JP2003113394A - こんにゃく抽出物及びそれを含有する飲食品 - Google Patents

こんにゃく抽出物及びそれを含有する飲食品

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JP2003113394A JP2001308696A JP2001308696A JP2003113394A JP 2003113394 A JP2003113394 A JP 2003113394A JP 2001308696 A JP2001308696 A JP 2001308696A JP 2001308696 A JP2001308696 A JP 2001308696A JP 2003113394 A JP2003113394 A JP 2003113394A
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Takahiro Ono
貴博 小野
Kazue Nawa
和恵 名和
Kenji Miyanishi
健次 宮西
Kazuko Shizuma
和子 静間
Katsuyuki Mukai
克之 向井
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂質を多く含まない植物ステロールを提供す
るとともに、製造コストの安価な植物ステロールの製造
方法などを提供する。また、それを含有する血中コレス
テロール低下剤、前立腺肥大症改善剤を提供する。 【解決手段】 こんにゃく芋から有機溶剤および/また
は超臨界二酸化炭素により抽出されたことを特徴とす
る、植物ステロールを含有するこんにゃく抽出物および
該こんにゃく抽出物に、有機溶剤および/または水を加
えた後冷却して、こんにゃく抽出物に含まれる植物ステ
ロールを再沈殿することを特徴とする植物ステロールの
製造方法並びに該こんにゃく抽出物または該植物ステロ
ールを含有することを特徴とする血中コレステロール低
下剤、前立腺肥大症改善剤および飲食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、こんにゃく抽出物
およびこんにゃく抽出物から取得される植物ステロール
並びにそれらを含有する血中コレステロール低下剤、前
立腺肥大症改善剤および飲食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の欧米化によって日本人の
コレステロール摂取量は年々増加の一途をたどってお
り、40歳代以上の日本人ではカロリーよりもコレステロ
ールを気にする人のほうが多いといわれている。コレス
テロールは血中濃度が高くなると脳血栓や動脈硬化を引
き起こすことが知られており、この濃度を低下させる方
法が研究されてきた。β−シトステロール、カンペステ
ロール、スチグマステロールなど、植物中に含まれるス
テロール類は古くから血中コレステロール低下作用を有
することが知られており、高脂血症薬として使用されて
きたが、メバロチンに代表されるHMG−CoA阻害剤
の出現により使用頻度が低下していた。
【0003】このような中、フィンランドの研究者らが
植物ステロール誘導体を添加したマーガリンを摂取する
ことによって、血漿中の悪玉コレステロールを低下でき
るという臨床データを発表し(New Eng. J.
Med., 333, 1308(1995))、再び植
物ステロールが脚光を浴びることとなった。さらに近
年、植物ステロールを摂取することで排尿障害や前立腺
肥大症などにも効果があることが報告されている。ま
た、精製された植物ステロールは、医薬品原料、医薬中
間体として重要なものである。従来、このような植物ス
テロールの原料としては大豆や米糠など食用油の原料と
なるものが用いられてきた。詳しくは、食用油を製造す
る際に出る脱臭スカム油を利用するものがほとんどであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大豆や米糠な
ど食用油の原料となるものから植物ステロールを製造し
ようとすると、脂質が多く取り扱いが困難な上に高温、
低圧の厳しい条件下で蒸留を行うなど、精製工程にコス
トがかかる問題があった。本発明は、脂質を多く含ま
ず、製造コストの安価な植物ステロールの製造方法など
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、こんにゃく芋を原料と
して得られたこんにゃく抽出物は脂質を多く含まず、植
物ステロールを高濃度で含むことを見出した。特にこん
にゃく粉製造工程で副生するこんにゃくトビ粉中には植
物ステロールが多く含まれていることがわかり、本発明
を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明の第1は、こんにゃく芋か
ら有機溶剤および/または超臨界二酸化炭素により抽出
されたことを特徴とする、植物ステロールを含有するこ
んにゃく抽出物を要旨とするものである。本発明の第2
は、上記こんにゃく抽出物にさらに有機溶剤および/ま
たは水を加えた後冷却して、こんにゃく抽出物に含まれ
る植物コレステロールを再沈殿することを特徴とする植
物ステロールの製造方法を要旨とするものである。本発
明の第3、第4および第5は、それぞれ上記のこんにゃ
く抽出物または植物ステロールを含有することを特徴と
する血中コレステロール低下剤、前立腺肥大症改善剤お
よび飲食品を要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明で使用するこんにゃく芋は、在来種、支那
種をはじめ品種改良された新種など食用とされるもので
あれば、いかなる種類のものでも良い。また、こんにゃ
く芋はそのままでも良いし、乾燥、すりつぶし、粉砕、
加熱、冷凍などの操作によって加工されていてもよい。
これらのこんにゃく芋由来の原料の中では、こんにゃく
精粉の製造工程で副生するこんにゃくトビ粉が好まし
い。こんにゃくトビ粉は、年間3000〜4000t排
出されるものの食品としては全く利用されておらず、飼
料、コンクリート等の増粘剤として利用されているにす
ぎない資源である。
【0008】本発明で抽出溶媒として使用する有機溶媒
としては、原料および植物ステロールと抽出中に反応
し、本発明の効果を損なうものでなければいかなるもの
でも使用できる。また、一種類の溶媒を単独で用いても
複数の溶媒を混合して用いても良い。かかる有機溶媒と
しては、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール等のアルコール類、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリ
セリン等の多価アルコール、アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステ
ル類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエー
テル類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素類、ヘキサン、ペンタン、石
油エーテル等の脂肪族炭化水素類、トルエン等の芳香族
炭化水素類、ポリエチレングリコール等のポリエーテル
類、ピリジン類などが挙げられる。
【0009】これらの中で好ましい例としては、食品に
使用することからエタノール、アセトン、ヘキサンが挙
げられ、特に好ましい例としてはエタノール、ヘキサン
が挙げられる。また、これらの有機溶媒で抽出する際に
は抽出効率をあげるために例えば水、界面活性剤などの
添加物を本発明の効果をそこなわない範囲で加えること
ができる。
【0010】抽出に使用する有機溶媒の量は、原料とな
るこんにゃくに対して望ましくは1〜30倍量程度、さ
らに望ましくは1〜10倍量程度が良い。溶媒の使用量
がこの範囲以下であれば、原料全体に溶媒が行き渡ら
ず、抽出が不十分になる恐れがあり、この範囲を超える
量の溶媒を添加してももはや抽出量に影響はなく、後の
濃縮工程での溶媒除去作業の負担が増えるのみである。
【0011】抽出温度は、使用する溶媒の沸点にもよる
が、エタノールやヘキサンを用いた場合では、好ましく
は、室温から70℃、さらに好ましくは室温程度から6
0℃の範囲がよい。抽出温度がこの範囲以下であれば、
抽出効率が低下し、この範囲以上の温度をかけても抽出
効率に大きな影響はなく、いたずらにエネルギー使用量
が増えるのみである。
【0012】抽出時間は、1〜24時間、好ましくは2
〜10時間である。抽出時間がこの範囲より短いと、十
分に抽出が行われず、この範囲を超えていたずらに長く
時間をかけて抽出を行っても、もはや抽出量の増大は見
込めない。
【0013】なお、抽出操作は1回のみの回分操作に限
定されるものではない。抽出後の残渣に再度新鮮な溶媒
を添加し、抽出操作を施すこともできるし、抽出溶媒を
複数回抽出原料に接触させることも可能である。すなわ
ち、抽出操作としては、回分操作、半連続操作、向流多
段接触操作のいずれの方式も使用可能である。また、ソ
ックスレー抽出など公知の抽出方法を使用してもよい。
【0014】次に抽出物と抽出残渣を分離除去する。分
離の方法は特に限定されず、例えば吸引ろ過、フィルタ
ープレス、シリンダープレス、デカンター、遠心分離
器、ろ過遠心機などの公知の方法を用いることができ
る。
【0015】超臨界抽出法は近年注目されている技術で
あり、気体と液体の中間の性質を持った超臨界流体を用
いて抽出する方法である。超臨界流体は0.2〜0.9
g/cm3と液体に近い密度を持っているにもかかわら
ず、10〜90μPa・sとガスに近い粘度を持ってお
り、(0.2〜0.7)×10-3cm2/sと高い拡散
係数を達成できることから非常に良好な抽出特性を有す
る。
【0016】本発明で使用する超臨界二酸化炭素とは、
温度31℃以上、圧力74kg/cm2以上の臨界状
態、およびこの温度、圧力に近い亜臨界状態にある二酸
化炭素をいう。超臨界二酸化炭素を用いて抽出を行う際
は、超臨界二酸化炭素を単独で用いても良いし、有機溶
媒や水を混合しても良い。
【0017】かかる有機溶媒は、本発明の効果を損なわ
ない限りいかなるものを使用しても良いが、エタノー
ル、アセトン、ヘキサンなどが好ましい。抽出の温度は
20〜200℃が好ましく、25〜100℃がさらに好
ましい。抽出の温度が20℃より低い場合は、効率よく
植物ステロールが抽出されない問題があり、200℃よ
り高い温度にすると、超臨界流体にするために高い圧力
が必要になり、また抽出効率はもはや向上しない。
【0018】抽出の圧力は60〜2000kg/cm2
が好ましく、70〜1500kg/cm2がさらに好ま
しい。抽出圧力を60kg/cm2より低くすると、二
酸化炭素が流体とならない問題があり、抽出圧力を20
00kg/cm2より高くしてもそれほど抽出効率は向
上せず、いたずらにコストを高くする可能性がある。
【0019】超臨界二酸化炭素を用いた抽出においては
抽出効率が向上するため、抽出時間は前記の有機溶媒を
用いたときよりも短縮できる。抽出時間は5分〜10時
間、好ましくは30分〜5時間である。
【0020】このようにして得られた抽出液は濃縮工程
に送られる。濃縮方法は、特に限定されず、例えばエバ
ポレーターのような減圧濃縮装置やエバポール(大川原
製作所)のような遠心式薄膜真空蒸発装置を用いたり、
加熱による溶剤除去により、濃縮することができる。
【0021】以上の方法により、本発明の第1である植
物ステロールを含有するこんにゃく抽出物を得ることが
できる。植物ステロールとは、植物中に存在するステロ
ール類の総称であるが、ここで含まれることとなる植物
ステロールとしては、例えば、β―シトステロール、ス
チグマステロール、カンペステロール、ブラシカステロ
ール、エルゴステロール、スピナステロール、およびこ
れらのエステルや配糖体などの誘導体を挙げることがで
きる。
【0022】上記抽出物中の植物ステロールの純度を向
上せしめる方法としては、本発明の効果を損なうもので
なければ、特に限定されない。かかる植物ステロールの
濃縮方法のうち好ましい例としては、こんにゃく抽出物
に有機溶剤および/または水を加えた後冷却して、こん
にゃく抽出物に含まれる植物ステロールを再沈殿する方
法が挙げられる。
【0023】ここで使用する有機溶媒としては、例えば
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等
のアルコール類、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール、グリセリン等の多価アル
コール、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、
酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル等のエーテル類、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲン化炭
化水素類、ヘキサン、ペンタン、石油エーテル等の脂肪
族炭化水素類、トルエン等の芳香族炭化水素類、ポリエ
チレングリコール等のポリエーテル類、ピリジン類など
が挙げられる。これらの中でさらに好ましいものとして
は、メタノール、エタノール、アセトン、ヘキサン、酢
酸エチルが挙げられる。
【0024】有機溶剤に水を混合することによって、再
沈殿の際に析出する植物ステロールの量を増加させるこ
とができる。混合する水の量は特に限定されないが、溶
剤の量に対する水の量が50%以下であることが好まし
い。50質量%以上の場合、不純物の析出が増加し、植
物ステロールの含有率が低くなる問題がある。
【0025】こんにゃく抽出物を有機溶媒などに溶解さ
せる温度は、使用する溶媒にもよるが、室温から100
℃が好ましい。溶解させる温度が室温より低い場合は植
物ステロールが溶媒中にほとんど溶けない問題があり、
温度が高すぎると、溶媒の揮発が多くなる問題がある。
【0026】続いて冷却して植物ステロールを析出させ
再沈殿するが、そのときの温度は−77℃から室温が好
ましい。析出させる温度が−77℃より低くてもより多
くの植物ステロールが得られるわけではなく、もはや不
純物の析出が多くなるばかりであり、析出させる温度が
室温より高い場合は収率良く植物ステロールを回収でき
ない問題がある。
【0027】析出した植物ステロールの分離の方法は特
に限定されず、例えば吸引濾過、フィルタープレス、デ
カンテーション、シリンダープレス、遠心分離、濾過遠
心等、従来公知の方法を使用することができる。さらに
不純物類を取り除き、より純度を向上せしめる必要のあ
る場合は、常法による精製が可能である。例えば、水洗
浄、ヘキサン洗浄、シリカゲルカラムや樹脂カラム、逆
相カラムなどを通す方法、極性の異なる溶媒による分
配、再結晶法などが挙げられる。
【0028】次に、得られた植物ステロールの分析方法
であるが、最も簡便な分析方法としては薄層クロマトグ
ラフ法があげられる。β−シトステロール、スチグマス
テロール、カンペステロール等の植物ステロールは市販
されているのでこれを標準とし、シリカゲル薄層プレー
トを用いてクロロホルム−メタノール系など適当な溶媒
系を用いて展開させ、濃硫酸等で発色させる。配糖体や
エステルなどの誘導体も同様に分析することができる。
その他、高速液体クロマトグラフ法、ガスクロマトグラ
フ法、各種クロマトグラフ−マススペクトロメトリー
法、核磁気共鳴法等、従来公知の分析法を用い、植物ス
テロールが高含量で存在することが判定できる。
【0029】本発明の第3、第4および第5は、それぞ
れ上記のこんにゃく抽出物または植物ステロールを含有
することを特徴とする血中コレステロール低下剤、前立
腺肥大症改善剤および飲食品である。本発明でいう血中
コレステロール低下剤とは、経口摂取することによっ
て、血中コレステロール濃度を低下させる働きのあるも
の、または血中コレステロール濃度の上昇を抑制する働
きのあるものをいう。詳しくは、コレステロールととも
に経口摂取した場合に、コレステロールの腸管からの吸
収を阻害または抑制し、血中コレステロール濃度を低下
させる、または血中コレステロール濃度の上昇を抑制す
るものである。本発明の第3の血中コレステロール低下
剤は、本発明の第1のこんにゃく抽出物あるいは本発明
の第2の植物ステロールをそのまま適当な剤形に成形し
たものでもよく、また許容される他の物質とともに含ま
れていてもよい。
【0030】本発明でいう前立腺肥大症改善剤とは、経
口摂取することによって前立腺肥大に伴う排尿障害、つ
まり排尿開始の遅れ、排尿時間の延長、尿線細小、尿線
途絶、尿閉、溢流性尿失禁、終末時滴下、尿意切迫感、
残尿感、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁等の症状の1つ
以上に改善が見られるものである。本発明の第4の前立
腺肥大症改善剤は、本発明の第1のこんにゃく抽出物あ
るいは本発明の第2の植物ステロールをそのまま適当な
剤形に成形したものでもよく、また許容される他の物質
とともに含まれていてもよい。
【0031】本発明でいう飲食品とは、経口摂取するも
のであり、特に限定されない。本発明のこんにゃく抽出
物を単独で摂取しても良いし、摂取しやすいように錠
剤、カプセル剤、ゲル、水分散液などの形態に加工して
摂取しても良い。また、食用油や塩、砂糖、醤油、味
噌、胡椒、バター、ドレッシング等の調味料に添加して
摂取しても良い。さらにはその他の食品および/または
飲料に混合して摂取しても良い。該食品および/または
飲料は特に限定されるものではなく、例えばパン、うど
ん、そば、ご飯等主食となるもの、チーズ、ウインナ
ー、ソーセージ、ハム、魚介加工品等の食品類、クッキ
ー、ケーキ、ゼリー、プリン、キャンディー、チューイ
ンガム、ヨーグルトなどの菓子類、清涼飲料水、酒類、
栄養ドリンク、コーヒー、茶、牛乳などの飲料が挙げら
れる。
【0032】本発明の血中コレステロール低下剤、前立
腺肥大症改善剤および飲食品の摂取量は、特に限定され
ないが、植物ステロールの量に換算して1日当り20m
g〜50gであることが好ましく、100mg〜10g
であることがさらに好ましい。摂取量が20mgより少
ない場合、コレステロールの吸収を阻害または抑制する
に十分ではなく、50gより多く摂取してももはや効果
が増大することなく排泄されるからである。
【0033】本発明のこんにゃく抽出物は原料や精製度
合いにもよるが、植物ステロール以外にも有用な成分が
多く含まれており、それらによって、もしくは相乗効果
によって効果を発現する。有用な成分としては、スフィ
ンゴ糖脂質やリン脂質などの脂質類、ビタミンE、カロ
テン、ビタミンK1などの脂溶性ビタミン類、グルコマ
ンナン等である。これら成分による効果としては、皮膚
の保湿性の向上、皮膚の美白作用、毛髪、爪のつや向
上、抜け毛防止、発がん予防、活性酸素除去、痩身作
用、便通改善などが挙げられる。
【0034】本発明のこんにゃく抽出物、およびこれを
含有する飲食品には効果を促進するために他のコレステ
ロール低下物質やその他の機能性成分を混合することが
できる。他のコレステロール低下物質として好ましいも
のには、例えばグルコマンナン、タウリン、γ−リノレ
ン酸、月見草油、大豆タンパク、大豆イソフラボン、魚
油、不飽和脂肪酸類、キヌア抽出物、免疫ミルク、椎茸
抽出物等がある。その他の機能性成分としてはビタミン
類、コラーゲン、スクワラン、大豆レシチン、卵黄レシ
チン、ナイアシン、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸、
プラセンタエキス、ソルビトール、キチン、キトサン、
および種々の植物抽出物などが挙げられる。これらの導
入量については、本発明の効果を損なわない限り、限定
されるものではない。
【0035】本発明のこんにゃく抽出物を摂取したとき
の効果としては第1に血中コレステロール濃度の低下ま
たは上昇抑制が挙げられる。第2に前立腺肥大症やそれ
に伴う排尿障害の改善が挙げられる。第3に皮膚の保湿
効果があげられる。また、精製して得られた植物ステロ
ール、およびさらに精製して得られたβ−シトステロー
ル、カンペステロール、スチグマステロールなどは医薬
品原料や化成品原料として使用することもできる。
【0036】本発明のこんにゃく抽出物および本抽出物
から精製して得られる植物ステロールは、Clarenburgら
がJ.Nutrition 289-298、101(1971)において提案して
いるように、低コレステロール卵や植物性ステロール含
有卵作出のために、飼料に添加して利用することも可能
である。また、本発明のこんにゃく抽出物および本抽出
物から精製して得られる植物ステロールは、ブロイラ
ー、レイヤー、ウズラ、七面鳥、アヒル、カモなどの家
禽や乳牛、肉牛、ブタ、羊、馬などの家畜の飼料として
使用することができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。まず、
以下の実施例において用いた測定装置、測定方法につい
て説明する。 (1)植物ステロールの定性方法 植物ステロールの定性にはシリカゲル薄層クロマトグラ
フィー(TLC)を使用した。所定量の試料をシリカゲル
プレート(メルク社製Sillicagel60F254タイプ、層
厚0.5mm)にアプライし、クロロホルム:メタノー
ル:水=87:13:2(容量比)の展開槽に導入し、展
開した。展開後はシリカゲルプレートをドライヤーなど
で乾燥し、硫酸噴霧して加熱することによって発色し
た。
【0038】(2)植物ステロールの定量方法 植物ステロールの定量にはガスクロマトグラフィー(G
C)を用いた。島津製作所製GC14AにFIDディテクター
を装着したものを用い、カラムはJ&W社製DB-130m×
0.25mmI.D.を用いた。キャリアガスにはヘリウム
を用い、インジェクション温度280℃、カラム温度3
00℃、ディテクター温度300℃で測定した。試料は
ヘキサン、アセトン、メタノール、エタノールなどの有
機溶媒に溶解させて調製した。
【0039】実施例1 こんにゃくトビ粉1kgを攪拌槽に仕込み、そこにエタノ
ール2Lを加え、常温で2時間攪拌した。その後、ろ過
により抽出液と残渣を分離した。抽出液をエバポレータ
ーにより濃縮し、茶褐色の蝋状濃縮物10.7gを得
た。これを上記の定性、定量方法に基づいて測定したと
ころ、TLCによって植物ステロールのスポットが検出さ
れ、GCによって植物ステロールが3.42g含有されて
いることがわかった。こんにゃくトビ粉抽出物中の植物
ステロールの純度は32.0質量%であった。
【0040】実施例2 こんにゃくトビ粉1kgを攪拌槽に仕込み、そこにヘキサ
ン2Lを加え、常温で2時間攪拌した。その後、ろ過に
より抽出液と残渣を分離した。抽出液をエバポレーター
により濃縮し、茶褐色の蝋状濃縮物5.0gを得た。こ
れを上記の定性、定量方法に基づいて測定したところ、
TLCによって植物ステロールのスポットが検出され、GC
によって植物ステロールが1.21g含有されているこ
とがわかった。こんにゃくトビ粉抽出物中の植物ステロ
ールの純度は24.2質量%であった。
【0041】実施例3 こんにゃくトビ粉20gをステンレス製抽出容器に仕込
み、油分抽出システムSCF−Get(日本分光株式会
社製)を用いて二酸化炭素流量3ml/分の条件で、4
0℃、25MPaで、2時間抽出を行った。その結果、
褐色抽出物0.08 gが得られた。これを上記の定
性、定量方法に基づいて測定したところ、TLCによって
植物ステロールのスポットが検出され、GCによって植物
ステロールが20mg含有されていることがわかった。
こんにゃくトビ粉抽出物中の植物ステロールの純度は2
5.0質量%であった。
【0042】実施例4 こんにゃくトビ粉20gをステンレス製抽出容器に仕込
み、油分抽出システムSCF−Get(日本分光株式会
社製)を用いて二酸化炭素流量3ml/分、エタノール
流量0.3ml/分の条件で、40℃、25MPaで、
2時間抽出を行った。その結果、抽出液17.3mlが
得られた。この抽出液をロータリーエバポレーターにて
濃縮乾固すると、褐色抽出物0.16 gが得られた。
これを上記の定性、定量方法に基づいて測定したとこ
ろ、TLCによって植物ステロールのスポットが検出さ
れ、GCによって植物ステロールが60mg含有されてい
ることがわかった。こんにゃくトビ粉抽出物中の植物ス
テロールの純度は37.5質量%であった。
【0043】実施例5 実施例1で得られたこんにゃく抽出物10gを90%の
メタノール200mlに50℃で溶解した。その後、該メ
タノール溶液を0℃まで冷却し、15時間静置した。析
出した茶褐色沈殿をろ過によって回収した。回収した茶
褐色沈殿は2.7gであった。得られた茶褐色沈殿をメ
タノールに溶解し、TLC分析を行ったところ植物ステ
ロールのスポットが確認できた。GCによってこの植物
ステロール含有量を求めたところ、2.0gであり、得
られた植物ステロールの純度は74.1質量%となっ
た。
【0044】実施例6 44mmφ×500mmのガラスカラムにメタノールで
十分に膨潤させた疎水性樹脂(生化学工業製HP−セル
ロファイン)500mlを充填し、メタノール1000m
lを流した。溶媒の液面がシリカゲルの上端まで達し、
流出が遅くなったときに実施例1で得られたこんにゃく
抽出物3.0gをメタノール9mlに溶解したものを導
入した。その後、メタノール1000mlを流し、流出
液を20mlずつ回収した。回収した流出液を0℃に冷
却すると、最初から数えて15番目〜21番目に白色沈
殿が析出した。吸引ろ過によって該白色沈殿を分離した
ところ、390mgの白色粉末が得られた。該白色粉末
をメタノールに溶解して薄層クロマトグラフィーによっ
て分析した結果、植物ステロールとその配糖体のスポッ
トのみが見られた。GCによってこの植物ステロール含
有量を求めたところ、360mgであり、得られた植物
ステロールの純度は94.7質量%となった。
【0045】比較例1 米糠100gにエタノール200gを導入し、室温で2
時間攪拌した。その後、ろ過により抽出液と残渣を分離
した。抽出液をエバポレーターにより濃縮し、濃茶色の
油状濃縮物2.3gを得た。これを上記の定性、定量方
法に基づいて測定したところ、TLCによる植物ステロー
ルのスポットは薄く、GCによって植物ステロールが0.
02g含有されていることがわかった。米糠抽出物中の
植物ステロールの純度は0.9質量%と低いものであっ
た。
【0046】実施例7<血中コレステロール低下作用の
評価> 120〜130gの雄のラット80匹を普通食で1週間
飼育し実験に供した。まず1%コレステロールを含む飼料
で3日間飼育し、ラットの尾静脈より採血し、投与前の
総コレステロール値を測定した。この総コレステロール
値と体重により選別し、それぞれの群の総コレステロー
ル値および体重がほぼ均等になるように10群に分け
た。次の日から前記のコレステロール含有飼料に、実施
例1〜6で得られた本発明の抽出物および植物ステロー
ル並びに比較例1で得られた米糠抽出物を各々5.0質
量%添加した飼料での飼育を開始し、その日から1、
4、6週間後体重測定と採血を行い、血清総コレステロ
ール値とHDLコレステロール値の測定を行った。各群の
総コレステロール値、HDLコレステロールおよび動脈硬
化指数(AI)の平均値をそれぞれ表1、表2、表3に示
す。なお、動脈硬化指数は以下の式のように求めた。 動脈硬化指数(AI)=(総コレステロール値−HDLコレ
ステロール値)/HDLコレステロール値
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】このように、本発明のこんにゃく抽出物ま
たは植物ステロールを投与したものは、血清総コレステ
ロール量を低減することができた。特にHDLコレステロ
ール値はほとんど低減しておらず、動脈硬化指数(AI)
を効果的に低減することができた。
【0051】実施例8<前立腺肥大症改善作用の評価> 前立腺肥大による排尿障害の傾向がある50歳〜60歳
の男性20人を10人ずつA、B2つのグループに分
け、Aグループには実施例6で得られた植物ステロール
200mg、大豆レシチン200mgからなるソフトカ
プセル剤を毎食後1粒ずつ6週間経口摂取してもらい、
Bグループには大豆レシチンのみ200mgからなるソ
フトカプセル剤を同様に毎食後1粒ずつ6週間経口摂取
してもらった。3週間後と6週間後に全員に表4の項目
に答えてもらい、各グループ10人のすべての項目の点
数を合計した結果を表5に示す。
【0052】
【表4】
【0053】
【表5】
【0054】このように、本発明の植物ステロールを摂
取すると、前立腺肥大による排尿障害を改善できること
がわかった。
【0055】
【発明の効果】本発明のこんにゃく抽出物および植物ス
テロールは、こんにゃく、特にこんにゃく粉の製造工程
で副生するこんにゃくトビ粉を原料として、高い収率で
得ることができ、血中の悪玉コレステロールを効果的に
低下せしめ、前立腺肥大による排尿障害を効果的に改善
せしめるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61P 13/08 4H059 A61P 3/06 C11B 1/10 13/08 C07J 9/00 C11B 1/10 A23L 1/212 102A // C07J 9/00 2/00 F (72)発明者 静間 和子 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 向井 克之 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4B016 LC07 LG07 LP02 LQ10 4B017 LC03 LG06 LL09 LP01 4B018 LB08 MD53 ME14 MF01 4C088 AB80 AC10 AC14 BA08 BA40 CA03 CA10 MA16 MA34 MA52 NA14 ZA81 ZC33 4C091 AA02 BB06 CC03 DD01 EE01 EE04 GG01 HH01 JJ03 KK01 LL01 MM03 NN01 PA02 PA05 PB05 QQ01 RR13 4H059 AA04 BA01 BA12 BA22 BB02 BB57 BC44 CA06 CA12 CA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 こんにゃく芋から有機溶剤および/また
    は超臨界二酸化炭素により抽出されたことを特徴とす
    る、植物ステロールを含有するこんにゃく抽出物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のこんにゃく抽出物に、有
    機溶剤および/または水を加えた後冷却して、こんにゃ
    く抽出物に含まれる植物ステロールを再沈殿することを
    特徴とする植物ステロールの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のこんにゃく抽出物または
    請求項2記載の植物ステロールを含有することを特徴と
    する血中コレステロール低下剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のこんにゃく抽出物または
    請求項2記載の植物ステロールを含有することを特徴と
    する前立腺肥大症改善剤。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のこんにゃく抽出物または
    請求項2記載の植物ステロールを含有することを特徴と
    する飲食品。
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