融着継手しか現場で使用できず、不便であっ
た。本発明は上記の課題を解消して、各種形状の異なる
継手のコネクターピン端子であっても、容易に通電接続
することが出来、異なる継手のコネクターピン端子であ
っても電気的に通電接続して、異なる種類の継手も併用
して同一の電気融着装置で融着が行える電気融着継手を
提供するものである。
手と、電気融着装置とでは互換性がなく、ユーザー側で
各メーカが製造した電気融着装置を併用して使おうとす
ると、継手に応じた各メーカの電気融着装置を準備しな
ければならなかった。このため、現実には限られたメー
カの電気融着継手しか現場で使用できず、不便であっ
た。本発明は上記の課題を解消して、各種形状の異なる
継手のコネクターピン端子であっても、容易に通電接続
することが出来、異なる継手のコネクターピン端子であ
っても電気的に通電接続して、異なる種類の継手も併用
して同一の電気融着装置で融着が行える電気融着継手を
提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、上記の
目的を達成するために、電気融着継手の内周部に電熱線
を埋設し、電熱線の端部は外面に突出するコネクターピ
ンに接続し、該コネクターピンに外部からの電気融着装
置のコネクターを接続して前記電熱線に通電し、継手の
装着した接続管と電気融着する電気融着継手において、
前記コネクターピンの外面に前記コネクターに勘合する
電極スリーブを装着したことを特徴とする電気融着継手
である。上記において電極スリーブの内径面に、ねじま
たはローレットなどの凹凸を設けたことを特徴とする電
気融着継手である。更に上記において、電極スリーブの
下部の外径を、前記コネクターとの接続部外径よりも大
きくしたことを特徴とする電気融着継手である。
目的を達成するために、電気融着継手の内周部に電熱線
を埋設し、電熱線の端部は外面に突出するコネクターピ
ンに接続し、該コネクターピンに外部からの電気融着装
置のコネクターを接続して前記電熱線に通電し、継手の
装着した接続管と電気融着する電気融着継手において、
前記コネクターピンの外面に前記コネクターに勘合する
電極スリーブを装着したことを特徴とする電気融着継手
である。上記において電極スリーブの内径面に、ねじま
たはローレットなどの凹凸を設けたことを特徴とする電
気融着継手である。更に上記において、電極スリーブの
下部の外径を、前記コネクターとの接続部外径よりも大
きくしたことを特徴とする電気融着継手である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施例を詳細に説明する。図１は本発明の一実施例を示
す電極スリーブ１である。図２は電気融着継手２のコネ
クターピン２１の外面に電極スリーブ１を取り付けた状
態を示す。電極スリーブ１の基本形状は、図１のごとく
電極コネクターピンの外径に嵌合する内径部１１を有す
る円筒部材であるが、電極ピン２１との嵌合を強固に
し、対抜け出し性能を向上するためには、図３に示すよ
うに電極スリーブ１の内径面にねじ部３１を設けたもの
や、ローレット等の凹凸部を設けることが有効である。
また軸線方向に切り割りを設けて弾性的に縮径しコネク
ターピンに強固に嵌合するように設けることができる。
実施例を詳細に説明する。図１は本発明の一実施例を示
す電極スリーブ１である。図２は電気融着継手２のコネ
クターピン２１の外面に電極スリーブ１を取り付けた状
態を示す。電極スリーブ１の基本形状は、図１のごとく
電極コネクターピンの外径に嵌合する内径部１１を有す
る円筒部材であるが、電極ピン２１との嵌合を強固に
し、対抜け出し性能を向上するためには、図３に示すよ
うに電極スリーブ１の内径面にねじ部３１を設けたもの
や、ローレット等の凹凸部を設けることが有効である。
また軸線方向に切り割りを設けて弾性的に縮径しコネク
ターピンに強固に嵌合するように設けることができる。
【０００７】図４は本発明の別の実施例を示し、電極ス
リーブ４の下部に大径部４１を設けた電極スリーブの実
施例である。図５は電気融着継手２の電極ピン２１にこ
の電極スリーブ４を嵌合した状態を示す断面図である。
これにより電気融着継手のコネクターピン２１と電気融
着装置のコネクターとの接触部４２の長さを最適の長さ
に調節することが可能となる。また電極スリーブ４の上
面は必要に応じて図６のようにキャップ状に塞ぐことが
でき、必要に応じて接触部の長さを最適の長さに長くで
きる。
リーブ４の下部に大径部４１を設けた電極スリーブの実
施例である。図５は電気融着継手２の電極ピン２１にこ
の電極スリーブ４を嵌合した状態を示す断面図である。
これにより電気融着継手のコネクターピン２１と電気融
着装置のコネクターとの接触部４２の長さを最適の長さ
に調節することが可能となる。また電極スリーブ４の上
面は必要に応じて図６のようにキャップ状に塞ぐことが
でき、必要に応じて接触部の長さを最適の長さに長くで
きる。
【０００８】
【発明の効果】以上詳しく説明した様に、本発明による
電気融着継手は、継手のコネクターピンの外面に、電気
融着装置のコネクターに合致する電極スリーブを嵌合し
てあるので、コネクターピンの形状、寸法が異なる継手
を融着する場合の課題である、継手に応じた電気融着装
置の複数台化や、コネクターにアダプターを対応するこ
とによる通電接触不良を解決することができる。
電気融着継手は、継手のコネクターピンの外面に、電気
融着装置のコネクターに合致する電極スリーブを嵌合し
てあるので、コネクターピンの形状、寸法が異なる継手
を融着する場合の課題である、継手に応じた電気融着装
置の複数台化や、コネクターにアダプターを対応するこ
とによる通電接触不良を解決することができる。
【図１】 本発明の一実施例を示す電極スリーブの断面
図である。
図である。
【図２】 本発明の一実施例を示す電気融着継手のコネ
クターピン部分を示す断面図である。
クターピン部分を示す断面図である。
【図３】 本発明の別の実施例を示す電極スリーブの断
面図である。
面図である。
【図４】 本発明の更に別の実施例を示す電極スリーブ
の断面図である。
の断面図である。
【図５】 本発明の別の実施例を示す電気融着継手のコ
ネクターピン部分を示す断面図である。
ネクターピン部分を示す断面図である。
【図６】 本発明の更に別の実施例を示す電極スリーブ
の断面図である。
の断面図である。
１，４ 電極スリーブ
２ 電気融着継手
１１ 電極スリーブの内径部
２１ コネクターピン
３１ ねじ部
４１ 電極スリーブの大径部分
４２ 電極スリーブのコネクターとの接触部分
４３ 電極スリーブの上面部
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3H019 GA03
3K092 PP20 QA03 QC18 RE02 VV40
4F211 AD05 AD12 AD24 AG08 AH11
AJ08 TA01 TC11 TD07 TN31
Claims (3)
- 【請求項１】 電気融着継手の内周部に電熱線を埋設
し、電熱線の端部は外面に突出するコネクターピンに接
続し、該コネクターピンに外部からの電気融着装置のコ
ネクターを接続して前記電熱線に通電し、継手の装着し
た接続管と電気融着する電気融着継手において、前記コ
ネクターピンの外面に前記コネクターに勘合する電極ス
リーブを装着したことを特徴とする電気融着継手。 - 【請求項２】 前記電極スリーブの内径面にねじまた
はローレットなどの凹凸を設けたことを特徴とする請求
項1記載の電気融着継手。 - 【請求項３】 前記電極スリーブの下部の外径を前記
コネクターとの接続部外径よりも大きくしたことを特徴
とする請求項1記載の電気融着継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001306221A JP2003113988A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 電気融着継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001306221A JP2003113988A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 電気融着継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003113988A true JP2003113988A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19125893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001306221A Pending JP2003113988A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 電気融着継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003113988A (ja) |
-
2001
- 2001-10-02 JP JP2001306221A patent/JP2003113988A/ja active Pending
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